プラネテス Phase16『イグニッション』について雑感など
■悪運
タナベ「いやー。お医者もびっくり。殆ど被爆してねぇの。なんかおれ、放射線
の一番やばい時、ヴァンアレン帯の隙間に入ってたみたいでさ、それにほ
ら、地球の陰に入ってたじゃん俺ら。普通なら超高速粒子に神経やられて
お陀仏だって。悪運強いって褒められたよ」
デブリ回収の作業中、太陽活動の活発化による通信途絶によりトイボックスは
ハチマキをロスト、ハチマキは一人宇宙に取り残されてしまう。
その後救出されたハチマキが検査を受けている最中、ハチマキをロストしてし
まった自分を責めるフィー。
放射線の被曝が心配されたが検査の結果、ハチマキが漂っていた場所が地球の
陰であったことなどから何とも無いことが判明。
高笑いするハチマキを心配の反動で叱るフィーだが、タナベはうれし涙を流す。
その頃の地球。テクノーラ社の常務のポストが一つ空くことになり、業績抜群
のドルフがその最有力候補と噂していた専務と第一・三事業部長。
しかし第三事業部のノーマンは個人的な恨みから、彼の業績がこれまでの慣例
を無視して来たからであると専務に進言。
専務も連合との関係を考え、会長にドルフを常務とはしないよう進言する事を
確約する。
# 今回は原作Phase 5の同タイトルの話が元になっています。原作のこの時点で
# はタナベは登場していないので、タナベのうれし泣きはもちろんオリジナル。
# 原作では月の陰に隠れていたので無事という話でしたが、アニメでは月は第三
# 事業部の管轄ということになっているので、設定が変更となったのでしょう。
# ノーマンとの確執で、ドルフの出世の道も閉ざされてしまいそうな雰囲気です
# が、ひょっとしたらこれは先々の出世の伏線かも?
■空間喪失症
医者「空間喪失症。血圧上昇。過呼吸。パニック症状。方向感覚の喪失。酷いと、
幻覚や幻聴も起こる。放っておけば、宇宙飛行士には致命傷になります」
俺は宇宙に愛されているので大願を成すまで死なないと豪語するハチマキは、
最後に感覚遮断テストを受けることになる。
そのテストは何も無い部屋で、音と光を全て遮断した状態で耐えるというもの。
EVAの資格を得るための研修の時にこれを受けたことを懐かしがるタナベ。
資格を得るためには6時間これに耐える必要があるのだが、ハチマキは僅か2
分で心拍数が増加、血圧上昇などを引き起こしてしまう。
空間喪失症。宇宙空間で只一人漂っていた時の恐怖をハチマキの身体は忘れて
いないのだと医者は言う。
その診断を受けハチマキは、疲労と空腹のためだと言い張り食事の後で再び試
験を受けに行く。
その元気な様子に問題は無さそうと考えるフィーとタナベ。
だがユーリは空間喪失症になればEVAライセンス取り上げになることをハチ
マキが恐れていないわけが無いと断言。
事実、再試験においてハチマキは幻聴によりパニックを起こしてしまうのだっ
た。
# 大願を成すまで死なないというハチマキに、マイ宇宙船と突っ込むタナベ。原
# 作ではここで突っ込み役はフィーで、ハチマキは実際に宇宙船獲得計画を話し
# ていたりします。その方法とは、木星往還船の一般公募枠に応募して合格する
# こと。アニメとは偉い違いだ。
# 「感覚遮断室」は原作では「感覚剥奪室」という名前でした。
■同僚だから@クレア
フィー「はい。テストの結果次第では、陸に…。ハチは嫌がるでしょうけど、そ
れしか」
ギガルト「うむ…。俺は医者じゃ無いが、良い薬がある。一度試してみろ。あい
つが本物なら、下手なリハリビより効く筈だ。だがもしそれで駄目なよう
なら、仕方がない。俺が直接引導を渡そう。あいつには、ハチマキには陸
に降りて貰う」
ハチマキは月でリハリビを受けているとハキムに伝えたクレア。
心配ですかとハキムに問われ、同僚だからとクレアは答える。
ラビィがスケジュールを調整したことにより、ハチマキの復帰試験を見守るべ
く月に行くことになったユーリとフィー。
チェンシンを初めとするハチマキの友人達はユーリにそれぞれ贈り物を託す。
そしてギガルトに連絡を取ったフィーは、彼から良い薬があるとあることを教
えられるのだった。
# 今回もわざわざカフェでハチマキのことを話していたクレアとハキム。ハキム
# がクレアに心配ですかと尋ねたのは、自分がクレアに対して下心があるからだっ
# たりするんでしょうか。
# ユーリとフィーがハチマキのところに行ける様にしてやったラビィ。たまには
# 役立つじゃないか。しかし、あの恰好でどうやって「調整」したのかと問い詰
# めたいのですが。
■自分自身との戦い
もう一人のハチマキ「夜空の輝きを見上げながら、あの病気さえ無ければ今頃俺
は…そういえる権利をお前は欲したんだ。諦めた訳じゃない。俺の所為
じゃない。あの事故が悪いんだ。あれさえなければ、俺だってきっと」
フィー達に先立って月でハチマキに付き添っていたタナベ。
以前出会った忍者達の就職先が決まったと話すタナベだが、ハチマキは気のな
い返事。
感覚遮断テストを受けに行く途中に出会ったノノともロクに会話せず、試験に
臨むハチマキ。
万全の体制で試験に臨んだハチマキ。暗闇の中で彼が見たものは、子供の頃か
ら宇宙飛行士になるまでの自分の姿。
そんな彼の前に、船外活動服を着た男が現れ、ハチマキが夢を実現出来ない言
い訳を探していると指摘する。病気はハチマキ自身が望んだのだと。
そしてフェイスガードを上げたその男はもう一人のハチマキだった。
もう一人のハチマキは、陸に降りてタナベと結婚して家庭を持って…という道
を受け入れるように言うのだが、ハチマキはそれを認めない。
もう一人のハチマキに頭突きを喰らわせようとしたハチマキは、感覚遮断室の
扉に頭突きをしてしまい、倒れてしまう。
# 忍者達のその後がタナベの口から。以前は採掘作業に従事していた彼らですが、
# フォン・ブラウン号のエンジンの実験場に就職したらしい。まさかそう言う展
# 開にしてくるとはという感じ。この後、原作通りに話進むんでしょうか?
# ノノたん再登場! しかし、ロクに会話することも無く先に行かれてしまいま
# した。
# 空間遮断室の中の会話。基本的に原作と同じようにハチマキが逃げ道を探して
# いるともう一人の自分が責める展開ですが、タナベとの結婚という逃げ道が更
# に用意されているアニメオリジナルの部分が上手くはまってます。地上で同級
# 生との偶然の再会も、このシーンに繋げるためですか。
■あんな重力井戸の底に落ちたら俺は@原作
フィー「そうやって月面で死んだ宇宙飛行士がいたわねぇ。ま、無念の人生を続
けていくよりは良いかもね」
ハチマキ「ぐ…」
フィー「でも、チームメートのお節介につきあえない程、死に急いでいる訳じゃ
無いんでしょ」
またもや試験に失敗したハチマキを励ますタナベ。
タナベは、地球に戻った方が良いのではとハチマキに言うが、当の本人はその
時病室を抜け出していた。
病院の中では見つからず、ゲートから外へも出ていないハチマキを探すタナベ
と病院に到着したフィーとユーリ。
タナベにハチマキの行方を聞かれたノノは、かつてハチマキに教えた秘密の出
口から外に出たのではと気づく。
都市の外に飛び出たハチマキを車で追いついたタナベ達。
陸じゃ治せる訳が無いというハチマキに、月面で死んだ宇宙飛行士、ローラン
ドのことを思い出させたフィーは、ハチマキに付き合うように言うのだが。
# 話している最中に目の前のハチマキが抜け出したことにすら気づかないタナベ
# ってば。原作ではフィーが同じことを話していて、缶ジュースの空き缶を捨て
# に行く隙に逃げられているんですけどね。
# ノノたんが教えた秘密の出口は、病院から直接外に抜けられる出口だったのか。
# でも、これで秘密じゃ無くなっちゃいましたね。余談ですが、原作のこの時点
# でノノは既に登場していましたが、今回のノノたん登場シーンは全てアニメ版
# で追加された部分だったりします。でももう少し出番が多くても…。(ぉぃ)
■タンデムミラー式核融合エンジン
フィー「タンデムミラー式核融合エンジン。世界最強のエンジンよ」
ユーリ「重水素とヘリウム3の核融合反応を推進力にするんだ。反応室内で生ま
れた5億度の高速荷電粒子は、地場でコントロールされて推進剤と一緒に
ノズルから放出される。比推力はおよそ60万秒。俺達の船の約1万倍だ」
フィー達がハチマキを連れて来た場所で待ち受けていたのはハキム。
ギガルトが言う「ハチマキには良い薬」
ハキムが開けた扉の向こう側にあったそれは、木星往還船フォン・ブラウン号
に搭載される予定で製造中のタンデムミラー式核融合エンジンだった。
これで木星系が開発されれば、良い燃料基地になるというユーリの説明をエン
ジンの前に立つハチマキは最早聞いてはいなかった。
エンジンを前にして何かを感じたハチマキ。
# ハキムはタンデムミラー式核融合エンジンに近寄ることが出来る人物なんです
# ね。軌道保安庁って本当にどこにでも顔出しますな。
# 前々からクレア周辺で話題に登場していたタンデムミラー式核融合エンジンの
# 実物が登場しました。で・でかい…。話を聞くだけで、何だかやばそうな雰囲
# 気がプンプン匂って来るのですが。ちなみに出力は原作では1,200倍となって
# いましたが、いつの間にか桁が1個増えています。
■宇宙を望んだ人間はみんなはじめは嘘つきだったんだよ@原作
ハチマキ「別に。大して今までと変わりないさ。あ…いや、ちょっと違うな。考
えたんだ。俺。あのエンジンを作ったエンジニア達も、あんたみたいの
と喧嘩したことあるのかなって。何も見えない暗闇の中で、手探りで道
を探して、きっとみんなそういう思いをして来た筈なんだ。ツィオルコ
フスキーもゴダードもオーベルトもフォン・ブラウンも。でもあんたと
の喧嘩を一生かけてするって腹を決めれば、いつか光は刺すんだ」
やがて再度もう一人の自分とまみえたハチマキは、かつてロケット開発を進め
てきた技術者達も何も見えない暗闇の中で自分と同じ思いをしたのだと言い、一
生逃げようとする自分の心と喧嘩することを心に決めればいつか光は刺すと言う。
もう一人の自分は去り、ハチマキは無事に感覚遮断試験をクリア。
その瞬間、ドアを開け飛び込み抱きつくタナベ。
ハチマキは自分自身との戦いに勝ってみせると決意していた。
# タナベが登場することを除けば原作通り…と思っていたら、微妙に違ってまし
# た。原作ではこの後続けて「アンタとの喧嘩を一生かけてするって腹を決めた
# なら、そいつはじきに嘘つきじゃ無くなるんだ」となるのですが…。「嘘つき」
# という言葉、そんなに拙いんでしょうか? それとも、「嘘つき」達も自分で
# 嘘をついていると思っている訳じゃないということからでしょうか? 単行本
# の帯にまで使われている台詞なのですが。
# 嘘つきの代わりに道の無いところで手探りで道を探す時の思いという部分が出
# ていますね。原作では曲がりなりにも宇宙船獲得に到るまでの道を思い描いて
# いたハチマキと夢でしか無いアニメ版ハチマキの違い。この辺りがここの台詞
# の違いに出ている…のかなぁ?
■次回予告
『それ故の彼』
ギガルト「よう。もう、出て来ても良いぞ」
ゴロー 「元気でゃってたか。馬鹿息子」
老人 「馬鹿は困りますよ」
忍者 「わがままなボスだなぁ」
専務 「調和という言葉を知らない」
クレア「これは誰のせいなのかしらね」
ハキム「君、前に言ってただろう」
ロックスミス「私が、宇宙船以外何一つ愛せない逸材だからさ」
ハチマキ「変なこと言うなよ。セクハラ爺」
忍者が登場するらしいです。
原作だとあの話の筈ですが…。どうなるんでしょうか?
では、また。
--
Keita Ishizaki mailto:kei...@fa2.so-net.ne.jp
Keita Ishizaki wrote:
>
> 石崎です。
>
> プラネテス Phase16『イグニッション』について雑感など
あ~いこぴ。
> # ノーマンとの確執で、ドルフの出世の道も閉ざされてしまいそうな雰囲気です
> # が、ひょっとしたらこれは先々の出世の伏線かも?
何か、車に乗っていた連中って、考えることが同じせいかどうか
知りませんが、外見もみんな似ているような気が。
ほんと、テクノーラ社の役員にはロクな奴がいないのに、よく
会社がもってます。
> # 大願を成すまで死なないというハチマキに、マイ宇宙船と突っ込むタナベ。原
> # 作ではここで突っ込み役はフィーで、ハチマキは実際に宇宙船獲得計画を話し
> # ていたりします。その方法とは、木星往還船の一般公募枠に応募して合格する
> # こと。アニメとは偉い違いだ。
原作とは逆で、木星往還船の乗員に応募するより先に、タナベと
いい仲になってしまいましたから。もし今から応募するとなると、
タナベと別れる事になりますが、その辺はどうするのやら。
(原作だと、始めからその辺は承知のうえでくっついてますが)
> # 「感覚遮断室」は原作では「感覚剥奪室」という名前でした。
ああいうのって、実際にもあるんでしょうかねぇ。
> # 今回もわざわざカフェでハチマキのことを話していたクレアとハキム。ハキム
> # がクレアに心配ですかと尋ねたのは、自分がクレアに対して下心があるからだっ
> # たりするんでしょうか。
なんか最近めっきりか弱い感じになってしまったクレアさん。
早く、以前のように背筋をピンと伸ばして欲しいところです。
> # 忍者達のその後がタナベの口から。以前は採掘作業に従事していた彼らですが、
> # フォン・ブラウン号のエンジンの実験場に就職したらしい。まさかそう言う展
> # 開にしてくるとはという感じ。この後、原作通りに話進むんでしょうか?
原作通りに進むと、すごく嫌ーな感じが。
> # ノノたん再登場! しかし、ロクに会話することも無く先に行かれてしまいま
> # した。
ひ、酷い(;_;)
どれほどこの日を楽しみに待っていたと思ってるんだ<おい(^_^;
> # 空間遮断室の中の会話。基本的に原作と同じようにハチマキが逃げ道を探して
> # いるともう一人の自分が責める展開ですが、タナベとの結婚という逃げ道が更
> # に用意されているアニメオリジナルの部分が上手くはまってます。地上で同級
> # 生との偶然の再会も、このシーンに繋げるためですか。
「逃げ道」が、今まで具体的に示されている分、「ブラックハチマキ」の
言葉がよく判ります。こういうのを見ると、構成をよく考えてるなぁ、と
思いますね。
> # 話している最中に目の前のハチマキが抜け出したことにすら気づかないタナベ
> # ってば。原作ではフィーが同じことを話していて、缶ジュースの空き缶を捨て
> # に行く隙に逃げられているんですけどね。
これは流石に不自然だろう、と思いました(^_^;
せめて、背中を向けてるとか、花瓶の水を替えに行ってる隙に、とかに
すればいいのに。
> # ノノたんが教えた秘密の出口は、病院から直接外に抜けられる出口だったのか。
> # でも、これで秘密じゃ無くなっちゃいましたね。余談ですが、原作のこの時点
> # でノノは既に登場していましたが、今回のノノたん登場シーンは全てアニメ版
> # で追加された部分だったりします。でももう少し出番が多くても…。(ぉぃ)
同感です<だから違う(^_^;
> # 前々からクレア周辺で話題に登場していたタンデムミラー式核融合エンジンの
> # 実物が登場しました。で・でかい…。話を聞くだけで、何だかやばそうな雰囲
> # 気がプンプン匂って来るのですが。ちなみに出力は原作では1,200倍となって
> # いましたが、いつの間にか桁が1個増えています。
比推力60万秒って…。現在、最も性能の良いという、液酸・液水式の
エンジン(H2Aロケットとかのメイン・エンジン)でも、比推力は
400秒ぐらいだというのですから、まさにバケモノ。噴射速度は、
比推力の10倍と言いますから、600万m/sに達するということに…。
しかし、月まで単独で往復できるというTOY-BOX2が一万分の一で60秒
と、現代の固体ロケットエンジンより低いというのは、ちょっと少ない
ような。地上から発射するのでないからその程度でもいけるのかな?
> # タナベが登場することを除けば原作通り…と思っていたら、微妙に違ってまし
> # た。原作ではこの後続けて「アンタとの喧嘩を一生かけてするって腹を決めた
> # なら、そいつはじきに嘘つきじゃ無くなるんだ」となるのですが…。「嘘つき」
> # という言葉、そんなに拙いんでしょうか? それとも、「嘘つき」達も自分で
> # 嘘をついていると思っている訳じゃないということからでしょうか? 単行本
> # の帯にまで使われている台詞なのですが。
何度も読み返せるコミックと違って、基本的に一度きりしか流れない
アニメの台詞では、「嘘つき」というネガティブな言葉の扱いに、より
神経質になるということではないでしょうか。
> ■次回予告
>
> 『それ故の彼』
>
> ギガルト「よう。もう、出て来ても良いぞ」
> ゴロー 「元気でゃってたか。馬鹿息子」
> 老人 「馬鹿は困りますよ」
> 忍者 「わがままなボスだなぁ」
> 専務 「調和という言葉を知らない」
> クレア「これは誰のせいなのかしらね」
> ハキム「君、前に言ってただろう」
> ロックスミス「私が、宇宙船以外何一つ愛せない逸材だからさ」
> ハチマキ「変なこと言うなよ。セクハラ爺」
>
> 忍者が登場するらしいです。
> 原作だとあの話の筈ですが…。どうなるんでしょうか?
オヤジキャラ揃い踏みですか(^_^;
#いや、ロックスミスは別にオヤジじゃないけど。
でも、ホントにどんな展開にするんでしょうか。
> では、また。
では。
--
宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : トウキビ畑でつかまえて by Four Seasons
Miyakoshi Kazufumiさんの<401BC8A3...@tim.hi-ho.ne.jp>から
>ども、みやこしです。
こんにちわ。
>> プラネテス Phase16『イグニッション』について雑感など
>
>あ~いこぴ。
>何か、車に乗っていた連中って、考えることが同じせいかどうか
>知りませんが、外見もみんな似ているような気が。
>ほんと、テクノーラ社の役員にはロクな奴がいないのに、よく
>会社がもってます。
連合との良好な関係で保っているのかも。
宇宙空間だと競争はあまり激しく無さそうですから。
>原作とは逆で、木星往還船の乗員に応募するより先に、タナベと
>いい仲になってしまいましたから。もし今から応募するとなると、
>タナベと別れる事になりますが、その辺はどうするのやら。
>(原作だと、始めからその辺は承知のうえでくっついてますが)
その辺りの葛藤もドラマにして来るのでしょうね。
別れちゃうとも思えないので、とっととゴールイン?
>> # 「感覚遮断室」は原作では「感覚剥奪室」という名前でした。
>
>ああいうのって、実際にもあるんでしょうかねぇ。
「昔ながらの宇宙空間適応訓練」と原作で言っている位なのであるんでしょう
……多分^^;;;;
>なんか最近めっきりか弱い感じになってしまったクレアさん。
>早く、以前のように背筋をピンと伸ばして欲しいところです。
その弱さにつけ込んでいるようにしか見えず>ハキム
>> # ノノたん再登場! しかし、ロクに会話することも無く先に行かれてしまいま
>> # した。
>
>ひ、酷い(;_;)
>どれほどこの日を楽しみに待っていたと思ってるんだ<おい(^_^;
いや実に全くです。
>「逃げ道」が、今まで具体的に示されている分、「ブラックハチマキ」の
>言葉がよく判ります。こういうのを見ると、構成をよく考えてるなぁ、と
>思いますね。
本当にシリーズ構成に隙が無い作品です。
>しかし、月まで単独で往復できるというTOY-BOX2が一万分の一で60秒
>と、現代の固体ロケットエンジンより低いというのは、ちょっと少ない
>ような。地上から発射するのでないからその程度でもいけるのかな?
タンクを増設すれば火星まで行けるという話でしたが…>Toy-Box2
そんなもんで良いのか?
>何度も読み返せるコミックと違って、基本的に一度きりしか流れない
>アニメの台詞では、「嘘つき」というネガティブな言葉の扱いに、より
>神経質になるということではないでしょうか。
成る程。
>> ■次回予告
>>
>> 『それ故の彼』
>でも、ホントにどんな展開にするんでしょうか。
あの台詞が出ちゃってますからねぇ…。
原作通りなのか?
>では。
Miyakoshi Kazufumiさんの<401BC8A3...@tim.hi-ho.ne.jp>から
>ほんと、テクノーラ社の役員にはロクな奴がいないのに、よく
>会社がもってます。
どうも、1%でも、ましな奴がいれば会社は持つようです。一人で1200
億円も稼ぎ出せば、そりゃ持つよな... 公的な会社は0%でも持つら
しい。fj は.... さぁ、どうだか... おかしな投稿90%でも平気?
プラネテスの設定はヘリウム3の発掘ですけど、実際に宇宙開発が
商売になるかどうかは怪しいですね。ま、ならなきゃ人類絶滅だ
とは思うくらいでないと。もっとも、それより前に人類にはやる
ことがあるような気もする。地球防衛軍みたいなのに現実味が
あるようじゃいけないんだよな~
In article <bvhcke$s0d$1...@news01cg.so-net.ne.jp>, Keita Ishizaki <kei...@fa2.so-net.ne.jp> writes
> あの台詞が出ちゃってますからねぇ…。
> 原作通りなのか?
みたいですね。意外というか... でも考えてみれば、あの電撃で、
木星に行くことを思い付くってのは、原作よりは筋が通っているか
も知れない。
たなべとの関係も原作ではかなり唐突な感じだったけど、こういう
風に出されれば、割りと普通な恋愛ものだし。その分、たなべが
普通でつまんないけど。そういえば、ネコが出て来ませんね。
---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
<bvgb51$t5m$2...@news01ch.so-net.ne.jp> において、
Keita Ishizaki <kei...@fa2.so-net.ne.jp> さんは書かれています。
> 石崎です。
こんにちわ。
> プラネテス Phase16『イグニッション』について雑感など
I copy.
> # ノーマンとの確執で、ドルフの出世の道も閉ざされてしまいそうな雰囲気です
> # が、ひょっとしたらこれは先々の出世の伏線かも?
会長とやらの考え方次第でしょうね。
現状に満足しているなら変わり者は登用しないでしょうし、
変えたいと思っているならドルフ以上の人材は居ないはず。
> # 今回もわざわざカフェでハチマキのことを話していたクレアとハキム。ハキム
> # がクレアに心配ですかと尋ねたのは、自分がクレアに対して下心があるからだっ
> # たりするんでしょうか。
怪しい。^^;
> # ユーリとフィーがハチマキのところに行ける様にしてやったラビィ。たまには
> # 役立つじゃないか。しかし、あの恰好でどうやって「調整」したのかと問い詰
> # めたいのですが。
確かに何をどう調整したのか思いっきり謎。
# 宴会とか接待というのなら納得ですが。^^;;;
> # ノノたん再登場! しかし、ロクに会話することも無く先に行かれてしまいま
> # した。
ハチマキに余裕が無い感じは良く出てますけど…
# ノノたんをスルーしちゃ駄目だ。
> # 話している最中に目の前のハチマキが抜け出したことにすら気づかないタナベ
> # ってば。原作ではフィーが同じことを話していて、缶ジュースの空き缶を捨て
> # に行く隙に逃げられているんですけどね。
アホ過ぎる。^^;
> # ノノたんが教えた秘密の出口は、病院から直接外に抜けられる出口だったのか。
病院に住んでいるノノたんが気軽に利用出来る場所という事な訳ですし。
# 元々は病院の急患搬入口?
> # 前々からクレア周辺で話題に登場していたタンデムミラー式核融合エンジンの
> # 実物が登場しました。で・でかい…。話を聞くだけで、何だかやばそうな雰囲
> # 気がプンプン匂って来るのですが。ちなみに出力は原作では1,200倍となって
> # いましたが、いつの間にか桁が1個増えています。
エンジンだけでこのサイズ。これを搭載する船はさぞや凄いんでしょうねぇ。
> # タナベが登場することを除けば原作通り…と思っていたら、微妙に違ってまし
> # た。原作ではこの後続けて「アンタとの喧嘩を一生かけてするって腹を決めた
> # なら、そいつはじきに嘘つきじゃ無くなるんだ」となるのですが…。「嘘つき」
> # という言葉、そんなに拙いんでしょうか? それとも、「嘘つき」達も自分で
> # 嘘をついていると思っている訳じゃないということからでしょうか? 単行本
> # の帯にまで使われている台詞なのですが。
あまりにも印象的な原作の台詞なので逆に変えてみたかったとか。^^;
では、また。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hid...@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
佐々木 英朗さんの<bvibab$27b$2...@zzr.yamada.gr.jp>から
>佐々木@横浜市在住です。
こんにちわ。
>> プラネテス Phase16『イグニッション』について雑感など
>
>I copy.
>> # ユーリとフィーがハチマキのところに行ける様にしてやったラビィ。たまには
>> # 役立つじゃないか。しかし、あの恰好でどうやって「調整」したのかと問い詰
>> # めたいのですが。
>
>確かに何をどう調整したのか思いっきり謎。
># 宴会とか接待というのなら納得ですが。^^;;;
ラビィは宴会部長のために雇われているらしいので、きっとあんな恰好で説得し
ても誰も怪しまないとか。^^;;;;
>ハチマキに余裕が無い感じは良く出てますけど…
># ノノたんをスルーしちゃ駄目だ。
会った時の感じだと、前から何度も遊びに出かけているようで、あまりノノたん
はショックじゃ無かったみたいです。
>エンジンだけでこのサイズ。これを搭載する船はさぞや凄いんでしょうねぇ。
きっと船体の殆どがエンジンと推進剤で、その他はおまけの様についている船な
のではと思われ。
>では、また。
ずいぶん前の作品ですが、ヤングマガジン連載のASTRONAUTSに、でてきます。
というか、プラネテスのこの部分、ASTRONAUTSへのオマージュを感じます。
satoshis
萩尾望都の『スロー・ダウン』が
初出誌「プチフラワー」1985年1月号(16p)
収録が
萩尾望都作品集・第二期 第9巻 半神 小学館 1985.3 580円 ISBN4-09-178029-6
A-A’―SF傑作選 小学館叢書 1995.9 1200円 ISBN4-09-197195-4
半神 小学館文庫(新版) 1996.9 580円 ISBN4-09-191017-3
とのことです。
--
mailto:shi...@dd.iij4u.or.jp
Nobuhiro Shibuya at Office
Tokyo Japan
> ずいぶん前の作品ですが、ヤングマガジン連載のASTRONAUTSに、でてきます。
> というか、プラネテスのこの部分、ASTRONAUTSへのオマージュを感じます。
沖一でしたっけ。
そのエピソード自体は覚えていませんが、コミックスが家の何処かにあるかも。
確か、寺沢武一のコブラにもにたような物が出ていたと思います。
作中のは適性試験とかではなく、精神的な加虐を目的としたものでしたが。
こちらはコミックスがないので記憶のみで書いてます。
豊島靖 wrote:
>
> In article <bvkbuj$1j8$1...@news01cj.so-net.ne.jp>,
> sato...@ux02.so-net.ne.jp wrote:
>
> > ずいぶん前の作品ですが、ヤングマガジン連載のASTRONAUTSに、でてきます。
>
> > というか、プラネテスのこの部分、ASTRONAUTSへのオマージュを感じます。
>
> 沖一でしたっけ。
> そのエピソード自体は覚えていませんが、コミックスが家の何処かにあるかも。
「ASTRONAUTS」は私も一通りは読んだ気がするのですが、
そのエピソードは覚えてないです。
> 確か、寺沢武一のコブラにもにたような物が出ていたと思います。
> 作中のは適性試験とかではなく、精神的な加虐を目的としたものでしたが。
> こちらはコミックスがないので記憶のみで書いてます。
ありました。
こちらは、深い水槽のような装置で、深く沈むほど五感が奪われ、
その状態で置かれるとやがて発狂するか、自我を無くして何でも
言う通りに動くようになってしまう、という。
しかしコブラは、自らの体内の鼓動や血液の流れ、呼吸などを感じ
ていたため何ともなく済んだ、という話だったかと。
確か、始めは敵を欺くために自我を無くしたふりをしていたような。
#コミックスが手元にないので記憶のみで書いてます(^_^;
サブタイトルは、覚えていないのですが、内容は。
生意気なルーキーが、スタッフの一人を侮辱したことから、カンダがそのルーキーと
件の訓練室での勝負を持ちかける。
そのルーキーは、短時間しか耐えられず、また、実際に勝負したのは、元宇宙飛行士
候補でもあった、ルーキーに侮辱されたスタッフの一人であった。
カンダは、元宇宙飛行士候補でもあった彼ですら、楽にこなせることができないルー
キーを叱り飛ばす。
落ち込むルーキーを、件のスタッフが「お前はまだ若いのだから」と励ます。
ルーキーが、件の訓練室での、カンダたち宇宙飛行士の耐久時間記録をスタッフに尋
ねると、宇宙飛行士のカンダたちは、訓練室に入ったら出てこいというまででてこな
いのだから、記録などない、宇宙飛行士とはそういう奴等だ、という。
こんな感じだったと思います。
#サブタイトルは「ルーキー」だったような。
> しかしコブラは、自らの体内の鼓動や血液の流れ、呼吸などを感じ
> ていたため何ともなく済んだ、という話だったかと。
> 確か、始めは敵を欺くために自我を無くしたふりをしていたような。
> #コミックスが手元にないので記憶のみで書いてます(^_^;
俺の体がロックのビート刻んでいるんだ、のようなこといってたと思います。
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田村 敏和@biglobe