OWASP Japanの皆さま
LINEの市原です。
ご無沙汰しています。(年に1度しか投稿してませんがw)
今年の春も例年のセキュリティサミットを開催致しますのでお知らせさせて頂きます。
■イベント名: LINE and Intertrust Security Summit 2019, Spring
■日時: 2019年5月29日(水曜日) 朝9時〜18時半(18:45〜 カクテルパーティー)
■場所: 東京国際フォーラム ホールD7(JR有楽町駅 徒歩30秒)
■テーマ: Safeguarding the New Era of Digital Identity and Digital Trust
■参加費: 無料(ランチ、カクテルパーティー含む)
■定員: 200名【事前申込み制】 ※応募数が定員を超えた場合は抽選
■公式サイト: https://www.intertrust.com/company/events/2019-spring-line-intertrust-security-summit/jp/
今回は、「デジタル・アイデンティティ」をテーマの中心にしています。
ネット世界のアイデンティティは、Google, Facebook, Twitter, LINEのような
本人らしさの曖昧なアカウントから、本人らしきアカウントまで様々ですが、
最近は、バイオメトリクス技術の進化や、ビッグデータによる属性分析などの他に、
e-KYC、スコアリング、なども登場し、”より鮮明にアカウントの個人像を明瞭にする"
動きが増えてきました。また、従来から存在するフェイクアカウントは進化し、巧妙な詐欺も横行したり、
DeepFakeやAIよる音声合成によるフェイク動画の制作も容易になってきました
(米国では以前、オバマ大統領の偽造映像のフェイクニュースが話題になりましたが)
つまり、従来の「デジタルアイデンティティ」の概念と、関連するRiskが大きく変化し始めています。
こういった背景から、今回のサミットでは、このテーマに関わる最新の技術の研究や企業の取り組み
に関する講演やパネルセッションを準備しました。
午前のセッションでは、Open ID Foundation理事長の崎村夏彦先生の
キーノートスピーチの他、BlockchainベースのDigital Identityに取り組む
スタートアップ企業のCEO、米国と台湾からのゲストによる講演を予定しています。
午後のセッションでは、Google、LINE、NTTドコモ、Yahoo!Japanによる講演や
パネルセッション、また、最新の生体認証技術やスコアリングに関する取り組み、
Deepfake対策、個人識別AIを騙すAIの研究、などの講演を準備しています。
もしご興味があり、ご都合があえば、公式サイトよりご応募いただければ幸いです。
よろしくお願いします。