多分、見続けている人だけがとても楽しめてるんだろうなぁ。
1話の気の抜けたガンアクションといきなりの2話からのちんぴら
マフィアの地味な成り上がりストーリーで早々に切った人も
多いであろう「ガングレイヴ」
でも、1カ月ほど前にも呟きましたが、やはりスゲー面白いです。
今週の放映で、きっちり1話にリンクしましたね。
ようやく本当の「主人公」が本格的に動きだすようです。それも作品
3分の2を過ぎてから。(2クールだよね)
年が明けてからの放送は特に良くて、ブランドンがハリーに殺される回は
ネットで評価を見てみると「神演出」なんて大げさな事が言われてたりします。
確かに、私にとっても「これはすごいや」な感覚が味わえました。
脚本の黒田洋介が「面白くなる」と豪語しただけあって、今まで通して
見てみると、ストーリー構成が地味ながらも、1話にいたる背景が回を
進めるにつれ納得できる形で描かれていたりするわけでして。
で、改めて1話を見るとちゃんと伏線がばら撒かれてたり、また、だるく感じた
演出も納得できたりします。
あと、特に声優サンの演技が素晴らしい。ベテランの方々もそうなんですが、
若きハリー役の浜田さん、交代させるのが惜しいぐらいの熱演ですよ。
ただ、これらの評価は頭に「今の所」がついちゃうわけですけどね。
これからは多分、原作本来のドンパチエピソードが始まるようですが期待と
不安が入り混じっております。
それと、最初から見なかった人、途中で切った人に対して
「途中でもいいから観れ」
とはストーリー構成上、言えないんですよねぇ。それが作品としての
大きな傷なってますね。
原作ゲームはしたことないですが(PS2持ってないし)、ゲームでの
エピソードがアニメでもキッチリ生かされてるようなのでやってみたいなぁ、
と思ってたり。
#噂に聞くと標準難度でも不死身モードなヌルゲーらしく、アクションゲーム
#不得手な私でも楽しめそうなので。
--
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寺田晴男
wah...@pop01.odn.ne.jp
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Terada Haruo wrote:
>
> 久しぶりの記事おこし。
>
> 多分、見続けている人だけがとても楽しめてるんだろうなぁ。
確かにとても楽しめてます(^_^)
> 1話の気の抜けたガンアクションといきなりの2話からのちんぴら
> マフィアの地味な成り上がりストーリーで早々に切った人も
> 多いであろう「ガングレイヴ」
非常に肯ける見解なのがちょっと悲しい。
> でも、1カ月ほど前にも呟きましたが、やはりスゲー面白いです。
ですね。
> 今週の放映で、きっちり1話にリンクしましたね。
> ようやく本当の「主人公」が本格的に動きだすようです。それも作品
> 3分の2を過ぎてから。(2クールだよね)
公式サイトにも明記されていないので何とも言えませんが、原作
(ゲーム)のラストまでやる、とスタッフが公言しているらしい
ので、分量的には2クールぐらいでしょうか。
> 年が明けてからの放送は特に良くて、ブランドンがハリーに殺される回は
> ネットで評価を見てみると「神演出」なんて大げさな事が言われてたりします。
> 確かに、私にとっても「これはすごいや」な感覚が味わえました。
まぁ「神演出」というのは確かに大げさな気が。
この手の「静」と「動」、あるいは「光」と「影」の対比を際立たせる
といった演出は、さほど珍しいものでは無いと思いますし。
でも、第一話からずっと観てきた者としては、「ついにこの時が来た!」
という感慨がありますので、余計に素晴しく見えました。
#でも、拳銃程度であのガラスが割れてはいけないような気がする。
#外から狙撃されたらどうするんだ(^_^;
> 脚本の黒田洋介が「面白くなる」と豪語しただけあって、今まで通して
> 見てみると、ストーリー構成が地味ながらも、1話にいたる背景が回を
> 進めるにつれ納得できる形で描かれていたりするわけでして。
> で、改めて1話を見るとちゃんと伏線がばら撒かれてたり、また、だるく感じた
> 演出も納得できたりします。
5~6話まで観たあたりで1話を観てみましたが、ホントに色々と伏線が
あったのが判って面白かったです。今もう一度見返してみたいと思うので
すが、既に上書きしてしまいました(;_;)
「十二国記」なんかもそうですが、一気にまとめて観た方がより楽しめそう
な気がします。
> あと、特に声優サンの演技が素晴らしい。ベテランの方々もそうなんですが、
> 若きハリー役の浜田さん、交代させるのが惜しいぐらいの熱演ですよ。
どんどん壊れていく所が怖いです。いきなり殺すわ泣きだすわ。
> ただ、これらの評価は頭に「今の所」がついちゃうわけですけどね。
> これからは多分、原作本来のドンパチエピソードが始まるようですが期待と
> 不安が入り混じっております。
同感です。正直、アクション中心の展開になって、それでもガンアクションが
1話程度のレベルだとかなり悲しい。
> それと、最初から見なかった人、途中で切った人に対して
> 「途中でもいいから観れ」
> とはストーリー構成上、言えないんですよねぇ。それが作品としての
> 大きな傷なってますね。
これは今後の話次第なので何とも。もしかしたら、今まで見逃した前半部を
観てみたくなるような話になるかもしれませんし。
> 原作ゲームはしたことないですが(PS2持ってないし)、ゲームでの
> エピソードがアニメでもキッチリ生かされてるようなのでやってみたいなぁ、
> と思ってたり。
ちょうど廉価版が発売された事でもありますし。
このタイミングで廉価版を投入するのが上手い。思わず買いそうになって
しまいます<って買ってないんかい(^_^;
#「THE地球防衛軍」より面白ければ買いなんですが…。
ちなみに、テレビ大阪では今「マリア様がみてる」に続いて放映されてます。
薔薇と紅茶の香りが漂い、「ごきげんよう」と爽やかな挨拶が飛び交う乙女の
園から、血と硝煙の匂いが充満し、熱い銃弾が飛び交う漢の世界にいきなり
突き落とされるというのは、なかなか素晴しい体験です(^_^;
#よくこれだけ両極端な作品を並べたものだ。
では。
--
宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : トウキビ畑でつかまえて by Four Seasons
"Terada Haruo" <wah...@pop01.odn.ne.jp> wrote in message
news:bvbi7g$1dvt$1...@nwall1.odn.ne.jp...
> 多分、見続けている人だけがとても楽しめてるんだろうなぁ。
見ていて良かった。
特に"DIE"の回。
> 1話の気の抜けたガンアクションといきなりの2話からのちんぴら
> マフィアの地味な成り上がりストーリーで早々に切った人も
> 多いであろう「ガングレイヴ」
1クールで、「ビヨンド・ザ・グレイヴ誕生」
以下ゲームをしてね。
で終わるものと思って、最終回感想を
書き始めていたのが没になりました。
> でも、1カ月ほど前にも呟きましたが、やはりスゲー面白いです。
そうですね。
ギャングスターものとして、まずまずの
おもしろさだと思っていたのが、
テンション上がりまくってます。
> 今週の放映で、きっちり1話にリンクしましたね。
> ようやく本当の「主人公」が本格的に動きだすようです。それも作品
> 3分の2を過ぎてから。(2クールだよね)
まったく、ここまで昔話を引き摺るなら、
それで終わると思うじゃないですか。
> 年が明けてからの放送は特に良くて、ブランドンがハリーに殺される回は
> ネットで評価を見てみると「神演出」なんて大げさな事が言われてたりします。
> 確かに、私にとっても「これはすごいや」な感覚が味わえました。
私も見事にやられました。
あの回の出来の良さに、
「やはり1クールで綺麗に終わらせるべきでは?」
と、いらぬ心配をしました。
(本当に「いらぬ心配」かは終わってみないと
判りませんが)
今のところは大丈夫です。
今回、とうとうマリアが…
結構ショックです。
ハリーに捕まって、それを助けに、
なんて展開を想像していただけに。
> 脚本の黒田洋介が「面白くなる」と豪語しただけあって、今まで通して
> 見てみると、ストーリー構成が地味ながらも、1話にいたる背景が回を
> 進めるにつれ納得できる形で描かれていたりするわけでして。
> で、改めて1話を見るとちゃんと伏線がばら撒かれてたり、また、だるく感じた
> 演出も納得できたりします。
>
> あと、特に声優サンの演技が素晴らしい。ベテランの方々もそうなんですが、
> 若きハリー役の浜田さん、交代させるのが惜しいぐらいの熱演ですよ。
ハリーの壊れっぷりがいいですね。
今回、生まれ育った孤児院におみやげを持っていく
シーンがありましたが、あれは決してポーズではなく、
あれもハリーの一面なんでしょう。
(昔の院長とかはもう居ないでしょう、この世には)
> ただ、これらの評価は頭に「今の所」がついちゃうわけですけどね。
> これからは多分、原作本来のドンパチエピソードが始まるようですが期待と
> 不安が入り混じっております。
テンションが高いのでいつ切れるか、
心配ではあります。
> それと、最初から見なかった人、途中で切った人に対して
> 「途中でもいいから観れ」
> とはストーリー構成上、言えないんですよねぇ。それが作品としての
> 大きな傷なってますね。
「レンタルが出たら最初から見直せ」
とか。 ^_^;
--
この記事へのメールは到達可能ですが、基本的に
読まずに捨てます。
私宛のメールは以下にお願いします。
ttn8j...@mx1.ttcn.ne.jp
<bvbi7g$1dvt$1...@nwall1.odn.ne.jp>の記事において
wah...@pop01.odn.ne.jpさんは書きました。
> 多いであろう「ガングレイヴ」
> 今週の放映で、きっちり1話にリンクしましたね。
> ようやく本当の「主人公」が本格的に動きだすようです。それも作品
> 3分の2を過ぎてから。(2クールだよね)
えっと、それはミカの事ですか?
--
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 村上 智一 ( TomOne ) 鎌倉市在住 ┠┐
┃ URI: http://kikyou.sakura.ne.jp/~tomone/ ┃│
┃ E-Mail: tom...@kikyou.sakura.ne.jp (main) ┃│
┃ E-Mail: mrkm...@mtd.biglobe.ne.jp (sub) ┃│
┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛│
└────────────────────────┘
"MURAKAMI Tomokazu" <mrkm...@mtd.biglobe.ne.jp> wrote in message
news:lsafvb...@news.biglobe.ne.jp...
> > 今週の放映で、きっちり1話にリンクしましたね。
> > ようやく本当の「主人公」が本格的に動きだすようです。それも作品
> > 3分の2を過ぎてから。(2クールだよね)
>
> えっと、それはミカの事ですか?
すべてを「萌え」に巻き込むそのツッコミを
ミレニオンは赦さない……
ブランドン・ヒートは赦さない……
#10話の予告より
##同じ様なネタを2chで読んで大笑いしたもので。
In article <bvdscl$nr3$1...@news1.point.ne.jp>
tetsutaro wrote:
> てつたろです。
>
> "Terada Haruo" <wah...@pop01.odn.ne.jp> wrote in message
> news:bvbi7g$1dvt$1...@nwall1.odn.ne.jp...
>
> > 1話の気の抜けたガンアクションといきなりの2話からのちんぴら
> > マフィアの地味な成り上がりストーリーで早々に切った人も
> > 多いであろう「ガングレイヴ」
はい。切っていました。m(__)m
最終話で第1話にどうつなげるのかを観たくて数話前から視聴再開して
いたのですが、これ、1クール作品じゃなかったのですね。
> 1クールで、「ビヨンド・ザ・グレイヴ誕生」
> 以下ゲームをしてね。
> で終わるものと思って、最終回感想を
> 書き始めていたのが没になりました。
自分も1クール丸ごと昔話で幕引きだと思い込んでいました。
自分が新番組チェックのときに辛口の評価をしていたのは、昔話だけで
話が終わってしまうことへの批判もあったのです。
1話の続きがあると知っていれば、2話から急に昔話というストーリー
構成でも、そんなに悪い評価はしていなかったでしょう。
#それでもやはり、1話の中途半端なガンアクションには低い評価しか
#できないのですけれど。
> > 年が明けてからの放送は特に良くて、ブランドンがハリーに殺される回は
> > ネットで評価を見てみると「神演出」なんて大げさな事が言われてたりします。
> > 確かに、私にとっても「これはすごいや」な感覚が味わえました。
ハリーがブランドンを殺すのは2話の段階で既に推測していたことなので
あの見事な演出も予想の範疇だったのですが、撃った理由がブランドンと
ビッグ・ダディの仲を妬んだ横恋慕(違)とは思いもしませんでした。
ハリーがブランドンを殺す場面よりも、その次の回でハリーが男泣きする
場面の方が、個人的評価は高いです。
この男泣きを観てしまったために、今後が非常に楽しみになっています。
マリアと娘を狙う理由もブランドンを奪ったビッグ・ダディへの報復。
しかし、娘を守るのは当のブランドン=ビヨンド・ザ・グレイヴ。
この展開には唸らされました。
自分はもうガンアクションなんてどうでも良いので、人間の描写に全力を
注いでほしいです。(ちょっと暴言)
> > それと、最初から見なかった人、途中で切った人に対して
> > 「途中でもいいから観れ」
> > とはストーリー構成上、言えないんですよねぇ。それが作品としての
> > 大きな傷なってますね。
途中から観ています。申し訳ない。
#昔話の最後の数話を見ただけでこんなに楽しみになるなんて、これなら
#好き嫌いせずに切らなきゃ良かったかなぁ。
--
************************************************************
猫間 鈴秋 / NEKOMA SUZUAKI
mailto:nek...@mvj.biglobe.ne.jp
http://www5e.biglobe.ne.jp/~nekosuzu/
************************************************************
In article <bvfqta$l9d$1...@bgsv5648.tk.mesh.ad.jp>,
Nekoma Suzuaki <nek...@mvj.biglobe.ne.jp> wrote:
>早々に切っていた猫間です。
>> > 1話の気の抜けたガンアクションといきなりの2話からのちんぴら
>> > マフィアの地味な成り上がりストーリーで早々に切った人も
>> > 多いであろう「ガングレイヴ」
>
>はい。切っていました。m(__)m
そういう評価を鑑みると、一話一話の完成度はともかく、シリー
ズ構成としてはツカミに失敗していたということでしょうかね。確
かに回想シーンとしては長過ぎるきらいがあります。
特に、回想シーンと本編とで世界観が大きく違うような場合、シ
リーズ構成が良くないとトータルで見た時に別の作品になってしま
いますからね。回想だけで終わった「ベルセルク」とか。
>> > 年が明けてからの放送は特に良くて、ブランドンがハリーに殺される回は
>> > ネットで評価を見てみると「神演出」なんて大げさな事が言われてたりします。
>> > 確かに、私にとっても「これはすごいや」な感覚が味わえました。
>
>ハリーがブランドンを殺すのは2話の段階で既に推測していたことなので
>あの見事な演出も予想の範疇だったのですが、撃った理由がブランドンと
>ビッグ・ダディの仲を妬んだ横恋慕(違)とは思いもしませんでした。
「神演出」ってあのエレベータ内の描写ですかね。光の使い方が
これまでと急に変わってエキセントリックな雰囲気を醸し出してま
したね。私にはちょっと鼻につく演出でしたが。
>この展開には唸らされました。
展開的には「引っ張り過ぎ」という印象の方が強いので、余り唸
らされることはありませんでしたね。前振りとして一クール使うの
は長過ぎ。興味や緊張感を持続出来ないでしょ。
多分、ゲームの発売に合わせたスケジュールを組まなくちゃいけ
なくて、回想シーンで引き延ばす必要性があったんじゃないでしょ
うかね。純粋に作品の質を考えたシリーズ構成ではないと思います。
ちょっと「ほぅ」という気になったのは ED の演出ですかね。そ
れまでのあの空の青さが印象的だったために、それがもう既に過去
になってしまったという象徴的な描写が目に止まりました。
そういう気がつくか気がつかないかのぎりぎりを攻めたさりげな
い演出の方が、あざとい演出よりは光るものを感じさせてくれるも
のだと思います。
--
しらい たかし
In article <bvg2pi$641$1...@nsvn01.zaq.ne.jp>, shi...@unixusers.net says...
>>この展開には唸らされました。
>
> 展開的には「引っ張り過ぎ」という印象の方が強いので、余り唸
>らされることはありませんでしたね。前振りとして一クール使うの
>は長過ぎ。興味や緊張感を持続出来ないでしょ。
私としては、あの話に持っていくために、ブランドンとハリーの
関係を丁寧に書いた事は正解だと思います。
でなければ、ここ数話の話はこれほど際立たなかったと思っています。
例え、それで多くの人が切ってしまったとしても…
正調のマフィアものだったのに、途中ライトニングの話で
ネクロライズと言う荒唐無稽な話が出て来て、ちょっとどうした
ものかと思いましたが、これは後々の伏線だったんですね。
(ゲームやってないし、前知識も全くなかったもんで)
--
☆★うちの兄はゴキブリでっか!?兄はゴキブリかもしれんけどうちまだ14どすえ☆★
★kan...@metal.or.jp, leg...@da2.so-net.or.jp Niftyserve:GCH02541 ☆
☆PCVAN:HBM09433 重金属音楽振興会 金子敏彦 http://www.metal.or.jp/~kaneko/★
★俺の歌を聴け~!!『Like Father Like Son』 by JAMILYA(from OVER THE EDGE) ☆
アニメ誌購読者層にとっては殆ど無視されている作品のようですな。
記事にはしてくれてるけど読者投稿のネタにはまったくなってなかったり。
#ギルガメッシュでさえあるというに。
"Takashi SHIRAI" <shi...@unixusers.net> wrote in message
news:bvg2pi$641$1...@nsvn01.zaq.ne.jp...
> そういう評価を鑑みると、一話一話の完成度はともかく、シリー
> ズ構成としてはツカミに失敗していたということでしょうかね。確
> かに回想シーンとしては長過ぎるきらいがあります。
確かにツカミには失敗してるかも。
でも回想シーンが長すぎるのは事前情報やアニメ誌での関係者コメントに
拠れば、「ゲームでは出せなかった隙間を埋める物を作る」(意訳)なんで、
その回想シーン自体が目的なんでしょうね。
> 特に、回想シーンと本編とで世界観が大きく違うような場合、シ
> リーズ構成が良くないとトータルで見た時に別の作品になってしま
> いますからね。回想だけで終わった「ベルセルク」とか。
私的には「ベルセルク」のアニメはトータルでみても十分「ベルセルク」
なんですよね。
だって、ベルセルクは原作でも回想編が相当長い。作り手としては
「回想編」を駆け足でやってアニメ独自の結末をつけるより、「そこ」だけを
丁寧にやることを選んだ、と思ってるので。
#確かに、原作を知らずに最終回を迎えれば、尻切れトンボにしか
#見えないけれど。
##知っててもそうなんだけど。
> 多分、ゲームの発売に合わせたスケジュールを組まなくちゃいけ
> なくて、回想シーンで引き延ばす必要性があったんじゃないでしょ
> うかね。純粋に作品の質を考えたシリーズ構成ではないと思います。
そう思われるのはむべなるかなですが、上で触れたように、この作品を
作った動機から考えれば多分「純粋」に考えての上だと思う。
#確かに新作が来月にリリース予定で、アニメはそのプロモートになるかも
#しれませんが、アニメ化してるのは旧作の方だし。
>
> ちょっと「ほぅ」という気になったのは ED の演出ですかね。そ
> れまでのあの空の青さが印象的だったために、それがもう既に過去
> になってしまったという象徴的な描写が目に止まりました。
> そういう気がつくか気がつかないかのぎりぎりを攻めたさりげな
> い演出の方が、あざとい演出よりは光るものを感じさせてくれるも
> のだと思います。
モノクロになったEDですよね。これは同感、エレベータのシーンより
「はっ」としたし。
<bvbi7g$1dvt$1...@nwall1.odn.ne.jp> において、
"Terada Haruo" <wah...@pop01.odn.ne.jp> さんは書かれています。
> 多分、見続けている人だけがとても楽しめてるんだろうなぁ。
御意。
> 多いであろう「ガングレイヴ」
> でも、1カ月ほど前にも呟きましたが、やはりスゲー面白いです。
おもしろいです。切らなくて良かった。^^;
> 脚本の黒田洋介が「面白くなる」と豪語しただけあって、今まで通して
> 見てみると、ストーリー構成が地味ながらも、1話にいたる背景が回を
> 進めるにつれ納得できる形で描かれていたりするわけでして。
> で、改めて1話を見るとちゃんと伏線がばら撒かれてたり、また、だるく感じた
> 演出も納得できたりします。
序盤(というか第2話以降数話)のテンポは確かにだるかったのですが、
あの部分が丁寧に描かれたからこそ話が転がり始めた後の説得力が格段に
高いんですよね。
# 今回の話で出た小物が、ああ第1話のあれか、とか芸が細かいです。
## と、今は言えるんですが実際に序盤を見ていた頃は
## 何時切ろうかと思ってました。(笑)
> ただ、これらの評価は頭に「今の所」がついちゃうわけですけどね。
> これからは多分、原作本来のドンパチエピソードが始まるようですが期待と
> 不安が入り混じっております。
個人的には期待だけです。ここまで見せられたモノの出来の良さを信じて。
> それと、最初から見なかった人、途中で切った人に対して
> 「途中でもいいから観れ」
> とはストーリー構成上、言えないんですよねぇ。それが作品としての
> 大きな傷なってますね。
1つ2つのエピソードを拾って見ても楽しめる作品という型式を
敢えてバッサリ切り、通して見る事を前提にした点を評価したいです。
確かに間口を狭めてしまってますが、たまにはこういうのも良いかなと。
では、また。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hid...@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
In article <bvhbhk$1sk2$1...@nwall1.odn.ne.jp>,
Terada Haruo <wah...@pop01.odn.ne.jp> wrote:
>寺田です。
>アニメ誌購読者層にとっては殆ど無視されている作品のようですな。
>記事にはしてくれてるけど読者投稿のネタにはまったくなってなかったり。
何だっけ?「Newtype」か何かに見開きで対峙する二人の絵があ
ったように思います。それ見てこれまでのエピソードが前振りに過
ぎなかったことを知った訳ですが、放映の方はまだそこまで進んで
いなかったのでどうケリをつけるのかと思ってました。
>> そういう評価を鑑みると、一話一話の完成度はともかく、シリー
>> ズ構成としてはツカミに失敗していたということでしょうかね。確
>> かに回想シーンとしては長過ぎるきらいがあります。
>
>確かにツカミには失敗してるかも。
>
>でも回想シーンが長すぎるのは事前情報やアニメ誌での関係者コメントに
>拠れば、「ゲームでは出せなかった隙間を埋める物を作る」(意訳)なんで、
>その回想シーン自体が目的なんでしょうね。
ウェイトとしては別にどこに注力しようと構わないと思うんです。
問題なのは、お客を完全に置いてってしまって独善的な構成になっ
てしまったことですよね。
お客に「GUNGRAVE」として見て欲しいという意識があるのならば、
あのエピソードが前日談に過ぎないことをどこかで教えてあげる必
要があったんじゃないかと思っています。
その教え方をどうするかはまた演出の手腕になる訳ですが、全く
教えないという選択肢は、「見たくない人はさっさとお帰り」と追
い返しているに等しいんじゃないかしらん。
>だって、ベルセルクは原作でも回想編が相当長い。作り手としては
>「回想編」を駆け足でやってアニメ独自の結末をつけるより、「そこ」だけを
>丁寧にやることを選んだ、と思ってるので。
私は原作を知らずに見てた口なので、剣と魔法の正統派ファンタ
ジー世界が最後の最後でいきなり Clive Barker のパクリになって
しまって絶句してしまいました。
あれだけギャップのある世界観なのならば、最初からある程度示
唆しておいてくれればまだ納得して見終わることも出来たんでしょ
うけど。
>モノクロになったEDですよね。これは同感、エレベータのシーンより
>「はっ」としたし。
モノクロというよりはセピア調ですよね。あれはわざとにカラー
の時に色を印象づけていた結果ですから、計算が上手くいった訳で
すね。
色がついてた時はむしろ本編のカラーと合わない程の壮快感を醸
し出していたので、何でもっとトーンを落とさないのかなと怪訝に
感じていたものです。
--
しらい たかし