確か、Linuxのバイナリーコードは全部、フリーソラリスでも動くという
話だったように思うのですが、redhatからrpmコマンドを持ってきて実行
したら、コアダンプしてしまいました。。。。。
生半可な知識で始めて周囲に尋ねまくるよりは、最初くらいきち
んとした入門書でも買って勉強してみた方がいいんじゃないかな。
In article <bho1sj$1ns$1...@newsl.dti.ne.jp>,
まず、Linux binary を Solaris 上で動かすには大前提があって、
どちらも i386 用であることが必須になります。Alpha 用の Linux
binary だったり Solaris for Sparc だったりすると駄目です。
次に、Linux binary をそのまま動かす機能は存在せず、「lxrun」
という emulator が Solaris 上で動くというだけの話です。dosemu
とか wine とかと同レベルのものでしょう。詳細は下記 URL 参照
のこと。
http://www.ugcs.caltech.edu/~steven/lxrun/
但し、私は Solaris 8 と Solaris 9 で試してみたんですが、こ
の lxrun は WorkShop C 用に組まれているようで、無償で入手可
能な gcc 環境では build 出来ませんでした。
WorkShop C は Media Kit CD の中に収録されているんですが、
苦労して install した挙げ句に「license を買え」と突っ返され
てしまいますので、使いたければ Sun から買って下さい。
# そんなん install する前に言えよっっ。
--
しらい たかし
> WorkShop C は Media Kit CD の中に収録されているんですが、
> 苦労して install した挙げ句に「license を買え」と突っ返され
> てしまいますので、使いたければ Sun から買って下さい。
>
> # そんなん install する前に言えよっっ。
後継のSunONE Studio 8なら60日間使えます。詳しくはhttp://jp.sun.com/
--
___ わしは、山吹色のかすてーらが大好きでのぅ
[[o o]] ふぉっふぉっふぉ
'J' 森下 お代官様 MaNMOS 英夫@ステラクラフト
PGP Finger = CD EA D5 A8 AD B2 FE 7D 02 74 87 52 7C B7 39 37
man...@stellar.co.jp (Hideo "Sir MaNMOS" Morishita) writes:
> In article <bhqnb9$dtt$2...@nsvn01.zaq.ne.jp>,
> shi...@unixusers.net (Takashi SHIRAI) writes:
>
> > WorkShop C は Media Kit CD の中に収録されているんですが、
> > 苦労して install した挙げ句に「license を買え」と突っ返され
> > てしまいますので、使いたければ Sun から買って下さい。
> >
> > # そんなん install する前に言えよっっ。
ちゃんとMedia Kit CDの中にリーフレットが入っていると思いましたが、
WorkShop CやForte Developer 6 だと30日間無料で使えるライセンスが
貰えます。
> 後継のSunONE Studio 8なら60日間使えます。詳しくはhttp://jp.sun.com/
倍の期間使えるようになりましたか
In article <x71xvij...@maiorica.uni.sony.co.jp>,
<l...@uni.sony.co.jp> wrote:
>佐藤通敏です。
>> > # そんなん install する前に言えよっっ。
>
>ちゃんとMedia Kit CDの中にリーフレットが入っていると思いましたが、
それは私も読みましたが、「これ使うには license 要るで」と
か「license 欲しかったらこれ読んでや」とか書いてあるだけで、
肝腎の「お前はその license を持っとらんのやで」が書かれてま
せんでしたので、ならせめて install 時に真っ先に license 確認
してくれたらいいのにと思った次第です。
Solaris 8 の時には Forte C の CD なんか付いてこなかったし、
Solaris 9 は Media Kit 購入時に license も強制的に買わされる
訳で、Solaris 9 では WorkShop C が標準で使えるんだなと思って
も不思議はないと思いますけど。
>WorkShop CやForte Developer 6 だと30日間無料で使えるライセンスが
>貰えます。
lxrun を build するだけの目的ならそれでもいいかも知れませ
んけど、試用期間過ぎた頃に lxrun の重大な bug が見つかったり
したら悲しいですよね。
# 私自身は Solaris 8 も 9 も compile 検証用に買ったので、
#恒久的に使えないと意味ありません。testdrive.hp.com みたい
#な枠組でもあればいいんですけどね。
で、元の話に戻りますが、あの後よく探してみたら、compile 済
の binary package なるものが見つかりました。
ftp://ftp.sunfreeware.com/pub/freeware/intel/7/lxrun/lxrun.tar.gz
Solaris 7 用らしいですけど Solaris 9 でも一応動くみたいで
す。binary package からの install 方法が書かれていないんです
が多分こうするんだと思います。
$ gzip -cd lxrun.tar.gz | tar xf -
$ su
Password:
# mkdir -p /usr/local/bin
# install -c -s ./lxrun/lxrun /usr/local/bin
# mkdir -p /usr/local/linux/lib
# cp -p ./lxrun/liblxrun.so.1 /usr/local/lib
# mkdir -p /usr/local/lxrun
# cp -p ./lxrun/PATHMAP /usr/local/lxrun
lxrun に付いて来る Makefile を使って make install しようと
すると、何か間違った記述が多くて install 出来ないみたいです
ね。
後は /usr/local/linux 以下に、Linux 用の /lib とか /usr/lib
とか /etc とかを一通り install すればいいんだと思います。
私は面倒なので既存の Linux 環境からがーんと tar で固めたも
のを copy して来ましたが、Linux の ext2fs filesystem を丸ご
と Solaris から mount するためのツールも binary で用意されて
います。
ftp://ftp.sunfreeware.com/pub/freeware/intel/7/lxrun/ext2fs.tar.gz
あと、ここからは Solaris 9 専用の話になりますが、Solaris 9
の Media Kit CD には lxrun 0.9.6pre1 の binary が含まれてい
ます。
Software Companion CD から installer を実行すると /opt/sfw
以下に大量の free software が install されるんですが、その中
に lxrun も入っていますね。
こいつは何故か動かないのですっと諦めていたのですが、binary
package を動かしてコツを掴んだら、単に install directory を
間違えられていただけだと判りました。
設定 file の lxrun_pathmap は本来 /opt/sfw/etc 以下に置か
れるべきなのですが、これが誤って /opt/sfw/lib 以下に install
されてしまっています。
この file を本来の directory に移動させるか、もしくは間違
って install された path name の /opt/sfw/lib/lxrun_pathmap
を環境変数 LINUX_PATHMAP に設定すれば、対応が可能です。
尚、この Software Campanion CD の lxrun の場合、Linux 用各
種 binary は /opt/linux 以下に install して下さい。
因みに、gcc で build しようとすると、shared library 構築用
の compile option が WorkShop C 用に書かれているため、それに
相当する gcc の option が判らないと Makefile を書き直せませ
ん。
作成される shared library の liblxrun.so.1 はどこでどう使
われているのか不明なのですが、lxrun 自体は gcc でも作成可能
なので、もしこれ単体で機能するようなら gcc でも問題ないと思
います。
但し、私が試した限りでは、gcc で作った lxrun を実行すると、
ld-linux.so を見つけられなくて失敗してしまいます。LINUX_ROOT
を明示的に指定し、その下に ld-linux.so を置いても駄目でした。
--
しらい たかし