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はるみ
haru...@m3.dion.ne.jp
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# 全然関係ないところに反応
At Sun, 29 Jun 2003 23:56:01 +0900,
はるみ wrote:
> といいたいところですが、終わったのが18:00だったので、ついつい一階
> 下の渋谷東急にもお別れしようと、ヒロスエの映画を観てしまったんです。
> 観なきゃよかった、というのが正直な感想です。
あの映画,一体何だったんでしょう.堤監督ご乱心 ?
美しいと思えるシーンと見るに堪えないシーンが五分五分でマーブル状に
なっているものだから,結果的に見るに堪えない仕上がりに感じられてし
まいます.つまりこの映画は,観客が恋愛映画として適切に編集して下さ
いねという意味で,あーいう題名になっているのかしらんとすら邪推.
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柏崎 礼生 (Hiroki Kashiwazaki)@HUIIC
Ph.D candidate in the Division of Electronics & Information
Engineering, Hokkaido University
mailto:r...@cc.hokudai.ac.jp
Tel:+81-11-706-2998
実は私、ぴあの抽選でプラチナ・チケット(?)が当たりましたので、
昨日行ってまいりました。いやあホント大盛況でした。
館側のサービスにも気合が入ってて、ジュースやポップコーンも無料。
最初にパンテオンの支配人の挨拶があって、その後、まずスクリーンの
前の幕が開きます。
で、その幕はまず通常のサイズまで開いて、一旦止まって、それからま
たググググッと70mmサイズまで大きく開いたのですが… そのググ
ググッと幕が横に大きく開く時に、思わず拍手が巻き起こりました。
ううむ。 端っこが湾曲した ( ← こーゆう感じのスクリーンを見
るのは、ほんとに久しぶりです。
平坦なスクリーンではなく、こういう湾曲したスクリーンで70mmを
観ると、映像が目に飛び込んでくる感じで迫力が格段に違いますねえ。
特にそう思ったのは、オープニングのシーン。
山々の景色の空撮。その山の草原の上に見える小さな人影。そこへカメ
ラがスゥゥゥゥと寄って、ジュリー・アンドリュースの姿。
彼女が歌うテーマ曲サウンド・オブ・ミュージックが響き渡り…
ああ、もうこの最初のシーンから、あまりの素晴らしさに、私は感涙状
態になってしまいました。
最近、まともなミュージカル映画が無いせいかもしれないのですが、
大画面でこの作品を観て、改めてミュージカルの大傑作であることを痛
感した次第です。
で、映画が終了し、大拍手の中、まず通常の幕が閉まり、そのあと、今
まで観たことがない最前列の緞帳がゆっくりと下りました。これは、か
なり古ぼけた緞帳だったので、もしかしたら初期の頃から備えられてい
たものかもしれません。
そして、我々が館外に出るときは、従業員の人達(かなり大勢)の一人
一人から、大きな声で「ありがとうございました」と挨拶され、ああ今
日で本当にパンテオンは終了するんだな、と実感し、
ホント、感慨ひとしおでありました。
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ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
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> で、映画が終了し、大拍手の中、まず通常の幕が閉まり、そのあと、今
> まで観たことがない最前列の緞帳がゆっくりと下りました。これは、か
> なり古ぼけた緞帳だったので、もしかしたら初期の頃から備えられてい
> たものかもしれません。
この緞帳は、ル・コルビジェのデザインで、開館当時のものだそうです。
6/13よりラスト・イベントの一環としてお目見えしたそうですよ。
ファンタ・ナイトで見られるかな、と期待していたのですが、ついに私は見ることが
できませんでした。
> そして、我々が館外に出るときは、従業員の人達(かなり大勢)の一人
> 一人から、大きな声で「ありがとうございました」と挨拶され、ああ今
> 日で本当にパンテオンは終了するんだな、と実感し、
> ホント、感慨ひとしおでありました。
友人はずっとそのままずっとパンテオンの外にいたのだそうです。
最後のシャッターが降り、本当にビルが閉館してしまうまで。
ISHIBASHIさん、素敵なご報告をありがとうございました。
70ミリで映画を観る機会も、もうほとんどなきに等しいわけですから、とても貴重な
経験でしたね。
うらやましいかぎりです。
これから、渋谷は巨大な工事現場と化すのですね。
クロスタワーにオープンする新渋谷東急へ行くには、壊されつつある文化会館を横目
に見なければならない、なんて私にとっては残酷なことです。
でも、きっと行くんだろうと思っております。
やはり年代ものでしたか。
ル・コルビジェって知らないのですが、
かなり前衛的なデザインをする人なのでしょうね。
その緞帳は、なんだかピカソみたいな絵柄でした。
> 70ミリで映画を観る機会も、もうほとんどなきに等しいわけですか
> ら、とても貴重な経験でしたね。
> うらやましいかぎりです。
はい。自分でも、観に行けてとても良かったと思います。
ちなみに、このラストショーに使用した70ミリの映写機は、
かなり長い間使用していないものだったそうで、
もしかしたら、途中で映写トラブルが起きるかもしれない、
なんて噂もあったようです。
でも、実際には、何のトラブルも無く順調に上映されました。
パンテオン側の人達も、この日の為に細心の注意で、
映写機を整備したんだろうなぁ、と思います。
鑑賞環境、作品の質、館内の全体的な雰囲気、
どれをとっても、最高のラストショーでありました。
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ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
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あ、なるほど。過去にそういうトラブルが有ったのですか。
とすると、今回の「映写トラブルが有るかも」という噂は、
そこら辺りの事情から生じた噂だったのですね。なるほど。
> ファンタのスタッフによると、映写機は三年間使用しないでいると、
> 使い物にならなくなってしまうものらしいです。
> 今回の閉館イベントでは、5月にジャック・タチの作品を70ミリで上映
> しましたが、そのときもトラブルが起きなかったそうですよ。
あ、5月に70ミリ上映が有ったのですか。これも知りませんでした。
う~ん。ジャック・タチって全然興味無かったので、ぴあに書いてあっ
たとしても、読んでなかった…
> 昼間とは映写機も違うし、もちろん映写位置も違うわけですが、徹底
> 的なメンテナンスをして、たぶん、夜中に何度かテスト試写を繰り返
> したのでしょうねぇ。
> スタッフの心意気と、観客や文化会館に対する思いやりが感じられま
> すね。
スタッフには、ご苦労様、と感謝の気持ちを述べたいです。
いや、しかし、ラストショーに、名作「サウンド・オブ・ミュージッ
ク」を選んでくれて、しかも70ミリでトラブル無く上映してくれて、
見事、有終の美を飾れたと思いますよ、パンテオンの皆さん。
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ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
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"はるみ" <haru...@m3.dion.ne.jp> wrote in message
news:v5DLa.1660$t6....@news1.dion.ne.jp...
> さすが、イベント慣れしている東急文化会館だけのことがあります。
> で、私は友人達と観るため、3:00の回をゲットしました。
> 場内はもち満員でした。
お~、僕もその時間の満員の中の一人でした。はるみさんとは、
確か別の劇場でも接近遭遇したような。
#今度会ったときは声をかけてください(って、顔は知らないか)。
> タイトルが始まると場内から拍手が起こり、以後はもう手に汗握りっぱなし
> &笑いあ り、で、あっという間の三時間でした。
この映画は何度も何度も繰り返し見たのですが、よくよく考えてみたら
劇場で見たのは、これが2回目です。はるか昔、新宿の名画座で「天地
創造」と2本立てだったのを見ました。それ以外はTV放映やビデオばかり
だったんですねぇ。
今回、あらためて大画面で見て、大画面のよさを確認しました。
オープニングの音楽とともに「ミリッシュ カンパニー」と出るだけで胸が
高鳴ります。何ヶ月か前に、このミリッシュブラザーズのお一方が亡く
なられたようですが、このミリッシュブラザーズは、名作を何本も世に
送り出した独立系プロとして、もっと物凄く高く評価されてもいいと思い
ますね。
> スティーブ・マックイーンのかっこよさ、ジェームズ・ガーナーの粋な着こなし、
> ジェームズ・コバーンのスマートな身のこなし、チャールズ・ブロンソンの脱いだ
> らすごいんですな筋肉美。
http://www.afi.com/
AFIヒーロー50にノミネート(400本)されているヒルツ大尉ですが、ノミネー
ト
だけでベスト50に入っていないんですよね。僕は常々、このAFI100とか50
で、
スティーブ・マックイーンが低評価なのが気に食わないです。
#とは言っても、酒の肴にAFI100とかがTV放映されると見てしまいますが。
#このあいだも、「AFIロマンス100」をBSで見てしまった(^^;;。
#そういえば「現在」のアリ・マッグローも出ていましたね。もちろん「ある
#愛の詩」の出演者としてコメントしていました。
マックイーンファンとして、きちんと伝えておかなければいけないことが
あります。マックイーンがスイス国境で鉄条網越えのジャンプをやる場面は
マックイーンの親友のスタントマンがやっています。当初、会社はバイクシー
ンなどの危険なスタントをマックイーン自身が演じることに許可が出ていたの
ですが、土壇場でケガを心配した会社から不許可にされ、結局スタントマン
がジャンプシーンを吹替えました。しかし会社の広告部が「マックイーン自身
が吹替え無しでスタントをしている」と宣伝してしまったために、マックイーンは
機会あるごとに「スタントマンが演じたんだ」と訂正をしていたので、僕もファン
の一人として、このことをここに伝えたいと思います。
> そして、金髪サラサラが麗しいディビッド・マッカラムさま(この映画で親友と
> なったブロンソンに、妻をとられてしまったんですねぇ)。
ブロンソンファンとして付け加えると、マッカラムはジルと円満に別れて親友の
ブロンソンに譲ったということですね。
#ホンマかいな? 単なるハリウッド伝説のひとつか?
だけどこのマッカラムの優しさは映画の中でも現れていました。自分を犠牲に
してビッグXの窮地を救う。「大脱走」の中でももっとも涙を誘う泣きの場面です。
なのに、ビッグXはせっかく救ってもらったのに、最後は何やってんだか
#どうもこのイメージがあるから、アッテンボローっていまいち好きになれない
#んですよねぇ。
> どうやら、ユナイト作品を何本か買ったようなので、調べてみますか。
オープニングで「UA」のロゴが出なかったのは、ちょっと寂しかったです。
ところで、この映画のために復刻版パンフが発売されていたという噂が
ありましたが、このパンフを買った若い人は「三大ジョン」について刷り
こまれるのでしょうか。パンフには書かれています。「世界には三大ジョン
と呼ばれる名監督がいる。一人はフォード、一人はヒューストン、そして
このスタージェスである」
僕は、若い頃にこれを刷り込まれたので、いまだにスタージェスといえば、
ジョンです。プレストン? 誰それ?
#どこぞの国立大学の学長を務めた方は、「ジョン、誰それ?」と言ってる
#そうですが。世界の三大ジョンを知らないのだったら俺が教えてやろう。
> #とは言っても、酒の肴にAFI100とかがTV放映されると見てしまいますが。
> #このあいだも、「AFIロマンス100」をBSで見てしまった(^^;;。
> #そういえば「現在」のアリ・マッグローも出ていましたね。もちろん「ある
> #愛の詩」の出演者としてコメントしていました。
先月出た女性ファッション誌に、彼女のインタビューが出ていました。
ボトックス注射で皺のばししているとか。
>
> > そして、金髪サラサラが麗しいディビッド・マッカラムさま(この映画で親友と
> > なったブロンソンに、妻をとられてしまったんですねぇ)。
> ブロンソンファンとして付け加えると、マッカラムはジルと円満に別れて親友の
> ブロンソンに譲ったということですね。
で、ジルが亡くなってから、ブロンソンは一挙に衰え、今じゃアルツが進んでいると
か。
> 僕は、若い頃にこれを刷り込まれたので、いまだにスタージェスといえば、
> ジョンです。プレストン? 誰それ?
> #どこぞの国立大学の学長を務めた方は、「ジョン、誰それ?」と言ってる
> #そうですが。世界の三大ジョンを知らないのだったら俺が教えてやろう。
以前、プレストン・スタージェス作品が何本かリバイバルされたとき、この元学長さ
んは、ジョン・スタージェス批判としか取れないようなコメントを、プログラムに掲
載していたと記憶しております。
で、回数券を買ってしまった私は、どのプレストン作品も全く面白くなくて、すべて
を観終わった時に、プログラムをゴミ箱に捨ててしまいました。
というわけで、私ももちろんジョン・スタージェスの方がずっと好きですよ。
> > #とは言っても、酒の肴にAFI100とかがTV放映されると見てしまいますが。
> > #このあいだも、「AFIロマンス100」をBSで見てしまった(^^;;。
> > #そういえば「現在」のアリ・マッグローも出ていましたね。もちろん「ある
> > #愛の詩」の出演者としてコメントしていました。
> 先月出た女性ファッション誌に、彼女のインタビューが出ていました。
> ボトックス注射で皺のばししているとか。
AFIロマンス100は2000年頃の製作だったと思いますが、
TV画面に出てきた彼女の顔は、目元が落ち窪んで皺が
寄っていたのですが、妙に不自然だったのですよね。
皺延ばしのクスリが期限切れに近づいていたのでしょうかね。
> > > そして、金髪サラサラが麗しいディビッド・マッカラムさま(この映画で親友
と
> > > なったブロンソンに、妻をとられてしまったんですねぇ)。
> > ブロンソンファンとして付け加えると、マッカラムはジルと円満に別れて親友の
> > ブロンソンに譲ったということですね。
> で、ジルが亡くなってから、ブロンソンは一挙に衰え、今じゃアルツが進んでいる
と
> か。
ブロンソンには、ジルの思い出とともに余生を過ごしてほしい
ですね。
> > 僕は、若い頃にこれを刷り込まれたので、いまだにスタージェスといえば、
> > ジョンです。プレストン? 誰それ?
> > #どこぞの国立大学の学長を務めた方は、「ジョン、誰それ?」と言ってる
> > #そうですが。世界の三大ジョンを知らないのだったら俺が教えてやろう。
> 以前、プレストン・スタージェス作品が何本かリバイバルされたとき、この元学長
さ
> んは、ジョン・スタージェス批判としか取れないようなコメントを、プログラムに
掲
> 載していたと記憶しております。
> で、回数券を買ってしまった私は、どのプレストン作品も全く面白くなくて、すべ
て
> を観終わった時に、プログラムをゴミ箱に捨ててしまいました。
> というわけで、私ももちろんジョン・スタージェスの方がずっと好きですよ。
10年くらい前でしたっけ?
ある時急に「スタージェス特集」とか言って、世の中のかなりの
人が「お、また『大脱走』や『荒野の七人』が映画館で見られる
のか」とぬか喜びしたら、実はプレストン・スタージェスのことで
「誰よ? そのプレストンって?」状態にさせられてしまったこと
がありましたね。
#実は、僕もその一人でしたけど。
プレストン特集の企画は元学長さんが仕掛け人だったのですね。