プラネテス Phase 17『それ故の彼』について雑感など。
■寝たら? 再び
リュシー「タナベは未だ一月半って思ってるかもしれないけど、向こうに取って
はもう1月半かもよ」
タナベ「でも」
リュシー「安売りしろとは言わないけどさ、その辺確認した方が良いんじゃな
い?」
ギガルトの元に訪れた木星計画の担当官(ロックスミス)。
ギガルトの火星開拓時の旧友を木星計画の乗員に誘おうと探しているのだが、
ギガルトはロックスミスに知らないと体よく追い返す。
しかし、ギガルトはやはり友人(ゴロー)を匿っていたのだった。
タンデムミラーエンジンを見て以来、急に持久力をつけようとルームランナー
で走ることに熱心なハチマキは、タナベとのデートの約束をすっぽかしてしまう。
女子寮で、そんなハチマキの様子をリュシーに語るタナベ。
リュシーは寝ちゃえばと言い出し、ハチマキの気持ちを確かめる様に薦める。
その頃自分の退院祝賀パーティーに出ていたハチマキ。
木星計画に参加した場合、7年は帰って来ることが出来ない。
若い女性に7年も待っていろなんて言えないというチェンシンの言葉に、どち
らもという訳にはいかないと思うハチマキだが。
# 今回は原作のPhase 6『走る男』が元になった話です。原作同様、急に走り続
# けるハチマキ。原作では元々木星往還船に応募するつもりだったのですが、ア
# ニメだと彼が急に変化した風に見えて仕方がありません。それだけ、あのエン
# ジンの効果が凄いということなのでしょうが。
# デートすっぽかされたと言うのに優しいなタナベ。
# 女子寮のタナベとリュシーの寝間着姿。普通にパジャマでした>タナベ。リュ
# シーはシャツで寝ているということかなぁ。
# リュシーの「寝たら」発言がまたまた炸裂。だけど言っていることは正論。
# 木星往還船の乗組員、千人以上いるのか。原作でもそんないましたっけ? 最
# 初それだけ集めて、後で振り落とすのかなぁ? それとも、でかい船なので動
# かすだけでも一苦労だとか。
# チェンシンからタナベを奪っている形のハチマキが、彼に恋人をどうするんだ
# と聞くのはもの凄い酷なことなのでは?
■猫の首に鈴
会長「バカは…困りますよ」
専務「大丈夫。優秀な男です。しかし、調和という言葉を知らない。業績を安定
させた手腕は買いますが、これ以上は我が社にとって邪魔なだけです」
軌道保安庁でハキムに保安庁に来るのも最後だというクレア。
ミスが多すぎで、遂に担当を降ろされてしまったのだ。
クレアに、以前彼女が呟いた貴族にはなれないという言葉の意味を尋ねるハキ
ム。
クレアは、どんなに美味しい食事でも、それを作る人が飢えていたらその食事
を楽しめないと答えるのだった。
その頃地球の湖畔では、テクノーラ社の役員会が開かれていた。
フォン・ブラウン号建造の正否がタンデムミラーエンジンの出来次第という事
実に、旧来型エンジンで対処すべきだったという意見が続出。
しかし、それでは担当官であるロックスミスが納得しないため、代わりに彼を
いざという時に押さえられる人材をつけることに。
いざという時には使い捨てに出来、しかも優秀な男。
専務は、優秀だが調和に欠ける男であるドルフをその役目に推薦する。
# クレアはミスから立ち直れず、とうとう担当降ろされちゃったんですね。やは
# りハチマキを失ったことが大きかった?
# ハキムが改めて、クレアの言葉の意味を尋ねたのが意味深かも。嫌な予感が…。
# 湖畔で暢気に会議をしている連中。後で前回登場の専務が出て来たところから
# して、テクノーラ社の役員みたいです。ドルフの出世が断たれたと思ったら、
# 今度はマッドエンジニアのお守り(何かあったら全責任押しつけ付)ですか。
# あれ? すると第二事業部は…。
■トンカツもあるんですよ@タナベ
ロックスミス「私のフォン・ブラウン号、もうエンジンテストも大詰めなのに、
磁気流体制御システムが今一安定しない。そこであなたのお父様の経験
と勘が必要となるんです。彼は是非とも必要なんだがなぁ…。本当にこ
ちらには?」
テクノーラ社にやって来て、ハチマキの居るデブリ課の場所を訪ねたロックス
ミス。
そこで彼は、部下にタンデムミラーエンジン二号機の臨界極限値を取るための
試験をするように命じる。
出航の準備中、乗員の確認に来たクレアを見て驚くチェンシン。
乗員の確認は、一年生がやる仕事なのだ。
デブリ課で、ハチマキにデートを申し込むタナベ。
ホテルの一室での食事と言われて、流石に意識してしまうハチマキだが、そこ
にロックスミスが現れる。
フォン・ブラウン号の設計者にしてタンデムミラーエンジンの開発者である博
士の登場に感動するハチマキだが、彼の目的はハチマキの父、ホシノ・ゴローの
所在だった。
ゴローは実は在来型サーキット・コイル型核融合エンジンの機関長として、火
星と地球を五回往復した実績があり、ロックスミスは不安定な部分のあるタンデ
ムミラーエンジンの機関長としてゴローを招聘しようとしていたのだ。
ゴローが居ないと知り、去って行ったロックスミス。
すると、いつの間にかデブリ課にあった受付のノーラ君の着ぐるみが動き出す。
中から現れたのは、ホシノ・ゴロー本人なのだった。
# リュシーに焚き付けられたとは言え、自分からホテルに誘うとは大胆だなタナ
# ベ。しかもわざわざ「部屋でも食べられるんですよ」と意識させているし。ハ
# チマキを誘うポイントが「和食フェア」で「トンカツがあるんですよ」という
# のは一体…。ISPV-7では和食がそんなに珍しいのでしょうか?
# ハチマキの親父さん、原作とは違ってなかなか愉快な登場の仕方です。結構、
# 楽しんで逃げ回っていそうです。
# ハチマキの親父、ゴローの経歴が明らかに。火星と地球五往復、冒頭の会話だ
# と開拓時の話らしいので、かなり凄い経歴であろうことは間違いありません。
# 以前チェンシンが話していたところでは、彼にクレアとハチマキが別れた原因
# の一端があるらしいのですが…。
■ハチマキはサラブレッド
クレア「ハチは…。サラブレッドじゃない。どこに居たって自分で居られるわ」
チェンシン「確かにハチのお父さんは、有名な機関士だけど、それはハチの所為
じゃ無いだろう」
クレア「私が移民の子なのも、8歳まで文字が読めなかったのも、私の所為じゃ
無いわ。人生が違うのよ。貴方達と私とじゃ。これは誰の所為なのかし
らね」
月でのロックスミスと追いかけっこに疲れ、地球軌道にやってきたというゴ
ローを歓迎するユーリとフィー。
タナベはハチマキの父ということで緊張して挨拶。
ハチマキとタナベの関係に気づきからかうゴローに、どうしてロックスミスか
ら逃げるのかというハチマキは、木星開発の意義を力説する。
そんなハチマキを鼻で笑ったゴローは、陸に降りると言う。
その頃、月ではタナベ達と月で知り合った忍者達が、タンデムミラーエンジン
二号機の再度の臨界試験のため、実験場で働いていた。
チェンシンに、自分がデブリ課に左遷だと脅されたというクレア。
ハチマキだってデブリ課だというチェンシンに、彼はサラブレッドだと言う。
クレアは、チェンシンやハチマキと自分とは、人生が違うと言うのだった。
# 前回タナベが噂していたとおり、タンデムミラーエンジン二号機の実験場で働
# いていた忍者達が再度登場。
# ハチマキが父が偉大な機関士だからサラブレッドなどと今頃言われても、ちょ
# っとピンと来ないのですが。^^;;;; 育ちの違いによる意識のずれがクレアと
# ハチマキの仲違いの原因だったってこと? ちょっと可哀想な気もしますが、
# それを当の本人(チェンシン)の前で口走ってしまうクレアは更にドツボに。
■偉人のついた嘘
ゴロー「八郎太。騙されちゃ駄目だぞ。あれはツィオルコフスキーのついた嘘
だ」
ハチマキ「何?」
ゴロー「20世紀の初めに宇宙旅行を夢見たロシアのおっさんが、それを叶えるた
めに一発吹いたのさ。大先輩は頭が良いから、自分の欲望を人類全体の
問題にすり替えたんだ。俺は宇宙に行きたかったから宇宙に来た。飽き
たら去る。それだけだ。我が儘になるのが怖い奴に、宇宙なんか開けね
ぇのさ」
地球のハルコに、宇宙飛行士を引退して航宙士訓練校の指導教官になると連絡
したゴロー。ハルコに愚痴られつつも、愛してるというゴローに、今更宇宙より
女を取るのかというハチマキ。
ゴローは、ツィオルコフスキーの地球は人類の揺りかごという言葉が、自分が
宇宙に行きたいがための嘘だと指摘、自分は宇宙に行きたかったから宇宙に来た。
飽きたから去ると言うのだった。
その時、月にあるタンデムミラーエンジンが事故を起こしたと周囲が騒ぎ出す。
# 偉そうにしている親父が、奥さんに対しては低姿勢なのはお約束。
■逸材
ロックスミス「え? あ、何? そういう心配してる訳? 大丈夫だって、研究
施設の2つや3つ吹っ飛ばしたって、私が更迭されることは無いよ。何
故だと思う? フン。それはね、私が宇宙船以外何一つ愛せないという
逸材だからさ」
ISPV-7の港では全てのフライトが停止され、月面の軌道保安庁からは緊急救援
支援要請が届く中、ロックスミスはタンデムミラーエンジンを停止するように指
示。
しかし、通信を切った直後にロックスミスは記者会見を開く様に命じる。
彼には研究者達は助からないと判っていたのだ。
自分の指示の結果事故が起きたから全ての責任は自分にある。
ロックスミスが辞任させられると残念がる部下に、ロックスミスは自分が更迭
されることは無いと断言するのだった。
# 色々と原作と変わっている本作ですが、ロックスミス博士は全くそのまんまで
# 安心しました。
# 今回の事故の描写について。原作ではロックスミス博士が研究者に指示を出し
# てからメルトダウンするまでにかなり間があり、しかも外部にはその警告が届
# いていませんでした。ところがアニメ版ではタンデムミラーエンジンがメルト
# ダウンする前から軌道保安庁の救援要請が出ているばかりかそのことがISPV-7
# 中に知れ渡っていて、しかもその最中にロックスミス氏が悠長に研究者達と会
# 話していたりします。メルトダウンして大被害が出ることが最初から判ってい
# たような描き方が奇妙に思えたのは私だけでしょうか。^^;;;;
# ところで忍者達はやっぱり死亡? それとも、脱出出来たのかなぁ?
■次は失敗しません。ご期待下さい
ゴロー「あの若造。ロックスミスか。ちょっと面白いね。人間性は兎も角、自分
の我が儘を取り繕う、そぶりがまるで無い。ああいう悪魔みたいな男は、
良い仕事をするぞ」
月面の事故によりテクノーラ社では緊急の会議が招集される中、記者会見が開
催される。
記者達が次々に博士の責任を追及する中、ロックスミスは「次は失敗しません。
ご期待下さい」と発言し、そのまま退席していまう。
その会見を見て、大勢人が死んだのにと憤怒するタナベ。
だがゴローはその会見を見て、フォン・ブラウン号に乗ることを決意、ハルコ
にもそれを伝える。そしてハチマキに自分の我が儘を取り繕うそぶりが無いロッ
クスミスは良い仕事をすると言うのだった。
# ロックスミスの記者会見。原作では死亡した研究者達に十分な補償を約束して
# いましたが、こちらでは行方不明者の捜索救助ということになっています。忍
# 者さん達には生きていて欲しいのですが……。ところで、タナベ(とハチマキ)
# は忍者達がここで働いていることを知っている筈なのですが……忘れていたん
# でしょうか?
■すれ違いの始まり
ハチマキ「フォン・ブラウンって言うのは、第二次世界大戦の時、ナチスのスポ
ンサードではV2ってロケットを開発した科学者だ。大勢の命を奪うそ
のロケットが完成した時、フォン・ブラウンの仲間の一人がこう言った
んだ。今日は宇宙船が誕生した日だって。それから二十数年たって、フ
ォン・ブラウンは初めて人間を月へ送ったよ」
タナベ「それが?」
ハチマキ「多分。俺もそう言う奴なんだよ」
そして今日も走り続けるハチマキ。
ハチマキはタナベに、フォン・ブラウン号の名の由来となった、かつてナチス
に魂を売り弾道ミサイルV-2号を開発し、後に人類を月面に送り込んだフォ
ン・ブラウンと自分が同類の人間なのだと言うのだった。
ISPV-7から出航する宇宙船に乗り込んでいたロックスミスの元に、ゴローが機
関士を引き受けるという知らせが届く。
満足そうなロックスミスは、EVA要員が手薄だと言う。ギガルトは有力候補
だったが、フォン・ブラウン号が飛び立つ前に死んでしまうと。
# 自分が宇宙のためなら大切な何かを犠牲に出来る人間だとハチマキは言ってい
# る風に聞こえるのですが、タナベはそのことに全く気づかなかった様子。そう
# か、アニメではこの辺りのすれ違いの方を描いてきますか。どう話が続くのか
# 楽しみ。
# ハチマキがこれから木星往還船を目指すとして、合格出来るのか? という辺
# りが懸念される点ですが、ギガルト先生にロックスミスが目をつけていたとす
# ると、師匠の推薦で…という線もありかも。
# ギガルト先生の履歴書を見ると、テクノーラ社には4年しかいなかったこと、
# 火星には3回行っているらしいことが判ります。
Gigalt Gungulgash
12.July.2021 Sex Male
2043 Graduation from U.S. astro...
2044 VENCOME corporation entran...
2045 engaged in international S...
2050 H is prticipating to the first ...
2056 VENCOME corporation leaving ...
2057 H is participating to the second...
2062 H is Inaugurated sa an astorona...
2063 H is participating to the third mars...
2069 TECHNORA corporation entrance
2073 TECHNORA corporation leaveing
2074 Orbital National Security ...
■次回予告
Phase 18『デブリ課 最期の日』
タナベ「解散!?」
ノーマン「デブリの方がまだマシだ。お前らと違ってリサイクルして金になるか
らな」
エーデル「クビ」
ノーマン「必要無いんだ」
ギガルト「本気なんだな」
課長補佐「人類には必要なんだー!」
ハチマキ「やった…」
???「宇宙を守るヒーローにはぴったりだ」
ドルフが異動で第二事業部長はノーマン? 最悪ですな。
では、また。
--
Keita Ishizaki mailto:kei...@fa2.so-net.ne.jp
In article <c02j67$pq3$1...@news01di.so-net.ne.jp>, Keita Ishizaki <kei...@fa2.so-net.ne.jp> writes
> プラネテス Phase 17『それ故の彼』について雑感など。
> 木星計画に参加した場合、7年は帰って来ることが出来ない。
なんか、ふつ~のメロドラマになってますね。原作のあの尖った感じ
もいいんだけど、こういうのもいいかな。
> # 木星往還船の乗組員、千人以上いるのか。原作でもそんないましたっけ? 最
> # 初それだけ集めて、後で振り落とすのかなぁ? それとも、でかい船なので動
> # かすだけでも一苦労だとか。
予備とか含めての話じゃないですか? たぶん、降り落すのも含めてなんでしょうね。
そりゃ学校も作りたくなるか。
> # ハチマキの親父、ゴローの経歴が明らかに。火星と地球五往復、冒頭の会話だ
> # と開拓時の話らしいので、かなり凄い経歴であろうことは間違いありません。
それだけで10年ですね。いや、そんなことないのかなぁ。通常エンジンだと
木星まで何年かかるんだろ?
人間乗せる意味ってあるんでしょうかね。木星ぐらいだとコスト的には
あまり変わんないのかなぁ。
月でも宇宙から資源を調達するとなると月側のマスドライバが必須
だと思うんだけど、木星だと、どうなんだろう?
プラネテスは、マスドライバみたいな技術は書かないつもりみたいですね。
一方で、核融合は使っているわけですけど。トカマクタイプなのかな。
---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科
<c02j67$pq3$1...@news01di.so-net.ne.jp> において、
Keita Ishizaki <kei...@fa2.so-net.ne.jp> さんは書かれています。
> 石崎です。
こんにちわ。
> プラネテス Phase 17『それ故の彼』について雑感など。
あいこぴ。
> # デートすっぽかされたと言うのに優しいなタナベ。
何かハチマキの様子が微妙に変だと気付いているからかも。
> # リュシーの「寝たら」発言がまたまた炸裂。だけど言っていることは正論。
しかしリシューの頭の中にはそれしかないのか(笑)って感じも少し。
> # 木星往還船の乗組員、千人以上いるのか。原作でもそんないましたっけ? 最
> # 初それだけ集めて、後で振り落とすのかなぁ? それとも、でかい船なので動
> # かすだけでも一苦労だとか。
動かすのが200人、行った先(木星)で働く研究員/技術者が800人とか。
# 総合科学者とか乗るのかな。^^;
> # チェンシンからタナベを奪っている形のハチマキが、彼に恋人をどうするんだ
> # と聞くのはもの凄い酷なことなのでは?
そんな事は気にしない程の深い友情があるか、ハチマキがド鈍い奴かどちらか。
# 多分、後者。
> # クレアはミスから立ち直れず、とうとう担当降ろされちゃったんですね。やは
> # りハチマキを失ったことが大きかった?
何か意外な気が。
もう人生に疲れちゃったの?
> # 前回タナベが噂していたとおり、タンデムミラーエンジン二号機の実験場で働
> # いていた忍者達が再度登場。
何か彼等も事故に巻き込まれましたよ、と言いたいが為の登場みたいで嫌ん。
> # 色々と原作と変わっている本作ですが、ロックスミス博士は全くそのまんまで
> # 安心しました。
笑える程に酷い人物。^^;
> # ところで忍者達はやっぱり死亡? それとも、脱出出来たのかなぁ?
脱出していて欲しいですけど…
> # ロックスミスの記者会見。原作では死亡した研究者達に十分な補償を約束して
> # いましたが、こちらでは行方不明者の捜索救助ということになっています。忍
でも生存者が居るとは全然思ってない口調です。-_-;
> # 者さん達には生きていて欲しいのですが……。ところで、タナベ(とハチマキ)
> # は忍者達がここで働いていることを知っている筈なのですが……忘れていたん
> # でしょうか?
忘れているというかそこまで気が回ってないっぽいですね。
# 微妙におぃぉぃな感じですが。
> # 自分が宇宙のためなら大切な何かを犠牲に出来る人間だとハチマキは言ってい
> # る風に聞こえるのですが、タナベはそのことに全く気づかなかった様子。そう
> # か、アニメではこの辺りのすれ違いの方を描いてきますか。どう話が続くのか
> # 楽しみ。
意外と鈍いなタナベ。^^;;;;;;
でも何にも気付かないというよりは、ハチマキが何かに悩んでいる様子なので
放っておく事にしたって感じもします。
こういう時のハチマキに、どう接すれば良いのか判らないのかも。
では、また。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hid...@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
Shinji KONOさんの<3989430...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>から
>河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
こんにちわ。
>In article <c02j67$pq3$1...@news01di.so-net.ne.jp>, Keita Ishizaki <kei...@fa2.so-net.ne.jp> writes
>> プラネテス Phase 17『それ故の彼』について雑感など。
>> 木星計画に参加した場合、7年は帰って来ることが出来ない。
>
>なんか、ふつ~のメロドラマになってますね。原作のあの尖った感じ
>もいいんだけど、こういうのもいいかな。
普通の人にとって馴染みやすくはなってますよね。
>月でも宇宙から資源を調達するとなると月側のマスドライバが必須
>だと思うんだけど、木星だと、どうなんだろう?
>
>プラネテスは、マスドライバみたいな技術は書かないつもりみたいですね。
>一方で、核融合は使っているわけですけど。トカマクタイプなのかな。
第3話で宇宙葬のやり直しを月面のマスドライバーから射出して云々という台詞
があったので、マスドライバーの技術自体はあるのではと。
佐々木 英朗さんの<c04q61$8fl$1...@zzr.yamada.gr.jp>から
>佐々木@横浜市在住です。
こんにちわ。
>> プラネテス Phase 17『それ故の彼』について雑感など。
>
>あいこぴ。
>> # デートすっぽかされたと言うのに優しいなタナベ。
>
>何かハチマキの様子が微妙に変だと気付いているからかも。
この娘の場合、逆に構ってしまうそうなのに、黙って見ているのが意外です。
>> # リュシーの「寝たら」発言がまたまた炸裂。だけど言っていることは正論。
>
>しかしリシューの頭の中にはそれしかないのか(笑)って感じも少し。
フランス人ですから。(違うだろ)
# しかし以前チェンシンを自分の部屋に誘った時は、その気バリバリだったんで
# しょうなぁ。
>動かすのが200人、行った先(木星)で働く研究員/技術者が800人とか。
># 総合科学者とか乗るのかな。^^;
そのうち木星帰りが向こうで目覚めて地球圏で大活躍とかしそうです。
# あちらの世界は年代的にはプラネテスより前になるのかな?
>> # クレアはミスから立ち直れず、とうとう担当降ろされちゃったんですね。やは
>> # りハチマキを失ったことが大きかった?
>
>何か意外な気が。
>もう人生に疲れちゃったの?
何だか作品中でひたすら落ちて行っているような気が。
>> # 前回タナベが噂していたとおり、タンデムミラーエンジン二号機の実験場で働
>> # いていた忍者達が再度登場。
>
>何か彼等も事故に巻き込まれましたよ、と言いたいが為の登場みたいで嫌ん。
やはりここは忍術で助かっていたんです!
…と後で笑いを取るための登場だったり。
>> # 色々と原作と変わっている本作ですが、ロックスミス博士は全くそのまんまで
>> # 安心しました。
>
>笑える程に酷い人物。^^;
ある意味尊敬出来ます。
>意外と鈍いなタナベ。^^;;;;;;
>でも何にも気付かないというよりは、ハチマキが何かに悩んでいる様子なので
>放っておく事にしたって感じもします。
>こういう時のハチマキに、どう接すれば良いのか判らないのかも。
どうするんでしょうね、タナベとハチマキ。
何だかハチマキは木星に行くためにタナベを捨てちゃう方向に気持ちが動きそう
で嫌んなんですが。
Keita Ishizaki wrote:
>
> 石崎です。
>
> プラネテス Phase 17『それ故の彼』について雑感など。
あ~いこぴ。
#OPの「ブラックハチマキ」が、宇宙服のヘルメットを外した絵に
#変わってましたね。芸が細かい。
> # 今回は原作のPhase 6『走る男』が元になった話です。原作同様、急に走り続
> # けるハチマキ。原作では元々木星往還船に応募するつもりだったのですが、ア
> # ニメだと彼が急に変化した風に見えて仕方がありません。それだけ、あのエン
> # ジンの効果が凄いということなのでしょうが。
今までのアニメでのハチマキが、原作ほど野望に燃えているように
見えなかったからかも。まぁここまでの話の長さが原作とは全然
違いますし、その間ずっと「マイ宇宙船」ばっかり言ってる訳には
いかないので、相対的に印象が薄いというのもあるのでしょうが。
> # 木星往還船の乗組員、千人以上いるのか。原作でもそんないましたっけ? 最
> # 初それだけ集めて、後で振り落とすのかなぁ? それとも、でかい船なので動
> # かすだけでも一苦労だとか。
チェンシンの言っている「社内公募だけでも、グループ企業全部で
一千人」というのが、募集人数なのか応募人数なのかがよく判らな
いですが(その前の聞いてる人の方の台詞が聞き取れない(^_^;)、
一次募集で広く集めておいてから、思いっきり絞り込むつもりかも。
あるいは、乗員以外のプロジェクト要員含めて、とか。
現代の巨大タンカーでも、自動化が進んでいるため乗員は十数人し
かいないそうですし、流石に乗員千人はないかと思いますです。
#あったりして(^_^;
ところで、アバンタイトルの最後にちらりとフォン・ブラウン号ら
しき宇宙船が映りましたが、背後に月、さらにその奥に地球が見え
ます。とすると、建造は月の向こう側のラグランジュ・ポイント
(L2でしたっけ)あたりでしょうか。
#ジオン公国?(^_^;
> # クレアはミスから立ち直れず、とうとう担当降ろされちゃったんですね。やは
> # りハチマキを失ったことが大きかった?
クレアさん、どんどんドツボに…。
> # 湖畔で暢気に会議をしている連中。後で前回登場の専務が出て来たところから
> # して、テクノーラ社の役員みたいです。ドルフの出世が断たれたと思ったら、
> # 今度はマッドエンジニアのお守り(何かあったら全責任押しつけ付)ですか。
> # あれ? すると第二事業部は…。
まさか、あの管制課の課長が…だったら嫌過ぎ。
> # ハチマキの親父さん、原作とは違ってなかなか愉快な登場の仕方です。結構、
> # 楽しんで逃げ回っていそうです。
て言うか、あの受付用ノーラ君が部屋にある事を、デブリ課の連中は
全く疑問に思っていなかったのでしょうか(^_^;
> # 色々と原作と変わっている本作ですが、ロックスミス博士は全くそのまんまで
> # 安心しました。
「逸材だからさ」と言う時のロックスミスの顔が凄いです。
ここぞとばかりに気合を入れて描いているような。
> # ところで忍者達はやっぱり死亡? それとも、脱出出来たのかなぁ?
忍術で脱出…できてれば良いんですが。
> # 自分が宇宙のためなら大切な何かを犠牲に出来る人間だとハチマキは言ってい
> # る風に聞こえるのですが、タナベはそのことに全く気づかなかった様子。そう
> # か、アニメではこの辺りのすれ違いの方を描いてきますか。どう話が続くのか
> # 楽しみ。
同感です。サブタイトルの「それ故の彼」の「彼」とは、やはり
ハチマキのことなんでしょうね。
> ドルフが異動で第二事業部長はノーマン? 最悪ですな。
やっぱりそうなるの…か?
> では、また。
では。
--
宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : トウキビ畑でつかまえて by Four Seasons
In article <c057st$470$1...@news01cj.so-net.ne.jp>, Keita Ishizaki <kei...@fa2.so-net.ne.jp> writes
> 第3話で宇宙葬のやり直しを月面のマスドライバーから射出して云々という台詞
> があったので、マスドライバーの技術自体はあるのではと。
あ、そうか。マスドライバー描いて欲しいなぁ。
月の都市は、表面に出ているみたいですけど、やっぱり、地下が大
半なんでしょうね。とすると、「月は無慈悲な...」とか、「ブル
ー・シャンペン」みたいなものをバックに持っているのかな。
In article <c057su$470$2...@news01cj.so-net.ne.jp>,Keita Ishizaki <kei...@fa2.so-net.ne.jp> writes
> 何だかハチマキは木星に行くためにタナベを捨てちゃう方向に気持ちが動きそう
> で嫌んなんですが。
きっと、そうならないと思う。でも、一波乱、二波乱ありそうですね。
子ども作って、顔を見ないまま、木星行き。戻って来ると、7歳に
なった子どもが待ってる。なんてのもいいですよね。親を恨んでい
るか、他人になっているか...
Miyakoshi Kazufumiさんの<40262B9C...@tim.hi-ho.ne.jp>から
>ども、みやこしです。
こんにちわ。
>>
>> プラネテス Phase 17『それ故の彼』について雑感など。
>
>あ~いこぴ。
>#OPの「ブラックハチマキ」が、宇宙服のヘルメットを外した絵に
>#変わってましたね。芸が細かい。
げ…それは後で確認しないと。
# 一体何パターンあるんだ!
>> # 木星往還船の乗組員、千人以上いるのか。原作でもそんないましたっけ? 最
>> # 初それだけ集めて、後で振り落とすのかなぁ? それとも、でかい船なので動
>> # かすだけでも一苦労だとか。
>
>チェンシンの言っている「社内公募だけでも、グループ企業全部で
>一千人」というのが、募集人数なのか応募人数なのかがよく判らな
>いですが(その前の聞いてる人の方の台詞が聞き取れない(^_^;)、
>一次募集で広く集めておいてから、思いっきり絞り込むつもりかも。
>あるいは、乗員以外のプロジェクト要員含めて、とか。
応募人員なんでしょうねぇ。
>現代の巨大タンカーでも、自動化が進んでいるため乗員は十数人し
>かいないそうですし、流石に乗員千人はないかと思いますです。
>#あったりして(^_^;
軍艦だと数千人位船員がいたりしますので、あり得ない数値では無いかも。
>ところで、アバンタイトルの最後にちらりとフォン・ブラウン号ら
>しき宇宙船が映りましたが、背後に月、さらにその奥に地球が見え
>ます。とすると、建造は月の向こう側のラグランジュ・ポイント
>(L2でしたっけ)あたりでしょうか。
>#ジオン公国?(^_^;
ジオン公国はサイド3ですから、そこだとL3?
>> # クレアはミスから立ち直れず、とうとう担当降ろされちゃったんですね。やは
>> # りハチマキを失ったことが大きかった?
>
>クレアさん、どんどんドツボに…。
行き着く先が……だったら嫌過ぎです。
# 何か最後は地上に戻ってしまうそうな気が
>> # あれ? すると第二事業部は…。
>
>まさか、あの管制課の課長が…だったら嫌過ぎ。
もっと悲惨な事態が待ち受けていそうです。
>て言うか、あの受付用ノーラ君が部屋にある事を、デブリ課の連中は
>全く疑問に思っていなかったのでしょうか(^_^;
幾らラビィが広報課からノーラ君グッズを大量に預かっていたからって^^;;;
>同感です。サブタイトルの「それ故の彼」の「彼」とは、やはり
>ハチマキのことなんでしょうね。
ああ、ハチマキのことだったんですか。
# 実は最初、博士のことかと
>> ドルフが異動で第二事業部長はノーマン? 最悪ですな。
>
>やっぱりそうなるの…か?
本当にお取り潰しになったら嫌ん。
# でも月がデブリ大量発生で大変な時に、第三事業部長動かすかって気もします
# が。それとも、月のデブリ問題自体スルー?
>では。
では。
Keita Ishizaki wrote:
> >ところで、アバンタイトルの最後にちらりとフォン・ブラウン号ら
> >しき宇宙船が映りましたが、背後に月、さらにその奥に地球が見え
> >ます。とすると、建造は月の向こう側のラグランジュ・ポイント
> >(L2でしたっけ)あたりでしょうか。
> >#ジオン公国?(^_^;
>
> ジオン公国はサイド3ですから、そこだとL3?
この辺りとかを見ますと、
↓
http://www.ne.jp/asahi/sh/g-explanation/side.html
ラグランジュ・ポイントの番号(L1~L5)と、サイドの番号とは、一致
していないようです。
L1:地球と月との間
L2:地球から見て月の向こう側
L3:地球を挟んでちょうど月の反対側
L4,L5:地球-月を一辺とする正三角形の頂点(二ヶ所)
ということで、「地球から最も遠い」サイド3はL2にある、と。
> # 何か最後は地上に戻ってしまうそうな気が
生国の復興に尽力する、とかいうのでしたらまだ良いのですが…。
> >同感です。サブタイトルの「それ故の彼」の「彼」とは、やはり
> >ハチマキのことなんでしょうね。
>
> ああ、ハチマキのことだったんですか。
>
> # 実は最初、博士のことかと
この辺は、観る人によって解釈がどのようにもできそうです。
私の場合は、やはり主人公である事と、結局何を捨てても宇宙の先に
行きたいと思ってしまう(それ故にハチマキはハチマキ以外の者では
あり得ない)という事で、ハチマキの事を指しているのかなぁと思っ
たのですが、博士やゴローさんも同類みたいなものでしょうから、
彼等の誰を指していてもおかしくはないかと。
> # でも月がデブリ大量発生で大変な時に、第三事業部長動かすかって気もします
> # が。それとも、月のデブリ問題自体スルー?
実際、あんな爆発が起きたらどうなるんでしょうね。
#スクリーンの映像の中で、爆発の中心から柱のように爆煙(?)が
#延びていくのが何とも不気味でした。原作の絵もかなりインパクト
#がありましたが、動きがつくとさらに恐い(^_^;
Keita Ishizakiさんの<c057su$470$2...@news01cj.so-net.ne.jp>から
>>> # リュシーの「寝たら」発言がまたまた炸裂。だけど言っていることは正論。
>>
>>しかしリシューの頭の中にはそれしかないのか(笑)って感じも少し。
子供と一緒に見ているとどきどきします。「寝るってなに?」とか聞かれたら
どうしよう。
>>> # 前回タナベが噂していたとおり、タンデムミラーエンジン二号機の実験場で働
>>> # いていた忍者達が再度登場。
>>
>>何か彼等も事故に巻き込まれましたよ、と言いたいが為の登場みたいで嫌ん。
>
> やはりここは忍術で助かっていたんです!
> …と後で笑いを取るための登場だったり。
ふところに忍ばせていたクナイで穴を掘って土遁の術とか。
>
>>> # 色々と原作と変わっている本作ですが、ロックスミス博士は全くそのまんまで
>>> # 安心しました。
>>
>>笑える程に酷い人物。^^;
>
> ある意味尊敬出来ます。
今回、「宇宙開発は人間性を捨てた研究者の血塗られた歴史」みたいな主張が
結構ありましたね。フォンブラウンの話とか、ロックスミスとか。それをほめ
る五郎とか。
原作の雑誌のマンガならそれくらいの描写があってもいいんですが、NHKの放
送でこれをやると、JAXAあたりの関係者のかんにさわりそうです。最近いろい
ろな事故があって経済姓と安全性の問題とかいろいろと話題になっているとき
に、こういうネタを出すと、どこからか圧力がかかりそうで心配です。大丈夫
なんでしょうか。JAXA ってまだ監修とかしているんでしょうか。
--
Takashi YOSHIMI mailto:tak-y...@NOSWEN.rio.odn.ne.jp
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