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気が知れない経団連。日本に二大政 党は要らない。日本に疑似ブレアー政権 を許すな

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谷村 sakaei

未読、
2003/08/11 21:24:542003/08/11
To:
2003,8,12毎日WEB
   日本経団連:「2大政党制」の実現目指し献金 来年再開を検討
   日本経団連は11日、04年から始める加盟企業・団体の政治献金の再開
   で、自民党、民主党による2大政党制の実現を目指す方向で検討を始めた。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030812k0000m010131000c.html

《気が知れない経団連。》

経団連は『年金を税金で保証しろ』と言う運動をやっていますね。
そのため『消費税を18%まで引き上げろ』と主張しています。
自由主義の総本山であるべき経団連が『国の保障で幸せにしろ』と、まるでスターリ
ンか毛沢東のようなことを言っています。

それより何より、日本は国内市場の活性化なしには成立しません。
輸出は10%程度と国内市場こそが命の日本で、消費ペナルティの消費税を18%?
こんなに消費税を上げて行って消費を抑制しては企業は苦しくなりますね。
市場の活性化こそが命でしょう?

にもかかわらず、経団連は『消費税を18%にせよ』だって。

全く気が知れません。


《日本に二大政党は要らない。》

その上にこれです。

『2大政党にせよ』だって。
経団連のようにスターリンか毛沢東がやる政策を実現するなら2大政党が良いのか
も。
『国の保障で幸せにします』などとできもしないスローガンを掲げサービス合戦を始
めるからですね。
ヨーロッパがそうでした。
スエーデンなどサービス合戦で負担は限界まで上がっていますね。

世界の福祉国家は限界までの負担上昇を目指して到達レースをしているわけです。
これを促進し煽り立てるのが2大政党制でしょう。

2大政党だと、サービス合戦が熾烈になりますからね。
できもしない、『国の保障で安心できる福祉国家』と言う架空の社会主義ユートピア
を国民にさもできるように思わせ、国民意識に迎合しようとします。

だから2大政党など駄目なのです。
経団連の構想?
2大政党制を目指す?

気が知れません。

《日本に疑似ブレアー政権を許すな》

年金暮らししたいとは誰でも思います。
日本でも70%の国民がそう思っているのです。
ただ実現不可なだけですね。


『国の保障で安心したい。』
『子育てや親の世話などしたくないし一度しかない人生をエンジョウイしたい』
誰でも考えます。
日本でも『老後は国の保障で』と言う人が70%とか。
できれば良いが少子化ではできるはずもありません。

みんなで支える制度でありながら少子化でどうやって維持できるのですか?
支える人がゼロに向かって減って行くのにどうやって維持できるのですか?
一方で少子化解消ができた国は地球上にはまだありません。

つまり、国の保障で安心して暮らせる国は地球上にはないのです。
大きな政府は維持不可能なのです。

しかし、国民に自助を求める事は大変難しい。
『国は小遣いしか支給できません、苦しくなるががんばりましょう』といわなければ
いけないのです。
政治家がこう言って当選するのは難しい。
ついつい甘いことを言いたくなりますね。
マスコミがシッカリしないと、できもしない事でも国民はそっちに飛びつくのです。
(マスコミも苦しいことを主張すると新聞が売れない。政治家もマスコミも正しい主
張は難しい。)

民主党は既にサービス合戦を始めています。
『医療の3割負担を2割負担に戻します。』
『税金で年金生活を保障します。』
などなどできもしないサービス合戦を仕掛けている。

これではヨーロッパの2の舞です。
だから2大政党など駄目なのです。
日本には2大政党など必要ありません。
2大政党など『百害あって一利なし』です。
サービス合戦を熾烈にするだけです。

日本に、大きな政府で人気をとろうとする疑似ブレアー政権を決して許してはなりま
せん。
国民の英知がまさに問われるところです。

にもかかわらず?

日本の英知の大本山の経団連が?
二大政党を目指す?

気が知れません。

goh

未読、
2003/08/12 9:28:452003/08/12
To:
gohです。私 以前
あなたの「2大政党制」うんぬんには レス付けました。
今回も ちーとも反映されてませんが そんなんじゃ
糞撒き散らしですがな フン!

チータ(水前寺清子)踏まえたほうが A(非誤変換)ですよ。
貴方の 御低説も 他人から 無視されてるのと
オンナシですことに 気付きませんか?
それとも ストレス解消投稿でっか(高原)?

# 私は ストレス解消投稿です(ヲイ)
 
以上。

谷村 sakaei

未読、
2003/08/12 10:11:232003/08/12
To:

"goh" <g...@mvh.biglobe.ne.jp> wrote in message
news:bhaq9t$1gp$5...@bgsv5647.tk.mesh.ad.jp...

> gohです。私 以前
> あなたの「2大政党制」うんぬんには レス付けました。

確か二大政党によって現在ある癒着が一掃されることに期待されいましたね。
族議員による政治が一掃される?

『新しい癒着ができるまで国民は幸せを感じられるではないか』と言っておられたよ
うな?

> 今回も ちーとも反映されてませんが そんなんじゃ
> 糞撒き散らしですがな フン!

まあそうおっしゃいますな。

> チータ(水前寺清子)踏まえたほうが A(非誤変換)ですよ。

ご意見は拝読しております。
特にレスの場合はシッカリなんども読んでいます。
確かにおっしゃるように族議員は問題です。

族議員政治は改革を遅らせます。

自民党は酒屋の改革、スーパーの出店改革、NTT改革などでも歯がゆいほど業界よ
りの政治をしましたね。
族議員が大活躍したわけです。

これからなされるべき改革の医療改革なども、医師会が金を持っているだけに改革は
長引きそうです。
『改革するぞ~~~』
と言うと医師会が飛び上がり金を貢ぐんですから止められません。

脅しながら金をむしりとる?
長引けば長引くほど金が多く入るんだから始末が悪い。
改革は長引きそうです。

おっしゃるように族議員政治は問題ですね。
業界保護に傾きすぎる。

ただし、一応正しい方向には改革はなされている?
民主党の場合この方向性が問題ではないかとまあ思うわけです。
HPの政策など見てもその疑問が捨て切れません。
正しい方向に改革がなされるかどうかが疑問なわけです。
なにしろ党内に旧社会党の残骸を抱えていますしね。

この間の参議院選挙の民主党比例候補は日教組、自治労幹部などコチコチの労働組合
幹部が当選しています。

性懲りなく国のお世話を求め、大きな政府にしていき国を自滅させる?

これと族議員との比較でしょうね。
どっちがましか?
どっちも願い下げだがマスコミがシバケば何とかなる族議員のほうがマシ?
コチコチの社会主義者よかマシではないか?

とまあ僕はこう思ったしだいです。

谷村 sakaei

未読、
2003/08/12 10:29:282003/08/12
To:
> 民主党の場合この方向性が問題ではないかとまあ思うわけです。
> HPの政策など見てもその疑問が捨て切れません。
> 正しい方向に改革がなされるかどうかが疑問なわけです。
> なにしろ党内に旧社会党の残骸を抱えていますしね。
>
> この間の参議院選挙の民主党比例候補は日教組、自治労幹部などコチコチの労働組

> 幹部が当選しています。
>
> 性懲りなく国のお世話を求め、大きな政府にしていき国を自滅させる?

これについても『民主党若手が論破し社会主義者などのさばらせない』と言うまあ、
非常に”寛大な”ご意見を述べられていましたね。

新聞などで民主党の手足は労働組合が担っていると聞きます。
論破も限界があるのでは?
たとえばTVなど民主党の代表者は小泉改革を推進する発言を良くしますね。
国民に期待させます。
一方で医療費の窓口負担を3割から2割に戻せなどと主張しています。
これは選挙公約になりそうですね?

TVではまっとうなことを言うが正式な公約では後戻り?
『いまいちだ』とどうしても思えてならないわけです。

KENTAROU

未読、
2003/08/12 12:23:372003/08/12
To:
"谷村 sakaei" <tanim...@nifty.com> wrote in message news:<bh9fl9$37a$2...@news511.nifty.com>...
>
> 日本の英知の大本山の経団連が?
> 二大政党を目指す?
>
> 気が知れません。


これについてだけ。

経団連はこれについてはそんなに意味はこめてないんじゃないんですか?
経団連にしてみればしょちゅうコロコロ政策が変わっても困る、これは言
えるでしょうね。けれどもいまの自民党は嘗ての自民党のような人材も居
ないし、じゃあ、それはどうやって補うかって思ったときには切磋琢磨で
努力してもらうしかないと考えてるんじゃないんでしょうかね。一党独裁
みたいじゃ議員の奴等は努力もしないし腐る奴が出て来る、こう思ってい
るんですよ。

こう考えたときには弱小ががたがた言うってのは邪魔だしってとこでしょ
うね。政治に懸かる金も節約して欲しいんでしょうね。献金するのも無駄
にはしたくないし。そこで二大政党辺りが無難じゃないかな、こんくらい
しか考えてませんね。経団連は日本の政治になんか期待してませんよ。邪
魔だけはして欲しくない、こう思ってるだけ。

日本には軍隊を早く用意しろとは思っている。弁護士の数と質を上げろと
いうのも経団連の希望。分かりますよね。渉外問題に備えるんです。その
一方真っ向から反対しているような政党には消えて欲しいいとも思ってる
ことは確か。結局二大政党なんです。

内政的にはともかく国際社会における日本のことを一番正しく考えている
のは彼らですから、まあ、この際、彼らの言い分は聞いておいたほうがい
いんでないの?

--
KENTAROU

谷村 sakaei

未読、
2003/08/12 22:09:282003/08/12
To:
忙しくてレスを忘れていたお詫びをかねてもうひと投稿。


《民主党が支持できない理由。日本国民の誇りを打ち砕こうとたくらむ社民党を応援
するからです。》

民主党はこのたび社民党と選挙協力をしました。
社民党候補に議席を取らせるよう配慮しましたね。

この時点で『政権政党失格だ』と印鑑押しちゃいました。

その理由?
社民党が時代遅れの『国のお世話で幸せに暮らす』と言う運動を繰り広げるから?
もちろんそれもあります。
この理由はなんども既に書いていますので今回は省略します。

今回、強く指摘したいのは社民党の基本認識のお粗末さです。
そんなできそこない政党を後押しして提携し国会に送ろうという民主党です。

どう考えても、支持できかねるんですね。


《国民を一片の擁護のできない国会議員など聞いたこともない。》

社民党の土井さん。
やさしそうで、国民の人気はありますね。

ただし、主張は国家国民のためになりません。
基本的なスタンスが既に問題です。

社民党と言うのは『日本の戦争責任をヒットラーとナチスになぞって糾弾する政党』
なんですね。
『日本はヒットラーやナチスがやったことと同じ人道違反をやった。だから駄目、駄
目、日本は駄目。謝罪を続けろ、謝り続けろ!無防備でいろ一切軍事的行動などする
な。』と糾弾します。
国家国民に対し、ただの一片の擁護もしません。
このような、国民を擁護できない反国民的政党など国会にいて欲しくない。
『だめだめ』とけなし自信を失わせ誇りを打ち砕くだけの政党など国会議員になる資
格さえない。

国会議員と言うからには国民を元気付け励まし擁護して当たり前です。
言論で国家国民を弁護しないで国会議員の資格はあるのですか?
『国民を一片の擁護のできない国会議員など聞いたこともない。』

とまあボクは憤慨に耐えないわけです。

《《ヒットラーのナチスと日本を並べ糾弾する社民党は政党失格、政治家失格、それ
を支援する民主党など駄目政党。》》

《ひーートラーとナチスはオーム心理教で考えると分かりやすい。》

ヒットラーとナチスは日本でいうなればオーム心理教の浅原を何百倍に拡大したよう
なもんでしょう?
日本でオーム心理教の信者が隣にいると聞けばもう大変です。
固まって住んでいようものなら、自治会上げての退去要請騒ぎにさえなります。
オーム信者は間違った教義のため、まるでロボットのように操られ、毒ガスを撒き十
数人も殺害しました。
もちろん修行のやりすぎでもっと殺害しているといわれています。
教義にかぶれて?
何と言うことをしてしまったかと悔やんでいることでしょう。

ヒットラーとナチスのやった事はこんなもんじゃないんですね。

主義主張により、国の政策として民族の抹殺を掲げ、計画的に何百万人もの罪もない
人々を毒ガスで殺したのです。
まるで工場生産をするかのように流れ作業で人々をガス室に送り殺害した。
ドイツ人は教義から覚めると、『とんでもないことをしてしまった』と言う気持ちで
いっぱいでしょう。
こんなことをしてしまえば、誰だって謝罪するし、し続けますね。
ヨーロッパ人もナチスの残党と聞いただけで決して許しません。
日本でオーム心理教の信者を許さない気持ちの何百倍?

このように、ヒットラーとナチスをオーム心理教に置き換えて考えると良く分かりま
す。

ただし、そんなドイツといえども、戦争になったいきさつや戦争行為そのものについ
ては謝罪などしませんね。

《日本の戦争は列強の古典的な戦争。》

これにたいして、日本の戦争は侵略国同士の利益対立でしょう?
昔からある、古典的ないきさつによって起きたものですね。
アメリカの西海岸の一州からテキサス、カリフォルニア、ハワイ、フィリピン、中国
と侵略を拡大し膨張してきたアメリカや、『七つの海を支配する』と豪語するイギリ
ス、植民地大国フランスなと、中国の利権をめぐり利益が対立しておきた戦争です
ね。

ですから、ナチスの関係者など絶対認めないヨーロッパ人も、日本の岸(元)総理な

A級戦犯は全く何の抵抗もなく認めて受け入れていますね。
通常の敗戦国指導者が復帰したと言う認識です。

ナチス指導者ならば決してありえない話です。

このように、ドイツのナチスと日本を同列に扱うことなどできませんね。


《国家国民を弁護できない政治家や政党など聞いたことがない。政治家失格、社民党
は政治家失格》

日本の国会議員ならば当然このような日本擁護の主張はして当たり前のところ、
ただいたずらに『ダメダメ日本は駄目。』とナチスとなどって糾弾する社民党。
はっきり言って国会議員失格ですね。

国家国民を一片の擁護もできないような政治家に国会議員などしてほしくない。
『だめだめ』とけなし自信を失わせ誇りを打ち砕くだけの政党など国会議員になる資
格さえないと考えます。

国会議員と言うからには国民を元気付け励まし擁護して当たり前です。
国家国民を弁護しないような人に国会議員の資格はあるのですか?
『国民を一片の擁護のできない国会議員など聞いたこともない。』

と誰でも思うと思いますよ。
(社会主義を払拭できた人なら)

にもかかわらず、民主党?
のしをつけて国会に送り出そうというんでしょ?
選挙のとき手足となって動く組合運動家をヨイショするため?
いずれにせよ、
国家国民を弁護できない政治家や政党など聞いたことがありませんし、政治家失格で
す。
社民党は政治家失格政党失格は間違いないでしょう。

にもかかわらず選挙対策から支援する民主党。
おっ話にならん。

とまあボクは思ってやまないわけです。

mindows

未読、
2003/08/13 5:14:532003/08/13
To:

"谷村 sakaei" <tanim...@nifty.com> wrote in message news:bh9fl9$37a$2...@news511.nifty.com...
>
> そのため『消費税を18%まで引き上げろ』と主張しています。

社会保障を維持する建前からは、国は手っ取りばやい財源を求め、
累進課税の強化、金持ち・資産家・大企業への課税強化など、そち
らの方向を模索することでしょう。

そのような体制の敷かれる動向を予防するには、消費税。


> こんなに消費税を上げて行って消費を抑制しては企業は苦しくなりますね。
> 市場の活性化こそが命でしょう?

はい、

消費税制は元々、消費者を消費拡大ではなく、消費縮小へ導くため
の「倫理的な税制」と考えざるを得ないもので、消費者がモノを大
切にして、資源を守り、安易にカネを使わないように教え諭すかの
ような税制です。

いずれにしろ、「政府には税金の無駄遣いを一銭もさせない」とい
う世論のほうが、真実の愛国心として高まってゆくことでしょう。


> 日本に、大きな政府で人気をとろうとする疑似ブレアー政権を決して許してはなりま
> せん。

これは、社会学の範疇では、意味のある指摘とは言えないです。

おそらくは、「自民党改革派はサッチャー主義が手本」と聞き知っ
て、改革を断行するには、その気概を維持する必要があると踏んで
いるのでしょう。確かに、一理ありますね。さもないと進みません
から。

一方、手本ついでに、次のような見解にも一応、目を通しておいた
ほうがよいでしょう。

塾報00年07月号(松下政経塾)/
「効率」と「公正」の追求
http://www.mskj.or.jp/jukuho/0007jkokadak.html

--

Shinji KONO

未読、
2003/08/13 5:32:132003/08/13
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <Vpn_a.488$U8...@news1.dion.ne.jp>, "mindows" <anc...@tohgoku.or.jp> writes
> > そのため『消費税を18%まで引き上げろ』と主張しています。


> 消費税制は元々、消費者を消費拡大ではなく、消費縮小へ導くため
> の「倫理的な税制」と考えざるを得ないもので、消費者がモノを大
> 切にして、資源を守り、安易にカネを使わないように教え諭すかの
> ような税制です。

それは全然違います。消費税は消費そのものを縮小する効果はあり
ません。個人の購買力を相対的に縮小するってのはあるけど、消費
税で集めたお金は、国によって、あるいは、国が年金などで配布し
た先が消費しますので、消費全体が縮小することにはつながりません。

でなけりゃ、消費税20%近いアメリカであんなに消費がのびるのが
説明できないでしょ?

そもそも、個人の消費マインドが落ち込んでいる以上、消費を上向
きにするには、「誰かが代わりに消費する」しかありません。それ
には、消費税で吸い上げた分を国が代わりに消費するのが効果的だ
と思う。

このあたりの間違った認識が日本の税制を旧態依然とさせて、いつ
までたっても年金不安が解消しないんだろ?

国内消費が上向かない限り、本格的な景気回復はありえません。5%
の消費税を下げても効果は5%以下。それより、20%まで上げて、得
られた税金で、

年金不安を抜本的に解消し、
緊縮財政的でない効果的な景気刺激策をとる

のが良いね。デフレ下で緊縮財政政策を取るのは経済の自殺行為だ
と思う。消費税上げは、デフレスパイラルから脱出するきっかけと
してすぐれていると思います。

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)

Kiyohide Nomura

未読、
2003/08/13 6:04:082003/08/13
To:
"谷村 sakaei" <tanim...@nifty.com> writes:

> 2003,8,12毎日WEB
>    日本経団連:「2大政党制」の実現目指し献金 来年再開を検討
>    日本経団連は11日、04年から始める加盟企業・団体の政治献金の再開
>    で、自民党、民主党による2大政党制の実現を目指す方向で検討を始めた。
> http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030812k0000m010131000c.html
>
>
>
> 《気が知れない経団連。》
>
> 経団連は『年金を税金で保証しろ』と言う運動をやっていますね。
> そのため『消費税を18%まで引き上げろ』と主張しています。
> 自由主義の総本山であるべき経団連が『国の保障で幸せにしろ』と、まるでスターリ
> ンか毛沢東のようなことを言っています。
>
> それより何より、日本は国内市場の活性化なしには成立しません。
> 輸出は10%程度と国内市場こそが命の日本で、消費ペナルティの消費税を18%?
> こんなに消費税を上げて行って消費を抑制しては企業は苦しくなりますね。
> 市場の活性化こそが命でしょう?

現在、日本の国内市場の活性化がうまくいってない理由の一つに、
「年金システム破綻の不安」
が大きいとすると、経団連の主張は
「日本は国内市場の活性化」
につながるんじゃないですか?

今の日本の年金システム、第1次ベビーブーム世代の定年時期(2010年ころ)
にはまず確実に破綻するし、その自衛策として日本国民は国に頼らない貯蓄に
励むとか、国民年金不払いしているのではないですか?

たとえ消費税上げても、それによって日本国民の
「年金システム破綻の不安」
が解消されれば、消費が上向き、
「日本は国内市場の活性化」
できるかもしれない。

--
===============================================
Kiyohide NOMURA
Department of Physics,
Kyushu University,
812-8581 Fukuoka
JAPAN

e-mail:kno...@stat.phys.kyushu-u.ac.jp
http://maya.phys.kyushu-u.ac.jp/
TEL,FAX:+81-92-642-2566
================================================

goh

未読、
2003/08/13 7:24:512003/08/13
To:
gohです。

minbowsさん曰く
>いずれにしろ、「政府には税金の無駄遣いを一銭もさせない」
>という世論のほうが、真実の愛国心として高まってゆくこと
>でしょう。

ウーム どうも そういうことではなく
(いささか?全部??)ズラシますが

お金の「入り」は「入り」のみを考える。
「出」のことは 全く考えてないか オマケ
「入り」と「出」は別腹 これが根本なのでは
ないのか?
「出」は「出」のみを考える出羽錦 では 次。

消費税導入の本意は 西武鉄道の堤義明が
さんざん儲けておいて(当時ね) 
(このエピゴーネンは ウンカのように出た
千とマサオの金隠し もそうだったか)
儲けは そっくり投資さらに金借りて投資し
てるから赤字で 法人税は払わんドーダ!
これへの嫉妬から出たこと。
直間見直しは 2次。

言いたいのは (再)ですが 
「入り」と「出」は別腹。
はて 国の会計とは こういうもんで
どうしようもないものなのか?
世論で変るとは 思えん。

えーと ここで あんたら! あんたらかんたらの
ような 貧乏人の家計簿連想してないよね?
念の為 念送っときますが(笑)

以上(b->dね)。

goh

未読、
2003/08/13 7:35:322003/08/13
To:
"谷村 sakaei" <tanim...@nifty.com> wrote in message
news:bhc6l8$mqb$3...@news511.nifty.com...

mindows

未読、
2003/08/13 10:15:182003/08/13
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message news:3988812...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
>
> それは全然違います。消費税は消費そのものを縮小する効果はあり
> ません。

この点は、あるとする学派に分があるような気がしますが、
需給の調整された最終的な制度下でなら、ないとする説を
考慮し得るでしょう。

しかし、野放図な消費に歯止めをかけるのが消費税増税の在
り方ではないかな。


> でなけりゃ、消費税20%近いアメリカであんなに消費がのびるのが
> 説明できないでしょ?

ここは、よく意味が分からないですが、別の環境や事情もあ
ることでしょうから、これから調べてみます。


> そもそも、個人の消費マインドが落ち込んでいる以上、消費を上向
> きにするには、「誰かが代わりに消費する」しかありません。それ
> には、消費税で吸い上げた分を国が代わりに消費するのが効果的だ
> と思う。

「消費税で吸い上げた分」ですか?

その手もあるでしょうが、政党によっては赤字国債。また、国は、
どうも、カネのある所(資産家)から端的に徴税したがりつつある
ような気配。


> このあたりの間違った認識が日本の税制を旧態依然とさせて、いつ
> までたっても年金不安が解消しないんだろ?

はい、
消費税で行くなら、所得税その他を廃止しないと意味ないです。
また、制度を簡素にしないと。


> 国内消費が上向かない限り、本格的な景気回復はありえません。5%
> の消費税を下げても効果は5%以下。それより、20%まで上げて、得
> られた税金で、
>
> 年金不安を抜本的に解消し、
> 緊縮財政的でない効果的な景気刺激策をとる

一つの着想ではありますね。

しかし、要するに、増税策ということでは、根本的な構造改革
にはならないでしょう。
#国や民間を最適化する面白味に欠けるから。


> のが良いね。デフレ下で緊縮財政政策を取るのは経済の自殺行為だ
> と思う。消費税上げは、デフレスパイラルから脱出するきっかけと
> してすぐれていると思います。

では、小泉政権とは正反対ですね。
消費税上げはデフレの一要因とする通説を踏まえた上での、
斬新な発想の転換ということは分かりますが・・・。

--

Shinji KONO

未読、
2003/08/13 11:29:142003/08/13
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <hLr_a.496$U8....@news1.dion.ne.jp>, "mindows" <anc...@tohgoku.or.jp> writes
> しかし、野放図な消費に歯止めをかけるのが消費税増税の在
> り方ではないかな。

ちょっと考えるとわかるんだけど、消費税って一律に値段があがる
んだから、貨幣価値が下がるのと同等ですよね。

> 消費税上げはデフレの一要因とする通説を踏まえた上での、
> 斬新な発想の転換ということは分かりますが・・・。

デフレは貨幣価値が上がる現象ですから、消費税上げがデフレにつ
ながることはあり得ません。なんか勘違いしてるんじゃないですか?

> では、小泉政権とは正反対ですね。

それは、そういうことですね。財政が赤字だから緊縮財政ってのは
財務省の発想であって、緊縮財政にしたからどうって目標があるよ
うには見えないです。行革と緊縮財政とは別物なんだよな。デフレ
だから年金を下げるって発想も財務省の発想なんだよな。まさに、
デフレサイクルを完成させる行為なわけですけど...

ただし、消費税上げが赤字国債返済に使われるようだと、全体の消
費は縮小します。これが前回の失敗だったわけですね。

消費税上げは増税であることは間違いないので、それをちゃんと、
補正するぐらいの賃上げ、または、雇用の拡大に繋げないとダメ
なことは自明ですよね。

逆に、それくらいの財政投入をしないで、インフレを脱出する方法
って、例の米百表みたいな「のんびりとしたお話」ぐらいしかない
んじゃないですか? 少なくともここではそんな議論しか出なかったな。

mindows

未読、
2003/08/13 10:12:242003/08/13
To:

"goh" <g...@mvh.biglobe.ne.jp> wrote in message news:bhd7v4$jtj$1...@bgsv5648.tk.mesh.ad.jp...

>
> >いずれにしろ、「政府には税金の無駄遣いを一銭もさせない」
> >という世論のほうが、真実の愛国心として高まってゆくこと
> >でしょう。
>
> ウーム どうも そういうことではなく

これは、現在、行財政改革ということで、ムダを省くという、
その延長上に、マスコミで開始されている次の手です。
国と政府の効率化ということで、徹底してムダを省くという、
そこに進歩趣味や革命趣味ではなく、愛国心を見出してゆく。

憂国と愛国の行財政改革。

--


GON

未読、
2003/08/13 12:10:102003/08/13
To:
"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message news:3988814...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
> In article <hLr_a.496$U8....@news1.dion.ne.jp>, "mindows" <anc...@tohgoku.or.jp> writes
> > しかし、野放図な消費に歯止めをかけるのが消費税増税の在
> > り方ではないかな。
>
> ちょっと考えるとわかるんだけど、消費税って一律に値段があがる
> んだから、貨幣価値が下がるのと同等ですよね。

ハァ?

収入が一定で物価が上がるんだから貨幣価値は上がるでしょう。

同じお金で買えるものが少なくなれば相対的には所得減の効果と同じです。
まさにデフレ政策ですね。

> > 消費税上げはデフレの一要因とする通説を踏まえた上での、
> > 斬新な発想の転換ということは分かりますが・・・。
>
> デフレは貨幣価値が上がる現象ですから、消費税上げがデフレにつ
> ながることはあり得ません。なんか勘違いしてるんじゃないですか?

あなたがね。

# 最近、河野氏はデムパ出しまくりだな、ホントに。

GON

未読、
2003/08/13 12:16:122003/08/13
To:
"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> wrote in message news:bhdnt4$rn5$1...@news511.nifty.com...

> "Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message news:3988814...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> > 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> >
> > In article <hLr_a.496$U8....@news1.dion.ne.jp>, "mindows" <anc...@tohgoku.or.jp> writes
> > > しかし、野放図な消費に歯止めをかけるのが消費税増税の在
> > > り方ではないかな。
> >
> > ちょっと考えるとわかるんだけど、消費税って一律に値段があがる
> > んだから、貨幣価値が下がるのと同等ですよね。
>
> ハァ?
>
> 収入が一定で物価が上がるんだから貨幣価値は上がるでしょう。

すまん、逆だった。

勇み足。

Shinji KONO

未読、
2003/08/13 12:16:312003/08/13
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <bhdnt4$rn5$1...@news511.nifty.com>, "GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> writes
> ハァ?
> 収入が一定で物価が上がるんだから貨幣価値は上がるでしょう。

(この馬鹿は救いようがないなぁ....)

> 同じお金で買えるものが少なくなれば相対的には所得減の効果と同じです。
> まさにデフレ政策ですね。

デフレはそういうものではないです。「同じお金で買えるものが多
くなる」のがデフレだろ?

デフレとデフレスパイラルに絡む要因をごっちゃにしているとそう
なるな。

> # 最近、河野氏はデムパ出しまくりだな、ホントに。

人のこと言うより、自分の言葉で、デフレとか貨幣価値を説明して
ごらん。結構、良い練習問題だと思うよ。

mindows

未読、
2003/08/14 7:55:252003/08/14
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message news:3988814...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
>
> ちょっと考えるとわかるんだけど、消費税って一律に値段があがる
> んだから、貨幣価値が下がるのと同等ですよね。

起きていることは、そういう、教科書ふうの理論、基本、単純
化とは別かもしれませんが。

おいおい考えますが、例えば、手元の貨幣価値を下げないため
に何か起きているのか? とか、商品価値が上乗せ分だけ下が
ってしまうのと同じだろうか? とか。


> それは、そういうことですね。

以下は、失礼ながら、一定の利益集団からの「健全なたくらみ」と
は違うんですか? 実際にカネが落ちるかどうかは別にしても、立
場の主張自体は良い事ですが。

経済対策の必要性については、その理論通り、一つの大勢力ですが、
どうも分が悪い。改革の成果が肯定され、また、株が上がったので、
小泉路線で良いという判断となり、今の所、主張するだけムダな感
じ。

亀井氏らの説く大型の公共事業を阻止するための有識者による強力
な御意見番の司令塔があって、そこが小泉路線を支えているもよう
です。

外圧ではなく、内発型である点が小泉政権にとっての強み。小泉政
権が続くならば、意思を強めてゆくことでしょう。

--


GON

未読、
2003/08/14 10:04:592003/08/14
To:
"mindows" <mes...@tohgoku.or.jp> wrote in message news:hOK_a.519$U8....@news1.dion.ne.jp...

> 経済対策の必要性については、その理論通り、一つの大勢力ですが、
> どうも分が悪い。改革の成果が肯定され、また、株が上がったので、
> 小泉路線で良いという判断となり、今の所、主張するだけムダな感
> じ。

株が上がった原因を小泉内閣の改革の成果と考えているとしたら
余程のアホです。株式関係者の多くがわかっていることですが
これはアメリカ株の持ち直しに乗っただけの話であって、割安感
から外国人が日本株を買ってきたのが先の日経¥1万越え相場
の要因です。日本株はほとんどニューヨークのコピー相場です。

それをちゃっかり政治的に利用しているのが小泉さんであって
ここでも彼の運の良さが出ているんですよね。多くの国民は
実体を知らないからイメージだけで判断しちゃうんです。

でも、運も政治家には必要な要素ですから小泉さんには何か
我々にはわからない時代の風が吹いているのでしょうね。

経済政策がまるでないのに人気だけで持っているのも逆な意味
すごいです。ロシアでもゴルビーは極端に人気がなくなりましたけど
小泉さんはその人柄のせいか人気は衰えるところを知りません。
それだけロシアほどの深刻感がないんでしょうね。

> 亀井氏らの説く大型の公共事業を阻止するための有識者による強力
> な御意見番の司令塔があって、そこが小泉路線を支えているもよう
> です。

亀井さんの発想はちょっと古いんだよね。これだけ財政が悪化している
のに町並みをきれいにしましょうとか言ってるし、それより優先順位が
高いことはいっぱいあるだろうがって思うけど、やはり世代が古いから
頭の中も古い感じです。積極財政は評価してますが、亀井さんのような
浪花節の中年おっさんの発想じゃ日本は立ち行かない感じは受けますね。

もうちょっとかっこ良い人で積極財政論者はいないのかなぁ?

> 外圧ではなく、内発型である点が小泉政権にとっての強み。小泉政
> 権が続くならば、意思を強めてゆくことでしょう。

内発と言うけど外国の物真似だよね。真似しちゃいけないものを真似して
真似すべきところは真似しないんだから。で、外国企業に日本の銀行を
安売りしてるし、ダイエーやりそなのような屑銀行を多額の金で救済するし
どこが改革なのかわからないね。

で、りそな銀行の行員は1000万以上貰ってるんでしょ。ふざけるな!

全く国民のためのお金の使い方をしてません。同じお金を使うんだったら
もっと少ないお金で有効な使い方がたくさんあるでしょ。中小企業の資金繰り
をしづらくする一方で大企業は優遇するってのはどう考えても”改革”とは
言えませんね。

簡単な話、「良きに計らえ」だからです。

本当はちゃんと経済のことがよくわかる人が政策運営をすべきなんです。

そういう意味では民主党ももうちょっと経済政策をしっかりさせて国民に
安心感を与えるべきだと思います。少なくとも緊縮財政にすべきでありません。
ある部分積極財政である部分緊縮財政といったメリハリのついた予算配分を
期待したいですね。

Taku

未読、
2003/08/14 20:21:012003/08/14
To:

"GON"さんの<bhg4ud$3dq$1...@news511.nifty.com>に関する投稿です。

=>"mindows" <mes...@tohgoku.or.jp> wrote in message news:hOK_a.519$U8....@news1.dion.ne.jp...
=>株が上がった原因を小泉内閣の改革の成果と考えているとしたら
=>余程のアホです。株式関係者の多くがわかっていることですが
=>これはアメリカ株の持ち直しに乗っただけの話であって、割安感
=>から外国人が日本株を買ってきたのが先の日経¥1万越え相場
=>の要因です。日本株はほとんどニューヨークのコピー相場です。
日本株を買うのにドルを円に替える必要がありますが,
そのまま円が上がってしまったのでは,外人投資家の日本株に対する
割安感がなくなってしまうので,ドルを買い支えるなどの
政策をとったりしています。
それと日本株の買い安心感を得るためにりそな銀行を救済して
日本の金融は政府が守と言うことを内外に示しました。
日本が金融恐慌になれば日本株はただの紙切れになってしまいます。


□■ Taku t...@SoftHome.net
■□■ powered by AMD K6-2-300 with FreeBSD 4.8-RELEASE


mindows

未読、
2003/08/15 3:16:552003/08/15
To:

"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> wrote in message news:bhg4ud$3dq$1...@news511.nifty.com...
>
> でも、運も政治家には必要な要素ですから小泉さんには何か
> 我々にはわからない時代の風が吹いているのでしょうね。

米国が小泉改革を評価していること、小泉外交の成果、この二つから
生じる信頼感、従って商談の成立、このようなことが考えられるので、
小泉総理の手腕としておくのが妥当です。


> 経済政策がまるでないのに人気だけで持っているのも逆な意味
> すごいです。

国に対する要求をうけて、然るべき政策を達成すべく引き受けている
わけだから、この点、とやかく言われる筋合いではない、ということ
かな。公共事業止めろ、と自民党を脅迫してかかったのは一部マスコ
ミではないか、と。

借金と不良債権。世界中が注目しているわけだし、カナダや韓国の例
がある、と。


> 亀井さんの発想はちょっと古いんだよね。これだけ財政が悪化している
> のに町並みをきれいにしましょうとか言ってるし、

都市再生は、いずれ必要ではあります。


> 内発と言うけど外国の物真似だよね。

外圧批判・物真似批判は折り込み済み。調整済み。

市場では、防衛産業への期待感がささやかれています。


> 全く国民のためのお金の使い方をしてません。

税収も悪化している。不況型倒産も多い。

といっても、そこだけ取り出して批判しても卑怯であるし、カネ
がないから使うな、というわけだし、使おうとすれば潰しにかか
る動きが出るだろうし、落ち着いて考えると、どうしようもない
というか。

だから、政界でもマスコミでも、表向きは小泉改革批判を語って
も、内心・大筋では案外、小泉路線容認。

--

Shiro

未読、
2003/08/15 17:47:462003/08/15
To:
Kiyohide Nomuraさんの<5flltx5...@maya.phys.kyushu-u.ac.jp>から

>たとえ消費税上げても、それによって日本国民の
>「年金システム破綻の不安」
>が解消されれば、消費が上向き、
>「日本は国内市場の活性化」
>できるかもしれない。

 「年金システム破綻の不安」を解消する財源が消費税である必然性は有りま
せん。
 経団連の各企業の株主配当や役員報酬を全て「年金システム破綻の不安」を
解消する為に寄付するという方法もあります。
 経団連が「年金システム破綻の不安」を解消を主張するなら、一般国民の懐
に手を突っ込む前に身銭を切るべきです。

KENTAROU

未読、
2003/08/16 0:12:292003/08/16
To:
Shiro <h9s...@tky2.3web.ne.jp> wrote in message news:<bhjkdb$162j$1...@usj.3web.ne.jp>...


Kiyohideさん、もう少し具体的に行きましょうよ。「年金システム破綻の不安」
が比較的高年齢の日本国民が貯蓄に専念し消費に回そうとしないから市場の活性
化が阻まれ景気沈滞の一大原因になっていると言うのはほぼ誰もが認めることで
はないでしょうか。

そうであるならばこのことを解消する方向に政治の舵取りをすることは正しいこ
とで、その方策が消費税のアップと言う提言には素直に耳を貸さなければならな
いのではないでしょうか。勿論、あなたの言うように、仮に耳を貸したとしても
消費税にだけ財源を求めるやり方がおかしいと言う考えがあっていいわけですが、
その場合はもう少し反対賛成の理由を吟味しなければなりません。この議論は結
論如何よりもまさに今言った理由の吟味が問題の議論なのです。

ちょっとわき道に反れますが、ここfj.***の低劣なところは「消費税を上げるべ
きだ」とか「株主配当や役員報酬を寄付すべきだ」とかの所謂<結論>に重きを
置いて、なぜそうでなければならないのか、果たしてその理由でいいのか、それ
はどう考えるからか、というような理由や考え方の吟味を語ることにおいて異様
に下手糞な連中が多い点に有る。これにはあきれる。おそらく、ここのニュース
グループに登場する人々の中には大学関係者の端くれが多数存在するみたいで、
本来文章を書いたり議論をしたりと言うことに疎い人々が多いのであろう。技術
系や理数系の人々は自分の本来のお勉強はまあまあやっているのでしょうが、そ
の道で相当の達人でない限り一般的原則的には文章で表現する力は比較的不得手
だ。このことに思い至らずにいい気になっていると言うことがその理由の一つで
ある。と、ぼくは思っている。

そこにいくと彼の嫌味のyamちゃんとか嘗てのエテ公ちゃん(今の頼光さん)など
はその点には長けた人である。目を見張る物が多々有る。ただし殆どがチャット
式で果たして文章にした時正確に「思想」を伝えられるかは未だ疑問。

さて、話を戻そう。まず、株式配当をしないで「年金システム破綻の不安」を解
消する財源に回せと言う意見には反対です。配当は払込の一部返還とも考えられ
るますが株式購入の対価でも有る(厳密にはその果実)。従ってこれこそが市場
活性化の一つの現われではないでしょうか。一部返還として考えてもこのことは
一緒だと思います。活性化は本質がどうかと言うことよりも現象にこそ負ってい
ると思うからです。

次に、役員報酬ですが、これも結論的には反対。企業の舵取りを司り、然るべき
働きをした者にはそれ相応の報酬が与えられるべきは当然で、問題は成果を度外
視した高額の報酬と与えられた報酬を市場にばら撒かないやり方です。これをあ
なたが問題とする限りは正しいものがあると言えましょう。

今回のぼくの主眼はこの問題に関する理由と考えの吟味を自ら紹介することでは
なく議論の仕方に力点を置いたものですからこの辺で一旦は留めます。


--
KENTAROU

KENTAROU

未読、
2003/08/16 20:25:302003/08/16
To:
kenta...@jcom.home.ne.jp (KENTAROU) wrote in message news:<6734b3b.03081...@posting.google.com>...

Kiyohide Nomuraさんに申し上げてしまいました。これは間違いです。Shirouさん
にお伝えすべきクレームでした。お二方に謝罪。

           m(_"_)m ごめんなさい!

今回はKiyohideさんに賛成。Shirouさんに反対が少々と一般的なご注意を促し、今
後の議論の仕方について少々提案させていただいた次第でございます。

--
自称日本の親切くんですた

Shiro

未読、
2003/08/17 18:30:342003/08/17
To:
KENTAROUさんの<6734b3b.03081...@posting.google.com>から
ーー 全文省略 ーー

 株主配当や役員報酬が必要というのは一般論としては異論はありません。
 しかし、経団連が「年金システム破綻の不安」を解消する為に消費税引上げ
を主張している、と言う特定の話題に一般論をしても的外れです。
 「ふざけるな!経団連」と言う気持ちから、株主配当や役員報酬を全て寄付
するという極論を書きました。ふざけた事をいっている経団連に対するお灸と
しては『年金システム破綻の不安解消を目的とする税源』として、株主配当に
対する税率の引上げや高額所得者の所得税率の引上げ等が妥当だと思います。

 『年金システム破綻の不安解消を目的とする税源』としては何が適切だと思
いますか。


== 興味はないけど、議論の仕方について ==

 議論の仕方は人それぞれなので、特定の方法を押し付ける意見には賛成で
きません。
 また、元の話題と無関係な事や人の悪口を書くと元の話題の議論が成り立た
なくので、書かない方が良いと思います。

Shiro

未読、
2003/08/17 18:31:232003/08/17
To:
KENTAROUさんの<6734b3b.03081...@posting.google.com>から

>Kiyohide Nomuraさんに申し上げてしまいました。これは間違いです。Shirouさん
>にお伝えすべきクレームでした。お二方に謝罪。

 “Shirou”って誰?

KENTAROU

未読、
2003/08/18 5:16:122003/08/18
To:
Shiro <h9s...@tky2.3web.ne.jp> wrote in message news:<bhovlq$10lb$1...@usj.3web.ne.jp>...
> KENTAROUさんの<6734b3b.03081...@posting.google.com>から


ShirouさんではなくShiroさんでしたね。失礼しました。Shiroさんの仰ることは
正論です。悪口はいけないと言うことは十分わかっているつもりです。ですが、な
かなか認識と行動が一致しないところがありまして…。


> ーー 全文省略 ーー
>
>  株主配当や役員報酬が必要というのは一般論としては異論はありません。

これについえは言葉が足りませんでした。もともとこれにはそれほど強い関心がな
かったというのが正直なところ。これは既に前回申し上げたとおりです。しかし、
意見が全くないわけではありません。これも前回の時点でいくらかは感じ取っても
らっていたはず。つまり、単に一般論を述べようとしたわけではありません。

すなわち、ぼくなら、そもそも年金制度は何故必要か、ここから考えてみますけど
もね。細かいところを省けば、ぼくはこの年金制度は労働を売ることが敵わなくな
り対価としての生活資金を得ることが出来なくなったときに備えた保険と言うので
もないし、社会的弱弱者に対する社会保障と言うのでもないし不思議な制度だと思
っています。言ってみれば国家挙げての<組合制度>というものにより近いんじゃ
ないかって思っているんですよね。社会的弱者もそうでない人も若いときから少し
ずつ組合に出資し、出資した人は誰でも一定の年齢に達した時に<一律に>「払い
戻し」を受ける。自分のお金をね。そう言う制度だと思っています。

このようなものだとしたときに、何故国民はこのようなモノに頼らなければならな
いかを考えたなら、それはとにかく老後が心配だと言う一点に尽きるのではないか。
逆に、極端な話、老後をそれほど心配しなくってもいいような社会状態があれば年
金制度などなくとも平気なのではないか。それには社会の中のお金の流動性を高め
ることではないか。安んじてお金を消費に回せるということは宵越しのお金を持て
るまでにはいかないまでもとにかく生活は出来やすくなる。つまり、年金制度は社
会が雇用を提供できない場合の裏返しに過ぎない、こう考えるのです。そして、雇
用は社会に金回りがよくなれば必然的に増える。

いま、この金回りがよくないために、いっそう年金制度に頼らざるを得ないと思っ
ている人も多くおられるでしょう。裏から言えば財源を確保しこの年金制度を維持
することとお金を社会にたくさん落とし流動させることとは同義であります。その
一方法がすなわち消費税を上げてそれを年金の資金にすることではないか。


  <財源はそれによって立つ制度が目的とする人々に工面させるのが筋>

と言うのは自然な気がするし、そうで有るべきだとぼくは思う。

          (注)ぼくはこの年金制度とは全く違った純然たる社会保
            障制度の必要性を否定するものではない。しかしこ
            の場合には個別具体的に対応すべきことであって今
            の年金制度とは性格を異にしている。


>  しかし、経団連が「年金システム破綻の不安」を解消する為に消費税引上げ
> を主張している、と言う特定の話題に一般論をしても的外れです。


ですから一般論を持ち出しているのではありませんで、ぼくが言いたいことの力点
は別のところにあったというだけでしょう。


>  「ふざけるな!経団連」と言う気持ちから、株主配当や役員報酬を全て寄付
> するという極論を書きました。ふざけた事をいっている経団連に対するお灸と
> しては『年金システム破綻の不安解消を目的とする税源』として、株主配当に
> 対する税率の引上げや高額所得者の所得税率の引上げ等が妥当だと思います。


ぼくは既に申し上げたとおり、それこそが無関係な話の内容になっていると言っ
ているのです。だって話が結び付かないもの。

>  『年金システム破綻の不安解消を目的とする税源』としては何が適切だと思
> いますか。

ぼくは当面は消費税の値上げは筋が通っていると思います。さすが経団連は毎日
お金の話をしているだけあって「お金の役割」を心得ているな、と思いますね。

>
>
> == 興味はないけど、議論の仕方について ==
>
>  議論の仕方は人それぞれなので、特定の方法を押し付ける意見には賛成で
> きません。
>  また、元の話題と無関係な事や人の悪口を書くと元の話題の議論が成り立た
> なくので、書かない方が良いと思います。


既に申しましたとおり、あなたの仰ることは一部正論です。ただし、真面目な議論は、

         <議論の仕方は人それぞれ>

ではありません。従いまして、

         <特定の方法を押し付ける>

ことでなければならないのです。押し付けないでいることのほうがおかしいのです。


--
KENTAROUですた

yam

未読、
2003/08/18 6:56:162003/08/18
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3988814...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> > しかし、野放図な消費に歯止めをかけるのが消費税増税の在
> > り方ではないかな。
>
> ちょっと考えるとわかるんだけど、消費税って一律に値段があがる
> んだから、貨幣価値が下がるのと同等ですよね。

 現象面ではそのとおりでしょうね。
 ただ問題は、経済を動かしているのが感情を持った
 人間であるという事ですね。
 モノの対価として払う場合、そのものの価値と直接関係が
 ないような「税金を払わされる」というネガティブな気分は
 消費マインドを冷めさせるのに充分なご利益がありますね。
 所詮、人間の消費行動なんて、気分次第の出鱈目なもの
 ですからねえ。まあ、資源やエネルギーを浪費を防ぐ為にも、
 沈滞ムードを醸し出している必要はあるでしょうね。


Shinji KONO

未読、
2003/08/18 8:54:402003/08/18
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <rL20b.689$U8....@news1.dion.ne.jp>, "yam" <h_...@h8.dion.ne.jp> writes


>  モノの対価として払う場合、そのものの価値と直接関係が
>  ないような「税金を払わされる」というネガティブな気分は
>  消費マインドを冷めさせるのに充分なご利益がありますね。

そういえば僕の友人に消費税で払った金額を毎月計算して「こんな
に払っている!」と確認していた奴がいたっけ。

国が集めたそういう細かいお金を、まとめて使えば、それは
まわりまわって消費拡大になるわけだね。

>  所詮、人間の消費行動なんて、気分次第の出鱈目なもの
>  ですからねえ。まあ、資源やエネルギーを浪費を防ぐ為にも、
>  沈滞ムードを醸し出している必要はあるでしょうね。

資源やエネルギーに関係ない消費もあるよ。

Kaz Hagiwara

未読、
2003/08/18 9:39:272003/08/18
To:
yam wrote:
>  モノの対価として払う場合、そのものの価値と直接関係が
>  ないような「税金を払わされる」というネガティブな気分は
>  消費マインドを冷めさせるのに充分なご利益がありますね。

だから、内税にしてしまえばいいんですね。「納税者意識」
というやつは多少犠牲になるかも知れませんが、物を買おう
と思うたびに「ネガティブな気分」になるよりは、いまの情
勢下よっぽどましです。

むろん、レシートには払った内のいくら分が消費税であると
明記するべきですが、まあ、そんなものは見たくない人は見
ないわけです。それより、10000円と書いてあったら、
一万円札で用が足りた方がどんなに気分的に楽かわからない。

経験からいえば、内税なら、消費税10%でもそんなに懐が
痛い感じがしません。

>  所詮、人間の消費行動なんて、気分次第の出鱈目なもの
>  ですからねえ。

そのとおり。

萩原@グリフィス大学

yam

未読、
2003/08/18 11:16:042003/08/18
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3988840...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> >  モノの対価として払う場合、そのものの価値と直接関係が
> >  ないような「税金を払わされる」というネガティブな気分は
> >  消費マインドを冷めさせるのに充分なご利益がありますね。
>
> そういえば僕の友人に消費税で払った金額を毎月計算して「こんな
> に払っている!」と確認していた奴がいたっけ。

 そうそう、庶民なんて所詮そんなものです。
 数年前、住宅建設推進のためにちょっと税制を緩めたら、
 馬鹿が「今がチャンス」とか言ってこぞって家を建てて、
 建材の相場が2~3割上がって、優遇税制分なんて
 綺麗サッパリ吹っ飛んだ挙句に、大工不足と建てりゃ
 売れるから欠陥住宅掴まされた連中が一杯いますね。
 税金を払わないためなら、それ以上の損をしても平気って
 わけじゃないんだろうけど、結果としてそうなってでも
 税金なんてものを払いたくないって連中は多い。
 マルサの女に出てくるような奴も実際いるって言うし、
 銭ボケ亡者ばかりですね。

> 国が集めたそういう細かいお金を、まとめて使えば、それは
> まわりまわって消費拡大になるわけだね。

 たかだか、元々の消費の5%では?

> >  所詮、人間の消費行動なんて、気分次第の出鱈目なもの
> >  ですからねえ。まあ、資源やエネルギーを浪費を防ぐ為にも、
> >  沈滞ムードを醸し出している必要はあるでしょうね。
>
> 資源やエネルギーに関係ない消費もあるよ。

 それ自体が資源やエネルギーを消費しなくても、景気の
 活性化に繋がれば、必ず浪費に結びつきます。
 それが、自分や自分の子孫の首を締める事に気づくことは
 ないでしょう。
 所詮、消費者は近視眼的な事しか考えられない愚か者です。


GON

未読、
2003/08/18 12:42:222003/08/18
To:
"yam" <h_...@h8.dion.ne.jp> wrote in message news:ub60b.697$U8....@news1.dion.ne.jp...

>  それ自体が資源やエネルギーを消費しなくても、景気の
>  活性化に繋がれば、必ず浪費に結びつきます。
>  それが、自分や自分の子孫の首を締める事に気づくことは
>  ないでしょう。
>  所詮、消費者は近視眼的な事しか考えられない愚か者です。

それじゃ、縮小経済、質素倹約経済で首尾一貫した経済体制を
示してください。

「便利なものはすべて捨てて、自然へ帰れ!」

というなら、それなりの首尾一貫した考え方があれば、それはそれで
1つの立派な選択肢になります。

Shinji KONO

未読、
2003/08/18 19:37:472003/08/18
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <bhqvlf$ja8$1...@news511.nifty.com>, "GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> writes
> それじゃ、縮小経済、質素倹約経済で首尾一貫した経済体制を
> 示してください。

日本の現状も、イギリスのデフレ期(30年続いた...) も安定した縮
小経済の実例だと思います。どうして現状をそのままに見ない奴が
いるのか僕には理解できない...

> 「便利なものはすべて捨てて、自然へ帰れ!」
> というなら、それなりの首尾一貫した考え方があれば、それはそれで
> 1つの立派な選択肢になります。

人間が食べて排泄する以上、必ず消費はあるわけだよね。逆に消費
するのは人間に限られているわけです。なので、yam の説を実証す
るのならyam に死んでもらうのが一番だな。

経済成長が人口増加に相関するってのは根本的な原理なのでなかな
かやぶるのは難しい。

でも消費自体に税金をかけて、それを政府がさらに消費に廻すって
のは、割りと良い抜道だと思う。(しょせんはトリックに過ぎません
けどね。私有財産制の不都合を緩和するために相続税を導入するみ
たいなもんだな)

mshino

未読、
2003/08/20 1:22:122003/08/20
To:
横から駄文失礼。

Shiro <h9s...@tky2.3web.ne.jp> wrote in message news:<bhovlq$10lb$1...@usj.3web.ne.jp>...
>  『年金システム破綻の不安解消を目的とする税源』としては何が適切だと思
> いますか。

特にマクドナルドハンバーガーの薄利多売は地球環境汚染に繋がるので、
消費税を強化して無駄使いを抑制すべきだと思う。所得税累進は戦後流行った
闇屋の暴利貪りに対抗するには良かったが、今は時流にそぐわない。

地価そのものが暴落するからこれは税源にはならないが、大収入者が都会の
一等地にゴルフ場を造らないよう、また低所得者も家族で都会に住めるよう、
固定資産税を累進化すべき。銀行にはもっと大量の不良債権を出させる。
そもそも土地転がしで儲けようという発想自体が間違ってる。また商売の
資金は株でやるべきで、家屋敷を質に入れて家族を自分の商売都合で
巻き込むべきではない。

平安時代は「公地公民制」で土地の資産価値がゼロなのに税金だけ取られ
たから農民が逃げたして荒れ地が増え、「墾田永年私財法」ができたくらい。
「地上げ屋」なんてその当時は全く考えられなかった。

おいらはマック

未読、
2003/09/04 8:34:312003/09/04
To:

"mshino" <msh...@m2.catvmics.ne.jp> wrote in message
news:c50a416c.03081...@posting.google.com...

> 横から駄文失礼。
> Shiro <h9s...@tky2.3web.ne.jp> wrote in message
news:<bhovlq$10lb$1...@usj.3web.ne.jp>...


当方はあなたの考えに賛同するものです。あなたの土地に対する税のあり方の
見直しはかなり説得力のある問題提起だと思います。土地についての税のあり方
は今後検討すべき幅の広い問題だと認識しております。<所得税累進は戦後流
行った闇屋の暴利貪りに対抗するには良かったが、今は時流にそぐわない>こと
については当方は始めて知りました。

固定資産税を累進化すべきという主張にも賛同できます。そもそも土地を転がし
て儲けようという発想自体が間違っているとする主張にも大賛成であります。また、
これは個人の問題でしょうが、商売の資金は株で稼ぐべきで家屋敷をを担保に手
に入れるべきではないという趣旨も分かる気がします。

当方が、以上のあなたの土地についての税のあり方に賛同する基本的視点は、
土地は本来的に私有財産制度の対象物にはなりえないとすべきなのではないか、
これであります。この発想は私的自治と私有財産制度あるいは資本主義社会と
は無関係であります。世に存在する全ての物が私的自治という発想をバックにな
んでも商品交換の媒介物になるという考えは既に有数の資本主義諸国が既に
否定していることであります。例えば人体です。理由こそ土地の場合とは違いま
すがしかし、このことは理由さえあれば私的自治と私有財産制度と相容れないわ
けではないことを示しています。

土地は有限であります。しかも人間が生活していくには無くてはならないものであ
ります。他の「物」のように「知恵」でもって幾らでも創出できるものではありませ
ん。
この<土地は他の物とはどこか違うんじゃないのか>が経験上最も知り得ている
先進国の国民は日本人です。一番実感として持てる国民ももしかしたら日本人な
のではないでしょうか。アメリカやヨーロッパ資本主義諸国の人々はたとい学者で
あっても、頭では考えられないことは無いと思いつつもそこまで深刻になる必要の
無い事と考え切実な問題として提起することはしません。土地法学の記事を読む
とそれがよく分かります。従いまして、日本人はこのことを外国からの「輸入法学」
として学び解明できないのです。また外国の意見を聞いてどうのこうのできるもの
でもありません。

いまいちど、土地は他のものとは違うのでは、この発想を日本人が先頭切ってじ
っと育ててみてはどうか、と当方は思うのですがいかがでありましょうか?

--
おいらはマック@Individual.net

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