以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観ないで下さいね。
単刀直入にお聞きしますが、
座頭市は結局は「めくら」なのですか?
私はめくらだと思いました。
最後の台詞、確か
「いくら目ぇひんむいても、みえねぇものはみえねぇんだよっっ」
と言って石につまづいてズッコケますよね?
それがどんでん返しというか、たけし流のオチで
「結局見えないんじゃん!」ってことなのかと思ったのですが。。。
皆さんはどう思われますか?
ご意見をお聞かせ下さい。
"maki" <i...@an.email.ne.jp> wrote in message
news:3fa1d06f$0$19844$44c9...@news2.asahi-net.or.jp...
"maki" さん wrote in message
news:3fa1d06f$0$19844$44c9...@news2.asahi-net.or.jp...
> はじめまして。
> いつもここの方はレベルが高いなぁと思いつつ、
> 拝見させていただいてます。
> 初めての投稿でいきなり質問するのも失礼かとは思いましたけど、
> 私のまわりで意見が割れていることがあって、
> どうしても他の方の意見を聞きたくて筆(?)を取った次第です。
>
ま、映画なんて、自分が観たまま感じたままでいいんじゃないかとも
思いますが、他人の意見や感想が気になるのも確かですね。
> 以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観ないで下さいね。
>
>
>
>
>
>
>
>
> 単刀直入にお聞きしますが、
> 座頭市は結局は「めくら」なのですか?
> 私はめくらだと思いました。
> 最後の台詞、確か
> 「いくら目ぇひんむいても、みえねぇものはみえねぇんだよっっ」
> と言って石につまづいてズッコケますよね?
> それがどんでん返しというか、たけし流のオチで
> 「結局見えないんじゃん!」ってことなのかと思ったのですが。。。
> 皆さんはどう思われますか?
> ご意見をお聞かせ下さい。
>
僕は観ていませんが…笑
色んなサイトでの意見や感想を総合すると、目あき説も有力なようですよ。
「てめー、ホントは見えてんだろー!」と突っ込みたくなるシーンも多い
らしいですよね。僕は観ていませんし観る予定もないのですが。
--
─── /| ──────────────────
── //| ─ 、────── v(^○^)v~♪────
── | _| ─ |ヽ ─from POP♪ELFIN~山本敏博──
──_| (ノ─ _|丿─ joe...@mb.dreammail.ne.jp ──
─ (ノ── (ノ ─posted through "news.cis.dfn.de"──
CINEMA+ BBS http://bbs1.parks.jp/11/popelf1/bbs.cgi
"maki" さん wrote in message
news:3fa1d5ae$0$19836$44c9...@news2.asahi-net.or.jp...
> あぁああああ!!どうしましょう。。
> さっき投稿した者ですが、
> うっかり「め○ら」という表現をしてしまいました。
> こういった公の場所では、ふさわしくない表現だったようですね。
> 大変失礼いたしました。。
>
そんなに気にしなくてもいいと思いますよ。
ご自身の主義に反していることなら別ですが。
僕個人としては、言葉狩りの方が気持ち悪く感じます。
例えば、「バカ映画とかバカ演技」とか書いた投稿を見るたびに
真正の馬鹿である僕は深く傷ついて鬱になるわけではないし…
それに、め○らは…(中略)読めな…(以下略)
あ、すいません、冗談が過ぎました。m(__)m
"maki" <i...@an.email.ne.jp> wrote in message
news:3fa1d06f$0$19844$44c9...@news2.asahi-net.or.jp...
> 以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観ないで下さいね。
>
>
>
>
>
>
>
>
> 単刀直入にお聞きしますが、
> 座頭市は結局は「めくら」なのですか?
> 私はめくらだと思いました。
僕は「見えていた」と思います。
と言っても、特に強いこだわりがあるわけでもありませんが。
しかし、最後のほうで「見えていた」とかいうセリフがあった
ところで思ったのは、要するに物理的に見える見えない
ではなく、「物事は心の目で見ろ」というメッセージが
あったように思います。物事というのは「人」という解釈
でもいいのですが。
ちなみに僕の周りでも意見は二つに分かれています。
なんだか目開き説、有力っぽいですねぇ。
柄本明との殺陣のシーンででしたっけ、
「お前見えてたのか」って言われちゃうのは。
その時のたけしの答え方がひとつのポイントになってくると
思うのですが、残念ながら覚えていないんですよね。
あのシーンでたいていの人が「なんだほんとは目が見えるんだ」って
思ったはずだと思うんですが、
実はその答え方が「目をつぶっていても人の動きや心は見える」
という言い方であったら、自分を盲人と肯定したとは限らないし、
また、たとえ、「めく○でも人の動きや心は見える」と答えていたにしても、
自分ではなく、一般的な盲人のことを指しているといえば指しているし。
う~~む。。
あの時明確に「実は見えているんだ」という内容の台詞があったのなら、
もはや議論の余地ナシって感じですけどねぇ。。なんせ覚えていないので。
あとこれは後でこじつけた理由なんですが、
確かこの映画を撮らないかと話を持ちかけられたときに、
「"仕込み杖を持った目の見えない座頭市"という基本さえあれば
後は好きにやっていい」とかなんとか言われたから、
この話をたけしは引き受けたのだとか。。。
だとすると、最後の最後のあのシーンは、
オリジナルの座頭市(勝新の座頭市は結局、目は見えないんですよね?)、
その最低限の基本に戻すためのどんでん返しだったのじゃないかと思ったわけです。
確かに山本さんがおっしゃるように、
自分が観たまま感じたままでいいんじゃないかとも思います。
でもどっか作品の中に明確な答えがあればいいのにな。。。
"maki" さん wrote in message
news:3fa5262e$0$19837$44c9...@news2.asahi-net.or.jp...
> さっそくここの常連中の常連のお二人から
> お返事いただいて光栄です。
>
miyaharaさんはここの重鎮ですが、僕はタダの草履取りです。
で、僕は見てないんで内容部分はカットさせてもらいますです。
ただ、今回の話題のラスト・シーンは色んなサイトで観たり聞いたりして
なぜか知っています。
> あとこれは後でこじつけた理由なんですが、
> 確かこの映画を撮らないかと話を持ちかけられたときに、
> 「"仕込み杖を持った目の見えない座頭市"という基本さえあれば
> 後は好きにやっていい」とかなんとか言われたから、
> この話をたけしは引き受けたのだとか。。。
> だとすると、最後の最後のあのシーンは、
> オリジナルの座頭市(勝新の座頭市は結局、目は見えないんですよね?)、
> その最低限の基本に戻すためのどんでん返しだったのじゃないかと
> 思ったわけです。
>
ま、あのシーンは風刺的ギャグで〆るってことだけの意味かもですね。
あと、何故僕が観に行かないのかもちょっと書いておきますね。
「BROTHER」で懲りた僕は、この作品を観ていませんし、観るつもりも
ないんで与太話として受け止めていただきたいのですが、僕はメディア
等を通じて得られた情報を総合して、個人的にはこの映画をこう認識
しています。それは…
興行不振が続いた「映像作家たけし監督」が止むに止まれず収益の
見込めるエンタテイメントに走った作品だ…と。
結果、作家性が抑圧され変なところで暴発している。
こんなイメージですから、ただでさえ好きじゃない作家の転んだ作品は
観に行きたくありません。
あと、観に行かない理由は他にもありまして…
時代劇はメチャ好きなんですが、勝新は苦手ですし旧作の「座頭市」
シリーズも嫌い…
> 確かに山本さんがおっしゃるように、
> 自分が観たまま感じたままでいいんじゃないかとも思います。
> でもどっか作品の中に明確な答えがあればいいのにな。。。
>
あんまり簡単な作品では味気ないことも多いんで、痛し痒しですね。
ま、これからも映画鑑賞を継続して楽しんでいただきたいと思います。
それから、これからも頑張って書き込んでくださいね。
# ここで山本さんなんて呼ばれたの…ひょっとして始めてかも…
# いつもぽぷえるやらポップやらカトリーヌって呼ばれてますから。
"maki" <i...@an.email.ne.jp> wrote:
|以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観ないで下さいね。
|
|
|
|
|
|
|
|
|単刀直入にお聞きしますが、
|座頭市は結局は「めくら」なのですか?
|私はめくらだと思いました。
脚本上はそれで正解のようですよ。
|最後の台詞、確か
|「いくら目ぇひんむいても、みえねぇものはみえねぇんだよっっ」
|と言って石につまづいてズッコケますよね?
|それがどんでん返しというか、たけし流のオチで
|「結局見えないんじゃん!」ってことなのかと思ったのですが。。。
「めくらの方が人の心は見えるんだよ」という台詞とセットなんでしょ
う。(めくらの方が人の心は見えるけど、)蹴躓いてしまう石は「いくら
(めくらが)目をひんむいても見えないのよね」、的意味。
編集があまり綺麗にまとまってないのでわかりにくかったのですけど、
この映画のクライマックスは、正義のヒーローである「人の心が見えて
いるめくら」が「悪いやつら」を完膚無きまでにぶったぎる格好になっ
ていて、もの凄く格好よかったけど、エピローグではそのヒーローがずっ
こけて終わる、という演出だったように思います。
この点はあまり難しく考えてもしょうがないんじゃないかなー。
それよりも、芸人としてのタケシのサービス精神、というか
「人の心が見える??←んなアホな」というツッコミ精神というか
なんやかんやいってもこれまでリアリズムを追求してきた北野武として
の照れ笑い、という感じのエンディングだと受け止めておけばいいので
はないかと。
--
Kiwi / 川島 貴 <ki...@do-z.net>
http://cinemasaloon.com/
"POP♪ELFIN~山本敏博" <pop_...@infoseek.jp> wrote:
|"maki" さん wrote in message
|news:3fa1d5ae$0$19836$44c9...@news2.asahi-net.or.jp...
|
|> あぁああああ!!どうしましょう。。
|> さっき投稿した者ですが、
|> うっかり「め○ら」という表現をしてしまいました。
|> こういった公の場所では、ふさわしくない表現だったようですね。
|> 大変失礼いたしました。。
|>
|そんなに気にしなくてもいいと思いますよ。
|ご自身の主義に反していることなら別ですが。
|僕個人としては、言葉狩りの方が気持ち悪く感じます。
作品自体に使われている言葉なので、この場合、特に差別的意図がない
なら問題にする必要はない、とわたしも思います。
タケシはかつて、「朝まで生テレビ」の人権問題の回で、マスコミ報道
における身障者の(身体)表現に規制をかけるべきと言う主張に対して、
たとえば(その場の議論にも参加していた)「こびとのレスラー」たちは
生計を立てるために必至でこびとレスリングに打ち込んでいるのに、意
に反してそういう人たちの活躍の場を奪うことにしかならないような表
現規制には賛成できない、という旨の反論を述べていました。
そういう考えの持ち主だったことを勘定に入れれば、その考えが特に変
わっていないなら敢えて「めくらのふりをした座頭市」像をタケシは描
いたりしないんじゃないかなと言う気もしますね。この作品の主人公が
視覚障害者であり、「目をひんむく」という表現が武術家としてのハッ
タリだと観るひとつの傍証ではないかという気がします。
|それに、め○らは…(中略)読めな…(以下略)
|あ、すいません、冗談が過ぎました。m(__)m
このエスニックジョークは差別発言きわきわだなぁ。。。(汗)
"POP♪ELFIN~山本敏博" <pop_...@infoseek.jp> wrote:
|> 以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観ないで下さいね。
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|色んなサイトでの意見や感想を総合すると、目あき説も有力なようですよ。
|「てめー、ホントは見えてんだろー!」と突っ込みたくなるシーンも多い
|らしいですよね。
そーでもなかったなぁ。。。ただし、編集がかなりひどかったので晦渋
な作品になっていたことは確か。
"maki" <i...@an.email.ne.jp> wrote:
。
。
。
。
。
ネ
タ
ば
れ
改
行
中
。
。
。
。
。
|なんだか目開き説、有力っぽいですねぇ。
そんなことないでしょう。みやはら説も実は「目は関係ない説」だし。
実際に観てみた感じでは「目明き説」は成立しにくいのではないかと思
いましたよ。
|柄本明との殺陣のシーンででしたっけ、
|「お前見えてたのか」って言われちゃうのは。
|その時のたけしの答え方がひとつのポイントになってくると
|思うのですが、残念ながら覚えていないんですよね。
「めくらのほうが人の心は見えるんだよぉ!(怒)」という台詞です。
|実はその答え方が「目をつぶっていても人の動きや心は見える」
|という言い方であったら、自分を盲人と肯定したとは限らないし、
|また、たとえ、「めく○でも人の動きや心は見える」と答えていたにしても、
|自分ではなく、一般的な盲人のことを指しているといえば指しているし。
心は見えるといったけど、動きが見えるとは言っていないです。
敢えて解釈を加えるなら、「(本当の本当は俺は目が見えないけれど)お
まえ等のような悪人よりも人間のなんたるかはわかっていて遙かに人間
らしいんだよ!!!」という決めゼリフだったっていうとこでしょうか。
この場合「悪人」が何ものを指すのかがハリウッド的な観客意識には引っ
かかってきたりしますけど、この映画では誰も指していない、もしくは
エンターテイメントなので気にしてはいけない、といった感じかな。
|あとこれは後でこじつけた理由なんですが、
|確かこの映画を撮らないかと話を持ちかけられたときに、
|「"仕込み杖を持った目の見えない座頭市"という基本さえあれば
|後は好きにやっていい」とかなんとか言われたから、
|この話をたけしは引き受けたのだとか。。。
情報源は示せませんが、この企画、宴席か何かでタケシが生前の勝新太
郎に座頭市をやらせて欲しいと申し出て、勝新にOKをもらっていたが、
長年、寝かせ続けていた企画だと聞きました。
もちろん「好きにやって良いよ」と勝新から言われていた可能性能の方
が高いと思いますが、だとしても、座頭市のキャラクターを「実は目が
見えているのに視覚障害者のふりをしている武闘家」とねじ曲げて良い
とは、タケシでなくても普通は考えないんじゃないでしょうか。
#乱暴なことに、二十年も経ってから自分勝手にデッカードをレプリカン
#トだとでっち上げようとしたリドリー・スコットならやりかねないとは
#思いますが。(怒)
"POP♪ELFIN~山本敏博" <pop_...@infoseek.jp> wrote:
|「BROTHER」で懲りた僕は、
たしかに"Brother"はひどかったですね。
しかし、「その男、凶暴につき」「ソナチネ」など、奥山一由のカラー
が全面に出ているものもわたしは好きじゃないですね。
#むしろ監督でない「ほしをつぐもの」の方がタケシらしいくて好き。
結局、北野作品はタケシらしさが出ている/出ていないで別れるような
気がします。出ているのは「3-4x 10月」「あの夏、一番静かな海」
「HANA-BI」「キッズ・リターン」そして「菊次郎の夏」かな。
|興行不振が続いた「映像作家たけし監督」が止むに止まれず収益の
|見込めるエンタテイメントに走った作品だ…と。
|結果、作家性が抑圧され変なところで暴発している。
この作品で作家性が抑圧されているのは確かですね。
ただし、エンターテイメントに走ったと言うより、どうも今までの10
倍はかかっていると思われる予算のプレッシャーがそうさせた、という
ような感じがしましたよ。
これまでの北野武作品で言えば、「3-4x 10月」「菊次郎の夏」の方が
エンターテイメント性は高かったように感じました。今回はむしろ遊び
を極力抑えた感じがしてファンとしてはかなり欲求不満です。
もっときつい書き方をすれば、作家的ネタが切れてきて、新しい境地に
向かうための実験的作品を作った、という感じか。とはいえ、興行に引っ
張られる以上にタケシ的だった部分が勝った、という点でどちらかとい
うと好きな作品です。
Kiwi <Ki...@do-z.net> wrote:
ネ
タ
ば
れ
改
行
?
||柄本明との殺陣のシーンででしたっけ、
||「お前見えてたのか」って言われちゃうのは。
||その時のたけしの答え方がひとつのポイントになってくると
||思うのですが、残念ながら覚えていないんですよね。
|
|「めくらのほうが人の心は見えるんだよぉ!(怒)」という台詞です。
それと、お相手は、柄本明ではなく、その上の親分です。
Kiwi <Ki...@do-z.net> wrote:
|作品自体に使われている言葉なので、この場合、特に差別的意図がない
|なら問題にする必要はない、とわたしも思います。
ただし、テレビで放映ってことになると難しい面が出てくるんだろうなぁ
と言う予感ありです。もっとも、テレビ朝日が噛んでいるので、テレ朝
が「めくら」という言葉のままで放映してしまうかも。テレ朝ならやり
かねん。。。
"Kiwi" さん wrote in message news:200311050112...@do-z.net...
> このエスニックジョークは差別発言きわきわだなぁ。。。(汗)
>
わーん、ごめんなさーい、もうしませーん、許してくださーい!
いやー、あの日は太陽フレアの影響でどうかしていたのです…
それにしても…
ネットニュースにちょっと投稿しただけなのに、生swenがひとつと
swen残骸付き不達通知が三通一気に届きましたー…汗
"Kiwi" さん wrote in message news:200311050203...@do-z.net...
> |「BROTHER」で懲りた僕は、
>
> たしかに"Brother"はひどかったですね。
> しかし、「その男、凶暴につき」「ソナチネ」など、奥山一由のカラー
> が全面に出ているものもわたしは好きじゃないですね。
>
> #むしろ監督でない「ほしをつぐもの」の方がタケシらしいくて好き。
>
> 結局、北野作品はタケシらしさが出ている/出ていないで別れるような
> 気がします。出ているのは「3-4x 10月」「あの夏、一番静かな海」
> 「HANA-BI」「キッズ・リターン」そして「菊次郎の夏」かな。
>
僕は昔の作品も観ていないんですよ。
なんか僕が観たいテーマの作品とはかけ離れてるような気がして。
役者としてのタケシは嫌いじゃないんですけどね。
> |興行不振が続いた「映像作家たけし監督」が止むに止まれず収益の
> |見込めるエンタテイメントに走った作品だ…と。
> |結果、作家性が抑圧され変なところで暴発している。
>
> この作品で作家性が抑圧されているのは確かですね。
> ただし、エンターテイメントに走ったと言うより、どうも今までの10
> 倍はかかっていると思われる予算のプレッシャーがそうさせた、という
> ような感じがしましたよ。
>
> これまでの北野武作品で言えば、「3-4x 10月」「菊次郎の夏」の方が
> エンターテイメント性は高かったように感じました。今回はむしろ遊び
> を極力抑えた感じがしてファンとしてはかなり欲求不満です。
>
> もっときつい書き方をすれば、作家的ネタが切れてきて、新しい境地に
> 向かうための実験的作品を作った、という感じか。とはいえ、興行に引っ
> 張られる以上にタケシ的だった部分が勝った、という点でどちらかとい
> うと好きな作品です。
>
ズバリお聞きします!
この作品は観るべきですか否ですか?
今一番観たい映画が「スカイハイ」だったりする僕ですが…
"POP♪ELFIN~山本敏博" <pop_...@infoseek.jp> wrote:
|こんにちは。
|絶滅の危機に瀕していた"fj.rec.movies"ですが、ちょっぴり復活の兆し…
スイマセン、いろいろあってなかなか映画を観に行けない状態が続いて
いるものでして。他力本願、と決め込んでました。
|僕は昔の作品も観ていないんですよ。
|なんか僕が観たいテーマの作品とはかけ離れてるような気がして。
それ、完全に当たってると思いますよ。
わたしが見る限り、これまでの北野武作品の共通点は、
(1)職人精神とかクラフトマンシップとでもいうような厳しい精神修行
に精進する人々の世界への共感(=カントの言う感性)をベースとして、
(2)その修行道から外れてしまった落伍者に世間から向けられる情け容
赦のないサンクションをきわめてリアルに描くことを通して、
(3)見た目以上にもの凄く厳しいこの世の中で本当に優しいことってな
んなのか、を模索することにあるように思います。
これってたぶんポップさんの観たい映画の類じゃないですよね?
※ちなみに、「Dolls」以来、北野武はこの図式を自ら破ろうとし
ていろいろ試しているという気がします。だけど実験はまだまだ
未完成、未成功って言う気が。
|役者としてのタケシは嫌いじゃないんですけどね。
ほほぉ~
|ズバリお聞きします!
|この作品は観るべきですか否ですか?
ポップさんは絶対観るべきじゃないです。(キッパリ)
というか、ポップさんが観たら「金返せゴルァ」人に変身する確率180%
ぐらいなので、世界平和のため、北野武作品は金輪際観ないようにして
いただいた方が良いかも。(笑)
だけど、「役者としてのタケシがキライじゃない」なら、
「ほしをつぐもの」はどうなんだろう?
それと、「3-4x10月」は、ひょっとするとポップさん好みという感じも
します。スタイリッシュさはないけどね。
いずれにしろ、この「座頭市」に銀獅子賞だしたベネチア映画祭ってど
んなノリしてるんだろう? 審査員/運営者一同が例外なく熱狂的な北
野武監督ファンならかろうじて理解できるんですけどね~。(謎)
|今一番観たい映画が「スカイハイ」だったりする僕ですが…
北村龍平監督なのに何故に?(笑)
"=?iso-2022-jp?B?UE9QGyRCInYbKEJFTEZJThskQiFBOzNLXElSR24bKEI=?=" <pop_...@infoseek.jp> schrieb:
> そんなに気にしなくてもいいと思いますよ。
> ご自身の主義に反していることなら別ですが。
> 僕個人としては、言葉狩りの方が気持ち悪く感じます。
まあそうですが本人が相応しくないと思うのであれば、記事をキャンセルまた
は supersedesするのが宜しいかと。
> それに、め○らは…(中略)読めな…(以下略)
> あ、すいません、冗談が過ぎました。m(__)m
視覚障害者を目の前にして同じ「冗談」を言えるのでしょうか。視覚障害があっ
ても、読み上げソフトなどを用いて記事を読むことができます。あるいは視覚
障害を持つ子供の親が読む場合もあるでしょう。そうした方たちが上記の「冗
談」とやらを読んだとき、どんな気持ちになるか考えましたか?
もっとも山本氏自身が視覚障害者なられば、場を和ませるための機転が利いた
ジョークとも言えるでしょうが、
<bnt9kk$15e6rp$1...@ID-143951.news.uni-berlin.de> からそういう背景は読み
とれません。言葉狩り云々以前に、人としての配慮が欠如していると言わざる
を得ません。
--
ISHIKAWA
ご意見を承りまりまして深く反省をしております。
不快の念を抱かれました皆さま、大変申し訳ございませんでした。
今後はこのようなことがないよう十分注意し、常に人権に配慮した
投稿を心がけますので、どうぞご容赦くださいませ。
自身へのペナルティとして、年内謹慎、投稿自粛の用意あり。
> 今一番観たい映画が「スカイハイ」だったりする僕ですが…
何をいまさら、ジョージ・レーゼンビーの映画なんぞに?
行きたいなら、お逝きなさい。
絶対観るべき作品だと思いますよ、カトリーヌ山本さんにとっては。
実は、この「座頭市」
女装の青年が大活躍する映画なのですから。
という話はおいといて。
実は、殺陣アクションが物凄く奇抜で、
今までのチャンバラとは全く違った、新鮮な時代劇です。
今年の邦画の中では、必見作の一つでしょう。
*****************************
ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
*****************************
POP♪ELFIN~山本敏博さんの<boamat$1bsp7l$1...@ID-143951.news.uni-berlin.de>から
>ご意見を承りまりまして深く反省をしております。
>不快の念を抱かれました皆さま、大変申し訳ございませんでした。
>今後はこのようなことがないよう十分注意し、常に人権に配慮した
>投稿を心がけますので、どうぞご容赦くださいませ。
ここまではわかりますし、ここまでで十分だと思うのですが、以下の文章の意
味が私にはわかりません。
>自身へのペナルティとして、年内謹慎、投稿自粛の用意あり。
この「用意あり」というのはどういうつもりで書いてあるのでしょう?
誰か他人に、「そうしなさい」あるいは「そんなことまでしなくていいですよ」
と言われるのを待っているのですか?
私としては、POP♪ELFIN~山本敏博さんの投稿もとても楽しみにしております
ので、投稿は続けていただきたいなぁと思っていますが、ご自分がしばらく控
えたいのなら単に投稿をしなければよいだけです。他人に投稿の是非をゆだね
るような話ではないと思います。
私は、失言から信頼を回復するには、信頼される言葉を発信し続けるのが効果
が高いと考えます。
費用対効果を考えると、黙ってる、というのも無いことはないとは思いますが、
あまりお薦めはしません。
--
HARAGUTI Masaya
<boamat$1bsp7l$1...@ID-143951.news.uni-berlin.de>
"POP♪ELFIN~山本敏博" <pop_...@infoseek.jp> wrote:
|ご意見を承りまりまして深く反省をしております。
|不快の念を抱かれました皆さま、大変申し訳ございませんでした。
|今後はこのようなことがないよう十分注意し、常に人権に配慮した
|投稿を心がけますので、どうぞご容赦くださいませ。
|
|自身へのペナルティとして、年内謹慎、投稿自粛の用意あり。
ええと、ISHIKAWA<bes...@lycos.jp>氏も投稿自粛をさせようと企んだ
わけではないでしょうし、一般論としてもこの種の発言にクレームや糾
弾をする側は、相手を排除するのではなく、差別意識を自覚してもらい
たいことが普通だと思います。
つまり、謹慎や自粛は the last thing they hope と言うべきことで、
むしろ期待されているのは「常に人権に配慮した投稿」を実践してもら
うことの方でしょう。
「いや、要するに恥ずかしいので気持ちの切り替えをする時間が欲しい
のだ」というならそうされたらいいですけど、年末までなんて長期間は
まったく不必要では?
何らかの差別意識なんて誰でも例外なく持っているのだから、自分がそ
れを人前にさらけ出して指摘を受けたときには、ああそうか、そういう
意識がまだ自分の中に残っていたんだなと、とりあえず謙虚に内省でき
るなら当面はその場を去る必要は全くないと思いますよ。如何?
#というか、「2chとかの板読み過ぎた」と猛省している、とか?(笑)
"POP♪ELFIN~山本敏博" <pop_...@infoseek.jp> wrote:
|こんにちは、お久し振りです。
お久しぶりなのに引っ込むなんて言わないよーに。
|それにしても…
|ネットニュースにちょっと投稿しただけなのに、生swenがひとつと
|swen残骸付き不達通知が三通一気に届きましたー…汗
わたしんとこには軽く50通/日、多い日には100通/日を超える日もあり
ますが、ニューズリーダー(実はメーラー)用のフィルターとか、
NIS2004のAnti-spam機能が使えるのでまったく気にしてません。
ほとんど全部ゴミ箱行きなので"多い日"も安心です。<をいをい
> |以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観な
いで下さいね。
> |
> |
> |
> |
> |
> |
> |
> |
> |単刀直入にお聞きしますが、
> |座頭市は結局は「めくら」なのですか?
> |私はめくらだと思いました。
>
> 脚本上はそれで正解のようですよ。
>
>
> |最後の台詞、確か
> |「いくら目ぇひんむいても、みえねぇものはみえねぇんだ
よっっ」
> |と言って石につまづいてズッコケますよね?
> |それがどんでん返しというか、たけし流のオチで
> |「結局見えないんじゃん!」ってことなのかと思ったのです
が。。。
>
>
> 「めくらの方が人の心は見えるんだよ」という台詞とセットなん
でしょ
> う。(めくらの方が人の心は見えるけど、)蹴躓いてしまう石は
「いくら
> (めくらが)目をひんむいても見えないのよね」、的意味。
私は、目あき派です。
情報量が多すぎると、かえって物事の本質が見えなくなるんで
敢えて目をつぶる事によって本質を見極めようって事なんじゃない
ですかね。
> 編集があまり綺麗にまとまってないのでわかりにくかったのです
けど、
> この映画のクライマックスは、正義のヒーローである「人の心が
見えて
> いるめくら」が「悪いやつら」を完膚無きまでにぶったぎる格好
になっていて、
というより、「目くらの振りをして世渡りしている」決して正義の
ヒーローではない殺人マシーンが、仇討ち姉妹にたまたま加勢し
た、という極めてシンプルな物語ではないでしょうか。
>もの凄く格好よかったけど、エピローグではそのヒーローがずっ
> こけて終わる、という演出だったように思います。
>
> この点はあまり難しく考えてもしょうがないんじゃないかなー。
> それよりも、芸人としてのタケシのサービス精神、というか
> 「人の心が見える??←んなアホな」というツッコミ精神という
か
> なんやかんやいってもこれまでリアリズムを追求してきた北野武
として
> の照れ笑い、という感じのエンディングだと受け止めておけばい
いので
> はないかと。
私もそう思いますね。マジメな場面になればなるほど、ボケなくて
はいられない芸人の性ではないでしょうか。
もしくはたけし特有の過剰な照れかも・・・。
--
H.Kunitachi
『スカイハイ』といえば釈ちゃんじゃなくて、ジミー・ウォングが私も浮かんでしま
います。
で、その生ジミー様を東京ファンタにて、拝んでまいりました。
一見中華街にいそうな親父ですが、その目は冷たく鋭く、なるほど黒社会のお方、と
納得。
『スカイハイ』のテーマに乗って登場した彼の周りには、ボディ・ガードもついてい
たそうです。
会場が新宿歌舞伎町のミラノ座(の前で、その後キアヌ達がカウントダウンしてい
た)ということで、彼の来場は警察にも通知したそうです。
で、ジミー様は『座頭市』モノにも出演しているんですよね。
って、これは『KILL BILL』ネタね。
たいていは荒削りのままの北野武作品にはありがちなことなんですが、
この「座頭市」には特に曖昧な表現が多く残っちゃっていると言うこと
なのでしょうね。完成度が低いという印象がますます強くなりました。
"H.Kunitachi" <eqho...@hotmail.com> wrote:
|> |以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観な
|いで下さいね。
|> 「めくらの方が人の心は見えるんだよ」という台詞とセットなんでしょ
|> う。(めくらの方が人の心は見えるけど、)蹴躓いてしまう石は「いくら
|> (めくらが)目をひんむいても見えないのよね」、的意味。
|
|私は、目あき派です。
|情報量が多すぎると、かえって物事の本質が見えなくなるんで
|敢えて目をつぶる事によって本質を見極めようって事なんじゃない
|ですかね。
なるほど。
|> 編集があまり綺麗にまとまってないのでわかりにくかったのですけど、
|> この映画のクライマックスは、正義のヒーローである「人の心が見えて
|> いるめくら」が「悪いやつら」を完膚無きまでにぶったぎる格好になっていて、
|
|というより、「目くらの振りをして世渡りしている」決して正義の
|ヒーローではない殺人マシーンが、仇討ち姉妹にたまたま加勢し
|た、という極めてシンプルな物語ではないでしょうか。※
そういう見方も出来ますね。確かに一理あると思います。
ただそうすると、「さあ切れ」と覚悟を決めた一番の親分に、「誰が殺
すか。残りの人生、めくらになって生きやがれ。」というような市の決
めゼリフがうまく理解できなくなるんじゃないかなぁ。
一番悪いやつを殺さず、視力を奪ってしまうのは、悪いやつには「(人
の心がよく見えるという)めくら」にして死ぬまで人の心=悪に苦しめ
られてきた民の気持ちを思い知らせてやればいい、という勧善懲悪のス
トーリー展開、水戸黄門的印籠の開帳、必殺仕事人的悪人狩り、でしょ
う。だとしたら※印のような物語よりは今作は「もう少しシンプルでな
い話」という感も拭えないでしょうね。
なんにしても、シナリオがまだまだ十分練れていない結果として、こう
いう「意味のブレ」が出てきているとしか思えませんね~。別の言い方
をすれば、目が開いていようが開いてなかろうが、映画自体の展開には
大して関係してきてないという言い方が出来るかも。。。
|> この点はあまり難しく考えてもしょうがないんじゃないかなー。
|> それよりも、芸人としてのタケシのサービス精神、というか
|> 「人の心が見える??←んなアホな」というツッコミ精神というか
|> なんやかんやいってもこれまでリアリズムを追求してきた北野武として
|> の照れ笑い、という感じのエンディングだと受け止めておけばいいので
|> はないかと。
|
|私もそう思いますね。マジメな場面になればなるほど、ボケなくて
|はいられない芸人の性ではないでしょうか。
|もしくはたけし特有の過剰な照れかも・・・。
こういう議論を展開して堅苦しく見るよりも、もっと肩の力を抜いて細
かいことは気にせずにみてくれ、というメッセージと受け取るのが良い
ような気がしてきました。(笑)
はるみ <haru...@m3.dion.ne.jp> wrote:
|つまり、残業でヴァンサン・ペレーズの舞台挨拶をパスしてしまったんですよ、シク
|シク…。
いやあ、舞台挨拶とか端から望めない大阪はじめ地方暮らしのものから
すれば十分恵まれてらっしゃいますよ。ま、わたし自身は舞台挨拶とか
があっても混んでるからパスしちゃうだろうけど。。。(笑)
|私はあき説ですね。
|この作品は、放送禁止用語を話している、ということで、わざと放映しにくく作って
|いると思います。
|テレ朝がからんでいるのにね。
別の記事で書きましたけど、タケシ自身、理念に走りすぎてかえって身
障者自身の生業まで阻害するような言葉の規制には「こびとレスリング」
の人たちと一緒になってはっきり反対する立場を取ってましたからね。
それだけに、「めくらのふりして世間を渡っている」、つまり視覚障害
者のお株を奪って生きているようなキャラを造り出すのには絶対に慎重
であったはずなんだけどなぁ。
もし目明き説が正しかったとしたら、放送できるかどうかだけではなく、
この点も問題にされてくる可能性もゼロじゃないと思うけど、大丈夫な
んだろうか? というか、だからエンディングで曖昧にしたのか?
|また、座頭市の髪をパツキンにしたのは、彼がハーフとも、目以外に色素的障害(差
|別用語が浮かんでしまうので、とりあえずこんな書き方してみましたが、正式な病名
|はなんというのでしょうか?お教えください)
色素異常を指す差別的表現があるんですか?アルピノのことではなくて?
|をも持っている、ともとれるようにし
|たのだと思いますね。
おっしゃってるのはこのキャラも身体に障害があるという逃げ道として、っ
て言う意味ですよね。なるほど、それはあり得るかもしれませんね
(あまり良いやり方とも思えませんが。。。)。
|また、あき説を台詞に含ませることで、ヒットしても続編なんか作らないよ!と宣言
|しているものと、私はとらえましたよ。
う~ん、そうかもしれないけど、だけど北野武としてはこの映画はかな
り大変な思いをして作ったんじゃないかという感触があるので、果たし
てそこまでの計算をできたのかなぁ?ちょっとだけ疑問。
|この作品は、ベネチアで賞を取った直後の日本公開、『KILL BILL』で日本刀アク
|ションが話題になる前に公開、などと森社長の仕掛けのうまさを感じました。
えーっ、それは推測ではなく?
というのも、森社長がずっと噛んできた北野作品は、いつもそういうマー
ケッティングを意識したような公開作戦はまったく考えてきていなかっ
たと思いますから。それとも今回はホントにそこまで考えてたの?
|外国人が受けるチャンバラって、こういうものだと思いますよ。
黒沢の「影武者」がカンヌでしたもんね~。当時は、正直、天地がひっ
くり返るほど驚きました。(笑)
ただ殺陣が斬新というのもわからないでもないけど、それでもCGのチャ
ンバラじゃーどうしても迫力には欠けてしまうんじゃないでしょうか。
ここ数年は時代劇にもいろいろニューウェーブが起こってきましたけど、
チャンバラの黄金時代はやはり20世紀半ば。青二才の頃に昔の映画版
「銭形平次」、バカにしながら見てみたらもの凄い迫力だったので圧倒
された記憶があります。やはりアクションで"CG"や"スローモーション"
は、ただそれだけで「負け」のような。。。
|なのに、日本からの出品作品はあの山田洋次なんて。
まあまあ(笑)。山田洋次監督もひとつのオリジナリティある日本映画作
家なのは確かでしょう。「幸せの黄色いハンカチ」は好きでしたよ。
#寅さんの世界にはついぞ入れなかった。。。
おお、そういう事もあるのですね。
いや毎回、はるみさんの詳細な映画祭の投稿記事を読むたびに、
はるみさんは映画祭が無くて時間に余裕ができた時だけ仕事をしておら
れるとばかり思っておりました。
> 私はあき説ですね。
私もあき説です。
というか、このスレッドを読んで初めて、そうでないという説が存在す
ることを知り、少々驚きました。
> この作品は、放送禁止用語を話している、ということで、わざと放映
> しにくく作っていると思います。
> テレ朝がからんでいるのにね。
将来、放送する際のピー擬音が今から楽しみです。
> また、座頭市の髪をパツキンにしたのは、彼がハーフとも、目以外に
> 色素的障害(差別用語が浮かんでしまうので、とりあえずこんな書き
> 方してみましたが、正式な病名はなんというのでしょうか?お教えく
> ださい)をも持っている、ともとれるようにしたのだと思いますね。
色素欠乏症のことでしょうか?
> また、あき説を台詞に含ませることで、ヒットしても続編なんか作ら
> ないよ!と宣言しているものと、私はとらえましたよ。
あ、なるほど、続編は作らない宣言ですか。
そういえば、私はそのシーン見たとき、
あちゃぁ、これじゃ続編作るとき困るだろ~に。と感じたのを記憶して
おります。
> この作品は、ベネチアで賞を取った直後の日本公開、『KILL BILL』
> で日本刀アクションが話題になる前に公開、などと森社長の仕掛けの
> うまさを感じました。
> 外国人が受けるチャンバラって、こういうものだと思いますよ。
> だから、アカデミー賞外国映画賞に出品しても、5本の中に選ばれる可
> 能性も高い、と思ったのですがね。
> 『KILL BILL』が二部作になったのだって、本気でオスカー狙い、な
> んて噂もあるし。
> なのに、日本からの出品作品はあの山田洋次なんて。
あ、「座頭市」は出品されなかったのですか。
それは残念ですねえ。アメリカでも受けそうな、
面白い映画なのになあ。
くやしいので、せめて、カトリーヌ山本さんには「座頭市」を観てもら
うことに致しましょう。
ということで、ご本人の反省を促す意味も込めて、
「カトリーヌ山本さんに座頭市を見て反省してもらう会」
を結成いたします。
よろしいですね? カトリーヌさん。
まさか、あれしきのことで、行方をくらます気ではありますまい。
*****************************
ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
*****************************
11月 1日, 昼起きると新聞に映画が千円と書いてあったので,
「陰陽師II」と「座頭市」を見てきました. 北野監督の映画を
見るのは初めてでした.
In article <200311080031...@do-z.net>
Kiwi <Ki...@do-z.net> writes:
> Kiwiです。確かに「明き説」多いですね~。
最後の一つ前の対峙のときに, 「見えてるよ」と言ったのでしたか.
このときは暗い中でまぶたを開けていて何の作為もありませんが,
最後の明るい部屋の中での対峙の時には, ライティングかコンタク
トかを用いて, まぶたを開けても見えていない目を表現しているも
のと理解しました.
悪人の側は誤解しているばかり, と単純に考えて良いのではないで
しょうか.
--
塚本千秋@応用数学.高分子学科.繊維学部.京都工芸繊維大学
Tsukamoto, C. : chi...@ipc.kit.ac.jp
chi...@ipc.kit.ac.jp (Tsukamoto Chiaki) wrote:
|最後の一つ前の対峙のときに, 「見えてるよ」と言ったのでしたか.
|このときは暗い中でまぶたを開けていて何の作為もありませんが,
|最後の明るい部屋の中での対峙の時には, ライティングかコンタク
|トかを用いて, まぶたを開けても見えていない目を表現しているも
|のと理解しました.
|
|悪人の側は誤解しているばかり, と単純に考えて良いのではないで
|しょうか.
わたしもだいたい同じ印象を持ってかえってきてましたね。
なんの予備知識もなしで見たので、「目明き説」と「本当に見えない説」
が対立しているなんて予想だに出来なかった口です。
「目明き説」にも一理あると感じるので、脚本のバグ、みたいな感じじゃ
ないでしょうかね~。
白皮症と呼ぶようです。
30年前に“フランケンシュタイン”をヒットさせた米国
のロックグループEdgar Winter GroupのEdgarとJohnny
兄弟がこのalbinoだったはず。
--
太田純(Junn Ohta) (株)リコー/新横浜事業所
oh...@sdg.mdd.ricoh.co.jp
さ、今週末のシャルロット山本さんのスケジュールも決まったことだし(!)、
このスレッド、更にこの下5メートル伸びることを期待してますぞ。
なんちゃって!
とりあえず皆様にお礼を言っておきます。
ありがとうございました。
僕の目明き説は単純に最後に「お前、ほんとは
見えてんだろ」とか黒幕に言われて。特に否定的
なことをしなかったことから。
という実に単純明快な理由によるものです。
いやぁ、みなさんけっこう掘り下げて解析して
目明き、めくらと言ってるんですねぇ。
それに比べて、なんと僕の掘り下げの浅いことか。
kiwiさんだったと思いますが、「あれは照れ隠し」
からの演出だということについては、「そうそう、
実は僕もそう思ってたんあだよ」と尻馬に乗っか
ります。
あえて、もう少し演出についての観客の反応に
踏みこむなら
1)たけしは世間が目明き説とめくら説に分かれて
議論されていることに、計算通りとほくそえんでいる
2)たけしは、単純に「照れ隠し」でやってしまった
演出に世論が割れている事にとまどっている
3)たけしは、「おまえら全然、俺の演出意図が
わかっちゃいねぇんだよ」と思っている。
もしも、3)だとしたら、僕はたけしに「あんたの
演出が下手だから、監督のミスなんだよ」と
言ってやりたいですね。
↑
あ、この話は、別の機会に存分にしたから、今回は
これ以上はやりません(^^;;。
> |> |以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観
な
> |いで下さいね。
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
> |というより、「目くらの振りをして世渡りしている」決して正
義の
> |ヒーローではない殺人マシーンが、仇討ち姉妹にたまたま加勢
し
> |た、という極めてシンプルな物語ではないでしょうか。※
>
> そういう見方も出来ますね。確かに一理あると思います。
>
> ただそうすると、「さあ切れ」と覚悟を決めた一番の親分に、
「誰が殺
> すか。残りの人生、めくらになって生きやがれ。」というような
市の決
> めゼリフがうまく理解できなくなるんじゃないかなぁ。
え~、どうして?
あの年でいきなりめくらになるってことは、世間様の同情にすがる
以外活きる術がないって事でしょ。
それって、盗賊の首領を張っていた人間にとって死ぬより辛い事な
のではないでしょうか。
座頭市はこの男をそう言う境遇に突き落として、死ぬまで苦しみや
がれって言ってる訳でしょ。
>
> 一番悪いやつを殺さず、視力を奪ってしまうのは、悪いやつには
「(人
> の心がよく見えるという)めくら」にして死ぬまで人の心=悪に
苦しめ
> られてきた民の気持ちを思い知らせてやればいい、という勧善懲
悪のス
> トーリー展開、水戸黄門的印籠の開帳、必殺仕事人的悪人狩り、
でしょ
> う。だとしたら※印のような物語よりは今作は「もう少しシンプ
ルでな
> い話」という感も拭えないでしょうね。
一太刀で相手を殺戮する座頭市に、そんな深謀遠慮は無いと思いま
すが・・・。
>
> なんにしても、シナリオがまだまだ十分練れていない結果とし
て、こう
> いう「意味のブレ」が出てきているとしか思えませんね~。別の
言い方
> をすれば、目が開いていようが開いてなかろうが、映画自体の展
開には
> 大して関係してきてないという言い方が出来るかも。。。
それについては賛成ですね。
--
H.Kunitachi
"miyahara" <miy...@mx35.tiki.ne.jp> wrote:
|じゃ、もう一回だけ参加。
|
|僕の目明き説は単純に最後に「お前、ほんとは
|見えてんだろ」とか黒幕に言われて。特に否定的
|なことをしなかったことから。
|
|という実に単純明快な理由によるものです。
そうそう、これは非常に肯けるんですよね。
だけど映像的な書き込み方がそのまま信じることを許さなかった、
というのが「本当に見えない」説の立場のスタート地点でしょう。
#たとえば工繊大の塚本さんの発言にあるように。
|いやぁ、みなさんけっこう掘り下げて解析して
|目明き、めくらと言ってるんですねぇ。
|それに比べて、なんと僕の掘り下げの浅いことか。
あー、わたしの場合は「酒に酔った勢い」で書きまくってしまったとい
うのが真相でして。(少なくとも今回は初め泥酔状態で書いてました。)
|kiwiさんだったと思いますが、「あれは照れ隠し」
|からの演出だということについては、「そうそう、
|実は僕もそう思ってたんあだよ」と尻馬に乗っか
|ります。
やはりどうもこの辺に落とすのが一番無難なようですね。
|あえて、もう少し演出についての観客の反応に
|踏みこむなら
|1)たけしは世間が目明き説とめくら説に分かれて
|議論されていることに、計算通りとほくそえんでいる
|2)たけしは、単純に「照れ隠し」でやってしまった
|演出に世論が割れている事にとまどっている
|3)たけしは、「おまえら全然、俺の演出意図が
|わかっちゃいねぇんだよ」と思っている。
うーむ、3)はないような気がする。
2)に近いけど、とまどってはいないんじゃないかな。
なので1)にも近いけど「計算はしてなかったですね」と一蹴しそう、
といった感じと予想。どや?
|もしも、3)だとしたら、僕はたけしに「あんたの
|演出が下手だから、監督のミスなんだよ」と
|言ってやりたいですね。
3)ではないと思うけど、「演出が下手だから監督のミス」というのは当
たっていると思います。んで、タケシも、いや、北野武としても同意す
るんじゃないですかね~。そもそも、素人演出に世間が騒ぎすぎている
ことにこそ「北野武」はとまどっているように感じるので。。。
"H.Kunitachi" <eqho...@hotmail.com> wrote:
|> |> |以下ネタバレありなので、見てない方は絶対絶対絶対!!観な
|> |いで下さいね。
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|>
|
|あの年でいきなりめくらになるってことは、世間様の同情にすがる
|以外活きる術がないって事でしょ。
|それって、盗賊の首領を張っていた人間にとって死ぬより辛い事な
|のではないでしょうか。
|座頭市はこの男をそう言う境遇に突き落として、死ぬまで苦しみや
|がれって言ってる訳でしょ。
ゴメン、そういう演出だと「めくら」を差別的意味で用いていることに
なりますので、絶対にあり得ない解釈と言うほかないですね~。
ここで「あり得ない」というのは、
(1)Message-ID: <200311050112...@do-z.net>と
Message-ID: <200311080031...@do-z.net>で指摘している
とおり、「北野武監督」は身体障害者が置かれている(差別を含む)
社会経済状況について一定以上の見識があり、そういう人が自ら進
んで視覚障害者差別を助長するだけの作品を世に送ったりするとは
まず考えられない。
(2)それでも仮に、敢えて差別を広げるようなその作品をどうしても発
表したいと監督自身が強く望んだとしても、プロダクションの局面
で、プロデューサーはじめ、ほとんどのスタッフが止めにかかるの
は必定。
(3)さらに、万が一、それでも企画が進んだとしても、ポストプロダク
ション段階で数々の巨大な障害に当たり続けるはず。中でも作品を
上映してくれる劇場が見つからないなど、必ずや上映自体を拒否さ
れる流れになることは避けられないと考えられる。
つまり、作者もスタッフも興行主もまず間違いなく忌避するような作品
だという解釈になるので、その解釈は「あり得ない」と考えます。
|> 一番悪いやつを殺さず、視力を奪ってしまうのは、悪いやつには「(人
|> の心がよく見えるという)めくら」にして死ぬまで人の心=悪に苦しめ
|> られてきた民の気持ちを思い知らせてやればいい、という勧善懲悪のス
|> トーリー展開、水戸黄門的印籠の開帳、必殺仕事人的悪人狩り、でしょ
|> う。だとしたら※印のような物語よりは今作は「もう少しシンプルでな
|> い話」という感も拭えないでしょうね。
|
|一太刀で相手を殺戮する座頭市に、そんな深謀遠慮は無いと思いま
|すが・・・。
残念ながら、作品を取り巻く社会状況から言って、おっしゃるような作
品なら世に出なかった可能性の方が高いと判断できると思いますよ。
|> なんにしても、シナリオがまだまだ十分練れていない結果として、こう
|> いう「意味のブレ」が出てきているとしか思えませんね~。別の言い方
|> をすれば、目が開いていようが開いてなかろうが、映画自体の展開には
|> 大して関係してきてないという言い方が出来るかも。。。
|
|それについては賛成ですね。
そういうわけで、やはりここが落としどころじゃないですかね~。
如何でしょうか?
ではでは。