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乗数効果はなぜ働かないのか、その本質 は。

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Muraki

未読、
2003/09/23 5:05:392003/09/23
To:
ケインズの限界効率論というのが有る。
景気y=消費c+投資i
として、yの増加は企業の設備投資iを増やす。つまり有効需要が増加。つまり、景
気yがよくなる。

80年代後半の過大な設備投資がたたり、92~94年は設備投資不況。政府・日銀の景気
対策は民間設備投資の代わり程度の効果のみにしかならず。
91年より消費不況深刻化。
96年設備投資の若干の回復。大増税。これで景気墜落。
97年金融危機。
政府、消費不況になすすべ無し。

1200兆の個人資産塩漬け。
低金利。
お金の海外逃亡により円安。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
打開策は、
1.倒産企業の退場を実施。銀行でも、同じ。
2.中小の企業のための直接金融市場の開設をするべし。
3.官僚監視機構は作るべし。

銀行の倒産は、老後資金の消滅という人もいるだろぅが、
超低金利では、箪笥預金も多かろう。たとえ、銀行倒産しても
それは低所得者層の失業、資産なし層の失業、および、倒産の現実とおなじ部類。
銀行は、政府より金を注入してもらって生き延びても、これでは金を融資して利潤を
生むという本来の役割にはならない。
ただの延命。日本衰退の方向に変わりなし。
中小企業に血はまわしてもらえない。リスク産業は資金が途絶える。これでは日本衰
退の方向。
1200兆の個人資産というが、老後預金は、富を生まない、ただの食いつぶし資金。生
きれば無くなる。日本衰退への方向線上。
要するに、ジリ貧日本。

1円資本金では、資金はなし。ベンチャービジネスが起こらない。中小企業が負いこ
らない。中小企業がおこるということは、それ自体が需要。つまり、消費+投資。つ
まり、中小企業がおこれば起こるほど、有効需要が膨らむ。これ、住宅建設とおな
じ。家を作ると家具も売れる。有効需要の喚起。しかし、中小企業がおこせない。資
金ショート。じいちゃんばあちゃんの老後資金で消滅の運命。生きれば生きるほど消
えてなくなるただの生活費。年金の準備金もおなじ。食いつぶし金。生かす道無しで
海外逃亡。円安の元凶。あらゆるものが日本衰退の方向。


どうする。日本再生は。

資金をリスクの高い産業でも集められるような市場をつくれ。
そのために、銀行のみが中小企業の金を回す日本のシステムをぶち壊せ。
そのために、ろくでもない、倒産してる銀行に資金など注入して生きながらえさせる
な。


なのに、官僚制度は、うえのやるべきことをせず、やってはいけないことを続けてい
る。
官僚支配を日本は脱出させねば国が壊れる。すでに壊れている序曲。
seoさんのいう家産官僚制機構の監視機構は急を要する。


バッカじゃないの。内閣改造なんかで、なんで家産官僚制がないくなるの?
ナゼ、日本国民はシャッポのすげ替えで日本がよくなるかもしれないなんて来たいす
るの。
小泉政権に、このような力あるわけなイッショ。
憲法改正論のまえに、日本を風通しのよい非家産官僚制度にする、つまり、官僚監視
機構に匹敵する機構を作り、市民、政治家はこれを主導する。こうしなければだめで
しょう。


幹事長が若い。世代交代。こんなもん何度してもだめ。日本を変えるには、政権交代
して、官僚主導の国を市民、政治主導の国にする以外なし。

Shinji KONO

未読、
2003/09/23 7:01:462003/09/23
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <3f700...@news.premium-news.net>, "Muraki" <mura...@doglover.com> writes


> 80年代後半の過大な設備投資がたたり、92~94年は設備投資不況。政府・日銀の景気
> 対策は民間設備投資の代わり程度の効果のみにしかならず。
> 91年より消費不況深刻化。
> 96年設備投資の若干の回復。大増税。これで景気墜落。
> 97年金融危機。
> 政府、消費不況になすすべ無し。

金利とか総需要抑制とか為替とかに言及がないのも残念だけど...

> 打開策は、
> 1.倒産企業の退場を実施。銀行でも、同じ。
> 2.中小の企業のための直接金融市場の開設をするべし。
> 3.官僚監視機構は作るべし。

なんか竹中金融相の言っているとおりじゃん。個人消費を問題にす
るのに企業よりの政策ばかりではダメだと思うよ。

乗数効果とかいう言葉を出しているのだから、個人消費の合理的予
測との関連みたいな話が書いてあるのかと思った。ちょっとがっか
りです。

ま、別に景気回復に奇跡の一手があるわけでもないけどさ。大学に
いる身としては、結局は、個人の能力を上げていくしかないとは思
いますけどね。それが自分で出来ることなわけだし。

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)

Muraki

未読、
2003/09/23 7:34:382003/09/23
To:
ケインズの限界効率論というのが有る。
景気y=消費c+投資i
として、yの増加は企業の設備投資iを増やす。つまり有効需要が増加。つまり、景
気yがよくなる。

80年代後半の過大な設備投資がたたり、92~94年は設備投資不況。政府・日銀の景気


対策は民間設備投資の代わり程度の効果のみにしかならず。
91年より消費不況深刻化。
96年設備投資の若干の回復。大増税。これで景気墜落。
97年金融危機。
政府、消費不況になすすべ無し。

1200兆の個人資産塩漬け。
低金利。
お金の海外逃亡により円安。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー


打開策は、
1.倒産企業の退場を実施。銀行でも、同じ。
2.中小の企業のための直接金融市場の開設をするべし。
3.官僚監視機構は作るべし。

銀行の倒産は、老後資金の消滅という人もいるだろぅが、


超低金利では、箪笥預金も多かろう。たとえ、銀行倒産しても
それは低所得者層の失業、資産なし層の失業、および、倒産の現実とおなじ部類。
銀行は、政府より金を注入してもらって生き延びても、これでは金を融資して利潤を
生むという本来の役割にはならない。
ただの延命。日本衰退の方向に変わりなし。
中小企業に血はまわしてもらえない。リスク産業は資金が途絶える。これでは日本衰
退の方向。

1200兆の個人資産というが、そのうち老後預金は、富を生まない、ただの食いつぶし


資金。生きれば無くなる。日本衰退への方向線上。
要するに、ジリ貧日本。

1円資本金では、資金はなし。ベンチャービジネスが起こらない。中小企業が起こら


ない。中小企業がおこるということは、それ自体が需要。つまり、消費+投資。つ
まり、中小企業がおこれば起こるほど、有効需要が膨らむ。これ、住宅建設とおな
じ。家を作ると家具も売れる。有効需要の喚起。しかし、中小企業がおこせない。資

金ショート。じいちゃんばあちゃんの老後資金は消滅の運命。生きれば生きるほど消
えてなくなるただの生活費。年金の準備金もおなじ。金は食いつぶし金。生かす道無
しで海外逃亡。円安の元凶。あらゆるものが日本衰退の方向。

どうする。日本再生は。

資金をリスクの高い産業でも集められるような市場をつくれ。
そのために「銀行のみが中小企業の金を回す」日本のシステムをぶち壊せ。
そのために、ろくでもない、実質倒産してる銀行に資金など注入して生きながらえさ
せるな。

なのに、官僚制度は、上のやるべきことをせず、やってはいけないことを続けてい
る。
官僚支配を日本は脱出させねば国が壊れる。すでに壊れている序曲。
seo氏も言ってるが、家産官僚制機構の監視機構は急を要する。


バッカじゃないの。内閣改造なんかで、なんで家産官僚制がなくなるの?
ナゼ、日本国民はシャッポのすげ替えで日本がよくなるかもしれないなんて期待す


るの。
小泉政権に、このような力あるわけなイッショ。
憲法改正論のまえに、日本を風通しのよい非家産官僚制度にする、つまり、官僚監視
機構に匹敵する機構を作り、市民、政治家はこれを主導する。こうしなければだめで
しょう。

政権は交代必要。交代する側は、日本再生は家産官僚制の監視、そして解体へ。
市民、政治主導の政治に転換する。その策、およびブレイクダウンしたタイムスケ
ジュールを示せ。


官僚制度の改革と同時に、政党をこそ改革しなければならない。小泉さん、あなたは
官僚政治を変えられない。自民党ではなく、新しい政党理念をもつ政党がこの国には
必須。
幹事長が若い。世代交代。こんなものではだめ。日本を変えるには、家産官僚背打破
の理念政党に政権交代して、官僚主導の国を市民、政治主導の国にする以外なし。

日本は変えられる。長いものに巻かれろや、寄らば大樹の陰根性をすてろ。その根性
が日本を腐らせ衰退させ破滅へと導いている。
民主党よ、野党なら、第二自民党とは違うという政党理念を提示しろ。家産官僚制度

対決姿勢を示せ。さらに、タイムスケジュールを示せ。直接金融市場の開設を、至急
国会に上程せよ。官僚機構監視制度をぶち上げろ。憲法改正論議などでごまかすのは
どの政党ももうやめろ。そのまえに国体を一新しろ。風通しをよくしろ。

君たち政治家が国民を愚民政治におとしめている。この国民には資本主義の精神が無
い。
つまり、徳の樹立<==>最後の審判での救済される選ばれるものの姿<==>
勤勉的な利潤追求、このような姿は無い。その正反対での姑息なゴキブリ経済、出し

き商売、徒党商売、つるむ商売、つるむ政治、反徳政治の反徳商売が目に付く。この
国は腐っている。この国の国民はバカばかりだ。タレントベースで政治家に投票す
る。
西部警察の石原プロダクションが応援する政治なんてばかばかしくてばかばかしく
て。
どこまでばかだこの国民は。

だからこそ、政党理念に革命を起こした政党の出現がいるのだ。どんな馬鹿でも
説明すればある程度はわかる。なのに、説明さえしない政党のばかものどもよ。
そんな政党は、破産政党だ。退場せよ。政治市場から退場せよ。レッドカード。

おいおい、何でそこに居るの、退場のはずだが、君らは。そうか、君らは色盲集団
だったのか。だから、レッドカードも赤信号も見えないのだね。総入れ替え総入れ替
え。
政治家みんな総入れ替え。政党政治を残すなら、青年将校が出てくる前に
色盲でない政治家集団が要るよ。さもなきゃ、青年将校が出番だと思ってでてくる
よ。
そうならなきゃ分からんのかねえ。でてくればさぞいうことをよく聴く、めいめい小
ヤギになることだろうね。
もし、この国に青年将校に出番の芽があるなら、いまごろ青年将校はそう思ってると
思うよ。青年将校待望論が出てくる前に、はやく、政党革命がいるでしょうよ。
なあ、とっつぁん。そう思わんかね。

Muraki

未読、
2003/09/23 7:39:232003/09/23
To:

"Muraki" <mura...@doglover.com> wrote in message
news:3f700...@news.premium-news.net...

> ケインズの限界効率論というのが有る。
> 景気y=消費c+投資i
> として、yの増加は企業の設備投資iを増やす。つまり有効需要が増加。つまり、

> 気yがよくなる。
 どこでどう間違って、送信したのでしょうね。どっかで知らぬ間に送信したようで
す。

Muraki

未読、
2003/09/23 8:04:052003/09/23
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3988988...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
> In article <3f700...@news.premium-news.net>, "Muraki"
<mura...@doglover.com> writes
>> 金利とか総需要抑制とか為替とかに言及がないのも残念だけど...
>
> > 打開策は、
> > 1.倒産企業の退場を実施。銀行でも、同じ。
> > 2.中小の企業のための直接金融市場の開設をするべし。
> > 3.官僚監視機構は作るべし。
>
> なんか竹中金融相の言っているとおりじゃん。個人消費を問題にす
> るのに企業よりの政策ばかりではダメだと思うよ。

個人消費の予測ですか?
大原則は、所得の拡大ですよね。
限界消費性向×国民総所得(=国民総生産=国民総供給)が消費ですからね。
所得を拡大させない限り消費は、伸びないのですし
一方所得拡大の政策はなされてないのですから消費は伸びないというのが予測として
当然ですよ。

それじゃ、所得を伸ばすにはどうするか、これは需要を伸ばせばのびるのは分かって
いますが
有効需要を政府が刺激しても、加速度原理も働かず、乗数過程が生じない。つまると
ころ
(限界消費性向×国民総生産)がのびない。

投資機会が著しく低迷。奇跡の一手がないといいますがいくらでも有りますよ。

たとえばそれが、直接金融市場の開設です。企業が自社の資金需要を市場で求められ
ればよ
い。日本にはそれがない。
上場しなければならないようなものはあれは、特定銘柄の祭りみたいなもの。老舗の
祭りに町内のポンコツベンチャーは出られない。
でも、このように、銀行からの間接金融をするシステムは、官僚の腹。これで産業界
を牛耳る。
だから、こんなシステムやめればよいそれだけ。
なんで、それなのに、竹中がすでにやってるようなことをあなたは言うのでしょね。
竹中はやってませんよ。
いいなり、つるむ、そこに鎮座している官僚と同席。これじゃ日本は変わらない。こ
んな政権政党は退場してもらえばよい。
選挙でね。これが社会への契機。民主主義の本質。河野氏ともあろうおかたが、軌跡
に手はないなどといっててはこまる。

>
> 乗数効果とかいう言葉を出しているのだから、個人消費の合理的予
> 測との関連みたいな話が書いてあるのかと思った。ちょっとがっか
> りです。
>
> ま、別に景気回復に奇跡の一手があるわけでもないけどさ。大学に
> いる身としては、結局は、個人の能力を上げていくしかないとは思
> いますけどね。それが自分で出来ることなわけだし。

あなたの嫌いな官僚政治をもっと槍玉に挙げるほうがよっぽど大切。
役人のくだらなさをいやというほどあなたは感じてるわけですから、こんな役人政
治、やめさせればよい。
なんでオンブズマン強化、情報公開拡大、官僚監視機構創設運動と発想を展開しない
の?

Muraki

未読、
2003/09/23 17:57:252003/09/23
To:

"Muraki" <mura...@doglover.com> wrote in message
news:3f703721$1...@news.premium-news.net...
>

若ければよいという発想は、危険だよ。
若い、としよりだめ、という発想のいくつ先は、若いのが何かやってくれることを期
待して眺める->
若いものの突出<-利用するグループ
こういう構図。
世代交代というが、そんなもので政治が変わりはしない。もし、若いのに託す論が横
行すれば
行き着く先は青年将校待望論に行き着く。改憲で自国の軍隊保障基盤さえ出来れば、
その銃口はお墨付きだ。国益に反する制度の改善を要求し、断行する暴力肯定論はで
ない方がおかしい。
銃口を前に立ちふさがる政治家など一人もいはしない。国民も。
これは、古今東西歴史的事実である。銃口に勝てる政治家はいない。軍の掌握なくし
て政権なし。

まかせることの行き着く先。我が国民は承知しているのか。いない。
断じていない。改憲論を、自衛隊の肯定という一面でのみとらえて急ぐことは同時に
別の芽が急成長することも覚悟するべし。その芽をのぞむものも居ることを知るべ
し。
改憲論のまえに、家産官僚機構を制御する、廃止する、そんな拮抗機構を樹立する必
要必至である。
政党のマニフェストにナゼ、正々堂々とその文言がでないのか。政党政治の自らの放
棄か。

このままいけば、行き着く先は見えている。知識階級の怠慢。

抵抗勢力

未読、
2003/09/23 19:03:162003/09/23
To:
仰せのとおり、知らないうちに、限界論。
そして、その限界は、知らないうちに、越えるでしよう。
人間は、自由を求め、そして、相対を求める。
そうした、有性生殖には、発情が、不可欠です。
それ故、そろそろ、規制緩和も、必要でしょう。
手始めに、指定工事店制度の廃止。
そして、出資匿名組合の全面解禁。
やはり、法改正も、必要でしょう。
それは、老いた魂と、無謀な若さを、交換する社会契約。
小泉さんは、ドイツの音楽だけでなく、文学にも、憧れて、居られます。
そして、その憧れを知る者が、悲しみを知る者。

献金歓迎の抵抗勢力 do...@cocoa.freemail.ne.jp 


"Muraki" <mura...@doglover.com> wrote in message

news:3f703...@news.premium-news.net...

SEO Shirou

未読、
2003/09/24 10:49:092003/09/24
To:
Murakiさんの<3f70c240$1...@news.premium-news.net>から

>
>"Muraki" <mura...@doglover.com> wrote in message
>news:3f703721$1...@news.premium-news.net...
>>
>
>若ければよいという発想は、危険だよ。

>改憲論のまえに、家産官僚機構を制御する、廃止する、そんな拮抗機構を樹立する必


>要必至である。
>政党のマニフェストにナゼ、正々堂々とその文言がでないのか。政党政治の自らの放
>棄か。
>
>このままいけば、行き着く先は見えている。知識階級の怠慢。

同感。
軍隊というのは、これは最強の官僚なんだよ。
みんなその議論をしない。これは古今東西皆同じ。軍というのは最強の家産官
僚制度なんだよ。通常、誰の財産を守る軍隊かは主人が誰かによって決まる。
主人が国王なら国王の軍隊。主権者が君主なら君主の軍隊。独裁国家ならたと
えば、独裁者の、つまりスターリンの軍隊であり金正日の軍隊。民主国家な
ら、本来は主権国民なら国民の軍隊のはず。しかし、家産官僚制である限り
そうはいかない。官僚が自らを主人としている限り官僚家の軍隊になる。これ
は憲法論議の範疇を超えている運用レベルの実態。つまり、君主をお飾りにも
出来るし国民をお飾りにも出来る。実質、自分が主人として機能できるわけで
す。家産官僚制の原点はここにある。独裁者の家産官僚機構となるか、主人が
いなければ自らが、主人となる官僚家の財産を管理するいわゆる家産官僚とな
る。

そして、軍は、特殊な官僚機構である。そこには法とは別に、銃口を持つ点が
異なる。軍が、国民を主人とする家産官僚というなら、矛盾する。国民を主人
とするなら、胸下三寸でことをきめられる人間の恣意が意思決定する家産官僚
ではなく、法に基づく法衣官僚機構にならねばならない。わが国は、法衣官僚
機構の皮をきた家産官僚機構である。これは、各省庁からの通達が紙切れ一枚
のどうにでも発令できる大まかな文言があり、官僚が恣意に基づき下々に細か
い通達を出していることで証明される。

わが国はこの家産官僚機構により、今日の経済的低迷を招いている。
公開資本市場開設をし、公開労働市場を開設し、有効需要そのものである「投
資の機会」を作らねばならない。いまは中小ベンチャー企業の設立が著しく疎
外されている。
一円資本で登記が出来てもそれでは実質運転資金にはならない。銀行からの間
接融資は、実質的に倒産に値する銀行により、自己資本の維持のためだけに生
きてるため受けられない。貸しはがしまである。銀行本来の業務が出来ないで
居る。官僚は銀行に金をたれながし、銀行を通してしか金を借りられない企業
に生きるすべはない。銀行は機能していない、死んでいる。それを無理に生か
すのは官僚の銀行を使っての産業支配の何ものでもない。腐った銀行は倒産さ
せねば生きてる企業までが壊疽で腐って死ぬ。すでにこれはひろがっている。

このような家産官僚機構を別系統で、強力に監視しない限り、官僚機構はその
腐敗によりわが国を食いつぶす。
権力は腐敗する。官僚機構を腐敗させないためには、アメリカの大統領制の
ように大統領が代われば役人一新となるか、スターリンのようなKGB機構で
官僚を監視するか、中国の明のような厳罰で官僚を震え上がらせるか、何らか
の別系統の組織による監視機構が不可欠である。
このような、銃口を持たない家産官僚制度に対してさえ、わが国民は一切、監
視機構を持っていないではないか。今のオンブズマン制度では屁のツッパリに
もならない。情報公開法で官僚機構の監視を鋭く監視することのできるもので
なければ、さらに厳格な刑罰で処罰するなり、さらに任期制で総入れ替えする
なりしなければならないのに、わが国は家産官僚制度に対して一切の監視機構
を持つまでには遠くいたっていないではないか。
しかるに、軍は、家産官僚機構の中でも突出した暴力という銃口を持った最強
の官僚制度なのである。陸軍においても、海軍においてもわが国は、それぞれ
の機構が互いに敵視しあうほどの各官僚機構を内部に深く根を張っていた。軍
そのものがさらにそれぞれの城壁を奥深く持っていたのである。軍は最高最強
の官僚機構であることを忘れてはならない。このような最高最強の官僚機構
を、丸腰の今の官僚機構でさえ監視できない政治家と国民がどうして監視でき
ようか。改憲を急いで、軍を憲法において容認するという意見が、政府自民党
により2年以内に取りまとめると任期まで小泉首相は示した。だが、家産官僚
機構を監視する声は、いかなる声もあがってはいない。癒着断ち切るなどとい
う生易しいもので何も変わりはしない。監視機構が作られねば、ならない。
このまま、改憲、軍の容認に進めば、丸腰の官僚制度さえ監視できない政治
家、政党、国民が何ゆえ最強の家産官僚制を監視できようか。

景気回復を願う道の途上で、わが国においては今分水嶺にたっている。
軍拡は明らかに一時の有効需要策である。ヒットラーに見るまでもない。米国
ニューディール政策でも空母を作っている。しかし、この有効需要は、破壊を
定期的に繰り返さねば成り立たないものである。アメリカの軍事予算維持のた
めの周期的な戦争実施は別に目新しい指摘ではない。事実である。
わが国の不況脱出がこのほうを選択するのか、それとも、本来の資本主義精神
にのっとり、健全なる複式簿記で、倒産したものは退場してもらい、家産官僚
制度を監視する機構を持って健全なる、合理的な経営と合理的な自由市場によ
り、経済の活性化をはかるのか、いまや二つに一つ。

形勢は、資本主義精神のない我が国民は、ヒステリックな烏合集団に化しつつ
ある。繰り返すが、家産官僚機構を監視し、法衣官僚機構へ向かうことで、さ
らに公開労働市場、公開資本市場、さらに、官僚制度の任期制などで、わが国
は内需拡大策、経済再活性をいくらでも図れる。
大臣選びではわが国は変わらない。人気投票はもう、やめる時期に来ている。
分水嶺に立つ国民は、この地獄と天国の境を、ただ傍観して生きるべきではな
い。家産官僚機構を、一国も早く制する策をとるべきである。
そのための最高最善の方法は、次期総選挙での、意志表示である。まずは野党
第一党に投票を集中するのが最善の道である。政権交代が必要。野党第一党は
第二自民党とならずに、掛け声とパフォーマンスのみの小泉さんの二番煎じに
なることなく家産官僚制の監視機構を樹立することをたかだかとマニフェスト
に記述すべきである。念仏信者もいい加減、政治は念仏集団任せでは機能しな
いことを知るべきである。念仏は念仏、投票は投票。政権交代で家産官僚制を
打破しなければ、日本の夜明けはない。民主主義は、自らが参加し、日々変え
ていくものである。社会への契機というのは至言。黙っていて、転がり込んで
くるようなものは、偽物である。政権交代すべし。発言をすべし。沈黙は暗黒
につながる。黙っていても、家産官僚制機構により救われることはない。

--
SEO Shirou mailto:ses...@myself.com


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SEO Shirou

未読、
2003/09/24 17:52:562003/09/24
To:
SEO Shirouさんの<3f71aee8$1...@127.0.0.1>から
>Murakiさんの<3f70c240$1...@news.premium-news.net>から
>とするなら、胸下三寸でことをきめられる人間の恣意が意思決定する家産官僚
>ではなく、法に基づく法衣官僚機構にならねばならない。
(訂正)
法衣官僚制-->依法官僚制

それにしてもなぜ、政党は、省庁の依法官僚制への変革を問題にあげられない
のか?

いくら、家産官僚制の官僚のもとで、知能指数の低い大臣や政党が
お客のように任期付で官僚家に出入りしても向こうは、定年制、しかも在任中
に天下り法人設立して、ほぼ終身制、自分で法人作って90歳まで理事長してい
たのも居ると聞く。こんな怪物組織に、大臣ほしさ、政権欲しさの、よだれを
たらした腹ペコ犬がまともに、食料豊富な特権集団にたちうちできるはずがな
いではありませんか。これほどの権力はないよ。
もっとかんがえろよ、政治家、政党、シンクタンクに、私設公設秘書にブレー
ン氏諸君。犬小屋に配られる飯のおこぼれ狙いはもうやめたまえ。

それにしても明の官僚粛清はすごかった、(『中国史下』宮崎市定 岩波書
店 参照のこと)

Sin'ya

未読、
2003/09/26 21:50:492003/09/26
To:
>>>>> In <3f700...@news.premium-news.net>
>>>>> "Muraki" <mura...@doglover.com> wrote:
Muraki> 銀行の倒産は、老後資金の消滅という人もいるだろぅが、
Muraki> 超低金利では、箪笥預金も多かろう。たとえ、銀行倒産しても

箪笥預金してたら泥棒に盗まれる危険があるので、1000万円以下づつ分散預
金している方が多いと思います。統計的根拠は示せませんが。(箪笥預金がど
れだけを占めるか統計あります?)
それなりの企業を退職した老人の大半は預金額1億円以下だと思いますので、
分散預金して、通帳は貸し金庫に入れておけば、箪笥預金よりは安全だと思い
ます。

Muraki> それは低所得者層の失業、資産なし層の失業、および、倒産の現実とおなじ部類。
Muraki> 銀行は、政府より金を注入してもらって生き延びても、これでは金を融資して利潤を
Muraki> 生むという本来の役割にはならない。

銀行は倒産しても良いと思いますが、普通預金のようにほとんど利子0の預
金は全額保護されるべきだと思います。箪笥預金が増えて、犯罪者の標的とな
るほうが問題です。
---
兼松真哉

Muraki

未読、
2003/09/26 23:40:592003/09/26
To:

"Sin'ya" <ksi...@quartz.ocn.ne.jp> wrote in message
news:bl2qdo$4ss$1...@news-est.ocn.ad.jp...

> >>>>> In <3f700...@news.premium-news.net>
> >>>>> "Muraki" <mura...@doglover.com> wrote:
> Muraki> 銀行の倒産は、老後資金の消滅という人もいるだろぅが、
> Muraki> 超低金利では、箪笥預金も多かろう。たとえ、銀行倒産しても
>
> 箪笥預金してたら泥棒に盗まれる危険があるので、1000万円以下づつ分散預
> 金している方が多いと思います。統計的根拠は示せませんが。(箪笥預金がど
> れだけを占めるか統計あります?)

箪笥のなかをセンサーするのは、何を詮索するよりもむつかしいでしょう。
あの世の勝新太郎に頼んではどうでしょうか。
箪笥のパンツのなかなどは霊界からのほうが調査に適しているでしょう。

> それなりの企業を退職した老人の大半は預金額1億円以下だと思いますので、
> 分散預金して、通帳は貸し金庫に入れておけば、箪笥預金よりは安全だと思い
> ます。
>
> Muraki> それは低所得者層の失業、資産なし層の失業、および、倒産の現実とおな
じ部類。
> Muraki> 銀行は、政府より金を注入してもらって生き延びても、これでは金を融資
して利潤を
> Muraki> 生むという本来の役割にはならない。
>
> 銀行は倒産しても良いと思いますが、普通預金のようにほとんど利子0の預
> 金は全額保護されるべきだと思います。箪笥預金が増えて、犯罪者の標的とな
> るほうが問題です。

もうじき倒産する腹かもしれませんよ。脅かすようですが。
金利ゼロならみんな銀行から引き上げる。
後はつぶしても、被害は少ない。

箪笥預金も、封鎖預金ーー>デノミ実施で旧貨幣の使用禁止ーーー>財産税徴収
とくれば、どうします?
箪笥から銀行へ行かざるを得ず、いったら、財産税が待っている。もってても使えな
い。
新貨幣は限定数量しか配られない。
インフレ阻止、増税、格好の手段ですが。ないとはいえません。最後のしゅだんとし
て、インフレ阻止、富の再分配の荒業としては復活可能性もあります。とすれば、早
めに金兌換する方法もあります。

年金の原資など、消費税なんていうのは、単なる序の口です。いざとなれば何でもあ
り。お札の大増刷で猛烈に配って、支払うものは支払う。ただし、その後のインフレ
は、必至。戦後、戦前の1ドル2円は占領軍が4円にしてあっという間に360円。その
間、復員軍人にも支払ったが、見事な?、支払い完了策。数字のつじつまは合わせ
た。箪笥預金も、簡単に召し上げられる。朝飯前。

> ---
> 兼松真哉

Muraki

未読、
2003/09/26 23:50:122003/09/26
To:

"Muraki" <mura...@doglover.com> wrote in message
news:3f750...@news.premium-news.net...

> 箪笥預金も、封鎖預金ーー>デノミ実施で旧貨幣の使用禁止ーーー>財産税徴収
> とくれば、どうします?
> 箪笥から銀行へ行かざるを得ず、いったら、財産税が待っている。もってても使え

> い。
> 新貨幣は限定数量しか配られない。
> インフレ阻止、増税、格好の手段ですが。ないとはいえません。最後のしゅだんと

> て、インフレ阻止、富の再分配の荒業としては復活可能性もあります。とすれば、

> めに金兌換する方法もあります。
>

某都市で近年、さらしの反物が大量にでてきました。
戦後、物で持っていたのがでてきた。

金に兌換するチャンスは、預金封鎖の情報が出てからではもう無理です。お早めに。
でも、しない場合は単なる妄想。
マルマル貴金属の株は上がるかもしれません。それより、ベンチャーでこの際、貴金
属店を持つ手もあります。大規模投資をするですって?そういう投機は近代資本主義
の精神に反しているのですが、とっつあん。

Muraki

未読、
2003/09/27 6:20:372003/09/27
To:

"Sin'ya" <ksi...@quartz.ocn.ne.jp> wrote in message
news:bl2qdo$4ss$1...@news-est.ocn.ad.jp...
> >>>>> In <3f700...@news.premium-news.net>
> >>>>> "Muraki" <mura...@doglover.com> wrote:
> Muraki> 銀行の倒産は、老後資金の消滅という人もいるだろぅが、
> Muraki> 超低金利では、箪笥預金も多かろう。たとえ、銀行倒産しても
>
> 箪笥預金してたら泥棒に盗まれる危険があるので、1000万円以下づつ分散預
> 金している方が多いと思います。統計的根拠は示せませんが。(箪笥預金がど
> れだけを占めるか統計あります?)
http://www2.boj.or.jp/dlong/flow/flow12.htm
ここの家計で見て
現金でよいのでは。
ストックですので。箪笥ではなく金庫も含めて。
40兆円位。
黙ってれば分からないんだから、当てにならない。こんなものではないでしょう。

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