《福島県教育委員会メールマガジン》
■■■ うつくしま教育通信Vol.196 2020.9.23 ■■■
発行:福島県教育委員会
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/★★目次★★
◇リレーエッセイ
県教育委員会委員 岩本 光正(いわもと みつまさ)
◇日々の思い
社会教育課長 鈴木 基之(すずき もとゆき)
◇読者投稿欄「みんなの学舎」
◇学校自慢コーナー
福島市立北信中学校
福島県立若松商業高等学校
◇こんにちは!各所館です 南会津教育事務所
◇図書館アラカルト
◇お知らせ
◇編集後記
教育総務課長 高瀬 智美(たかせ ともみ)
◆リレーエッセイ◆
「たら・れば」
県教育委員会委員 岩本 光正(いわもと みつまさ)
稲刈りも始まり季節はすっかり秋ですが、まだまだ暑い日が続いております。
さて、先日、福島北高校の1年生を対象とした「AI・IoT時代の情報モラル」研修会に参加させていただきました。研修会では、福島県生徒指導アドバイザーの目黒朋子氏にご講演頂き、私を含め、生徒の皆さんや先生方も目黒氏の話に引き込まれ、それぞれにメモを取っていました。
今まで聞いたことのない言葉も多くあり、現在の情報社会でのデータの取り扱われ方や、今後の生活様式についてなど、情報社会を生きていくのに必要な力や考え方の内容で、大変勉強になりましたので、ご紹介したいと思います。
世の中の情報には、多くの偽情報が存在します。フェイクニュースもそうですが、メディアでの情報収集もSNSからの場合が多く、収集元のSNSの内容が真実ではなかったなら間違った内容が拡散されてしまいます。そのSNSで多くみられるものに、閉ざされたコミュニティーの中で、自分と同じ意見の人々だけでコミュニケーションが繰り返されると、あたかもその意見が正しいと思い込んでしまうエコーチェンバー現象があります。「情報=真実」ではありません。情報を受信するには、常に真偽をチェックできる力、ネット以外の情報(新聞、雑誌等)と比較できる力が大事です。
次に、多くの人が使っているコミュニケーションアプリですが、利用規約を確認して利用していますか? 私たちが発信した情報は全てインターネット上に保存され、プライバシーに関わる情報はデータ化されています。データはAIが管理し、閲覧履歴や注文履歴などから、その人が好む情報が提供され、それ以外の情報から切り離される事で視点の偏りが生まれることをフィルターバブルといいます。その他、気になったワードがデジタルタトゥーです。一度ネットに上げてしまった写真や文章は一生残ってしまい、消すことは困難だという事です。
インターネットでの情報発信は、新しく情報を構成、編集しているという自覚を持ち、情報の伝え方を考え行動できる力、情報の流れを考えて行動できる力が必要です。
最後にIoTの話です。これからは5Gの時代になり、全てのものがインターネットに接続されるようになります。例えば、冷蔵庫は賞味期限の近い食材を使ったメニューを提案してくれたり、トイレは排泄物で健康状態が管理されデータ化されたりと、「つなげる」から「つながっている」時代になります。その中でも自分にとって、何が必要か不必要かの判断が大事になるので、情報モラルや情報リテラシーの向上が求められます。AIに代替えされない人間になるために、未来を知る、世界を知る、自分の目の前の現実を考えられる力が大事です。
このような内容の研修会で、多少知っていたことも掘り下げて理解できたり、新たな知識が増えたり、当たり前のことの再確認ができたりと、内容の濃い1時間でした。
現在、文部科学省では、「GIGAスクール構想」に基づき、児童生徒のために一人一台端末と高速大容量の通信ネットワークなどの整備を進めています。新学習指導要領では「情報活用能力」を学習の基盤となる資質・能力と位置付け、小学生は令和2年度から、中学生は令和3年度、高校生は令和4年度から順次ICTも活用しながら学習活動が行われます。その中に情報モラルを含む情報活用能力の学習もあり、授業で個人情報の取り扱いやSNSなどでのトラブル、インターネット被害等についても勉強するので、ある程度は安心できます。
一方で私たち大人は、情報モラル教育等の研修を受ける機会はそれ程多くありません。新型コロナウイルス感染症の影響で、私たちの生活様式も大きく変わりネットショッピングやリモートワークといった具合にインターネットに接する機会は格段に増えています。インターネットは生活の上で非常に便利で役に立ちますが、その反面、様々なリスクも伴っています。
皆さんは「たら・れば」という言葉を聞いたことがありますか? ゴルフでよく使われる言葉なのですが、「あそこでバンカーにいれなかったら」とか「あの時のミスショットがなければ」といった具合に、ラウンド後にスコアカードを見て嘆く言葉、後悔の言葉として使われています。
インターネット上ではプライバシーは存在しないということを念頭に置き、利用については後悔の「たら・れば」ではなく、「この写真をアップしたら、こうなるだろう」とか「このようにすれば、おそらくこうなるだろう」といった具合に、いったん立ち止まり、未来を予想する「たら・れば」に変えていけば、色々なリスクについて多少は回避できるのでないのでしょうか。
◆日々の思い◆
「新しい・・・・」
社会教育課長 鈴木 基之(すずき もとゆき)
【私は今レオパレスに住んでいます。人生3度目のレオパレスです。私の部屋には、「ほんだし」の小さい瓶が3つ、チューブ状のショウガが3本、密封式の醤油ボトルが2本あります。どれもまだ開けていないものです。なぜ、集まったのか・・・。非常に残念な気持ちです。今はメモを見ながら買い物をしています。】
さて、そんな私も社会教育課にお世話になり1年と半年がたちました。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、事業の中止や延期が余儀なくされる中、貴重な体験もできています。オンライン会議です。昔、平成10年頃、福島大学附属特別支援学校に勤めていたとき、修学旅行の事前学習で、テレビ会議システムを使って、大阪の特別支援学校と生徒同士の交流をしたことがあります。そのときは映像もなめらかではなくコマ送りのような感じで、急に静止画像になったり、音声が飛んだり、途切れたりして「テレビ会議とはなかなか難しいものだ」という印象を持ったことを覚えています。ですから今回も「ちゃんとつながるのか?」ドキドキでしたが、私以外の課のみなさんは機器や手法に明るく、順調にそして快適に会議を行うことができました。
以後、社会教育課では、必要に応じてオンラインを取り入れ、会場に集まる人数を少なくし感染防止に努めながら、研修会やワークショップに取り組んでいます。8月1日にコラッセふくしまで行った「ふくしまを十七字で奏でよう絆ふれあい支援事業」の高校生を対象とした講演会・ワークショップでは、札幌の高校やふたば未来学園高等学校とオンラインでつなぎ、会場の高校生との交流も実現しました。
これまでは、相手のそばで、相手の目を見て直接話をすることが普通でしたので、「対面での活動の方がわかり合えるのでは?」という気持ちもまだまだあります。しかし今回、オンラインという方法で仕事を進めてみて、「こういったやり方もいいのかも」と思っています。コロナウイルス感染症の影響でこれまでの日常がなかなかうまくいかないことが多いのですが、コロナに限らず必要なときに必要な人と、すぐにつながることができることは、これから大切なのかもしれないと思いましたし、オンラインでも十分わかり合えるようなコミュニケーション能力を身につけなければならないなとも思いました。
令和2年度も後半です。新型コロナウイルス感染症の一刻も早い収束を願うとともに、現状に嘆くことなく社会教育の充実発展に努めていきます。
◆みんなの学舎◆
今回は、令和元年度に福島県教育委員会主催で開催したコンテスト等において、最優秀賞に輝いた作品をご紹介します。
※学校名、学年等は、受賞時(令和元年度)のものです。
令和元年度「モラル・エッセイ」コンテスト 一般の部 最優秀賞
「今、父として」
郡山市在住 村松龍
亡くなった父と同じ年齢になった。
当時、小学校四年生の私と一年生の妹は、突然おそった父の死というものをはっきりと理解できなかったのだろう。ぼんやりと覚えていることは、母の泣いている姿と二人の小さな体を強く抱きしめる震える手だった。父は家族、そして子どもたちに大きな愛をそそいでくれた。仕事がとても忙しかったにもかかわらず、いつも子どもたちと触れ合い、その日にあったできごとをうれしそうに聴いてくれた。あの日も朝食を食べながら、「今日は学校で何があるんだい。」「気をつけて行くんだよ。」といつもと変わらず優しく語りかけてくれた。その日の夜に二度と父と話すことができなくなるとは考えてもいなかった。
父は幼い私に対して、「生まれてきてくれてありがとう。」と頻繁に話していたことを思い出す。晩婚だった父はことさら子どもに愛情をそそいだという理由だけでなく、幼くして戦争で父を(私の祖父)を亡くしていたこともあり、父子のかかわりを本当に大切にしていたことを後に母から聞いた。
今、自分が父となり、幼い我が子への愛おしさを感じるとき、亡くなった父が私にそそいでくれた大きな愛について考える。こんな風に我が子を愛し、健やかな成長を願っていたことを。自分の父への畏敬の念と父親としての理想の姿を。父から子へ、そして、さらにまた子へ愛情や願いが受け継がれていくことを。
あのころの父が将来を思い描いたような人間になっているだろうか。自分の父のような父親になれるだろうか。生まれ育ったふるさとで教員となった今、目の前の幼い我が子に視線を向けながら繰り返し考える。そして、この子と共に成長していきたいと強く感じる。
今、父として無邪気に微笑む幼い我が子へ語りかける。
「生まれてきてくれてありがとう。」
令和元年度 ふくしまを十七字で奏でよう絆ふれあい支援事業 最優秀賞
【絆部門】
父さんの 靴に手紙を 入れるぼく いわき市立湯本第三小学校6年 遠藤夕騎(子)
明け方の 車中で我が子の 想い知る 遠藤哲也(父)
【復興部門】
復興を 願う駅舎に 人の波 葉倉香織(母)
福島と 未来へつながる 鉄の道 南相馬市立原町第一中学校3年 葉倉幹久(子)
【ふくしま応援部門】
鶴ヶ城 れきし好きには たまらない 北海道富良野市立富良野小学校4年 相田慈英(児童)
さくらゆれ どうどうと建つ 鶴ヶ城 北海道富良野市立富良野小学校4年 齋藤光(児童)
○読者投稿欄「みんなの学舎」では、皆様からの原稿を募集しています。
学校であった心温まる出来事やちょっといい話、心に残る先生のエピソード、子どもたちの作文でもかまいません。
詳しくは、福島県教育委員会のWebサイト(メールマガジン、みんなの学舎)をご覧ください。
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https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/268846.pdf◆学校自慢コーナー◆
このコーナーでは、各学校の特色ある取組をご紹介しています。詳しい内容を県教育委員会Webサイトに掲載していますので、ご覧ください。
○「ふれあい学習室 ~ふれあいから未来へ!『北信中でよかった!!』~」
福島市立北信中学校
本校では、不登校傾向や配慮を要する生徒に寄り添った支援をするために「ふれあい学習室」を開設し、自己肯定感や自尊感情といった「非認知能力」を高めるための学習活動を推進しています。本学習室は、本校にとって希望の光であり、全ての生徒が『北信中でよかった!』と実感できる学校にするためになくてはならない存在です。
・福島市立北信中学校の学校自慢Webサイト
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https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70012a/t-kenpokul.html・福島市立北信中学校のWebサイト
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https://fukushima.fcs.ed.jp/%E5%8C%97%E4%BF%A1%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1○「ようこそ!若商デパートへ」
県立若松商業高等学校
若松商業高等学校は、来年、創立110周年を迎える伝統校です。文武両道の学校づくりをめざし、勉学にも部活動でも顕著な成績をあげています。
若松商業高校の独自の組織として「模擬株式会社 若商デパート」があります。その主な活動についてご紹介します。
・県立若松商業高等学校の学校自慢Webサイト
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https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70012a/k-aizul.html・県立若松商業高等学校のWebサイト
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https://wakamatsu-ch.fcs.ed.jp/○「学校自慢コーナー」では、県内の公立小・中・高・特別支援学校の学校自慢を募集しています。詳しくは、Webサイトをご覧ください。
「学校自慢コーナー」
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https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/appeall.html「学校自慢コーナー応募の流れ」
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https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/310322.pdf 教育総務課 電話024-521-7759
◆こんにちは!各所館です◆
このコーナーでは、県教育委員会が所管する各教育事務所及び各センターの取組をご紹介しています。
◎『南会津教育事務所』編
南会津教育事務所では、「昨年度の踏襲は後退」をスローガンにコロナ禍という状況ですが、全職員創意工夫し、域内の教育活動の充実に取り組んでいます。
<総務社会教育課の取組より>
【“体験型”研修会の充実に向けて】
本年度は“体験型”の充実を念頭に置き、「三密」を避け、新しい生活様式を踏まえながらも体験活動を取り入れた研修会を実践しています。
①「読書活動支援者育成研修会」令和2年8月4日
演習:子供たちが自分で開けたくなる「本の窓」をつくろう
只見町学校司書の齋藤エミ氏を講師にお迎えし、思い思いの本の「帯」づくりに取り組みました。苦手な方もいましたが、齋藤先生のアドバイスをいただきながら無事に完成し、また他の参加者のつくった帯を見て意見交換等も行われました。子供たちに読書や本の魅力を伝える手立ての一つとなれば…と思い取り入れた体験活動です。
②「地域学校協働活動研修会」令和2年8月21日
演習:明日からの活動に活かせるダンボール織りに挑戦しよう
三島町社会教育委員の渡部和氏を講師にお迎えし、ダンボールと割り箸を組み合わせた機織り機で「コースター」をつくりました。参加者は教職員や放課後子ども教室のスタッフで、身近な材料で簡単に、安全に織れることから「子供たちと一緒にできそう」「授業でも活かせそう」との声があがっていました。
その他、11月21日の「家庭教育支援者育成研修会」では、親子で参加の活動も計画中です。
<学校教育課の取組より>
【魅力あふれる授業づくりにむけて】
本年度は、「単元構想のねらいと指導の明確化」・「魅力ある学習課題の設定」・「まとめと振り返りの充実」を指導の重点とし、日々の授業の充実のための指導資料のリニューアルを図りました。
また、授業案を作る際のポイントをまとめた「学習過程のポイントを押さえた授業案作成」を発行し、各校でチェックできるチェックリストをまとめました。
さらに、「学級・授業づくりセミナー」として3つの講座を開催しました。
①「理科好きの子供を育てる授業づくり」
荒海小・八木沢宏美教頭より小中の系統性を踏まえた理科指導について、数々の実験を体験しながら楽しく学ぶことができました。酸とアルカリでの色の変化を実際に楽しむウェルカム・ティーからライデン瓶までの様々な実験と体験から、先生方は理科好きの子供たちを育てるたくさんのヒントを得ることができました。
②「学級づくりにいかせる人間関係づくり」
通級指導教室を担当する南郷小・横田みなみ先生より、学級での人間関係づくりを育む活動の紹介を中心に講話をいただきました。特に、普段から通級指導教室で大切にしている周囲の友達や教師に支援を求める援助要求スキルについては、障がいの有無にかかわらず、通級学級の指導にも役に立つスキルであることを学びました。
③「一人一人楽しく学び、力を伸ばす少人数指導(複式学級指導を含む)」
講師の阿久津只見町指導主事自身が複式学級を経験してきた体験談を交えながら、少人数指導や複式学級指導について講話をいただきました。複式学級で大切なことは「間接指導の充実」であること、そして、少人数指導で心がけていきたいことなど、すぐに実践できる内容が数多くあり、「複式学級のメリット」を共有できました。
詳しくは、南会津教育事務所Webサイトをご覧ください。
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https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70510a◆図書館アラカルト◆
福島県立図書館でご利用いただけるデータベースについて
前号(Vol.195 令和2年8月20日配信)で、県立図書館で利用できる調査に役立つ図書館ツールをご紹介しましたが、今回は、主なデータベースについて簡単にご案内します。
①「国立国会図書館デジタル化資料送信サービス」
「国立国会図書館デジタルコレクション(
https://dl.ndl.go.jp/)」でどんな資料があるか確認することができます。
国立国会図書館がデジタル化した資料のうち、絶版等の理由で入手困難な資料を県立図書館から見ることができます。(県立図書館でご覧いただけるのは「図書館送信資料」と表示されたもの。)
*古い資料が中心になりますが、印刷も可能です。(有料)
②「ELNET 全国新聞・雑誌記事紙面データベース」
採録紙誌は、1988年以降の新聞約100紙、雑誌約250誌。検索の結果、記事見出しが表示されます。(記事自体は契約上表示できません。)当館に所蔵の新聞・雑誌であれば、現物をご提供できます。
*調査範囲・調査年数が広い場合には効率的に掲載紙・誌や掲載日時を特定することができます。記事見出し一覧は、印刷可能です。(有料)
③「第一法規 D1-law」
「現行法規 履歴検索」「判例体系」「法律判例文献情報」の3種類の情報が得ることができます。
*法律・判例を調べたい時などにご利用いただけます。印刷可能です。(有料)
④「朝日新聞記事データベース 聞蔵(きくぞう)Ⅱビジュアル」
朝日新聞縮刷版は1945年~1989年、朝日新聞データベースは1985年~今日までの朝日新聞・週刊朝日・アエラの記事を検索することができます。
*時期が特定できない出来事を検索して、ある程度日付を絞ってから、他紙の新聞を閲覧するという方法もあります。記事本文や検索結果の印刷も可能です。(有料)
この他にも調べたい項目によって便利なデータベースがあります。利用については、調査・相談カウンターまでお越しください。
また、今年の秋に県立図書館でデータベース利用に関する講座を実施する予定です。詳しい日程などが決まり次第、県立図書館Webサイトなどでお知らせしますので興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?
<おすすめの1冊>
「夜廻り猫」(現在1~6巻まで刊行)深谷かほる 講談社 2016~
利用者から返却された本の中に、何度も見かけるようになり気になっていた本です。県立図書館には珍しい漫画の本で、著者が福島県出身です。
生きていると悲しいことや理不尽なことなどに遭遇することがあって、「なんで自分だけ…」と絶望的な気持ちになることはありませんか。この漫画に登場する人たちも何かしらの問題や悩みを抱えながら、生きています。その問題や悩みは解決しなくても、心に折り合いをつけながら明日に向かっている姿が描かれています。切ない気持ちにもなるのですが、小さな希望に勇気づけられます。タイトルにあるように、人間とコミュニケーションがとれる猫が主人公です。猫以外の動物も登場します。人間と動物が互いに相手を思いやるシーンなども心がほっこりして「心のサプリ」的な作品です。
・県立図書館 電話024-535-3220
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https://www.library.fks.ed.jp/◆お知らせ◆
保育園の前を通りかかると、壁面はすっかり秋の装いになっていました。今年の十五夜は10月1日です。農作物の収穫に感謝し、月見団子を食べながら、中秋の名月を眺め、秋を感じたいです。
さて、ここからはお知らせのコーナーです。
○【「モラル・エッセイ」コンテスト 一般の部 募集案内(義務教育課)】
応募期間 令和2年10月12日(月曜日)まで ※延長しました。
応募対象 一般の方々(中学生、高校生については締め切りました。)
応募用紙 400字詰め原稿用紙で2枚以内 ※原稿用紙は、義務教育課Webサイトからもダウンロードできます。
応募規定
(1) テーマは、モラルやマナー、いのち、家族、人との絆など、心温まるちょっといい話、今伝えたいメッセージなどを募集します。
(2) 応募された作文は未発表のものとし、返却はいたしません。
(3) 応募作文についての一切の権利は、福島県教育委員会が有するものとします。
表彰 優秀な作品を表彰します。(中学生・高校生の部も含む。)◇最優秀賞3名程度 ◇優秀賞4名程度
応募方法
「『モラル・エッセイ』コンテストの個人応募票」に必要事項を記入の上、作品とともに送付してください。
詳しくは、義務教育課Webサイト「道徳教育・人権教育関係について」の「道徳教育」をご覧ください。
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https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/gimukyoiku57.html○【県立美術館 移動展】「福島県立美術館の名画たち-関根正二と洋画・日本画の名品-」
会期 令和2年11月8日(日曜日)まで
会場 小峰城歴史館(白河市郭内1-73 城山公園内)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(9月21日、11月2日は開館)、9月23日(水曜日)、11月4日(水曜日)
観覧料 一般300円(250円)、小・中・高校生・障がい者100円(50円) ※( )は20名以上の団体料金
※文化の日(11月3日)は入館無料
内容
福島県立美術館は、県出身・ゆかりの日本近現代美術を中心に、これまで3,800点以上の作品を収蔵しており、この展覧会では、関根正二の作品を中心に、彼と同時代を生きた画家たちによる洋画をはじめ、高久隆古、結城素明ら白河ゆかりの日本画など約50点を一堂に展示いたします。※会場は、小峰城歴史館です。
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https://art-museum.fcs.ed.jp/%E5%B1%95%E7%A4%BA/%E7%A7%BB%E5%8B%95%E5%B1%95#!#shirakawa・県立美術館
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https://art-museum.fcs.ed.jp/※現在、県立美術館は、改修工事のため、長期休館中です。(令和3年春頃までの予定)
○【県立博物館】「発掘された日本列島2020」
会期 令和2年10月10日(土曜日)~11月15日(日曜日)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日
観覧料 一般・大学生700円(560円)、高校生以下無料 ※( )は20名以上の団体料金
内容
世界遺産百舌鳥・古市古墳群(大阪府)の一つニサンザイ古墳の「木の埴輪」、明智光秀が本能寺に向かう前に過ごした京都府愛宕山の桃山陶器の優品の数々を展示します。また当館のオリジナル企画「ふくしま古墳発掘フロンティア」では古代王者にささげた副葬品が県内初公開となります。全国の個性あふれる約60の遺跡から、大地の中に秘められたニッポンへ旅してみませんか!
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https://general-museum.fcs.ed.jp/page_exhibition/special/2020autumn ・県立博物館
→
https://general-museum.fcs.ed.jp/◎ご来館の皆様は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用や入館時の手指消毒にご協力お願いします。
□■□編集後記□■□
最近、県内の教育関係の方と話をしていて、「私たちの取組は、県内よりも、むしろ、県外からの注目の方が高いんです。」という趣旨の話を複数回伺いました。一方で、熱意のある県内の先生方から、「先進的な事例を知りたいので県外の事例を教えてほしい。」という話を聞くこともあります。
こんな話を聞いていて、ふと感じたのは、県内の先進事例のうち、県内で十分に共有されていない事例も実は多いのかもしれないということです。福島県が全国的にも先進事例として認識されている取組もたくさんありますが、それが、もしも、県内で十分に認識されていないとすれば、とてももったいないことのように感じます。
例えば、昨年11月に開催された文部科学省の学校魅力化フォーラムでは、双葉郡8町村のふるさと創造学と遠隔授業の取組が、全国の先進事例3つのうちの1つとして取り上げられています。「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトとリーディングスキルテストの研究で知られる国立情報学研究所の新井紀子教授が携わった昨年11月のリーディングスキルテストフォーラムでも、福島県の小学校、中学校、高校、大学の連携による研究会F-laboの取組紹介がなされています。ふたば未来学園は、本年度、文部科学省・地域との協働による高等学校教育改革推進事業グローカル型に選定されていますが、5倍の倍率の中で、指定校4校のうちの1つに選ばれています。地域と学校をつなげて素晴らしい取組を行っているNPO等の民間の方々も、福島県にはたくさんいらっしゃいます。他にもいろいろな素晴らしい取組があり、ここでは列挙しきれないのが残念です。
もちろん、県全体としては、数学・英語が苦手な子どもが多い、記述式問題の無回答率が多い等の課題もあります。そのような課題を解決するためにも、県外事例に学ぶことと同様に、県内で的確に課題をとらえた実践を積み重ね、学びあうことも重要だと思っています。
県では、頑張る学校応援プランにも記載しているとおり、互見授業を推進しています。県内のよい事例をみんなでつくりあうこと、みんなで発掘しあうこと、そして、みんなで学びあうことを、広げていきたいと思っています。
今回も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
教育総務課長 高瀬 智美(たかせ ともみ)
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・お問い合わせは、福島県教育庁教育総務課へお願いします。
電話024-521-7759
メールアドレス
k.ko...@pref.fukushima.lg.jp・このメールの再配信はご遠慮ください。
■□■躍動!「チームふくしま」 編集・発行 福島県教育委員会■□■