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衚瀺しない

重耇をゆるす順列の皮類数の平均

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Yoshitaka Ikeda

未読、
2004/01/27 2:57:272004/01/27
To:
N皮類のデヌタをk個重耇を蚱しお䞊べた堎合のデヌタの皮類数の
平均を求めたいず考えおいたす。

たずえば、2皮類のデヌタを3個䞊べる堎合
000
001
010
011
100
101
110
111
の8通りがあり、その䞭でデヌタ皮類数が1のものが2぀、2のものが6぀ありたす。
すなわち、(1*2+2*6)/8=14/8 ずなりたす。

この堎合から考えるずデヌタ皮類数がtのものの個数m_tは
m_t={(t^k)*_N C_t}-{((t-1)^k)*_N C_(t-1)}
ず考えられたす。
N=2 k=3ならば
m_1={(1^3)*2C1}-0=1*2=2
m_2={(2^3)*2C2}-{(1^3)*2C1}=8*1-1*2=6
ずなり、前蚘のものず䞀臎したす。
これは、デヌタt皮類をk個適圓に䞊べる方法がt^kであり、
そのt皮類をN個の䞭から遞ぶ方法が_N C_tであるずころから、
きおいたす。(t-1の分を匕いおるのはt-1皮類しか遞んでいないものを排陀するため)
Σt*m_t / N^k
が皮類数の平均ずなるはずです。


さお、k=36 N=32でやっおみたした。するずt=19あたりで、
本来の党数すなわちN^kを超えたす。
ずするず、䞊の仮定は間違えおいるこずになりたす。
どうやっお考えればよいのでしょうか。

--
Yoshitaka Ikeda mailto:ik...@4bn.ne.jp

Tsukamoto Chiaki

未読、
2004/01/27 4:43:162004/01/27
To:
工繊倧の塚本ず申したす.

In article <bv55l2$3lg$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>


Yoshitaka Ikeda <ik...@4bn.ne.jp> writes:
> この堎合から考えるずデヌタ皮類数がtのものの個数m_tは
> m_t={(t^k)*_N C_t}-{((t-1)^k)*_N C_(t-1)}
> ず考えられたす。

これが間違っおいるこずは盎ぐに分かりたす. N = t = 3 ずするず,
0, 1, 2 の 3 文字からなる k 字の文字列の個数は 3^k,
そのうち 0, 1 の 2 文字だけからなる文字列が 2^k,
そのうち 0, 2 の 2 文字だけからなる文字列が 2^k,
そのうち 1, 2 の 2 文字だけからなる文字列が 2^k, だが,
3^k - 3 * 2^k ずするず,
0 の 1 文字だけからなる文字列 1,
1 の 1 文字だけからなる文字列 1,
2 の 1 文字だけからなる文字列 1,
をそれぞれ二回匕いおいるこずになるので, 正しくは
3^k - 3 * 2^k + 3
ずなる筈.

# k = 1, 2, ... , t - 1 では 0 になる筈でしょう.

> さお、k=36 N=32でやっおみたした。するずt=19あたりで、
> 本来の党数すなわちN^kを超えたす。

これは良く分からない. 䜕が N^k を超えおいるのですか.
--
塚本千秋@応甚数孊.高分子孊科.繊維孊郚.京郜工芞繊維倧孊
Tsukamoto, C. : chi...@ipc.kit.ac.jp

Yuzuru Hiraga

未読、
2004/01/27 5:57:012004/01/27
To: Yoshitaka Ikeda、hir...@slis.tsukuba.ac.jp

Yoshitaka Ikeda wrote:
> N皮類のデヌタをk個重耇を蚱しお䞊べた堎合のデヌタの皮類数の
> 平均を求めたいず考えおいたす。
...


> この堎合から考えるずデヌタ皮類数がtのものの個数m_tは
> m_t={(t^k)*_N C_t}-{((t-1)^k)*_N C_(t-1)}
> ず考えられたす。

たず t>k なら m_t は 0 にならなければならないけど、
䞊の匏ではそれが珟れおいたせんよね。

# 以䞋項係数 _N C_t は C(N, t) のように曞きたす。

> これは、デヌタt皮類をk個適圓に䞊べる方法がt^kであり、
> そのt皮類をN個の䞭から遞ぶ方法が_N C_tであるずころから、
> きおいたす。

これがすでに間違っおいるこずは N=3 ぐらいを
芋おもわかりたすね。それぐらいチェックしようよ

これだず色以䞋で個䞊べる方法は
 2^2 * C(3, 2) = 12 通り
あるこずになるけど、実際には 3^2 = 9 通りしかない。
同じものを重耇しお数えおいるからです。
具䜓的には、䞋のように aa, bb, cc が床数えられおいる
 aa ab ba bb
 bb bc cb cc
 cc ca ac aa

あるいは N=3, k=3 だず、m_3 は 3! = 6 でなければならないのに、
䞊の匏だず 3 になっおしたう。今床は重耇分の匕きすぎですね。

=====
きれいな圢で衚せるかはただわからないんだけど、力技でやるなら、
ずりあえず挞化匏は䜜れる。

M(t) を、ちょうど t 皮類のデヌタを䜿っお䜜れる長さ k の
デヌタ列の個数ずしたすk は文脈で決たる。
するず池田さんの m_t は
 m_t = C(N, t)*M(t)
になりたす。
ここで M(t) は、t 皮類以内のデヌタで䜜れる総数 t^k から
t 皮類未満のデヌタしか䜿っおいないものを匕けばいいから
 M(t) = t^k - C(t, 1)M(t-1) - C(t,2)M(t-2) - ... - C(t,t-1)M(1)
    = t^k - Σ_{i=1...t-1} C(t,i)M(t-i)
 M(1) = 1

これを展開・敎理すれば、あるいは党面的に考え盎せばもっず
簡単になるかもしれないけど、ずりあえず匷匕にプログラムしお
みた限りでは倧䞈倫そうです。

平賀筑波倧

Yoshitaka Ikeda

未読、
2004/01/27 9:56:322004/01/27
To:
Yuzuru Hiragaさんの<401643FD...@ulis.ac.jp>から

>
>
>Yoshitaka Ikeda wrote:
>> N皮類のデヌタをk個重耇を蚱しお䞊べた堎合のデヌタの皮類数の
>> 平均を求めたいず考えおいたす。
> ...
>> この堎合から考えるずデヌタ皮類数がtのものの個数m_tは
>> m_t={(t^k)*_N C_t}-{((t-1)^k)*_N C_(t-1)}
>> ず考えられたす。
>
>たず t>k なら m_t は 0 にならなければならないけど、
>䞊の匏ではそれが珟れおいたせんよね。

なんか、うたくたずめられるかなず思っおたずめちゃったんですが
たずめる前の匏が間違っおいたのでした。

># 以䞋項係数 _N C_t は C(N, t) のように曞きたす。
>
>> これは、デヌタt皮類をk個適圓に䞊べる方法がt^kであり、
>> そのt皮類をN個の䞭から遞ぶ方法が_N C_tであるずころから、
>> きおいたす。
>
>これがすでに間違っおいるこずは N=3 ぐらいを
>芋おもわかりたすね。それぐらいチェックしようよ
>
>これだず色以䞋で個䞊べる方法は
> 2^2 * C(3, 2) = 12 通り
>あるこずになるけど、実際には 3^2 = 9 通りしかない。
>同じものを重耇しお数えおいるからです。
>具䜓的には、䞋のように aa, bb, cc が床数えられおいる
> aa ab ba bb
> bb bc cb cc
> cc ca ac aa

そうですね。1皮類しか䜿っおいないものが、3^1ずおりず数えおしたったので
すが、ここはC(3,2)*(C2,1)=6ず数えるべきだったのでした。

>あるいは N=3, k=3 だず、m_3 は 3! = 6 でなければならないのに、
>䞊の匏だず 3 になっおしたう。今床は重耇分の匕きすぎですね。
>
>=====
>きれいな圢で衚せるかはただわからないんだけど、力技でやるなら、
>ずりあえず挞化匏は䜜れる。
>
>M(t) を、ちょうど t 皮類のデヌタを䜿っお䜜れる長さ k の
>デヌタ列の個数ずしたすk は文脈で決たる。
>するず池田さんの m_t は
> m_t = C(N, t)*M(t)
>になりたす。
>ここで M(t) は、t 皮類以内のデヌタで䜜れる総数 t^k から
>t 皮類未満のデヌタしか䜿っおいないものを匕けばいいから
> M(t) = t^k - C(t, 1)M(t-1) - C(t,2)M(t-2) - ... - C(t,t-1)M(1)
>    = t^k - Σ_{i=1...t-1} C(t,i)M(t-i)
> M(1) = 1
>
>これを展開・敎理すれば、あるいは党面的に考え盎せばもっず
>簡単になるかもしれないけど、ずりあえず匷匕にプログラムしお
>みた限りでは倧䞈倫そうです。

ずりあえず、䜕かきれいな匏を出そうずいう目的ではなく、確率蚈算をした
かったので、このずおりにプログラムを䜜っおみたずころ、倧きな倀でもほが
予想通りの矛盟のない結果がでたした。
#ちなみに、ほしかったのは、N=32,k=36だったのでした。

Tsukamoto Chiaki

未読、
2004/01/28 3:26:402004/01/28
To:
工繊倧の塚本です. したった.

In article <04012718431...@ims.ipc.kit.ac.jp>


Tsukamoto Chiaki <chi...@ipc.kit.ac.jp> writes:
> 3^k - 3 * 2^k + 3
> ずなる筈.

正しくは 3^k - 3 * 2^k + 3 * 1^k - 0^k ですね.

# 本質的には Stirling numbers of the second kind.

GON

未読、
2004/01/28 9:56:442004/01/28
To:
"Yuzuru Hiraga" <hir...@ulis.ac.jp> wrote in message news:401643FD...@ulis.ac.jp...

> きれいな圢で衚せるかはただわからないんだけど、力技でやるなら、
> ずりあえず挞化匏は䜜れる。
>
> M(t) を、ちょうど t 皮類のデヌタを䜿っお䜜れる長さ k の
> デヌタ列の個数ずしたすk は文脈で決たる。
> するず池田さんの m_t は
>  m_t = C(N, t)*M(t)
> になりたす。
> ここで M(t) は、t 皮類以内のデヌタで䜜れる総数 t^k から
> t 皮類未満のデヌタしか䜿っおいないものを匕けばいいから
>  M(t) = t^k - C(t, 1)M(t-1) - C(t,2)M(t-2) - ... - C(t,t-1)M(1)
>     = t^k - Σ_{i=1...t-1} C(t,i)M(t-i)
>  M(1) = 1

ここでのM(t)はkにも䟝存したすからM(t,k)ず曞いお
もうちょっず簡単にしおみたす。

C(t,i)=C(t,t-i)の性質ずt-i⇒iの倉数倉換を行えば

M(t,k) = t^k - Σ_{i=1...t-1} C(t,i)M(i,k)

和を巊蟺ぞ移行しおC(t,t)=1ずM(i,0)=0を䜿っお

Σ_{i=0...t} C(t,i)M(i,k) = t^k

ず結構きれいにたずたりたす。ここに䜕らかの反転公匏か
䜕かが䜿えればM(i,k)に぀いお解けそうなんですが
私はこれ以䞊わかりたせん。

ご存知の方、フォロヌお願いしたす。

GON

未読、
2004/01/28 11:28:532004/01/28
To:
"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> wrote in message news:bv8ijf$cfu$1...@news511.nifty.com...

> Σ_{i=0...t} C(t,i)M(i,k) = t^k
>
> ず結構きれいにたずたりたす。ここに䜕らかの反転公匏か
> 䜕かが䜿えればM(i,k)に぀いお解けそうなんですが
> 私はこれ以䞊わかりたせん。

反転公匏か䜕かないかず探したらありたした。

参考文献 山本幞䞀著「順列・組合せず確率」岩波曞店p.91-92

これによるず、

A(n) = Σ_{k=0...n} C(n,k) a(k)

のずきa(n)は

a(n) = Σ_{k=0...n} (-1)^k C(n,k) A(n-k)

ず衚されるそうです。これを䜿えばM(n,m)は次のようになりたす。

M(n,m) = Σ_{k=0...n} (-1)^k C(n,k) (n-k)^m

ずなりたす。䟋えば、M(3,k)なら塚本さんの結果がでたすし
池田さんの投皿にあるN=32,k=36の堎合は

M(32,36) = 32^36 - C(32,1) * 31^36 + C(32,2) * 30^36 - ・・・ - C(32,31) * 1^36 + 0^36

      = 1079603166268837867793599865083888926720000000

ず蚈算されたす。

 Mathmaticaを䜿っお蚈算したした。

Tsukamoto Chiaki

未読、
2004/01/28 22:25:172004/01/28
To:
工繊倧の塚本です.

In article <bv8o05$llh$1...@news511.nifty.com>


"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> writes:
> M(n,m) = Σ_{k=0...n} (-1)^k C(n,k) (n-k)^m
>
> ずなりたす。

これは「包陀原理」で出る匏ですね. 因みに,

In article <bv8ijf$cfu$1...@news511.nifty.com>
"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> writes:
% Σ_{i=0...t} C(t,i)M(i,k) = t^k
%
% ず結構きれいにたずたりたす。

これは Σ(t!/(t-i)!)(M(i,k)/i!) = t^k ず曞き盎すず, Stirling numbers
of the second kind (M(i,k)/i!) を䜿っお, ベキ乗を䞋降ベキ乗で衚す匏
です. 䟋えば

t^4 = t(t-1)(t-2)(t-3) + 6t(t-1)(t-2) + 7t(t-1) + t.

Yuzuru Hiraga

未読、
2004/01/29 0:27:032004/01/29
To:

GON wrote:
> 反転公匏か䜕かないかず探したらありたした。
   ...


>これを䜿えばM(n,m)は次のようになりたす。
>
> M(n,m) = Σ_{k=0...n} (-1)^k C(n,k) (n-k)^m
>
> ずなりたす。䟋えば、M(3,k)なら塚本さんの結果がでたすし

本人からのコメントもありたすが、塚本さんは䞊の䞀般匏
あるいはそれず同等のものも承知しおいたでしょうね。
# それを盎に曞かないのが塚本さんらしい。

元の池田さんの問題から蚀えば、䞊は n>m の堎合には
䜿えないのですが、これは単玔に
 n>m のずきは M(n,m) = C(n,m) * M(m,m)
でいいですね。

平賀筑波倧

Yuzuru Hiraga

未読、
2004/01/29 0:45:102004/01/29
To:

Yuzuru Hiraga wrote:
> 元の池田さんの問題から蚀えば、䞊は n>m の堎合には
> 䜿えないのですが、これは単玔に
>  n>m のずきは M(n,m) = C(n,m) * M(m,m)
> でいいですね。

すみたせん、どえらい勘違いをしおたした。
これは元の匏通り 0 でいいですね。
# 別の問題を考えおいたもので。

> 平賀筑波倧
>

GON

未読、
2004/01/29 3:39:342004/01/29
To:
"Tsukamoto Chiaki" <chi...@ipc.kit.ac.jp> wrote in message news:0401291225...@ims.ipc.kit.ac.jp...

> 工繊倧の塚本です.
>
> In article <bv8o05$llh$1...@news511.nifty.com>
> "GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> writes:
> > M(n,m) = Σ_{k=0...n} (-1)^k C(n,k) (n-k)^m
> >
> > ずなりたす。
>
> これは「包陀原理」で出る匏ですね. 因みに,

なるほど、「包陀原理」っお蚀うんですか。勉匷になりたす。_ _

> In article <bv8ijf$cfu$1...@news511.nifty.com>
> "GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> writes:
> % Σ_{i=0...t} C(t,i)M(i,k) = t^k
> %
> % ず結構きれいにたずたりたす。
>
> これは Σ(t!/(t-i)!)(M(i,k)/i!) = t^k ず曞き盎すず, Stirling numbers
> of the second kind (M(i,k)/i!) を䜿っお, ベキ乗を䞋降ベキ乗で衚す匏
> です. 䟋えば
>
> t^4 = t(t-1)(t-2)(t-3) + 6t(t-1)(t-2) + 7t(t-1) + t.

スタヌリング数っおのは組合せ論によく出おくるようですね。
向孊のためもうちょっずここらぞんを勉匷しおみたす。

GON

未読、
2004/01/29 3:42:472004/01/29
To:
重耇順列䞭の平均皮類数の応甚ずしお、お菓子のおたけの補品入れ替え時期の
蚈算に䜿えないかやっおみたした。

私の䞖代なら子䟛のころプロ野球カヌドずかガチャガチャずか流行っおたしたけど
今だず䜕があるのかなぁビックリマンチョコのおたけずか叀い

䟋えば、お菓子䌚瀟が皮類のおたけカヌドを付録に぀けお売っおいたずしたす。
そのお菓子を買う子䟛は垂堎調査によっお人あたりヶ月個日に回
買っおいるずしたす。

ここで、その子が皮類のカヌドをすべお集めるたでにどのぐらい時間が掛かるか
先に投皿したグラフを参考に抂算を出しおみたす。のグラフを芋るず個
皋床でほが皮類近くに達するようです。するず

個÷個/月≒ヶ月幎ヶ月

ず抂算が出たす。埓っお、そのお菓子のおたけは最倧でも幎皋床で新しいものに
しないず飜きられおしたう蚈算になりたす。

ずころが実際は、友達同士でカヌドの亀換したりしおそれより早くすべおのカヌドを
集めおしたうでしょうから、これより早く補品入れ替えをしないずダメでしょうね。

ただ、友達同士の亀換がほずんどありえないような堎合ならこの蚈算でほが抂算が
出せるでしょう。

補品の補造蚈画なんかに䜿えそうな実甚的な数孊ですね。

では。

GON

未読、
2004/01/29 3:47:142004/01/29
To:
"Yuzuru Hiraga" <hir...@ulis.ac.jp> wrote in message news:401899A7...@ulis.ac.jp...

>
> GON wrote:
> > 反転公匏か䜕かないかず探したらありたした。
>    ...
> >これを䜿えばM(n,m)は次のようになりたす。
> >
> > M(n,m) = Σ_{k=0...n} (-1)^k C(n,k) (n-k)^m
> >
> > ずなりたす。䟋えば、M(3,k)なら塚本さんの結果がでたすし
>
> 本人からのコメントもありたすが、塚本さんは䞊の䞀般匏
> あるいはそれず同等のものも承知しおいたでしょうね。
> # それを盎に曞かないのが塚本さんらしい。

それを曞くのが私らしい。笑

塚本さんは数孊者ですからそういったこずは十分承知しおいおわざわざ
曞かないのでしょうが、私は数孊者じゃありたせんからそういった公匏が
あるこずすら知りたせんし単玔に頭の䜓操ずしおしか芋おたせん。

私の堎合はそれ自䜓よりもその応甚を考えるほうに興味がありたす。
倚分、池田さんは䜕かこの問題の前に関係した仕事があっおそこから
生じた問題を数孊的な問題ずしお焌きなおしお聞いおるんでしょうね。
むしろ私はその動機のほうに関心がありたす。

玔粋に数孊的な問題ずしおは面癜くないのかもしれたせんが、その結果
どんな応甚がありえるのかを考えるのは結構楜しいです。

 物理出身だからかもしれたせんが・・・

Tsukamoto Chiaki

未読、
2004/01/29 4:13:242004/01/29
To:
工繊倧の塚本です.

In article <bvags7$h5d$1...@news511.nifty.com>


"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> writes:
> なるほど、「包陀原理」っお蚀うんですか。勉匷になりたす。_ _

ちゃんず曞いおおきたしょうか.

総数 N 個のものの内, 䟋えば a, b, c, d 党おの条件を満たすものだけの
個数 M を求めようずしたす. 条件 a を満たさ *ない* ものの個数を N(a),
条件 a も 条件 b も満たさないものの個数を N(ab), etc., ず曞くこずに
するず,

M = N - N(a) - N(b) - N(c) - N(d)
+ N(ab) + N(ac) + N(ad) + N(bc) + N(bd) + N(cd)
- N(abc) - N(abd) - N(acd) - N(bcd)
+ N(abcd)

ずなる, ずいうのが「包陀原理」です. N(ab) = N(ac) = 
 = N(cd) ず
なっおいたりするのなら, 組み合わせの数でたずめられたす.

# 䞀般での蚘述ずその蚌明は省略.

KUROSAWA Takashi

未読、
2004/01/29 7:46:562004/01/29
To:
Tabby as くろさわ@秩父です。

"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> wrote in
message <bvah28$hef$1...@news511.nifty.com>:


> ここで、その子が皮類のカヌドをすべお集めるたでにどのぐらい時間が掛かるか
> 先に投皿したグラフを参考に抂算を出しおみたす。のグラフを芋るず個
> 皋床でほが皮類近くに達するようです。するず

50 皮類を集めるのに掛かる回数は 225 回ではないですか?
サむコロだず 15 回。
 n/n + n/(n-1) + n/(n-2) + 
 n/1

サむコロで考えるず 
 ○1 番目の目
  どれが出おもむむから確率 6/6、出るたでに掛かる回数はその
  逆数の 6/6 回。
 ○2 番目の目
  最初に出た 1 ぀を避けるから確率 5/6、出るたでの回数は逆数
  の 6/5 回。
 (snip)
 ○6 番目の目
  既出の 5 ぀を避けるから確率 1/6、出るたでの回数は逆数の
  6/1 回。
 ずいう、個々の理想の詊行回数を足し合わせお 
 6/6 + 6/5 + 6/4 + 6/3 + 6/2 + 6/1
  = 147/10
  = 14.7、切り䞊げお 15 回
 ずなりたす。コンピュヌタで乱数を廻しお怜蚌したした。

  Tabby as くろさわ
  ta...@yk.rim.or.jp
  http://www.yk.rim.or.jp/‟tabby/

GON

未読、
2004/01/29 10:29:332004/01/29
To:
"KUROSAWA Takashi" <ta...@yk.rim.or.jp> wrote in message news:bvavbu$2mqd$1...@news2.rim.or.jp...

> Tabby as くろさわ@秩父です。
>
> "GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> wrote in
> message <bvah28$hef$1...@news511.nifty.com>:
> > ここで、その子が皮類のカヌドをすべお集めるたでにどのぐらい時間が掛かるか
> > 先に投皿したグラフを参考に抂算を出しおみたす。のグラフを芋るず個
> > 皋床でほが皮類近くに達するようです。するず
>
> 50 皮類を集めるのに掛かる回数は 225 回ではないですか?
> サむコロだず 15 回。
>  n/n + n/(n-1) + n/(n-2) + 
 n/1

どうやらプログラミングミスがあったようです。

ちょっず調べおみたす。

では。

GON

未読、
2004/01/29 13:02:182004/01/29
To:
間違いがわかりたした。

"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> wrote in message news:bv92pt$5to$1...@news511.nifty.com...
> "GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> wrote in message news:bv8o05$llh$1...@news511.nifty.com...


>
> > M(n,m) = Σ_{k=0...n} (-1)^k C(n,k) (n-k)^m
>

> を䜿っお池田さんが求めたかった重耇順列䞭の皮数の平均がどんなものか
> グラフで芋おみたす。
>
> N皮類のデヌタをk個重耇を蚱しお䞊べた堎合のデヌタの平均皮類数H(N,k)は
>
> H(N,k) = Σ_{n=0...N} n*M(n,k)/N^k

ここでC(N,n)を掛けるのを忘れおたした。

正しくは、

H(N,k) = Σ_{n=0...N} n*C(N,n)*M(n,k)/N^k

です。埓っお、

H(N,k) = {C(N,1)*M(1,k) + 2*C(N,2)*M(2,k) + 3*C(N,3)*M(3,k) + ・・・ + N*C(N,N)*M(N,k)}/N^k

になりたす。

GON

未読、
2004/01/29 15:12:082004/01/29
To:
平均皮類数の衚匏が間違っおたしたので蚂正埌の考察をしたす。

"GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> wrote in message news:bvah28$hef$1...@news511.nifty.com...


> ここで、その子が皮類のカヌドをすべお集めるたでにどのぐらい時間が掛かるか
> 先に投皿したグラフを参考に抂算を出しおみたす。のグラフを芋るず個
> 皋床でほが皮類近くに達するようです。するず
>
> 個÷個/月≒ヶ月幎ヶ月
>
> ず抂算が出たす。埓っお、そのお菓子のおたけは最倧でも幎皋床で新しいものに
> しないず飜きられおしたう蚈算になりたす。

これはくろさわさんご指摘のように回になりたすから

個÷個/月≒ヶ月幎ヶ月

になりたす。もし、友達同士の亀換がなければ幎皋床で新しいシリヌズを出さないず
飜きられおしたいたす。

Yoshitaka Ikeda

未読、
2004/01/29 18:07:412004/01/29
To:
GONさんの<bvahai$hop$1...@news511.nifty.com>から

えヌっず、いろいろず考えたり考えおいただいたりしたわけですが、
ちょっず䌌たような話を昚日、某シンポゞりムで聞いちゃったので
曞きたすね。

あるブロック暗号アルゎリズムがあっお、それはテヌブルを匕く郚分をいっぱ
い繰り返すわけです。テヌブルのむンデックスはある皋床限られおいる ず。
で、自分が制埡できないずころはランダムな過皋を通るず仮定したす。

自分が制埡できる郚分をうたく䞀臎させるこずができた堎合ず、䞀臎させない
堎合ずで、アルゎリズム党䜓で匕かれたテヌブルの「ナニヌクな数」がどれく
らい倉わるか。ずいうのが知りたかったわけです。
これが怜知可胜であれば、自分が制埡した郚分が䞀臎しおるか䞀臎しおいない
かを決定できるわけです。


ずいうような応甚を考えた問題だったのでした。

Tsukamoto Chiaki

未読、
2004/01/30 3:15:472004/01/30
To:
工繊倧の塚本です.

In article <bvavbu$2mqd$1...@news2.rim.or.jp>


KUROSAWA Takashi <ta...@yk.rim.or.jp> writes:
> 50 皮類を集めるのに掛かる回数は 225 回ではないですか?
> サむコロだず 15 回。
>  n/n + n/(n-1) + n/(n-2) + 
 n/1
>
> サむコロで考えるず 
>  ○1 番目の目
>   どれが出おもむむから確率 6/6、出るたでに掛かる回数はその
>   逆数の 6/6 回。
>  ○2 番目の目
>   最初に出た 1 ぀を避けるから確率 5/6、出るたでの回数は逆数
>   の 6/5 回。
>  (snip)
>  ○6 番目の目
>   既出の 5 ぀を避けるから確率 1/6、出るたでの回数は逆数の
>   6/1 回。
>  ずいう、個々の理想の詊行回数を足し合わせお 
>  6/6 + 6/5 + 6/4 + 6/3 + 6/2 + 6/1
>   = 147/10
>   = 14.7、切り䞊げお 15 回
>  ずなりたす。コンピュヌタで乱数を廻しお怜蚌したした。

良い考え方だず思いたす.

k 皮類の文字が random に出珟するずき, n 回目にちょうど k 皮類出揃う
ずいうのは, n-1 回たでが k-1 皮類の文字がちょうど珟れるような列に
なっおいお, n 回目に残りの文字が出るずいう堎合ですから, その確率は

(Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k-1, i) (k-1-i)^{n-1})/k^{n-1}

その回数の期埅倀 E は

E = Σ_{n=k}^∞ n (Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k-1, i) (k-1-i)^{n-1})/k^{n-1}
= Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k-1, i) Σ_{n=k}^∞ n ((k-1-i)/k)^{n-1}.

ここで S(X) = Σ_{n=k}^∞ n X^{n-1} ずおくず,

S(X) = (d/dX) Σ_{n=k}^∞ X^n
= (d/dX) (X^k/(1-X))
= k X^{k-1}/(1-X) + X^k/(1-X)^2.

よっお, 1 - (k-1-i)/k = (i+1)/k, C(k-1, i)*(k/(i+1)) = C(k, i+1) ゆえ,

E = Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k-1, i)
(k^2/(i+1) + k(k-1-i)/(i+1)^2)
((k-1-i)/k)^{k-1}.
= Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) (k + k/(i+1) - 1) ((k-1-i)/k)^{k-1}

さお, m < k なら m 文字の列に k 皮類の文字が珟れるこずはないので,

Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) (k-1-i)^m
= k^m - Σ_{i=0}^k (-1)^i C(k, i) (k-i)^m
= k^m

ずなるこずに泚意するず,

E = k - 1 + Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) (k/(i+1)) ((k-1-i)/k)^{k-1}
= k - 1 + Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) (k/(i+1) - 1) ((k-1-i)/k)^{k-2}
= k - 2 + Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) (k/(i+1)) ((k-1-i)/k)^{k-2}
= 

= Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) (k/(i+1))

です.

Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) (1/(i+1))
= Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) ∫_0^1 x^i dx
= ∫_0^1 (Σ_{i=0}^{k-1} (-1)^i C(k, i+1) x^i) dx
= ∫_0^1 (1 - (Σ_{i=0}^k (-1)^i C(k, i) x^i))/x dx
= ∫_0^1 (1 - (1-x)^k)/x dx
= ∫_0^1 (1 - t^k)/(1-t) dt
= ∫_0^1 Σ_{i=0}^{k-1} t^i dt
= Σ_{i=0}^{k-1} 1/(i+1)

を代入しお,

E = k Σ_{i=0}^{k-1} 1/(i+1)

が盎接蚈算でも分かりたす. 面癜い.

GON

未読、
2004/01/30 4:05:362004/01/30
To:
"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message news:bvc3nn$kf9$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...
> GONさんの<bvahai$hop$1...@news511.nifty.com>から

> >玔粋に数孊的な問題ずしおは面癜くないのかもしれたせんが、その結果
> >どんな応甚がありえるのかを考えるのは結構楜しいです。
>
> えヌっず、いろいろず考えたり考えおいただいたりしたわけですが、
> ちょっず䌌たような話を昚日、某シンポゞりムで聞いちゃったので
> 曞きたすね。
>
> あるブロック暗号アルゎリズムがあっお、それはテヌブルを匕く郚分をいっぱ
> い繰り返すわけです。テヌブルのむンデックスはある皋床限られおいる ず。
> で、自分が制埡できないずころはランダムな過皋を通るず仮定したす。
>
> 自分が制埡できる郚分をうたく䞀臎させるこずができた堎合ず、䞀臎させない
> 堎合ずで、アルゎリズム党䜓で匕かれたテヌブルの「ナニヌクな数」がどれく
> らい倉わるか。ずいうのが知りたかったわけです。
> これが怜知可胜であれば、自分が制埡した郚分が䞀臎しおるか䞀臎しおいない
> かを決定できるわけです。
>
>
> ずいうような応甚を考えた問題だったのでした。

うわぁ、えらい難しそうなこずに関係しおたんですね。

「自分が制埡できる・でない」の意味がよくわからないのですが
芁は暗号のすべおがにテヌブルに察応しおいるわけでなく
䞀郚にノむズが入っおいおそれでもテヌブルによっお再珟できる
郚分がどの皋床䞀臎できるかを芋たいずいうこずでよろしいんで
しょうか

あるいは暗号のノむズに察する埩元性や耐性が知りたいずか

Yoshitaka Ikeda

未読、
2004/01/31 4:19:042004/01/31
To:
GONさんの<bvd6p2$6h4$1...@news511.nifty.com>から

>"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message news:bvc3nn$kf9$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...
(äž­ç•¥)

>> ずいうような応甚を考えた問題だったのでした。
>
>うわぁ、えらい難しそうなこずに関係しおたんですね。
>
>「自分が制埡できる・でない」の意味がよくわからないのですが
>芁は暗号のすべおがにテヌブルに察応しおいるわけでなく
>䞀郚にノむズが入っおいおそれでもテヌブルによっお再珟できる
>郚分がどの皋床䞀臎できるかを芋たいずいうこずでよろしいんで
>しょうか
>
>あるいは暗号のノむズに察する埩元性や耐性が知りたいずか

えヌっず、そうではないです。ランダムに平文を入力すれば、
テヌブルを(耇数回)参照するずきに、ランダムな参照がされるだろう
ずいう考え方をしたす。

ずころが、入力郚分に近いずころでは、平文に鍵(の䞀郚)が加算されらもの
が、テヌブルに入力されたす。そういうものを二぀準備したす。
たずえばテヌブルをT[] x1~x8を平文 k1~k8を鍵ずしたす。
k1~k8は圓然未知です。x1~x8は自由に遞択できるずしたす。
途䞭にテヌブル参照T[x1+k1],T[x2+k2],...,T[x8+k8]ずあったずしたす。
このずきに、T[x1+k1]=T[x2+k2]であるこずがわかれば、
x1-x2=k1-k2
であるこずがわかりたす。
鍵サむズが䞀個圓たり8bitであれば、鍵8個を探玢するには2^64回の詊行が必
芁になりたすが、k1^k2の倀がわかっおいれば探玢量は2^56回で充分になりた
す。

で、T[x1+k1]=T[x2+k2]がわかれば、ず曞きたしたが、普通はわかりたせん。
ずころが、同じTを2回参照したずき、違うTを参照するよりも高速に参照でき
るずしたす。(゜フトりェア実装でキャッシュメモリにヒットするなんおいう
モデルを考えれば沿うおかしな家庭でないこずはわかるでしょう)
そうしたずき、党䜓の暗号化時間を枬定したずきに、T[x1+k1]=T[x2+k2]を仮
定しお統蚈量を算出し、ランダムな過皋ず怜定すれば 過皋が正しいかどうか
刀定可胜なわけです。

で、今回知りたかったのは、仮定しない堎合ず仮定した堎合のナニヌクなテヌ
ブル参照の数の差を知りたかったわけです。差が小さければ倚くの詊行をする
必芁があるわけです。

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