Subject: Re: [wp-ja-pkg:1997] WordPress 3.6 beta
Date: Thu, 6 Jun 2013 14:55:22 +0900
ずっと前から、イタリック体・斜体を日本語でどう表現するかという議論はあっ
たかと思います。
日本語の縦書きの書籍ではしばしば傍点や圏点で表現されていましたね。岩波
文庫とか。
余談:
個人的には、傍点や圏点をついアクセント的に一文字ごとに区切って読んでし
まってどうもリズムに乗れないと思っていたのですが、あるとき原著を見る機
会があって、それがイタリックの翻訳表現だとわかって、そうか苦肉の策(太
字は太字、下線は傍線で済みますが)とでもいうべきものかと納得しました。
余談ここまで。
さて、日本語版作成チームとしてどこまでやるべきでしょうか。
> セリフ体は全体のデザイン的にもWeb フォントにも合わないので、Twenty Thirteen の
> テーマ自体の良さが削がれてしまうと思います。
「デザインは翻訳可能か」というような別の次元の問題になってしまう気がし
ます。
> 日本語向けのスタイルにするとなると style.css を書き換えることになってしまいますが、
私は、日本語版作成チームの作業範囲としては、現在のところまででいいよう
に思います。
もし「デザインの翻訳」まで踏み込むなら、今回の Nao さんの修正箇所など
を抽出して子テーマとして、「参考」扱いで日本語パッケージに同梱のような
形だろうかと思います。
しかし、本気で日本語を前提としたデザインを考えるなら行間や文字間まで調
整したくなりませんか? いっそ「デフォルトテーマの日本語フォントでの再デ
ザイン」を作るのはいいかもしれません。でも別チームで。