#今までこの話題が出ていないのがちょっと不思議だったのですが
既に各種メディアで報じられていますように、「千と千尋の神隠し」が
ベルリン国際映画祭で、金熊賞を受賞しました。
詳細はさんざん報道されていますので(何せ朝日新聞の一面トップにも
なってましたし)、今さら言うことも無いのですが、ちょっと気になっ
たのが、こちらの宮崎監督の「日本アニメはどん底」発言。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020220-00000003-spn-ent
「それ(庵野監督の世代)より若いのはコピーのコピー」という辺りは
まぁそうかも、と思うのですが、「ゆがんで薄くなっている」というの
には、「そうかなぁ」と疑問に思います。
アニメは所詮「エンターテインメント」なのだから、裾野は広ければ
広いほど良い。その中で、わずかでも光るものがあればそれで良い、と
私は思っていて、今はTVアニメに限っても、年に1つや2つはそういう
ものがあると思うんですよね。
だから、「薄い」とは一概には言えないんじゃなかろうか、という気が
します。
まぁ、長年アニメ業界でやってこられた宮崎監督とは、また見方が全然
違うんでしょうし、もしこの話題で討論でもしようものなら、絶対
勝てないでしょうが(^_^;
しかし、「(この受賞で)日本アニメが世界レベルになったということ
か?」なんて質問をする取材者も何だかマヌケですねぇ。そんなもん、
個々の作品が評価されただけであって、「日本アニメ」という集合全体
とは何の関係もないのは、ちょっと考えればわかりそうなもんですが:-P
この人は、日本アニメのレベルを気にするより、自分のジャーナリスト
としてのレベルを心配したほうがいいと思います。
ところで、「千と千尋の神隠し」ですが、私はだいぶん前に1回観た
きりです。面白いことは面白かったのですが、特に何度も観たいとは
思わなかったのも事実でして。
それより印象深かったのが、同じ回に観に来ていた、どこかの子供会
らしき子供の集団です。20人くらいの子供の集団が入って来た時には、
「これは静かには観れんなぁ」と思ったのですが、驚いたことに、
上映中子供らはほとんどお喋りもせずにじっと映画に見入っていたの
でした。あの2時間もある上映時間の間、これだけ子供を引きつけて
離さないのは、やっぱりすごい作品なのだろうなぁ、と感心したもの
です。
では。
--
宮越 和史@大阪在住
前から気になっていたのですが、アニメファン(ここでは、アニメが
好きと公言する人としておきましょう。)と、ミヤザキアニメのファ
ンってどれくらい重なりがあるもんなんでしょうか?
私はアンチミヤザキアニメなのですが。(^^;;
#アンチ巨人以上に。
;;以後の文章はミヤザキアニメのファンの方には耐えられないかも
;;知れないので、ファンの方は読まないことをお勧めします。
;;一応、改ページしときます。
At Thu, 21 Feb 2002 02:57:29 +0900,
Miyakoshi Kazufumi wrote:
> たのが、こちらの宮崎監督の「日本アニメはどん底」発言。
>
> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020220-00000003-spn-ent
こやつとんでもないことを言っておりますなぁ。
> 「それ(庵野監督の世代)より若いのはコピーのコピー」という辺りは
> まぁそうかも、と思うのですが、「ゆがんで薄くなっている」というの
> には、「そうかなぁ」と疑問に思います。
まあ、彼はそう思ってるということで良いのではないでしょうか。
私はそうは思いません。ミヤザキアニメが薄くないとも思えません。
;;個人的には庵野監督は許せない部分は多分にあります。(^^;;
> アニメは所詮「エンターテインメント」なのだから、裾野は広ければ
> 広いほど良い。その中で、わずかでも光るものがあればそれで良い、と
> 私は思っていて、今はTVアニメに限っても、年に1つや2つはそういう
> ものがあると思うんですよね。
> だから、「薄い」とは一概には言えないんじゃなかろうか、という気が
> します。
そもそも、この人、全部見ているのですか?こんなことが言えるくらい。
> この人は、日本アニメのレベルを気にするより、自分のジャーナリスト
> としてのレベルを心配したほうがいいと思います。
ま、記者なんてそんな程度でしょう。彼等に何かを期待しない方がよろ
しいかと。
> ところで、「千と千尋の神隠し」ですが、私はだいぶん前に1回観た
> きりです。面白いことは面白かったのですが、特に何度も観たいとは
> 思わなかったのも事実でして。
私は見てません。彼の作品はテレビでやっているのを見たことくらいし
かありませんが、途中でチャンネルを変えずに最後まで見たのはラピュ
タくらいでしょうか。他は途中で耐えられなくなって、速攻でやめてし
まいました。寝ている方がマシです。特にもののけ姫などは「声優を使
わない」という方針の結果、とても聞くに耐えない演技をされていて、
一瞬みただけでやめてしまいました。あんなものを作品として世に出せ
る神経を疑ってしまいますね。
;;まあ、ど下手で「あんたそれでもプロか」と突っ込まねばならない
;;声優が多いのも事実ですが・・・。
個人的にはミヤザキアニメが何故世の多くの人に評価されているのか不
思議でなりません。「アニメが好き」というと白い目で見られるのに、
なぜかミヤザキアニメだけはそうではない。これも不思議。まあ、私は
他人にどう思われようが気にしないので問題無いですが。個人的には、
逆の意味でミヤザキアニメを、一般的にアニメと言うときに同じ分類に
して欲しくないと思います。
;;ま、別に一般的に評価されていようがいまいがどーでも良いのですが、
;;ここまで騒がれると不思議でなりません。日本人には権威とか他人の
;;動向に流されやすい人が多いので、このように騒ぐことが見かけ上の
;;ファンを増やしているだけのような気がします。
> でした。あの2時間もある上映時間の間、これだけ子供を引きつけて
「クレヨンしんちゃん」でも可能なのでは?
;;実は既に洗脳されているのかも。あるいは、下らなすぎて寝ていたり
;;とか。(ぉ
> 離さないのは、やっぱりすごい作品なのだろうなぁ、と感心したもの
> です。
そんな周りの状況に左右されて先入観を持たずに自分自身の感覚を大切
にされた方がよろしいのでわ?
;;それともこれは反語表現ですか?
;;不足分を補うと、
;;やっぱりすごい作品なのだろうなぁ、私はそうは思わないけど。
;;ってな具合でせうか?(^_^)
どんなに有名であろうと、どんなに称賛されていようと、自分が面白く
なければその作品は自分にとっては下らないわけで、逆にどんなにマイ
ナーだろうが、どんなに酷評されていようが自分が面白いと感じればそ
れでおっけーでしょう。
#個人的には、作品を評価して賞を与えるってのはどーなのかなと以前
#から思ってます。五輪の審判ではないですが、下らない政治的なやり
#とりで決まっている事もあるかもしれないですし。
;;ミヤザキアニメであるからといって即否定するもんでもないですが、
;;今までの彼の作風が気に入らないのでわざわざ見に行きたいとは微
;;塵も思いませんねぇ。何かの偶然で見ることがあれば、「ほう。こ
;;れは他のとは違うのね。」と思う可能性が無いことは無いですが。
--
Ryusuke Miyamoto
mailto:mi...@kirika.org
"Miyakoshi Kazufumi" <miya...@tim.hi-ho.ne.jp> wrote in message news:3C73E389...@tim.hi-ho.ne.jp...
| #今までこの話題が出ていないのがちょっと不思議だったのですが
速報性という面で、別なところに書いている人が多いとか、何方かが
投稿してくれるのを待っているとか、そういう理由じゃないでしょうか。
| たのが、こちらの宮崎監督の「日本アニメはどん底」発言。
いや、随分丸くなってますよ。庵野氏、押井氏、高橋氏なども読んで
いると『ひぃ~』などと思うほどの発言をしてくれます。そういうところが
楽しいのですけれどもね。
宮崎氏は自作品の批判も凄くて、世間が名シーンだと認めるところを
自分が気に入らないところと、云っていたりしてます。
--
By HAIBARA Ruki(Sakurai -aslan- Renca)/Hello, how low?
e-mail renc...@mb.infoweb.ne.jp
##
from:Miyakoshi Kazufumi
Message-ID:<3C73E389...@tim.hi-ho.ne.jp>
>#今までこの話題が出ていないのがちょっと不思議だったのですが
あそっか。fj.rec.movies には投稿したんですけど,f.r.animation に
クロスポストするのは忘れてました。
>アニメは所詮「エンターテインメント」なのだから、裾野は広ければ
>広いほど良い。その中で、わずかでも光るものがあればそれで良い、と
>私は思っていて、今はTVアニメに限っても、年に1つや2つはそういう
>ものがあると思うんですよね。
「受賞は日本アニメのレベルの高さの証左か?」という質問に対して
あの答えな訳ですから,宮崎監督としては「年に1つや2ついい作品
があるぐらいで日本のアニメのレベルは高いとは言えない。」という
事なんではないでしょうかね。
>ところで、「千と千尋の神隠し」ですが、私はだいぶん前に1回観た
>きりです。面白いことは面白かったのですが、特に何度も観たいとは
>思わなかったのも事実でして。
僕は2回観に行きました。今回の受賞でまた上映するらしいので暇を
みつくろって3回目に行ってくる予定です。とにかくその虚構の広が
りに圧倒されたままなので,もうちょっと落ち着いて冷静に観たい。
--
柏崎 礼生:Hiroki Kashiwazaki
Division of Research & Development Takai Laboratory, H.U.C.C.
mailto:r...@juno.dti.ne.jp
mailto:r...@cc.hokudai.ac.jp
In article <3C73E389...@tim.hi-ho.ne.jp>,
miya...@tim.hi-ho.ne.jp wrote:
> #今までこの話題が出ていないのがちょっと不思議だったのですが
やっぱりfjに投稿する人の絶対数が減っている影響でしょうね。
> 既に各種メディアで報じられていますように、「千と千尋の神隠し」が
> ベルリン国際映画祭で、金熊賞を受賞しました。
まずはおめでとうというところです。
> たのが、こちらの宮崎監督の「日本アニメはどん底」発言。
そういう芸風の人ですから。(^^;
> まぁそうかも、と思うのですが、「ゆがんで薄くなっている」というの
> には、「そうかなぁ」と疑問に思います。
私は最近のテレビ(地上波)で放映されるアニメに関しては「そうだなぁ」と
思ってしまいました。まぁ、私の場合は人の問題だけでなく環境の問題からそ
うなってきていると思ったのですが…。
良い作品(になりうる作品)が長続きしないんですよね。だいたい2クールで
終わっちゃうし、1クールだけの作品も多いですよね。時間的な制限が厳しい
ので小さな出来事を積み重ねてストーリーの厚みを出すことが難しく、なんと
なく平坦だったり唐突だったりする…。
#っていうのを強く感じたのが『コスモウオーリア零』だったりする。
#松本零士の味を出すには時間が足りなさ過ぎ。;-(
あと、自分が見ている作品が偏っているだけなのかもしれませんが、作品の
幅自体も狭まってきているように思います。例えば『ミームいろいろ夢の旅』
や『まんがはじめて物語』みたいな教育アニメ、『まんが日本昔ばなし』や名
作劇場のような家族そろって楽しめるような作品って最近はとても少ないよう
に思います。
#ポケモンなんかも親の世代ならまだしも祖父母世代だと辛い事もあるみたい。
#教育系はNHK教育が頑張っているけど…。
> この人は、日本アニメのレベルを気にするより、自分のジャーナリスト
> としてのレベルを心配したほうがいいと思います。
御意。
> ところで、「千と千尋の神隠し」ですが、私はだいぶん前に1回観た
> きりです。面白いことは面白かったのですが、特に何度も観たいとは
> 思わなかったのも事実でして。
私も一度しか見ていません。もう一回くらい見に行っても良いかなと思いつ
つズルズルと…。
決してダメな作品ではないんですけど(というより本当に良くできた作品)、
それだけに細かいところが気になっちゃうんですね。「四駆だぞ」って所詮乗
用車じゃんとかとーちゃんかーちゃん酷すぎとか。(^^;;;
> でした。あの2時間もある上映時間の間、これだけ子供を引きつけて
> 離さないのは、やっぱりすごい作品なのだろうなぁ、と感心したもの
> です。
子供を引きつけるという事なら『となりのトトロ』も凄いですよ。:-)
--
Koichi Soraku
Izumi-ku Yokohama-shi KANAGAWA JAPAN
SGU0...@nifty.ne.jp,jg4...@ja6ybr.org
-- Powered by FreeBSD & FreeBSD(98) --
> 幅自体も狭まってきているように思います。例えば『ミームいろいろ夢の旅』
> や『まんがはじめて物語』みたいな教育アニメ、『まんが日本昔ばなし』や
> 名作劇場のような家族そろって楽しめるような作品って最近はとても少ない
> ように思います。
カスミン、おじゃる丸、どれみ、シュガー、終わってしまいましたがコメットさ
んなんてところはいかが?
--
内田 俊明 (UCHIDA,Toshiaki)
In article <3C73E389...@tim.hi-ho.ne.jp>,
Miyakoshi Kazufumi <miya...@tim.hi-ho.ne.jp> wrote:
> ども、みやこしです。
> #今までこの話題が出ていないのがちょっと不思議だったのですが
私は行数稼ぎネタで使っただけで済ませちゃいました。(^_^;
> 既に各種メディアで報じられていますように、「千と千尋の神隠し」が
> ベルリン国際映画祭で、金熊賞を受賞しました。
> 詳細はさんざん報道されていますので(何せ朝日新聞の一面トップにも
> なってましたし)、今さら言うことも無いのですが、ちょっと気になっ
> たのが、こちらの宮崎監督の「日本アニメはどん底」発言。
一部で「どん底」ではなく「どん詰まり」と言ったという説が出ていますが、
真相はどうなのでしょう?
> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020220-00000003-spn-ent
メカと美少女ばかりが氾濫する(特にこの2,3年の萌えアニメの急増は異常)
現状を鑑みると、上記の発言が出てくるのも理解できないでもありません。
しかし、メカと美少女を広めた最大の功労者は誰あろう、宮崎監督自身です。
想像するに、宮崎監督にとって最もコピーして欲しくない部分がコピーされて
どんどん広められているような印象があり、それが上記の発言に繋がるのでは
ないでしょうか。
それと、宮崎監督はおそらく、メカと美少女を描きたいという欲望とそれでは
駄目だという自制との葛藤の間で作品を作っているように私には思えますが、
それが仮に事実だとすれば、無反省にメカと美少女のアニメが量産されている
(ように見える)現状はさぞや嘆かわしいでしょうね。
> 「それ(庵野監督の世代)より若いのはコピーのコピー」という辺りは
> まぁそうかも、と思うのですが、「ゆがんで薄くなっている」というの
> には、「そうかなぁ」と疑問に思います。
ここで庵野監督の名前が出てくるのが不思議(確かに、アニメ監督としては、
宮崎監督に次ぐ権威なのかも知れませんが)ですね。この理由を推測するに、
庵野監督は「自分にはオリジナルがない。コピーしかない。」という葛藤を、
いわばモチベーションとして作品を作っているのに対し、それより若い世代は
無反省にコピーを行ってそれに安住してしまっている、等と感じているのかも
知れません。
> アニメは所詮「エンターテインメント」なのだから、裾野は広ければ
> 広いほど良い。その中で、わずかでも光るものがあればそれで良い、と
> 私は思っていて、今はTVアニメに限っても、年に1つや2つはそういう
> ものがあると思うんですよね。
御意。
作品によりけりです。
> だから、「薄い」とは一概には言えないんじゃなかろうか、という気が
> します。
さすがに現在ある全てのアニメをチェックしているとは考えられませんから、
たまたま酷い作品を観てしまったのかも知れませんね。(^_^;
#それが売れていると聞いてブチ切れたのかも。(^_^;
> まぁ、長年アニメ業界でやってこられた宮崎監督とは、また見方が全然
> 違うんでしょうし、もしこの話題で討論でもしようものなら、絶対
> 勝てないでしょうが(^_^;
私には、宮崎監督は、必要以上に厳しい言い方をあえて行ったように思えます。
#理由は後述します。
> しかし、「(この受賞で)日本アニメが世界レベルになったということ
> か?」なんて質問をする取材者も何だかマヌケですねぇ。そんなもん、
> 個々の作品が評価されただけであって、「日本アニメ」という集合全体
> とは何の関係もないのは、ちょっと考えればわかりそうなもんですが:-P
> この人は、日本アニメのレベルを気にするより、自分のジャーナリスト
> としてのレベルを心配したほうがいいと思います。
既に指摘されておりますが、自分の書きたい記事に都合の良い発言を権威ある
人物(この場合は、金熊賞を受賞した宮崎駿監督)から引き出すのが目的の、
一種の誘導でしょう。結果として、宮崎監督に真っ向から否定されてしまい、
このジャーナリストの目論見は崩れ去ったようですが。(^_^;
#一部でも肯定してしまうと、その部分だけ抜き出されて都合よく利用されて
#しまう危険性があります。それを避けるには真っ向から否定するしかありま
#せん。これがあえて厳しい発言をした理由と睨んでいます。
> ところで、「千と千尋の神隠し」ですが、私はだいぶん前に1回観た
> きりです。面白いことは面白かったのですが、特に何度も観たいとは
> 思わなかったのも事実でして。
私には、これまでの宮崎監督作品の中で「千と千尋の神隠し」のみが際だって
優れているとは思えませんでした。むしろ「風の谷のナウシカ」や「天空の城
ラピュタ」などの方がインパクトが大きかったですし、「何度目だ、ナウシカ」
状態にも関わらずその魅力は衰えていないと考えます。今回金熊賞を受賞した
のは「千と千尋の神隠し」という作品単体と言うよりむしろ今までの宮崎作品
全体を評価してその功績に対するものなのかも知れません。
#「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」の観客動員記録も、これらの過去の
#傑作により確立したブランドイメージに負うところが大きいと推測します。
> では。
ではでは。
--
┏ 石 川 彰 夫 ( いしかわ あきお ) ┓
┃ 株式会社 ケイディーディーアイ研究所 (KDDI R&D Laboratories Inc.) ┃
┃ E-mail address < ak...@kddlabs.co.jp > ┃
┗ Web Site URL < http://www.hc.t.u-tokyo.ac.jp/~kageo/ > ┛
まあこれだけけなされるというのは考えてみればかなり強烈な個性を放ってい
る、とも言えるわけです。「さまざまな範囲への広がり」ということを考えると
当然宮崎アニメも“あり”なのですが、宮崎氏の目から見たら「数ばかりで特定
の範囲に偏っている」ということなのではないでしょうか。実際宮崎アニメは
「古き良き」アニメであり、昔はそうした分野でもそれなりに良い作品があった
わけですがいまやこの手のものは宮崎アニメの独壇場ですから。
あ、そうそう。
>;;一応、改ページしときます。
OUTLOOK EXPRESSでは改ページは効きません。そこのところ、よろしく。
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
> 個人的にはミヤザキアニメが何故世の多くの人に評価されているのか不
> 思議でなりません。
ヒロインが美しいからだと思うね、ぼくは。
#千と千尋は例外。
--
ayu
At Fri, 22 Feb 2002 20:35:20 +0900,
Yuuichi Naruoka wrote:
> あ、そうそう。
> >;;一応、改ページしときます。
>
> OUTLOOK EXPRESSでは改ページは効きません。そこのところ、よろしく。
>
すみません。以後、気を付けます。
> 子供を引きつけるという事なら『となりのトトロ』も凄いですよ。:-)
いやいや、「もっとも~っとタケモット♪」のCMの方が凄いです。
--
gog
ayumu oshimi wrote:
千尋は、仕草が可愛いですからね。
--
Wataru Morimoto
<akio-22020...@ishikawa.mip.kddlabs.co.jp>の記事において
ak...@kddlabs.co.jpさんは書きました。
> 石川@KDDI研です。
> しかし、メカと美少女を広めた最大の功労者は誰あろう、宮崎監督自身です。
> 想像するに、宮崎監督にとって最もコピーして欲しくない部分がコピーされて
> どんどん広められているような印象があり、それが上記の発言に繋がるのでは
> ないでしょうか。
> それと、宮崎監督はおそらく、メカと美少女を描きたいという欲望とそれでは
> 駄目だという自制との葛藤の間で作品を作っているように私には思えますが、
> それが仮に事実だとすれば、無反省にメカと美少女のアニメが量産されている
> (ように見える)現状はさぞや嘆かわしいでしょうね。
なんかソープで説教垂れる親父を想像してしまいました(^^;
> ここで庵野監督の名前が出てくるのが不思議(確かに、アニメ監督としては、
> 宮崎監督に次ぐ権威なのかも知れませんが)ですね。この理由を推測するに、
雑誌で対談とか色々してるので、議論して気が合う処とかあったのかも知れま
せん。
> さすがに現在ある全てのアニメをチェックしているとは考えられませんから、
> たまたま酷い作品を観てしまったのかも知れませんね。(^_^;
たまたま見たのが自分の好きなジャンル(でも葛藤持ち)だったと。
--
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 村上 智一 ( TomOne ) 鎌倉市在住 ┠┐
┃ URI: http://kikyou.sakura.ne.jp/~tomone/ ┃│
┃ E-Mail: tom...@kikyou.sakura.ne.jp (main) ┃│
┃ E-Mail: mrkm...@mtd.biglobe.ne.jp (sub) ┃│
┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛│
└────────────────────────────┘
#プロバイダのニュースサーバが不調で、記事が出ていくけど届かないという
#状態が続いているうちに、フォローがいっぱいついてました…。
#結局、フォロー記事が全然届かないので、Queenのアーカイブから記事をコ
#ピーして、WinVNでReferencesを無理矢理付けてます…。
"Ryusuke Miyamoto" wrote...
> 前から気になっていたのですが、アニメファン(ここでは、アニメが
> 好きと公言する人としておきましょう。)と、ミヤザキアニメのファ
> ンってどれくらい重なりがあるもんなんでしょうか?
私のまわりにも、普段はアニメを見ないけど、いわゆる「宮崎アニメ」は好き
って言う人は割といますね。
私自身は、特に「宮崎アニメ」だけが好きでも嫌いでもないです。面白ければ
何でもいい。
(こーゆーのを「ノンポリ」って言うのでしょうか(^_^;)
> > 離さないのは、やっぱりすごい作品なのだろうなぁ、と感心したもの
> > です。
> そんな周りの状況に左右されて先入観を持たずに自分自身の感覚を大切
> にされた方がよろしいのでわ?
> ;;それともこれは反語表現ですか?
> ;;不足分を補うと、
> ;;やっぱりすごい作品なのだろうなぁ、私はそうは思わないけど。
> ;;ってな具合でせうか?(^_^)
近いです。何であれ、今時の飽きっぽそうで我慢の足りなさそうな子供(この
辺、多分に偏見入ってますが)の集団を2時間にわたって引きつける作品って
すごいと思います。「クレヨンしんちゃん」は未見なのですが、引きつけるな
らそれもやっぱりすごい作品なのでしょう。子供らにとって、それだけ魅力が
あるということで。
でも、それと、私自身が面白いと思うかどうかは別。
"HAIBARA ruki" wrote...
> 宮崎氏は自作品の批判も凄くて、世間が名シーンだと認めるところを
> 自分が気に入らないところと、云っていたりしてます。
これってどんなところでしたっけ? 何かで読んだような気がするのですが、
思い出せない…。
"Hiroki Kashiwazaki" wrote...
> あそっか。fj.rec.movies には投稿したんですけど,f.r.animation に
> クロスポストするのは忘れてました。
そー言えば、fj.rec.moviesをチェックしてませんでした(^_^;
「千と千尋」の記事も結構投稿されてましたね。
> 「受賞は日本アニメのレベルの高さの証左か?」という質問に対して
> あの答えな訳ですから,宮崎監督としては「年に1つや2ついい作品
> があるぐらいで日本のアニメのレベルは高いとは言えない。」という
> 事なんではないでしょうかね。
と言うか、個々の作品への評価と、集合全体への評価とを混同しているかのよ
うな質問に対して、「マヌケな質問をするな」って言いたかったんじゃないか
なぁ、なんて思います。
他の方も書かれていましたが、宮崎監督自身、今のアニメ作品をどれだけ観て
るのか疑問ですし。
#ほとんど観ていれば、それはそれですごい。
確かに、日本のアニメ作品全体のレベルが底上げされた結果、頂点が高くなっ
たから今回の受賞につながった、という見方もあるかもしれませんが、今後も
受賞が続くとはちょっと思えませんしね。
> 僕は2回観に行きました。今回の受賞でまた上映するらしいので暇を
> みつくろって3回目に行ってくる予定です。とにかくその虚構の広が
> りに圧倒されたままなので,もうちょっと落ち着いて冷静に観たい。
私は、まぁレンタルビデオでもいいかなぁ、とか思ってます(^_^;
「受賞記念」とかで、料金を安くしてくれるところがあれば行ってもいいかな。
"Koichi Soraku" wrote...
> やっぱりfjに投稿する人の絶対数が減っている影響でしょうね。
それでも、fj.rec.animation は、記事の流量がかなり多いほうですね。
> 良い作品(になりうる作品)が長続きしないんですよね。だいたい2クールで
> 終わっちゃうし、1クールだけの作品も多いですよね。時間的な制限が厳しい
> ので小さな出来事を積み重ねてストーリーの厚みを出すことが難しく、なんと
> なく平坦だったり唐突だったりする…。
1クールでも2クールでも、ちゃんとシリーズ全体としての構成ができてない
作品が多いような気はしますね。コミックなどの原作があるものだと、まだ未
完の作品をアニメ化したりして、終わり方に苦労しているような…。
> あと、自分が見ている作品が偏っているだけなのかもしれませんが、作品の
> 幅自体も狭まってきているように思います。例えば『ミームいろいろ夢の旅』
> や『まんがはじめて物語』みたいな教育アニメ、『まんが日本昔ばなし』や名
> 作劇場のような家族そろって楽しめるような作品って最近はとても少ないよう
> に思います。
うーん、でも、これは今に始まったことでもないような気がします。
むしろ、過去の一時期のように、猫も杓子もロボットアニメ、みたいな頃より
はバラエティに富んでるように思います。
#「エルガイム」(…あれ、「ザブングル」だったかな?)「モスピーダ」
#「ボトムズ」「ダグラム」「バイファム」と、17:00から19:30の間に5作品
#立て続けっていうことがありました(^_^;
> 子供を引きつけるという事なら『となりのトトロ』も凄いですよ。:-)
火浦功さんの娘さんだったかが、「1日1回観てる」らしいですが(^_^;
"Akio Ishikawa" wrote...
> 一部で「どん底」ではなく「どん詰まり」と言ったという説が出ていますが、
> 真相はどうなのでしょう?
「ファミ通.com」の記事、
http://www.famitsu.com/entertainment/news/2002/02/19/n03.html
を読みますと、「どんづまり」になってますね。さらに、「コピーのコピー」
というのも、庵野氏の発言になってて、先のスポニチの記事とは食い違ってま
す。
> しかし、メカと美少女を広めた最大の功労者は誰あろう、宮崎監督自身です。
かつて、「宮崎監督の作品のヒロインは、うんちもおしっこもしないようなの
ばっかりだ」と言われたのに対して、宮崎監督は、「じゃあおまえ達は、うん
ちやおしっこばっかりしているようなヒロインを描きたいのか」って返したそ
うですから。えらい極端ですけど、そういった、どこか「浮世離れ」したヒロ
イン像をアニメで広めた張本人であるのは間違いないと思います(^_^;
#だいぶん前の話ですけど。
> 既に指摘されておりますが、自分の書きたい記事に都合の良い発言を権威ある
> 人物(この場合は、金熊賞を受賞した宮崎駿監督)から引き出すのが目的の、
> 一種の誘導でしょう。結果として、宮崎監督に真っ向から否定されてしまい、
> このジャーナリストの目論見は崩れ去ったようですが。(^_^;
うーん、そこまでまともなことを考えての質問だったのであれば、まだいいの
ですが…。それなら、単にその質問者が未熟で、聞く相手が悪かった、で済む
のですけど、単に何も考えずにありきたりな質問をして、思わぬ反論を食らっ
た、ていうマヌケな話なんじゃないか、という気がしてしょうがないです(^_^;
> 私には、これまでの宮崎監督作品の中で「千と千尋の神隠し」のみが際だって
> 優れているとは思えませんでした。むしろ「風の谷のナウシカ」や「天空の城
> ラピュタ」などの方がインパクトが大きかったですし、「何度目だ、ナウシカ」
> 状態にも関わらずその魅力は衰えていないと考えます。今回金熊賞を受賞した
私は、「ナウシカ」は実はあんまり好きではなくて、一方で「ラピュタ」は好き
と思ってるんですよね。基本的に、「原作付き」の宮崎監督作品はあまり好きで
なかったりします。「ナウシカ」は、原作も宮崎さんですが、作品としてのスケ
ールがあまりにも矮小化されているようでちょっと…。「魔女の宅急便」も、最
後のところがやっぱりとってつけたようでものすごく余計なものに思えますし。
#「魔女の宅急便」の原作は、単発の劇場映画より、TVシリーズに相応しい作品
#だと思います。
> のは「千と千尋の神隠し」という作品単体と言うよりむしろ今までの宮崎作品
> 全体を評価してその功績に対するものなのかも知れません。
金熊賞の選考基準をよく知りませんが、そういうことってあるんでしょうか?
それはそれで、過去の累積がない新人監督が不利になるようで、ちょっと公平
じゃない気がします。
> > 子供を引きつけるという事なら『となりのトトロ』も凄いですよ。:-)
>
> 火浦功さんの娘さんだったかが、「1日1回観てる」らしいですが(^_^;
いや、とりみきの所だったような。
--
ayu
"Miyakoshi Kazufumi" <miya...@tim.hi-ho.ne.jp> wrote in message news:a59h2j$ta$2...@news1.hi-ho.ne.jp...
| これってどんなところでしたっけ? 何かで読んだような気がするのですが、
| 思い出せない…。
「風の谷のナウシカ」ではラストのナウシカ復活のシーンですね。これは
原作ファンや一部の人からも批判が出ているところですが、宮崎氏本人
も気に入ってないらしいです。
「となりトトロ」では、夜中にトトロ達とサツキとメイが踊って、木の実の
芽を出すシーン。劇中中盤の名シーンですが『植えた木の実だけのび
てその周りの雑草がのびないのは変だ』という旨の発言もなさってまし
た。
全般的に、制作上そういうところに逃げたのが嫌だったというのが
宮崎氏の自己批判の内容でした。
それと宮崎作品を何度も見ているという意見に対して『僕の作品は
年に何度もみるようなものではない』っと答えていたりもしました。それ
と作品のイメージソング歌っていた人に対して、イメージにあわないと
云うことも仰っていました。
そうそう、キネマ旬報'95増刊に掲載されている、宮崎氏と高畑氏の
対談とか興味深いですよね。
"ayumu oshimi" wrote...
> いや、とりみきの所だったような。
あ。(角川スニーカー文庫「大出世。」を見て)そうでした。
--
宮越 和史@大阪市在住
> それと宮崎作品を何度も見ているという意見に対して『僕の作品は
> 年に何度もみるようなものではない』っと答えていたりもしました。それ
> と作品のイメージソング歌っていた人に対して、イメージにあわないと
> 云うことも仰っていました。
これって、安田成美の事なのでしょうか?
--
ayu
駄目です!これは駄目。
宮崎アニメの良さは、ストーリーよりも何よりも画面です。
映画館のでかいスクリーンで見ないと、魅力半減(以上)です。
劇場で見たトトロの迫力がすごくて、
後にビデオで見たら、なんか魅力半減でした。
僕はストーリーよりも何よりも、まずそこを見るので
紅の豚の評価がかなり高いです。
すずき。
ただ、昔は、ロボットアニメと言っても、
主人公格にロボットが出る以外は、いろいろなんでもありだったと思います。
最近は、○○アニメという言い方をすると、
ストーリーまでもある程度わかってしまうような状況ですので
それは、あまり良くないと思います。
# スポンサーが口を出しすぎるのかな。
# 種類は増えたてるけど、逆に変に整頓されすぎてると思う。
> #「エルガイム」(…あれ、「ザブングル」だったかな?)「モスピーダ」
> #「ボトムズ」「ダグラム」「バイファム」と、17:00から19:30の間に5作品
> #立て続けっていうことがありました(^_^;
# ロボットものと言っても、このバラエティはすごいな。
これは、まぁ、スポンサーが付かないことにはどうしようもない、と言う
宮崎駿が手塚治虫を非常に嫌う理由から派生する問題のせいでしょうね。
すずき。
In article <1sh85a...@news.biglobe.ne.jp>,
mrkm...@mtd.biglobe.ne.jp (MURAKAMI Tomokazu) wrote:
> 村上 @鎌倉市です。
> <akio-22020...@ishikawa.mip.kddlabs.co.jp>の記事において
> ak...@kddlabs.co.jpさんは書きました。
> > 石川@KDDI研です。
> > それと、宮崎監督はおそらく、メカと美少女を描きたいという欲望とそれ
> > では駄目だという自制との葛藤の間で作品を作っているように私には思え
> > ますが、それが仮に事実だとすれば、無反省にメカと美少女のアニメが量
> > 産されている(ように見える)現状はさぞや嘆かわしいでしょうね。
> なんかソープで説教垂れる親父を想像してしまいました(^^;
「片方の手で美少女を描き、もう片方の手でメカを描きながら、口では説教を
する」と評したのは岡田斗司夫氏でした。
#氏によれば、宮崎監督はたまにGAINAXを訪れて本当に説教をしていたそうで。
> > ここで庵野監督の名前が出てくるのが不思議(確かに、アニメ監督として
> > は、宮崎監督に次ぐ権威なのかも知れませんが)ですね。
> 雑誌で対談とか色々してるので、議論して気が合う処とかあったのかも知れ
> ません。
親交は深いでしょうね。庵野氏は宮崎氏の弟子を自称していますし。
#「新世紀エヴァンゲリオン」の終了後、宮崎氏から庵野氏に励ましの電話が
#あったとか。(^_^;
> > さすがに現在ある全てのアニメをチェックしているとは考えられませんか
> > ら、たまたま酷い作品を観てしまったのかも知れませんね。(^_^;
そう言えば、以前に、高畑勲氏があるテレビアニメを観て激怒した事件があり
ました。そのテレビアニメが何であったのか結局分からず終いでしたが。
> たまたま見たのが自分の好きなジャンル(でも葛藤持ち)だったと。
例えば「シスタープリンセス」とかを観たら、宮崎監督ブチ切れそうですね。
(^_^;
In article <a59mcn$4e9$1...@news1.hi-ho.ne.jp>,
miya...@tim.hi-ho.ne.jp (Miyakoshi Kazufumi) wrote:
> ども、みやこしです。
> "Akio Ishikawa" wrote...
> > 一部で「どん底」ではなく「どん詰まり」と言ったという説が出ています
> > が、真相はどうなのでしょう?
> 「ファミ通.com」の記事、
> http://www.famitsu.com/entertainment/news/2002/02/19/n03.html
> を読みますと、「どんづまり」になってますね。さらに、「コピーのコピー」
> というのも、庵野氏の発言になってて、先のスポニチの記事とは食い違って
> ます。
うーむ。
「どん底」ならばやり方次第では将来の発展に希望が持てることになりますが、
「どんづまり」だと希望が持てないということになり、かなり意味が違います。
> > 既に指摘されておりますが、自分の書きたい記事に都合の良い発言を権威
> > ある人物(この場合は、金熊賞を受賞した宮崎駿監督)から引き出すのが
> > 目的の、一種の誘導でしょう。結果として、宮崎監督に真っ向から否定さ
> > れてしまい、このジャーナリストの目論見は崩れ去ったようですが。(^_^;
> うーん、そこまでまともなことを考えての質問だったのであれば、まだいい
> のですが…。それなら、単にその質問者が未熟で、聞く相手が悪かった、で
> 済むのですけど、単に何も考えずにありきたりな質問をして、思わぬ反論を
> 食らった、ていうマヌケな話なんじゃないか、という気がしてしょうがない
> です(^_^;
あくまで私の想像なのですが、この時もし宮崎監督が少しでも肯定的な回答を
していたら、翌日の新聞等は「日本アニメも世界レベルに」といった見出しが
ついた(しかも、一見すると宮崎監督の発言に見える)のではないかと。(^_^;
#実は、個人的に、ジャーナリストがこの種の誘導をするところを見た経験が
#2,3ありまして(私の苦い体験もあり)、ちょっと不信感がありました。(^_^;
> > のは「千と千尋の神隠し」という作品単体と言うよりむしろ今までの宮崎
> > 作品全体を評価してその功績に対するものなのかも知れません。
> 金熊賞の選考基準をよく知りませんが、そういうことってあるんでしょうか?
私も選考基準に関する知識がないので確かなことはまったく言えないのですが、
北野武監督の「HANABI」の金獅子賞受賞に関しては、その数年前から北野監督
作品への評価が高くて研究会なども開かれており、当時より受賞が有望視され
ていた背景があるそうです。
私なんか今年の1月11日には23時までフジの2時間ドラマを見、その後このシー
ン、もっと言うと大ババ様の「その者蒼き衣をまといて…」のセリフを堪能す
るために日テレにチャンネル変えたものですけど。
#庵野氏原画の巨神兵も一応見ておく(^^;
その後TRICK2に移って「なんどめだナウシカ」に遭遇。
日テレ・ジブリのコンビは結構強力に働いていると思います。1年以上前から
「製作快調」なんてやってますよね。
--
清水 厚@つくば
mi...@clubAA.com
In article <87adu3...@kirika.org>, Ryusuke Miyamoto <mi...@kirika.org> wrote:
> どんなに有名であろうと、どんなに称賛されていようと、自分が面白く
> なければその作品は自分にとっては下らないわけで、逆にどんなにマイ
> ナーだろうが、どんなに酷評されていようが自分が面白いと感じればそ
> れでおっけーでしょう。
面白い、と思ってしまえば勝ち、なのはいいんですが、それだけだと
「文化」の域まで昇華できんと思います。
とはいえ、ここまで穿った見方をするのもどうかと思いますが。↓
http://ya.sakura.ne.jp/%7Eotsukimi/hondat/view/sen.htm
--
「どうしようもない駄��落を言うやつって増えたよなぁ」
「全く。そのくせオヤジギャグと言われると不本意そうだし」
「俺、そういう時は『下手なシャレ言うなシャレ』って言ってやるんだ」
「……」
「……」
「なんでみんな黙るんだよ。うまい切り返しだろ?」
東京都 飯塚顕充 iiz...@comp.metro-u.ac.jp
"Akio Ishikawa" <ak...@kddlabs.co.jp> wrote in message news:akio-25020...@ishikawa.mip.kddlabs.co.jp...
| 親交は深いでしょうね。庵野氏は宮崎氏の弟子を自称していますし。
| #「新世紀エヴァンゲリオン」の終了後、宮崎氏から庵野氏に励ましの電話が
| #あったとか。(^_^;
個人的にはとーっても仲が良いと思われる二人ですが、「エヴァ」
を見た宮崎氏は『人が描けていない!』っと一喝。庵野氏は、
『ジブリでは新人は育たない!』これまたチェスト一発。お互いの
才能を認めているが故のやり取りなのかぁ…とか感じます。
押井氏も、宮崎氏や高畑氏には容赦がないですよね。
| 例えば「シスタープリンセス」とかを観たら、宮崎監督ブチ切れそうですね。
| (^_^;
声優にかんしては、『これでは、まるで娼婦のようだ!』と激怒し
た時があるそうですが、もしIshikawaさんが仰るように「シスター
プリンセス」を見たら…。
そういえば、寺山修司は「サザエさん」をみて『彼女は、娼婦になる
他には現代に生きる資格はない』といっていたそうです。
“娼婦”という言葉で括られる二人の発言。これには関連性がある
のか?多分ない。
MURAKAMI Tomokazu wrote in message <1sh85a...@news.biglobe.ne.jp>...
><akio-22020...@ishikawa.mip.kddlabs.co.jp>の記事において
>ak...@kddlabs.co.jpさんは書きました。
>> ここで庵野監督の名前が出てくるのが不思議(確かに、アニメ監督としては、
>> 宮崎監督に次ぐ権威なのかも知れませんが)ですね。この理由を推測するに、
>
>雑誌で対談とか色々してるので、議論して気が合う処とかあったのかも知れま
>せん。
というより「弟子の中で名前が売れている人」を引き合いに出しただけなのか
も(庵野監督は「ナウシカ」で巨神兵の部分の動画を書いていた)。宮崎監督が
公の席で実名を出して個人批判をする、というのも珍しい(しかも“庵野”と呼
び捨てにしている)と思ったのですが、自分の弟子ならば分かります。
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
"ayumu oshimi" <m504...@u-aizu.ac.jp> wrote in message news:a5ajok$3g6$1...@nh1.u-aizu.ac.jp...
| > それ
| > と作品のイメージソング歌っていた人に対して、イメージにあわないと
| > 云うことも仰っていました。
|
| これって、安田成美の事なのでしょうか?
ええ、その方だと記憶してます。どのあたりがイメージに合わないのか
はちょっと分からないのですけれどもね。
"Suzuki K." <suz...@ims.ac.jp> wrote in message news:a5c8us$3q9$1...@news.orion.ac.jp...
| 宮崎アニメの良さは、ストーリーよりも何よりも画面です。
| 映画館のでかいスクリーンで見ないと、魅力半減(以上)です。
制作側は、劇場で上映することを前提に作っていますので、その
意図を汲み取るには劇場で見るというのが一番かもなのですね。
「千と千尋の神隠し」も、その画面全てがステージの如く、全てが
息づいて動いている様は『おぉ!』です。
#個人的に感想を述べる時は、千尋のことを“アン meets アリス”
#といってます。
> | > それ
> | > と作品のイメージソング歌っていた人に対して、イメージにあわないと
> | > 云うことも仰っていました。
> |
> | これって、安田成美の事なのでしょうか?
>
> ええ、その方だと記憶してます。どのあたりがイメージに合わないのか
> はちょっと分からないのですけれどもね。
原作とは合わないかもなぁ。
でも、あの曲それ自体(あの不安定な発声も含めて)は傑作だし、
歌手本人が宮崎の趣味じゃない、という事かな。
--
ayu
> | これって、安田成美の事なのでしょうか?
>
> ええ、その方だと記憶してます。どのあたりがイメージに合わないのか
> はちょっと分からないのですけれどもね。
イメージはどこがあっていないかはわかりませんが、音程が合ってなかったの
はたしかです。
---
恵畑俊彦 "This unit is programmed to provide sources of
eb...@nippon.email.ne.jp acceptable nutritional value." replicator
======================== == http://www.ne.jp/asahi/ebata/tos/ ==
音程がずらしにくい歌なんですけどねぇ(笑)
# 「風の妖精」の方は得に・・・
すずき。
"HAIBARA ruki" wrote...
> 「風の谷のナウシカ」ではラストのナウシカ復活のシーンですね。これは
> 原作ファンや一部の人からも批判が出ているところですが、宮崎氏本人
> も気に入ってないらしいです。
あそこは確かに。私がアニメの「ナウシカ」をあまり好きでない理由のひとつ
です。あの手の話で死人が生き返ってはいけませんね。
> 「となりトトロ」では、夜中にトトロ達とサツキとメイが踊って、木の実の
> 芽を出すシーン。劇中中盤の名シーンですが『植えた木の実だけのび
> てその周りの雑草がのびないのは変だ』という旨の発言もなさってまし
> た。
こちらは、どうでしょう?あの場面自体、夢か現かわからないのに、そんな所
にこだわるのも変な気がします。
--
宮越 和史@大阪市在住
> > イメージはどこがあっていないかはわかりませんが、音程が合ってなかったの
> > はたしかです。
>
> 音程がずらしにくい歌なんですけどねぇ(笑)
> # 「風の妖精」の方は得に・・・
あ、そ~なんですか。音程の定義をわかっていないのは告白せねばなりますま
い。
At 23 Feb 2002 02:24:09 +0900,
ayumu oshimi wrote:
> ヒロインが美しいからだと思うね、ぼくは。
それって、いわゆる「萌えアニメ」とどこが違うのでせうか?
--
Ryusuke Miyamoto
mailto:mi...@kirika.org
At 24 Feb 2002 01:37:02 GMT,
Miyakoshi Kazufumi wrote:
> #プロバイダのニュースサーバが不調で、記事が出ていくけど届かないという
> #状態が続いているうちに、フォローがいっぱいついてました…。
> #結局、フォロー記事が全然届かないので、Queenのアーカイブから記事をコ
> #ピーして、WinVNでReferencesを無理矢理付けてます…。
大変ですね。私は極めて安定したサーバーから直接 feed してもらってる
サーバーを使ってるので結構安心してます。
#週末に OS の upgrade があったのですが、それはちょっとドキドキでした。
> 私自身は、特に「宮崎アニメ」だけが好きでも嫌いでもないです。面白ければ
> 何でもいい。
> (こーゆーのを「ノンポリ」って言うのでしょうか(^_^;)
私も面白ければ何でもおっけーなのですが、今までの宮崎アニメは生理的
に受け付けないのが多いです。
#一応、面白いのしか見ないってのもポリシーのはず!!
;;この前、ナウシカをやってて、ちょこっと見てみたのですが、妙に偽善
;;のにほひが感じられるような気がして、途中でやめました。あーゆーの
;;だめです。
> あ、そ~なんですか。音程の定義をわかっていないのは告白せねばなりますま
> い。
音程がずらしにくい歌なのにずれている、と言う反語表現でした。
# 誤解されてるかも知れないので、とりあえず。
すずき。
In article <a5ajok$3g6$1...@nh1.u-aizu.ac.jp>,
ayumu oshimi <m504...@u-aizu.ac.jp> wrote:
>> それと宮崎作品を何度も見ているという意見に対して『僕の作品は
>> 年に何度もみるようなものではない』っと答えていたりもしました。それ
>> と作品のイメージソング歌っていた人に対して、イメージにあわないと
>> 云うことも仰っていました。
>
>これって、安田成美の事なのでしょうか?
加えて「本当にあったんだー」のヤツも無かったことにしたいみ
たいですね。♪もしもっ。
どっちも徳間側で勝手につけられた代物なので、あれは飽くまで
も「イメージソング」だと切り捨てているようです。主題歌じゃな
いので TV 放映でもかからないし。
監督としての実績が余り無かった頃なので、ある程度言いなりに
なるしか無かった面もあるのでしょう。
--
しらい たかし
#マルチです。
"ayumu oshimi" <m504...@u-aizu.ac.jp> wrote in message news:a5da9c$qpr$1...@nh1.u-aizu.ac.jp...
| でも、あの曲それ自体(あの不安定な発声も含めて)は傑作だし、
| 歌手本人が宮崎の趣味じゃない、という事かな。
"EBATA Toshihiko" <eb...@nippon.email.ne.jp> wrote in message news:3c7a30af$0$27615$44c9...@news3.asahi-net.or.jp...
| イメージはどこがあっていないかはわかりませんが、音程が合ってなかったの
| はたしかです。
メロディーも良い、歌詞もナウシカという少女を、そして作品をよく
あらわしていました。ただ、それを歌ったシンガーの歌唱力は…。
この曲をのちに、ナウシカのCVである島本須美さんがカヴァー
されています。まさにリアルナウシカ!…なのですが、島本さんも
歌唱力的にはアレなのですよね。いえ、彼女の声や演技は大好き
なのですが、オールマンセーとはいかないわけで。
イメージソングといえば、「天空の城ラピュタ」のもの好きでした。
『そんなことないよ』な小幡洋子さんが歌ってらっしゃったのですよ
At Mon, 25 Feb 2002 15:19:28 +0900,
iizuka wrote:
> 面白い、と思ってしまえば勝ち、なのはいいんですが、それだけだと
> 「文化」の域まで昇華できんと思います。
文化っすか?国語力の無い私はあまり良く意味が分かっていないので、
広辞苑を引いてみました。
1.文徳で民を教化すること。
2.世の中が開けて生活が便利になること。
3.人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじめ
技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。
文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活に
関わるものを文化と呼び、文明と区別する。
とのことなので、ここでは 3 の意味と解釈するのが妥当ですかね。し
かし、ここは西洋ではなくて東洋なので、3 の意味もおかしいような気
もします・・・。
#なんか、アニメの話ぢゃなくなった。でも、こーゆー「**を文化にする」
#とか言うのはテレビとかで時々言ってるような気がしますね・・・。
#これは正しい日本語ではないのかな?
;;助けて Mr.Spock !!
;;Data には理解できるのかな???
とりあえず、「(アニメを)文化に昇華する」ってのを「アニメを高尚に
する」と解釈してみますが、アニメを別に高尚にする必要はないのでは
とか思ってしまいます。そもそも、今の世の中って、何を基準に高尚で
あるか否かの判断が下されているかよくわからないですし。そんなこと
気にしない方が良いのではないでしょうかね?
#高尚になろうと努力するってのは、極めて俗っぽい気がします。なの
#で個人的にはそんな作品を高尚であると認めるわけには行きません。
> とはいえ、ここまで穿った見方をするのもどうかと思いますが。↓
> http://ya.sakura.ne.jp/%7Eotsukimi/hondat/view/sen.htm
私的にはこれはおっけーなのですが。というか、かなり楽しく読ませて
いただきました。
#自分がはまっている作品、例えば NOIR とかでこーゆーのを書かれると
#どーなるやろ???ここまで面白ければ O.K. な気がする。
<a5dio6$lud$1...@nsvn01.zaq.ne.jp>の記事において
shi...@nintendo.co.jpさんは書きました。
> しらいです。
> >> と作品のイメージソング歌っていた人に対して、イメージにあわないと
> >> 云うことも仰っていました。
> >これって、安田成美の事なのでしょうか?
いや、納得しますが。
> 加えて「本当にあったんだー」のヤツも無かったことにしたいみ
> たいですね。♪もしもっ。
> いので TV 放映でもかからないし。
ラピュタの奴ですか? これ、スポンサーの紹介の BGM で流れた事があります。
ほんの一瞬でしたが。
#どちらもフルで聞いた事無かったりする。
--
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 村上 智一 ( TomOne ) 鎌倉市在住 ┠┐
┃ URI: http://kikyou.sakura.ne.jp/~tomone/ ┃│
┃ E-Mail: tom...@kikyou.sakura.ne.jp (main) ┃│
┃ E-Mail: mrkm...@mtd.biglobe.ne.jp (sub) ┃│
┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛│
└────────────────────────────┘
<a5dee2$t05$1...@news1.hi-ho.ne.jp>の記事において
miya...@tim.hi-ho.ne.jpさんは書きました。
> ども、みやこしです。
> > 「風の谷のナウシカ」ではラストのナウシカ復活のシーンですね。これは
> > 原作ファンや一部の人からも批判が出ているところですが、宮崎氏本人
> > も気に入ってないらしいです。
> あそこは確かに。私がアニメの「ナウシカ」をあまり好きでない理由のひとつ
> です。あの手の話で死人が生き返ってはいけませんね。
実は死んでなくて、気絶していただけとか。
#誰も息してるかとか、心臓が動いてるとか確かめてないし。
アニメの後で漫画を読むと、そのシーンだけは流石に拍子抜けします。
生き返ってる生き返ってないは別にして。
んでもって、トトロでもイメージソングは作られたけど、
ラピュタでエンディングを歌った井上杏美(あずみ)が良かったのか、
或いは、宮崎駿の作詞原案が良かったのか、
そのまんま、主題歌に昇格されたんですよね。
それ以降、「めぐる季節」とかのような、立場の良くわからない
イメージソングはいくつかあるけど、映画のプロモーションとしては
独立したイメージソングは作られなくなって、
主題歌を早めに発表して、それで売る、と言う路線になってますね。
> どっちも徳間側で勝手につけられた代物なので、あれは飽くまで
> も「イメージソング」だと切り捨てているようです。主題歌じゃな
> いので TV 放映でもかからないし。
ナウシカはよく使われるんですけどね、テレビでは。
# 途中のスポンサーのバックとかに。
> 監督としての実績が余り無かった頃なので、ある程度言いなりに
> なるしか無かった面もあるのでしょう。
「すごいぞらぴゅたはほんとうにあったんだ」の
清涼飲料水(味の素だっけ?)のCMも、
今考えればなかなかすごいかも。
すずき。
> 実は死んでなくて、気絶していただけとか。
> #誰も息してるかとか、心臓が動いてるとか確かめてないし。
酸の湖でえらいことになった脚とか、
飛行瓶から撃たれた、くるぶしと肩の傷とかが
綺麗に癒えてるから、仮に死んでないにしても、
なんかえらい治癒されてることは確かですね。
ただ、まあ、あの時代の人間は、
我々とは違う肉体構造をしてるらしいので、
実は何気なく生き返ることの出来る人なのかも知れません。
# 正常な空気中で呼吸をすると、血を吐いて死ぬとか。
すずき。
"Suzuki K." <suz...@ims.ac.jp> wrote in message news:a5doim$9ru$1...@news.orion.ac.jp...
| 「すごいぞらぴゅたはほんとうにあったんだ」の
| 清涼飲料水(味の素だっけ?)のCMも、
| 今考えればなかなかすごいかも。
フラップターに乗った外国人の少年と少女が出てくるという、コスプレ
風味なCMでしたよね。どういう経路で飲料水メーカーとラピュタが組
んだのかよく分かりませんが。
"MURAKAMI Tomokazu" <mrkm...@mtd.biglobe.ne.jp> wrote in message news:fkmd5a...@news.biglobe.ne.jp...
| ラピュタの奴ですか? これ、スポンサーの紹介の BGM で流れた事があります。
| ほんの一瞬でしたが。
この曲ですが、長らく入手困難だったうえにTVなどでも流れる機会が
極めて少なかったです。しかし99年にリリースされた「BEST OF ANIM
AGE」に収録され、やっと音源として手元に置いておくことが出来るよう
になりました。
「風の谷のナウシカ」の方は、ジブリ系のオムニバスなどに結構収録さ
れているのですが「もしも空を飛べたら」の方は、意図的に外されている
感がありました。
In article <a5dee2$t05$1...@news1.hi-ho.ne.jp>, miya...@tim.hi-ho.ne.jp
(Miyakoshi Kazufumi) wrote:
> ども、みやこしです。
> > 「風の谷のナウシカ」ではラストのナウシカ復活のシーンですね。これは
> > 原作ファンや一部の人からも批判が出ているところですが、宮崎氏本人
> > も気に入ってないらしいです。
>
> あそこは確かに。私がアニメの「ナウシカ」をあまり好きでない理由のひとつ
> です。あの手の話で死人が生き返ってはいけませんね。
でもそうすると、例の有名なアニメージュの手塚治虫追悼文「神の手
を見た」で否定した「キャラを殺して感動を取る」をやってしまい、言
動不一致も極まると思いますけど。
あ、でも生き返らせたら、ますます「殺して感動を取って、復活で感
動を取った」ことになって、矛盾が大きくなるか。
友達がシングルレコードで持ってたので、
そんな貴重なモノとは知りませんでした。
# ナウシカ/トトロの方は持ってるんだけど
まあ、生徒向けのコーラスの定番の「君をのせて」に比べると
存在感が小さいのは、わからないでもないですが。
# いま「そらをとぶしょおじょー」と歌っても、誰もラピュタとは思うまい・・・
それはそうと、
「バージンロードなんていらない」だっけ?の
B面の方も入ってるんでしょうか。
# こっちのジャケット写真が、
# ほんのちょっとHだった記憶が
すずき。
In article <87n0xx...@kirika.org>, Ryusuke Miyamoto <mi...@kirika.org> wrote:
> > 面白い、と思ってしまえば勝ち、なのはいいんですが、それだけだと
> > 「文化」の域まで昇華できんと思います。
>
> 3.人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじめ
> 技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。
> 文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活に
> 関わるものを文化と呼び、文明と区別する。
>
> とのことなので、ここでは 3 の意味と解釈するのが妥当ですかね。し
> かし、ここは西洋ではなくて東洋なので、3 の意味もおかしいような気
> もします・・・。
3ですね。西洋うんぬんは文明との差異を示したものでしょう。
> ;;助けて Mr.Spock !!
> ;;Data には理解できるのかな???
私ならsevenに聞く。
> とりあえず、「(アニメを)文化に昇華する」ってのを「アニメを高尚に
> する」と解釈してみますが、アニメを別に高尚にする必要はないのでは
> とか思ってしまいます。
高尚とはまた違うけど、単に面白いだけだと感性の問題になっち
ゃうんですよ。で、感性の問題だけだと何にも残んないですよ。
感性だから。
だから「面白い」というのを、「どこが、どう、面白かったのか」と
他にも適用できるように分解して、相対的な基準を作るわけです。
でないと残るのは興行成績だけになっちゃうでしょう。
>そもそも、今の世の中って、何を基準に高尚であるか否かの判断が下さ
>れているかよくわからないですし。そんなこと気にしない方が良いので
>はないでしょうかね?
誰かが基準を作るんでなくて、みんなで作るんです。
文化は誰かが号令かけて作るもんじゃないですから。
いいものは「良い」と評価して、悪いものは「悪い」と評価しないと
今の日本映画のような衰退の道を辿ることになります。
> > とはいえ、ここまで穿った見方をするのもどうかと思いますが。↓
> > http://ya.sakura.ne.jp/%7Eotsukimi/hondat/view/sen.htm
>
> 私的にはこれはおっけーなのですが。というか、かなり楽しく読ませて
> いただきました。
面白いのは確かに面白いんですが、何もかも笑い飛ばすだけだと
これまた何も残らないんですな。
<a5dst3$alq$1...@news.orion.ac.jp>の記事において
suz...@ims.ac.jpさんは書きました。
> 酸の湖でえらいことになった脚とか、
> 飛行瓶から撃たれた、くるぶしと肩の傷とかが
> 綺麗に癒えてるから、仮に死んでないにしても、
> なんかえらい治癒されてることは確かですね。
実は金色の粉はナノマシンで、治療していたとか。
> ただ、まあ、あの時代の人間は、
> 我々とは違う肉体構造をしてるらしいので、
> 実は何気なく生き返ることの出来る人なのかも知れません。
> # 正常な空気中で呼吸をすると、血を吐いて死ぬとか。
アニメの方にもこの設定があるのかは疑問です。ED 見ても。
それはそれとして、墓所を壊して、人間を浄化された地で生かしておく手段が
失われてしまったので、後何千年か経ったら人類絶滅(^^;
> > ;;助けて Mr.Spock !!
> > ;;Data には理解できるのかな???
>
> 私ならsevenに聞く。
Seven of Nine の専門は文化ではなくて同化だと思いまする。
# うーむ、自分でもいつにもまして中身のない記事を連発している気がするぞ。^^;
> > ヒロインが美しいからだと思うね、ぼくは。
> それって、いわゆる「萌えアニメ」とどこが違うのでせうか?
「萌えアニメ」とは一体何なのでしょう?
--
ayu
> メロディーも良い、歌詞もナウシカという少女を、そして作品をよく
> あらわしていました。ただ、それを歌ったシンガーの歌唱力は…。
いや、あれが良いんじゃないですか。
あの歌い方、並の歌い手には不可能ですよ。
> イメージソングといえば、「天空の城ラピュタ」のもの好きでした。
> 『そんなことないよ』な小幡洋子さんが歌ってらっしゃったのですよ
> ね。
イメージソングの話ですけど、『銀河鉄道の夜』のヤツは
全然表に出てこなかったですし、ちょっと不運だったな。
良い曲なのにね。
--
ayu
"ayumu oshimi" <m504...@u-aizu.ac.jp> wrote in message news:a5g4ka$ntl$2...@nh1.u-aizu.ac.jp...
| いや、あれが良いんじゃないですか。
| あの歌い方、並の歌い手には不可能ですよ。
確かに真似しようにも、あの微妙な歌メロは再現が難しいかも
知れません。そしてそれが“個性”というならば、そういうことでし
ょう。
考えてみますと、ナウシカもまだまだ少女という年齢です。しかし
そんな彼女に課せられた課題・責任は極めて大きいです。つまり
そんな彼女の心を、メロディーとして表現した場合に、そのような
歌唱法が要求されるのかもしれません(そんなことはない)。
| イメージソングの話ですけど、『銀河鉄道の夜』のヤツは
| 全然表に出てこなかったですし、ちょっと不運だったな。
| 良い曲なのにね。
作中に用いられたどうか分からないのですが(劇場版では使われ
ていない)、シャアのテーマ。この曲を最初の聴いた時は顎が
飛びました。いえ、歌詞が斬新すぎて…。
At 26 Feb 2002 22:55:00 +0900,
私は
http://www.wdic.org/?word=%CB%A8%A4%A8%A5%AD%A5%E3%A5%E9+%3AMOE
なのが登場するアニメだと解釈しています。ただ、萌えるってのは
個人差があるので、一概には言えないので、「いわゆる」を付けま
した。「いわゆる」を付けることで、ここに例示されてるようなの
に絞ることができるかなと。
#他にちゃんとした定義があるのなら教えて欲しいです。
At Tue, 26 Feb 2002 17:44:18 +0900,
iizuka wrote:
> > 3.人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじめ
> > 技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。
> > 文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活に
> > 関わるものを文化と呼び、文明と区別する。
> >
> > とのことなので、ここでは 3 の意味と解釈するのが妥当ですかね。し
> > かし、ここは西洋ではなくて東洋なので、3 の意味もおかしいような気
> > もします・・・。
>
> 3ですね。西洋うんぬんは文明との差異を示したものでしょう。
ええっと、広辞苑によると文化というのは物心両面の成果なのであって、
芸術等は構成要素ではあっても、文化そのものではないと解釈できます。
なので、「**を文化にする」という表現は日本語の語法としてはおかし
いのかなと思った次第であります。西洋に関して言及したのは、西洋で
は文明と文化を区別するとのことなので、精神生活に関わる要素が「ア
ニメしかない」というような理想的な状況も想定できないことはないの
で、このような表現をしてもおかしくはならないかなと思ったからです。
> だから「面白い」というのを、「どこが、どう、面白かったのか」と
> 他にも適用できるように分解して、相対的な基準を作るわけです。
> でないと残るのは興行成績だけになっちゃうでしょう。
興行成績なんぞで判断するのは論外だと思いますが、この相対的な
基準を作るというのは極めて困難だと思うのですが違うのでしょう
か?作品を相対的に評価するための万人に共通な基準なんて作れな
いですよね?
;;市場原理主義者にとっては興行成績で判断するのは当然なのかな?
> 誰かが基準を作るんでなくて、みんなで作るんです。
> 文化は誰かが号令かけて作るもんじゃないですから。
> いいものは「良い」と評価して、悪いものは「悪い」と評価しないと
> 今の日本映画のような衰退の道を辿ることになります。
しかも、このように「みんなで」とかなるとそれはより困難になる
のではないのでしょうか?
#少なくとも、今は「みんなで」ではなく、一部の権威あるといわれ
#ている人達が作ってるのですよね?詳しくないので、私の誤解かも
#知れないですが。
At Mon, 25 Feb 2002 12:53:14 +0900,
Akio Ishikawa wrote:
> > > のは「千と千尋の神隠し」という作品単体と言うよりむしろ今までの宮崎
> > > 作品全体を評価してその功績に対するものなのかも知れません。
> > 金熊賞の選考基準をよく知りませんが、そういうことってあるんでしょうか?
>
> 私も選考基準に関する知識がないので確かなことはまったく言えないのですが、
> 北野武監督の「HANABI」の金獅子賞受賞に関しては、その数年前から北野監督
> 作品への評価が高くて研究会なども開かれており、当時より受賞が有望視され
> ていた背景があるそうです。
で書かれているような状況ってのは本来あってはならないことです
よね?偏見や先入観無しに、また誰が作ったかを別にしてその作品
のみが評価されるべきですよね?権威ある賞をもらったからといっ
て、下らない作品が世の多くの凡人、俗人に評価されるような事態
になってしまったりしたらそれもまた今後の作品の質を低下させる
原因となるのではないでしょうかね?
#一般論で、今回のことではありません。
また、無名だからとか新人だからとかいう理由で不当に評価が低く
なったりすると、やってる本人はやる気をなくすでしょうし。
#もっとさいてーなのは、「アイツ嫌いやから低くしよ」とかですね。
理想的に作品の優劣を正当に評価できる基準があり、理想的に評価
を下せる仕組みがあれば良いとは思いますけど、そんなものは現実
には存在し得ないですからねぇ。下らぬことに左右されぬ哲人がい
っぱいいれば可能かもしれないですが。
#もはや、計算機にやらせるしかない。五輪の審判も是非そーすべき。
#審判とか採点官の主観に任せるのはやめて欲しいです。私も審判に
#泣かされるってのは何度も体験してきましたが、本当にやる気なく
#なります。昨年、世界選手権日本代表と試合した時とか、余裕で勝っ
#てる試合なのに負けさせられたし。もう、さいてー!!ま、無名だと
#とてつもなく不利だってのはどの世界でも同じなんでしょうけど。
☆Subject: Re: 千と千尋の神隠し・金熊賞受賞
In article <878z9d...@kirika.org>
>> 龍之介 @ 霧香おるぐ です。
私も、いろいろ文句言いたかったですが、機会を逸した(笑)。
>> > 「萌えアニメ」とは一体何なのでしょう?
>> http://www.wdic.org/?word=%CB%A8%A4%A8%A5%AD%A5%E3%A5%E9+%3AMOE
>> なのが登場するアニメだと解釈しています。ただ、萌えるってのは
>> 個人差があるので、一概には言えないので、
上記Webが正しいとすると、私はずっと誤用してました(笑)。
萌えるリンクをたぐると、
「愛していること、溺愛していること」
#モエモエを1byte カナにすると lynx だと 「謝雫謝雫」になる(笑)。
以下、主観。
4月から、私は、ミュウミュウで萌え死にする確率がかなり高い
のですが、決して「溺愛」して死にそうになるわけではないです(笑)。
なめたい、とかたべたい、とか、つまみたい、とか
こういう衝動にかられるのと、愛とは違うと思います。
#そう、某復讐モードのあかりハウスから出て来た少女に買わせようと
#した本を見て、主に男性が衝動にかられる状態に一番近い=萌え(笑)。
##すみません、めちゃくちゃ意味不明です。
もう少し表現を直接的にすると、本来子孫繁栄のために用意されている?
感情を間接的対象物に対して感じる状態とか(笑)。
#アイドル、フィギュア、2次元アニメーションキャラクター。
In article <877kox...@kirika.org>,
Ryusuke Miyamoto <mi...@kirika.org> wrote:
> 龍之介 @ 霧香おるぐ です。
> At Tue, 26 Feb 2002 17:44:18 +0900,
> iizuka wrote:
> > > 3.人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじ
> > > め技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを
> > > 含む。文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神
> > > 的生活に関わるものを文化と呼び、文明と区別する。
> > > とのことなので、ここでは 3 の意味と解釈するのが妥当ですかね。し
> > > かし、ここは西洋ではなくて東洋なので、3 の意味もおかしいような気
> > > もします・・・。
> > 3ですね。西洋うんぬんは文明との差異を示したものでしょう。
> ええっと、広辞苑によると文化というのは物心両面の成果なのであって、
> 芸術等は構成要素ではあっても、文化そのものではないと解釈できます。
> なので、「**を文化にする」という表現は日本語の語法としてはおかし
> いのかなと思った次第であります。
『文化』と言っても色々あるわけでして、私の場合、「アニメを文化にする」
と聞くと、それまでサブカルチャーの扱いであったアニメがメインカルチャー
の地位を得た、というニュアンスに感じます。
> > だから「面白い」というのを、「どこが、どう、面白かったのか」と
> > 他にも適用できるように分解して、相対的な基準を作るわけです。
> > でないと残るのは興行成績だけになっちゃうでしょう。
> 興行成績なんぞで判断するのは論外だと思いますが、この相対的な
> 基準を作るというのは極めて困難だと思うのですが違うのでしょう
> か?作品を相対的に評価するための万人に共通な基準なんて作れな
> いですよね?
ある意味、興行成績の方が客観的な指標なのかも……(^_^;
#どれだけ大勢の人がその作品を支持したかということですから。
> At Mon, 25 Feb 2002 12:53:14 +0900,
> Akio Ishikawa wrote:
> > 私も選考基準に関する知識がないので確かなことはまったく言えないので
> > すが、北野武監督の「HANABI」の金獅子賞受賞に関しては、その数年前か
> > ら北野監督作品への評価が高くて研究会なども開かれており、当時より受
> > 賞が有望視されていた背景があるそうです。
> で書かれているような状況ってのは本来あってはならないことです
> よね?
うーん、そうでしょうか?
コンスタントに優れた映画を作っている監督でなければ、そもそも研究会など
開かれないわけで、いつどの作品で受賞しても不思議はなかった、ということ
なのではないでしょうか。
#要するに、タイミングの問題かと。
--
┏ 石 川 彰 夫 ( いしかわ あきお ) ┓
┃ 株式会社 ケイディーディーアイ研究所 (KDDI R&D Laboratories Inc.) ┃
┃ E-mail address < ak...@kddlabs.co.jp > ┃
┗ Web Site URL < http://www.hc.t.u-tokyo.ac.jp/~kageo/ > ┛
At Fri, 01 Mar 2002 13:00:26 +0900,
Akio Ishikawa wrote:
> > 興行成績なんぞで判断するのは論外だと思いますが、この相対的な
> > 基準を作るというのは極めて困難だと思うのですが違うのでしょう
> > か?作品を相対的に評価するための万人に共通な基準なんて作れな
> > いですよね?
>
> ある意味、興行成績の方が客観的な指標なのかも……(^_^;
> #どれだけ大勢の人がその作品を支持したかということですから。
で、大衆に迎合した結果としてミヤザキ氏が非難するような
アニメが増えていると。(^_^)
#って、私は実際のところどーなのかは知りませんが。
多数決主義とか市場競争の結果が必ず良いものとは限らないのですが、
一応建前上民主主義を信奉しなければならない状況ではこれを否定す
ることは許されませんからね~。
#ま、私は多数決なんぞに何の意味もないという主義なのですが。(^^;;
#せめて、重み係数は掛けましょう。
> > > 私も選考基準に関する知識がないので確かなことはまったく言えないので
> > > すが、北野武監督の「HANABI」の金獅子賞受賞に関しては、その数年前か
> > > ら北野監督作品への評価が高くて研究会なども開かれており、当時より受
> > > 賞が有望視されていた背景があるそうです。
> > で書かれているような状況ってのは本来あってはならないことです
> > よね?
>
> うーん、そうでしょうか?
> コンスタントに優れた映画を作っている監督でなければ、そもそも研究会など
> 開かれないわけで、いつどの作品で受賞しても不思議はなかった、ということ
> なのではないでしょうか。
> #要するに、タイミングの問題かと。
確かに一概に否定するのは間違いですね。賞がその作品を対象とするもので
あれば過去の実績によって評価が変わることがあってはなりませんが、ある
作品そのものではなく、ある人物の実績、つまりある人物の今迄の作品群を
対象としているのであれば過去の実績に左右されているからといって問題な
わけではないですね。
;;しかし、研究会を開いてからでなければ評価できないのであれば、全ての
;;作品に対して公平にそうするべきではないでしょうかね?そうでないと不
;;公平では?
#金熊賞だとか金獅子賞だとかが何を対象とした賞なのかが分からないので、
#これらに関しては何とも言いようが無いです。誰か選考基準と賞の対象を
#教えて~。
> > > > ヒロインが美しいからだと思うね、ぼくは。
> > > それって、いわゆる「萌えアニメ」とどこが違うのでせうか?
> >
> > 「萌えアニメ」とは一体何なのでしょう?
> >
> 私は
> http://www.wdic.org/?word=%CB%A8%A4%A8%A5%AD%A5%E3%A5%E9+%3AMOE
> なのが登場するアニメだと解釈しています。ただ、萌えるってのは
そりゃ、ナウシカに「萌え」る人は多々いるだろうけどさ、
それをもって「萌えアニメ」と分類するのは、ちょっと
違うんじゃないかな。
> 個人差があるので、一概には言えないので、「いわゆる」を付けま
> した。「いわゆる」を付けることで、ここに例示されてるようなの
> に絞ることができるかなと。
その例から言えば「萌え」の対象は典型的な要素を前面に
押し出しているからこそ「萌え」られるわけでしょう。
ナウシカたんってば、どういう戦略を持って作られてる
キャラクタなのでしょうか?
--
ayu
しかも味は「風の味」とかいうのでした。
実ははじめて買ったコミックスがフィルムコミック版
の「ラピュタ」なのでしたが、その後ページに広告が
ついています。
今手元にないので、記憶が頼りですが。
劇場で見ぬままフィルムコミックスを読んでいたので、
数年後、テレビ放映されたラピュタを見て声が想像と
違ってガッカリでした。
特に主人公の少年。まさかあんな声だったとは、と。
しばらく拒絶反応に苦しみました。
て、年がばれますかね。
――
takahisa.tanaka.
----------
In article <87elj4...@kirika.org>, Ryusuke Miyamoto <mi...@kirika.org>
wrote:
>> ある意味、興行成績の方が客観的な指標なのかも……(^_^;
>> #どれだけ大勢の人がその作品を支持したかということですから。
> で、大衆に迎合した結果としてミヤザキ氏が非難するような
> アニメが増えていると。(^_^)
> #って、私は実際のところどーなのかは知りませんが。
本当の意味で「大衆に迎合できている作品」を作っているのなら
それは芸術的にとか作品的にとかいう話とは全く無関係な次元であっても
ある種の評価軸に乗っけるには充分に価値を持つモノな訳ですよ。
#っつーか最近の宮崎アニメこそが「大衆に迎合した」作品だと思ってます。
それとは別に「大衆全部には受けないだろうが、
自分たちの信ずるものを評価してくれる人たちがわずかなりともいるならば、
何とかその作品を提供できるような道を作る」
というような作品があり、それがある程度以上のクオリティを有しているのなら、
それはそれで別の評価軸に乗るべきものでしょう。
でもいわゆる「萌えアニメ」に代表されるようなものって
「"大衆"なんてどうでもいい。少数でも、確実なペイを確保できればそれで充分」
「っつーか、小手先でちょちょいと見た目を変えただけの"新作"である程度計算でき
るだけのお金を落としてくれるんだから、ホントにやりやすくてたまらんわ。
これ以上のリスクなんて、要らん要らん」
みたいなのが多いのは、まあ悲しいけど紛れもない事実ですよね。
(しかもこの場合「消費者」がだまされてるとかいう訳じゃないところがまたミソ)
> 多数決主義とか市場競争の結果が必ず良いものとは限らないのですが、
> 一応建前上民主主義を信奉しなければならない状況ではこれを否定す
> ることは許されませんからね~。
> #ま、私は多数決なんぞに何の意味もないという主義なのですが。(^^;;
> #せめて、重み係数は掛けましょう。
でもね、「民主主義」の特徴ってのは「多数決」だけじゃなくて
「多数に対する少数側の啓蒙活動」も認められてるところにあるのだろうし、
「市場原理」だって「駆逐VS淘汰」だけがその側面な訳じゃなくて
「供給側・消費側双方の相互成長」も充分に可能なところがミソなんだと思います。
#なんて柄にもなく真面目なことを言ってみる。
##別に宮崎アニメが大好き・萌えアニメが大嫌いとかいう訳じゃないので念のため。
----------------------------------
DELTA-E.
http://www.d3.dion.ne.jp/‾delta_e/
----------------------------------
Ryusuke Miyamoto wrote
in <87adu3...@kirika.org>
at fj.rec.animation
> ;;ま、別に一般的に評価されていようがいまいがどーでも良いのですが、
> ;;ここまで騒がれると不思議でなりません。日本人には権威とか他人の
> ;;動向に流されやすい人が多いので、このように騒ぐことが見かけ上の
> ;;ファンを増やしているだけのような気がします。
>
> > でした。あの2時間もある上映時間の間、これだけ子供を引きつけて
> 「クレヨンしんちゃん」でも可能なのでは?
> ;;実は既に洗脳されているのかも。あるいは、下らなすぎて寝ていたり
> ;;とか。(ぉ
>
> > 離さないのは、やっぱりすごい作品なのだろうなぁ、と感心したもの
> > です。
> そんな周りの状況に左右されて先入観を持たずに自分自身の感覚を大切
> にされた方がよろしいのでわ?
> ;;それともこれは反語表現ですか?
> ;;不足分を補うと、
> ;;やっぱりすごい作品なのだろうなぁ、私はそうは思わないけど。
> ;;ってな具合でせうか?(^_^)
>
> どんなに有名であろうと、どんなに称賛されていようと、自分が面白く
> なければその作品は自分にとっては下らないわけで、逆にどんなにマイ
> ナーだろうが、どんなに酷評されていようが自分が面白いと感じればそ
> れでおっけーでしょう。
> #個人的には、作品を評価して賞を与えるってのはどーなのかなと以前
> #から思ってます。五輪の審判ではないですが、下らない政治的なやり
> #とりで決まっている事もあるかもしれないですし。
> ;;ミヤザキアニメであるからといって即否定するもんでもないですが、
> ;;今までの彼の作風が気に入らないのでわざわざ見に行きたいとは微
> ;;塵も思いませんねぇ。何かの偶然で見ることがあれば、「ほう。こ
> ;;れは他のとは違うのね。」と思う可能性が無いことは無いですが。
私の場合、中学 2 年生という、ある意味とてもフクザツなとき(1978年)に
NHK で放送された『未来少年コナン』の洗礼を受けちゃったので、今でも
宮崎アニメにハマってます。
ただ、そういう体験をしたので私としては『未来少年コナン』を超える
宮崎作品には(まだ?)出会ってません。
あの頃は当然のごとく「ミヤザキアニメ」というレッテルもなく、権威
とか他人の動向に左右された記憶が私にはありません。私の記憶では私
の友達で『未来少年コナン』を見ていた人は一人しか思い当たりません。
#まあ、その頃の私には友達が2~3人しかいなかったのですが。(^^;
あの頃の私の感性?にやっと自信を持てている今日この頃です。(笑)
#ナンカ日本語がヘンだなあ。(苦笑)
--
KANAI
> 近いです。何であれ、今時の飽きっぽそうで我慢の足りなさそうな子供(この
> 辺、多分に偏見入ってますが)の集団を2時間にわたって引きつける作品って
> すごいと思います。「クレヨンしんちゃん」は未見なのですが、引きつけるな
> らそれもやっぱりすごい作品なのでしょう。子供らにとって、それだけ魅力が
> あるということで。
明らかに子どもにターゲットを絞った千と千尋とちがってクレヨンしんちゃんの映画
はあからさまに大人をターゲットにしているのですが、とはいえ、子どもに退屈させ
ないという線をもぎりぎりの線ではずしていない絶妙さがなかなか素敵です。
ちなみに子ども向けなのに子どもにもつまらんのがドラえもん...今年は大丈夫だろ
うなあ。
> でも、それと、私自身が面白いと思うかどうかは別。
ちなみに子ども向けアニメ映画として一番子どもの心をつかんでいるのはパンダコパ
ンダ(および雨降りサーカスの巻)だと思う私。
少数意見だろうね、今更ながら意見表明。
"ICHIKAWA SHIN" <ichi...@jade.dti.ne.jp> wrote in message
news:a608od$dt0$1...@news3.dti.ne.jp...
>
> > 近いです。何であれ、今時の飽きっぽそうで我慢の足りなさそうな子供(この
> > 辺、多分に偏見入ってますが)の集団を2時間にわたって引きつける作品って
> > すごいと思います。「クレヨンしんちゃん」は未見なのですが、引きつけるな
> > らそれもやっぱりすごい作品なのでしょう。子供らにとって、それだけ魅力が
> > あるということで。
>
> 明らかに子どもにターゲットを絞った千と千尋とちがってクレヨンしんちゃんの映
画
> はあからさまに大人をターゲットにしているのですが、とはいえ、子どもに退屈さ
せ
> ないという線をもぎりぎりの線ではずしていない絶妙さがなかなか素敵です。
随分噂になっていたんで、昨年、初めて「クレしん」映画を劇場で
観たけれど、巷で話題になるほど傑作だなんて思いませんでした。
私も「しんちゃん」と同じぐらいの子供の頃、大阪万博に行った事のある
人間なので、多分ターゲットになるはずなんですが、ノスタルジー色が
強すぎて鼻に付くのがなんかなぁ、と思いましたね。
子供が楽しんでいたのはおそらくチェイスの部分だけだと思うなぁ。
最後の決着だって、もっと愉快にスラップスティックで「しんちゃん」が
ケリを付けるべきだと思ったし。
#「しんみり」じゃなくて「笑い」を取るべきと思ったんだけど。
#それにあの夕焼けに消える二人(笑)も笑い飛ばすべき存在だよね。
私が精神的に幼いのかもしれないけど、子供的カタルシス?がイマイチ
不足していたようで、以前TVで放映した映画の、温泉のヤツとか
アクション仮面のヤツの方は確かに面白く観れたんですけどね。
#駄作とか言うつもりとは無く、それなりには楽しめたのは
#確かなんですけどね。
--
============================================================
寺田晴男
wah...@pop01.odn.ne.jp / YQF0...@nifty.ne.jp
============================================================
In article <877kox...@kirika.org>, Ryusuke Miyamoto <mi...@kirika.org> wrote:
> > だから「面白い」というのを、「どこが、どう、面白かったのか」と
> > 他にも適用できるように分解して、相対的な基準を作るわけです。
> > でないと残るのは興行成績だけになっちゃうでしょう。
>
> 興行成績なんぞで判断するのは論外だと思いますが、この相対的な
> 基準を作るというのは極めて困難だと思うのですが違うのでしょう
> か?作品を相対的に評価するための万人に共通な基準なんて作れな
> いですよね?
万人に共通な基準を作るんでなく、できるだけ客観的な評価を視
聴者も含めてやりましょうという話です。下にも書いてますが、み
んなやりましょう、ということです。
何度も書きますが、感性だけだと何にも残りませんので。
> > 誰かが基準を作るんでなくて、みんなで作るんです。
> > 文化は誰かが号令かけて作るもんじゃないですから。
> > いいものは「良い」と評価して、悪いものは「悪い」と評価しないと
> > 今の日本映画のような衰退の道を辿ることになります。
>
> しかも、このように「みんなで」とかなるとそれはより困難になる
> のではないのでしょうか?
みんな一斉に、ではなくて、みんな個々に、ですね。
> #少なくとも、今は「みんなで」ではなく、一部の権威あるといわれ
> #ている人達が作ってるのですよね?詳しくないので、私の誤解かも
> #知れないですが。
権威がある人がいるかどうか、なんてどうでもいいことなんですけど。
漫画はだんだん評価の土壌ができてきてますよね。
漫画夜話なんて番組が成り立つぐらいですから。
いきなり権威のある人が道を作るんでなくて、みんなが評価をする中、
やっと他社に比べて番組で話せるぐらい知識を蓄積した人が出現するわ
けです。
> > 私も選考基準に関する知識がないので確かなことはまったく言えないのですが、
> > 北野武監督の「HANABI」の金獅子賞受賞に関しては、その数年前から北野監督
> > 作品への評価が高くて研究会なども開かれており、当時より受賞が有望視され
> > ていた背景があるそうです。
>
> で書かれているような状況ってのは本来あってはならないことです
> よね?偏見や先入観無しに、また誰が作ったかを別にしてその作品
> のみが評価されるべきですよね?権威ある賞をもらったからといっ
> て、下らない作品が世の多くの凡人、俗人に評価されるような事態
> になってしまったりしたらそれもまた今後の作品の質を低下させる
> 原因となるのではないでしょうかね?
一連の作品を総合した敢闘賞、個々の評価は別でしょうね。
> #もはや、計算機にやらせるしかない。五輪の審判も是非そーすべき。
> #審判とか採点官の主観に任せるのはやめて欲しいです。
主観でなく客観的な評価をすればいいんだと思います。
今回の五輪は、国家的な圧力などそれ以前の問題ですからね。
計算機のように正確な演技と、多少不味くても人の感動に訴える
演技とは、どちらが優れているか。計算機だけでは評価できないも
のもあることは忘れない方がいいですよね。