クトゥルフのシナリオを調査して傾向を以下で探っています。
クリーチャの出現頻度
今回はPCの立場、シナリオとの関わり方の傾向を調査してみました。
詳細な調査結果はこちらです。
* 依頼を受ける:18シナリオ
* 巻き込まれる:12シナリオ
* PC本人が当事者:3シナリオ
* 友人・知人が当事者:5シナリオ
* 好奇心・なんとなく:4シナリオ
* 個別導入:2シナリオ
なお、PCの立場ついては複数の立場がありうる、と示唆されていたりするシナリオが結構ありますので、数字はおおまかなものとお考えください。
「PC本人が当事者」というのは、巻き込まれのバリエーションかもしれませんが、具体的には「PCの遺産相続によって事件に関わることに」というのと「PCが精神病を患って病院に行ってそこで事件に」という2種類がありました。
「友人・知人が当事者」は依頼に近いところもありますが、その友人が行方不明になったり死んでしまったりして明確な依頼はない状態でシナリオに関わる場合を指します。
「個別導入」は、PCごとに導入がきっちりと設定されているシナリオを指します。
海外のシナリオは依頼が多く、日本のシナリオは巻き込まれが多いです。この辺りは、警察機構など社会のあり方が反映されているのでしょうか?
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さて恒例の宣伝です。
次回のコミケ以降で発行予定の『TRPGシナリオ作成大全 Vol.6』はクトゥルフシナリオの作り方を特集します。
この調査結果は自由にご利用いただいて結構ですので、クリーチャの選び方、出し方、注意点など、記事を募集しております!