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イラク多国籍軍の米統一指揮は誤り

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村上新八

未読、
2003/09/04 19:51:062003/09/04
To:
イラクでのゲリラ的攻撃に頭を悩ませている米国は、国際社会に役割分担を求め
て、国連へ多国籍軍派遣を求める安保理決議案の草案を提出した。
イラクの米軍戦死者は300人を越え、米英兵士だけでなく、現地国連本部から
警察まに標的を拡大してきているゲリラ攻撃は一向に沈静化せず、何兆円もの占領費
の負担もさることながら、見えない敵に攻撃されるストレスに兵士の士気も衰えてき
ている米国は、その単独行動主義の失敗を国連に尻拭いさせようとしているのであ
る。
しかし、カネを掛け、血を流した米国としては、多国籍軍に警備を頼んでも統一
指揮権だけは離したくないのだ。これを離したら米国民からブッシュ大統領がそっぽ
を向かれてしまうからである。
しかし、米軍の指揮下の多国籍軍では、所詮米軍占領の下受けとみなされること
になり、米軍の占領統治を補強する軍隊だとして、相変わらずゲリラ攻撃の標的にな
ることは間違いるまい。これでは失敗の上塗りになるだけである。
イラクの事態がここまで混乱しているのだから、多国籍軍による支援の必要性は
認めざるを得ないが、それはあくまで国連主導の形米英軍はその傘下に入るというの
でなければ失敗することは確実ではないか。
村上新八


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