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安部幹事長のごまかし

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Masako

未読、
2003/10/02 1:21:112003/10/02
To:

"Miya_S" <kmiya...@firemail.de> wrote in message
news:3f7a6...@127.0.0.1...
竹中は、命惜しさか、銀行つぶしから撤退。スカート踏みの首相と福田
> のむっつり助平。おかげで大政治家田中真紀子は、外務官僚の牙城に入
> りながら、ズボンにはきかえてでてきたではないか。 

政治は大変複雑なので、お子様が理解するのは無理ですね。
今の新聞記事はお子様上がりが書く事が多いので、表面的です。
それを引用するだけでは、あなたは恥を上塗りするだけです。

田中真紀子の資質では何をさせても失敗ばかり。
父親の七光りでここまで来ましたが、日本国民に恥を掛かせました。
とても政治家は勤まりません。


Muraki

未読、
2003/10/03 0:54:412003/10/03
To:

"Masako" <tsu...@mbox.kyoto-inet.or.jp> wrote in message
news:blgco0$18g8$1...@news.kyoto-inet.or.jp...
恥?
何の恥をかいたんですか?。

Yoshitaka Ikeda

未読、
2003/10/03 1:29:342003/10/03
To:
From <blgco0$18g8$1...@news.kyoto-inet.or.jp> Written by Masako

田中真紀子に政治家の資質は無いと私も思いますね。
外務大臣に就任してやろうとした「外務省改革」見事に外務官僚に
つぶされたわけだし。そもそも、外相当時にニュースになった話題が
また、陳腐。小物もいいところ。外交上の実績が全くないあたりも、
だめですね。父親とは似て非なるモノ。

#たぶん、一番被害を被ったのは鈴木宗男と辻元清美(w
#もと事務次官の人達は独立行政法人のトップにおさまってるでしょ。

--
池田 尚隆(Yoshitaka Ikeda) mailto:ik...@4bn.ne.jp

Shinji KONO

未読、
2003/10/03 1:31:042003/10/03
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <blj19q$b5i$1...@nn-tk105.ocn.ad.jp>, Yoshitaka Ikeda <ik...@4bn.ne.jp> writes
> #たぶん、一番被害を被ったのは鈴木宗男と辻元清美(w
> #もと事務次官の人達は独立行政法人のトップにおさまってるでしょ。

でも、あれがなかったら、今でもはびこっていた人達
ですよね。もっと、道連れにして欲しかったなぁ。

> 田中真紀子に政治家の資質は無いと私も思いますね。

政治家って自分の手椀だけでなく、その時に置かれた状況みたいな
ものがあるわけですよね。彼女に期待されたものは、そういうもの
だと思う。もっと利用の仕方があったんじゃないかな。

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,

Muraki

未読、
2003/10/03 2:03:112003/10/03
To:

"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message
news:blj19q$b5i$1...@nn-tk105.ocn.ad.jp...

> From <blgco0$18g8$1...@news.kyoto-inet.or.jp> Written by Masako
> >
> >"Miya_S" <kmiya...@firemail.de> wrote in message
> >news:3f7a6...@127.0.0.1...
> >田中真紀子の資質では何をさせても失敗ばかり。
> >父親の七光りでここまで来ましたが、日本国民に恥を掛かせました。
> >とても政治家は勤まりません。
>
> 田中真紀子に政治家の資質は無いと私も思いますね。

私は川口さんより、まともに思いますが。
お飾り人形の資質はあっても(あくまで内面;間違っても外見ではありません)
川口さんが外相として評価できるとは思えません。
問題が、見えなくなっただけでは。

> 外務大臣に就任してやろうとした「外務省改革」見事に外務官僚に
> つぶされたわけだし。
問題が表面にでてきたのですからよいことでは。
小泉さんの後押しがないだけで改革するなら応援すべきと。

>そもそも、外相当時にニュースになった話題が
> また、陳腐。小物もいいところ。外交上の実績が全くないあたりも、
> だめですね。父親とは似て非なるモノ。

こういう世論操作にもっていった外務省のしたたかさを感じますね。
家産官僚とはなんと姑息な。

>
> #たぶん、一番被害を被ったのは鈴木宗男と辻元清美(w
鈴木宗男は外務省さえ裏切らなければ逮捕はなかったと思うのです。
ここでも、実にしたたかに外務省は立ち回った。

辻本の顛末は、実に不思議な構図ですね。宗男逮捕で傷ついた自民のイメージ合戦の
蹴落とし対抗策?
なぜ、同じことをしている他の議員があげられないのか。たくさんいると思います
ね。
さらなる巨悪もいたと。

こうしてみると勝ち残ったものは外務省と問題にもされずに逮捕を免れた勢力。

真紀子鳴動して外務省閉口。
口から放り出されたのは、喉に住み着いた薄禿一匹ってとこか。

Kiyohide Nomura

未読、
2003/10/03 5:16:062003/10/03
To:
Yoshitaka Ikeda <ik...@4bn.ne.jp> writes:

> From <blgco0$18g8$1...@news.kyoto-inet.or.jp> Written by Masako
> >
> >"Miya_S" <kmiya...@firemail.de> wrote in message
> >news:3f7a6...@127.0.0.1...
> > 竹中は、命惜しさか、銀行つぶしから撤退。スカート踏みの首相と福田
> >> のむっつり助平。おかげで大政治家田中真紀子は、外務官僚の牙城に入
> >> りながら、ズボンにはきかえてでてきたではないか。 
> >
> >政治は大変複雑なので、お子様が理解するのは無理ですね。
> >今の新聞記事はお子様上がりが書く事が多いので、表面的です。
> >それを引用するだけでは、あなたは恥を上塗りするだけです。
> >
> >田中真紀子の資質では何をさせても失敗ばかり。
> >父親の七光りでここまで来ましたが、日本国民に恥を掛かせました。
> >とても政治家は勤まりません。
>
> 田中真紀子に政治家の資質は無いと私も思いますね。
> 外務大臣に就任してやろうとした「外務省改革」見事に外務官僚に
> つぶされたわけだし。そもそも、外相当時にニュースになった話題が
> また、陳腐。小物もいいところ。外交上の実績が全くないあたりも、
> だめですね。父親とは似て非なるモノ。

1994,5 年頃、田中真紀子は科学技術庁長官でしたが、その当時のイギリスの
科学雑誌
nature
(この雑誌は分野にもよりますが、学術的にも権威あります)
に日本の科学政策の欄で田中真紀子批判が載っていたのを覚えています。

内容はうろ覚えですが、
「日本の科学政策はやや能率の悪いところもありながら、国際的に地味ながら
それなりの成果をあげてきたが、田中真紀子科学技術庁長官は組織の効率化を
はかろうとして、かえっていくつかの科学・開発プロジェクトの芽を摘む結果
になっている。」
といったものだった。

科学技術庁にしろ、外務省にしろ、かなりの専門知識いるはずですが、田中真
紀子はそれが不足したまま強引に自己流を押し通そうとしたんでしょう。
田中角栄のように、官僚をうならせるぐらいの記憶力は普通の政治家には無理
にせよ、科学技術、外交問題に関心のあるブレイン、スタッフを雇って相談す
るぐらいしても良かったですね。

--
===============================================
Kiyohide NOMURA
Department of Physics,
Kyushu University,
812-8581 Fukuoka
JAPAN

e-mail:kno...@stat.phys.kyushu-u.ac.jp
http://maya.phys.kyushu-u.ac.jp/
TEL,FAX:+81-92-642-2566
================================================

Kiyohide Nomura

未読、
2003/10/03 6:06:312003/10/03
To:

面白いことに気づきました。

Yoshitaka Ikeda <ik...@4bn.ne.jp> writes:

> >田中真紀子の資質では何をさせても失敗ばかり。
> >父親の七光りでここまで来ましたが、日本国民に恥を掛かせました。
> >とても政治家は勤まりません。
>
> 田中真紀子に政治家の資質は無いと私も思いますね。
> 外務大臣に就任してやろうとした「外務省改革」見事に外務官僚に
> つぶされたわけだし。そもそも、外相当時にニュースになった話題が
> また、陳腐。小物もいいところ。外交上の実績が全くないあたりも、
> だめですね。父親とは似て非なるモノ。

アメリカのブッシュ大統領(現職)も外交のセンスがなく、有能な外交官を生
かしきれていませんね。ブッシュ元大統領が湾岸戦争で外交、財政的にもアメ
リカの有利になるように運んだのとは大違いですね。

> >父親の七光りでここまで来ましたが、日本国民に恥を掛かせました。
をアメリカ国民に置き換え、
> だめですね。父親とは似て非なるモノ。
はそのままでブッシュ大統領(現職)にも当てはまりますね。

民主主義には、人気だけで実力の伴わない指導者を選ぶリスクが常にあるので
すね。
# カリフォルニアの次期州知事大丈夫かな?

=====================================

まあ、田中真紀子のほうが外交上の実績が全くないだけましで、負の外交実績
残すだろう、誰かさんとは違う、といっても慰めにもなりませんが。

SEO Shirou

未読、
2003/10/03 7:35:002003/10/03
To:
Murakiさんの<3f7d1...@news.premium-news.net>から

>
>"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message
>news:blj19q$b5i$1...@nn-tk105.ocn.ad.jp...
>> From <blgco0$18g8$1...@news.kyoto-inet.or.jp> Written by Masako
>> >
>> >"Miya_S" <kmiya...@firemail.de> wrote in message
>> >news:3f7a6...@127.0.0.1...

>真紀子鳴動して外務省閉口。
>口から放り出されたのは、喉に住み着いた薄禿一匹ってとこか。

結局、田中真紀子は角福戦争の復活戦で福田にしてやられたということでしょ
う。小泉なんていうのは福田家の書生だった。書生小泉はお坊ちゃんに頭は上
がらない。この内閣のキーマンは常に福田でしょう。安倍は、邪魔になり、
やっぱり福田家のお坊ちゃまに出された。安倍一族ですな。
反乱はしてませんが。

真紀子のブレーンはいた。事務次官に真紀子の押した人物、この人物を福
田、小泉は蹴飛ばしたわけです。そして、福田の隠密を次官にした。

大臣が指示出せるほど今の家産官僚機構というのは甘くはない。大臣はお客さ
ん。だからこそ、依法官僚制に名実ともに移すべきです。文書化した各省庁
の仕事の規定が必要。
ここで、元官僚の堺屋さんは面白い提言をしてますよ。

以下要旨抜粋(救国12の提言 PHP研究社より)
「国家公務員任期制の実現
・国家公務員の任期は最長10年。
(再雇用は3分の2以下とする)
・定年制を廃止し、人事権者が採用すべき能力と意欲があるとみなせば何歳で
も採用する。
これで毎年相当数の公務員経験者が労働市場に出る一方、ほほ同数の民間経験
者が公務員となる。地方公務員もそれに準じた制度とする。

・国家公務員を2期(20年)以上在職したものは、在職期間の5分の1の期
間(30年勤めれば6年間)政府関係機関や国の助成対象組織に就職すること
(天下り)を禁止する。

官僚の社会における役割を「指導」から「監視」に変える。また、労働市場で
も評価される人材を社会に供給する機能を備えるべき」

私見では、この制度そのものを監視するオンブズマン制度を充実させるべきで
しょう。

--
SEO Shirou mailto:ses...@myself.com


----== Posted via Newsfeed.Com - Unlimited-Uncensored-Secure Usenet News==----
http://www.newsfeed.com The #1 Newsgroup Service in the World! >100,000 Newsgroups
---= 19 East/West-Coast Specialized Servers - Total Privacy via Encryption =---

yam

未読、
2003/10/03 7:40:562003/10/03
To:

"Kiyohide Nomura" <kno...@maya.phys.kyushu-u.ac.jp> wrote in message
news:5fbrsyy...@maya.phys.kyushu-u.ac.jp...

> 1994,5 年頃、田中真紀子は科学技術庁長官でしたが、その当時のイギリスの
> 科学雑誌
> nature
> (この雑誌は分野にもよりますが、学術的にも権威あります)
> に日本の科学政策の欄で田中真紀子批判が載っていたのを覚えています。
>
> 内容はうろ覚えですが、
> 「日本の科学政策はやや能率の悪いところもありながら、国際的に地味ながら
> それなりの成果をあげてきたが、田中真紀子科学技術庁長官は組織の効率化を
> はかろうとして、かえっていくつかの科学・開発プロジェクトの芽を摘む結果
> になっている。」
> といったものだった。

 研究者なんてものは、金さえ使わせてくれれば「いい役人だ」って
 言うのでは?このニュースグループにも若干一名いますよね。
 copyright関連のニュースグループにもときどき出没する人。

> 科学技術庁にしろ、外務省にしろ、かなりの専門知識いるはずですが、田中真
> 紀子はそれが不足したまま強引に自己流を押し通そうとしたんでしょう。

 本当にトップに専門知識が要るかどうが疑問ですね。
 必要なのはトップを補佐する人間の知識&能力と、
 現場の人間の報告能力。
# 有用な研究に予算が下りずにボツにされるとしたら
# その責任は、それを認めなかった役人と同様に、
# それを認めさせられなかった研究者にもある。


Yoshitaka Ikeda

未読、
2003/10/03 22:30:182003/10/03
To:
Shinji KONOさんの<3989042...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>から

>河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
>In article <blj19q$b5i$1...@nn-tk105.ocn.ad.jp>, Yoshitaka Ikeda <ik...@4bn.ne.jp> writes
>> #たぶん、一番被害を被ったのは鈴木宗男と辻元清美(w
>> #もと事務次官の人達は独立行政法人のトップにおさまってるでしょ。
>
>でも、あれがなかったら、今でもはびこっていた人達
>ですよね。もっと、道連れにして欲しかったなぁ。

どうでしょう。事務次官なんて1年2年で変わる人たちですからね。
まあ、彼らの出世レースに何らかの影響を及ぼしたことは
予想に難くないとは思いますが。

>> 田中真紀子に政治家の資質は無いと私も思いますね。
>
>政治家って自分の手椀だけでなく、その時に置かれた状況みたいな
>ものがあるわけですよね。彼女に期待されたものは、そういうもの
>だと思う。もっと利用の仕方があったんじゃないかな。

うーん、相手との会談をキャンセルしたり、政府方針とまったく逆のことを
発言してみたり等と、最低限できて当たり前のことができてなかったんですよね。
あと、同時多発テロのときの米国務省の避難先の漏洩、とか。

むしろ、行革担当相の方がむいてると思うわけですが、
行革担当相や文部科学相のポストが提示されていたが、
それに対して、「だれのお陰で総理総裁になったと思うの!!」
と恫喝して外相ポストを獲得したという話もあります。
(『週刊ポスト』2001年6月1日号 p.p 27-28)

外務大臣って、内向きだけの話で完結しない非常に重要なポストで
軽々しく無能な人間を指名するべきポストではないと私は思います。
まあ、恫喝に負けた小泉首相も小泉首相だと思いますが。

私は、第1次小泉内閣の最大の失敗は田中外務大臣だと考えてます。
<a35nd8$15io9r$1...@ID-55988.news.dfncis.de>

--
Yoshitaka Ikeda mailto:ik...@4bn.ne.jp

Shinji KONO

未読、
2003/10/03 22:45:062003/10/03
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <bllbc1$qn4$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, Yoshitaka Ikeda <ik...@4bn.ne.jp> writes


> 外務大臣って、内向きだけの話で完結しない非常に重要なポストで
> 軽々しく無能な人間を指名するべきポストではないと私は思います。
> まあ、恫喝に負けた小泉首相も小泉首相だと思いますが。
>
> 私は、第1次小泉内閣の最大の失敗は田中外務大臣だと考えてます。

そうかな? 彼女のときに外務省のいろんな悪行が結構ばれてますよね。
最近は、まったく。全然。

どっちがいいの?

外交なんて「たまにリセットする」方が僕は良いと思います。しが
らみがずーっと続く方が変。

> うーん、相手との会談をキャンセルしたり、政府方針とまったく逆のことを
> 発言してみたり等と、最低限できて当たり前のことができてなかったんですよね。
> あと、同時多発テロのときの米国務省の避難先の漏洩、とか。

これらも僕はあまり失敗と思ってないんだよな。どのあたりが失敗
なんでしょう?

中国重視は日本として当然であって、政府がそうでない方がおかし
いと思うし、大臣と会談するのは国務長官であるべきだってのはそ
うかもと思うし...

なんでも言っちゃう外相って面白かった。

Yoshitaka Ikeda

未読、
2003/10/03 23:31:402003/10/03
To:
Shinji KONOさんの<3989047...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>から

>河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
>In article <bllbc1$qn4$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, Yoshitaka Ikeda <ik...@4bn.ne.jp> writes
>> 外務大臣って、内向きだけの話で完結しない非常に重要なポストで
>> 軽々しく無能な人間を指名するべきポストではないと私は思います。
>> まあ、恫喝に負けた小泉首相も小泉首相だと思いますが。
>>
>> 私は、第1次小泉内閣の最大の失敗は田中外務大臣だと考えてます。
>
>そうかな? 彼女のときに外務省のいろんな悪行が結構ばれてますよね。
>最近は、まったく。全然。
>
>どっちがいいの?

今までそこそこ表に出るような状態だったのが、
まったく表に出ないように、より狡猾になった んじゃないかなぁ。
どっちにしても、外務大臣に求められてるのはそういうことじゃないと思う。
そういう方針を示すことは大事だけど、それにばっかりとりかかって
本業をおろそかにしていてはよろしくないでしょう。

>外交なんて「たまにリセットする」方が僕は良いと思います。しが
>らみがずーっと続く方が変。
>
>> うーん、相手との会談をキャンセルしたり、政府方針とまったく逆のことを
>> 発言してみたり等と、最低限できて当たり前のことができてなかったんですよね。
>> あと、同時多発テロのときの米国務省の避難先の漏洩、とか。
>
>これらも僕はあまり失敗と思ってないんだよな。どのあたりが失敗
>なんでしょう?
>
>中国重視は日本として当然であって、政府がそうでない方がおかし
>いと思うし、大臣と会談するのは国務長官であるべきだってのはそ
>うかもと思うし...

私は、ことさら中華人民共和国重視を日本として当然の選択肢とは
考えません。これらの正当性はまあ、私と河野さんでは一致しないとは
思いますが、政府方針として米国重視なら、米国を軽視してはいけません。
別に中国重視したら、米国軽視に自動的になるわけでもなし。
田中真紀子は個人的なルサンチマンが米国に対してあると思います。
これは、田中角栄失脚にいたる米国の関与が影響してると思うのだけど。
そもそも、そんな人物を外務大臣にすること事態が間違い。

>なんでも言っちゃう外相って面白かった。

面白いけど、笑えない ってこともあるわけで。
現場の人間は引きつってただろうなぁ。

Muraki

未読、
2003/10/04 0:23:162003/10/04
To:

"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message
news:bllev3$48$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...

> Shinji KONOさんの<3989047...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>から
> >河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> >
> >In article <bllbc1$qn4$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, Yoshitaka Ikeda
<ik...@4bn.ne.jp> writes
> >> 外務大臣って、内向きだけの話で完結しない非常に重要なポストで
> >そうかな? 彼女のときに外務省のいろんな悪行が結構ばれてますよね。
> >最近は、まったく。全然。
> >
> >どっちがいいの?
出るべきでしょう。膿を出さないことには、家産官僚機構の支配は続きます。

>
> 今までそこそこ表に出るような状態だったのが、
> まったく表に出ないように、より狡猾になった んじゃないかなぁ。
> どっちにしても、外務大臣に求められてるのはそういうことじゃないと思う。
> そういう方針を示すことは大事だけど、それにばっかりとりかかって
> 本業をおろそかにしていてはよろしくないでしょう。

膿を出すことで当然サボタージュはするでしょう。それで引っ込むようでは改革など
出来ない。
彼女を補佐する道は、いくらであったはず。それをしないのが小泉政権の実態です。

>
> >外交なんて「たまにリセットする」方が僕は良いと思います。しが
> >らみがずーっと続く方が変。
> >
> >> うーん、相手との会談をキャンセルしたり、政府方針とまったく逆のことを
> >> 発言してみたり等と、最低限できて当たり前のことができてなかったんですよ
ね。
> >> あと、同時多発テロのときの米国務省の避難先の漏洩、とか。

内閣不統一の発言? よくあることです。問題はそういう現象的なとらえ方では解決
にならない。
どうも池田君の話はいつも表面的で本質ろんじゃないな。

> >
> >これらも僕はあまり失敗と思ってないんだよな。どのあたりが失敗
> >なんでしょう?
> >
> >中国重視は日本として当然であって、政府がそうでない方がおかし
> >いと思うし、大臣と会談するのは国務長官であるべきだってのはそ
> >うかもと思うし...
>
> 私は、ことさら中華人民共和国重視を日本として当然の選択肢とは
> 考えません。これらの正当性はまあ、私と河野さんでは一致しないとは
> 思いますが、政府方針として米国重視なら、米国を軽視してはいけません。
> 別に中国重視したら、米国軽視に自動的になるわけでもなし。
> 田中真紀子は個人的なルサンチマンが米国に対してあると思います。
> これは、田中角栄失脚にいたる米国の関与が影響してると思うのだけど。
> そもそも、そんな人物を外務大臣にすること事態が間違い。
>

なんという犠牲者でしょうね。君は。
ルサンチマン?
追い出すことに専念した官邸と外務省の構図を無視した反応ですね。

Shinji KONO

未読、
2003/10/04 0:20:592003/10/04
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <bllev3$48$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, Yoshitaka Ikeda <ik...@4bn.ne.jp> writes
> 面白いけど、笑えない ってこともあるわけで。
> 現場の人間は引きつってただろうなぁ。

結構はめられたところもあるんでしょう。

竹中金融相もそうだけど、評価するところは評価すべきじゃないかなぁ。

元田中外相は、外務省の一部の既得権益を壊した。それは評価するべき
だと思う。

Muraki

未読、
2003/10/04 0:51:272003/10/04
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989049...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
> In article <bllev3$48$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, Yoshitaka Ikeda
<ik...@4bn.ne.jp> writes
> > 面白いけど、笑えない ってこともあるわけで。
> > 現場の人間は引きつってただろうなぁ。
>
> 結構はめられたところもあるんでしょう。
>
> 竹中金融相もそうだけど、評価するところは評価すべきじゃないかなぁ。
竹中を評価するのは、小泉の評価と同じ。男のスカートがあるのかないのか知らない

竹中の垂れ下がったはかまを盛んに踏んでる。銀行淘汰の出来なかった竹中の責任は
小泉のはかま踏み。
歴代の救国時の大臣は、男の本懐と叫んで銃弾を浴びて死んでいった。
押せば引っ込む竹中ー小泉では、銀行淘汰など無理ですな。

>
> 元田中外相は、外務省の一部の既得権益を壊した。それは評価するべき
> だと思う。
>
同感でス。


Junya Suzuki

未読、
2003/10/04 2:24:552003/10/04
To:

"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message news:bllev3$48$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...
> 私は、ことさら中華人民共和国重視を日本として当然の選択肢とは
> 考えません。これらの正当性はまあ、私と河野さんでは一致しないとは
> 思いますが、政府方針として米国重視なら、米国を軽視してはいけません。

資質を論ずるなら中国/米国どちらを重視かではなくて、田中真紀子が中国
重視という政策で何かやったか?という記憶がさっぱりないんですけどね。

もっと言えばあの野中広務や亀井静香ですら月刊誌で自分の政策を述べたり
しているのに、田中真紀子におけるその種のものはついぞ見たことがありま
せん。彼女の政策って何だろぅ?なんですけど・・・

鈴木宗男だってアフリカやロシアに対する提案ぐらい出していたけど、田中の
それって何?ですな。内容を論じているわけじゃなくて、そもそも政策提言とか
が表に出ていないことを問題にしているので注意。

結局街頭演説用の客寄せパンダだったわけだろうけど、安倍晋三とかを同列に
するとかわいそうだよなぁ。

ITSUKI

未読、
2003/10/04 11:53:442003/10/04
To:
Junya Suzukiさんの<3f7e7494$0$3983$44c9...@news3.asahi-net.or.jp>から

>
>"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message news:bllev3$48$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...

>資質を論ずるなら中国/米国どちらを重視かではなくて、田中真紀子が中国
>重視という政策で何かやったか?という記憶がさっぱりないんですけどね。
>
目の付け所は急所にやや近いでしょうがそれでも、外れているのではないで
しょうか。
大臣が政策をやるなどということが出来るとお思いのようですが、歴代の大臣
で大臣の手腕で行政をした人っているのでしょうか。
そもそも、行政とは立法機関で作った法律の執行です。行政が立法を行うので
はないのですよ。立法を差し置いて行政が立法もどきを発令して何かをやれと
いうことは、あなたの希望は三権分立に反する要求です。
田中だろうが菅直人だろうが、立法に基づかない行政など不可能のはずではな
いでしょうか。
それとも、三権分立を犯して何か行政が立法もどきを作って勝手にやってくれ
とあなたは要求しているのですか。そのようですが、これは無知蒙昧、魑魅魍
魎のご意見です。

田中真紀子が中国重視でわが国が中国政策をそのために転換できるものではあ
りません。国会が中国重視の立法を作って、内閣はそれを実行する立場です。

しかし、あなたが確信の入り口にいると申し上げたのは事実でしょう。
なぜなら、現実にはチャイナスクールと呼ばれる官僚集団が、立法などとは無
関係に自分たちの恣意でさまざまな行政を行っているからですよ。端的なのが
大使館駆け込みの脱北者への対応です。内部での支持では保護しろとはなって
ない。逆。こうした、独走が官僚のもう一つの事実上の行動規範により成り
立っている。これが、対外的には通達、行政指導という形でいくらでも出せ
る。かといってそれらの通達や行政指導を行うもとの法律というのが必ずしも
あるわけではない。よい行政をするというそのような指針で、いろいろ通達を
出せる。

さらに、立法の案をどんどん出せる。政権与党が言いなりだと単なる現行の読
みのみで通過する。

これが、家産官僚制の実態である以上、政治家に議員立法を期待できても、大
臣には期待できはしない。竹中といえども、立法に基づいた政策しか出来はし
ない。法律を作るように政権与党や、官僚に依頼するのが関の山。仕向けるこ
とは出来ても立法無しの土壌では力なし。だが、官僚はチャイナスクルーの意
志に反した立法など作らないし、マニュアルも自分たちの恣意に基づくものし
か作らない。大臣の指示?そんなもの紙切れ一枚でさえ官僚は反対し、サボ
タージュする。

そして、官僚に逆らえば、真紀子のように吊るし上げを食う。真紀子は家産官
僚制度に改革の手をつけようとして返り討ちにあったのですが、これは、これ
までの行政の行動規範に挑戦した田中真紀子の先見性です。国民は、なにもし
ない停滞などというサボタージュの宣伝にだまされ続けたが、本来なら、家産
官僚機構を打倒する千載一遇のチャンスだった。国民はそのチャンスを逸し
た。大臣が、はじめて明治依頼の敗戦にさえ生き残った家産官僚制を打倒しよ
うとした最高のチャンスだった。これを小泉が命をはって貫けば出来た。しか
し、小泉は逃げを打った。真紀子はさらし者になった。国民は、明治以来最高
にエキサイティングな家産官僚制打破の千載一遇のチャンスを逸したのです。

官僚には、勝手な行政通達を出さぬように、勝手な内部マニュアルをださぬよ
うに法律で細かくその行動を監視する必要があります。このような法律がわが
国にはないのです。このような法律を作ってそれに従った行動をするようにす
ればこれが依法官僚であり、イギリスなどの行政スタイルです。

家産官僚制打倒、依法官僚制の早期実現がわが国には必要不可欠です。田中真
紀子のような偉大な政治家を姑息な個人攻撃で引きずりおろしたマスコミも責
任あり。本質を見抜けない国民も、無能。

Kiyohide Nomura

未読、
2003/10/04 11:54:582003/10/04
To:
"yam" <h_...@h8.dion.ne.jp> writes:

> > 科学技術庁にしろ、外務省にしろ、かなりの専門知識いるはずですが、田中真
> > 紀子はそれが不足したまま強引に自己流を押し通そうとしたんでしょう。
>
>  本当にトップに専門知識が要るかどうが疑問ですね。
>  必要なのはトップを補佐する人間の知識&能力と、
>  現場の人間の報告能力。

トップを補佐する人間の知識&能力があっても、トップが使いこなせないこと
はしばしばありますね。

田中真紀子のケースでいえば、外交問題に対して、外務省の役人以外で外交問
題に詳しい人間をブレインにして政策進める選択肢もあったわけですが、彼女
はそれをしましたか?あるいは、ブレイン候補の提案を田中真紀子がどんどん
採り入れていきましたか?
# 誰が有能な補佐役か、トップが見抜く眼力も入りますが。

私が指摘したいのは、たんに田中真紀子の専門知識の不足ではなく、それを十
分自覚せずに強引に自己流を押し通そうとしたことです。

Kiyohide Nomura

未読、
2003/10/05 0:04:502003/10/05
To:
ITSUKI <it...@mindless.com> writes:

> Junya Suzukiさんの<3f7e7494$0$3983$44c9...@news3.asahi-net.or.jp>から
> >
> >"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message news:bllev3$48$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...
>
> >資質を論ずるなら中国/米国どちらを重視かではなくて、田中真紀子が中国
> >重視という政策で何かやったか?という記憶がさっぱりないんですけどね。
> >
> 目の付け所は急所にやや近いでしょうがそれでも、外れているのではないで
> しょうか。
> 大臣が政策をやるなどということが出来るとお思いのようですが、歴代の大臣
> で大臣の手腕で行政をした人っているのでしょうか。

薬害エイズ事件での管直人元厚生大臣。
# それまでの厚生省の方針転換し、法の筋道にしたがった行政をしたというい
# いかたもできるが。

> そもそも、行政とは立法機関で作った法律の執行です。行政が立法を行うので
> はないのですよ。立法を差し置いて行政が立法もどきを発令して何かをやれと
> いうことは、あなたの希望は三権分立に反する要求です。
> 田中だろうが菅直人だろうが、立法に基づかない行政など不可能のはずではな
> いでしょうか。

法の範囲内での裁量の余地はありますね。
特に、外交、防衛関係では細部にわたるまで事態を予測できないので行政の裁
量の余地は大きいのではありませんか?

> それとも、三権分立を犯して何か行政が立法もどきを作って勝手にやってくれ
> とあなたは要求しているのですか。そのようですが、これは無知蒙昧、魑魅魍
> 魎のご意見です。

日本の議院内閣制では、内閣も法案提出権持っていますね。
それから、大臣の過半数は国会議員でなくてはならないですから、大臣が法案
を提案し、それが国会で可決された後に、大臣が法が法に基づく政策を実行する
ことは合法的ですね。

でも、その内閣を選ぶのは国会ですから、3権分立という意味ではバランスと
れていますね。

Junya Suzuki

未読、
2003/10/05 1:54:412003/10/05
To:

"ITSUKI" <it...@mindless.com> wrote in message news:3f7ee...@news.premium-news.net...

> そもそも、行政とは立法機関で作った法律の執行です。行政が立法を行うので
> はないのですよ。立法を差し置いて行政が立法もどきを発令して何かをやれと
> いうことは、あなたの希望は三権分立に反する要求です。

えっと、外交に関してすべての事柄が立法されていますか?
条約の交渉過程なんて立法機関にタッチさせていないですけど。事後に批准と
いう行為があるだけ(日本国憲法にもそう書いてあります)。

> 田中だろうが菅直人だろうが、立法に基づかない行政など不可能のはずではな
> いでしょうか。
> それとも、三権分立を犯して何か行政が立法もどきを作って勝手にやってくれ
> とあなたは要求しているのですか。そのようですが、これは無知蒙昧、魑魅魍
> 魎のご意見です。

日本国では行政が法律案を国会に提出できます。それ以前に国会答弁などで
政策のアウトラインを示す段階もありますが・・・

> 田中真紀子が中国重視でわが国が中国政策をそのために転換できるものではあ
> りません。国会が中国重視の立法を作って、内閣はそれを実行する立場です。

「田中真紀子」個人で出来るわけがないのはそのとおり。中国重視(というものが
あると仮定して)の政策を示して内閣、官僚、国会、国民に説得できる2番目に
強力な地位に付いたのにも関わらず、何もやっていないように見えたことが彼女の
能力に疑問を抱く一員です。

#1番目はもちろん内閣総理大臣

もっとも、中国重視でも米国軽視でもいいけど政策なんて彼女には存在せずにワイド
ショー受けのいい外務省官僚叩きに奔走したというのが事実に近い気がします。
それが米国軽視に見えたのは日本の外交の根幹が米国にあり、それに関係する
事柄で田中が騒ぎを起こせば官僚が困るから。


ITSUKI

未読、
2003/10/05 8:40:342003/10/05
To:
Kiyohide Nomuraさんの<5fu16o7...@maya.phys.kyushu-u.ac.jp>から

>ITSUKI <it...@mindless.com> writes:
>
>> Junya Suzukiさんの<3f7e7494$0$3983$44c9...@news3.asahi-net.or.jp>から
>> >
>> >"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message news:bllev3$48$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...
>>
>> >資質を論ずるなら中国/米国どちらを重視かではなくて、田中真紀子が中国
>> >重視という政策で何かやったか?という記憶がさっぱりないんですけどね。
>> >
>> 目の付け所は急所にやや近いでしょうがそれでも、外れているのではないで
>> しょうか。
>> 大臣が政策をやるなどということが出来るとお思いのようですが、歴代の大臣
>> で大臣の手腕で行政をした人っているのでしょうか。
>
>薬害エイズ事件での管直人元厚生大臣。
># それまでの厚生省の方針転換し、法の筋道にしたがった行政をしたというい
># いかたもできるが。
私は菅さんは高く評価しています。薬害エイズでの戦いは実に立派でした。
しかし、菅さんは、官僚と戦って薬害エイズの厚生省の行政の間違いの証拠資
料を提出させたのです。本来はすんなりと、提出すべきなのに抵抗を続けてし
なかった。それなら、私が探すといって棚を一つ一つ探す意志を示した。こう
した官僚との闘争の結果です。このような官僚行政の牙城と書類一枚出させる
のに闘争しなければならない大臣職というのが、あなたは大臣の本来の任務だ
とお思いでしょうか。大臣は担当する官庁においては最高責任者です。責任は
大臣が最高責任を負うでしょう。その最高責任者が権威において命令して官僚
と対決し続けねば、官僚の不正な反公僕的な不始末を示す証拠書類を出させこ
とができない。そのために、全エネルギーを使う、このような機構にどうして
なっているのか、そこが問題の本質ではないでしょうか。

官僚に、国民中心の行動精神があり、公僕としての思考と行動をしていれば問
題は当然起こらなかった。人災どころか犯罪的行為です。この犯罪的行為が何
のチェック機能もなく、官僚の恣意で、当たり前になされている。もし、法律
により、こと細かく、行政の執行にあたり、するべきこと、してはいけないこ
と、そのチェック機構、こうしたものが罰則とともに記述されていれば官僚の
恣意でどうにでも行えるというような行政の執行にはならなかったでしょう。
日本の官庁は、こうした、細かい行政執行の取り決めや国民のチェック機能が
ありません。官僚に恣意的に行政を執行する場を与えています。一日もはやく
細かい方にのっとった官僚の行政執行がなされるようにすること、恣意により
なされることのないように十分な国民のチェック機能が働くようにすることが
大切です。

わが国は法治国家です。官僚の恣意で行政をするのは法治国家ではありませ
ん。菅さんのしたことは、立法府で可決した法律を行政が執行したという性質
の仕事ではありません。それ以前の仕事です。恣意で不当な判断をしていた官
僚の不正証拠を、国民中心の公僕の精神にのっとり、提出させたということで
す。公僕の精神に反した官僚行為を官庁の最高責任者として糾弾したのであ
り、それは大臣の政策というより、公僕としての、腐った行政への糾弾です。
公僕としてのまともな精神で行政がなされていれば、なんら起こりえないもの
です。

行政はそのような公僕としてのまともな精神でなされるものであること、これ
は当然のことではないでしょうか。官僚の恣意でなされる行政には、こうした
公僕としてのまともな精神が具現されない危険が付きまといます。権力があ
るのみでは権力は必ず腐敗します。細かい行政執行の取り決めや国民のチェッ
ク機能が必要です。一日もはやく細かい法律にのっとった官僚の行政執行がな
されるようにすること、恣意によりなされることのないように十分な国民のチ
ェック機能が働くようにすることが大切です。

その上で、大臣は立法府で成立した法律に従い、はじめて行政の執行をするこ
とが出来ます。立法府を通過しなければ、法律ではありません。官僚の通達に
すぎません。この通達が、官僚の恣意で行われるのでは、国民の意を反映しな
いものであり、二重管理です。細かい法律による規制をもってマニュアル化す
ること、その活動をチェックすることが必要です。


>
>> そもそも、行政とは立法機関で作った法律の執行です。行政が立法を行うので
>> はないのですよ。立法を差し置いて行政が立法もどきを発令して何かをやれと
>> いうことは、あなたの希望は三権分立に反する要求です。
>> 田中だろうが菅直人だろうが、立法に基づかない行政など不可能のはずではな
>> いでしょうか。
>
>法の範囲内での裁量の余地はありますね。
>特に、外交、防衛関係では細部にわたるまで事態を予測できないので行政の裁
>量の余地は大きいのではありませんか?

勘違いがあるのではないでしょうか。
行政の裁量?そんなものはありません。行政は法律にのっとってなされねばな
りません。一切の、法律にのっとらない恣意というのは法治国家ではありえま
せん。条約の事後の批准は、法律で定めている行為です。行政の裁量ではあり
ません。立法府で認めるという行為が必要です。
法律が、すべて任した。官僚の自由にやれという白紙委任の法律を作れば、そ
れも依法でしょう。そんな法律、日本に存在するのですか?存在したら教えて
ください。

>
>> それとも、三権分立を犯して何か行政が立法もどきを作って勝手にやってくれ
>> とあなたは要求しているのですか。そのようですが、これは無知蒙昧、魑魅魍
>> 魎のご意見です。
>
>日本の議院内閣制では、内閣も法案提出権持っていますね。
>それから、大臣の過半数は国会議員でなくてはならないですから、大臣が法案
>を提案し、それが国会で可決された後に、大臣が法が法に基づく政策を実行する
>ことは合法的ですね。

立法府を通すことが必要です。立法府で成立した法律なら、問題ないですね。
しかし、法案提出権を持っていても、立法府で成立しない法律の執行は出来な
いではありませんか。いや、ところが、行政指導や、通達というのは現実的に
立法府で成立した法律にしたがったものばかりではありません。
許認可権を持った官庁が、準法律的な、実質的には法律と同等の力を持たせた
通達を出しています。さからえば認可されない。強制力といってよい。
このような通達は、官僚の恣意によりなされる。国民のチェック機能がない。
許認可権を与えっぱなしで、不正な許認可をしてないか、公僕の精神に反した
通達を出してないか、官僚組織のための通達をだしてないか、チェック機構が
ない。法律で、官僚が公僕の精神に反した行為をしないようにしておくことが
必要です。許認可権は権力の象徴そのもの。権力は腐敗します。

議員内閣制ですから、内閣が法案を提出するのは当然でしょう。政権与党の賛
成がなければ通常は成立しないでしょうから、大臣一人の恣意で国政が左右さ
れることはありえませんから、理論的に大臣が法案を提出できても、そこには
政権与党の賛意が前提されているでしょうが。とうぜん、政権与党の法案吟味
を経ていると技術論としてはみるべきでしょう。

>
>でも、その内閣を選ぶのは国会ですから、3権分立という意味ではバランスと
>れていますね。
>

問題はやはり、官僚の恣意性をいかに、法律で規制するかでしょう。菅さんの
ような人が大臣になったとき、反公僕の公務員との対決で勢力を浪費するので
なく、手足となって動いてくれる機構であることが、内閣にとっては不可欠。
でなければ、民意は反映されないとおもいます。そのような機構であれば菅さ
んはもっともっと必要な行政の執行をできたでしょうに。国民にしては大きな
損失ですね。

ITSUKI

未読、
2003/10/05 9:12:172003/10/05
To:
Junya Suzukiさんの<3f7fb231$0$4000$44c9...@news3.asahi-net.or.jp>から

>
>"ITSUKI" <it...@mindless.com> wrote in message news:3f7ee...@news.premium-news.net...
>> そもそも、行政とは立法機関で作った法律の執行です。行政が立法を行うので
>> はないのですよ。立法を差し置いて行政が立法もどきを発令して何かをやれと
>> いうことは、あなたの希望は三権分立に反する要求です。
>
>えっと、外交に関してすべての事柄が立法されていますか?
>条約の交渉過程なんて立法機関にタッチさせていないですけど。事後に批准と
>いう行為があるだけ(日本国憲法にもそう書いてあります)。

ええ、野村さんのご意見にかきましたので省略しますが、批准されればこれは
立法府を通過したのですから問題ないですね。

>
>> 田中だろうが菅直人だろうが、立法に基づかない行政など不可能のはずではな
>> いでしょうか。
>> それとも、三権分立を犯して何か行政が立法もどきを作って勝手にやってくれ
>> とあなたは要求しているのですか。そのようですが、これは無知蒙昧、魑魅魍
>> 魎のご意見です。
>
>日本国では行政が法律案を国会に提出できます。それ以前に国会答弁などで
>政策のアウトラインを示す段階もありますが・・・
>

提出権がありますが、それでも、立法府の通過が行政の前提ですね。
行政は、法に基づく執行でしょう。法治国家ですから。

ただ日本には、法律でない法律がある。官僚の恣意的な通達です。
これの国民によるチェック機能がない。ここが問題。許認可権は権力です。権
力は腐敗します。すでに腐敗してますが。

>> 田中真紀子が中国重視でわが国が中国政策をそのために転換できるものではあ
>> りません。国会が中国重視の立法を作って、内閣はそれを実行する立場です。
>
>「田中真紀子」個人で出来るわけがないのはそのとおり。中国重視(というものが
>あると仮定して)の政策を示して内閣、官僚、国会、国民に説得できる2番目に
>強力な地位に付いたのにも関わらず、何もやっていないように見えたことが彼女の
>能力に疑問を抱く一員です。
>

田中さんは当該官庁の最高責任者ですが、官僚がすでに裏官庁を旗揚げしてい
るのですから。そりゃ、膨大なレクチャーが官僚よりなされなければ、誰だっ
て何にもわかりませんよ。通常はこの特訓をするのに、彼女はレクチャーされ
なかった。この事実を、官僚を使えなかったという視点では、日本は永久に官
僚の牙城を崩せない。立法とは別に、恣意的な官僚の采配が許認可権をバック
にして通達によりなされる。権力は腐敗します。すでに腐敗してますが。
公僕の精神にのっとり行政を行いように、官僚のチェック機能が必要です。
それが反公僕的な官僚の恣意か公僕の精神にのっとった行為か。

田中さんは、人事権を持っている。それを行使させることすら官邸はさせな
かった。本質は、官僚が恣意的な行動をするのでなく法律にのっとった行動を
することでしょう。そのような官僚にするにはどうすればよいか。そこが本
質。法により動くこと、国民のチェック機能を持たすこと。これは不可欠で
しょう。田中さんの個人攻撃では、官僚言いなりの大臣しか出てこない。官僚
の恣意性に、日本国民は振り回される。危険ですよ。


>#1番目はもちろん内閣総理大臣
>
>もっとも、中国重視でも米国軽視でもいいけど政策なんて彼女には存在せずにワイド
>ショー受けのいい外務省官僚叩きに奔走したというのが事実に近い気がします。
>それが米国軽視に見えたのは日本の外交の根幹が米国にあり、それに関係する
>事柄で田中が騒ぎを起こせば官僚が困るから。

米国のイエスマン?
それはポチではないでしょうか。重視と追従は違うでしょう。小泉内閣は、外
務省改革をしなかった。それをみないで田中さんの奮戦をキチガイ女のように
仕立てた罪は重大。

Shinji KONO

未読、
2003/10/05 9:19:562003/10/05
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <3f801...@news.premium-news.net>, ITSUKI <it...@mindless.com> writes


> 田中さんは当該官庁の最高責任者ですが、官僚がすでに裏官庁を旗揚げしてい
> るのですから。そりゃ、膨大なレクチャーが官僚よりなされなければ、誰だっ
> て何にもわかりませんよ。通常はこの特訓をするのに、彼女はレクチャーされ
> なかった。

なんか「レクチャーしようとしたんだが聞いてくれなかった」みた
いな事務次官のぐちが新聞に載っていたような... 聞かないって選
択もありだろうなとは思いましたけどね。

官僚の監視をどうするかってのは難しい問題だけど... 情報公開とか
キーワードはあるけどさ。

ITSUKI

未読、
2003/10/05 9:27:502003/10/05
To:
Shinji KONOさんの<3989057...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>から

>河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
>In article <3f801...@news.premium-news.net>, ITSUKI <it...@mindless.com> writes
>> 田中さんは当該官庁の最高責任者ですが、官僚がすでに裏官庁を旗揚げしてい
>> るのですから。そりゃ、膨大なレクチャーが官僚よりなされなければ、誰だっ
>> て何にもわかりませんよ。通常はこの特訓をするのに、彼女はレクチャーされ
>> なかった。
>
>なんか「レクチャーしようとしたんだが聞いてくれなかった」みた
>いな事務次官のぐちが新聞に載っていたような... 聞かないって選
>択もありだろうなとは思いましたけどね。
>

ここのところは新聞報道は、歪曲しているでしょう。

たしかに随分むちゃくちゃな、報道がされてますね。報道機関が本質を伝えて
ないと思いますね。


>官僚の監視をどうするかってのは難しい問題だけど... 情報公開とか
>キーワードはあるけどさ。

まさに情報公開でしょう。官僚の任期制という堺屋さんらの提言も重要です
ね。予算なんて、別に難しいものじゃない。河野さんもやってみたいのでは。
よい研究が出来ると思いますよ。

おいらはMac

未読、
2003/10/05 19:41:452003/10/05
To:

"SEO Shirou" <ses...@myself.com> wrote in message
news:3f7d5ee3$1...@127.0.0.1...
> Murakiさんの<3f7d1...@news.premium-news.net>から

なるほど、素晴らしい見解だと思います。

ただし、そうしますとこれまでの日本社会の他分野にも大きな影響を与えることにな
りますね。例えば各々の大学の役割。またマイナス面として公務員試験が本当に能力
ある人材を選抜できるのかと言うのも問題でしょう。この点は大学入学試験と公務員
試験の二重試験にパスしたという実質から現在の有り方の方が安心できるのではない
でしょうか?人間性は必ずしも相応しいとは限らないでしょうが。

それよりも何よりもこのような考えが将来もたらすであろう「衆愚主義」に拍車をか
けることにならないか、であります。これはうがった見方だと考える向きもありま
しょうが、恐らくそうなるで有りましょう。しかし、結果としてそれは日本の将来に
は利益な事ではないのです。日本では今後はいっそう「エリート主義」が要請されて
いる。どんな考えも利点があり欠点があるがその中でもより利益的な方策を選ぶべき
なのです。一般の国民は気付いてはいないけど、衆愚主義は結果的に国民のためには
ならない。

--
おいらはMac@Individual.NET

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