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「難しい」の発音は?

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Koji Hishinuma

unread,
Mar 30, 2000, 3:00:00 AM3/30/00
to
最近、「難しい」を「むつかしい」と言えばいいのか、「むずかしい」
と言えばいいのか迷うことがあります。

関西ではほとんどの人が「むつかしい」と発音するということを体
験的に知っていますが、関東や、その他の地方ではどうでしょうか。
各地方の方々からの情報お待ちしています。関西から離れれば離
れるほど「むずかしい」という発音が優位になるのではないか、と直
感的には感じているのですが、今のところ、何の確証もありません。

みなさん、よろしくお願いします。

Koji Hishinuma


Canada, Masakatz

unread,
Mar 30, 2000, 3:00:00 AM3/30/00
to
かなだです

Koji Hishinumaさんの<8bttbv$lku$1...@nwms2.odn.ne.jp>から


> 関西ではほとんどの人が「むつかしい」と発音するということを体
> 験的に知っていますが、関東や、その他の地方ではどうでしょうか。

辞書にはこうあります。

<三省堂 大辞林 第二版>
| むつかし・い 【難しい】
| (形)[文]シク むつか・しむずかしい。主に西日本
| での言い方。

岡山でも「むつかしい」は使っていました。

今自分で故郷に帰ったつもりで発音してみましたが、

「むずかしい」
「むすかしい」
「むつかしい」

を足して3で割ったような発音をしてるみたいです > 自分

「t」の音が文脈によって抜けてしまいます。
「今の発音を書け」といわれれば「むつかしい」です。

ただ、これは私だけかもしれないことは断っておきます
--
---------------------・. _ 〃
か な だ ま さ か つ ζ・)卅+巛
can...@kt.rim.or.jp ゛ヾ゛
----------------------------------

Koji Hishinuma

unread,
Apr 2, 2000, 4:00:00 AM4/2/00
to
Canada san wrote......

> 岡山でも「むつかしい」は使っていました。
> 今自分で故郷に帰ったつもりで発音してみましたが、>
> 「むずかしい」
> 「むすかしい」
> 「むつかしい」>
> を足して3で割ったような発音をしてるみたいです


かなださん、ご返答ありがとうございます。
山崎さんは北九州では「やまさきさん」で、関東では「やまざきさん」
と発音される傾向が強いことを思い出しました。
各県で「難しい」がどう発音されているのか知りたいので、
全国のみなさんよければもっと教えてくださいませんか。

Koji Hishinuma


TSUMAI Yasuyuki

unread,
Apr 3, 2000, 3:00:00 AM4/3/00
to
japan.lang.japaneseの記事<8c5t6p$2u8$1...@nwms2.odn.ne.jp>において
hish...@syd.odn.ne.jp("Koji Hishinuma")さんは次のように述べられています。

| 山崎さんは北九州では「やまさきさん」で、関東では「やまざきさん」
| と発音される傾向が強いことを思い出しました。

今回の話と何か関係あるのでしょうか?

-- ____________________
| 妻井康幸 \ o | 運賃は「精算」
| r...@fan.gr.jp \小 | 男女関係は「清算」
|____________∩___\__| *いろいろ募集中*

palien

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to
P-alienです。

日本語は漢字が後付けだから
難しい、は「むつかしい」でも「むずかしい」でも
同じ意味の事でオッケーなんでは?

歴史的に言葉が変容しても残っているという可能性もあり、
新しい、って「あたらしい」と読むけど、
古くは「あらたしい」だった筈。

THUMAIさんへ

関西では山本さんは「やまもっさん」と発音します。
こういうのは文語と口語の差のせいでいいんですかね。


enochan

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to

palien <baaa...@jttk.zaq.ne.jp> wrote in message
news:38E8C17C...@jttk.zaq.ne.jp...

> P-alienです。
>
> 日本語は漢字が後付けだから
> 難しい、は「むつかしい」でも「むずかしい」でも
> 同じ意味の事でオッケーなんでは?
>
> 歴史的に言葉が変容しても残っているという可能性もあり、
> 新しい、って「あたらしい」と読むけど、
> 古くは「あらたしい」だった筈。
>
>

『日葡辞書』 (1603年刊行)には次のように出ています。

ムツカシイ 煩わしい、嫌になる(こと)、骨の折れる(こと)、または、厄介な
(こと)、など。

「むつかしい」が「むづかしい」と濁音化したのは江戸時代以降のようです。

「むつかしく床をとらせるかたき持」 (柳多留 第三篇)
「むづかしくめしつぶひろふ中風やみ」 (柳多留 第三篇)

なお、東條操編『全国方言辞典』によると、山口市では「さわがしい」の意味で「む
つかしい」を使っていたようです。


enochan


Koji Hishinuma

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to
妻井さんへ、みなさんへ

例えば東北地方では、「ずーずー弁」と言われるように、「ス」という音は「ズ」
になる傾向があります。また、逆に山崎という人名の発音を例にとると、
西日本では濁らない音の方が好まれるようです。とすると、「むズ(ツ'')かしい」
は東日本で、「むスかしい」、「むツかしい」は西日本で好まれる発音なのかな
と推測したわけです。しかし、強引な一般化は危険です。そこで、アンケートを
とろうとしているのですが・・・・ニュースグループでは母集団が小さ過ぎて無理
かな?

PS:特殊文字は文字化けするので避けるべきだという要件を満たしながら、
カタカナの「ツ」に点々を打ついい方法はないでしょうか。(上では英半角
のクオーテーション・マークを使っています。)

Koji Hishinuma


"TSUMAI Yasuyuki" <r...@fan.gr.jp> wrote in message
news:8ca0ki$9a8$5...@news3.dti.ne.jp...

Koji Hishinuma

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to
P-alienさん wrote........

>P-alienです。
>日本語は漢字が後付けだから
>難しい、は「むつかしい」でも「むずかしい」でも
>同じ意味の事でオッケーなんでは?
>歴史的に言葉が変容しても残っているという可能性もあり、
>新しい、って「あたらしい」と読むけど、
>古くは「あらたしい」だった筈。

レスポンスありがとうございます。
どちらの発音でもOKだ思っています。ただ、各地方でどの
ような傾向があるのかを知りたい、と思っているのです。
P-alienさんはどこの方で、どちらの発音を好みますか。
P-alienさんはまさか、alien だったりして??!!

enochan wrote.........

> 『日葡辞書』 (1603年刊行)には次のように出ています。
> ムツカシイ 煩わしい、嫌になる(こと)、骨の折れる(こと)、または、厄介な
> (こと)、など。
> 「むつかしい」が「むづかしい」と濁音化したのは江戸時代以降のようです。
> 「むつかしく床をとらせるかたき持」 (柳多留 第三篇)
> 「むづかしくめしつぶひろふ中風やみ」 (柳多留 第三篇)
> なお、東條操編『全国方言辞典』によると、山口市では「さわがしい」の意味で
「む
> つかしい」を使っていたようです。

enochan レスポンスありがとうございます。
enochan は「「むつかしい」が「むづかしい」と濁音化したのは江戸時代以降の
ようです。」と書かれていますが、それは関東でのできごと、あるいは文献上
での傾向ということでいえばそうだと思います。しかし、今、日常生活で生身の
人間がどういう言い方をしているか、といえば何らかの理由で「濁音化」が起き
にくい地域があるようなので、まず、そういう地域はどこなのだろう、と疑問に
思ったのです。enochan はどこの人で、どちらの発音を好みますか。私はずっ
と、子供の頃から引越しばかりして生きてきたので、どこの人?と言われても、
はっきり答えられません。ただ、両親と会話するときは標準語訛りの大阪弁
になります。

Koji Hishinuma


enochan

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to

Koji Hishinuma <hish...@syd.odn.ne.jp> wrote in message
news:8caqpp$nuv$1...@nwms2.odn.ne.jp...
>
>
[snip]

>
> enochan レスポンスありがとうございます。
> enochan は「「むつかしい」が「むづかしい」と濁音化したのは江戸時代以降の
> ようです。」と書かれていますが、それは関東でのできごと、あるいは文献上
> での傾向ということでいえばそうだと思います。しかし、今、日常生活で生身の
> 人間がどういう言い方をしているか、といえば何らかの理由で「濁音化」が起き
> にくい地域があるようなので、まず、そういう地域はどこなのだろう、と疑問に
> 思ったのです。enochan はどこの人で、どちらの発音を好みますか。私はずっ
> と、子供の頃から引越しばかりして生きてきたので、どこの人?と言われても、
> はっきり答えられません。ただ、両親と会話するときは標準語訛りの大阪弁
> になります。
>
> Koji Hishinuma
>

東京生まれで、両親は九州(福岡・長崎)の出身です。
私は「むずかしい」と言っています。

牧村史陽編『大阪ことば事典』の「ムツカシイ」には「むずかしいとは濁らない」、
「キムツカシイ」にも「大阪ではムズカシイとは濁らない」と注記があります。
『分類京都語辞典』にも「ムツカシイ」という項目があります。(意味は「高価な」
です)

西鶴や浄瑠璃では「むつかしい」が使われているので、関西では濁音化しないと考え
た方がいいのでしょうか。

関東のことばを集めたと思えるヘボンの『和英語林集成 第三版』(1886)には次の
ように出ています。

MUTSUKASHIKI, -KU, SHI ムツカシキ adv. Dirty, unclean; troublesome,
annoying; disgusting; dismal, lonely and inspiring fear.

MUZUKASHII, -KI ムヅカシイ 六敷 adj. Difficult, hard tobe done;
troublesome....


enochan

palien

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to
P-alienです。

父が石川、母が愛媛で
兵庫生まれの兵庫育ちです。
でも川西市という大阪に隣接した土地なので
似非大阪弁、いわゆる関西弁が普通です。
むずかしいと言います。32歳の人間ですが
周囲は「むずかしい」です。
友達との軽口では「むずー」とか「むずい」と言います。
大変、難しいは「エラムズ」とかまで崩れます。
えらい(大変)、むずかしい(むずい)の略ですね。


Canada, Masakatz

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to
かなだです

続くようなら別のnewsgroupへ。
一応japan.yosoを入れておきます。

Koji Hishinumaさんの<8caor4$hdu$1...@nwms2.odn.ne.jp>から


> PS:特殊文字は文字化けするので避けるべきだという要件を満たしながら、
> カタカナの「ツ」に点々を打ついい方法はないでしょうか。(上では英半角
> のクオーテーション・マークを使っています。)

ヅは普通に使えますよ。
ヴもヰもヶもヵも。

特殊文字を避けるべきだという決まりも特にありません。
決められた文字集合以外は使わないように、という決まり
はありますけど。

NISHIO

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to

Koji Hishinuma <hish...@syd.odn.ne.jp> wrote
in message news:8caor4$hdu$1...@nwms2.odn.ne.jp...

> 西日本では濁らない音の方が好まれるようです。とすると、「むズ(ツ'')かしい」


> PS:特殊文字は文字化けするので避けるべきだという要件を満たしながら、
> カタカナの「ツ」に点々を打ついい方法はないでしょうか。(上では英半角
> のクオーテーション・マークを使っています。)

「つ・ツ」の濁音なら「づ・ヅ」を使えば良いのではないでしょうか。
「す・ス」の濁音で「ず・ズ」とは違う音を表わしたいとか?

--
西尾元一


IWASAKI Dai

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to
"Koji Hishinuma" <hish...@syd.odn.ne.jp> writes:
> また、逆に山崎という人名の発音を例にとると、
> 西日本では濁らない音の方が好まれるようです。
人の名前を「好む好まない」で簡単に言い換えていいんでしょうか?


いわさきだい

Kusakabe Youichi

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to
In article <8cclgm$1u9o$2...@venus.tristan.sakai.osaka.jp>, IWASAKI Dai <d...@tristan.sakai.osaka.jp> wrote:
> > 西日本では濁らない音の方が好まれるようです。
> 人の名前を「好む好まない」で簡単に言い換えていいんでしょうか?
>
> いわさきだい

地方によっては「いわさきたい」や「にしおけんいち」になったりするのでしょうか?

ヘ_ヘ ____________________________
ミ・・ ミ vo...@merope.pleiades.or.jp
( ° )~ 日下部陽一
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

EBATA Toshihiko

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to

From article <38E927EB...@jttk.zaq.ne.jp>
by palien <baaa...@jttk.zaq.ne.jp>

> でも川西市という大阪に隣接した土地なので
> 似非大阪弁、いわゆる関西弁が普通です。

関西弁って大阪弁のばったもんだったんですか。:-P
---
恵畑俊彦 "This unit is programmed to provide sources of
eb...@osk.3web.ne.jp acceptable nutritional value." replicator

Annie

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to
Koji Hishinuma wrote in <8caqpp$nuv$1...@nwms2.odn.ne.jp> on Tue, 4 Apr 2000 04:17:12 +0900:

>どちらの発音でもOKだ思っています。ただ、各地方でどの
>ような傾向があるのかを知りたい、と思っているのです。
>P-alienさんはどこの方で、どちらの発音を好みますか。

私も言語的には「雑種」なので投稿を控えていたのですが、他にも「雑種」の方
が現れてきたようですので。

母は東京、父は愛知、私は京都で生まれ東京弁or標準語で育てられましたが、
「むずかしい」です。
標準語モードで話すときには間違いなく「むずかしい」ですが、京都弁モード
の時にはひょっとしたら無意識に「むつかしい」と言っていることがある_か
も_しれません。

義父母は純粋京都人ですが間違いなく「むつかしい」です。

息子(高校生)は私より「京都弁度」がかなり高いのですが、「むずかしい」で
した。 でも、息子も「ひょっとしたらむつかしいと言っていることがあるか
もしれんなあ。」と言っています。
友達同士では「むっかい」のようですが。 「むずい」も使われているようで
す。 

--
Annie
mailto:ann...@gol.com

EBATA Toshihiko

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to

From article <38EA3DEA...@jttk.zaq.ne.jp>
by palien <baaa...@jttk.zaq.ne.jp>

> バッタもんとは失礼な。パチもんですよ。

これもちがいがわかりませんが

> 大まかに関西地方で使われている方言という事です。多分。
> 言語学的にはどうかな。
> でも、大阪弁と言っても古くは浪速地方の方言という事で、
> 摂津言葉、船場言葉、河内弁などで厳密には違います。
> しかし、現在では言葉が混じっているようです。
> 知り合いは厳密には神戸弁もあると言っています。
> 京都の人は嫌がるでしょうが、京都弁も関西弁の一つです。

のようにふつ~はいわゆる関西弁⊃いわゆる大阪弁のようですが、なぜ似非大
阪弁になるのかわかりません。厳密でなくても存在する :-P 神戸弁(とはあま
り言わないが)も似非大阪弁なんでしょうか。

# 似非とか振り回すヒトはまさか共通関西語なんてのが存在するという幻想で
も持っているのでは。

EBATA Toshihiko

unread,
Apr 4, 2000, 3:00:00 AM4/4/00
to

From article <8cdrde$17p$2...@news.telewaynet.ad.jp>
by eb...@osk.3web.ne.jp

> # 似非とか振り回すヒトはまさか共通関西語なんてのが存在するという幻想で
> も持っているのでは。

「まさか」を消し忘れていました。わけがわかりませんね。

似非とか振り回すヒトは共通関西語なんてのが存在するという幻想でも持って
いるのでは。

に訂正します。

Koji Hishinuma

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
"NISHIO" <it1g...@asahi-net.or.jp> wrote in message
news:8ccpb6$hjc$4...@mother.asahi-net.or.jp...

>
> 「つ・ツ」の濁音なら「づ・ヅ」を使えば良いのではないでしょうか。
> 「す・ス」の濁音で「ず・ズ」とは違う音を表わしたいとか?
> --
> 西尾元一


西尾さん さん、レスポンスどうもありがとうございます。
いつも、ローマ字入力でキーボードをたたいているもの
ですから、うっかり仮名入力のことを忘れて初歩的な
質問をしてしまいました。失礼!!!

Koji Hishinuma

Koji Hishinuma

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
Enochan wrote.......

>東京生まれで、両親は九州(福岡・長崎)の出身です。
>私は「むずかしい」と言っています。
>
>牧村史陽編『大阪ことば事典』の「ムツカシイ」には「むずかしいとは濁らな
い」、
>「キムツカシイ」にも「大阪ではムズカシイとは濁らない」と注記があります。
>『分類京都語辞典』にも「ムツカシイ」という項目があります。(意味は「高価
な」
>です)
>西鶴や浄瑠璃では「むつかしい」が使われているので、関西では濁音化しないと考

>た方がいいのでしょうか。
>関東のことばを集めたと思えるヘボンの『和英語林集成 第三版』(1886)には次

>ように出ています。
>MUTSUKASHIKI, -KU, SHI ムツカシキ adv. Dirty, unclean; troublesome,
>annoying; disgusting; dismal, lonely and inspiring fear.
>MUZUKASHII, -KI ムヅカシイ 六敷 adj. Difficult, hard tobe done;
>troublesome....

Enochan, 上述のコメント、ありがとうございます。歴史的には関西では「ムツカシ
イ」
が優勢だと理解してよさそうですね。これはわたしの体験(大阪府箕面市で12年間
生活した経験)に基づく感覚と一致します。

palien wrote......

P-alienさん、上述のコメントありがとうございます。
歴史的には関西では「ムツカシイ」が優勢であっても、
現代的にはそうでない(少なくとも川西付近では)、
ということのようですね。ところで、川西では、「少ない」
を「スケナイ」と発音しますか。尼崎にいたある人が
いつも、そう発音していたので、そのような発音が優勢な
地域はどういう広がりを持っているのだろうといつも、
気になっていたものですから。

-------------------------------------
Name: 菱沼恒治 (Koji Hishinuma)
E-mail Address: hish...@syd.odn.ne.jp
-------------------------------------


Koji Hishinuma

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
Annie さん、インプットありがとうございます。
「雑種」仲間がいて、なんだか、ホッとします。
わたしの場合、よく内省してみると、「むつかしい」
といっている場合の方が、「むずかしい」より多い
と思いますが、ただ、「雑種」の性質上、どうしても
相手に合わせることが多く、相手次第で発音を
コロコロ変えているようです。情けないような気も
少々しますが。

でも、「雑種」には「雑種」なりの生命力がありますよね。
あまり、自己卑下することないですよね。
ほな、また。

Wens YAMAMOTO

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
Koji Hishinuma wrote:
> >
> > 「つ・ツ」の濁音なら「づ・ヅ」を使えば良いのではないでしょうか。
> > 「す・ス」の濁音で「ず・ズ」とは違う音を表わしたいとか?
>
> 西尾さん さん、レスポンスどうもありがとうございます。
> いつも、ローマ字入力でキーボードをたたいているもの
> ですから、うっかり仮名入力のことを忘れて初歩的な
> 質問をしてしまいました。失礼!!!

ローマ字入力なら多くのIMEでduと打てば「づ」が出せます。


--
┌───┬───────────────────────────┐
│ I am │ 山本迂遠途(やまもとうえんず)Wens YAMAMOTO │
│ ∧∧ │ 自作パロディ小説「成城サボテンハウス」毎週土曜日に │
│ 00 │ japan.shousetsu.jisaku と Web で同時連載中! │
│ ▽ │ http://www2s.biglobe.ne.jp/~wens/shousetsu/frame.htm
│happy!│ ニュースの記事に関する返信はなるべくニュースで (^^) │
└───┴───────────────────────────┘


palien

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
>関西弁って大阪弁のばったもんだったんですか。:-P

>恵畑俊彦

バッタもんとは失礼な。パチもんですよ。

Funatsu Kunihiro

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to

良いとは思いませんが、実際に言いかえられることはあります。この場合
いちいち誤りを正さなければならないのが面倒です。

# そしてそれを誤りだと感じていないから同じ人が同じ過ちを繰り返す。

--
船津 tmp...@netscape.net

palien

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
似非大阪弁というのは、ちょっと謙って言っているんですけどね。
ようするに歴史的には分かれていたものをごちゃ混ぜに
使っているので、へりくだって言ったのです。似非ですよと。
まぁ、誰の不都合でもないので構いませんが。

バッタもん=まがい物、正規のものでないもの。
パチもん=にせもの。ちょっと違うもの。

と、言ったニュアンスです。言う人の認識にもよりますが。

バッタもん屋というのは倒産品とか、怪しい物を売っている店
という意味になります。パチもん屋はありません。

しかし、偽ブランドは公的にはバッタもんですが、多くの人は
パチもんと言います。勿論、認識の差違によって出る言葉は
変わります。バッタもんの方が強く悪く言う言い方ですね。
パチもんは「あほ」と一緒で愛着を感じる言い方ですか。軽い
悪口といった程度の言葉です。

テレビシナリオ的に言う共通関西弁、余所からはそう聞こえる
という感じの方言は設定できるでしょう。

ほな、さいなら。言うた人(P-alien)


Koji Hishinuma

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to

"Wens YAMAMOTO" wrote in message news:38EA31DB...@hotmail.com...

> ローマ字入力なら多くのIMEでduと打てば「づ」が出せます。

そうですよね。どうも、ありがとうございます。何でも基礎が大事だと自戒
した僕でした。

Koji Hishinuma


Masayuki MARUYAMA

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
丸山です。

palien wrote:
> バッタもん=まがい物、正規のものでないもの。
> パチもん=にせもの。ちょっと違うもの。

どう違うんでしょう?
「まがい物」って辞書でひいてみたことあります?
# ついでに「ばった」「ばった屋」も;-)

> バッタもんの方が強く悪く言う言い方ですね。

僕も6歳から13年間、川西に住んでましたが、そういう説は
初めて聞きました。

-----
MARUYAMA Masayuki@DTI t...@ops.dti.ne.jp

NISHIO

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
Koji Hishinuma <hish...@syd.odn.ne.jp> wrote
in message news:8cd3k7$2u4$1...@nwms2.odn.ne.jp...

> いつも、ローマ字入力でキーボードをたたいているもの
> ですから、うっかり仮名入力のことを忘れて初歩的な

私もローマ字入力ですが、「du」と入力すれば「づ」になりますよ。
# ならないと、缶詰・新妻・横綱などを入力できなくて困る(はず)。

昭和29年内閣告示第1号「ローマ字のつづり方」にも出ていますね。
第1表は「da,(zi),(zu),de,do」で、「di,du」は第2表のほうに。
#「di,du」は「ディ、デュ」と英語風に読まれるおそれがあるかも。

--
西尾元一

NISHIO

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
Koji Hishinuma <hish...@syd.odn.ne.jp> wrote
in message news:8cd4q8$6sa$1...@nwms2.odn.ne.jp...

> 歴史的には関西では「ムツカシイ」が優勢であっても、
> 現代的にはそうでない(少なくとも川西付近では)、
> ということのようですね。

「むつかしい」は古来(都が上方にあった時代)からの形。
「むづかしい」は江戸で発生し、明治以降の東京語に受け継がれた。
「むづかしい」は、現代仮名遣いの表記は「むずかしい」が正しい。

当用漢字音訓表(昭和48年改定)、常用漢字表(昭和56年制定)では、
訓は「むずかしい」とされている。備考に“「むつかしい」とも”。
教科書やマスコミではこれに則り「むずかしい」を標準としている。

「常用漢字表」 昭和五十六年十月一日 内閣告示第一号
本表
|漢字 |音訓    |例         |備考
――――――――――――――――――――――――――――――――
|難  |ナン    |難易,困難,非難  |
|   |かたい   |許し難い,有り難い |
|   |むずかしい |難しい,難しさ   |「むつかしい」とも。

ということで、雅な上方文化圏の人々は「むつかしい」派、あずま
びとは「むづかしい」派。現在の共通語としては「むずかしい」が
一般的、と極めて大雑把な括り方はできそうです。危険を承知で:)
# 混乱するのは「むつかしい」圏内で「むずかしい」を教わった人。

ついでに、「むずい」は若者ことばだと思いますが、活字や電波に
乗って全国に広まっているかもしれません。まだフォーマルな場で
使えることばではないと思います。


以下、手もとにあった古い資料の引用。
------------------------------------------------------------------
『「ことば」シリーズ9 言葉に関する問答集4』
       (文化庁 編、大蔵省印刷局 発行、昭和53年6月10日 初版)

〔問33〕「むずかしい」と「むつかしい」

〔答〕この二語は、現代語で発音の揺れているものの代表的な例と言える。
この問題を取り扱った研究文献は、戦前・戦後を通して数編あるが、それら
に共通する点は、両者の対立が東西両方言の違いに基づいているという解釈
である。「むずかしい」と「むつかしい」が全国的にどのように分布してい
るかは、細かい調査がないので何とも言えないが、おそらく「せんたく(東)
-せんだく(西)」「かつら(東)-かずら(西)」などと同じく、東西両方言の
対立としてとらえておいても、そう大きな間違いはないと思う。ただし、書
き言葉では、東京人でも「むつかしい」を使うことがあるようである。

 この語の古い形は、もちろん「むつかしい」の方である。室町時代に成立
した古辞書の類には、いずれも「六借(ムツカシ)」又は「六箇敷(ムツカシ)」
「難(ムツカシ)」とあり、また、十七世紀初めにポルトガルの宣教師たちが
刊行したキリシタン資料には、〈Mutcucaxij〉しか見当たらないので、江戸
時代初期のころまでは「むつかし」ではなかったかと思われる。

 式亭三馬の『浮世風呂』『浮世床』には、それぞれ「むづむづかしい」
「六(むづ)かしい」という用例が見えるので、文化年間の江戸の町人の言葉
には「むずかしい」が使われていたと考えられる。このように、古い時代か
らの発音を受け継いだ「むつかしい」と、江戸語で発生した「むずかしい」
とが、明治以後並行して用いられ現在に至っているわけである。

 現在、全国の新聞社は、「統一用語」(新聞用語集)によって「むずかしい」
に統一する方針が示されているので、「むつかしい」は使っていない。また、
新聞以上に規範性が強いと思われる教科書や、放送用語でも、現在「むずか
しい」の方に統一されている。

 ところで、国立国語研究所が昭和三十年度に実施した「語形確定のための
基礎調査」の中に、「むずかしい」「むつかしい」のいずれを標準形とする
かという問いが含まれている。この調査は、国語の研究者及び国語に特に関
心を持っている各方面の専門家三百人を対象として、どのような条件を基準
として標準的な語形を選ぶかをアンケートで尋ねたものである。その結果を
見ると、「むずかしい」を採る回答者が多数であったこと、また、その採否
の理由として、次のような事柄が挙げられたことが知られる。

・ 「むずかしい」を採る理由
 一般的35% 言いやすい34% 語感がよい21% 共通語的19%
 口頭語的16% 関東的14%

・ 「むつかしい」を採る理由
 語感がよい14% 本来の形・言いやすい各12%
 (逆に「言いにくい」とするもの29%)

▽ 回答者の類別によって見ると、東部・東京には「むずかしい」を「言い
 やすい」とするもの、「語感がよい」とするものが多く、西部には「むつ
 かしい」を言いやすいとするもの、「語感がよい」とするものが多い。

▽ 実際に使う形としては、全般に「むずかしい」が多いが、西部・九州に
 「むつかしい」の率が比較的高い。

 以上の結果には、「むずかしい」「むつかしい」の揺れが関東・関西の対
立として論じられてきたことと符合する点や、教科書や放送に「むずかしい」
が用いられている事実を反映していると見られる点が多い。なお、「語感が
よい」「言いやすい」という理由が、「むずかしい」「むつかしい」の両形
に等しく多く現れ、また「むつかしい」について「言いやすい」「言いにく
い」という相反する理由がともに多く現れたのも、関東・関西の対立による
ものとして理解できる。

 したがって、現在、新聞・放送・教科書など全国共通語的な世界では、圧
倒的に「むずかしい」が優勢であり、今後もその傾向は強まっていくものと
思われる。なお、国語審議会報告「標準語のために」(昭和二十九年三月)の
中にも、これに関して、次のような記述がある。

  文語系統の発音は「むつかしい」であるが、東京語では「むずかしい」
  である。近来、文章の上で、多く「むつかしい」が見えるが、一応「む
  ずかしい」を標準の形と認めた。
  なお、この語は、「むずかる」「むずむずする」などと関係があると思
  われる。ただし、これらの語も、今日の意味においては、「ず」の形で
  余り古くさかのぼれないこと、「むずかしい」と同様である。

 ところで、この語は、戦前はむしろ「難しい」と漢字で書かれることが多
かったため、発音の揺れが一般にはあまり意識されなかった。ところが、昭
和二十三年二月に公にされた「当用漢字音訓表」では、「難」という漢字の
音訓として「ナン」と「かたい」しか認められなかったので、法令・公用文
・教科書・新聞などでは、仮名書きにせざるをえなくなった。そのため、
「むずかしい」と「むつかしい」との発音の揺れが表面に浮かび上がってき
たとも言える。(昭和四十八年六月に改定された「当用漢字音訓表」では、
「難」に「むずかしい」という訓を追加したが、その備考欄には「〈むつか
しい〉とも」という注記がある。)

 最後に、念のため、この語の仮名遣いについて触れておく。現在でも、一
般には「むづかしい」という表記が時折見られるが、これは旧仮名遣い(歴史
的仮名遣い)である。「現代かなづかい」の規則に従う限りでは、「ムズカシ
イ」は「むずかしい」と書くのが正しく、「むづかしい」は誤りであるとい
うことになる。

--
西尾元一

NISHIO

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to

Funatsu Kunihiro <tmp...@netscape.net> wrote in message news:38EA9042...@netscape.net...

> IWASAKI Dai wrote:
> >
> > "Koji Hishinuma" <hish...@syd.odn.ne.jp> writes:
> > > また、逆に山崎という人名の発音を例にとると、
> > > 西日本では濁らない音の方が好まれるようです。
> > 人の名前を「好む好まない」で簡単に言い換えていいんでしょうか?
>
> 良いとは思いませんが、実際に言いかえられることはあります。

「自分の好みで言い換える」んですか?
その人は自分の知識の範囲で判断しているだけではないでしょうか。
経験的に「山崎(ヤマザキ)」さんが多いと決め付けているか。同様に
「山崎(ヤマサキ)」さんしか知らない人は逆の間違いをするでしょう。

# 両方の読み方があることを知っていても、「山崎」姓が特に難読と
# は言えないので、いちいち読み方を確かめるのはかえって失礼かも
# しれません。「山崎」も読めない無知な奴と思われる惧れもあり:)

いずれにしても単純に『西日本では濁らない音を好む』という話では
ないですね。

> この場合
> いちいち誤りを正さなければならないのが面倒です。

私の同期生に和歌山出身の「中嶋(ナカシマ)」というのがいて、知ら
ない人には必ず「ナカジマ」と読まれます。
「釣りバカ日誌」の「浜崎(ハマサキ)伝助」も同様。

「浅井」さんは十中八九「アサイ」さんでしょうが、近江あたりには
「アザイ」さんがいるかもしれません。近江の人と知っていれば呼ぶ
前に確かめてみることはできます。知らない人が間違って「アサイ」
さんと読んでも責めるわけにはいかないでしょう。

> # そしてそれを誤りだと感じていないから同じ人が同じ過ちを繰り返す。

同じ人に対して同じ間違った読み方を繰り返す人がいるとすれば、か
なり鈍感か変人ですね。正しい読み方を知っていながら「自分の好み
で言い換える」ような人はたぶんいないでしょう。

--
西尾元一


Lan Shirou

unread,
Apr 5, 2000, 3:00:00 AM4/5/00
to
記事 <8cfidk$ksn$1...@father.asahi-net.or.jp> にて "NISHIO" <it1g...@asahi-net.or.jp>
さんの仰るには:

> 私もローマ字入力ですが、「du」と入力すれば「づ」になりますよ。
> # ならないと、缶詰・新妻・横綱などを入力できなくて困る(はず)。

 関係ないんですが、僕などは"du"で『どぅ』と表示する入力設定
にしている変人でございます。『づ』は"dzu"で出るようにしてあり
ます。

> 昭和29年内閣告示第1号「ローマ字のつづり方」にも出ていますね。
> 第1表は「da,(zi),(zu),de,do」で、「di,du」は第2表のほうに。

 "zu"では『ず』『づ』の区別付けられないんですよね。IMEの
日本語入力に限って言えば不便なキマリ。

# しかし"zi"では『ずぃ』だなあ。せめて"ji"にして欲しい。

> #「di,du」は「ディ、デュ」と英語風に読まれるおそれがあるかも。

 『ディ』『ドゥ』と読んじゃいますね。『デュ』なら"dyu"。

 ところで、これまで『ち』『つ』と書いていた音をそれぞれ『し』
『す』の半濁音と定めて『し゜』『す゜』の如く表記することにす
れば、『じ』と『ぢ』、『ず』と『づ』の書き分けで悩まなくて済
むと思うんですが。というのは無茶な提案でしょうか☆

# 『すぃ』とか『とぅ』とかを一文字で表わすカナも欲しい。

------------------------------------------------------------
蘭 死郎 Email shi...@pc.highway.ne.jp
WWW http://home3.highway.ne.jp/‾shirou/

Koji Hishinuma

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to

"IWASAKI Dai" <d...@tristan.sakai.osaka.jp> wrote in message
news:8cclgm$1u9o$2...@venus.tristan.sakai.osaka.jp...

> 人の名前を「好む好まない」で簡単に言い換えていいんでしょうか?

いわさきさん、ご返答ありがとうございます。人の名前を「好む好まない
で簡単に言い換えること」はできる限り控えるべきだと思います。

地方によって、「自分をこう呼んでほしい」という発音が存在しま
す。つまり、一般的にいって、九州の山崎さんは「ヤマサキ」と呼ばれることを
好む(「好む」に語弊があるなら、「望む」「願う」という動詞を使うべきかな?)
傾向があり、関東の山崎さんは「ヤマザキ」と自分の名前をみんなに発音し
てもらいたいと思っているので、そういった山崎さんご本人の希望を汲み取って
その人の名を呼ぶべきだと思うわけです。

Kusakabe Youich wrote:
>地方によっては「いわさきたい」や「にしおけんいち」になったりするの
でしょうか

日下部さん、ご返答ありがとうございます。「いわさき だい」さんの、「だい」
は漢字でどう書くのかを、まず教えていただかないといけないのでしょうが、
(げんいちさんは「元一」さん、ですよね。)上述の私の岩崎さん宛てのメッ
セージがそのまま、日下部さんの質問に対する答えになると思います。
自分の名前、とりわけ「下の名前」を正しく発音してほしいと願うのは、
文化を超えて普遍的な気持ちだと思います。個としてのアイデンティティー
問題そのものですからね。

Koji Hishinuma


Koji Hishinuma

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to

"NISHIO" <it1g...@asahi-net.or.jp> wrote in message
news:8cfidm$ksn$2...@father.asahi-net.or.jp...
> 西尾元一


西尾さん、こんにちは。
すばらしい調査の結果を知らせて下さり、ありがとうございます。その豊富な
内容に、感激しております。上述の『「ことば」シリーズ9 言葉に関する問答
集4』に書かれていることこそ、まさに、私が知りたかった内容です。自分で
文献を漁っていたらどれだけかかっていたか分からないところを、こういう形で
調べ上げていただき、感謝感激です。

ところで、上述の引用の趣旨は、もともと私が直感していたこととぴったり符合
します。そもそも、私の中にあった混乱は、長い歴史の中で「正」とされていた
発音が、ある時期もはや「正」とはされておらず、逆に、もともと「正」とはされ
ていなかった発音が「正」となったという通時的(「共時的」に対して)言語変化
に起因している、ということが言えそうです。なんだか、すっきりしてきました。
ほな、またメール書きます。ほんに、おおきに。

Koji Hishinuma

vis...@tyche.dricas.com

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to
> From: "NISHIO" <it1g...@asahi-net.or.jp>

> 私の同期生に和歌山出身の「中嶋(ナカシマ)」というのがいて、知ら
> ない人には必ず「ナカジマ」と読まれます。
> 「釣りバカ日誌」の「浜崎(ハマサキ)伝助」も同様。

福岡出身の「浜崎(ハマサキ)あゆみ」については
若者と年寄りの判別に利用されてしまうこともあります。
http://www.avexnet.or.jp/ayu/
(c) avex group

--
vis...@tyche.dricas.com
http://vishnu.pobox.ne.jp/

palien

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to
> ところで、これまで『ち』『つ』と書いていた音をそれぞれ『し』

>『す』の半濁音と定めて『し゜』『す゜』の如く表記することにす
>れば、『じ』と『ぢ』、『ず』と『づ』の書き分けで悩まなくて済
>むと思うんですが。というのは無茶な提案でしょうか☆

># 『すぃ』とか『とぅ』とかを一文字で表わすカナも欲しい。

旧かなづかいには二音を含む字がありますけどね。「ゐ」とか「ゑ」。
旧制の学校では「を」は「お」ではなく「うぉ」と発音するように
教わっていたと思うんですけど。
ずとづの書き分けは漢字にした場合の読みから判別が出来る筈です。
私はそう教わりました。日本語は完全に音別の発音を綴って喋るので
それほど複雑な発音を含んだ文字は必要ないと思いますけどね。
すぃ、とぅを一文字で表して何を表記したいのでしょうか。

日本でも飛鳥時代までは母音が8音あったそうです。それが5音に
減ったのだし、それで千年とかの歴史があるのだからねぇ。
(厳密にいうと方言には「あいうえお」以外の母音があるけど)


Wens YAMAMOTO

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to
Lan Shirou wrote:
> > 昭和29年内閣告示第1号「ローマ字のつづり方」にも出ていますね。
> > 第1表は「da,(zi),(zu),de,do」で、「di,du」は第2表のほうに。
>
>  "zu"では『ず』『づ』の区別付けられないんですよね。IMEの
> 日本語入力に限って言えば不便なキマリ。

MS-IME2000なら、プロパティの「オートコレクト」の

「じ」→「ぢ」/「ず」→「づ」変換

と言うのにチェックを入れれば、ほぼ希望がかなえられると思います。

#私的には「わ」→「は」/「え」→「へ」/「お」→「を」変換もほしい。

Masayuki MARUYAMA

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to
丸山です。自己フォロー。

Masayuki MARUYAMA wrote:
> > バッタもん=まがい物、正規のものでないもの。
> > パチもん=にせもの。ちょっと違うもの。
> どう違うんでしょう?

世の中では「バッタもん」というのがどういう意味で浸透してるのか
ちょっと気になって、サーチエンジンで「バッタもん」を検索してみたん
ですが、大抵「にせもの」という意味で扱われてますね。
同じく「パチもん」も検索してみたところ、こちらは「にせもの」
「真似したもの」という意味で二分されてるようでした。

全ての例をチェックしたわけではないので断言はできませんけど、
辞書的にはともかく、世間的にはpalienさんと同じような認識を持たれ
ているということはわかりました(_o_)
# 結局あんまり違いが感じられない(^^;;;


ちなみに僕の認識だと
バッタもん=正規の流通経路を通っていないもの(本物)
パチもん=本物に似せて作った別のもの(本物ではないが贋物でもない)

ノーブランド品や安物のことを「パチもん」「バッタもん」と
呼んでる人もいるし、僕もなんだかよくわからなくなってきました(^^;
この辺、詳しい方いらっしゃったら、僕も教えていただきたいです。

-----
MARUYAMA Masayuki@DTI t...@ops.dti.ne.jp

enochan

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to

NISHIO <it1g...@asahi-net.or.jp> wrote in message
news:8cfidm$ksn$2...@father.asahi-net.or.jp...
>
>
[snip]

>
>
> ついでに、「むずい」は若者ことばだと思いますが、活字や電波に
> 乗って全国に広まっているかもしれません。まだフォーマルな場で
> 使えることばではないと思います。
>
>


「むずい」については、米川明彦『若者ことば辞典』(東京堂出版 平成九年)に次
のように出ています。

むずい
「むずかしい」の略。[関]うざい、うっとい、きしょい、きもい、くやい、けば
い、はずい、めんどい
          84年版・キ・専・梅
敦子「あの先生の授業とってんねんやろ?」育子「うん。授業めっちゃしんどいわ」
敦子「でもテストはわりと楽らしいで」育子「ほんま?良かった。これでテストもむ
ずかったら大変やったわ」

著者は大阪大学出身で梅花女子大学教授なので、「会話例は『ノリ』がよく出ている
関西弁で書いた」とのことです。

文中の略語は以下の通り。
[関] = 関連語
84年版 = 『現代用語の基礎知識 1984年版』 若者用語(堀内克明編)
キ = 都染直也編『甲南大学キャンパスことば辞典』(1992年)
専 = 永瀬治郎編『専修大学キャンパス言葉事典 第三版』(1993年)
梅 = 米川明彦編『すきやねん若者語辞典 梅花女子大生のことば』(1993年)

出典を見ると、1983年に採集され、少なくとも神戸・東京・大阪の大学で使われてい
たようです。


enochan


Atsushi Sakurai

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to
In <8cfidk$ksn$1...@father.asahi-net.or.jp>, "NISHIO" <it1g...@asahi-net.or.jp> writes:
> 私もローマ字入力ですが、「du」と入力すれば「づ」になりますよ。
> # ならないと、缶詰・新妻・横綱などを入力できなくて困る(はず)。
> 昭和29年内閣告示第1号「ローマ字のつづり方」にも出ていますね。
> 第1表は「da,(zi),(zu),de,do」で、「di,du」は第2表のほうに。
> #「di,du」は「ディ、デュ」と英語風に読まれるおそれがあるかも。

 そう言えば、「三軒茶屋」は「さんげんぢゃや」と言う振り仮名になるので
すけれど、東急の駅のローマ字の表示は "Sangen-jaya" ですね。

 違和感あるので(僕だけか?(^^;) "dyaya" にして欲しい…

# って、そんなことは東急に言えよ > 自分(^^;)
--
Atsushi Sakurai
atsushi...@mri.biglobe.ne.jp

Message has been deleted

Junn Ohta

unread,
Apr 6, 2000, 3:00:00 AM4/6/00
to
japan.lang.japaneseの記事<8ci5cs$boo$1...@nw.m-net.ne.jp>で
ino...@m-net.ne.jpさんは書きました。
> > 違和感あるので(僕だけか?(^^;) "dyaya" にして欲しい…
> それじゃ「デャヤ」では? djayaかdzhayaにすべきでしょう。

そんな新しい表記を作ったら誰にでも読めるとは限らな
いし...。:-)

JRの駅名はヘボン式で表記するという規則がありました
よね? 私鉄もそれに準じているのかな? ヘボン式だとす
ると、発音優先なので「ぢゃ」も「じゃ」も同じように
「ja」になりますね。

「dyaya」を採用するとしたら日本式(訓令式)で統一す
ることになりますから、
し → si
しゃ → sya
ち → ti
ちゃ → tya
にしなければならないでしょう。日本式とヘボン式を混
在させるのはどんな場合でもデメリットが多すぎます。
--
太田純(Junn Ohta) (株)リコー 販事本S計画C NWS計画室S開G
oh...@src.ricoh.co.jp/JCF0...@nifty.ne.jp

Wens YAMAMOTO

unread,
Apr 7, 2000, 3:00:00 AM4/7/00
to
"Inoue N." wrote:
> 英語的にはjaはヂャなので問題ありませんが、ジとヂの区別に敏感なフランス語
> 風のDjibouti, Abidjan, N'Djamena, ロシア語風のTadzhikistanなどの地名表記
> はありますね。
>
> JRの沼津駅や焼津駅のローマ字表記は、どうなっているんでしょうか? ちゃんと
> NumadzuやYaidzuになっているんでしょうか?

Numazu, Yaizuです。JRは全部同じだと思います。

確か島津製作所の英文表記が"Shimadzu"でした。

> 個人的には、東京をTokyoと書くのも「トキョ」みたいで違和感があります。英
> 語的にはちゃんと「トウキョウ」の発音になるので問題ありませんが、日本語的
> にはおかしな表記ですね。

小野さんと大野さん、森さんと毛利さんの区別ができない…。(^^;

Atsushi Sakurai

unread,
Apr 7, 2000, 3:00:00 AM4/7/00
to
# 日本語入力の話だったし…とか言う(^^;)

In <8cifcv$q66$1...@ns.src.ricoh.co.jp>, oh...@src.ricoh.co.jp (Junn Ohta) writes:
> > > 違和感あるので(僕だけか?(^^;) "dyaya" にして欲しい…
> > それじゃ「デャヤ」では? djayaかdzhayaにすべきでしょう。
>

> JRの駅名はヘボン式で表記するという規則がありました
> よね? 私鉄もそれに準じているのかな? ヘボン式だとす
> ると、発音優先なので「ぢゃ」も「じゃ」も同じように
> 「ja」になりますね。

 そうなんですよね。いや、私鉄がどういう風に規定しているかは知らないの
ですが、どーも「ja」->「じゃ」と言う妙な固定観念がありまして…

 「三軒茶屋」「さんげんぢゃや」「Sangen-jaya」と並記されるとですね、
「うーん」と唸ってしまうのでした。しかし…

> 「dyaya」を採用するとしたら日本式(訓令式)で統一す
> ることになりますから、

 これ見て思ったのですが、やぱし「dyaya」だと「だいあや」とか読む人が
いるかも知れませんねぇ…却下だ(^^;)。

> 日本式とヘボン式を混在させるのはどんな場合でもデメ
> リットが多すぎます。

 そですね。駅なんかは発音優先の方がメリットあるよな、やはり。
--
Atsushi Sakurai
atsushi...@mri.biglobe.ne.jp

NISHIO

unread,
Apr 7, 2000, 3:00:00 AM4/7/00
to

Wens YAMAMOTO <wens...@hotmail.com> wrote in message news:38ECD034...@hotmail.com...

> 確か島津製作所の英文表記が"Shimadzu"でした。

そのようです。 http://www.shimadzu.co.jp/shimadzu.html

ついでに美津濃がなぜMIZUNOか不思議に思っていたら、いつ
の間にかミズノになっていました。もとは水野だそうで。
http://www.mizuno.co.jp/

--
西尾元一


Lan Shirou

unread,
Apr 7, 2000, 3:00:00 AM4/7/00
to
記事 <8ckco4$kh$1...@meshsv235.mesh.ad.jp> にて Sampo <mue...@dddd.ne.jp>
さんの仰るには:
> Lan Shirouさんの<8cfmvp$6pa$1...@news04.highway.ne.jp>から

> >># 『すぃ』とか『とぅ』とかを一文字で表わすカナも欲しい。
>
>  アイヌ語の「とぅ」を表すのには「と゜」を使うようですね。

 そうです。面白い工夫だとは思いますがこれは例外的表記で、
『は』→『ぱ』→『ば』のようにキチンとした対応関係になってい
ないのがちょっと不満ですね。

# ちなみにアイヌ語は基本的に片仮名表記でしたよね。

 で、『つぁ』と書くところを『さ゜』と書く、というのなら、こ
れは非常にシステマティックになるのでは……というのが元記事で
僕が述べた試案の骨子でございます。

 は(ha)行の濁音、半濁音はそれぞれば(ba)行、ぱ(pa)行になるの
と同様に、さ(sa)行の濁音、半濁音はざ(za)行、つぁ(tsa)行になる。
 ただし、さ行の『し』は本当は『しゃ(sha)行』に含まれる音なの
で、新たに"sha""shu""she""sho"を表わす一文字のカナを用意して
しゃ行を筆記できるようにする。すると、その濁音・半濁音はそれ
ぞれ『じゃ(ja)行』、『ちゃ(cha)行』を形成することになる。
 また『し』が抜けたあとの位置には"si"を表わす一文字のカナが
必要になる。→なお、この文字に『ゃ』『ゅ』『ょ』を続けた音"sya"
"syu""syo"は厳密には『しゃ(sha)』『しゅ(shu)』『しょ(sho)』と
は別の音。現在のカナ表記で無理に表現するなら『すゃ』『すゅ』
『すょ』となるだろうか(もちろんこれらが一拍で発音されるのは
言うまでもない)。
 た(ta)行の『ち』は上述のちゃ行に含まれる音。同じく『つ』は
つぁ行の音。そこで"ti""tu"を表わす一文字のカナも必要になって
くる(あれば『でぃ(di)』や『どぅ(du)』も一文字で表記できる)。
 わ行に関しては旧カナの『ゐ』『ゑ』を復活させる。『を』は一
意に"wo"の発音で読むことにする。"wu"に関しては、実際上『う(u)』
との区別ができない/必要ないため『う』を使う。これらの濁音が
ヴぁ(va)行となる。
 や(ya)行の『いぇ(ye)』にも対応文字が必要となる。ただし"yi"
については『い(i)』との区別の点で上述の"u"/"wu"と同様の関係
になるので『い』の表記で充分である。
 更にふぁ(fa)行の"fa""fi""fe""fo"の文字も必要……で、なんだ
かんだで十二個ぐらい新しい文字が必要になってくるのかな。
 従来のカナ文字と整合を取るためには、新たな平仮名は漢字の崩
し字、片仮名は漢字の部分を取って作ることになるでしょう。その
場合の元字は、漢音あたりが日本に伝わった頃の中国での読み方を
参考に選ぶ必要があるのかも。現存の変体仮名から取って来ても良
いんですが、見たところこれといったものが見当たらないので。

 ――というところがカナ表記再構成案の全容かな。ま、ご参考ま
でに。

 あとは"la" 行の問題とか複数の『ん』音の問題などもありますが、
これらは日本語の中では外来語に於いても全く区別されていないの
で必要ないのではないかと。"ra"と"la"の区別などが必要とされる
とすれば、それは外国語学習などの限られたケースですが……その
ために統一的な表記法を作っておくというのであれば、それなりに
意味があるかも知れません。というような話題は以前も出ましたけ
れど。

 問題があるとすれば……もはや『五十音』表ではなくなってしま
う、ということかな(笑)。

Junn Ohta

unread,
Apr 7, 2000, 3:00:00 AM4/7/00
to
japan.lang.japaneseの記事<8cl5i3$sba$1...@news04.highway.ne.jp>で
shi...@pc.highway.ne.jpさんは書きました。
>  ――というところがカナ表記再構成案の全容かな。ま、ご参考ま
> でに。

いやあこれは楽しい。:-)

でも日本語の活用変化とカナ表記の関係がシステマティ
ックでなくなるのがちょっと残念かも...。

Ken Masuyama

unread,
Apr 8, 2000, 3:00:00 AM4/8/00
to

Lan Shirou <shi...@pc.highway.ne.jp> writes:

>  ところで、これまで『ち』『つ』と書いていた音をそれぞれ『し』
> 『す』の半濁音と定めて『し゜』『す゜』の如く表記することにす
> れば、『じ』と『ぢ』、『ず』と『づ』の書き分けで悩まなくて済
> むと思うんですが。というのは無茶な提案でしょうか☆

同様の提案が
<http://www5a.biglobe.ne.jp/~sunomono/iro0002.html>
の 1998-09-07 のところにあります。

>  で、『つぁ』と書くところを『さ゜』と書く、というのなら、こ
> れは非常にシステマティックになるのでは……というのが元記事で
> 僕が述べた試案の骨子でございます。

こちらは「浮世風呂」あたりに実例があったはずです。

--
Ken Masuyama

Lan Shirou

unread,
Apr 8, 2000, 3:00:00 AM4/8/00
to
記事 <wkhfddf...@asahi-net.or.jp> にて Ken Masuyama <ez3k...@asahi-net.or.jp>
さんの仰るには:

> >  ところで、これまで『ち』『つ』と書いていた音をそれぞれ『し』
> > 『す』の半濁音と定めて『し゜』『す゜』の如く表記することにす
> > れば、『じ』と『ぢ』、『ず』と『づ』の書き分けで悩まなくて済
> > むと思うんですが。というのは無茶な提案でしょうか☆
>
> 同様の提案が
> <http://www5a.biglobe.ne.jp/‾sunomono/iro0002.html>
> の 1998-09-07 のところにあります。

 おゝ。貴重な情報ありがとうございます。拝見させていただきま
した。
 うん。たしかにこの程度なら同じところに思い至る人はいるよう
ですね。

> >  で、『つぁ』と書くところを『さ゜』と書く、というのなら、こ
> > れは非常にシステマティックになるのでは……というのが元記事で
> > 僕が述べた試案の骨子でございます。
>
> こちらは「浮世風呂」あたりに実例があったはずです。

 なるほど。暇を見て探してみます。多謝。

Lan Shirou

unread,
Apr 8, 2000, 3:00:00 AM4/8/00
to
記事 <8cl8lb$o16$1...@ns.src.ricoh.co.jp> にて oh...@src.ricoh.co.jp (Junn Ohta)
さんの仰るには:

> japan.lang.japaneseの記事<8cl5i3$sba$1...@news04.highway.ne.jp>で
> shi...@pc.highway.ne.jpさんは書きました。
> >  ――というところがカナ表記再構成案の全容かな。ま、ご参考ま
> > でに。
>
> いやあこれは楽しい。:-)

 太田さんならそう言ってくださると思っておりました☆

> でも日本語の活用変化とカナ表記の関係がシステマティ
> ックでなくなるのがちょっと残念かも...。

 そこが一番の問題点です、はい。承知しております。
 しかしそのこと自体、つまり『日本の五十音を発音の点から見た
場合の“偏り”』に気付くことができれば、また新たな可能性も見
えてくるんじゃないかと思ったりもしまして。
 昨今は国際化だなんだと言われていながら、多くの人が自国語の
発音に無自覚に見えますから。英語公用語化とか変なことを言い出
す前に、ちゃんと日本語の発音特性というものを把握すべきなんじ
ゃないでしょうかねー。

 そのへんの関係で、僕は訓令式のローマ字という奴が嫌いです。
あれはカナを写すだけの『暗号』でしかないですから。他国語圏の
人に正しい発音を伝えないうえに、日本人にとっても『デザイン上
の機能(なんか英語っぽく見えてカッコイイ……本当か?)』以上
の役に立ってないですもんね。

 ……冗談とか言っときながらけっこう熱く語っているワタシ。

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