単位の話ってどのニュースグループだろう?
とりあえず fj.questions.misc, fj.sci.misc に振ります。
Takashi YOSHIMIさんの<ajl2tb$cr7$1...@nwall2.odn.ne.jp>から
>吉見です。
>
>Jun Yazawaさんの<ajidjk$1b9e39$1...@ID-156875.news.dfncis.de>から
>>で、ちょっと気になったのが単位のことです。
>>「水深450メートル」と字幕に出ますが、メーターの表示は「1500(フィート)」
>>あのような、数字が表示される映画では、無理にメートル法に換算しなくても
>>良いような気がします。オリジナルの単位の方が台詞(字幕)と画面が一致する。
>
>思うに、ハリウッドの映画制作会社がまじめに国際的な配給を考えるのなら、
>せめてアメリカ版(ヤード・ポンド)と国際版(SI)を制作して配給するべ
>きなのでしょう。外国語の翻訳版を作るよりは安いはずです。数値のせりふと
>かメーターの画像とかを二通り作っておいて編集でそこだけ差し替えればすむ
>のですから。
あと、速度制限の道路標識を差し替えたりとか。
>ただ、よくわからないのは、海里とか飛行機の高度とか、まだ慣習的にSI以
>外の単位を使っているらしいケースなどですが、それはそんなに多いのでしょ
>うか。
とりあえず思いつくところで 血圧が mmHg ですね。
血圧の単位が突然変わったらわかりにくいだろーなー。
あとゴルフの距離(ヤード)とか。
あと石油(バレル)とか。
そういえば宝石の「カラット」って体積?重さ?
それとも全然別の尺度なのかな。
--
Tanaka-Qtaro-Yasuhiro mailto:ta...@ca2.so-net.ne.jp
> そういえば宝石の「カラット」って体積?重さ?
> それとも全然別の尺度なのかな。
重さですね。1carat=0.2g
その昔、宝石の重さを量るのに使われた豆の名前が語源ということになっています。
金の karat は、純度のこと。純=24k
真珠の重さについては、国際的に「匁」が使われている由。1momme(匁)=3.75g
田中久太郎さん wrote:
> Takashi YOSHIMIさんの<ajl2tb$cr7$1...@nwall2.odn.ne.jp>から
> >吉見です。
> >
> >Jun Yazawaさんの<ajidjk$1b9e39$1...@ID-156875.news.dfncis.de>から
> >ただ、よくわからないのは、海里とか飛行機の高度とか、まだ慣習的にSI以
> >外の単位を使っているらしいケースなどですが、それはそんなに多いのでしょ
> >うか。
>
> とりあえず思いつくところで 血圧が mmHg ですね。
> 血圧の単位が突然変わったらわかりにくいだろーなー。
>
> あとゴルフの距離(ヤード)とか。
> あと石油(バレル)とか。
車の馬力とか。
#まあ、新しい車だと併記してる方が多いけど。
--
+N+ 【新 fj の歩き方 (仮称) の現時点までの成果品は】
西4東 さいとう のぼる<j0...@cocoa.ocn.ne.jp>
+S+ 【http://www2s.biglobe.ne.jp/~kyashiki/fj/arukikata/】
昨日TVで「人工ダイヤ」のドキュメンタリーを見ました。ダイヤが純粋な炭素で、どう
いう結合をしているかを突き止め、金属を高温にし、圧力をかけることで本物のダイ
ヤと全く同じものを作り出す技術した。が開発されたという話でした。
そのヒントになったのはアリゾナだったか、に落ちた隕石に小さなダイヤがついてい
たことだったそうです。衝突の際の熱と衝撃がダイヤを産んだのだと。
今の処は両者に蛍光燈の光を当てると本物の方はそのままなのに、偽物の方は青白い
光を発するそうで、これは己の将来を脅かされたと感じるダイヤの商人DeBeersが研
究してみつけた判別法とか。
ロシアの科学者達はこれをも克服せんと頑張っていて、DeBeersは自分達の扱う「本
物」のダイヤにDeBeersの刻印を刻み始めたそうです。
何百万年もかかって出来たダイヤの価値というのもわかりますが、あの輝きが安く買
えるのなら消費者としてはありがたいですがねぇ。
え、そんな番組があったんですか。
>ダイヤが純粋な炭素で、どう
> いう結合をしているかを突き止め、金属を高温にし、圧力をかけることで本物のダイ
> ヤと全く同じものを作り出す技術した。が開発されたという話でした。
意図して作ったわけではないのですが、学生時代、高圧プレスでMgO, SiO2等からオリビンを
作る実験をしたときに、ダイアモンドを「作ってしまった」ことはあります。もう20年くらい
前のことですので、温度・圧力等の実験条件、実験装置の仕様の詳細等は覚えていませんが、確か、
タングステンカーバイドか何かでできていた圧力媒体に、温度・圧力モニターのための電極を
付ける必要があり、その電極部分がグラファイトでできていたと思います。で、セッティングが
悪いと、その電極が圧縮されてダイアモンドになってしまう、ということです。ですから、
そんなダイアモンドを作るような実験は、「できの悪い」実験だと言うことになります。
しかも、できたダイアモンドは、グラファイトとダイアモンドが入り交じって、黒いカスのように
しか見えないものですし。
> そのヒントになったのはアリゾナだったか、に落ちた隕石に小さなダイヤがついてい
> たことだったそうです。衝突の際の熱と衝撃がダイヤを産んだのだと。
かなり古い書物ですが、
「地下の科学シリーズ17 ダイアモンド-その生い立ちと性質」砂川一郎著、ライティス社刊(1969年)
によれば、JerofejeffとLatshinoffが、1866年にロシアに落下したノボ・ユレイ隕石中に
ダイアモンドを見つけ、1888年に報告したものが一番最初の報告のようです。その後、チリの
カルコート隕石、ハンガリーの隕石、アリゾナのキャニオン・ダイアブロ隕石等からも
報告されるようになったとのことです。ただ、それぞれの報告についての詳細は、この本では
不明です。ポピュラーサイエンス(裳華房)の「ダイアモンドとガラス」には、そういう話が
もうすこし分かりやすく載っていたかもしれない。
#手元には、結晶合成法に関しては、あんまり新しい本がないなあ…
人工ダイアモンドについては、確か、ジェネラル・エレクトリック社がその製造法の研究を
始めて、現在はいろいろな企業で合成されていると思います。あと、現在盛んに行われているのは、
化学反応気相成長法(CVD)によるダイアモンド薄膜の製造ではなかろうか?
> 今の処は両者に蛍光燈の光を当てると本物の方はそのままなのに、偽物の方は青白い
> 光を発するそうで、これは己の将来を脅かされたと感じるダイヤの商人DeBeersが研
> 究してみつけた判別法とか。
紫外線に反応して、蛍光を発するということですね?これは知りませんでした。でも、
なんでだろう?
> ロシアの科学者達はこれをも克服せんと頑張っていて、DeBeersは自分達の扱う「本
> 物」のダイヤにDeBeersの刻印を刻み始めたそうです。
んー、どうやってでしょう?原石に刻印したって、カットしたらわからなくなるし、
傷ものを増やす必要もないし…
カットしたあとに下手に傷を付けたら、ブリリアントカットが台無しになりそうな気が…
> 何百万年もかかって出来たダイヤの価値というのもわかりますが、あの輝きが安く買
> えるのなら消費者としてはありがたいですがねぇ。
うーん、価格に関しては、いろいろとあるようで…むしろ、
「あんなものはただの飾りです。偉い人たちには、それがわからんのです。」
と開き直って考えたほうが、精神安定上、よろしいかと… (^_^;
#というか、私はそう考えている。 (^_^)
#指輪のダイアモンドよりも、ガラス切りとかボーリングビットとか研磨材に使ってある
#ダイアモンドの方が、よっぽど役に立ってると思う。
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\\ ・ : 佐脇貴幸
\☆ /\/\ .: ・ t-sa...@aist.go.jp
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いつだったか、メートル単位に直していたような気がしますが、結局、
またヤード表記に戻ってしまったような気が…
> > あと石油(バレル)とか。
> 車の馬力とか。
「理科年表」1996年版を見ていましたら、仕事率のところに、
仏馬力(PS):735.5W
英馬力(hp):745.7W
があって、「仏馬力は当分の間使用できるが、英馬力は昭和33年より使用を禁止
されている。」という記述がありました。最新版では、仏馬力の扱いは、
どうなっているんでしょう?
#そういえば、ブルーバックスに、「単位の進化」という本があったなあ。
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\\ ・ : 佐脇貴幸
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とはいえ、ビー玉みたいに買えたら、誰もダイヤに魅力を感じなく
なるのではないでしょうか。
「価格の統制」あたりが参考になると思います。
http://www.nihongo.com/diamond/kihon/diamdebe.htm
____________________________________________________________
Name : Shin-ichi TSURUTA 鶴田 真一 (as SYN)
E-mail : s...@emit.jp
URL : http://www.emit.jp/
> 人工ダイアモンドについては、確か、ジェネラル・エレクトリック社がそ
> の製造法の研究を始めて、現在はいろいろな企業で合成されていると思いま
> す。あと、現在盛んに行われているのは、化学反応気相成長法(CVD)によ
> るダイアモンド薄膜の製造ではなかろうか?
薄膜ならご家庭でも :-)
講談社ブルーバックス
「ハイテク・ダイヤモンド」半導体ダイヤからフラーレンまで
志村史夫 ISBN 4-06-257092-0
pp.120-
| 実際, 広瀬らは図 28 のような簡易ダイヤモンド生成装置を開発しており,
| その装置は表 15 に示すように一万円以下の費用で組み立てられるのである.
| このような装置のおかげで, 現在はダイヤモンドが高校や中学校の理科の実
| 験でかんたんに生成できるようになっている.
| あなたも自宅でダイヤモンドを造ってみませんか.
で, 表 15 です.
+--------------------------+--------------+-----+----------+
| 器材名| 規格| 数量| 価格|
+--------------------------+--------------+-----+----------+
| ガラス製反応菅| 5cm x 20cm| 1 本| 500 円|
| ガラス管| 径 7mm x 1m| 1 本| 130 円|
| 試験管| 中・小| 2 本| 205 円|
| ゴム栓| 大・中・小| 4 個| 305 円|
| ゴム管| 径 6mm x 1m| 1 本| 230 円|
| モールコック| -| 1 個| 95 円|
| アルコールランプ| -| 1 個| 335 円|
| ビーカー| 1l| 1 個| 890 円|
| フラスコ挟み| 中・小| 2 個| 1815 円|
| 平型スタンド| -| 1 個| 2320 円|
| 角型ムック| -| 2 個| 700 円|
| タングステン棒| 径 1mm x 20cm| 1 本| 700 円 *|
|タングステン・フィラメント| 径 0.2mm x 1m| 1 本| 300 円 *|
| 銅板| 20cm x 20cm| 1 枚| 400 円 *|
| モリブデン板| 5mm x 5mm|50 枚| 1000 円 *|
+--------------------------+--------------+-----+----------+
* 2400 円 (消耗品) 計 7525 円 (消耗品含まず)
表 15 簡易ダイヤモンド生成装置の器材と価格
--
Kazuo Fox Dohzono / doh...@hf.rim.or.jp
Kazuo Fox Dohzono wrote:
> In article <3D608397...@aist.go.jp>
> "Sawaki, Takayuki" <t-sa...@aist.go.jp> writes:
> > 人工ダイアモンドについては、確か、ジェネラル・エレクトリック社がそ
> > の製造法の研究を始めて、現在はいろいろな企業で合成されていると思いま
> > す。あと、現在盛んに行われているのは、化学反応気相成長法(CVD)によ
> > るダイアモンド薄膜の製造ではなかろうか?
> 薄膜ならご家庭でも :-)
> 講談社ブルーバックス
> 「ハイテク・ダイヤモンド」半導体ダイヤからフラーレンまで
> 志村史夫 ISBN 4-06-257092-0
あ、そういえば、これ読んだなあ。
> | 実際, 広瀬らは図 28 のような簡易ダイヤモンド生成装置を開発しており,
> | その装置は表 15 に示すように一万円以下の費用で組み立てられるのである.
(略)
これ、夏休みの自由研究にいいかもしれないですね。
なお、前に挙げた
裳華房ポピュラーサイエンス「ダイアモンドとガラス」境野照雄著
にも、人工ダイアモンドの話が載っていました。1カラットのダイアモンドを
合成した場合の価格は1,000万円を超え、天然物の数十倍になるとのこと。
そういう意味じゃ、これを持っている人の方がお金持ち、と言ってもよさそう。
なお、同書によれば、人工ダイアモンドの合成の研究は、1950年代初めに
スウェーデンのアセア社で始まり、次いでジェネラル・エレクトリック社が、
1954年に1mm大のものを合成したとのことです。
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\\ ・ : 佐脇貴幸
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> "Loverain" <love...@faithful.com> wrote:
>> 何百万年もかかって出来たダイヤの価値というのもわかりますが、あの輝きが安く買
>> えるのなら消費者としてはありがたいですがねぇ。
> とはいえ、ビー玉みたいに買えたら、誰もダイヤに魅力を感じなく
> なるのではないでしょうか。
そしたらあんなもんに給料3ヶ月分をぶん取られるような
理不尽な目にあう人が減ってよいのではないでしょうか。
ダイヤが目的ではなく、少なくとも給料3ヶ月分の愛(書いていて
嫌になる(笑))があることを証明してもらうためだと思うので、結
局、他の物で給料3ヶ月分をぶん取られることになるでしょう(笑)。
Shin-ichi TSURUTAさんの<ajqkhb$2hqm$1...@nwall2.odn.ne.jp>から
>> そしたらあんなもんに給料3ヶ月分をぶん取られるような
>> 理不尽な目にあう人が減ってよいのではないでしょうか。
>
>ダイヤが目的ではなく、少なくとも給料3ヶ月分の愛(書いていて
>嫌になる(笑))があることを証明してもらうためだと思うので、結
>局、他の物で給料3ヶ月分をぶん取られることになるでしょう(笑)。
その「他の物」が給料3ヶ月分に値するような有益な物ならOKかと。
#女性を美しく見せるということなら、ダイヤの指輪にもそれ相応の
#価値があるのかな (^^;
--
Tanaka-Qtaro-Yasuhiro mailto:ta...@ca2.so-net.ne.jp
Shin-ichi TSURUTA wrote in message ...
そういうことでしょうね。そもそもダイヤ自体はかなり昔から存在自体は知ら
れていましたが、19世紀になるまで「宝石」としては価値がなかったそうです。
理由はなんと「加工できない」。自由なカットを行えないので商業生産できなかっ
たとか。それが19世紀になってオランダのとある(笑)ところがカット技術を開
発して、とたんに「宝石としての」価値が上がったそうな。
# もちろん加工が容易になったとは言え、ダイヤ自体には希少価値があるという
# 大前提はあります。
ただダイヤの合成方法を考えるにそうほいほい作れるものでもないでしょうか
ら、合成とはいえそれなり(とは言っても天然物よりははるかに安いでしょうが)
の価格になるでしょうね。エメラルドやルビーなどは既に合成物が商業的にペイ
する形で出回っていますが、天然物よりは安いとは言え、見栄えがするような大
きな物はやはりそう簡単には買えない価格のようですし。
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
Shin-ichi TSURUTA wrote in message ...
そういうことでしょうね。そもそもダイヤ自体はかなり昔から存在自体は知ら
"Sawaki, Takayuki" <t-sa...@aist.go.jp> wrote in message
news:3D608397...@aist.go.jp...
> その電極部分がグラファイトでできていたと
そうそう、そのグラファイトがダイヤになるんですね。要するに、鉛筆の芯。ダイヤ
と同じ炭素100%でも結合の仕方が違うのだと言っていました。
> しかも、できたダイアモンドは、グラファイトとダイアモンドが入り交じって、
すみません、佐脇さんのように専門的なことはよくわからないのではっきり覚えてい
ないのですが、アルミをグラファイトの近くに置いといて、加えて窒素を入れてやる
と、黒いカス(これはダイヤになりかけのグラファイトだそうですが)をなくすこと
が出来るとか。
よって、肉眼で見た限りにおいては本物との区別がつかない人工ダイヤが出来たのだ
そうです。
> 「地下の科学シリーズ17 ダイアモンド-その生い立ちと性質」砂川一郎著、ライ
ティス社刊(1969年) ~
> ただ、それぞれの報告についての詳細は、この本では不明です。
その本が出来た頃にはまだダイヤが衝撃の際の熱と圧力で作られたものだとは判明し
ていなかったのでしょうね。
> 紫外線に反応して、蛍光を発するということですね?これは知りませんでした。
でも、
> なんでだろう?
なんででしょう?
とにかくDeBeersが躍起になって判別する方法を研究した結果行き着いたものだそう
です。
> んー、どうやってでしょう?原石に刻印したって、カットしたらわからなくなる
し、
製品ひとつひとつに入れているんじゃないでしょうか? TVに映ったダイヤに小さく
刻まれていました。虫眼鏡で拡大して見せていました。詳しい説明はなかったし、ど
うやって刻んだかは存じません。
#お店に行ってご覧下さい。(^_^;)
> 「あんなものはただの飾りです。偉い人たちには、それがわからんのです。」
> と開き直って考えたほうが、精神安定上、よろしいかと… (^_^;
まぁ、払いたい人が払えばいいってとこかも。
まあ、そういうことです。ちなみに、ダイアモンドは等軸(立方)晶系(cubic)、
グラファイトは六方晶系(hexagonal)に属し、多形(polymorph)の関係にあります。
> > しかも、できたダイアモンドは、グラファイトとダイアモンドが入り交じって、
> すみません、佐脇さんのように専門的なことはよくわからないのではっきり覚えてい
> ないのですが、アルミをグラファイトの近くに置いといて、加えて窒素を入れてやる
> と、黒いカス(これはダイヤになりかけのグラファイトだそうですが)をなくすこと
> が出来るとか。
私の場合は、あくまでも「事故」でできたもので、綺麗なダイアモンドを作ろうとする
場合には、それなりの操作が必要だということでしょう。
#そういや、ダイアモンド中の包有物の分析をして、窒素の存在の重要性に言及している
#論文があったなあ。
> > 「地下の科学シリーズ17 ダイアモンド-その生い立ちと性質」砂川一郎著、ライ
> ティス社刊(1969年) ~
> > ただ、それぞれの報告についての詳細は、この本では不明です。
> その本が出来た頃にはまだダイヤが衝撃の際の熱と圧力で作られたものだとは判明し
> ていなかったのでしょうね。
いえ、それは判明していました。私が言いたかったのは、この本には、それぞれの
ダイアモンドの、隕石中の産状が書かれていなかった、というだけのことです。原論文を
あたればいいんですが、何せ古いので…
#フォロー先はfj.engr.materials, fj.sci.matterにしておきます。
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\\ ・ : 佐脇貴幸
\☆ /\/\ .: ・ t-sa...@aist.go.jp
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うーん、そのまま宝石に使えるくらい無色で透明度が高いダイアモンドを現状技術を
使って合成したら、かなりの値段になるんじゃないかと思うんですけど…
http://www.gaaj-zenhokyo.co.jp/index.html
の"Gemology"を読めば、その辺のことがわかるかもしれません。
#http://www.gaaj-zenhokyo.co.jp/publication/gemmology/gemmology.html
#に、「合成ダイアモンド鑑別の現状」などと言う報告が載っているところを見ると、
#かなり安く合成できるようになったんだろうか?
なお、
http://www.gaaj-zenhokyo.co.jp/researchroom/2000/2000_11.html
にあるロシア産人工結晶の価格を見ますと、ダイアモンドが1000000米ドル/kgだそうです。
ただ、この表では製品の粒度がわかりません。
一方、
http://www.ruinok.com/russiatecnology/rusgood/DiamondPowder.html
だと40円/カラットだそうです。
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\\ ・ : 佐脇貴幸
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"Sawaki, Takayuki" <t-sa...@aist.go.jp> wrote in message news:<3D60A2C7...@aist.go.jp>...
> > 車の馬力とか。
(略)
> 最新版では、仏馬力の扱いは、どうなっているんでしょう?
自動車(二輪を含む)のエンジン出力なら
数年前から kW 表記になっていて
PS(仏馬力)は参考として併記されることもある
(もしくは kW→PS の換算式が注記されている)
だけじゃないでしょうか??
仏馬力といっても
「PS」てのはドイツ語の「馬力」の頭文字ですよね。
要はメートル馬力(1ps=750kg重m/sとして定義)だから
メートル法の発祥の地であるフランスだってことなんだろうけど
フランス語の「馬力」はCVじゃないかしら??
たしか「二馬力」て名前のクルマがあったような...
--
ishida-yuusuke #5002(greenmover)
#むかーーし(?)見た鑑定書には蛍光の有無てな欄があって、
それに関する注意書きが書かれていたような記憶があります。
##記憶の片隅ほじくり返しながら書いてるので、はっきりと
書けないのでなんなんですが。
------------------------------------------------------------------
力石 浩孝 Email:hchi...@nifs.ac.jp
核融合科学研究所 【509-5292 岐阜県土岐市下石322-6】
Tel: 0572-58-2130 Fax: 0572-58-2616
<3D608397...@aist.go.jp>の記事において
t-sa...@aist.go.jpさんは書きました。
>>> 今の処は両者に蛍光燈の光を当てると本物の方はそのままなのに、偽物の方は
>>> 青白い光を発するそうで、これは己の将来を脅かされたと感じるダイヤの商人
>>> DeBeersが研究してみつけた判別法とか。
>>
>> 紫外線に反応して、蛍光を発するということですね?これは知りませんでした。
>>でも、なんでだろう?
人工物だとどうしても格子欠陥が残ってしまって,
そこがエネルギーをトラップしているのかな。
天然モノだと, ひじょーに長い時間かけてアニーリング
されているようなものだから, その格子欠陥の数が
極めて少ないとか。
もしもそうなら, 人工物でも充分にアニーリング
するなどすれば, 蛍光を減らせるかも。
天然モノでも着色のダイヤってのがあって,
これはごく微量の不純物のせいですよね。
その不純物が可視部に吸収帯を持っている。
そのごく大雑把な例が
>> 意図して作ったわけではないのですが、学生時代、高圧プレスでMgO, SiO2等
>>からオリビンを作る実験をしたときに、ダイアモンドを「作ってしまった」こと
>>はあります。
...
>>しかも、できたダイアモンドは、グラファイトとダイアモンドが入り交じって、
>>黒いカスのようにしか見えないものですし。
な訳で, 大量の不純物と格子欠陥で黒く見えると。
# そういえば, 二年前の夏に「かはく[*1]」で「ダイヤモンド展」を
# やっていたな。あとでそのときの図録を探してみよう ...
# [*1] 国立科学博物館 (上野)
--
Ryo MIYAMOTO; rm...@cc.hirosaki-u.ac.jp;
蛍石(CaF2)とか灰重石(CaWO4)とかですかね?蛍石の方が軽い(比重が
小さい)し砂みたいに細工しやすいかな?
燐灰ウラン石(Ca(UO2)2(PO4)2)は…多分使わないと思うけど。
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\\ ・ : 佐脇貴幸
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> フランス語の「馬力」はCVじゃないかしら??
> たしか「二馬力」て名前のクルマがあったような...
http://www.asahi-net.or.jp/~fu2s-ngi/tintin/car/2cv/car2cv.html
によると、第二課税区分ということらしいですが。
工業的には大いに魅力があります。
高い硬度は、すでにカッターなどに使われていますが、
非常に高い屈折率(輝きの秘密でもありますが)を持っているので、
光学部品(レンズ・プリズムなど)として広く使われると思われます。
私は詳しくありませんが、電気特性にも魅力があるんじゃないでしょうか。
とくにブルーダイアモンド。
--
*********************************************************
矢澤 純一 j-ya...@REMOVE.mx5.nisiq.net (REMOVE.を削除)
<東京の城北を写真でスケッチ>
http://plaza.harmonix.ne.jp/~ayami
<懐かしい外国TV番組の掲示板>
http://plaza.harmonix.ne.jp/~ayami/bbs/bbs_jn.cgi
*********************************************************
位牌の替わりにそのダイヤを身につけたりして!?
電気的特性もそうかも知れませんが、ヒートシンクに使えれば、これほど魅力
的な材料もそうあるものではないでしょう。
--
___ わしは、山吹色のかすてーらが大好きでのぅ
[[o o]] ふぉっふぉっふぉ
'J' 森下 お代官様 MaNMOS 英夫@ステラクラフト
PGP Finger = CD EA D5 A8 AD B2 FE 7D 02 74 87 52 7C B7 39 37
<naka...@24h.co.jp> wrote in message news:<3d6491b8$0$27769$44c9...@news2.asahi-net.or.jp>...
> http://www.asahi-net.or.jp/~fu2s-ngi/tintin/car/2cv/car2cv.html
> によると、第二課税区分ということらしいですが。
うーん... 「第二課税区分」てのは初めて見ましたが...
わたしの理解しているかぎりでは、あれは「2(課税)馬力」です。
この「課税馬力」というのが、
たしか排気量かなんかに係数を掛けて算出するとかで、
実際のエンジン出力よりもずいぶん小さい数字になるとおもいます。
おそらく、
内燃機関が未発達で、排気量あたりの出力がひどく小さかったころ
決まった係数をそのままつかっているんでしょう。
...もしくは、
「馬力」を測るのに実際に馬とクルマで綱引きやったとか??(想像)
もっとも、2CVという名前でも、
後期のものは「2課税馬力」より大きな排気量になったとか聞いたような(嘘かも)
--
ishida-yuusuke #5002(greenmover)
ダイヤモンドヒートシンクってほんとにあるんですね。検索かけて
びっくりしました。
#ムクの単結晶から削りだしたヒートシンクはさすがに無い
石段
あ、これ、いいですね。場所もとらないし。お墓は家の宝石箱かあ。
自分の時は、葬式は要らないから、その費用分を全部回してもらって、
これにしてもらいたいな。
~~ ◯ ~~~~~~~ ‥ ・ ~~~~~~~~~~~
\\ ・ : 佐脇貴幸
\☆ /\/\ .: ・ t-sa...@aist.go.jp
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In article <_zZ99.16074$Cq.6...@ozemail.com.au>, love...@faithful.com says...
>
>http://www.cnn.co.jp/fringe/K2002082301366.html
>
>位牌の替わりにそのダイヤを身につけたりして!?
>
今週の TIME によると 16週間ほどかかるそうです。
百カ日に間に合わせれば日本で流行るかもしれない。
--
石原 幸男
<Yukio Ishihara of theR.A.N.S.>
ishi...@y.email.ne.jp
http://www.nn.iij4u.or.jp/~therans/
"Sawaki, Takayuki" wrote:
> Loverain wrote:
> > http://www.cnn.co.jp/fringe/K2002082301366.html
> > 位牌の替わりにそのダイヤを身につけたりして!?
> あ、これ、いいですね。場所もとらないし。お墓は家の宝石箱かあ。
> 自分の時は、葬式は要らないから、その費用分を全部回してもらって、
> これにしてもらいたいな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040908-00000811-jij-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040908-02036621-jijp-int.view-001
には別の会社(スイス)でも始められたとのこと。こっちの方が安いし製造に
かかる日数も短いですね。まあ、技術の進歩ということでしょうか。
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\\ ・ : 佐脇貴幸
\☆ /\/\ .: ・ fi_s...@yahoo.co.jp
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