このごろは困ったことに、他のテレビも似たような報道
口調を多用するようになり、全国紙の社説もまた、
なんだか労働党か共産党の機関紙と見紛うような文体に
なってきてしまった。
そもそも「スローガン」が投げかけられるのは、活動の
組織としてのメンバーであって、視聴者や、新聞の購買
者といった不特定多数ではない。
その口調には常に、同じ目的を持って活動する仲間とし
ての連帯感を押し売りする脅迫がこもっている。
こっちは客なのに、スーパーに行ったところ、店長に、
お客様、あなたの当店におけるお買い上げ金額は十分な
レベルに達しておりません、これは日本経済の活性化の
ために一丸となって日夜努力している他の皆様の営為を
そこなうことになりかねません。本日はご来店を頂いた
ところ、まことに恐縮ではございますが、本日中にあと、
5万円以上のお買い上げをお願いいたします。と脅迫さ
れているような気分である。
報道機関は速やかに、リストラを兼ねて、社内のレッド
パージを実施されることを切に望むものである。
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のりたま@朝日新聞は速やかに日朝新聞と改称すること