この憲法は『平和憲法』とはよく言われる。
左翼のに都合のよい憲法だ。
平和主義、基本的人権、国民主権などと並んで、
もう一つこの憲法の大きな柱がある。
『何か忘れちゃいませんか』と言いたい。
憲法第25条が問題である。
『社会保障を推進せよ』と言っている。
官僚統制を奨励し、『国の保障で幸せにしていけ』とも解釈できる条文だ。
まさにソビエトなど社会主義全盛期にできた憲法の特徴が色濃く出ている。
『国の保障で幸せにしていけ』
これこそ、先進国にはまさに害毒でしかない。
国が貧者を救わなくとも、負担を軽くして失業率ゼロを目指せば、企業が仕事を出し
貧者を救ってくれる。
反対に国が税金を徴収し負担を揚げて貧者を救おうとすればするほど市場の活力を奪
い失業者は増大する。
貧者の数が多くなり国はどうにもできなくなる。
現在そうなっている。
『国の保障で幸せにしていく』
『負担を上げ官僚統制で保障を与えよ?』
素直に読めばこう読めるのが現行憲法だ。
この憲法は社会主義全盛時代にできた社会主義憲法だ。
憲法25条の改正は必要欠くべからざるものである。
自由経済は自己責任が大原則だ。
国が国民を保護するのではなく、保護責任は国民自身にあることをまず宣言すべき
だ。
『国民の保護責任は法的保護責任者にあり、国はそれを国民が実現できる当努めなけ
ればならない。』
と改正すべきだ。
国が国民を保護するのではなく、『国民に自立を求めることにより21世紀が始ま
る』といえる。
真の理想社会の幕開けになる。
豊かで持続可能な夢も希望もある自由主義社会への幕が開けるのである。
参考資料。
「新たに前文に盛り込むべきだ」と結論づけたのは、健全な愛国心のほか、(1)日
本の歴史、伝統、文化、国柄(2)日本の目指すべき方向と理念(3)誤った平和主
義、人権意識への戒め(4)環境権、循環型社会の実現――など。現行憲法が明記し
ている国民主権、基本的人権の尊重、平和主義はそのまま残す。
2004,3,9毎日webより。
先進国では近代企業が育っている。
負担を軽くし、失業率ゼロを目指すことにより、企業が仕事を出し救ってくれる。
バブルに見た以上の好景気が景気の谷間をはさみながら10年15年と続く。
国民はどんどん豊かになり、自立可能になる。
家族、資産、ボランティアを獲得可能だ。
国に頼らなくとも自分達で何とかなる国民がどんどん増える。
貧者は少なくなり救われる。
その上、
世代が下がるに従って豊かになっていく。
夢も希望もある活気あふれる自由社会が実現する。
貧富の二極化は税制で調整可能だ。
早くこうせよ。