でも、井筒監督のことが嫌いな人には、
カモネギ的な攻撃対象になってるみたいですね。
テレビに出るのも良し悪しだよなぁ、と思いました。
まあ、しかし、色々と言われたとしても、
良作「のど自慢」が大コケした時の事を思えば・・・
つまり、テレビで監督の知名度が増したことにより、
「ゲロッパ!」がヒットしてくれるのならば、
それも有名税ということで、良し。
なのかもしれません。
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ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
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"ISHIBASHI" <m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp> wrote in message
news:bjko2f$kvh$1...@bgsv5647.tk.mesh.ad.jp...
> これ、普通に考えれば、
> きち~んと面白い映画になってると思います。
> 古き良き時代のハリウッドコメディの匂いがします。
>
確かに良い言い方をすれば、「古き良き時代」となるのでしょうが、
客観的に見て、出来のいい作品だったようには感じませんでした。
世間の評判が悪いのも頷けます。
だけど、僕はこの作品、好きですよ。
後味が良いじゃないですか。
作り手の愛情あふれる作品です。終始一貫して、家族愛をテーマ
に押し通すその姿勢。
そして猿真似(物真似タレント)=B級の意地というものも感じるの
ですよ。この監督はどんなに金をかけてもB級テイストの作品を
作ってしまい洗練されていないところに、良くも悪くも日本土着の
匂いを感じさせます。
ところで、この映画を好きになったの理由のもう一つに、なんか
懐かしさを感じさせる雰囲気があったから。この監督は、他の
映画でもそうですが、オリジナル曲を使うことは少ないのでは
ないでしょうか。監督が若い頃に聞いていた思い出の曲を使う
ことが多いのではないでしょうか。
僕は、この映画を見ながらテレビ東京の「今夜はブギウギナイト」
を見ているようなノスタルジーに浸ってしまったのである。
映画を見ながら、思わず足でリズムを取ってしまいましたよ。
「のど自慢」なんかは、まさにそういう作品ですよね。
今回の「ゲロッパ!」は、さすがに「のど自慢」よりは落ちると思いま
すが、かなり良い作品だと私は思います。
例えば、西田敏行が電話で怒りながら泣くシーンなんかは、
あぁ、うまいよなぁ、と感心した次第。
こういうシーンなんかは日本映画ならでは… ですね。
で、興行成績の方ですが、正確なところは分からないですけど、
結構ヒットしてるみたいです。
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ISHIBASHI
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