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8月9日、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会にて、
エネルギー基本計画に関する議論が始まりました。
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/021/
(委員名簿や資料が掲載されています)
冒頭に世耕大臣より、まだ3年しかたっていないので、骨格を変える必要はないのではないかとの
発言がありました。
また各委員からは、特に原子力について現状再稼働が進まず、「信頼」の回復が十分ではないこと
などにより、「2030年度に20-22%」に向けて乖離がある、そのために新増設やリプレースも
長期的な視野で考えていく必要がある、といった指摘が多数ありました。
この審議会のメンバーには、消費者団体の委員は参加しているものの、環境団体の委員などは
入っておらず、やはり産業界のメンバーのほうが多数を占めている状況です。
eシフト、グリーン連合は、6月16日、エネルギー基本計画の見直しプロセスに対して、
「透明で民主的な議論をとする要請を提出しました。(現在賛同46団体)
しかし、これに対する応答はいまだにありません。
そこで(10日)に、原発ゼロの会事務局(阿部知子事務所)の協力で
下記のヒアリングを開催します。
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「エネルギー基本計画に関するヒアリング」
◎日時:8月10日(木)14時半~16時
◎場所:衆議院第1議員会館B1 第3会議室
経産・エネ庁ヒアリング内容
・エネルギー基本計画改定について
・エネルギー情勢懇談会について
・市民団体要請に対する認識について
お申込み: https://goo.gl/forms/xD2KqagyIrjdXkrl1
(会場がせまいため、お申込みお願いします)
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また本日、「どうする?日本のエネルギー」のウェブサイトを公開しました。
経済産業界や産業界が繰り返す「S+3E」。しかし、真の「S+3E」を考えれば、
答えは原発ではなく、再生可能エネルギーと省エネです。
このウェブサイトやURLをぜひ各地で活用いただき、
「安全」「環境」「経済性」「エネルギー安定保障・安定供給」の観点からも、
持続可能な再エネ・省エネにシフトしよう!という声を広げませんか?
下記、できるだけ拡散いただければ幸いです。
(転送・転載歓迎)
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「どうする?日本のエネルギー」 http://ene-rev.org/
市民が変えるエネルギー基本計画プロジェクト
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電気を含め、私たちのくらしに欠かせないエネルギー。
2011年東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故を機に、
エネルギーをどう使っていくか?関心が高まっています。
日本や世界のエネルギー事情はどうなっているのでしょうか。
これから、どうしていけばいいのでしょうか。一緒に考えてみませんか?
2017年は、「3年ごとに見直す」とされている政府のエネルギー基本計画の見直しの年。
市民が参加する、透明で民主的な議論が欠かせません。
福島第一原発事故以降、世界の各地で、エネルギーシフトに舵を切る国が相次いでいます。
また、パリ協定が発効し、化石燃料(とりわけ石炭火力)から脱却して
再生可能エネルギー(再エネ)社会へ向かう国際的な大きな動きが始まっています。
2050年の長期を見すえ、持続可能な方向への大きな転換を打ち出すときです。
日本政府や産業界の一部が固執する原子力や石炭火力発電から脱却し、省エネルギー(省エネ)
を基本に地域に根差した再エネに舵を切ることで、安全・安心で持続可能なエネルギー社会を
つくることができます。
そのような社会を実現するために、各地から声をあげましょう。
8月、政府のエネルギー基本計画見直しのプロセスが始まりました。
リーフレット「どうする?これからの日本のエネルギー」を活用して、考えてみませんか?
リーフレットを50部からお分けしています。
こちらからお名前や送付先をご連絡ください。
https://goo.gl/forms/WY7lAVD62Kg3jg5T2
市民が変えるエネルギー基本計画プロジェクト:
Eシフト、FoE Japan、気候ネットワーク、原子力資料情報室、環境エネルギー政策研究所、
A SEED JAPAN、グリーンピース・ジャパン、市民電力連絡会、原水禁、経産省前テントひろば