Toshihiko ZEP Kaneko wrote:
> かねこ(兄)ですが、
> 無宗教者です。
不信心な仏教信徒(浄土真宗)というのがわたしのスタンスかな。
レビ記の引用部は拡大解釈に及ぶまでもないので構いませんが
> 自殺に関しては特に明言はないようです。但し、モーゼの十戒で
> 「汝殺すなかれ」とあるのを自分も含めれば戒めているのかも。
モーゼの十誡に拡大解釈を許容すると
・唾を飲み込むのも禁止 -- ユダヤ教の右派
・輸血も臓器移植も禁止 -- エホバの証人
となって規制の強さがわたしには受け入れがたいものになりますので
個人的には勘弁してほしいです。
--
mailto:shi...@dd.iij4u.or.jp 渋谷伸浩
「殺す」ではないでしょう。「殺人」または「過失致死」についてです。
http://ebible.org/bible/web/Exodus.htm
| 20:13 “You shall not murder.
そもそも古来、自殺は、国を問わずときに潔い行為であったはずです。
それを「支配者」と「支配される集団」双方が都合のいいように禁じただけで
禁じた趣旨は、それこそただの rule(支配・統治)でしょう。
また、取調べ中の罪人や捕虜、奴隷などが自殺すれば何もいいことはないです。
# 現代でさえ政党の票集めから集団の勢力の拡大まで都合の悪いことだらけです。
我が国でも徳川がそのような意味で自殺を禁じています。
http://www2.dokkyo.ac.jp/~msemi005/yuhi99/area013/nihonjin.htm
| 有能な家臣や武士を殉死などで失うことを恐れた幕府は、法令によって殉死を強く禁止した
| のにもかかわらず、主君の死後その後を追う「追腹」はあとを断たなかったのです。どの藩
| でも、建前としては殉死を禁止していましたが、本音は殉死の多いことで家臣の忠誠ぶりを
| 外に誇示しようとし、ひそかに喜ぶ風潮さえ見られました。ある藩では主君の死後、20名近
| くの家臣が続け様に追腹をしていったといいます。
自殺のデメリットは、自殺覚悟で大きな事件を起こしてしまう心理、無理心中、
集団妄想、それ以前の事実が解明できなくなることなどでしょう。
> モーゼの十誡に拡大解釈を許容すると
>
> ・唾を飲み込むのも禁止 -- ユダヤ教の右派
> ・輸血も臓器移植も禁止 -- エホバの証人
>
> となって規制の強さがわたしには受け入れがたいものになりますので
> 個人的には勘弁してほしいです。
そういう拡大解釈以前に旧約聖書というのは、混沌としていて未完成な神
(創世記でいきなり創造主、創造の順序がちゃんぽんになっている)が
特定民族のデモクラシーを封じただけなのですよ。
そもそも
http://ebible.org/bible/web/Exodus.htm
| 20:3 “You shall have no other gods before me.
なんて閉鎖的なことまで言わないと信じてもらえない情けない存在であって
言ってもらわないとわからない、どうしようもない民族の話なのです。
--
不可殺
・昨日は無の自戒 ・今日は無の葛藤 ・明日は無の願望