イラクの国土を破壊し、住民を殺傷している米軍の一翼を担っている
ことは、今や世界周知のこととなりました。(道新、04/4/8)
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その混乱に乗じて次のフセインたらんとしているイラク人がいることもまた事実。
CPAは現在のイラクの行政組織であり、その行政組織の支援をすることは
人道復興支援の一環として捕らえられると思うのですが、もしかして、軍隊は
行政組織じゃないとかそういう頭の悪い考え方をしている人って、世の中そん
なに多いのですか?
なんかさ、くだらない反米感情とかでものごとをさかさまに見るのやめよう
よ。確かに、CPAが万人の支持を集めていないのはそのとおりで、これは日本
にGHQがあったころとはぜんぜん状況が違うわけだが、じゃあテロリストがイ
ラクの復興を助けているのか?という視点からするとまったくそうではないわ
けで、あくまで、テロリストは平和への敵な訳です。
本来的には、イラクの復興はイラク人民によって行われるべきだけど、それだ
けでは能力不足なわけで、そこに援助することのなにがわるいんだろうか。
そして、人道復興支援というけれども、物を作るだけが復興支援じゃないのは
あきらか。むしろ治安維持が重要なのは明白で、そのために軍事力を利用する
のは当たり前の話ですね。
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Yoshitaka Ikeda mailto:ik...@4bn.ne.jp