記事のフォーマットとして、皆さんのように
・事象
・客観的意見
・主観的感想
という具合にしたかったのですが、私には無理というのが
ありますのでストーリーをトレースするというのはしてい
ません。基本的に感想というものに終始してます。
NOIR 26話『誕生』(9/27日) の感想です。
NOIR-其は
いにしへよりの運命の名 (夕叢霧香)
死を司るふたりの乙女 (夕叢霧香)
黒き御手は嬰児の (ミレイユ・ブーケ)
安らかなるを護り給う (夕叢霧香 and ミレイユ・ブーケ)
冒頭のNOIRを語るこの一節は上記のように、二人が担当で
した。生き残った苗木の二本、NOIRである二人。
最終話ではアルテナが担当するのでは?と言う意見があり
ました。実際私もそう思っていたので、このパターンは意
外でした。
しかし考えてみますと、今回が最終型であり完成型である
ことは非常に理解できることです。
銃のメンテナンス中、ミレイユのモノローグが自然と霧香
への問いかけにスライドしていく。
二人の息のあった攻撃で葡萄畑・建物内部と侵入、二人の
行く手を遮る者を次々と排除していきます。
葡萄畑にいた者は、銃器の使用はできるのが、殆ど素人。
建物内部の者は或る程度のスキルはあるのでしょう、負傷
させることはできますが、それまで。二人の足を止めるこ
とは出来ませんでした。
アルテナとの対峙。アルテナは異常とも思えるほど冷静。
霧香とミレイユとはかなりの温度差があります。これは、
この時点での目的の明確さから来ているのでしょう。二人
はアルテナを殺すことを躊躇いますが、アルテナの行動は
実に鋭利なもの。二人の行動を促すためでしょう、直線的
な行動を取ります。
アルテナの目的ですが、NOIRの復活ありきという考え、逆
にいえば復活されることだけが目的。その為になら自分の
命を差し出すことさえ躊躇しない。
この極端な部分の異常さは、今まで彼女の考え・行動に付
き従ってきたボルヌの取った行動で容易に分かるとともに
アルテナの私闘であったということが認識できます。
彼女の生い立ちは、特に説明はありません。ただ、戦場と
なった街。そこを生気がなく歩く少女が彼女であるのは間
違いないでしょう。
このシーンは以前にもでてますが、今回はアルテナの極端
な考えを作り出したと思われる描写が登場します。
座り込んでいるアルテナ(と思われる少女)。彼女は兵士
に連れ出され、崩れ落ちた民家に残されたベッドに寝かさ
れます。ここで何があったかは描かれませんが、この兵士
によって陵辱という行為が行われたのは間違いないでしょ
う。
女性が生きていく上で、もっとも精神に深傷を負うこの行
為。今まで何度も同じ目に遭っていたともとも考えられま
す。死んだように輝きを失った瞳からは、絶対的な絶望し
か感じ取れなく、自我すらも保てないという状態に思われ
ます。
兵士に対し全く抵抗を示さなかったのもそういう理由かも
しれません。
家族の死・戦場で幼い少女が一人彷徨わなくてはならない
状態・そして狂っているとしか思えない陵辱。
偏った思想を持ってしまう理由としては、十分でしょう。
そして、その後。彼女は、大きな権力を手にした。
ソルダの幹部に『NOIR』と表されるがそれを否定する霧香
荘園の建物内部に突入する際の言葉をはくミレイユ。この
『退きなさい。闇の暗さを恐れるならば』という台詞は一
種の儀式めいたものを感じます。
ヴレフォールに問いかけられますが、そのことをアッサリ
と返すミレイユ。二人が全ての呪縛から“精神的”に解放
されたのはこの瞬間でしょう。
ちょっと考えてみたいのが、最後のワンシーン。シリーズ
を通して重要な意味をなし二人を引き合わせたオルゴール
付きの懐中時計。これが石畳にそっと置いてあり、銃声が
二度なる。
話の流れ・状況から考えれば、二人を抱き込めないと判断
したソルダ幹部が、霧香とミレイユを射殺したという事で
しょう。
霧香は重傷を負っていますし、移動手段としてミレイユの
車が残されているとはいえ、あの状態で治療設備があると
ころまで行くのは難しいでしょう。
最後の会話が状況に相反する非常に日常的な話題というこ
と。これが、逆に“死”という絶対的な終わりを匂わせま
す。
しかし違う解釈もできます。奇跡的にあの場から逃げ出す
ことに成功。パリに戻り治療後、再び二人で仕事を始める
そして仕事の前のウォーミングアップをいつもの地下下水
道で行っているときの銃声。
つまり二つの銃声は、霧香とミレイユのもの。懐中時計は
あくまでもイメージとしてうつった。
--
By HAIBARA Ruki(Sakurai -aslan- Renca)/Hello, how low?
e-mail renc...@mb.infoweb.ne.jp
##
"HAIBARA Ruki" <renc...@mb.infoweb.ne.jp> wrote in message
news:9p3274$bt4$1...@news511.nifty.com...
ども(^○^)/。
> NOIR 26話『誕生』(9/27日) の感想です。
> NOIR-其は
>
> いにしへよりの運命の名 (夕叢霧香)
>
> 死を司るふたりの乙女 (夕叢霧香)
>
> 黒き御手は嬰児の (ミレイユ・ブーケ)
>
> 安らかなるを護り給う (夕叢霧香 and ミレイユ・ブーケ)
>
> 冒頭のNOIRを語るこの一節は上記のように、二人が担当で
> した。生き残った苗木の二本、NOIRである二人。
これまで苗木3名で分担してきた冒頭ナレーションが最後に主役2名
になったのに、何となく第1話からの「原点回帰」を思わされました。
> 最終話ではアルテナが担当するのでは?と言う意見があり
> ました。実際私もそう思っていたので、このパターンは意
> 外でした。
そうですね。苗木3名を表から裏から育ててきたアルテアにはこの
ナレーションを行う資格は確かにあったと思います。尤も最終回を
見終えた今になって考えますと、苗木3名が揃う事に僅かにほくそ
えんだ前回辺りに行っていれば、随分と意味深になったと思います。
> しかし考えてみますと、今回が最終型であり完成型である
> ことは非常に理解できることです。
確かに。霧香とミレイユが出遭う事から始まったこの物語が、この
二人のナレーションによって終局を迎えるのは当然と言う気もします。
本編冒頭で語られる「始めてあった時」「とっても昔の話の様な気
がする」なる二人の言葉に、深く頷く私でした。
> 銃のメンテナンス中、ミレイユのモノローグが自然と霧香
> への問いかけにスライドしていく。
敵地に向かう前に愛用の銃の手入れを怠らず銃弾を吟味しながら装
てんしてゆく。プロとして拳銃を常用している者ならば当たり前の
姿でしょうが、それが如何にもこの二人らしいと思いました。最後
に微笑むミレイユ、それに安堵した様な霧香の、如何にも霧香らし
い薄い微笑み。たったこれだけのシーンでしたが、この二人がシリ
ーズ当初の頃の二人に戻った事を表現するに充分なものだと思い、
かつたったこれだけの動きと台詞で「NOIRなる存在とは一体な
んだったのか」を要約して語らしめたのには唸らされました。
> 二人の息のあった攻撃で葡萄畑・建物内部と侵入、二人の
> 行く手を遮る者を次々と排除していきます。
これに先立つ丘の上で、霧香の覚悟を確かめるミレイユに、クロエ
を刺殺した自分の過去を回想しながら「私、もう逃げない」と凛と
して前を見つめる霧香の描写がありました。霧香がこれまで何かか
ら逃げていたとは思っていませんでしたので初見では「はて?」と
なった私ですが、最後まで見終えて思ったのは「シリーズ冒頭でミ
レイユが下した殺人宣言にも関わらずミレイユに付いてゆき、それ
から幾多の戦場を潜る時も我が身を放り出すような勢いで敵に身を
晒しては敵を自らに引き付け、ミレイユが自分を殺せないと判った
途端に新たな場を用意したクロエに付いて行き自分を失う霧香は、
最初から『自分から逃げていた』のかも知れない」でした。
> 葡萄畑にいた者は、銃器の使用はできるのが、殆ど素人。
> 建物内部の者は或る程度のスキルはあるのでしょう、負傷
> させることはできますが、それまで。二人の足を止めるこ
> とは出来ませんでした。
例の村のエピソードのある事ですし、NOIRの中核である荘園に
居る者がそれなりの戦闘訓練を積んでいないとも思えず、それがこ
うもあっさり「茂みに隠れず身を晒して走るミレイユに打ち倒され
る」のは、これまでの幾多の「ソルダからの刺客を排除する」シー
ンと同様に「はて?」と思わされるシーンでした。が、後のアルテ
ナの振る舞いから考えるに、このラストステージさえ「残った二人
をNOIRとして完成させる」為に用意されたものだったのだろう
と思い、その底知れぬアルテナの周到さに戦慄しました。
それにしても、この「NOIR」と言う作品。遂に最後の最後まで、
戦闘に入るまでのイントロと戦闘時のBGMを徹底して統一させま
した。「水戸黄門」「暴れん坊将軍」「必殺シリーズ」を省みるま
でも無く実に定番なBGMの使い方ではありますが、そのBGMが
ビートこそ違えメロディラインやコード進行に同じ雰囲気をもつ、
女性の物悲しいコーラスで全て統一され、しかもそれで全く作品の
雰囲気を壊さずむしろ高めるのに成功していたのには毎度唸らされ
ました。「こうしたマイナーコードの使い方もある」と、これから
の作品の音響監督の方にはとても参考になったのではと思います。
葡萄園での戦いを終え、夕暮れの中に肩を並べ武器を引っさげ敵地
へと乗り込む二人。「おぉ東映やくざ路線広島組織暴力大抗争!」
といきなり思いさすがにやりすぎではと初見では苦笑しましたが、
ムードを盛り上げる効果は確かに絶大でした。
そして扉両脇に散り中を伺う霧香が、遂に「私たちはNOIR!」
と呼ばわります。これこそ霧香が冒頭で述べた「もう逃げない」の
具体的な表れだと、霧香の思いの深さにこの時深く納得しました。
そして、その霧香の声が聞こえたか、蝋燭の明かりに挟まれすっく
と立つアルテナ。つまりこれこそ、アルテナが望んだ事態なのだろ
うと思えました。アルテナは、このとき完成を確信したのでしょう。
全身が映るロングレンジでの絵ですからアルテナの表情は判りませ
ん。これが本当に残念に思えましたが、これもまた「アルテナの真
意は誰にも判らない」事を具体的に表す演出意図であろうと、此処
も深く納得できました。その後、階段を下りてゆくアルテナの目許
がクローズアップされるシーンがありますが、蝋燭の光を瞳に映す
アルテナの目は何も語っていませんでしたから。それと切り返す様
に「横撃ち一閃」で司祭を倒す霧香の瞳と同様に。対するミレイユ
の瞳が実に多彩に彼女の感情を物語っているシーン(これまたその
直後なんだ)と比べますと、実に際立ったコントラストがあります。
ミレイユと霧香の屋内コンバットシューティングと接敵の能力は
これまで十二分に描かれており今更多くを言う事も無いでしょう。
今回はその集大成が描かれていた様に感じました。此処でいちいち
その完成度の高さと無駄の無さを賛美するのは野暮と言うものです
から詳しくは述べませんが、僅かに息を荒げつつ緊張した眼差しを
隠そうともせずそれでも襲い来る敵を確実の倒してゆくミレイユに
は何処か戦闘のプロとしては余裕の無さを感じつつも「生きるため
に殺す」彼女の覚悟を感じるのに対し、あらゆる戦闘技術を呼吸す
る様に自然に体現しつつ息も乱さぬままに敵に対峙し女性の顔面に
すら躊躇う事無く銃弾を接射する霧香には戦闘のプロと言うより戦
闘の為に作られた機械の様な完成度に戦慄を覚えつつも「殺すため
に生きる」彼女の生き様と言うか運命を、これまで同様に感じさせ
られました。これほど複雑な意味合いを、こうまでコントラストを
くっきりと描き出しつつ、しかし一切台詞を使わず「動き」だけで
表現するアニメーションのプロとしてのスタッフに唸らされました。
そして、本当の意味のラストステージ。自然に互いの背中をカバー
する霧香とミレイユに、何と上から襲い来る司祭補。考えてみれば
定番な敵襲来方法ですが、それまでに大いに盛り上げられた「戦場
の緊迫感」をこうまで味合わされては、見ている最中には其処まで
考えが回りませんでした。この「視聴者の意識の流れを制御する」
演出技法も、この「NOIR」と言う作品を高める一つであったと
今では大いに唸らされています。
この襲撃を間一髪でかわす二人ですが、ミレイユは前回の対クロエ
戦で傷めた右肘を思わず庇い、戦闘力ダウン。此処でミレイユの止
めを刺すかと思われた司祭補ですが、無傷の霧香を放っておいては
危険と判断したか、そのまま霧香に向かいます。行き着く暇も無く
浴びせられる長剣の剣戟に、拳銃一つで立ち向かう霧香。前髪を僅
かに持ってゆかれつつも剣閃をかわし殆ど接射で銃弾を最も大きい
的すなわち相手のボディへ浴びせますが、何故か敵はノーダメージ。
敵もプロなら此方もプロ。一言で言ってしまえばそれだけになって
しまいますが、これを理屈ではなく感情で視聴者に納得させられる
名シーンであったかと思います。アンバランスな武器による接敵戦
でこれを動きだけで感じさせられたのはかの「カウボーイビバップ」
の最終話で描かれたスパイクvsビシャスにまで遡ってしまう私です
が、今回の戦闘はそれを髣髴させるに十分な出来だったと思います。
> アルテナとの対峙。アルテナは異常とも思えるほど冷静。
何時も通りに静かなTARAKOさんの演技に隠されては居ますが、
此処のアルテナは心底喜んでいたのではと思いました。此れに先立
ち司祭補を殺害するアルテナがグランルトゥールの完成を祝う思い
を嬉しげに語っていますが、そこも同様に如何にもアルテナらしい
もの静かな抑えた言葉使いでした。これほどまでに微妙な演技を僅
かなアクセントとイントネーションだけで、息遣いすら同じトーン
のままに表現しきったTARAKOさんの演技力の深さには感嘆さ
せられました。主役2名も含め錚々たる演技派声優が居並ぶ「NO
IR」ですが、このTARAKOさんの演技あってこそ実に深いも
のになりえたと感嘆しました。矢張り、敵が強大であり高潔であり
深い知性を持つ者であればあるほど対敵のシリーズは面白くなるも
のですが、それを見事に、しかもこんな美しい女性をこんな美しく
演じ切って表現せしめたTARAKOさんに、惜しみない拍手を。
> 霧香とミレイユとはかなりの温度差があります。これは、
> この時点での目的の明確さから来ているのでしょう。二人
> はアルテナを殺すことを躊躇いますが、アルテナの行動は
> 実に鋭利なもの。二人の行動を促すためでしょう、直線的
> な行動を取ります。
明らかに誘っているアルテナ。つまりそれほどにNOIRの完成を
確信していたのであり、且つそれが嬉しかったのだろうと思います。
これにあっさり乗るミレイユもミレイユですが、考えてみればこの
瞬間湯沸し器ぶりこそ確かに何時も通りのミレイユでありました。
そして「儀式を始めましょう」と、真実のラストステージへ誘うア
ルテナは確かに笑っていました。最終回を見終えた今にして思えば、
此処でアルテナは自分の最後を確信していたのだろうと思います。
#Aパートは此処で終了。アイキャッチの後、関東圏では「ガガガ
#FINAL Vol.5」のCMが挟まりました。これまでで充分に
#盛り上げられてしまった私の目にいきなり飛び込んできたのは、
#命ちゃんが涙を迸らせて喘ぐ1カットでした。盛り上がり度レッ
#ドゾーン突破を示していた私の心は、訳も無く私の意識に「ガガ
#ガFINALシリーズ」の購入を命じておりました。(爆) でも
#直後の「コスモウォリアー零」のCMでは即座にリモコンの早送
#りボタンに手を伸ばす私の体も、またいました。(笑)
##…出来の良い作品って、怖い。(^^;)
> アルテナの目的ですが、NOIRの復活ありきという考え、逆
> にいえば復活されることだけが目的。その為になら自分の
> 命を差し出すことさえ躊躇しない。
駆け込んで来た司祭補の女性が叫ぶ「クロエが!」の台詞に微笑む
アルテナが、これに先立ち描かれていました。これとその後のアル
テナの様子から私は、アルテナは最初から誰かが1名犠牲となって
もNOIR2名は完成する、と読んでいた様にも思えました。しか
し脚本はあくまで視聴者を焦らすかのように、アルテナに何も説明
させません。
後に同じ司祭補がアルテナに、クロエがミレイユに殺害されてしま
いNOIRの完成が潰え自分たちが組織から糾弾される事を案ずる
事を言い立てますが、これへ冷笑するアルテナが居ました。此処か
らも、あくまで組織の意向としてNOIRの完成を目指していた司
祭補を、原初ソルダの再現として現行組織を意に介さず求めていた
アルテナの真なる思いが伺えるかと思いますが、矢張り脚本は何も
語りませんでした。
そして遂にアルテナが司祭補へ口を開きます。此処でアルテナが組
織そのものを意に介さずNOIRの復興を目論んでいた事が語られ
ますが、それはアルテナの口から具体的に語られたのではなく、ア
ルテナが抽象的に語る「ソルダのあり様とNOIRの役割」を解釈
した司祭補の驚きの言葉によって表されました。アルテナの台詞は
これまでの回で幾度となく語られてきたものの繰り返しでしたが、
此処で「クロエが倒されても動じないアルテナ」「司祭補から組織
の命が進言されても意に介さないアルテナ」の姿勢が重なり、初め
てモニターの此方側でも深く納得させられる具体的なアルテナの意
志として明瞭に表されたと思いました。そして、これほどまでに複
雑な組み立て方で此れを表し、かつそれをキーとなる謎として此処
までシリーズを引っ張ってきたのは、紛れも無く「多くを語らず、
しかし表すべき事は明瞭に表す」事を具現化せしめた、脚本とシリ
ーズ構成の力に他ならないと思います。感服しました。
> この極端な部分の異常さは、今まで彼女の考え・行動に付
> き従ってきたボルヌの取った行動で容易に分かるとともに
> アルテナの私闘であったということが認識できます。
そうですね。遂に自分の正体を見抜き銃を抜こうとする彼女を、な
んら躊躇う事無く抜き放った自分の旧式の銃で打ち倒すアルテナに、
もしかするとこの女性(ひと)はこれまで見せてきた穏やかな表情と
言葉とは裏腹な、想像を絶する人生を歩んできたのでは、その思い
の苛烈さが彼女に「教義の為なら教祖をも殺す」存在であるNOI
Rの完成を目指させたのではと思い、直後にそれが見事に語られる
脚本の上手さには感嘆させられました。
> 彼女の生い立ちは、特に説明はありません。ただ、戦場と
> なった街。そこを生気がなく歩く少女が彼女であるのは間
> 違いないでしょう。
どう貶し目に見ても40代であるアルテナが少女の頃を過ごした戦
場ですから、先の大戦ではなく何処かの国の内戦であったのだろう
と思いました。舞台は欧州、戦火に燃え上がり崩れ落ちる石造りの
街、対する兵士の服装に乱れは無く手に持つのは東欧製の突撃銃、
と来れば即座に思いつくのは90年代に激烈な内戦を繰り返した東
欧各国ですが、今度は逆に其処から積算しますとアルテナの年齢が
合いません。ですから逆に「現代と思われた『NOIR』の舞台は
実は現在から十数年後か」とも思えました。
> このシーンは以前にもでてますが、今回はアルテナの極端
> な考えを作り出したと思われる描写が登場します。
具体的な描写に付いての論評は、ちょいと自分の感情の逆鱗に触れ
そうですので勘弁してください。「被害者が後々までこの記憶を携
え生きてゆかねばならない」と言う意味で、この手の犯罪は殺人よ
り遥かに重いと常々考えておりますので。今回はそれに倍ます「対
象年齢」の問題もありますので、普通なら此処でモニターに背負い
投げを食らわしている所ですが、今作では映像と音楽の美しさと、
これに重なるアルテナの狂気を十二分に表しきった名演と相俟って、
其処までには至りませんでした。ただ、
> 家族の死・戦場で幼い少女が一人彷徨わなくてはならない
> 状態・そして狂っているとしか思えない陵辱。
> 偏った思想を持ってしまう理由としては、十分でしょう。
> そして、その後。彼女は、大きな権力を手にした。
この御意見には深く賛同します。思えば、この時点からアルテナの
精神は病んでしまったのでしょう。それを宗教と言う戒律のベール
と荘園と言う地理的なベールと物静かで楚々とした自分の姿勢と容
姿のベールで三重に隠してまで、彼女は自分の望みを具現化しよう
とした訳です。組織の中で権力を掴み、その力で3本の苗木を育て、
此処に至る。20年以上にも至ろうこの計画を支えた彼女の意志は、
執念と言って良いほどに苛烈なものであったろうと思います。
「最後の祭壇」にNOIR二人を招き入れるアルテナ。髪を解き、
それを祭壇から立ち上る風に舞わせるアルテナ。彼女の髪が何処か
天使の翼の様にも、遂に解放されるアルテナの心の様にも見えまし
た。それ故に、アルテナの真意を確かめようとする霧香に冷笑する
アルテナの言葉と同時に、髪の広がりが失せたのだと思います。
敢えてNOIR二人を煽るアルテナ。あくまで静かに対峙する彼女
をどうしても殺せない二人。例えば、相手がアルテナでなければ、
此処でミレイユに代わりクロエが居たのなら躊躇い無く自分を煽る
彼女を殺していたと思います。いや、傍らに霧香が居るのなら、ク
ロエはアルテナであっても躊躇い無く殺していたかもしれません。
しかしクロエは此処に居ず、殺せぬミレイユが此処に居る。同様に
銃を向けはしても撃てない霧香も。つまりアルテナは、最後に自分
を殺す事に充分躊躇い、しかしそれでも自分を殺させる事で儀式の
完成つまりNOIRの「誕生」となると考え、それを行うに相応し
い二人が残った事に満足していたのだろうと思いました。
しかし、アルテナは最後で霧香を見誤ったかと私には見えました。
彼女は霧香に「背負った罪と伴に生きよ」と説きますが、霧香が選
んだ道は別の物でした。つまりアルテナは最後の最後まで霧香に
「純粋な刃としての存在」を求め続けたのだろうと思いますが、霧
香はそんな自分に耐えられなくなったのだろうと思います。何を今
更と思え少々疑問にも感じましたが、全てを思い出し且つ「自分の
両親さえ」なる事をアルテナの口から告げられた霧香が最後の最後
にそれまで求めていた「逃げ」を結局選んでしまったとは矢張り考
えたくなく、私は「自分を盾にアルテナから始まる連鎖を断ち切ろ
うとした」と解釈しました。事実、これに先立ちミレイユの「盾」
として動いている霧香であり、「私達は、貴方の思う私達ではない」
と叫ぶ霧香でもありますから。
だが、本当の最後の最後で、アルテナは我が身の代わりに霧香をミ
レイユの手に託しました(霧香をすんでの所で釣っていたのはアル
テナであり、僅かに伸ばせただけのミレイユの手へ霧香の手を持ち
上げ託せたのはアルテナだと思えますので)。業火の中へ消えるア
ルテナの表情が、何処か残念そうながら満足もしていた様に見えた
のは、私の欲目でしょうか。
「全てが判った時、貴方を殺す」と言っていたミレイユ。自分の過
去が互いの過去に由来するものだと判ってなお、霧香を殺せなかっ
たミレイユ。そんな彼女が、最後に霧香へ「御願いよ」と涙ながら
に懇願し、それへ霧香も何時もの彼女通りに「ん…」と答えつつ、
互いの腕を硬く握り合います。生きる為に。具体的な御涙頂戴の鉄
板な台詞は何一つありませんが、それでも「二人は御互いに掛替え
の無い存在になった」として解釈でき、もしかするとアルテナは霧
香を救おうとしたミレイユの姿に「真のNOIR」として完成する
二人のこうした姿を見て取ったのか、とも思いました。
> ソルダの幹部に『NOIR』と表されるがそれを否定する霧香
> 荘園の建物内部に突入する際の言葉をはくミレイユ。この
> 『退きなさい。闇の暗さを恐れるならば』という台詞は一
> 種の儀式めいたものを感じます。
この台詞に素直に従うソルダ幹部たち。つまり彼らは、此処にNO
IRの完成を見て取ったのだろうと思います。たとえ二人がそれを
否定しようとも、NOIRである「刃」は完成したのだと。だから
こそ、
> ヴレフォールに問いかけられますが、そのことをアッサリ
> と返すミレイユ。二人が全ての呪縛から“精神的”に解放
> されたのはこの瞬間でしょう。
「(組織からの追撃が)全て終わった訳ではない。(アルテナの後ろ
盾も失った今、女二人で)どうするつもりだ。」と問い掛ける彼へ
「私たちの通りに生きる」と答えるミレイユに、ブレフォールは
「腐敗した組織を切り裂く刃としてのNOIR」を見て取ったのだ
ろうと思います。そして「我々の」と強調して組織との一体化を呼
びかける彼へ「だから、灯りを求めるのよ」と答えるミレイユに、
何れ切り裂かれるであろう組織としての自分を見たのだろうとも思
います。そして、だからこそ、二人の穏やかの暮らしを求めたミレ
イユと霧香の思いとは裏腹である、
> ちょっと考えてみたいのが、最後のワンシーン。シリーズ
> を通して重要な意味をなし二人を引き合わせたオルゴール
> 付きの懐中時計。これが石畳にそっと置いてあり、銃声が
> 二度なる。
このシーンが暗示されたのだろうと思いました。もう鳴る事の無い
オルゴール。重なる「2発の銃声」。好きな作品であり、それだけ
に思い入れの深い対象である主役2名が、
> 話の流れ・状況から考えれば、二人を抱き込めないと判断
> したソルダ幹部が、霧香とミレイユを射殺したという事で
> しょう。
と相成ったとは流石に自分の感情が納得しないのですが、逆に自分
の理性は「刃として生きてきた彼女らが刃である自分を求めなくな
った瞬間に刃として彼女らを認識した者たちに打ち倒されるのは、
血で血を潤し血で洗ってきたシリーズ全編の最後を締めるに充分な
悲劇かもしれない」とも語っています。
> 最後の会話が状況に相反する非常に日常的な話題というこ
> と。これが、逆に“死”という絶対的な終わりを匂わせま
> す。
私もこの認識で、上記の「悲劇」を考えました。
> しかし違う解釈もできます。奇跡的にあの場から逃げ出す
> ことに成功。パリに戻り治療後、再び二人で仕事を始める
> そして仕事の前のウォーミングアップをいつもの地下下水
> 道で行っているときの銃声。
> つまり二つの銃声は、霧香とミレイユのもの。懐中時計は
> あくまでもイメージとしてうつった。
とまでは流石に私の感情は考えませんでしたが(^^;)、それでも私の
感情は「あんな年寄り幹部が放った拳銃弾が、あの二人に当たるも
んか」と言い張っています。何れにせよ、思いの縁であったオルゴ
ールは二人にとり最早何の意味も持たず、しかしペアの銃声は今後
も彼女らの人生を彩り纏わり付くのであろう、そんな気がしました。
これまで此処(f.r.a.)には何の感想も投稿できませんでしたが、シ
リーズ全編を通じて全く無駄なく外れなく「楽しめた」作品でした。
2001年春季開始番組の中でも充分にトップクラスだろうと思います。
幾つか失望させられた作品も無い事も無いのですが、それを埋める
に充分な作品がこうして同時期に見られるのは好運であろうと思え
る程でした。そんな作品をこうして世に生み出してくれたクリエイ
ターであるスタッフとキャストの皆様に、改めて敬意を表すると同
時に惜しみない拍手を送りたいと思います。
では。
============================================================
P A R A L L A X [ para...@mbc.nifty.com ]
"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message news:9p51p2$bkj$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...
| こん○○わ、PARALLAXです。
詳細な描写、それに対する意見など。私が書ききれなかった
部分も書いていただき有り難う御座います。流石はPARALLAXさん(^^ 。
| > NOIR 26話『誕生』(9/27日) の感想です。
|
| これまで苗木3名で分担してきた冒頭ナレーションが最後に主役2名
| になったのに、何となく第1話からの「原点回帰」を思わされました。
その第一話「黒き手の処女たち」の最後のワンカットで
starting in business
NOIR
という言葉が表示されます。作中、二度ほど出てくるこの言葉
ですが、意味的には仕事を行う上でのユニットという色彩が強
いです。
しかし最終回では、NOIRの意味を語る一節を、霧香とミレイユ
が担当。二人の関係が時や、様々な事象を乗り越え、強固な精
神的繋がりを持つ関係になったというのも窺い知る事ができま
す。
NOIRやソルダ、二人のリンクする過去。これらを知ったと言う
のも彼女達の関係を深めた大いなる要因の一つでしょう。
ミレイユは物語の当初では、霧香は『アンタ』と呼んでました
しかし終盤では『霧香』と名前で呼ぶように。この辺の流れも
巧いと思うところ。
| 本編冒頭で語られる「始めてあった時」「とっても昔の話の様な気
| がする」なる二人の言葉に、深く頷く私でした。
一つの事象(両親・兄が殺害される)から、全てが狂い始めた
ミレイユ。過去を持たない霧香。彼女達が出会い、過ごしてき
た密度はかなり濃いものでしょう。また二人を語る上で、時を
も遡らなくてはいけません。そしてそこに交差する様々な感情
主観的なものが、実際のものよりずっと長く重く感じるのは当
然といえば当然かもしれません。
| かつたったこれだけの動きと台詞で「NOIRなる存在とは一体な
| んだったのか」を要約して語らしめたのには唸らされました。
パリで一端その関係を絶った二人ですが、それを経て全てを知
ったからこその細かな感情のやり取りです。
| ミレイユが自分を殺せないと判った
| 途端に新たな場を用意したクロエに付いて行き自分を失う霧香は、
| 最初から『自分から逃げていた』のかも知れない」でした。
物事に対して、常時受け身であったであったということですね。
掛かる火の粉は排除してきましたが、自ら求め欲するという行為
は、ミレイユに対して接触を求めるという第一話以降目立ったも
のはありませんでした。
戦闘になると抜群の能力を発揮する霧香ですが、何処かしらミレ
イユに行動の先導を求める傾向が強かったです。
しかしこのシーンでは、自らの判断で決断。この意味は大きいで
す。
| このラストステージさえ「残った二人
| をNOIRとして完成させる」為に用意されたものだったのだろう
| と思い、その底知れぬアルテナの周到さに戦慄しました。
そうですね。“儀式”を行うという為に表面上思想的同じくする
ものを集い、それすらも利用する。アルテナ以外のもの達は純粋
にソルダの中のNOIRを誕生させようとしました(誕生させること
でソルダ内部での地位の向上にも繋がる)。しかし、アルテナの
考えではNOIRのみしか必要としてなく、全ては利用すべき材料だ
ったということでしょうか。勿論それには、自分の命すらも含ま
れると。
| これから
| の作品の音響監督の方にはとても参考になったのではと思います。
タイミングを誤ると、オーバープロデュースになってしまうほど
多用された劇中の音楽。PARALLAXさんの仰るとおりに使うべき所
で必ず使うということを徹底したお陰でそれを回避、絶妙なバラ
ンスを保てたと思います。
| 「おぉ東映やくざ路線広島組織暴力大抗争!」
| といきなり思いさすがにやりすぎではと初見では苦笑しましたが、
| ムードを盛り上げる効果は確かに絶大でした。
同じくちょっと前の日本映画的なシーンということで、下記引用
部でも触れられている霧香とミレイユが銃をかまえ背中を合わせ
るシーン。
伝統的なものではりますが、ジャッキー・チェンも自分の映画に
取り入れたみせかた。やはり、アクションの合間にこういう静と
共に信頼という感情を表すのに効果的であり、メリハリがつきま
す。
| そして、本当の意味のラストステージ。自然に互いの背中をカバー
| する霧香とミレイユに、何と上から襲い来る司祭補。考えてみれば
| 定番な敵襲来方法ですが、それまでに大いに盛り上げられた「戦場
| の緊迫感」をこうまで味合わされては、見ている最中には其処まで
| 考えが回りませんでした。この「視聴者の意識の流れを制御する」
| 演出技法も、この「NOIR」と言う作品を高める一つであったと
| 今では大いに唸らされています。
ええ、“魅せる”という事に細心の注意をはらい、贅肉を剃り落と
したかのようなギリギリの緊張感を持たせた演出。キャラに感情移
入するという事と共に、“物語”に感情移入してしまいます。
| しかもこんな美しい女性をこんな美しく
| 演じ切って表現せしめたTARAKOさんに、惜しみない拍手を。
TARAKOさんの存在を知ったのは「めぞん一刻」からなのですが
(何年前だ(^^; )失礼ですが、こういう演技をする方だとは
全く知りませんでした。ですので、アルテナが最初に言葉を発
した時は声の主が誰であるか判別出来ませんでしたし。
アルテナの声を聞きますと、“母性”といもの“優しさ”とい
うものを強く意識します。
故にそれ(母性・優しさ)と相反する、アルテナの思想(とい
うより目的)は鋭利な刃物のように感じられます。分かり易い
悪役とは一線を画す所です。
| 紛れも無く「多くを語らず、
| しかし表すべき事は明瞭に表す」事を具現化せしめた、脚本とシリ
| ーズ構成の力に他ならないと思います。感服しました。
言葉で表現(説明)しないというスタンスを取った場合、何を
すれば良いか・代わりに用いるべきものはなにかという事をか
なり考えたのでしょうね。これらが見事なまでに成功していま
すので、物語に視聴者を取り込むのに十分な作り込みをしてい
ます。
| それを宗教と言う戒律のベール
| と荘園と言う地理的なベールと物静かで楚々とした自分の姿勢と容
| 姿のベールで三重に隠してまで、彼女は自分の望みを具現化しよう
| とした訳です。組織の中で権力を掴み、その力で3本の苗木を育て、
| 此処に至る。20年以上にも至ろうこの計画を支えた彼女の意志は、
| 執念と言って良いほどに苛烈なものであったろうと思います。
組織・自己を破壊してまでも成就させようとする計画。そこまで
の願望は“狂気”の一言ですが、そこには強力な意志があり、周
りを魅了しながらも、自分では自分の言葉に酔ってないところが
彼女を最後まで一定の精神でいられたのでしょうね。
PARALLAXさんの言葉にある三重のベールという表現は、的を射っ
てますね。なるほどとおもいます。
| 完成つまりNOIRの「誕生」となると考え、それを行うに相応し
| い二人が残った事に満足していたのだろうと思いました。
普通そこでは満足せず、次なるステップを求めるものですが、アル
テナは以降を求めないどころか、「誕生」までしか考えてない…
NOIRを誕生させることにより、アルテナ自体が終焉を迎える。
目的に対し純粋な姿勢です。故に狂気とうつります。
| だが、本当の最後の最後で、アルテナは我が身の代わりに霧香をミ
| レイユの手に託しました(霧香をすんでの所で釣っていたのはアル
| テナであり、僅かに伸ばせただけのミレイユの手へ霧香の手を持ち
| 上げ託せたのはアルテナだと思えますので)。業火の中へ消えるア
| ルテナの表情が、何処か残念そうながら満足もしていた様に見えた
| のは、私の欲目でしょうか。
ここでアルテナは、破滅的狂気な考えの呪縛から離れ、わずかな
安らぎ・希望を見たのかもしれませんね。死の直前ながらもこの
ような感情を得られたことは、一種の幸せかもしれません。
| 私もこの認識で、上記の「悲劇」を考えました。
悲劇は、二人の信頼・過去からの解放により幕を閉じる。
二人にとっては、最良とは言えないのかもしれませんが、救済は
感じられた幕引きですね。死が結果として、救済になるというの
も正しく“悲劇”ですが、それ以上のものが二人を満たしたと考
えれば二人の出会いが間違いではないと言うことが感じられます。
| とまでは流石に私の感情は考えませんでしたが(^^;)、
この部分は、殆ど私の願望でして (^^; 。
| それでも私の
| 感情は「あんな年寄り幹部が放った拳銃弾が、あの二人に当たるも
| んか」と言い張っています。何れにせよ、思いの縁であったオルゴ
| ールは二人にとり最早何の意味も持たず、しかしペアの銃声は今後
| も彼女らの人生を彩り纏わり付くのであろう、そんな気がしました。
そういう感情持たせてくれる、カットでありました。
| そんな作品をこうして世に生み出してくれたクリエイ
| ターであるスタッフとキャストの皆様に、改めて敬意を表すると同
| 時に惜しみない拍手を送りたいと思います。
ええ、一言でいうならば“名作”です。こういう作品に触れた
あととある虚無感に襲われるのです。『次にこういう作品に触
れる事ができるのは何時だろう…』という想いに。
In article <9p3274$bt4$1...@news511.nifty.com>
renc...@mb.infoweb.ne.jp writes:
> NOIR 26話『誕生』(9/27日) の感想です。
第1話と最終話しか見てないのですが、記事書いてみました。
感想とか入っていません。あ、最初と最後だけ、ちょこっと。
#とか思ったら PARALLAX さんの記事が。23時投稿らしいですが、
25時頃確認した時点で無かったのに。16Kb 越え(笑)。
# 12Kb 程度を越えると feed しないサイトが多いのか?
> 灰原留姫です。
ということで、しろおとの手順として声優さん確認。
霧香 桑島法子
ミレイユ 三石琴乃
アルテナ TARAKO
ボルヌ 勝生真沙子
マレンヌ 篠原恵美
#許:誤字等 m(..)m
役名とか画面では読めないので Web の力を借用。以下もちょろっと。
ちなみに、三石さんの声が素敵ですね。もっと前から録画すればよかった。
#でも、テーマがやっぱ重い(汗)。
EDみてて、何も着ないで寝るの?と思いましたが、OPみて、
やっぱり違うか。と思い直したり。
なお、「...」は(略)という意味です。だいたい。
---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- -------- ---- ---- ---- ----
ここから、本題です~
---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- -------- ---- ---- ---- ----
> 冒頭のNOIRを語るこの一節は上記のように、二人が担当で
> した。生き残った苗木の二本、NOIRである二人。
「NOIR ... 死をつかさどる二人の乙女...」てやつですか。
ミレイユと霧香?
荘園の庭でしょうか?石づくりの遺跡のような人工池のほとりで、
ひじの傷に、おしぼりをあてる霧香。
ミレイユ「うっ」
霧香 「ごめん...もうすぐすむから」
ミレイユ「はじめて逢ったときも、あんたに手当してもらったわね」
霧香 「なんだかずっと昔のことのような気がする」
霧香のアップです。
場面変わって、「ノワールカー1号」(だそうです)車内。
「アルテナ... あんな辺境の地()まで我々を呼びつけるとは」
「仕方あるまい。儀式は荘園で行われるのがしきたりだ」
「... コルシカの娘は」
「やってくれるでしょう」
#うーん意味不明。
☆さきの池の庭で銃のセッティング
> 銃のメンテナンス中、ミレイユのモノローグが自然と霧香
> への問いかけにスライドしていく。
(...正当なソルダのNOIRがどの時代に何組存在したのか
それは誰にもわからない... 裏で名乗る者..多かった、
その真の意味も知らずに)
ミレイユ「ちょーど私達のようにね」
突然話すミレイユに霧香は微笑みを返します。
広大な畑のような土地を見下ろす丘にたつ2人。
傷を気遣う霧香に
ミレイユ「あんたこそ大丈夫?ここを降りたらもう
後戻りは出来ないのよ」
過去の戦いの回想のあと思いつめた表情で、一旦目を閉じ
霧香「私、もう逃げない」
> 二人の息のあった攻撃で葡萄畑・建物内部と侵入、二人の
> 行く手を遮る者を次々と排除していきます。
ここはPARALLAX さんの記事に納得してしまった>策略。
> 葡萄畑にいた者は、銃器の使用はできるのが、殆ど素人。
> 建物内部の者は或る程度のスキルはあるのでしょう、負傷
> させることはできますが、それまで。二人の足を止めるこ
> とは出来ませんでした。
建物に入る2人。音楽が緊迫感を高めます。
霧香「私達はNOIR...(決めゼリフ)道をあけなさい!」
別室では気配を感じ椅子から立ち上がるアルテナ、お城によく
ある回転状の暗い狭い階段を闇の中降りていく。
#ところで霧香、ルーズソックス。
敵が銃をアゴにつきつけられつつ、ナイフを持ち変えるシーン
が印象的。
広間で空から襲う、マレンヌ。霧香は一瞬「ハッ」と何かを感じ
ます。銃は効きません。倒れた敵の裂けた服のわき腹は、金属。
防弾よろいでしょうか。
アルテナのシーン。
ボルヌ「この場を抜け出せても、評議会の査問が」
とアルテナに語りかけます。
アルテナ「儀式は予定通り... これは予想外ではないのです」
なんと落ち着いた声。
「今やソルダ自体が病におかされ、のたうちまわる社会そのもの」
「NOIR が復活したとき..
Grandtool(?) を、原書ソルダをの理想を実現することができる」
ボルヌ「まさか...最初から」といいつつ撃たれます。
そこへ入って来る霧香たち。
> アルテナとの対峙。アルテナは異常とも思えるほど冷静。
アルテナ「最後の試練を越えるのはあなたたち...」
「ようこそ真のノワール達」
銃で追われつつ静かに階段をおりるアルテナ。
「越えがたき最後の試練... さぁ儀式をはじめましょう」
> 霧香とミレイユとはかなりの温度差があります。これは、
> この時点での目的の明確さから来ているのでしょう。
☆Bパート
#すみません、いきなしコマ送りしました。
アルテナのアップとともに、語り。
「地上はごおくに満ちている。だがNOIRは常に闇にありて、
嘆きの『こら』を守り、たたかう」
「原書ソルダのあるべき姿、完璧な構図を成す2人...」
> アルテナの目的ですが、NOIRの復活ありきという考え、逆
> にいえば復活されることだけが目的。その為になら自分の
> 命を差し出すことさえ躊躇しない。
> このシーンは以前にもでてますが、今回はアルテナの極端
> な考えを作り出したと思われる描写が登場します。
# 記事拝見するまで、気づきませんでした。(一回しか
# 見てないからですが)。なんて鈍い私。
> 兵士に対し全く抵抗を示さなかったのもそういう理由かも
> しれません。
アルテナ(静かに)
「愛で人を殺せるのなら、憎しみで人を救えもするだろう」
燃えているのは原書でしょうか。
地下深く、広間の祭壇で髪をほどくアルテナ。
「この祭壇こそ真の式場。誰も知らぬ時に忘れられた場所」
##時間にすら忘れられた。
「あなたたち2人の巡礼の旅はここで終るのです」
思い詰めた表情でアルテナを見る2人。
霧香「沢山の人が死んだ。ソルダの人達も..何のために」
アルテナ「なんて愚かな」
アルテナ「.... あなたたちの祭壇の羊としては役にたった」
###ここの脈絡がよくわかりません。すみません。記事も雑。
###ミレイユの母も霧香も同じく真理が判ってないと言いたい
###のでしょうか?前を見れてばわかるセリフ?
ミレイユ、キレて銃をアゴにつきつけます。冷静なアルテナ。
憎しみのこもったミレイユと静かさが対照的。
ひきがねに指をかけるも撃てません。
ミレイユ元の場所にもどり
「あんたなんか、殺される資格もないわ!」
ミレイユを傷つけるアルテナに銃をむける霧香。
アルテア「お撃ちなさい。じゃないと友達が死んでしまいますよ」
##NOIR が奪って来た命。
アルテナ「その命を無駄にするというのですか?」
「あなたはNOIR、罪とともに生まれ...育った」
「あなたのいきる術はそこにしかないのです」
##おそらく霧香が撃つ瞬間にアルテナはミレイユを
##撃つつもりだったのでしょうか?
##霧香だけひとりNOIRとして生き残す?うーん???
アルテナの動きを感知したのか、
「ミレイユをお願いね」という回想シーンでハッと
したのか、突然ミレイユの前に飛び込む霧香。
脇腹にアルテナの弾丸を受けてミレイユを救います。
脇腹を抑えつつ立ち上がる霧香。
#なんという精神力。どこから。
霧香「罪は消えない... 霧香としてその罪を受け入れる」
はっとするアルテナ。
霧香「私達はあなたの思う私達ではない」
アルテナを押し飛ばし、自分と共に祭壇の謎の奈落
に落ちる霧香。( 炉 だそうです。)
何故か、アルテナだけ落ちて(多分)死にます。
そしてミレイユは落ちかけの霧香の腕をつかむ。
霧香「ミレイユ、はなして」
ミレイユの涙が霧香の袖に落ちます。
生きようと思い直した霧香。両手でミレイユにつかまります。
建物の外はすでに夜。リムジンのライトに照らされ
組織の人間が待っています。
重傷の霧香を肩で抱きつつ建物からでて来るミレイユ。
よびかける男。
「ノワール」
霧香 「ちがうわ」
ミレイユ「道をあけなさい...」
近付く、霧香とミレイユのアップ。
ブレフォール(やっぱり車運転してた人だ)
「これからどうする...全てが終ったわけじゃない」
ミレイユ「さぁ... 私達として生きていく」
##闇の中に生きているからあかりを求めるのよ。なるほど。
##2人は闇から出られる、出るつもりだったのでしょうか。
2人だけの世界。歩きながら....
霧香「これからどうする」
「パリに帰って熱いお茶がのみたいわ」
そして2発の銃声。
以下、蛇足の感想です。
> ちょっと考えてみたいのが、最後のワンシーン。シリーズ
> を通して重要な意味をなし二人を引き合わせたオルゴール
> 付きの懐中時計。これが石畳にそっと置いてあり、銃声が
> 二度なる。
この時計がなければ2人の運命も違った?(って全然違)
> 話の流れ・状況から考えれば、二人を抱き込めないと判断
> したソルダ幹部が、霧香とミレイユを射殺したという事で
> しょう。
私も、さすがにこれは気づきました。
#あやうく聞き落すところでした。
> 車が残されているとはいえ、あの状態で治療設備があると
> ころまで行くのは難しいでしょう。
結構人間って丈夫なものです。最後に撃たれさえしなければ(涙)。
でもこの銃声があって、私はなんだかホッとしました。
#結局、犯罪者が生きてるのがしっくりこないなんて
#妙な観念にとりつかれてるな>私。
ただ、2人が生きていたらこの話、終らないよーな気は
しました。続編とか作るなら別ですが。
> しかし違う解釈もできます。奇跡的にあの場から逃げ出す
> ことに成功。パリに戻り治療後、再び二人で仕事を始める
それは、希望的解釈過ぎです(笑)。
OVA とか期待しているとか。それでは。
--
yna...@st.rim.or.jp /* Sailormars と斉藤慶子さんと灰原哀と闇の美夕と… */
画面から直に記事起こしました。
尚、名詞はWeb から流用したのですが、やたら「ロ○コン」という文字が(笑)
はぅ、GALS 録画失敗した。今日だけ後半だけでもみるぞっと(笑)。
"Nagata Yoshihiro" <yna...@st.rim.or.jp> wrote in message news:9p5nla$1mfj$1...@news2.rim.or.jp...
| > NOIR 26話『誕生』(9/27日) の感想です。
|
| 第1話と最終話しか見てないのですが、記事書いてみました。
色んな状況の方(シリーズを通して見た方とか、Nagataさんの
様なみかたをした方とか)の記事を読めるのは嬉しいです。
| 霧香 桑島法子
| ミレイユ 三石琴乃
| アルテナ TARAKO
| ボルヌ 勝生真沙子
| マレンヌ 篠原恵美
| #許:誤字等 m(..)m
|
| 役名とか画面では読めないので Web の力を借用。以下もちょろっと。
メイン・ゲストキャラとともに、拘りを感じるキャスティング
だと思います。洋画のアフレコもしている方が多いといいまし
ょうか。
| ちなみに、三石さんの声が素敵ですね。もっと前から録画すればよかった。
| #でも、テーマがやっぱ重い(汗)。
三石さん演じる、ミレイユ。殺害を生業としていても、考え方
・発想としては、登場人物の中で一番一般人に近いです。故に
作中ストーリーテイラー的な役割を担うときもありましたし、
感情の起伏もありました。
その辺の三石さんの演技は流石だなぁ…と思うところ。軽いタ
ッチのお喋りや、重いテーマを語るときの沈んだ感情。この演
じ分けはミレイユというキャラを立たせるに多いに貢献をして
いたと思います。
昨日、「エクセル・サーガ」DVD Vol.13を見なおしたのですが
ぶっ飛んだ演技です。このマシンガンの様な科白回しでの弾け
ッぷり。でも滑舌が綺麗なので台詞はキチンと聞き取れる。
そうそう、CXで放送されているもので「あるある大辞典」という
ものがあります。番組の内容は興味の対象外なのですが、ナレー
ションに三石さんが参加されているので見ています。
| EDみてて、何も着ないで寝るの?と思いましたが、OPみて、
| やっぱり違うか。と思い直したり。
でもエッチな服装で、寝るみたいですね。ブラは無しでワイシャツ
下はパンツ一枚。
| 「NOIR ... 死をつかさどる二人の乙女...」てやつですか。
| ミレイユと霧香?
結果として、そういうことになったということですね。ソルダや
アルテナの意志ではなく、最終的な決断は霧香とミレイユがした
というのは重要ですね。ですので“NOIRではない”と発したのも
非常に重い言葉です。
| 場面変わって、「ノワールカー1号」(だそうです)車内。
| 「アルテナ... あんな辺境の地()まで我々を呼びつけるとは」
| 「仕方あるまい。儀式は荘園で行われるのがしきたりだ」
| 「... コルシカの娘は」
| 「やってくれるでしょう」
組織として多くなり、世界に影響力を与えるほどでも、過去から
の伝統・様式には従わざるを得ない。ということ。ソルダの成り
立ちが会社・マフィアと違い、思想的なものから発達したという
ことを裏付けさせます。
| ミレイユ「ちょーど私達のようにね」
| 突然話すミレイユに霧香は微笑みを返します。
ストーリーテイラーが作中に戻る瞬間。内省の声が、最も信頼で
きる人間に向けられる瞬間。ここのやり取りはそういうこと織り
交ぜることによって、強固な二人の関係を語っていますね。
| #ところで霧香、ルーズソックス。
ええ、しかも下着の類は全く身につけてないらしいです。
と言うことは、汗であの白い布が体に張り付いて透けて見えたり
体にある突起物が布で擦れたりで大変です。
#ええ、霧香ちゃん美少女 (*^_^*) 。
#ミレイユは美女って感じですね、年齢は同じらしいですけど。
| ボルヌ「まさか...最初から」といいつつ撃たれます。
この辺は、視聴者の言葉を代弁している感があります。ボルヌの
CVは勝生真沙子さん。この様な感じの女性というのは実に似合い
ます。「ガラスの仮面」では思いっ切り少女でしたが、それ以降
は少女というイメージはないかたですね。
#「めぞん一刻」ではハキハキした、保母さんでした。
| # 記事拝見するまで、気づきませんでした。(一回しか
| # 見てないからですが)。なんて鈍い私。
こういうシーンは見ると落ち込んでしまいます。しかも
記憶にずっと残るので、取ってもなにです…。
| アルテナ(静かに)
| 「愛で人を殺せるのなら、憎しみで人を救えもするだろう」
| 燃えているのは原書でしょうか。
これまで、過去を紐解こうとコピーの原本である原書を探し回
っていた二人。アルテナからの一方的ではありますが、“決別”
という意味合いが感じ取れます。
| ###ここの脈絡がよくわかりません。すみません。記事も雑。
| ###ミレイユの母も霧香も同じく真理が判ってないと言いたい
| ###のでしょうか?前を見れてばわかるセリフ?
NOIR(霧香・ミレイユ)の成り立ちには、ミレイユの肉親の
死が役に立ったということでしょうか。さらに踏み込めば、
この状況を作り出す為には、幼きミレイユを差し出すという
行為では作り出すことは出来なかった。
あの時命と引き替えに娘であるミレイユの引き渡しを拒否し
た。その行為自体に対しての言葉でしょうか。
| ##おそらく霧香が撃つ瞬間にアルテナはミレイユを
| ##撃つつもりだったのでしょうか?
| ##霧香だけひとりNOIRとして生き残す?うーん???
おそらくミレイユ殺害までするつもりはなかったと思います。
二人を追いつめ、NOIRであることを自覚させる…それが目的で
それを成就させるためには、自らの命はそのための道具に過ぎ
ないと。
こういう考えの発端は、幼き頃に植え付けられた厭世観から
芽生えた気がします。
| 脇腹を抑えつつ立ち上がる霧香。
| #なんという精神力。どこから。
貫通はしてないようですので、弾丸は体内に残っています。
場所から行って、小腸には大きなダメージを受けた事でしょう。
それに傷にともなう、体の変化(発熱やら体内の出血における
貧血状態とか)も直ぐに現れるでしょう。
スッゴイ、精神力です。
| アルテナを押し飛ばし、自分と共に祭壇の謎の奈落
| に落ちる霧香。( 炉 だそうです。)
炉なんですね。劇中では説明がなかったので、中で火が燃えた
ぎっているもという認識以上は出来ませんでした。
| ミレイユ「さぁ... 私達として生きていく」
| ##闇の中に生きているからあかりを求めるのよ。なるほど。
| ##2人は闇から出られる、出るつもりだったのでしょうか。
|
| 2人だけの世界。歩きながら....
この時点で、強烈に死を意識していたのでしょうね。ですので
続く言葉が…。
| 霧香「これからどうする」
| 「パリに帰って熱いお茶がのみたいわ」
となると。
| この時計がなければ2人の運命も違った?(って全然違)
そうですね、そもそもの出会いすらなかったという事に
なるでしょう。また出会いだけでなく、過去からの共通する
もので結びつけたというのもあると思います。
| 私も、さすがにこれは気づきました。
| #あやうく聞き落すところでした。
あれなんです、この銃声二発を聞いたとき…『あぁ…』とか
思ってしまい。希望的可能性を数個連想する様に考えました。
| ただ、2人が生きていたらこの話、終らないよーな気は
| しました。続編とか作るなら別ですが。
悲しいですが、死で彼女達は真の意味で、解放された部分とい
うのはありますよね。
| > しかし違う解釈もできます。奇跡的にあの場から逃げ出す
| > ことに成功。パリに戻り治療後、再び二人で仕事を始める
|
| それは、希望的解釈過ぎです(笑)。
やっぱり(笑)。
| OVA とか期待しているとか。それでは。
カウボーイビバップのように、シリーズ途中の第XX話前後に
存在したエピソードという作りはちょーっと期待とかしてい
たりします (^^; 。
| 尚、名詞はWeb から流用したのですが、やたら「ロ○コン」という文字が(笑)
ロ●コン Σ( ̄□ ̄;!!
一言でいえば、私がこの作品に惹かれた理由でしょうか (^^; 。
"HAIBARA Ruki" <renc...@mb.infoweb.ne.jp> writes:
> 炉なんですね。劇中では説明がなかったので、中で火が燃えた
> ぎっているもという認識以上は出来ませんでした。
これ、霧香が火の中におっこち(かけ)て、ミレイユに引っ張られて上がったというのは
火によって浄化された ... 甦った、生まれ変わった、ということと掛けてありますよね?
なので、
> あれなんです、この銃声二発を聞いたとき…『あぁ…』とか
> 思ってしまい。希望的可能性を数個連想する様に考えました。
ここで死んじゃうのはもったいない(?)です。
また、もしこれが「二人を殺した」ということを意味させるのであるならば、
二つの銃声は同じになりそうです。ブレフォールを除けば反主流派の人達は
名前さえ出てきませんでしたから、銃声も無個性的ということで。
霧香とミレイユの使っていた銃は違うし、音も違ってたので、二人が撃った音 ... と見たい
# のですが、二人が撃つならミレイユは 2 発一組な撃ち方してたので 3 発いるかな。
懐中時計もどっちにもとれる描き方で、殺されちゃうという解釈で
べたっと塗ってしまうのはなんか違うと思います。
--
かみき
>居る者がそれなりの戦闘訓練を積んでいないとも思えず、それがこ
>うもあっさり「茂みに隠れず身を晒して走るミレイユに打ち倒され
>る」のは、これまでの幾多の「ソルダからの刺客を排除する」シー
>ンと同様に「はて?」と思わされるシーンでした。
この部分についてはコマ送りで何回か見ているのですが、霧香が
脇から掩護しています。ミレイユが撃ったのはせいぜい2-3発で、
あとはすべて霧香。つまりミレイユは囮になって走っている。
たしかに、最初の発砲で霧香の存在に気がつきそうなものですが、
ひょっとすると彼女らはミレイユを真のノワールとは認めないた
めに、ミレイユしか撃たなかったのかとも?
# 霧香「私って背が低いから、叢(くさむら)とか隠れるの得意なのよね (*^^*)
--
高橋裕信(たかはしひろのぶ): 技術研究組合 新情報処理開発機構
情報ベース機能つくば研究室 (E-mail: hiro...@rwcp.or.jp)
FJの過去の記事はここで読めます -> http://galaxy.rwcp.or.jp/index.htm
だけどこっちに移動中 -> http://news.asks.gr.jp
In article <9p5n3h$ahr$1...@news512.nifty.com>,
"HAIBARA Ruki" <renc...@mb.infoweb.ne.jp> wrote:
> 灰原留姫です。
> "parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message
> news:9p51p2$bkj$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...
> | こん○○わ、PARALLAXです。
> | > NOIR 26話『誕生』(9/27日) の感想です。
行数稼ぎ&改頁します。
> ミレイユは物語の当初では、霧香は『アンタ』と呼んでました
> しかし終盤では『霧香』と名前で呼ぶように。この辺の流れも
> 巧いと思うところ。
そう言えば、確かに……(@_@;
こんな重要なことに気付かない(忘れていた)とは、私の見方が足りないので
しょうねえ。(^_^;
> アルテナ以外のもの達は純粋
> にソルダの中のNOIRを誕生させようとしました(誕生させること
> でソルダ内部での地位の向上にも繋がる)。
評議会のメンバーが、儀式の終了後はアルテナがソルダの最高の地位につく、
ようなことを話していましたね。当然、その支持者も自分の地位向上を期待す
るでしょう。
> | これから
> | の作品の音響監督の方にはとても参考になったのではと思います。
> タイミングを誤ると、オーバープロデュースになってしまうほど
> 多用された劇中の音楽。PARALLAXさんの仰るとおりに使うべき所
> で必ず使うということを徹底したお陰でそれを回避、絶妙なバラ
> ンスを保てたと思います。
単独では大袈裟になりそうな音楽が、まったくそう感じさせませんでした。
> ええ、“魅せる”という事に細心の注意をはらい、贅肉を剃り落と
> したかのようなギリギリの緊張感を持たせた演出。キャラに感情移
> 入するという事と共に、“物語”に感情移入してしまいます。
まさしくおっしゃる通りだと思います。
“物語”という点で私がもう一つ評価しているのは、謎解きの巧みさです。
普通、謎が解かれるにつれて結末が見えてくるものですよね。この作品は逆で、
謎が解き明かされるにつれてストーリーが予断を許さなくなり、緊張感を高め
ていくと感じました。正直な話、最後の瞬間まで私には先が読めませんでした。
> | 完成つまりNOIRの「誕生」となると考え、それを行うに相応し
> | い二人が残った事に満足していたのだろうと思いました。
> 普通そこでは満足せず、次なるステップを求めるものですが、アル
> テナは以降を求めないどころか、「誕生」までしか考えてない…
> NOIRを誕生させることにより、アルテナ自体が終焉を迎える。
> 目的に対し純粋な姿勢です。故に狂気とうつります。
「逆襲のシャア」のシャア状態。(^_^;
> | > ソルダの幹部に『NOIR』と表されるがそれを否定する霧香
> | > 荘園の建物内部に突入する際の言葉をはくミレイユ。この
> | > 『退きなさい。闇の暗さを恐れるならば』という台詞は一
> | > 種の儀式めいたものを感じます。
> | この台詞に素直に従うソルダ幹部たち。つまり彼らは、此処にNO
> | IRの完成を見て取ったのだろうと思います。
今回一番気に入っている場面です。(^_^)
裏社会を支配するソルダの最高幹部達が、たった2人の満身創痍の少女に道を
譲る……
霧香ではなくミレイユに言わせたのもポイントが高いと思います。
#三石琴乃さんの声も凄味があります。
> | とまでは流石に私の感情は考えませんでしたが(^^;)、
> この部分は、殆ど私の願望でして (^^; 。
願望で済ますには勿体ない解釈だと思います。(^_^)
私は、あの銃声は実際に放たれたのではなく、象徴的なもの(例えば、ソルダ
の黒き2本の手としてのノワールの死を表すとか)であると考えています。
というのも、これまでのこの作品の演出のやり方なら、銃声の前に、評議会の
メンバーが銃を取り出す場面かもしくは狙撃手が狙いを定める場面が入りそう
なものですが、それが一切ありません。作り手が2人の死を意図しているなら、
必ずそのような場面を入れたはずであり、それが無いということは、作り手は
あの銃声の意味をあえてぼかしている、と考えました。
> | それでも私の
> | 感情は「あんな年寄り幹部が放った拳銃弾が、あの二人に当たるも
> | んか」と言い張っています。
私もです。
闇の暗さを恐れて退いた者が、その闇に銃を向けられるはずがない、と言い聞
かせています。(^_^;
> | そんな作品をこうして世に生み出してくれたクリエイ
> | ターであるスタッフとキャストの皆様に、改めて敬意を表すると同
> | 時に惜しみない拍手を送りたいと思います。
> ええ、一言でいうならば“名作”です。こういう作品に触れた
> あととある虚無感に襲われるのです。『次にこういう作品に触
> れる事ができるのは何時だろう…』という想いに。
視聴者の意識の流れを制御する術に長けた演出家は意外と少ないと思います。
#ぱっと思いついたのは、この作品の真下耕一監督、庵野秀明、大地丙太郎、
#佐藤竜雄、川尻善昭の諸氏でしょうか。「フルーツバスケット」「学園戦記
#ムリョウ」はもちろん気に入っていますが、コメディタッチの作品なので、
#「ノワール」のような迫力はありません。というわけで、今期は、「X」に
#期待しています。(^_^)
--
┏ 石 川 彰 夫 ( いしかわ あきお ) ┓
┃ 株式会社 ケイディーディーアイ研究所 (KDDI R&D Laboratories Inc.) ┃
┃ E-mail address < ak...@kddlabs.co.jp > ┃
┗ Web Site URL < http://www.hc.t.u-tokyo.ac.jp/~kageo/ > ┛
At Tue, 02 Oct 2001 12:44:29 +0900,
Akio Ishikawa wrote:
> > | とまでは流石に私の感情は考えませんでしたが(^^;)、
> > この部分は、殆ど私の願望でして (^^; 。
>
> 願望で済ますには勿体ない解釈だと思います。(^_^)
>
> 私は、あの銃声は実際に放たれたのではなく、象徴的なもの(例えば、ソルダ
> の黒き2本の手としてのノワールの死を表すとか)であると考えています。
> というのも、これまでのこの作品の演出のやり方なら、銃声の前に、評議会の
> メンバーが銃を取り出す場面かもしくは狙撃手が狙いを定める場面が入りそう
> なものですが、それが一切ありません。作り手が2人の死を意図しているなら、
> 必ずそのような場面を入れたはずであり、それが無いということは、作り手は
> あの銃声の意味をあえてぼかしている、と考えました。
>
私もあの銃声はミレイユと霧香の死を意味するものだとは思え
ませんでした。その理由は、最後の2発の銃声がそれぞれ、霧
香とミレイユの銃の発射音に聞こえたからです。これまでの放
送でも霧香、ミレイユ、敵対する者の銃声は異なっていました
し(そのように聞こえた)、もし死を意味しているのであれば、
彼女達の銃の銃声を使わないのではなかろうかと勝手に考えて
いるのですが、どないでしょうか?
無論、個人的感情として、2人が死んだと思いたくないというの
も多分にある事は否めませんが。(^^;
> > | それでも私の
> > | 感情は「あんな年寄り幹部が放った拳銃弾が、あの二人に当たるも
> > | んか」と言い張っています。
>
> 私もです。
> 闇の暗さを恐れて退いた者が、その闇に銃を向けられるはずがない、と言い聞
> かせています。(^_^;
私は上記のように捉えたので、彼女達が撃たれたとしても、そ
れはあの年寄り連中に依ってではないのではないかと考えてい
ます。まあ、霧香とミレイユが使っている銃は標準的な銃っぽ
いので、同じ銃を他の者が使っていたところで不思議ではない
のですが。
#50 口径デザートイーグルとかを使っていれば間違えようが無
#いのですが。(笑)
> > | そんな作品をこうして世に生み出してくれたクリエイ
> > | ターであるスタッフとキャストの皆様に、改めて敬意を表すると同
> > | 時に惜しみない拍手を送りたいと思います。
> > ええ、一言でいうならば“名作”です。こういう作品に触れた
> > あととある虚無感に襲われるのです。『次にこういう作品に触
> > れる事ができるのは何時だろう…』という想いに。
私はもっと純粋に「日常生活の中で重要な位置を占めていたも
のがなくなってしまった。」という虚無感に満たされています。
就職して関東に来て STARTREK VOYGER が見れなくなってかな
りフラフラになっているところで、NOIR のような良い作品と
であったのは良かったのですが、逆に NOIR を見ることが生活
の一部と化してしまっていて、放送終了の精神的ダメージはか
なり大きなものになってしまっているっぽいです。
新番組にある程度まともな作品があることに期待です。
それでは。
--
Ryusuke Miyamoto
mailto:mi...@zabi.org
"宮本 龍介" <mi...@zabi.org> wrote in message news:wku1xh...@zabi.org...
| 龍之介% fj 初投稿 と申します。
| 以後、御見知り置きを。
こんにちは (^^)/ 。
| 彼女達の銃の銃声を使わないのではなかろうかと勝手に考えて
| いるのですが、どないでしょうか?
銃声の違いということ。頷けるご意見とともに、絶対的な死を
意味するものとは全く別なベクトルである、希望を持てる解を
得られた気がして心持ち救われる気がします。
| 無論、個人的感情として、2人が死んだと思いたくないというの
| も多分にある事は否めませんが。(^^;
制作側が、明確なものを提示しなかったので、この辺は視聴者
の願望を大きく出して良い部分ですよね。
| 逆に NOIR を見ることが生活
| の一部と化してしまっていて、放送終了の精神的ダメージはか
| なり大きなものになってしまっているっぽいです。
DVDでのリリースはあるにせよ、新作はみられない(OVAとかの
リリースの可能性はありか?)というのはどうにもな感じです。
優れた映像作品が、毎週必ず見られるという状況が一転するわ
けですから、事実としては分かっていても、悲しいですよね。
| 新番組にある程度まともな作品があることに期待です。
実はストイックな作品が好きな私ですが(萌え系も当然好きで
すが(^^; )、今期は何が注目でしょうね。取り敢えず一通り
見てみないと分からないですね。
#絶賛作品へのちゃちゃいれってこわいよぉ....
☆Subject: Re: NOIR #26(9/27)
In article <9pdekb$pc0$1...@news512.nifty.com>
>> 灰原留姫です。
>> 実はストイックな作品が好きな私ですが(萌え系も当然好きで
>> すが(^^; )、今期は何が注目でしょうね。取り敢えず一通り
>> 見てみないと分からないですね。
シュガーは絶賛されてますですね。意外(笑)。
#文句結構あったのですが、投稿する気合いが... (爆)。
#帰ったら、Web でいろいろ調べてみよかな?時間なさそだけど。
NOIR ですが、7話のDVDは買おうかと思ってます(謎)。
#店頭で見た Vol.3 裏面の冬の霧香もいいなぁ。ストーリ調べてから
#買うかもしんない。
>> | 彼女達の銃の銃声を使わないのではなかろうかと勝手に考えて
>> | いるのですが、どないでしょうか?
>>
>> 銃声の違いということ。頷けるご意見とともに、絶対的な死を
>> 意味するものとは全く別なベクトルである、希望を持てる解を
>> 得られた気がして心持ち救われる気がします。
すごいですね。びっくりです。
>> 制作側が、明確なものを提示しなかったので、この辺は視聴者
>> の願望を大きく出して良い部分ですよね。
んで、ストーリを把握していないので、全然はずしてる気もしますが、
この2人って、絶対的に信頼関係できてるのでしょうか?
#灰原さんの時計のはなしで、そう理解していましたが...
確か当初は 敵対関係だったんですよね。
お互い撃ちあって果てたという可能性はゼロでしょうか?
究極の悲劇、どうしようもない最後。
#いえ、2人の銃だとしたら、付近に残ってた敵の残頭?
#を撃つってのも、演出的に不思議な気しますし
--
yna...@st.rim.or.jp /* Sailormars と斉藤慶子さんと灰原哀と闇の美夕と… */
#ウテナみたいに謎ときゲームの題材を残してくれただけかも(笑)
#ウテナ(TV)の場合は、とかれる謎そのものが無かったと私は理解してます。
「NOIR」のサントラIIを購入しました。良い出来です。単なる
スコア集ではないです。因みに初回限定のオマケは、マウスパ
ッド。
絵のついているマウスパッドって使っているときは、絵が見え
ないからあんまり…と言う気がしてなりませんです。いえ関連
グッズというのは嬉ですが。
しかし考えてみると、今使っているマウスは光学式。滑り止め
よろしくなパッドはいらないのですよね (^^; 。
#ジャケットのミニワンピースの霧香ちゃんは美しすぎて…。
"LLL Rika" <yna...@st.rim.or.jp> wrote in message news:9pe23n$2tca$1...@news2.rim.or.jp...
| NOIR 最後のネタばれにチャチャ。
| 改行ネタに引用順前後。
|
| #絶賛作品へのちゃちゃいれってこわいよぉ....
最近の自分の書いた記事を読み直して見ました。ネタ系記事は
別としまして、誉め系しか書いてないですぅ~。これはまずい
ですね。もっと客観的な部分も入れなくては!とも思いますが
「NOIR」の場合、どう逆立ちしても“誉め”しか出てきません
ですぅ。
| NOIR ですが、7話のDVDは買おうかと思ってます(謎)。
|
| #店頭で見た Vol.3 裏面の冬の霧香もいいなぁ。ストーリ調べてから
| #買うかもしんない。
Vol.3でありますが、シリーズの中でも名エピソードの一つと
数えられる第六話『迷い猫』が収録されています。ただ、どう
しようもなく切ないお話ですので、好みが別れるかもしれませ
んです。
#私は、ちょっと泣いちゃいました。
| んで、ストーリを把握していないので、全然はずしてる気もしますが、
| この2人って、絶対的に信頼関係できてるのでしょうか?
一度山を乗り越えた二人ですので、絶対的ともいえる強固な
関係となっています。
| 確か当初は 敵対関係だったんですよね。
敵と言いましょうか、取り敢えずの利害関係が一致したため
行動を共にしていました。そして行動をともにするうちに…
という感じです。
| お互い撃ちあって果てたという可能性はゼロでしょうか?
| 究極の悲劇、どうしようもない最後。
ここに至るまでの経緯を考えますと、その可能性はないと
思われます。一時期は「あんたを殺す」とミレイユは霧香
ちゃんに言い放って居ましたが、結局は殺せませんでした
これまでの経緯を考えますと、霧香ちゃんはミレイユにだ
けには、銃を向けることは出来ないでしょう。
#ブラックのままでしたら、話は別かも知れないです。
| #ウテナみたいに謎ときゲームの題材を残してくれただけかも(笑)
| #ウテナ(TV)の場合は、とかれる謎そのものが無かったと私は理解してます。
つまるところ、ここに答えは落ち着く気がします。オフィシ
ャルな解答が出るとも思えないですし。
At Wed, 3 Oct 2001 06:59:10 +0900,
HAIBARA Ruki wrote:
>
> DVDでのリリースはあるにせよ、新作はみられない(OVAとかの
> リリースの可能性はありか?)というのはどうにもな感じです。
>
新作は見られないのですかね?続編を作って欲しいのですが。
劇場版とかではなく、再び地上波で。
唯一の欠点は、作画がちょっとイマイチなところがあったことな
ので、続編をやるのなら是非その辺りを注意してやって欲しいで
す。
>
> 実はストイックな作品が好きな私ですが(萌え系も当然好きで
> すが(^^; )、今期は何が注目でしょうね。取り敢えず一通り
> 見てみないと分からないですね。
>
カタカナに弱いので、思わず広辞苑を引いてしまいました。(^^;
ストイック:
1.ストア学派の哲学者。
2.ストア学派の教えを信奉する人。
3.禁欲的。克己的。
とのことなので、ここでは禁欲的ということですね。禁欲的
な作品というのがどのようなものであるのか良く分からない
のですが、文章から推測すると、萌え系ではないということ
でしょうかね?
実は、萌え系の厳密な定義も良く理解してなかったりします
が、
http://www.wdic.org/?word=%1B%24BK%28%24%28%24k%1B%28B
を参考に考えると、私の場合、熱狂的にならないと作品に惹
き込まれず、あんまり真剣に見ないので、そういう意味では、
毎週楽しみにして見ている時点で、一般的に"萌え系"ではな
くても、私にとっては"萌え系"なのかも知れません。
とりあえず、NOIRでは霧香萌えでした。(^_^)
#キャラに萌えたから見たのではなく、作品に惹きこまれて
#見つづけたのですが。でも、霧香ちゃんが愛しくて仕方が
#無いのも事実。思いっきり抱きしめたい気分です。
何か関係なさげなことを長々と書いてしまいましたが、今期
って何が良いのですかね?既に虚無感に満たされていて、チ
ェックする気すら起こらなかったり。(^^;
とりあえず、今晩パトレイバーを録画予約してみましたが、
全く期待できませんし・・・。見てたなかで唯一何故か終わ
らなかったスクライドは相変わらず下らないし・・・。
#北斗の拳のパクリには参った。>今日のスクライド。
とりあえず、暫くは虚無感を感じつつ、鬱になる危険性と戦
いながら日々を過ごすしかなさそうですな・・・。
Ryusuke Miyamoto
mailto:mi...@zabi.org
At Wed, 3 Oct 2001 03:53:27 +0000 (UTC),
LLL Rika wrote:
>
> #いえ、2人の銃だとしたら、付近に残ってた敵の残頭?
> #を撃つってのも、演出的に不思議な気しますし
>
あの銃声が2人の銃であるとした場合、あの銃声は敵の残党
を撃ったとかいう深い意味は無く、作品の終わりに作品の中
心であった2人の銃の音を持ってきただけではないのかなとか
思うのですが・・・。
途中なんどか NOIR の絵(?)っぽいのが出てきて、二人の乙
女が向かい合って剣を掲げるようなのが映ってましたが、霧
香とミレイユは剣の代わりに銃を使っていたわけで、最後に
NOIR を象徴するものとして銃声を持ってきただけとか考え
られないですかね?
Ryusuke Miyamoto
mailto:mi...@zabi.org
At Wed, 3 Oct 2001 13:57:32 +0900,
HAIBARA Ruki wrote:
>
> つまるところ、ここに答えは落ち着く気がします。オフィシ
> ャルな解答が出るとも思えないですし。
>
続編を作るということをもってオフィシャルな解答としてくれ
れば最高ですが。
サブタイトルが『誕生』ってとこにメッセージが込められてたりは
しませんかね。
つまり、最期の銃声は、誕生したNOIRそれぞれの産声だよ、とか。
#私も、二人があのまま死んじまったとは思いたくないです(^^;)
石田@横浜在住
きちんとTVシリーズとして終わっているので
無理して、TVシリーズで続編を作らなくてもいいんじゃないかなぁ
というのが自分の正直なところ。
どうせやるなら、レオンだったかジャン=レノの映画ありますよね、
あんな感じのまったく別のハードボイルドなのがあってもいいかも。
ああ、DVDゲームになったファントムのアニメ化でも
面白いかも。
美少女ありの美人ありの、銃器ありぃの。
>唯一の欠点は、作画がちょっとイマイチなところがあったことな
>ので、続編をやるのなら是非その辺りを注意してやって欲しいで
>す。
TVシリーズでそんなこと言ってもなぁ。
ヤシガニ屠るとか、スターオーシャンEX見たことないっしょ?;-p)
>> 実はストイックな作品が好きな私ですが(萌え系も当然好きで
>> すが(^^; )、今期は何が注目でしょうね。取り敢えず一通り
>> 見てみないと分からないですね。
今日まで見てきたなかではXですか。
このクオリティのまま維持されたら凄いかも。
>全く期待できませんし・・・。見てたなかで唯一何故か終わ
>らなかったスクライドは相変わらず下らないし・・・。
>#北斗の拳のパクリには参った。>今日のスクライド。
自分的には結構ここんところの数話は好きだな。
スクラドってオープニングの歌を3種類入れ替えたり
オープニングをちょこちょこいじってたりして
オープニングは気が抜けません。
悪党づらの主人公もいい感じ。
今回のオープニングではワイルドな劉邦?君も
出てきたし。
-
<<-=--==□ http://page.freett.com/bkblade/ □==--=->>
//_Team CyberKnights. (First) bl...@cyber.emaill.ne.jp_//
掲示板作ってみたにょ。質問あれば可能な限り対応するにょ。_O_)
"Kazusei Ishida" <ish...@mars.dti.ne.jp> wrote in message news:9pf8e0$8uu$1...@news3.dti.ne.jp...
| サブタイトルが『誕生』ってとこにメッセージが込められてたりは
| しませんかね。
| つまり、最期の銃声は、誕生したNOIRそれぞれの産声だよ、とか。
これも言葉の解釈のことになるのですが、Ishidaさんの
言われることも、最終話に『誕生』なるサブタイトルを
付けたという事を考えますと、多いにある事だと思いま
す。
ソルダの幹部に「NOIR」と表現されても、それを否定し
たことから、ソルダ内の存在ではなく、これからも闇に
生きることを覚悟した上で、個を掲げる存在になる。
こう考えますと、生きていることこそ『誕生』の意味に
繋がります。
しかし、なにが、どの時点で『誕生』したかと言う事を
考えますと、“負の過去”・“白紙である過去”と言う
今まで彼女達を縛ってきた物が、此処に来て一挙にほぐ
れました。これを持って個の『誕生』としたのでは?と
も考えてしまうのです。
これですと、死に行く存在があえて取り込まれることを
拒否し、闇に歩き出す。このことは『誕生』と『死』が
直結した意味になるかと思うのです。
| #私も、二人があのまま死んじまったとは思いたくないです(^^;)
はい、全くその通りです (^^ 。
In article <9pfajv$lad$1...@news511.nifty.com>, "HAIBARA Ruki" <renc...@mb.infoweb.ne.jp> wrote:
> 灰原留姫です。
>
> しかし、なにが、どの時点で『誕生』したかと言う事を
> 考えますと、“負の過去”・“白紙である過去”と言う
> 今まで彼女達を縛ってきた物が、此処に来て一挙にほぐ
> れました。これを持って個の『誕生』としたのでは?と
> も考えてしまうのです。
最後のカット、荘園(たぶん)に残された壊れた時計です。
ソルダの象徴であり、二人の過去の象徴である時計が
もう時を刻むこともなく時の止まった場所・荘園に残されて
いるということで、二人が過去から解放されたことを
象徴しているのでしょう。
ではそこにかぶさる銃声は?
二人はソルダのノワールとしての立場を捨てたとしても
闇に剣もて生きることに変わりはなく、再度
starting in business: NOIR
に戻ったということを示唆し、それを「誕生」と
表現した。
という解釈でいかがでしょう?
--
---------------------------
- Takuya 'Gemballa' Omori -
-- g...@yk.rim.or.jp --
---------------------------
In article <wklmis...@zabi.org>, 宮本 龍介 <mi...@zabi.org> wrote:
> > つまるところ、ここに答えは落ち着く気がします。オフィシ
> > ャルな解答が出るとも思えないですし。
>
> 続編を作るということをもってオフィシャルな解答としてくれ
> れば最高ですが。
ビバップのように、別につながてなくても映画として
もっと二人の活躍を見たいです。
--
「まいったよなぁ」
「何が?」
「いや『ラブひな』がさ、告白したら終わりだと思ってたのに、終わ
らなかったんだよ。
で、東大行って終わるかな、と思ったら今度もおわらなかったんだ
よ」
「……で?」
「だからまいったなぁってさ」
東京都 飯塚顕充 iiz...@comp.metro-u.ac.jp
> どうせやるなら、レオンだったかジャン=レノの映画ありますよね、
> あんな感じのまったく別のハードボイルドなのがあってもいいかも。
確か「レオン・完全版」がビデオで出た時のコピーが「世界一凶悪な純愛」だっ
たかな?
「凄惨な贖罪」とでもしますか?
--
--
三島慎一郎
sh...@niaes.affrc.go.jp
>「NOIR」のサントラIIを購入しました。良い出来です。単なる
>スコア集ではないです。因みに初回限定のオマケは、マウスパ
>ッド。
おそらく、これの価値は、サントラIの分も含めて、歌詞とその和訳
まで全部ついてくることでしょう。I の方にわざわざ歌詞が載せて
なかった謎がついに解けた。(和訳に手間どったのか? ^^;)
# Noir ファンは絶対買って、歌詞を原語で覚えるべし。
にしても英語以外は何語かわかんないんですけど… (;;)
11月にさらに「あやしい」のが出るみたいですね。アルテナが歌う
というのは、それでよいのかぁ?
alta vistaのバベルの魚さんにお伺いをたてたところ、
"canta per me"はイタリア語のようです。
"salva nos" にはミサ曲で聞いたことのあるような単語熟語が
ちりばめられています。ラテン語では?
#amo,amas,amat どまりの者の勘です(^^;;
--
るりさ
http://www.asahi-net.or.jp/~rh7r-oosw/
"Verba volant, scripta manent"
おぉー、また大きな謎が解けたぁ。
作詩作曲は梶浦さん?でしたっけ。よくこんな言語知ってますねぇ。たしか中
学校まではドイツにいたというのは I に書いてあったと思いますが、に、し
てもすごいなぁ。
>"salva nos" にはミサ曲で聞いたことのあるような単語熟語が
>ちりばめられています。ラテン語では?
>#amo,amas,amat どまりの者の勘です(^^;;
「デウス様」なところあたりもでしょうか? (それしかわからんかった ^^;;)