ftp://hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp/pub/nide/misc
の下に置きました。前回に比べて、解決を要した問題が1箇所増えてしまいまし
た。だんだん手元の環境で動かしにくくなりつつあるような気がする…
OpenSSHのsshdを動かしているLinux/Solarisにsshで入って、sleep 20 & exit
とすると、sleep 20の終了まで抜けることができなくなる問題が、かなり前から
知られています。これに対処するパッチを、細々と手元のftpサイトで公開して
います。
今度OpenSSH 4.4p1が出たようなので、手元のパッチもそれに対応しました。
ご希望の方はご利用下さい。
ftp://hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp/~nide/pub/misc/openssh-4.4p1.local-patch.gz
です。
ni...@ics.nara-wu.ac.jp
新出@奈良女子大学でございます。
OpenSSHのsshdを動かしているLinux/Solarisにsshで入って、sleep 20 & exit
とすると、sleep 20の終了まで抜けることができなくなる問題が、かなり前から
知られています。これに対処するパッチを、細々と手元のftpサイトで公開して
います。
今度OpenSSH 4.4p1が出たようなので、手元のパッチもそれに対応しました。
ご希望の方はご利用下さい。
ftp://hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp/pub/nide/misc/openssh-4.4p1.local-patch.gz
です。
但し、anonymous ftpのパスワードがちゃんとしたメールアドレスになってい
ないと入れない設定なのでご注意下さい。wgetをご利用の場合は
wget ftp://ftp:XX...@hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp/pub/nide/misc/openssh-4.4p1.local-patch.gz
とするとよいです(ここでXXXXの部分は、自分のメールアドレスの「@」を「%40」
に置き換えたもの)。もっとも、最近のwgetには --ftp-password= というオプショ
ンがあるらしいですが。
ni...@ics.nara-wu.ac.jp
In article <0609290117...@hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp>
ni...@ics.nara-wu.ac.jp (NIDE Naoyuki) writes:
> 新出@奈良女子大学でございます。
> OpenSSHのsshdを動かしているLinux/Solarisにsshで入って、sleep 20 & exit
> とすると、sleep 20の終了まで抜けることができなくなる問題が、かなり前から
> 知られています。これに対処するパッチを、細々と手元のftpサイトで公開して
> います。
sleep 20 のような問題もあるのですが、トンネリング(port
forwarding)で imap を使っていると、ログアウトしても切れない
という問題があります。そういう時には、^C で切っていました。
今回のパッチは、port forwarding にも効果がありますか?
sleep 20 でも、^C で足りるなら、不要というですか?
sleep 20 の所、次のようにするとすぐに切れるんじゃないですか。
nohup sleep 20 </dev/null >& /dev/null &
有用なパッチは、ぜひとも本家にフィードバックして欲しい所です。
\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報 \\
それは多分全く別の問題なので、効果はないでしょう。個人的には、
X11Forwaringをしていて、リモート側でXクライアントを起こしていると、リモー
トでexitしてもそのXクライアントの終了まで戻って来れない、というのが何と
かならんかなと思っています。これは今回のパッチ(sshdに手を入れる)ではでき
ません。sshの方に手を入れて、リモートがexitした時にXの接続が残っていれば、
勝手にバックグラウンドに回る、というようにすれば解決しそうに思うんですが。
> nohup sleep 20 </dev/null >& /dev/null &
まさにそれが嫌だから作ったパッチなんですけどね。当該配布物にはその説明
が書いてあります。
ni...@ics.nara-wu.ac.jp
In article <0610031611...@hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp>
ni...@ics.nara-wu.ac.jp (NIDE Naoyuki) writes:
> それは多分全く別の問題なので、効果はないでしょう。個人的には、
> X11Forwaringをしていて、リモート側でXクライアントを起こしていると、リモー
> トでexitしてもそのXクライアントの終了まで戻って来れない、というのが何と
> かならんかなと思っています。これは今回のパッチ(sshdに手を入れる)ではでき
> ません。sshの方に手を入れて、リモートがexitした時にXの接続が残っていれば、
> 勝手にバックグラウンドに回る、というようにすれば解決しそうに思うんですが。
ポートフォワーディングとか、X11Forwaring の場合は、個人的に
は、明示的に切りたいですね。勝手にいつまでも繋がっているとい
うのは気持悪い。
時々やるのは、Apple の Remote Desktop をポート・フォワーディ
ングで使っていて、まだウインドウ開いているのにログアウトして
^C で切るというものです。あ、思った時にはもう切れています。
でもまあいつまでも無意識で繋がるよりはマシかと思っています。
> > nohup sleep 20 </dev/null >& /dev/null &
> まさにそれが嫌だから作ったパッチなんですけどね。当該配布物にはその説明
> が書いてあります。
そうなんですか。もう少し「嫌」の説明をしてもらえませんか。
私は、そんなものかなあと思いました。モデムによるダイアルアッ
プ接続との類推として。nohup というのは、そういう目的で作られ
たコマンドなので。ログアウトしたら、有無を言わさず全部プロセ
スを kill -1 とするのが、モデム流。
…と書いておけば十分だと思ったんですが、かのNetnews navigatorでも取り上
げられて、やっぱり「コマンド側で対処すりゃ十分じゃん」という論調でしたね。
まあ、自分がそれでは嫌な理由は当該配布物を読んで頂ければわかって頂けると
思いますし(自分としてはそのように書いたつもり)、それが嫌でない人もいるで
しょうし、その辺は争うつもりはないです。
ni...@ics.nara-wu.ac.jp