うつくしま教育通信 Vol.214

[教育庁教育総務課代表]

　《福島県教育委員会メールマガジン》

■■■　うつくしま教育通信Vol.214　2022.3.22　■■■
発行：福島県教育委員会　https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/

★★目次★★
◇リレーエッセイ
　県教育委員会委員　成澤 勝蔵（なりさわ しょうぞう）
◇日々の思い
　健康教育課長　佐藤 隆宏（さとう たかひろ）
◇読者投稿欄「みんなの学舎」
◇学校自慢コーナー
　下郷町立江川小学校
　福島県立あぶくま支援学校
◇こんにちは！各所館です　会津教育事務所
◇図書館アラカルト　　　　　
◇お知らせ
◇教育庁「県民の声」担当より
◇編集後記
　教育総務課長　高瀬 智美（たかせ ともみ）


◆リレーエッセイ◆

　「私の子育ての一大事」
　県教育委員会委員　成澤 勝蔵（なりさわ しょうぞう）

　3月になり卒業のシーズンとなりました。今年度も新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小しての卒業式となっており、卒業生にとって母校での最後の校歌も歌えず、在校生に見送られることもなく巣立ってしまう学校が多く、とても残念でなりませんが、2年以上に渡るコロナ禍でも先生方のご尽力により創意工夫を凝らし教育活動をされてきたことに頭が下がる思いです。
　さて、今年度を振り返ると非常に残念なことに懲戒処分の多い年となってしまいました。校内服務倫理委員会等が行われても、「他人事」と思う方が多いということでした。私が20代の頃の子育てでの出来事ですが、幼い娘をお風呂に入れていた時にどうしても言うことを聞かないので、思わず右手を振り上げたことがありました。幸いなことに手を振り上げた瞬間「このまま叩いたら大変な怪我をするかもしれない」との考えが脳裏をよぎり、その手は浴槽を叩いていました。お風呂を上がってから、娘を叩かなかったことへの安堵と、暴力はいけないことだとの知識はあったのに、言うことを聞かなかったことで手を振り上げてしまった器の小ささ、対応力の無さを痛感しました。
　教育現場で問題行動があったとき、先生に諭されて理解する者、厳しい指導で改善する者など、児童生徒の個性に合わせて対応する必要があります。それに加えて、その時の状況に応じた対応や時代に合わせた対応など、指導者や先生方に求められる能力は多岐にわたると考えます。日々研鑽に励んでいただき、これからも子どもたちの教育をよろしくお願いいたします。


◆日々の思い◆

　「コロナ禍の『不易と流行』」
　健康教育課長　佐藤 隆宏（さとう たかひろ）

　今般のコロナ禍において、私たちは今まで経験したことのない自粛生活を求められ、精神的にも辛い日々を過ごし、様々な制限によるストレスや先が見えないことへの不安も感じる毎日を過ごしています。しかし、見方を変えると、この辛い生活をしているからこそ、日常の生活や当たり前であることの有り難さに、改めて気づくことができた貴重な体験だと受け止めています。
　松尾芭蕉が残した「不易」と「流行」という言葉があります。
　「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」、即ち「不変の真理を知らなければ基礎が確立せず、変化を知らなければ新たな進展がない」というものです。また芭蕉はこうも言っています。不易と流行の「その基は一つなり」両者の根本は一つであるというものです。
　それでは、学校教育にとっての「不易」と「流行」はどのようなものでしょうか。
　教育における「不易」とは、社会で「生きる力」を育むことだと考えています。
　これからの社会がどんなに変化して予測困難な時代になったとしても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現していく力を身につけさせることが重要になります。
　「あいさつをきちんとする」、「人の話をしっかり聞く」、「他人を思いやる」、「正義感や公正さを重んじる」、「人権を尊重する」、「他人と協調する」などの規範意識もその一つです。
　しかし学校で教えること、教わることは時代とともに変化します。
　大切なことは、何が「不易」で、どこが「流行」の部分かをしっかりと見極めることであると考えています。
　今般のコロナ禍は、古き良き伝統を大切にしながらも、不要なものや今の時代に合わないことは思い切って捨て、新しいことにどんどん挑戦し、新しいものを取り入れていくための良いチャンスとなり、文字通り「ピンチはチャンス」ということになっていくように思えます。
　先行きの見通しはまだ不透明ですが、長かったトンネルの「出口」の光はうっすらとですが見えてきたように思いますので、みなさん、頑張りましょう。


◆みんなの学舎◆
　今回は、令和2年度 ふくしまを十七字で奏でよう絆ふれあい支援事業 優秀賞作品をご紹介します。
　※学校名、学年は、受賞時（令和2年度）のものです。

【絆部門】
かわいいね わたしがむすんだ ママのかみ　　私立ザベリオ学園こども園 年少 新菜帆（子）
おさげがみ 何年ぶりかな ありがとう　　新沙央理（母）

【復興部門】
ふくしまに 希望の種を まきつづけ　　広島県広島市立幟町中学校1年 曲文佳（生徒）
頑張れば みんなの夢が 花開く　　広島県広島市立幟町中学校1年 和田真爽（生徒）

【ふくしま応援部門】
あの梨は 福島だけしか 味わえない　　広島県広島市立幟町中学校1年 松本奈那美（生徒）
名物の おいしさ届け 全国へ　　広島県広島市立幟町中学校1年 藤井栞凛（生徒）

○読者投稿欄「みんなの学舎」では、皆様からの原稿を募集しています。
　学校であった心温まる出来事やちょっといい話、心に残る先生のエピソード、子どもたちの作文でもかまいません。
　詳しくは、福島県教育委員会のWebサイト（メールマガジン、みんなの学舎）をご覧ください。


◆学校自慢コーナー◆
　このコーナーでは、各学校の特色ある取組をご紹介しています。詳しい内容を県教育委員会Webサイトに掲載していますので、ご覧ください。

○「ふるさとへの想いをつなぐ 起業家教育 ～地域の未来を切り拓く 自立した子供たちを目指して～」
　　下郷町立江川小学校
　豊かな自然あふれる観光の町、下郷町。しかし、町は、観光客減少の課題をかかえています。そのことを知った子供たちは、大好きな下郷町のためにできることはないかと考えました。総合的な学習の時間を核とし、地域の情報を集め、地域を元気にするための計画や予算を立て、人にお願いしながら挑戦しています。子供たち自身が仕事を創り出すわくわく感を味わいながら地域と学校がつながった起業家教育を進めています。
・下郷町立江川小学校の学校自慢Webサイト
→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70012a/s-miaizul.html
・下郷町立江川小学校のWebサイト
→ https://shimogo.fcs.ed.jp/%E6%B1%9F%E5%B7%9D%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1


○「虹のように輝け！ ～カリキュラムマネジメントの実現に向けた取組～」
　　県立あぶくま支援学校
　本校は東北でも最大規模の知的障がい特別支援学校です。社会に開かれた教育課程の理念のもと、令和元年度より新しい学校教育目標を設定しました。全ての方々と目標を共有できるようにし、小学部入学から高等部卒業後までを見通した「自立と社会参加」に向かって段階的に進むイメージで表記しています。目標に向かって、一体となって取り組んでいる様子を紹介します。
・県立あぶくま支援学校の学校自慢Webサイト
→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70012a/k-kentyul.html
・県立あぶくま支援学校のWebサイト
→ https://abukuma-sh.fcs.ed.jp/

○「学校自慢コーナー」では、県内の公立小・中・高・特別支援学校の学校自慢を募集しています。詳しくは、Webサイトをご覧ください。
「学校自慢コーナー」
→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/appeall.html
「学校自慢コーナー応募の流れ」
→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/310322.pdf
　教育総務課　電話024-521-7759
 

◆こんにちは！各所館です◆
　このコーナーでは、県教育委員会が所管する各教育事務所及び各センターの取組をご紹介しています。

◎『会津教育事務所』編
　会津教育事務所は、SWOT分析から域内の「強み」と「弱み」を明らかにし、「人間力に満ちた人材の育成～学びをつなぐ・育ちをつなぐ会津の教育～」の実現を目指しています。そのため、域内の市町村教育委員会、小・中・高等学校代表者会をはじめとする地域や関係機関と連携しながら、学校・家庭・地域が一体となり人間力に満ちた人材の育成に努めているところです。

　今回は、域内の課題解決のため、保護者や関係機関等と連携した「会津地区家庭教育推進ブロック会議」と教員の自己研鑽の場を充実させた、「ステップアップ『Aizu』」の取組をご紹介します。

【総務社会教育課】会津地区家庭教育推進ブロック会議～不登校児童生徒の保護者支援の在り方～

　不登校及び不登校傾向の児童生徒数は全国的に年々増加傾向にあります。令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果（文部科学省）によると、本県の不登校の小・中学生数は過去最多となりました。
　こうした状況は、会津域内でも同様であり、最重要課題として小・中学校への不登校支援を実施しております。
　さらに、総務社会教育課では、不登校要因の一つとして挙げられている家庭生活の在り方について、保護者に対しどのような家庭教育支援ができるか、家庭教育支援者、行政職員、学校関係者、保護者等の代表者により不登校の現状と支援の取組について話し合いました。
　不登校は、特定の子供に特有の問題があることではなく、様々な要因から「どの子にも起こりうる」ことです。一人で悩まずに相談できる体制、地域ネットワーク、SNSの活用等、支援を求める子どもや保護者のニーズに応えられるよう皆さんと考えていきます。
　本会議は、3年次計画の1年目で、今後、より具体的な取組を示していきたいと考えております。なお、会議の様子は下記のURLからご覧ください。

→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70410a/shakyou-kateikyouiku2.html

【学校教育課】ステップアップ「Aizu」～授業サポートセミナー～

　「指導に不安がある」「学力格差への対応が難しい」「落ち着かない子どもへの対応に苦慮している」「外国語指導に不安である」など、様々な悩みを抱える先生方の声が聞かれます。本所では、指導の方法やスキルを身に付け、授業力や学級経営力の向上を図ることができるように、先生方（教諭・講師）を対象とした自主学習会を開催しています。
　新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむを得ず中止したり、オンラインで実施したりしたセミナーもありました。これからも域内の教職員の皆さんに寄り添った自主学習会を実施していく予定です。
＜令和3年度のセミナー＞
1  AI時代を生き抜く読解力向上講座
2  小学校“楽しい”音楽科の授業づくり～鑑賞編～
3  自己マネジメント力アップへ 「自分手帳」を活用しよう
4  国語科授業づくりのポイント～説明的文章～
5  学級づくり講座 ～朝・帰りの短学活や休み時間を想定した信頼関係づくり～
6  小学校外国語科・外国語活動～授業づくりのポイント～
7  社会科授業のポイント～単元づくりの工夫～
8  中学校外国語科～授業づくりのポイント～
9  やってみよう！ケース会議～チームで支援を進めるコツ～
10 どうしたら良いの？道徳科の“量的確保”～持続可能な授業づくりのコツ～
11 小学校“楽しい”音楽科の授業づくり～合唱編～
12 小中学校別　訪問を通した「よい授業」（算数・数学）の提供

　最後になりますが、私たち自身の体調管理も大切です。所員が考案した軽運動「AKJ（会津教育事務所の略）体操」を毎日5分程度行い、心も体もリフレッシュしながら日々の業務に励んでいます。

詳しくは、会津教育事務所Webサイトをご覧ください。
→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70410a/


◆図書館アラカルト◆
　令和4年2月22日（火）から4月6日（水）の期間、当館で所蔵している東日本大震災の資料を紹介、展示しています。
〇東日本大震災から10＋1年展
　場所 企画展示コーナー
　昨年は、東日本大震災の発災から10年が経過したことに合わせて、数々の資料が出版されました。それら2021年に出版されたものに加え、当館で所蔵する記念誌や体験記、写真集等を紹介し、この10＋1年間を振り返ります。

〇平台展示「新聞で見る 東日本大震災10＋1年展」
　企画展示コーナー「東日本大震災から10＋1年展」と連携し、東日本大震災を新聞で振り返ります。新聞原紙を展示しますので、時間の経過でおこる紙の変色も確認できます。震災からの年月を実感すると共に、当時新聞が東日本大震災をどのように伝えたのかをご覧いただけます。

〇ロビー展示「東日本大震災福島県復興ライブラリー出張展示セットの紹介」
　東日本大震災福島県復興ライブラリーの出張展示用セットの中から、3つのセットを展示し、貸出します。

　詳しくは、県立図書館ホームページ、または県立図書館までお問い合わせください。
・県立図書館　電話024-535-3220
→ https://www.library.fcs.ed.jp/

<おすすめの1冊>
「善と悪のパラドックス　ヒトの進化と<自己家畜化>の歴史」リチャード・ランガム／著　依田卓巳／訳　NTT出版　2020
　人間は善か悪か。思いやりや協力などに現れる「善」と、戦争や拷問などに現れる「悪」、私たち人間がこの相反する性質を抱えているのはなぜか・・・という問題を考える一冊です。
　この疑問に対し筆者は、同じ攻撃性でも、瞬間的な攻撃性と、冷静で計画的な攻撃性が存在することに着目します。そして人間は瞬間的な攻撃性が低く、計画的な攻撃性が高い生きものなのだ、と指摘します。その理由について考える際にキーになる、人間の「自己家畜化」をめぐる理論が抜群に面白く、かつ分かりやすい文体ですらすら読めてしまいます。
　なぜ人間の計画的攻撃性は高いのか？それが人間の「自己家畜化」とどう関係するのか？問いに対する筆者の答えは恐ろしくすらありますが、かといって露悪的ではなく、むしろ最後に希望を抱けるような構成になっています。
　ちなみにこの「おすすめの一冊」コーナーで紹介しているのは、すべて県立図書館で所蔵している本です。ご興味がある方は県立図書館をぜひご利用ください。


◆お知らせ◆
　3月16日深夜の福島県沖を震源とする地震で被害にあわれました方々に心よりお見舞い申し上げます。今回「みんなの学舎」でご紹介した広島県の中学生の作品「ふくしまに 希望の種を まきつづけ」「頑張れば みんなの夢が 花開く」が皆様の力となりますように。
　さて、ここからはお知らせのコーナーです。

○【教員採用試験の一次案内（義務教育課、高校教育課、特別支援教育課）】
　令和5年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験の一次案内を公表しました。
　ぜひ、福島県の教員として、力を発揮してみませんか。
　詳しくは、福島県教育委員会Webページ「令和5年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験第一次案内」をご覧ください。
→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/497955.pdf


◆教育庁「県民の声」担当より◆
　
　教育庁が所在する西庁舎のトイレをいつも掃除してくださっている、ある女性清掃員とのひとこまです。「1年前からの勤務だけど、ここは本当に汚い。西庁舎が30年経っているからではない。1階は出入りも多いのに本当にきれい。使っている人の問題ではない。ここを掃除してきた方が今まできちんとやろうという気持ちでやってこなかったからだと思う。私はただ、ここの人が気持ちよく使ってもらえるよう、使う人を思い浮かべながら、その思いを形にしようと思って掃除をしてきた」
　気持ちと実行力。転じて、教員の端くれである我が身。ルーティンワークではなく、目の前の生徒一人一人に向き合い、その将来を思い浮かべながら仕事をしてきたのか、そして思いを形にすべくきちんと行動に移してきたのか・・・汗顔の至りです。
　この方は程なく他所へ移られ今は県庁におられないのですが、この方がいらしてからトイレがとてもきれいになったことは言うまでもありません。「汚いこと」に気づくのも大事ですが、「きれいであること」に心を寄せられる人でありたいですね。


□■□編集後記□■□

　11年が経過しても、3月は言葉にできない思いがこみ上げてきました。東日本大震災のとき、私は就職して2年目でしたが、テレビから流れてくる信じられない映像の前で、何もできないことが悔しかったです。その後、復興庁や文部科学省、一般のボランティア、福島県教育委員会と、様々な立場で東日本大震災からの復旧・復興に向き合ってきたつもりですが、大きすぎる課題の前で、自分の無力感を感じることもありました。
　先日も最大震度6強の地震がありました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。福島市内に住んでいる私ですら物が散乱した部屋の中で「またか」と思いましたが、昨年の地震からの回復途上の方々のことを思うと胸が痛みます。校舎が壊れたり、卒業式が延期になったりした学校もあり、辛い思いをした子どもたちのケアにあたってくださっている先生方に心から感謝しています。県教育委員会としても全力で対応しているところです。
　この地震によって、双葉町の復興を願う壁画アートが崩落してしまったという新聞記事を拝見しました。私も一昨年の秋に双葉駅前のこの壁画を見て、県内外の人たちとつながりながら前に進もうとする双葉町の未来に思いを馳せて元気をもらったことを思い出し、悲しい気持ちになりました。しかし、この新聞記事には「元々復興の途中で取り壊されると想定していた。この絵があったから町内外の人々とつながれたので一つの役目を終えたということかもしれない」という企画者の言葉が紹介されていました。これを見て、悲しんでばかりはいられないという気持ちになりました。
　東日本大震災からの復旧・復興という課題の前では、様々な方が、様々なやり方で、人と人をつなぎ、失われたものを取り戻し、また新しいものをつくるために、一歩一歩、歩みを進め、その歩みをまた別の誰かが引き継いで、新たな一歩を進めていくということが行われてきたように感じています。私も誰かが行ってきたことを引き継いだり、逆に私が関わった仕事をきっかけにして何か新しいことを始めたとおっしゃってくださった方と出会ったりしました。こんなことを考え、私も小さな一歩を進め、誰かが歩む一歩のためにバトンを引き継ぐことくらいはできたのかもしれないと考え直すようにしました。
　3月11日の東日本大震災追悼復興祈念式で、あさか開成高校の須藤聖菜さんが若者の言葉を述べてくれました。「福島にはよりよい福島の未来、そして世界の未来を創っていこうと、たくましく前へ進んでいる人たち、だれかの希望となろうとしている人たちがたくさんいます。」「あなたもまた、未来を創る『きぼうのとり』なのです。」と。
　一歩一歩でよいし、どんなやり方でもよい。一人で解決しようとする必要もない。その人にとっての、同時に、社会にとっての幸せに向けて、一人一人が少しずつ歩みを進めることが大事なのだと感じています。第7次福島県総合教育計画が目指す個人と社会のwell-being(一人一人の多様な幸せと社会全体の幸せ)についての、私なりの解釈です。
　今回も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
　
　教育総務課長　高瀬 智美（たかせ ともみ）


■このメールについて■

・お問い合わせは、福島県教育庁教育総務課へお願いします。
　電話024-521-7759
　メールアドレスk.ko...@pref.fukushima.lg.jp
・このメールの再配信はご遠慮ください。

■□■ひとつ、ひとつ、実現するふくしま　編集・発行　福島県教育委員会■□■