第6回対話システムシンポジウム(SLUD-75) 発表申込締切 9/10

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Ryuichiro Higashinaka

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Sep 3, 2015, 10:33:03 AM9/3/15
to linguis...@googlegroups.com, higashinak...@lab.ntt.co.jp
linguistics-jp メーリングリストのみなさま,

NTTの東中です.

「第6回対話システムシンポジウム」の発表申込み締切まであと一週間と迫りましたので
再度ご案内をさせていただきます.

多数の申し込みをお待ちしております.

===
人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第75回研究会を,
「第6回対話システムシンポジウム」として,以下の要領で開催します.

本シンポジウムは,第108回 情報処理学会音声言語情報処理研究会(SIG-SLP)
「デベロッパーズフォーラム」との連続開催です.

昨年度10件の出展があり盛況だったデモセッションに加えて,今年は新たな試み
として,メンタリングセッションや対話破綻検出チャレンジのセッションも企画
しています.対話システム研究が,一堂に会する会となるよう企画しております
ので,ぜひ発表をご検討ください.

また,招待講演者として,The University of Texas at El Paso の
Nigel Ward 先生をお招きし,「対話モデルの応用、本質、展望」という
タイトルでご講演いただきます.
講演は日本語でしていただける予定です(スライドは英語).

※対話システムシンポジウム,デベロッパーズフォーラムは,それぞれ
 人工知能学会SLUD,情報処理学会SLPが主催となります.

※資料集は研究会ごとに作成しますので,ご承知おきください.

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[1] 日時・場所・発表申込締切日・資料集原稿締切日・発表申込先
[2] 募集内容
[3] 発表申込方法
[4] 発表申込フォーム
[5] 招待講演のタイトルと概要
[6] 関連情報
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[1] 第75回 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SIG-SLUD)
第6回対話システムシンポジウム
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日 時:2015年10月29日 (木),30日(金)

場 所:早稲田大学 喜久井町キャンパス 40号館
    グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター
    〒162-0042 東京都新宿区早稲田町27
    http://www.kikou.waseda.ac.jp/gcs/contact/
https://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/04/kikui_map.pdf

参加費:無料※

資料集代:1,500円 (ただし人工知能学会の学生会員は無料) ※
 
※SLP研究会に登録されていない方でSLPセッションに参加される方は,別途研究
会参加費が必要(詳細:http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html

参加資格:特にありません.人工知能学会および本研究会非会員の方でも
     参加・発表が可能です.

発表申込締切日:  2015年 9月10日 (木)
資料集原稿締切日: 2015年10月 8日 (木)

発表申込先:船越 孝太郎
      ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン)
      Email: funa...@jp.honda-ri.com
(発表申込には,下にあるフォームをご利用ください.)

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[2] 募集内容
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第6回対話システムシンポジウム
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平成22年度から毎年,対話システムシンポジウムと銘打ちまして,人工知能学会
言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)を中心に,国内の対話システム研究者
が一堂に会する機会を設け,研究討論と情報交換を行ってきました.対話システ
ムはテキストチャットから対話ロボットまで様々な形態があり,また様々な要素
技術を統合したシステムであるため,その発表は多様な分野に分散しています.
これらが一堂に会する機会を設けることで,対話システムの研究者にとっては,
今までの研究会の枠に捉われない議論ができ,また対話システム分野に参入した
い研究者にとっては,現在国内で行われている対話システム研究の概観が掴める
場としたいと考えています.

本シンポジウムによって,国内の対話システム研究がより一層の発展を遂げるこ
とを期待しています.ぜひ奮ってご投稿ください.

これまで対話システムシンポジウムは,SLUD研究会内の特別セッションとして開
催して参りましたが,今回の研究会では,対話システムシンポジウムのみで開催
し,その中で以下のセッションを設けます.
・口頭発表セッション
・対話破綻検出チャレンジセッション
・メンタリングセッション
・デモセッション

● 口頭発表セッション
口頭発表セッションでの発表は,技術的な発表に限らず,対話に関係する理論・
分析・リソースについての発表についても,幅広く募集します.

投稿原稿のページ数は,2ページ,4ページ,6ページのいずれかといたします.

口頭発表に申し込まれた方は,デモ発表用の原稿なしでデモ展示をしていただく
ことも可能です.

● 対話破綻検出チャレンジセッション(口頭あるいはポスター発表)
対話破綻検出チャレンジでは,対話破綻を検出する技術(対話破綻検出)に焦点
を絞り,参加者が各自開発した手法や技術を持ち寄ることで互いの技術を高め合
うことを目的とします.本チャレンジのため,破綻箇所の注釈付き雑談対話コー
パスや評価スクリプトを公開しています.詳しくは以下のURLをご覧ください.
https://sites.google.com/site/dialoguebreakdowndetection/

本チャレンジへの参加にはエントリが必要です.上記URLに参加方法が書かれて
いますので,それに従い事務局までエントリください.参加者には,フォーマル
ランの際に評価用データをお送りします.エントリ〆切は8月下旬です.
(※エントリは締め切りました)

対話破綻検出チャレンジセッションでの発表は,チャレンジ参加者の方に限りま
す.また,発表形態(口頭あるいはポスター)については事務局が決定いたしま
す.提出期限は他のセッションに準じます.

投稿原稿のページ数は,口頭発表同様,2ページ,4ページ,6ページのいずれか
といたします.

● メンタリングセッション(口頭あるいはポスター発表)
対話システム研究は,他の分野に比べ,研究の進め方や評価の仕方のバリエーシ
ョンが多いのが特徴です.そのため,新しい研究テーマで研究を始める方にとっ
ては,どのように研究を進めるべきかがなかなかわからないという問題がありま
す.本セッションは,対話システム研究を始めたばかりの方々に,研究の進め方
を知って頂くことを目的とします.具体的には,研究テーマが決まって来年の
ACL,SIGDIAL,ICMIなどの国際会議への投稿を目指して研究を進めている方や,
対話システムに関するアイディアがあって広く意見を聞きたい方を対象に,シニ
ア研究者からのアドバイスを受けられる機会を提供します.

研究会資料の原稿の執筆は任意としますが,発表申し込み時に所定の書式で発表
概要を提出して下さい.メンターは各発表2人を予定しており,発表概要に基づ
いて適任者を選定します.申込件数が多い場合,一部発表はポスターでの発表と
させていただきます.口頭発表の場合の発表時間は,
 発表 10-15分,メンターコメント 10分,一般QA 5分
のような形式を予定しています.(発表件数により変動します.)

発表概要は,以下の項目について,A4 1-2枚程度で書いてください.形式は自由
です.図表を入れて構いません.発表概要は実行委員とメンター以外には公開し
ません.

・題目
・著者
・研究の概要
課題,先行研究,提案手法,評価方法など.
研究が途中段階の場合,今後の予定を書いて下さい.
・メンタリングの目的(国際会議投稿,論文誌投稿,
卒業論文・修士論文執筆予定,対話システム構築など)
国際会議投稿,論文誌投稿の場合は,投稿先が決まっていたら
書いてください.
・参考文献

● デモセッション(ポスター+展示)
恒例となりました対話システムデモセッションも開催いたします.
対話インターフェイス,対話エージェント,対話ロボット,コミュニケーション
支援ロボット,対話システム開発ツールなど,システムの規模,形態を問わず募
集します.対話システム研究者以外の方々にも,システムについて知っていただ
く機会としたいと思います(実機展示が難しい場合は,ビデオ展示でもかまいま
せん).システムを開発されている研究室や研究機関,企業の方々など,内容の
新規性に関わらず,是非展示発表をご検討いただきますよう,よろしくお願いい
たします.

投稿原稿のページ数は,口頭発表同様,2ページ,4ページ,6ページのいずれか
といたします.

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[3] 発表申込方法,発表に関係する補足
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・申し込み時に,セッションの希望をお知らせください.
 -[口頭]
 -[口頭+デモ]
 -[デモ]
 -[メンタリング]

※発表概要,全体の申し込み件数により,希望とは異なるセッションでの発表を
お願いする場合もありますので予めご了承ください.

・デモ発表に申し込まれる方へのお願い
 -「発表に必要な機材」欄に,展示に必要なスペース,電源容量など,
  必要な展示環境をご記載ください.
 (展示パネル,電源 (制限あり),机は,用意する予定です.
  ただし,会場の制限により,個別に調整させていただく場合があります.)

※研究会が対象とする分野の範囲外,あるいは,研究会発表にふさわしい量・質
に達していない申し込みについてはお断りすることもありますので,予めご了解
ください.

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[4] 発表申込フォーム
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第75回 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)
「第6回対話システムシンポジウム」用 [発表申込み]

題目:

著者:(発表者には○)
氏名 よみ 会員番号 所属


希望する発表セッション: (ご希望のセッションを残して下さい.)
1.口頭発表
2.口頭発表+デモ発表
3.デモ発表
4.メンタリングセッション

※メンタリングセッション希望の方は上記形式の発表概要を添付して下さい.

※対話破綻検出チャレンジセッションでの発表については,チャレンジ事務局か
ら各参加者にご連絡さし上げますので,こちらのフォームでの発表申込みは不要
です.

発表概要: (400 字程度まで)

発表に必要な機材:

連絡先:
(住所)
(氏名)
(E-mail)
(Tel)
(Fax)
(当該研究のWeb page URL)
(第一著者のWeb page URL)

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[5] 招待講演のタイトルと概要
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対話モデルの応用、本質、展望

対話モデルは、ユーザと対話するシステムだけでなく、ほかのアプリケーション
にも必要である。しかし、ほとんどのアプリケーションは単純な対話モデルを装
備し、期待する性能が出ない。ここでは、情報検索、遠隔会話、人間とロボット
のアクション調整、音声認識などにおける対話モデルについて紹介する。さら
に、自然対話における韻律の共同パターン、人間の認知制約からみた対話の必要
性、ベクトル空間における対話状態の表現の観点から考察する。最後に万能な、
つまりデザイナーにとって扱いやすく、移植可能な、かつ高効率的な対話モデル
の開発を提唱する。

Dialog Modeling Beyond Dialog Systems

Many speech processing applications use simplistic models of dialog, or
embody unrealistic implicit assumptions about dialog. This talk will
describe explorations in better dialog models for applications
including
information retrieval, telecommunications, real-time human-robot action
coordination and speech recognition. It will further discuss what
prosody can tell us about the nature of dialog, examinehow dialog
phenomena reflect and compensate for human cognitive limitations,
present vector-space models of dialog state, and advocate the
development of dialog models that are simultaneously designer-friendly,
widely reusable, and high-performing.

なお,Nigel Ward先生は現在,京都大学に滞在中です(2016年3月まで).
http://www.cs.utep.edu/nigel/

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[6] 関連情報
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第1回対話システムシンポジウムでのチュートリアル
「対話システム研究の進め方」のスライドファイル
http://www.lai.kyutech.ac.jp/sig-slud/slud10tutorial-web.pdf
が8/7までに改訂される予定です.特にメンタリングセッション発表申し込み
予定の方は,発表概要執筆の参考にして下さい.

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第6回対話システムシンポジウム実行委員会
 委員長  駒谷和範(大阪大)
 副委員長 東中竜一郎(NTT)
 委員   稲葉通将(広島市大)
      小林優佳(東芝)
      中野幹生(HRI-JP)
      藤江真也(千葉工大)
      船越孝太郎(HRI-JP)

--
Ryuichiro Higashinaka
NTT Media Intelligence Laboratories. NTT Corp.
1-1 Hikarinooka, Yokosuka, 239-0847 Japan.
phone: +81-46-859-2027 fax: +81-46-855-1054


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