(ねたばれがあるかもしれないのでまだマンガを読んでない方はこのあとは
読まないほうがよい)
題名からしてわかるようにラブストーリーの日常的な繊細な心理ドラマの世界と
戦争、兵器、さらには死と地球の終末にいたる世界の奇妙なハイブリッドがこのマン
ガの骨格だ。
死と終末とそれが人間にあたえる影響の描写が印象にのこった。
死に瀕しての世界をもうみることもさわることもできなくなるという思いは路傍の草
花ですら
せつなくいとしく思わせたりする。ふだんはそのうちいつかと未来への希望に逃げて
自分の本当の気持ちをごまかして生きている。だがそのとき孤独についてごまかしよ
うがない地点に
たたされるのだ。死や終末は人間を感覚から根本的にかえてしまう。
また、最後まで迷惑をかけたままでなにもつぐえなかったという罪悪感もあるよう
だ。
捨てられた子猫をそのまま見捨てて殺してしまったこと。誰かにつらい思いをさせて
そのままで終わること。ふだんは生きるために意識からおいやっていた負債が最後の
清算を
もとめてくる。
ところでこのマンガ最近アニメ化されているらしいがエロシーンとかどうなるのだろ
う。
死ぬ間際の人間が一番弱い。さびしく救いをもとめる中でのSEXにいたる抱擁がポイ
ン
トだと思うが。
(死ぬときには愛する人にだきしめてもらって死んだあとよくがんばったよっていっ
てほしいものだ)
エロといってもこの作品のエロは切ない悲しさがあった。
悲劇の感動はなぜか気持ちがいい。
(立ち読みなので記憶がはっきりしないところも...)
買って読めよ、少なくとも何か言うのであれば。
satoshis
そんなきまりは別にない。
それはともかく
結局、読んで気に入ったので買ってしまった。
でも、家においとくとなぜかあまり読む気がしない。
立って足の痛さをがまんしながら意地になって真剣に読むと
ちょうどいい作品なのかも?
今時7巻立ち読みできるほどの、のどかな本屋は貴重だが。
satoshis
実際、立ち読みしましたから正直に書く必要があります。
でも、もしクレームが多いようならこれからうそを書いてもかまいません。
> 今時7巻立ち読みできるほどの、のどかな本屋は貴重だが。
立ち読みしてもよいところはあちこちにあるけど?
営業方針は各店舗いろいろです。
立ち読みすると買いたくなるからうまくいくのかも?
なんだか不毛だしあとはフォローするのやめます。