10月21日:ドイツのエネルギーシフトと市民参加、核廃棄物最終処分場問題

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eシフト

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Oct 15, 2014, 9:25:50 AM10/15/14
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このメールは、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)の
お知らせメールです。
活動の動向、イベント情報、署名募集などをeシフト事務局から配信しています。
http://e-shift.org/
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<10月20日18時まで・・!改めて投票&シェアお願いします>
原発ゼロを目指すゆるキャラ「ゼロノミクマ」くんが、ゆるキャラグランプリに挑戦中して、企業・その他部門の1位をねらっています。
ぜひ投票して、原発ゼロを願う私たちの思いを可視化しましょう!
http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00001062

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来週火曜日、シンポジウムのお知らせです。

核廃棄物最終処分場を白紙から見直すプロセスにあるドイツ。

今年から開始した「処分場委員会」には、多様な立場からの参加をということで、

各政党に加え、産業界や学識経験者、市民団体の代表も参加しています。

FoEドイツ(BUND)からも、1名代表が参加していますが、そこには

いまも大きな議論があるとのこと。最終処分場問題の困難さなど、市民団体の立場から

みた最新情報を共有し、ディスカッションします。ぜひご参加ください!

 

 

<転載・転送歓迎>

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■ ドイツ環境団体代表が来日 ■

シンポジウム(1021日)

「ドイツのエネルギーシフトと市民参加、核廃棄物最終処分場問題」

http://www.foejapan.org/energy/evt/141021.html

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1018日から21日まで、FoEドイツ(ドイツ環境自然保護連盟、BUND)の代表

らが来日します。

目的は、福島の現状や、川内原発再稼働反対運動など、ドイツであまり伝えら

れない日本の状況を見ることと、ドイツの原発・エネルギー政策に関する状況

を共有することです。

ドイツの状況は、エネルギーシフトにブレーキがかかる日本の状況と共通する

部分もあり、一方で、政策への市民団体の参画や、再生可能エネルギーの増加

など、参考になる点も多くあります。

ぜひ、意見交換にご参加いただけましたら幸いです。

 

【日時】 20141021日(火)16301900

【場所】 衆議院第二議員会館・多目的会議室 (永田町、国会議事堂前)

 

【プログラム(予定)】

1)報告「ドイツのエネルギーシフトの現状、最終処分場問題」

  フーベルト・ヴァイガー(FoE ドイツ代表理事)

  リヒャルト・メルクナー(FoEドイツ・バイエルン州支部理事)

2)原子力市民委員会からコメント

  吉岡斉(原子力市民委員会座長)

  細川弘明(原子力市民委員会事務局長)

  満田夏花(原子力市民委員会座長代理、FoE Japan) ほか

3)原発ゼロの会のメンバーからコメント

4)質疑・意見交換

 

【主催】 FoE Japan  【共催】 原子力市民委員会

【協力】  eシフト、原発ゼロの会、フリードリヒ・エーベルト財団

【資料代】 500円 (FoE Japanサポーターは無料)

【申込】  FoE Japanウェブサイトよりお申し込みください。

【問合せ】 03-6909-5983 080-5173-0136 (吉田)

 

●日程

1018日(土) 到着、福島県田村郡三春町へ

1019日(日) 午前:環境創造センター(三春町)、川内村、富岡町ゲート

  など視察(コーディネート:原発いらない福島の女たち 武藤類子さん)

  1500 郡山(教職員組合会館)にて福島の市民団体と意見交換、交流

1020日(月) 福島県庁訪問+記者会見(調整中)

1021日(火) 公開セミナー

  「ドイツのエネルギーシフトと市民参加、核廃棄物最終処分場問題」

1022日(水) 帰国

 

●現在のドイツの状況と環境団体、FoEドイツの取り組み

 

1)エネルギーシフトの現状と政策

ドイツでは、再生可能エネルギーの割合が23%以上に達するなど、再生可能エ

ネルギー法により、エネルギーシフトへの実質的成果が上がっている。

 

一方で、現政権(第二次メルケル内閣、CDUSPD連立)は、化石燃料へのゆり

戻しの動きもある。

再生可能エネルギー優遇政策はブレーキをかけられ、石炭回帰の動きも強い。

 

最近は脱原発運動への世論喚起も以前よりは難しくなってきている。

 

2)高レベル放射性廃棄物最終処分場問題と市民参加

長らくゴアレーベンが、最終処分場の候補とされてきたが、安全性や住民の反

対などにより2013年に白紙撤回された。新たに審議会「処分場委員会」が立ち

上げられ、2015年までに選定基準を提案、2031年ごろまでに決定する予定。

この、処分委員会メンバーには、各政党や各州の代表のほか、専門家や市民団

体の代表も参加しており、FoEドイツからも、副代表のクラウス・ブルンスマ

イヤー氏が参加している。市民の意見を伝えるために重要という一方、核廃棄

物について責任を取るべきは推進派であるという意見など、参加については内

部でも複雑な議論がある。

しかしながら、倫理委員会なども含め、市民団体の代表や若者、教会関係者、

など幅広いステークホルダーが政策決定プロセスに参加しているという背景も

興味深い。

・処分場委員会(ドイツ) http://www.endlagerung.de/

 

●プロフィール

 

<フーベルト・ヴァイガー氏> Hubert Weiger

2007年よりFoEドイツ(ドイツ環境自然保護連盟)代表理事。またFoEドイツ・

バイエルン州支部代表理事。

1974年より自然保護連盟(FoEドイツの前身、バイエルンの環境団体)の代表

メンバーの一員であり、1975年のドイツ環境自然保護連盟創設者のひとり。

専門は森林生態学、農学など。また反原発運動にも40年来携わる。

ドイツ政府・持続可能な開発審議会委員、欧州自然財団理事、バイエルン州公

共ラジオ評議会評議員、トランスペアレンシー・インターナショナルドイツ評

議員、ドイツ食糧農業消費者省・森林政策審議会委員 ほか。1947年生まれ。

20119月、20123月に来日し、福島、東京、福岡を訪問、講演。

 

<リヒャルト・メルクナー氏> Richard Mergner

2002年よりFoEドイツ・バイエルン州支部理事。

経済地理学専攻。1990年よりFoEドイツ・バイエルン州支部ニュルンベルク事

務所のスポークスパーソン(専門担当官)。地域グループの取りまとめの他 、

公的機関である地域開発組合における環境団体の代表、地域開発計画の作成や

遂行に関わる。1999年からFoEドイツの交通政策分科会の代表をつとめる。欧

州交通政策グループITEや、プロテスタント教会の環境会議(KUK)メンバーな

どもつとめる。20123月に来日。

 

●連絡・お問合せ:

FoE Japan 吉田明子 yos...@foejapan.org 03-6909-5983


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