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Kasumin The 3rd term #14 (07/09)

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Keita Ishizaki

未読、
2003/07/12 6:47:082003/07/12
To:
石崎です。

カスミン第3期 第14話『カスミ、仲を取り持つ』について雑感など。

■学校の怪談

シカオ「それは、判らない。何故なら、目撃した宿直の先生は、あまりの恐ろし
   さに気絶してしまい、次の日には学校を逃げるように辞めてしまったのだ」

 霞町小学校に現れた、理科室で夜何かを数えている骸骨。
 シカオが話した怪談話に悲鳴を挙げるユリだが、カスミはどこにでもある怪談
話と冷静だ。
 そんな話を聞いた後で、理科室に教材を運ぶことになったカスミ達。
 怖がるかえで達を尻目にさっさと中に入ろうとするカスミだが、ユリは何か聞
こえると言う。
 確かに聞こえる何かを数えている声。
 理科準備室の扉を開けると、そこには筋トレ中の骨格標本が。
 実は、声の主は骨格標本のヘナモン、ジョージ・骨山だったのだ。

#久々に学校メインの話。怪談話に耳を塞いで騒いだり、耳ざとく声を聞いたり
#するユリ様の出番が多くて嬉しい。


■好物は骨付きカルビ

骨山「美しく気品のある鎖骨。優雅で繊細なくるぶし。大胆な中にも可憐さを漂
   わせた指先。この瞬間から、私は彼女の虜となってしまったのです」

 人間の学校の中で暮らす骨山に、不便でしょうと言うカスミ。
 最初は人間が怖かったという骨山だが、ある女性との出会いを切っ掛けに、人
間は怖くないと知ったのだと言う。
 取れてしまった自分の骨を絆創膏で止めてくれた時、一目惚れしてしまったと
いう女性。それは、マサエ先生のことだと知り、驚くカスミ達。
 マサエ先生との仲を取り持って欲しいと言われ、人間と骨のヘナモンの違いを
説得するカスミとかえで。
 だが、ユリは女の子は何時でも告白されるのを待っているものと逆に焚き付け
てしまい、骨山はすっかりその気になってしまうのだった。

#仙太郎さんに続き、骨山さんにも好かれてしまうマサエ先生。つくづく、ヘナ
#モンに好かれてしまう人です。

#骨山さんの好きな食べ物は骨付きカルビ、好きな歌は骨まで愛して。座右の銘
#は肉を切らせて骨を断つ。確かに、肉は無いのでそこまで言うと嘘になります。

#骨山さんの話を努めて冷静に聞いているなユリ様…と思ったら、ヘナモンと人
#間の違いはどうでも良く、骨山さんに女の子が何を求めているのかを力説して
#いるユリ様ナイス。


■今週のマスター

マスター「人を好きになるのはとても素敵なことだよ」
カスミ 「はぁ。でも何か色々面倒なことが沢山」
マスター「それも恋の醍醐味さ。辛くても、人は恋せずにはいられないものなん
だよ」

 帰り道、骨山先生のことを仙左右衛門に相談した方がと話しているカスミとか
えで。
 だが、ユリはマサエ先生が愛されて幸せよねと自分の世界に入ったまま。

 帰り道、バー・ストレンジャーに寄ったカスミは何で人は誰かを好きになるの
かと相談。
 人を好きになるのは素敵なことだというマスターの言葉をカスミはそういうこ
となのかなと溜息をつくばかり。

 仙太郎のアトリエで、マサエ先生の写真が飾ってあるのを見て、今でも仙太郎
がマサエ先生のことを好きなのだとカスミは知る。

#愛されているマサエ先生を頬を染めて羨ましがるユリ様。自分は想うばかりで
#すからね。

#人を好きになるのは面倒。ヘナモンと人間の間の恋だからというだけでは無く、
#人と人との恋愛でも面倒なことが沢山ということにも通じるかな? カスミの
#場合本気で誰かを好きになったことが無いので、未だ恋の醍醐味とやらは気づ
#かなかった様ですけど。


■服を着れば良いものでも…

雪乃「別にそなたを助けた訳では無い。ヘナモンの正体がばれぬ為じゃ」

 学校で、職員室から出て来たカスミは、洋服を着て薔薇の花束を持った骨山が
立っているのを見て仰天。
 そこにマサエ先生本人が現れ、必至で骨山をマサエ先生の前に出さない様にし
たカスミは、最後の手段としてマサエ先生の眼鏡を奪ったお陰で、薔薇の花束
を差し出した骨山の正体はマサエ先生に気づかれることは無かった。
 何とか骨山を校舎の外に連れ出し、理科室へと戻そうとしたものの、気がつけ
ば既に彼の姿は無くなっていて、カスミは校内中を彼を捜して駆けずり回ること
に。

 マサエ先生と廊下で出会ったカスミは、向こうから骨山が駆けて来るのに気づ
き走り出す。だが、カスミが止める前に偶然通りかかった雪乃が床を凍らせ、骨
山は足を滑らせ階段の下へと転がり落ちるのだった。

 お礼を言うカスミに、ヘナモンの正体がばれぬ為と言う雪乃だった。

#眼鏡を外されたマサエ先生が、目を細めている様子が良いです。


■蘭子の悪巧み

カスミ「遅いです。もしかして、マサエ先生に会いに?」
仙太郎「え。あの、蘭子から聞いた。マサエ先生、結婚するって」
カスミ「結婚!?」

 ヘナモンだとばれても構わないからマサエ先生に告白したいという骨山に悩む
カスミ。
 霞家の台所でその話をしたカスミに、恋は盲目というハニワ夫人。
 その話を聞いた蘭子は、何か悪巧みを思いついた様子。

 翌日。体育館での体育の授業中、仙太郎が覗いていることに気づいたカスミ。
 授業終了後、マサエ先生に会いに来たのかと問うカスミに、蘭子にマサエ先生
が骨と結婚すると聞かされたのだと言う仙太郎。
 またいい加減なことをと言うカスミだが、骨山もそこに居て、マサエ先生が好
きな仙太郎に、どちらが先生に相応しい男か勝負しようと持ちかけ、最終的に仙
太郎はそれを受けてしまう。
 これで勝ったら邪魔をしないで下さいという骨山に、肯くしか無いカスミだっ
た。

#体育の授業は体育館で跳び箱です。カスミンで体育の授業って、跳び箱が多い
#気がします。

#適当なことを言って仙太郎を焚き付けた蘭子さん。案外、奥手な兄さんの為に、
#嘘を言ってその気にさせて…なんてことは無いか。


■第一ラウンド・腕相撲

ユリ 「筋トレの成果ね」
カスミ「筋肉無いけどね」

 やっぱり仙太郎がマサエ先生のことが好きなんだと言うかえでに、今まで気づ
かなかったのと突っ込むカスミ。
 かえでとユリの二人にも手伝って貰い、骨山と仙太郎の勝負の第一ラウンドは
腕相撲。
 奮闘する仙太郎だが、結果はあっさりと骨山が勝利するのだった。

#仙太郎の気持ちを今日初めて知ったらしいかえでに突っ込むカスミ。かえで達
#が仙太郎とマサエ先生が一緒にいる現場を見たのは数回という所ですが、メリー
#ゴーランドの話の彼の態度を見れば確かに、気づかない方がどうかしている気
#も。

#愛する人を巡って戦う二人が素敵というユリ様。ここでも願望が。


■第二ラウンド・料理対決

 第二ラウンドは用意された材料で中華料理を制限時間以内に作る、料理対決。
 いざスタート…という時に現れたのは、雪乃。
 事情を聞いた雪乃は面白そうだと自分も審査員になると宣言する。

 骨とは思えない程に、素晴らしい料理の腕前の骨山に対し、普段は器用な筈の
仙太郎はプレッシャーに対する弱さをもろに出してしまう。

 出来上がった料理も素晴らしい出来映えの骨山に対し、仙太郎のものは黒こげ
で、雪乃に石炭だと言われてしまう始末。

 骨山の料理は味も素晴らしく、カスミ達は絶賛。
 一方、仙太郎の料理は…マシロに無理矢理料理を食べさせた雪乃。
 一口食べたマシロの反応を見て、かえでは骨山の勝利を宣言するのだった。

#これまでカスミの邪魔をするばかりだった雪乃。今日は助けてくれたり、仙太
#郎達の勝負に審査員となったりと、これまでの話と大分雰囲気が違います。霧
#の里でカスミンにお礼を言われて以降、少しは改心したのでしょうか?

#僅か制限時間60分で、炒飯、焼売、肉料理、フカヒレスープに杏仁豆腐を作っ
#た骨山さん。大根で白鳥の飾りまで作って、プロ以上の腕前です。


■最終ラウンドで大逆転はお約束

かえで「フフフ…。その辺もちゃんと考えてあります。何と、この勝負に勝てば、
   一気に3ポイント獲得で逆転可能です」

 最終ラウンドはアート対決。しかし、これまで2ポイント先取している骨山で
決まりなのではと言うカスミに、かえでは最終ラウンドは3ポイント獲得なのだ
と言う。
 バラエティ番組だと突っ込むカスミ。だが、骨山や雪乃はあっさり納得し、ユ
リはヘナモン向きなルールだったのねと言う。

 マサエ先生へのプレゼントとしてアクセサリーを作るという課題に骨山は魚の
骨、仙太郎は芋虫のブローチを作る。
 カスミ達が好きな方を選んだ結果は、カスミと雪乃が仙太郎の、かえでとユリ
が骨山のアクセサリーを選んで同点かと思われたが、マシロが骨山のアクセサ
リーを手にしていて、骨山の勝利となってしまう。

#最終ラウンドで逆転可能というルールはまぁお約束として、課題がアートとい
#うのは明らかに仙太郎有利とするための陰謀な訳ですが、最後の審査でユリは
#ともかくかえでが骨山さんのアクセサリーを選んでしまったのには違和感が。
#骨山さんの正体がマサエ先生に知られても良いのか?

#第二期の最終話で仙左右衛門さんにヘナモンのことを話さないと誓ったかえで
#とユリなのに、今回の話ではその辺りを無視してしまっている様な気がするの
#ですが^^;;;;

#マシロが骨山さんのを選んだのは…ひょっとして魚の骨だから?


■実は浮気者だった骨山さん

かえで「信じられない。あんなに簡単に心変わりするなんて」
ユリ 「愛って残酷なものよね」
カスミ「心配して損しちゃった。これがホントの骨折り損。何ちって」

 勝利した骨山は仙太郎を励まし、完璧な人間振りを見せる。
 やがてマサエ先生に告白に行こうとする骨山を止めようとするカスミ。
 もみ合いとなり、マサエ先生が止めてくれた骨が床に落ち、それを拾った女性
の彫像のヘナモンが骨山達に声をかける。
 そのヘナモンの名はエリザベス。
 彼女を見た骨山は、忽ち彼女の指が美しいと褒め、作ったばかりのアクセサ
リーをエリザベスにプレゼントしてしまうのだった。

 帰り道、簡単に心変わりしてしまった骨山に、心配して損したというカスミ。
 仙太郎は忘れ物を思い出すが、結局そのまま帰ることに。

 その頃、学校ではその忘れ物である仙太郎のブローチをマサエ先生が手に取っ
ていたのだった。

#美術室の中にも彫像のヘナモンが居たとは^^;;;; 完璧な男ぶりの割には、余
#りにも心変わりが早すぎです。男なら、複数の女性とおつきあいする位の甲斐
#性を…(違)。

#仙太郎のアクセサリーは、どう見ても仙太郎が作った物にしか見えないのです
#が、流石に見ただけで作者を判定出来ませんでしたか、マサエ先生。効果音が
#「開くもの」と同じなので、きっと後の話で登場することでしょう。

#霧彦とカスミとの関係をどうするかを語る上で欠かせない、ヘナモンと人間の
#恋愛は可能か? …という点について考察する話でした(嘘です)。

■次回予告

「あたし、カスミ。冬田さんとマシロちゃんが大げんかをして、あたしの部屋に
マシロちゃんがやって来たの。次回、『マシロ、裏切る』こんじょだ、根性!」

 悪役キャラのペットが裏切る話ですか。割と定番ですね。
 では、また。

--
Keita Ishizaki mailto:kei...@fa2.so-net.ne.jp

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