この秋から、1兆円の負担増が毎年始まる。
この苦しい中で増税だと言うんでしょ?
国民の半数以上はすでに苦しいと言っている状態です。
http://homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/seikatui.html
重税感の質問では、『非常に思い』が31%で倍近くになっているのです。
重税感は80%以上が持っています。
http://homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/zyu-82.htm
そんなことなどお構いなしで負担増を押し付ける。
今度はそれこそ罰則をちらつかせ無理やり剥ぎ取る予定らしい。
まさに官僚統制が官僚統制たるやり方の典型だが、
こんな無茶すりゃ益々国民は苦しむのが当たり前ですね。
苦しさ倍増です。
国民が苦しくて景気など出ません。
景気の失速はまず違いなし。
《人口減少で市場は萎縮していく》
その上2007年あたりからは人口が実際に減っていく。
市場の物理的萎縮です。
さらに年金は中途半端で中堅以下は貯蓄なくして路頭に迷う。
消費などする余裕はない。
消費抑制に働く消費税は政府税調などの話だと数年先から10%に向かって引き上げ
はほぼ確実だ。
これらは市場活力を奪わずにはおかないものだ。
これで景気などどうして良くなるでしょうか?
春先までだらだらした後やがて景気は失速でしょう。
《すでに景気は見込みを下回っている》
小泉改革が始まるときの大方の予測です。
1年間は未曾有の不況、
2年たったあたりの後半からぼちぼち上向き始め、
3年目の後半からは不景気の反動で景気は良くなって行く。
株価で言うと小泉改革が始まったとき1万4千円程度だったのです。
不景気が大きければその反動景気も大きいのです。
予定では今頃は1万4千円をうかがうかそれ以上に持ち直しているはずだった。
しかし、株価はなかなか1万1千円を維持できない。
だらだらしたままです。
現在のだらだら景気は異常状態で得られているものですね。
不景気の飛び切り大きなやつで、大型リストラと倒産の後に発生する好景気なので
す。
バブル的なやつでしょう。
過熱気味に良くなっても当たり前なのです。
それでもこの程度?
不況の後の好景気がこのまま春先まで進むと、秋口の増税が視野に入ってくる。
数年先の人口減少もはっきりと見え始める。
これでは何かIT革命など画期的なものがない限り景気は失速でしょう。
負担増で苦しくなり人口が減っていく地域では好況時もあるが、圧倒的に不況時のほ
うが多いのです。
このたびのなだらかな景気回復が終わるとやがてまた長い不況がやってくるのです。
つまり、2010年までに増税を絡ませ財政均衡を図ろうと言う計画は無理な計画で
しかありません。
このグラフを見れば一目瞭然。
これ以上の負担増は無理です。
http://homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/ko-fu-zaa-a-ta.htm
負担を上げて行って、赤字を解消しようなどできるはずもないことでしょう。