http://www.asahi.com/politics/update/1013/004.html
ナシーリアなら安全だろうサマワなら安全だろうと言いますが、隊服着た上で丸
腰で行って、本当に安全な場所があるのかどうか。加えて、南部のあのあたり
は、以前打ち込まれた劣化ウラン弾の放射能がまだけっこう残っていそうですし。
一方、イスラエルはシリア爆撃に踏み切りましたが、戦線がシリアに拡大する
と、シリアを「イラクの大量破壊兵器を隠蔽している」とか「イラクでの反米ゲ
リラの基地化している」と疑っているアメリカと、利害関係がつながってしま
い、戦火が中東全域に広がりそうな気配です。
アメリカがイスラエルのシリア爆撃に暗黙の了解を与えているのも不気味。
あと、アメリカはイランもあいかわらず挑発していますから、もしイランが暴発
すれば、上の記事の、「周辺地域は旧フセイン政権に反対したイスラム教シーア
派の住民が多数を占め、外国部隊に比較的好意的で」のようなおめでたい推測
は、すぐに成り立たなくなります。
イラクの混乱が収束に向かう方向にはなく、逆に国境を越えて広がろうとしてい
るときに、どうして、政府が一刻も早く「比較的安全な場所」を見つけてまで自
衛隊を派遣しようとしているのか、理解に苦しみます。
萩原@グリフィス大学
In article <bmgcei$m3p3d$1...@ID-83482.news.uni-berlin.de>, Kaz Hagiwara <K.Hagiwa...@gu.edu.au> writes
> ナシーリアなら安全だろうサマワなら安全だろうと言いますが、隊服着た上で丸
> 腰で行って、本当に安全な場所があるのかどうか。加えて、南部のあのあたり
> は、以前打ち込まれた劣化ウラン弾の放射能がまだけっこう残っていそうですし。
まぁ、アメリカ人の代わりに死ぬのが任務みたいなものですからね
ぇ。テロの標的として価値が高いところが最低なんだよな。国連み
たいなものですよね。狙い打ち。
実際に死んだ時に世論はどんな風になるのかなぁ。もともと軍人は
そういうリスクがあるわけだし、事故とかで結構死んでいるわけで
すけどね。
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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
当然、そこで怒りの国民報復感情を利用して日本の再軍備、自衛隊の国軍化、徴兵制
へと
すすみという筋書きです。自衛隊の死をむだにするなテロリストへ反撃だ。
イラク、イラン、北朝鮮と大日本帝国の軍隊が海外に日の丸をはためかせ米国の手先
として
利用されるだけですけど。
一昔前は、「徴兵制が復活する」、「軍靴の足音が聞こえる」と脅せば、
選挙での社民党への追い風になったのでしょうけれどねぇ。
いまどき、そんな幼稚な脅しを真に受けるのは、一部のサヨク信者くらい
の物でしょう。
徴兵制が有効だったのは何十年も前の軍隊においてであり、現在では
その有効性はほとんどありません。
「大企業優先の自民党政治が続けば、そのうち国民は炭鉱に送られて
石炭堀りをやらされる。」
と言っているのと大差ありません。
左翼からリベラル化を期待されていたモンゴルすら派遣してイラク再建に携わってい
るわけですし、その他、各国の御努力に対し無礼となる言い方は控えたほうがいいで
すよ。イラク国民の七割は米軍駐留を望んでいますし、あのNews23の現地取材に基づ
く報告でも、イラクは、日本の派遣に期待していることが指摘されているわけです。
トルコ軍の派遣には反対を表明していますがね。
> 実際に死んだ時に世論はどんな風になるのかなぁ。もともと軍人は
> そういうリスクがあるわけだし、事故とかで結構死んでいるわけで
> すけどね。
世論は揺れるであろうが、任務の遂行による殉職者に対する敬意が必要、という意味
ですよね。
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現在のところ、連隊規模での部隊投入予定だそうですが、
なし崩し的に増員し、最終的には戦車や装甲車を含む師団
規模での部隊投入となると思います。当然、死傷者も動員
数に応じて増加することでしょう。
> 一方、イスラエルはシリア爆撃に踏み切りましたが、戦線がシリアに拡大する
> と、シリアを「イラクの大量破壊兵器を隠蔽している」とか「イラクでの反米ゲ
> リラの基地化している」と疑っているアメリカと、利害関係がつながってしま
> い、戦火が中東全域に広がりそうな気配です。
> (中略)
> イラクの混乱が収束に向かう方向にはなく、逆に国境を越えて広がろうとしてい
> るときに、どうして、政府が一刻も早く「比較的安全な場所」を見つけてまで自
> 衛隊を派遣しようとしているのか、理解に苦しみます。
一つ言える事は、小泉総理が米国ネオコンの謀略を
既にある程度把握している可能性が考えられます。
仮にですが、時期米政権が共和党となる事をある程度
予測できているとすれば、派兵も有力な政治的選択肢
の一つとして考慮する事もある意味当然といえるので
はないでしょうか。
恐らく今度の米国ネオコンの最終目的は、パキスタン
からイラン、イラク、イスラエル、さらにはスエズ地峡
に至る全域を手中に収める事が狙いと思います。そして
アフガニスタンは、将来的に米国の中央アジア攻略に向
けた「橋頭堡」として確保し続ける意味があるのです。
この目的の為には、ネオコンは政権獲得に手段を選ば
ないでしょう。そして総理もその事をある程度理解して
いると思います。
それでは。
論調は好感が持てますが幾つかは死んだ魚の目をして見ているんじゃないかな?
>
> 一つ言える事は、小泉総理が米国ネオコンの謀略を
> 既にある程度把握している可能性が考えられます。
こんな事は「一つ」も言えませんね。あのボンクラがそんなこと出来やしない。あな
たは小泉くんを買いかぶってます。あなたのような穿った見方が小泉くんを何か只者
ではないような存在に仕立て上げているのです。かれは、あまりにもただのボンクラ
だから周りが何か「付加価値」を勝手にくっつけるんでしょうな。
> 仮にですが、時期米政権が共和党となる事をある程度
> 予測できているとすれば、派兵も有力な政治的選択肢
> の一つとして考慮する事もある意味当然といえるので
> はないでしょうか。
これがその例です。
……
> ないでしょう。そして総理もその事をある程度理解して
> いると思います。
こんな穿った見方をしてくれたんでは小泉君は大喜びでしょうね。次期国土交通大臣
にでも抜擢されるかな?
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おいらはMac@Individual.NET
そう思う人の方がボンクラなのでは。
それでは。