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シスプリキャラで野球

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Taizo MUNEMURA

未読、
2001/05/26 10:43:592001/05/26
To:
宗村です。

ありがちなネタですが、シスプリのメンバーで野球をやったら
どういうオーダーになるか考えてみました。
#理由はかなり適当です(^^;

1番ショート、衛(足が速そうだから)
2番セカンド、春歌(何でもこなしそうだから)
3番サード、咲耶(なんかカッコいいから)
4番ファースト、千影(背が高いから)
5番ピッチャー、可憐(メインだから)
6番センター、凛鈴(ちゃっかりしてるから)
7番ライト、四葉(チェキだから)
8番レフト、花穂(ドジだから)
9番キャッチャー、白雪(飯作る=女房役だから)

補欠、鞠絵(病弱すぎるから)
補欠、雛子(お子ちゃますぎるから)
補欠、亞里亞(泣き虫すぎるから)

--
宗村 泰三 ( mun...@ga2.so-net.ne.jp )
http://www.kotone.pos.to/

Sawada Kozo

未読、
2001/05/27 0:55:342001/05/27
To:
沢田です。


> ありがちなネタですが、シスプリのメンバーで野球をやったら
> どういうオーダーになるか考えてみました。
> #理由はかなり適当です(^^;

 いいとこ見せたい割に、悪いとこだけよく目立ちそうなメンツですな(^_^;

 とりあえず監督権コーチはお兄ちゃんですね(^_^;

 サッカーもできなくはない人数ですが、さすがにねぇ(笑)


> 1番ショート、衛(足が速そうだから)

 まぁ妥当?
 でも彼女はゲームでは球技は苦手だったりします(^_^;
 代走ならいいのかなぁ…。

> 2番セカンド、春歌(何でもこなしそうだから)

 運動神経はよさそうですしね。

> 3番サード、咲耶(なんかカッコいいから)

 彼女も運動神経はよいようです。

> 4番ファースト、千影(背が高いから)

 運動神経は不明(笑)
 ギロチン打法とかわけのわかんないことやってくれると楽しいのに(^_^;

> 5番ピッチャー、可憐(メインだから)

 そう言えば可憐って運動神経はどうだったかなぁ…。  

> 6番センター、凛鈴(ちゃっかりしてるから)

 鈴凛特製反作用バットとかわけのわからんもの作ってくるかも(^_^;

> 7番ライト、四葉(チェキだから)

 なんかこの子については
「理由:チェキ」
「まぁ四葉だし」
でオチがついちゃうんですよね(汗)

> 8番レフト、花穂(ドジだから)

 本当はチアガールやってもらえばいちばんいいんですけどねぇ(^_^;
 とりあえず、走塁中に転ぶのはお約束でしょう。

> 9番キャッチャー、白雪(飯作る=女房役だから)

「いきますのーー!」
とか皆に声をかけるわけですな。 


> 補欠、鞠絵(病弱すぎるから)
> 補欠、雛子(お子ちゃますぎるから)
> 補欠、亞里亞(泣き虫すぎるから)

 確かにこの3人を外すのは妥当かなぁ(^_^;
--
沢田 幸三/Sawada Kozo (saw...@ftl.co.jp)

S. GOTO

未読、
2001/05/27 3:05:392001/05/27
To:
後藤です

"Sawada Kozo" <saw...@ftl.co.jp> wrote in message
news:3B1088C6...@ftl.co.jp...
>  サッカーもできなくはない人数ですが、さすがにねぇ(笑)

では、やってみましょう(笑)
理由は、もちろん適当(^^

フォーメーション:2-4-4

FW:咲耶、春歌
最も冷静さを欠くこの2人には守備はまかせられない(笑)
消去法で決まるFWなんていないけどね。

MF:可憐、千影、鈴凛、白雪
・可憐:まとめ役的立場にいるから、ボランチ。
・千影:いざとなったら魔力を使うから<インチキ
・鈴凛:いざとなったら七つ道具を使って<インチキ(笑)
・白雪:いざとなったら相手にお手製料理を食べさせて戦意喪失<サッカーと無関係

DF:四葉、衛、鞠絵、花穂
・四葉:敵の攻撃をチェキする。ほとんどスルーだけど。
・衛:「まもる」という名前。ただそれだけ。足があるので、彼女だけは何とかな
る。
・鞠絵:移動量が多いと倒れてしまうので。
    DFといいながら、ほとんど動かない、守れない。
・花穂:移動量が多いと転ぶので。

GK:亞里亞
「ありあ、まもるの……」
傘持って、ただ立ってるだけ。
豪快なシュートを決められると、「くすん…………」

サブ:雛子
「ヒナ、みんなの応援するのー!」

あ、あと敵チームのGKをおにいさまにしておくと、咲耶が突進するかも(笑)

> > 1番ショート、衛(足が速そうだから)
>  まぁ妥当?
>  でも彼女はゲームでは球技は苦手だったりします(^_^;
>  代走ならいいのかなぁ…。

足が速い彼女なら、外野の方がいいかも。>センター

> > 2番セカンド、春歌(何でもこなしそうだから)
>  運動神経はよさそうですしね。

器用ならば、ショートにしたいです。
バッターボックスで長刀を振り回してくれるとベター。
「これが本当の大根切り打法ですわ!」
とか言う。ボールが真っ二つ。

> > 3番サード、咲耶(なんかカッコいいから)
>  彼女も運動神経はよいようです。

彼女が4番の方がいいかも。

> > 4番ファースト、千影(背が高いから)
>  運動神経は不明(笑)
>  ギロチン打法とかわけのわかんないことやってくれると楽しいのに(^_^;

いざとなったら催眠術とか、相手ピッチャーにかけます。

> > 5番ピッチャー、可憐(メインだから)
>  そう言えば可憐って運動神経はどうだったかなぁ…。  

ピアノな彼女からは殿馬を連想したりして。>セカンド

> > 6番センター、凛鈴(ちゃっかりしてるから)
>  鈴凛特製反作用バットとかわけのわからんもの作ってくるかも(^_^;

彼女がピッチャーの方がいいかもしれません。
バットにボールが当たらない薬を開発して、こっそりタマに塗る。

> > 7番ライト、四葉(チェキだから)
>  なんかこの子については
> 「理由:チェキ」
> 「まぁ四葉だし」
> でオチがついちゃうんですよね(汗)

ここはある程度論理的に、
・相手バッターの癖をチェキしている
・ランナーの動きもチェキしている
ということで、キャッチャーとしたい。

> > 8番レフト、花穂(ドジだから)
>  本当はチアガールやってもらえばいちばんいいんですけどねぇ(^_^;
>  とりあえず、走塁中に転ぶのはお約束でしょう。

草野球なので、ライパチが適当かと。

> > 9番キャッチャー、白雪(飯作る=女房役だから)
> 「いきますのーー!」
> とか皆に声をかけるわけですな。 

ということで、あまったのでレフト。

> > 補欠、鞠絵(病弱すぎるから)
> > 補欠、雛子(お子ちゃますぎるから)
> > 補欠、亞里亞(泣き虫すぎるから)
>  確かにこの3人を外すのは妥当かなぁ(^_^;

しかし、補欠にも使えませんなあ。>この3人

私案。
1)センター 衛
2)ショート 春歌
3)ファースト 千影
4)サード 咲耶
5)セカンド 可憐
6)ピッチャー 鈴凛
7)キャッチャー 四葉
8)ライト 花穂
9)レフト 白雪

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp

Sawada Kozo

未読、
2001/05/27 10:27:182001/05/27
To:
沢田です。

> では、やってみましょう(笑)
> 理由は、もちろん適当(^^

 冗談から駒、はNETの常道か(笑)

> FW:咲耶、春歌
> 最も冷静さを欠くこの2人には守備はまかせられない(笑)
> 消去法で決まるFWなんていないけどね。

 ははははは(笑)>冷静さを欠く
  でもしょっちゅうオフサイドとられそうだ(^_^;

> ・千影:いざとなったら魔力を使うから<インチキ
> ・鈴凛:いざとなったら七つ道具を使って<インチキ(笑)

 なんてこったいセニョール(笑)

> ・四葉:敵の攻撃をチェキする。ほとんどスルーだけど。
> ・衛:「まもる」という名前。ただそれだけ。足があるので、彼女だけは何とか

> る。
> ・鞠絵:移動量が多いと倒れてしまうので。
>     DFといいながら、ほとんど動かない、守れない。
> ・花穂:移動量が多いと転ぶので。
> GK:亞里亞
> 「ありあ、まもるの……」
> 傘持って、ただ立ってるだけ。
> 豪快なシュートを決められると、「くすん…………」

…つかえねぇ(笑)

> サブ:雛子
> 「ヒナ、みんなの応援するのー!」

 ボールじゃなくてよかった(こらこら)


> > > 1番ショート、衛(足が速そうだから)
> 足が速い彼女なら、外野の方がいいかも。>センター

 そう言えばメイプルスの外野のイケイケねーちゃんも脚が
速いってのが理由だったっけ。

> > > 2番セカンド、春歌(何でもこなしそうだから)
> バッターボックスで長刀を振り回してくれるとベター。
> 「これが本当の大根切り打法ですわ!」
> とか言う。ボールが真っ二つ。

…アンパイアの胴体と、キャッチャーの首もまっぷたつなの
では(汗)

> > > 3番サード、咲耶(なんかカッコいいから)
> 彼女が4番の方がいいかも。

 目立つの好きそうだし(笑)

> > > 5番ピッチャー、可憐(メインだから)
> ピアノな彼女からは殿馬を連想したりして。>セカンド

 飛騨^H^H秘打ですかい(^_^;

> > > 6番センター、凛鈴(ちゃっかりしてるから)
> 彼女がピッチャーの方がいいかもしれません。
> バットにボールが当たらない薬を開発して、こっそりタマに塗る。

「あっちゃ~、キャッチャーミットにも収まらないねぇ」

とかなりそう(^_^;

> しかし、補欠にも使えませんなあ。>この3人

 というか、ギャルゲーのキャラってのは普通スポーツ向きの子とか
そうでない子とかバラけるものですから(^_^;

『プリズムコート』みたいにバレー部が舞台、とかのゲームであれば
また違いますが。

--
---------+---------+---------+---------+---------+---------+---------+---------+
沢田 幸三 (Kouzou Sawada)

S. GOTO

未読、
2001/05/27 11:03:152001/05/27
To:
後藤です
まずい、思いついてしまった……

"Taizo MUNEMURA" <mun...@ga2.so-net.ne.jp> wrote in message
news:uofsg6...@ga2.so-net.ne.jp...
> ありがちなネタですが、シスプリのメンバーで野球をやったら
> どういうオーダーになるか考えてみました。

一度私案を
news:9eq90a$3g6$1...@news.thn.ne.jp
で出しちゃいましたが、
オーダーを少し組替えて
1)センター 衛
2)セカンド 可憐


3)ファースト 千影
4)サード 咲耶

5)ショート 春歌


6)ピッチャー 鈴凛
7)キャッチャー 四葉
8)ライト 花穂
9)レフト 白雪

これで、妄想を展開します。せらむん部分はかなり記憶が途切れてますが
間違っててもご容赦。

[プロミストアイランド側]
可憐「みんな、あのセーラームーンチームから野球の試合の申し込みが
   ありました。」
咲耶「スゴイわね、可憐ちゃん。」
可憐「今度の日曜のお昼、場所はこの島の球場を使います。」
兄「そんな、バカな……」
可憐「というわけで、道具を借りてきたので、
   ポジションを決めて、これから練習したいと思います。」
衛「球技は得意じゃないんだけど……」
可憐「で、男の人は試合には出られないということなので、残念ながら
   自動的にお兄ちゃんは監督ということになります。」
咲耶「なあんだ、ガッカリ」
可憐「では、順番に行きます。その前に、鞠絵ちゃんはやっぱりムリだと
   思うの。」
鞠絵「その方が安心です。」
可憐「じゃ、行きます。衛ちゃんは1番センター。」
衛「ええーっ!?すごい難しいポジションだよお……」
可憐「2番セカンドは可憐です。3番、ファースト千影ちゃん。」
千影「……バッターランナーは地獄行きだな……」
可憐「4番、サード、咲耶ちゃん。」
咲耶「見ててね、お兄様。予告ホームラン、しちゃうから。」
可憐「5番、ショート、春歌ちゃん。」
春歌「ランナーを串刺しにしてよろしいのですか?」
可憐「あ、あの……ルールはお兄ちゃんに後で聞いてください……
   えーと、ピッチャーは鈴凛ちゃん。6番」
鈴凛「まっかせてー。さっき開発した、ボールがバットをよける薬、
   当日使いまくって三振、ビシバシとっちゃうわよ。」
可憐「そ、それ、ルール違反なんですけど……
   キャッチャーは四葉ちゃん。7番」
四葉「相手バッターのクセをチェキよっ!」
可憐「8番、ライト花穂ちゃん、9番、レフト白雪ちゃん。」
花穂「花穂、野球なんてやったことないよぉ」
白雪「それは姫もおんなじですの。」
可憐「と、とにかく……ルールはお兄ちゃんに後で聞いてください……」
兄「そんな、バカな……」
可憐「で、雛子ちゃんと亞里亞ちゃんはまだ小さいから、
   みんなの応援をしてください。」
雛子「うん!ヒナ、みんなの応援するー!」
亞里亞「ありあ、おうえんするのぉ……」
白雪「ところで、野球のボールって、食べられますの?」
咲耶「や、やだなあ、白雪ちゃん。そんなこと、ないわよ。」
白雪「それじゃあ、面白くないですの。試合が終わったら食べられるように
   作ったらいいと思いますの。」
鈴凛「ユニフォームは?」
可憐「そこまでは用意できなかったわ。だから、動きやすい服に
   着替えてください。」
鈴凛「それなら、昨日作った、あらゆるスポーツ向けの体にフィットする
   新素材の生地で、ユニフォーム作ろうよ。」
花穂「うわあ、作ろ、作ろ。」
鞠絵「良かった、お手伝いできますわ。」
雛子「ヒナも手伝うー!」
四葉「えーと、それでは四葉は……
   相手チームの情報はチェキする必要があるデスネ。
   早速偵察に行くデス。東京の、どこデスか?」
千影「……占ってあげよう……私達が勝つか、相手が勝つか……」
可憐「あ、あの……練習を……したいんですけど……」
兄「そんな、バカな……」

[十番高校側]
亜美「というわけで、ポジションを決めました。」
うさぎ「はい、はーい!まもちゃんとあたしとで、愛のバッテリー、組むん
    だよねー!」
亜美「うさぎちゃん、今度の試合、男の人は出場しないことに決めたの。
   だから、衛さんは監督。もう、了解はとってあります。
   ちなみに、今日は来ません。」
うさぎ「えーっ!?つまんなーい……」
亜美「じゃあ、順番に行きます。まず、トップバッターが美奈子ちゃん。
   ショートです。」
美奈子「フッフッフッ……この世に生を受けて十とウン年、日々遅刻との
    格闘をしてきた私には、打って付けのポジションじゃないのよー。」
亜美「あの……そんなに胸を張って言うほどのことじゃないと思うの……
   で、2番、センターでレイちゃん。」
レイ「あたしがセンター……えーっ!?」
亜美「次、行きます。3番、ピッチャーでまこちゃん。」
まこと「あたし、ピッチャー……うーん、格闘技ならねえ……乱闘OKとか。」
亜美「あの……相手も女の子なの……手荒なことは……」
まこと「うそうそ。やだなあ、アハハハハ。」
はるか「やあ、待たせたね。」
みちる「遅れてしまいましたわ。」
亜美「あ、ちょうど良かった。じゃあ、続き行きます。
   4番、ファーストではるかさん。5番、サードでみちるさん。」
はるか「なるほど、強力クリーンナップというわけだ。」
亜美「6番はせつなさん。キャッチャーをお願いします。」
せつな「分かりました。スモールレディがいらっしゃらないのは残念ですけど」
亜美「7番は私がやります。セカンド。で、8番がレフトでほたるちゃん。」
ほたる「野球なんて、やったことないんですけど、何とか頑張ります。」
うさぎ「あの……あたしは?」
亜美「最後よ。9番、ライト。」
レイ「9番か。うさぎにはピッタリだわ。」
うさぎ「何かスッゴーーーイとげのある言い方ね、レイちゃん……」
レイ「あーら、本当のこと言ったまでよ。」
うさぎ「レイちゃんの、そーゆーとこって、最初に出会った頃から
    ゼッンゼン変わってないよねっ!」
レイ「最初って、何年何月何日何時何分何秒に、何丁目何番何号で
   会ったときのことを言ってるのよっ!?」
うさぎ「ほらほら、そーゆー意地の悪いとこがゼッンゼン変わってないって
    言ってるのっ!」
レイ「何ですってー!?うさぎこそ、そのおドジでおバカでおマヌケな性格、
   高校生になってもゼッンゼン変わってないじゃないのよっ!!」
うさぎ「ウッキーッ!!そこまで言うか、レイちゃん!?べべべのべー!!」
レイ「こっちだって、べべべのべー!!」
うさぎ「ベーったら、ベー!!」
レイ「ベーったら、ベーったら、ベー!!」
はるか「……練習を始めようか。」
みちる「そうね。放っておくに限るわ。時間の無駄よ。」
亜美「は、はい……」

[終わり。続編を期待してはイケマセン]

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp

parallax

未読、
2001/05/28 4:15:512001/05/28
To:
御久し振り、PARALLAXです。

------------------------------------------------------------
私信:年度末~年度始めの業務も漸く段落しそうになりまして、な
   んとか此方へ帰ってこれそうです。が、まだまだ予断を許さ
   ぬ状況ですので、このシリーズもどうなる事やら(^^;)。
   ろくな挨拶も出来ずにNetから離れてしまい、多くの方に
   御心配と御迷惑をお掛けしました事を、此処に御詫びします。
------------------------------------------------------------

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。

> まずい、思いついてしまった……

よくある事です(爆)。

#此処(fj.rec.animation)じゃ最近多いな、このフレーズが(笑)。

> [終わり。続編を期待してはイケマセン]

ふむ。では、やってみましょうか。ちなみに私が大好きなSS作家
さん達のスタイルに大分とインスパイアされている事を、先に申し
上げておきます。

------------------------------------------------------------

【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

------------------------------------------------------------

はるか「・・・なんだ、このセンスゼロなタイトルは。」
みちる「なんでも本人曰く、カンが戻ってないそうよ。」
せつな「戻るも何も、元々この程度のセンスしか無かったかと。」
ほたる「はるかパパぁ、みちるママぁ、私、こんなタイトルのSS
    なんかに出演(で)たくな~い(;_;)。」
はるか「我慢して、ほたるちゃん。でないと・・・」
みちる「でないと?」
はるか「此処(fj)での出番が、次は何時か判らない・・・」
(一同、号泣)

終わってしまった番組キャラの、悲哀であった(ちゃんちゃん)。


◆前回までのお話(大嘘)

 たった一人のハートを巡り(きゃ)、日々熾烈な争いを当の本人の
目前はおろかモニターの此方側にさえ見せず、舞台の裏側で暗闘を
繰り広げている、シスタープリンセス12名の自称妹たち。日々妄
想を抱いては吶喊暴走突撃を繰り広げる女性キャラ達の行動に悩ま
された主人公こと兄ちゃんは、思い余って山田太郎(魂の名)のコネ
(無印ガン○ムとGガン)を通じ、とある先輩キャラに相談を持ち掛
けてしまった。過去に幾多の女性キャラを手玉に取っては、ついで
に地球まで救っちゃったみたいなぁ、の彼曰く。

地場衛「ふむ。そう言ったタイプの女性には発散させるに限るな。」
山田 「発散?つまりコイツに彼女らと順番に付き合えと? そん
    なぁ、無理ですよ。ロンドベルでの貴方じゃあるまいし。」
地場衛「何を言ってるんだ君は!? 発散と言ったらコレしかない!」
兄ちゃ「は?」
地場衛「スポーツだよスポーツ! そしてスポーツと言ったら!」

 そう言いながら、轟然と瞳と背景に炎を燃やしつつ、片足をこれ
でもかと垂直真上に蹴り上げ(土煙付)、立ち上がった彼の手には…

 瞳からの汗と、体中からの涙とに汚れた、1個の硬球が握り締め
られていた(ばば~ん!)。

地場衛「父ちゃん! 俺はやるぜ!」
兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

 ボキャ貧の彼の台詞だけからでは判らないかも知れないが、彼は
この時これまでに感じた事が無いほどに「ごっつぃ嫌な予感」を抱
いていた。だがしかし、済し崩しに瀬戸内(今、決めました)の辺境
にある離れ小島までトラック輸送された挙句に強制転校の上幽閉さ
れても文句一つ真っ当にぶつけられない兄ちゃんには、先輩キャラ
が醸し出す「押しの演技」(別名:駄目な雰囲気)に逆らう事なぞ
出来よう筈もなかった。

 こうして、即座に先輩キャラの暗躍(つまり、うさぎに「4-2-1で
ランナーを仕留めるうさって、華麗だ」と吹き込んだ)と、山田太
郎(魂の名)の積極的な活躍(つまり、咲耶に「ライナーを逆シング
ルで止め、飛び出したセカンドランナーへそのままタッチする咲耶
ちゃんって、兄ちゃんの好みかも」と吹き込んだ)により、ここに

第1回 兄くんのハートをバッティング!ナイスなフィールディン
    グで兄君へトス!!兄チャマとスライディングでチキチキ・
    大甲子園(シス)プロ野球編vsセーラーチームおばさんs

の開催が決まった。ちなみに上記大会名を決定したのは千影と春歌
と四葉。概ね、妹達の間では好評だったそうだ。なお上記正式タイ
トルの一部がセーラーチーム側に何故か伝達されなかった事は、
蛇足ながら申し添えておく。

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

泣いて喚いて抗議しても、決まってしまったんだから仕方が無い(爆)。


続きは、この後すぐ! では。
============================================================

P A R A L L A X [ para...@mbc.nifty.com ]

parallax

未読、
2001/05/28 4:23:402001/05/28
To:
御久し振り、PARALLAXです。

------------------------------------------------------------
私信:年度末~年度始めの業務も漸く段落しそうになりまして、な
   んとか此方へ帰ってこれそうです。が、まだまだ予断を許さ
   ぬ状況ですので、このシリーズもどうなる事やら(^^;)。
   ろくな挨拶も出来ずにNetから離れてしまい、多くの方に
   御心配と御迷惑をお掛けしました事を、此処に御詫びします。
------------------------------------------------------------

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

------------------------------------------------------------

【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

                         (開幕)
------------------------------------------------------------

◆10:00 開幕

 と言う訳で双方すったもんだの挙句に開催日当日(いきなりかぃ!)。
当然これまでには汗と涙で語られる根性と奮闘の練習を積み重ねた
日々がどちらのチームにもあるのだが、それが語られる機会はおそ
らく無いだろう。何故なら、

亜美「冷汗と笑い涙、なんですもん・・・くすん。」
可憐「・・・同、上記、です(;_;)。」

 だから、だそうだ(爆)。

爺や「バトルフィールド、セットアップ! バトルモード、野球!
   チーーーム・シスプリ!ヴァーサス!チーーム・セーラー!
   レディーーーーーーーーーーーッガゥッ!」 かーーーん!

全員「うぉねがぃ、しゃーっす!」(低音)

 主審の爺や(新世紀/zeroモード)のコールと同時に、ホームベース
前へ整列した少女たちの声が此処、瀬戸内マリンスタジアムに響く。
くっきり晴れ上がった青空の下、彼女らの掛け声と共にお馴染みの
サイレンが鳴り渡る。「高校野球なら開会時にサイレンを鳴らすべ
し」との山田太郎(魂の名)がこだわりを見せた逸品だ。今頃甲子園
球場は大騒ぎかもしれない(謎)。ちなみに彼のこだわりは彼女らの
掛け声にも遺憾なく発揮され、最初に「お願い、しまーす。」と
麗々しく言われた掛け声は十数度のやり直しの末、このドラ声に。

地場衛「長かった・・・本当に。」

 涙の白い流れも頬にくっきりと流しながら、夕陽(彼限定)を仰い
で相手チームの監督がベンチ前で感涙している。スポットライトの
様にオレンジ色の陽を浴びながら滝の様に流れる涙を止めようとも
せず滂沱と涙を流し続ける彼(縋りつく巨漢キャッチャーが居ない
のが、何とも不満そう)を呆然と見やりながら

兄ちゃ「・・・そんな、バカな。」

と呟くしかない兄ちゃんだったが、思いは同様だった。と言うのも…


・十番高校チーム、試合日に漸く到着

 瀬戸内の離れ小島に行く筈の十番高校チームが、時差を考えて(?)
3日も前に東京は麻布十番から商店街の出征声援(日章旗小旗・
千人針付き)を受けつつ出発したにも関わらず、何故か試合日当日
になって漸く到着。その際なぜか納沙布岬の土産(プラスチック製
熊のニポポ人形バター飴入り)を持参。方向音痴のうさぎと、地球
の地理にまだ詳しくないせつなが先導した所為からか?と一部で噂。

うさぎ「おっかしーなぁ? だって磁石通りに西に向かったんだよ?」
レイ 「磁石?」
うさぎ「ほら。ちゃんと、あっちが”Nishi”の方向でしょ?」
レイ 「こぉの、おばかー!」

 どげしっ

ぴよぴよ状態で倒れ付したうさぎちゃんが握り締める磁石の磁針は、
確かにきっちり盤面にくっきり浮かぶ”N”の方向を向いていた(爆)。


・特攻野郎Aチーム

 3塁側ベンチへの立ち入りを何故か強行に阻む鈴凛と千影を怪し
んだ兄ちゃんが、妹たちが止めるのも関わらず確認。10分後に、
無線信管で起爆するC4を20kgと、人数分の藁人形(当然、金やら
青やら黒やら緑やらの髪の毛入り・・・どうやって集めたんだ?)
を発見。爆弾劇物処理班(爺やs)を呼んだものの結局役に立たず、
自分で処理。当然、ソウルマン(無論、アフロだ)に。ちなみに事件
名は衛と鞠絵と鈴凛が命名。AチームのAは「アニキ」「兄上様」
「あにぃ」のA。この件に関する計画責任者(兄ちゃん)のコメント。

兄ちゃ「・・・そんな、バカな。」
山田 「違う!其処の台詞は『無様ね』だぁっ!」


・嫌な思い出 R編

 御存知の通り、此処シスプリ学園(嘘)は巨大な人工島に構築され
ている(大嘘)。その為に世話役クローンロボット(通称・爺や)を多
数配置したりとか、街中を歩くモブが多い割には階層を結ぶ回廊の
人通りがNELFの無限エスカレータ並みに少ないとか、海洋生物
兵器として飼い慣らされた鮫が脱走者を阻むべく沖合いを遊弋して
いるとか、病弱な者を心理的負荷が無く監視看護する為に人間以上
(少なくとも兄ちゃん以上)の配慮を持つように遺伝子改造されてい
る犬が居たり(当然、電子メールも出来るのである)とかする島だが、
平和な兄ちゃんと妹たちの前には何ら不可思議な場所ではない。

 が。此処に始めて来た十番高校の彼女たちには、ちょいと雰囲気
が違ったようだ。

はるか「妙な構造の島だな・・・人工島か!?」
みちる「生体改造された海洋生物もいるわ!」
美奈子「見て!同じ顔の人間がいっぱい!」
亜美 「まさか、ダイモーンがこんな所で量産されているなんて!」
まこと「くっ・・・犬にまで遺伝子改造をしやがってる!」
せつな「奇妙です。地の力を感じません。まさか、これは・・・」
ほたる「御父様の作られた人工島と同じ仕組み!」
レイ 「そんな!無限州の基地ごと、あの時滅ぼした筈よ!」
うさぎ「疑っている暇は無いって!みんな、変身よ!」

 おぅっ!

 山田太郎(魂の名)を介し地場衛ルートで兄ちゃんの説得が効いた
のは、暴走したセーラーチームが島の半分を銀水晶の力で吹き飛ば
した後だった。まぁアクシズ(違)の落下すら防いだ銀水晶の影響を
この程度で阻んだのだから僥倖と言えよう。

 なお悲惨な惨禍を得たシスプリ島(嘘)だが、当然のごとく「ぽちっ
とな」と手元のボタンを押す爺やにより、海中から「予備の島半分」
が「ずごごごごご」とか浮上したので、全然問題なかったりする(爆)。


・逆 御傍御用隊

 スタジアムのベンチ裏ロッカーは「メジャーリーグ」等の映画を
見るまでもなく異性禁制の場。通称・裸天国ホテル東洋(意味不明)。
にも関わらず(寧ろこれを好機として)妹たちが吶喊突撃暴走、阿鼻
叫喚の図に。以下に、その代表例のみ記載。

衛  「あにぃ~、ブラとれちゃったぁ。ホック止めてぇ?
    あ、フロントホックだから。お・ね・が・い(はぁと)」

この辺はまだストレートで可愛いものだが、

可憐 「お兄ちゃん、グローブって、どうやって嵌めるの?手に
    とって私に嵌め(ハメ)て、お願い(はぁと)。」

自分の台詞に言外の意味を持たせちゃう娘とか、

千影 「兄くん、このマントの下の法衣は仕来たりにより、自分で
    脱げぬのだ。すまぬが、脱がせてくれんか?(はぁと)」

んじゃ風呂場ではどうしてるのかね?な娘とか、

咲耶 「お兄様、アンダーウェアが何だかゴワゴワするの。背中に
    手を入れて、直してくれない?あ、ついでに前も(はぁと)」

と露骨に誘っちまってど-するな娘とか、

春歌 「兄君様、どうしても袴を脱がねばなりませんの? 春歌は
    嫌です。どうしてもと言うなら、兄君様がその御手で、
    春歌から脱がせて下さいまし。(はぁと)」

拗ねてる割には目許が潤んでいるぞぅの娘とか、

鈴凛 「アニキー、SFFってこう握ればいいの?手にとって教え
    て欲しいなぁ?(はぁと)」

と手取り足取り腰取り胸取り教えてとセマる娘とか、

四葉 「兄チャマ、レガースが付けられませんですの。チェキして
    欲しいですのっ(はぁと)。」

と短パン生脚(特に太腿)を堂々と押し付け(むにゅ)てくる娘とか、

花穂 「お兄ちゃまぁ、バットってバトンより重いのぉ。やっぱ、
    お兄ちゃまのバットが一番かなぁ(はぁと)。」

お兄ちゃまのバットって何っバットってっな娘とか、

白雪 「兄様、姫のお弁当をお預けしますの。姫と一緒に食べて
    欲しいですの。姫と一緒にぃ。(はぁと)」

一緒に食べて欲しいのは弁当か?それとも?な娘とか、

雛子 「おにいたま!ヒナ、みんなを応援するの!おにいたまも
    一緒に応援するの!肩車なの!(はぁと)」

と肩に飛び乗り生脚で両頬を挟んですりすりする娘とか、

鞠絵 「兄上様、スコアブックってどう付ければ良いんですの?
    教えて下さいまし(はぁと)」

とぴったりみっしり横に密着して座りこみ聞く娘とか、

亞里亞 「.....ZZZZZZZZzzzzzzzzz,,,,,,,,(はぁと)」

すっかり膝枕で寝ちゃう娘とか(おぃ)。

なんだかんだでそれぞれの妥協点を見出した彼女らが敬愛して止ま
ない兄ちゃんを解放したのは、試合開始前ぎりぎりだったとか。こ
の件に関する、世話役担当者のコメント。

兄ちゃ「・・・そんな、バカな。」
山田 「違う!其処の台詞は『無様ね』だぁっ!」
地場衛「・・・それも違うだろ。」

一々論えばこれら以外にも「山田太郎(魂の名)、覗き場所を間違え
DethBornRevolutionを喰らうの図」とか「兄ちゃん、ボキャ貧で敵
チームとオーダー交換に手間取るの図」とか「地場衛、シスプリ娘
達へ『おだてないで下さい』とか『僕が一番上手く』とか『いっき
まーす!』とか様々にクスグリを入れるもののさっぱり通じず、泣
いて帰るの図」とかそりゃもう大騒ぎで色々合ったが、それでなく
とも行数が嵩んでいるので割愛する。我々には時間が無いのだ(違)。

 おっと。どうやらコイントスも決まり、十番高校側の先攻で漸く
始まる様だ。何故か十番高校側はこれだけで満足そう。

みちる「先攻でなければ、力ずくでもぎ取っていた所だ。」
はるか「何をそんなにリキいれてるの?」
みちる「ゲームはすべからく先攻でなければいけないのだ!でなけ
    れば勝率がぐんと下がってしまう。」
ほたる「ねぇねぇせつなママ?はるかパパって何を言ってるの?」
せつな「はるかさん・・・これはトレーディングカードゲームじゃ
    ないのよ?」

 勝負事となるとつい、「ゲームをしないか?」と首から怪しげな
パズルを下げていた頃の前世に戻ってしまう、はるかであった(謎)。


続きはこの後直ぐ! では。

parallax

未読、
2001/05/28 4:29:342001/05/28
To:
御久し振り、PARALLAXです。

------------------------------------------------------------
私信:年度末~年度始めの業務も漸く段落しそうになりまして、な
   んとか此方へ帰ってこれそうです。が、まだまだ予断を許さ
   ぬ状況ですので、このシリーズもどうなる事やら(^^;)。
   ろくな挨拶も出来ずにNetから離れてしまい、多くの方に
   御心配と御迷惑をお掛けしました事を、此処に御詫びします。
------------------------------------------------------------

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

------------------------------------------------------------

【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

                         (1回表)
------------------------------------------------------------

◆10:05 1回表 十番高校の攻撃

四葉 「チェキしていくですのーーーっ!」

 はーーーいっ

 と、訳の判らん四葉のエールに呼応する、グラウンドに散った
シスターズ。ちなみにオーダーは

      衛

白雪    |    花穂
  \  /\  /
   春歌  可憐
   /    \
  咲耶 鈴凛 千影  控:雛子(チアガール)
   \  |  /     鞠絵(マネージャ)
    \ | /      亞里亞(...ZZZZZZzzzzzzz,,,,,,,,)
     四葉

とまぁ、等幅フォントで読まなければ何が何だかの、上図の通り。
ちなみにベンチの監督兄ちゃんは左に鞠絵ちゃんに張り付かれ、右
に亞里亞ちゃんを膝枕し、肩には生脚レオタードの雛子ちゃんを
肩車しているの図だ。好天とあいまって、随分と暑そう。

 双眼鏡で相手ベンチをデバガメしていた、こちらは十番高校監督。

地場衛「・・・真面目にやる気があるのか?アイツは。」
うさぎ「ま~もちゃん、羨ましいの?」
地場衛「ばっ! 馬鹿な事を言うな!」
うさぎ「肩車ぐらいなら、あたしが乗っかったげるよ?」
レイ 「おどきっうさぎ!衛さん、どうせ乗っかるならお膝の上よ
    ねー? 私だったら・・・いいのよ・・・。」
うさぎ「なぁに雰囲気だしてんのよ、この渡り巫女!まもちゃんは
    生まれる前も死んでからも、ずっと私の約束の人なんだか
    らね!さぁさっさと退く!」
レイ 「未だに『おしおきよっ』しかブイブイ言わせていたネタが
    無いアンタがそれを言う?しかも渡り巫女って何!私にゃ
    列記とした家付きの神社があるっての!」
うさぎ「むっきーーー!レイちゃんなんか、庭の井戸から出てきた
    ムカデ女に食われちゃえばいいのよ!」
レイ 「あっ!かごめちゃん家の事件をネタに、そゆ事いうか君は!
    あんたこそ福岡に帰って市街征服の貧乏暮らししてたら?」
うさぎ「あー!私だって、私だって、恐怖の大王が順調に来てたら
    今頃は千年王国の女王様だったんだからね!」

 このままでは、敵に破れる前に敗北宣言を出さねばならなくなる。

地場衛「ほたるちゃん、お願い。」
ほたる「えーーーー?・・・仕方ないなあ。」

 ごんっ がんっ

 背後から「豊穣の鎌」を喰らった皇女様と親衛隊長は、仲良く頭
から小鳥を飛ばして御昼寝に入りましたとさ(ちゃんちゃん)。

 さて投球練習を終了したマウンドの鈴凛が、ちょいとタイムを取
ってベンチ裏に戻る。女の子だもんね、色々あるんでしょう。あ、
出てきました。おや?何故か、ブルペンから。たったったと走って
マウンドへ。息も切らしてない。さすが、国産子女(おぃ)。

爺や 「バッターラップ!」
美奈子「1番、愛野美奈子。いっきまーす!」

 背後の雑音に委細構わずネクストバッターズサークルで鈴凛の投
球練習を見ていた美奈子が、ごわんがらんと素振りに使っていたダ
ミーバットを放り投げてボックスに向かう。あ、ボックスに入る前
にきちんと帽子を取って一礼。さすが帰国子女、礼儀正しいですね。

美奈子「かーーーーーっ、ぷっ!」

 でも、噛み煙草をその辺に吐き捨てたりして(がらがっしゃん)。

美奈子「えーーー?ボックスに立つ前に吐き捨てるのは、大リーグ
    のマナーでしょ?」

 ・・・さすが、帰国子女(爆)。が、マウンドの鈴凛に動揺は無い。

鈴凛 「・・・鈴凛。きめます・・・」

 ワインドアップから、大きく振りかぶって第1球。

 ぎゅん! ばしっ!

爺や 「すたーいく!」
美奈子「・・・嘘?」

 只でさえ大きな目をもっと見開き、鈴凛を見る美奈子。それはそ
うだろう。投球練習で見せていた「お父さんとのキャッチボール」
とは打って変わった、この投球。バックスクリーンの電光掲示板に
でたスピードガンの計測記録は・・・

美奈子「156km!? うそうそうそうそ!」

 ますますびっくりして目を開く美奈子。3塁側ベンチの十番高校
連中も御同様。特に、うさぎちゃん。なおそれを見て、せつなさん。

せつな「・・・・バブルス?」

 そりゃ確かに金髪二つ分けだけど、「スーパーパワーで悪い敵を
やっつける!キュ~~~トなバブルス」(小堺声で読もう)にお団子
は無いぞ(無意味)。どうやらハワイでもPPFは人気の様だ。

 ぎゅん! ばしっ!
 ぎゅん! ばしっ!

爺や 「すたーいくすりー!ばったー、あうっ!」

 ろくにバットも振れないまま、すごすごとベンチへ戻る美奈子。
球速は増す一方で、3球目には160kmを越えていた。しかし、
全く息を切らさず冷静な鈴凛。さっすが国産子女(おぃ...)。

レイ 「あ~~~~んなの、打てないわよーっ!」

 2番打者こと火野レイがボックスに立つ。殆ど同時に3連発の
衝撃音が球場に鳴り響く。バットが空を切る音すら無い。

 ばしっ! ばしっ! ばしっ!

爺や 「すたーいくすりー!ばったー、あうっ!」

 憤然とベンチへ戻るレイ。「打てる訳無いって言ったら、打てる
訳無いのよ!当たり前でしょ!」と、何故か偉そう。

まこと「仕方ないね。転がすだけ、転がしてみっか。」

 きゅ、とヘルメットを目深に被ってボックスに立つまこちゃん。
そして全く狂いも無く繰り返されるワインドアップ。

 だが。鈴凛が僅かに姿勢を捻ったその瞬間。すすす、とバットを
右手の上に滑らせるまこと。ホームベースの上で水平に構える。

咲耶 「そんなっ、3番がバント!?」

 慌てて3塁線上をダッシュする咲耶。そんな咲耶の姿を知ってか
知らずか、全く狂いの無い姿勢を維持したままこれまで通りの剛球
が鈴凛から放たれる。

 ぎゅん! べしっ! がっしゃーん!

咲耶 「嘘・・・でしょ・・・」

 呆然とバックネット直上にある放送席を見やる咲耶。それはそう
だろう。分厚い防弾ガラスが、ものの見事に砕け散っていた。鈴凛
の剛球を見事にバットへあてられたもののその勢いは止まらず、後
ろへ飛んだ球はネットをぶち抜き、放送席のガラスを直撃したのだ。

可憐 「あれって10番ゲージのスラッグでも止める筈なのに・・」

 そしてこんな球を当てたまこと。当然、普通人なら腕の5~6本
は折っている(おぃ)。だが。

まこと「ふぅ、痛ちちちち・・・あ~あ、こりゃもう駄目だね。」

 言うほどには痛く無さそうに、ぱんぱんと尻餅を付いた腰を払い
ながら平然と立っていた(爆)。ふと手の中を見れば、見事に90度
近く「くの字」に曲がった金属バットが。ぽいっと背後に放り投げ
たバットがくるくるっと回り、そのままバックネットを突き破って
客席ベンチに突き刺さる。強化プラスチック製のベンチが3列ほど
巻き添えを食らって吹き飛ぶ。タイムを取り、ボックスを外す。

まこと「はるかさーん、それ、貸して下さい。」
はるか「いいけど・・・このダミーバット、全金属製だぞ?」

良い良い、と言いながら、ネクストバッターズサークルでダミーを
振っていたはるかからバットを借り受ける。真っ黒に塗られたダミー
は、ずしりと重い。そりゃそうだろう、芯まで鋳鉄製のダミー。こ
れを真っ当に振れるのは、セーラー戦士世界広しと言えど、まこと
とはるかのみ。重量は・・・言わぬが花と言うものだ。

爺や 「プレイッ!」

 ぎゅん! がんっ! がっしゃーん!

咲耶 「・・・あーあ。今度は隣のVIP席が。」
可憐 「あっちはカールグスタフの直撃でも大丈夫な筈なのに・・・」
まこと「おっし!これなら何とか。さぁ来な!」

 1回表にして既にアストロ球団vsヴィクトリーズの雰囲気を出し
始めた、ここ瀬戸内マリンスタジアム。次の1球が勝敗を分ける。

ほたる「ねぇみちるママ、何で?」
みちる「スリーバントよ。失敗したらアウトなの。」

 見かけは派手だが、確かに今度が3回目。だがまことは構えを直
そうともしない。バットを振っていたら間に合わない事は、両手で
鈴凛の剛球を受けている彼女が最も良く判っている事だった。

 行き詰まる雰囲気に満たされる球場。まことの気迫が、鈴凛が立
つマウンドと自分の立つボックスの間の空間を歪める。それを感じ
たレイが悲鳴をあげる。

レイ 「花山vs刃牙! 鉄棒前の決戦!」

 違うでしょ。

 しかしそんな雰囲気を物ともせず、たんたんとワインドアップを
機械の様に正確に繰り返す鈴凛。

 ぎゅん! がんっ!

まこと「行った!」

 今度は前に飛んだ球。超防弾ガラスを砕くほどの勢いが、そのま
ま飛距離になる。しかし僅かに正面からはずれた。いや、飛んだボ
ールはレフトポールに向かう。放物線軌道すら取らず、ミサイルの
様にレフトポールへ向かった白球は・・・

爺や 「ファール!」
爺や 「すりーばんと、あうっ!すりーあうとっ!」

レフト線審の爺や(主審の爺やとは別人)が、大きく席側に腕を振る。

まこと「あちゃー。」

既にセカンドベースを回っていたまことが、残念そうに苦笑して、
勢いを殺して3塁ベースを回りながら3塁側ベンチへ向かう。彼女
を見守っていた3塁上の咲耶が、まことへ微笑み話し掛ける。

咲耶 「凄いね、あなた。」
まこと「へへっ、そう? 有難う。」
咲耶 「これは、ちょっと面白くなってきたかも。」
まこと「うん、私もそう思うよ。」

 にこっと微笑み返し、ベンチへ向かうまこと。ベンチの中ではア
ウトになったとは言えあの剛球を跳ね返せた彼女を、仲間達が踊り
あがって喜び迎えている。

咲耶 「仲間、か・・・いいな・・・。」

 誰とも無く呟き見つめる咲耶の肩が、ぽんと後ろから叩かれた。

白雪「何をなさってますの? 次は私たちの番ですわよ。」

 そうだった。私にも、こんな姉妹がいるじゃない。

咲耶 「うん、さー頑張ろー!」

 咲耶は白雪に答えると、躍り上がっている1塁側ベンチへ帰って
いった・・・。


 なお、何故に1塁側ベンチが「見かけ上」盛り上がっていたかと
言うと。

 少し時間を巻き戻して、まことの打球がレフトポールを過ぎた瞬間。

鞠絵 「やった! 鈴凛ちゃん、凄い! 9球アウト、超完全試合!」
雛子 「すごいすごいすごーい!やったやったー!うわーーい!」
亞里亞「す~~~ご~~~い~~~~の~~~~。」

 躍り上がって喜ぶベンチ。流石の兄ちゃんも、何時ものヘタレて
いる心が沸き立つ。歓声を上げようとした、その時。

   「やったやったー!いやー良い出来だー!さすが私ー!」

 ひとつ、歓声が多い事に気付く。

 ぎぎぎ、と首を曲げて後ろを見る兄ちゃん。勢い、鞠絵と雛子と
亞里亞も振り向く。その4人と、目を交わす一人。

 そこには、鈴凛が居た。

鞠絵 「鈴凛・・・ちゃん?」

 あ、と言った顔をして気付く鈴凛。たらり、と頬を汗が伝う。

雛子 「あれぇ? あっちにも鈴凛ちゃんがいるよぉ?」

 再度グラウンドを見返せば、姉妹たちから祝福されながらマウン
ドを降りる鈴凛が。無表情のまま、すたすたとベンチへ向かう。

 まるで、機械のように無表情に。

 全ての事情を察知した鞠絵が、鋭く激を飛ばす。

鞠絵 「雛子ちゃん!」
雛子 「承知!」

 まるで海賊を目の前にした李美鳳の如く凛と命じる鞠絵。まるで
MAHO堂ピンチの時のお団子頭おジャ魔女の如く、身軽に鈴凛へ
飛び掛る雛子。兄ちゃんの方へ左手を突き、上体を水平に半回転さ
せて右足を鈴凛の首筋裏へ伸ばす。そして見事に決まる延髄切り。
流石、元JACの経歴は伊達じゃない(謎)。

 ごん!

 きゅう、とベンチ裏へ沈む鈴凛。すばやく主審、そして3塁側ベ
ンチへ視線を走らせた鞠絵。どうやら気付いた者はいないようだ。

鞠絵 「良かった。バレてないみたいね。」
雛子 「よかったねー。投げていたのがメカ鈴凛ちゃんだ!なんて
    バレたら、負けちゃうとこだったねー。」

 そう。投球練習を終えた鈴凛はベンチ裏へ一旦戻り、こっそりと
メカ鈴凛を起動。以降、マウンドで投げていたのはメカ鈴凛だった
のだ。そらまぁ、中学生がヤンキースの大魔人も真っ青な球をいき
なり放れる訳は無いわなぁ。背番号1/2の巨人軍小学生じゃある
まいし(謎)。まぁ首尾良く「いらないもの」は殲滅できたのだから、
これで良いのだろう(おぃ)。

亞里亞「そ~~れ~~、没~~収~~試~~合~~て~~言~~う~~
    の~~よ~~。」
鞠絵 「わぁ、亞里亞ちゃんってよく知ってるのね。」
雛子 「すごいすごーい、亞里亞ちゃんもすごーい。」

 にこ、と笑って亞里亞が曰く。

亞里亞「だ~っ~て~、メ~カ~鈴~凛~ち~ゃ~ん~っ~て~、
    鈴~凛~ち~ゃ~ん~の~双~子~の~妹~で~しょ~?」

 ぽけら、とする一同。しばらく後、グラウンドボーイの山田太郎
(魂の名)が、ぽんと手を叩く。

山田 「背番号の無いエース・・・。」

 そりゃ兄貴の方だろう?とか思いつつも、つい突っ込まざるを得
ない兄ちゃんだった。

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

     〔NEXT 衛・可憐・千影   マウンド まこと〕

さて、1階裏を何方か書いてくれないかなぁ(^^;)。 では。

Sawada Kozo

未読、
2001/05/28 6:15:092001/05/28
To:
沢田です。


> これで、妄想を展開します。せらむん部分はかなり記憶が途切れてますが
> 間違っててもご容赦。
>
> [プロミストアイランド側]
> 可憐「みんな、あのセーラームーンチームから野球の試合の申し込みが
>    ありました。」

 向こうから申し込んできたのか(笑)
 いや、きっとこれはゲルダークキングダム(仮名)の陰謀に違いない(笑)

 ネフ「くくく、試合のためにテンションアップし、高まったエナジーを
    集めてくれる」
 なる「あぁん、ネフライトさま素敵ぃ」

…なぜ君がそこにいる(汗)

ジェダ「ふふふ、こっちも準備は万端だ」
クンチ「…ジェダイト、そのカチワリとおせんにキャラメルはなんだ?」
 ゾイ「あぁん、クンツァイトさまぁ、ジェダイトは働いてなんぼですわ」

> 咲耶「スゴイわね、可憐ちゃん。」
> 可憐「今度の日曜のお昼、場所はこの島の球場を使います。」

 なんでもありそうだな、あの島(笑)

> 可憐「では、順番に行きます。その前に、鞠絵ちゃんはやっぱりムリだと
>    思うの。」
> 鞠絵「その方が安心です。」

 スコアラーでしょうかねぇ(笑)

> 春歌「ランナーを串刺しにしてよろしいのですか?」

 殺りそうで怖いけど、あの連中なら死なないから平気(爆)

> 可憐「と、とにかく……ルールはお兄ちゃんに後で聞いてください……」
> 兄「そんな、バカな……」

 いきなりルール説明がTVゲームだったりして(笑)

> 可憐「そこまでは用意できなかったわ。だから、動きやすい服に
>    着替えてください。」

 体操服でええやん(^_^;

> [十番高校側]

 はて、ゲルダークキングダム(仮名)のしわざでないとしたら誰が申し込んだ
のやら(^_^;
(うさぎか美奈子とみた(笑))

> 亜美「次、行きます。3番、ピッチャーでまこちゃん。」
> まこと「あたし、ピッチャー……うーん、格闘技ならねえ……乱闘OKとか。」
> 亜美「あの……相手も女の子なの……手荒なことは……」

 まこちゃん VS 春歌のポニテ対決でしょうか(^_^;

> はるか「やあ、待たせたね。」
> みちる「遅れてしまいましたわ。」
> 亜美「あ、ちょうど良かった。じゃあ、続き行きます。
>    4番、ファーストではるかさん。5番、サードでみちるさん。」

 ここはやはり、

 亜美「えーっと4番、5番のお二人は…?」
♪いつものBGM
 腕を組んで背中合わせに立つ二人。
 しっかり野球のユニフォームを着込んでいる。
はるか「新たな時代にさそわれて! 天王寺はるか、華麗に活躍!」
みちる「同じく、新たな時代にさそわれて! 海王みちる、優雅に活躍!」

 とか(笑)

> ほたる「野球なんて、やったことないんですけど、何とか頑張ります。」

 ほたる vs 鞠絵の病弱対決とかはなしですね(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/28 10:57:192001/05/28
To:
沢田です。


> 御久し振り、PARALLAXです。

 おひさですぅ☆

> > まずい、思いついてしまった……
> よくある事です(爆)。
> #此処(fj.rec.animation)じゃ最近多いな、このフレーズが(笑)。

 よくあ(殴)

> はるか「此処(fj)での出番が、次は何時か判らない・・・」
> (一同、号泣)
> 終わってしまった番組キャラの、悲哀であった(ちゃんちゃん)。

 まだ oldies じゃないだけ…(^_^;

> 兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

 ここだけカット&ペースト大活躍ですな(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/28 11:01:292001/05/28
To:
沢田です。


> ・嫌な思い出 R編

>  が。此処に始めて来た十番高校の彼女たちには、ちょいと雰囲気
> が違ったようだ。
>
> はるか「妙な構造の島だな・・・人工島か!?」
> みちる「生体改造された海洋生物もいるわ!」
> 美奈子「見て!同じ顔の人間がいっぱい!」
> 亜美 「まさか、ダイモーンがこんな所で量産されているなんて!」
> まこと「くっ・・・犬にまで遺伝子改造をしやがってる!」
> せつな「奇妙です。地の力を感じません。まさか、これは・・・」
> ほたる「御父様の作られた人工島と同じ仕組み!」
> レイ 「そんな!無限州の基地ごと、あの時滅ぼした筈よ!」
> うさぎ「疑っている暇は無いって!みんな、変身よ!」
>
>  おぅっ!

 おいおいおいおいおい(笑)
 まぁでも似たようなもの(ネオ・コウベ・シティ)が瀬戸内海に
浮かんでいて、スナッチャーが徘徊してますし(違)

> なんだかんだでそれぞれの妥協点を見出した彼女らが敬愛して止ま
> ない兄ちゃんを解放したのは、試合開始前ぎりぎりだったとか。こ
> の件に関する、世話役担当者のコメント。

 とりあえずあの兄ちゃんが逃げ出さないのが不思議というか(笑)

>  勝負事となるとつい、「ゲームをしないか?」と首から怪しげな
> パズルを下げていた頃の前世に戻ってしまう、はるかであった(謎)。

…元ネタがわからなかったり(汗)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/28 11:10:382001/05/28
To:
沢田です。


> 四葉 「チェキしていくですのーーーっ!」

 なんか白雪混じってるし(笑)

>  さて投球練習を終了したマウンドの鈴凛が、ちょいとタイムを取
> ってベンチ裏に戻る。女の子だもんね、色々あるんでしょう。あ、
> 出てきました。おや?何故か、ブルペンから。たったったと走って
> マウンドへ。息も切らしてない。さすが、国産子女(おぃ)。

 なにかと思ったら

>  ワインドアップから、大きく振りかぶって第1球。
>  ぎゅん! ばしっ!

 ゲーム版メカ鈴凛かい(笑)

>  1回表にして既にアストロ球団vsヴィクトリーズの雰囲気を出し
> 始めた、ここ瀬戸内マリンスタジアム。次の1球が勝敗を分ける。

 既に違う世界になっている(汗)
 マグナムエースが説得にくるんじゃないかとドキドキするほど
大ピンチです(笑)

> 咲耶 「仲間、か・・・いいな・・・。」
>  誰とも無く呟き見つめる咲耶の肩が、ぽんと後ろから叩かれた。
> 白雪「何をなさってますの? 次は私たちの番ですわよ。」
>  そうだった。私にも、こんな姉妹がいるじゃない。

 この界隈だけ無駄に爽やかなんですけど(^_^;

>    「やったやったー!いやー良い出来だー!さすが私ー!」

 こいつわ(笑)

> 亞里亞「だ~っ~て~、メ~カ~鈴~凛~ち~ゃ~ん~っ~て~、
>     鈴~凛~ち~ゃ~ん~の~双~子~の~妹~で~しょ~?」
>  ぽけら、とする一同。しばらく後、グラウンドボーイの山田太郎
> (魂の名)が、ぽんと手を叩く。
> 山田 「背番号の無いエース・・・。」

…1回表にしてオチがついてしまった(笑)

天空 つんつく

未読、
2001/05/28 11:25:402001/05/28
To:
どうも。天空 つんつくです。
部分フォローです。

Message-ID: <pdx-290501...@news.biglobe.ne.jp>
において沢田さんは書きました。


> >  勝負事となるとつい、「ゲームをしないか?」と首から怪しげな
> > パズルを下げていた頃の前世に戻ってしまう、はるかであった(謎)。
>
> …元ネタがわからなかったり(汗)

「遊戯王」ですね。ただし、テレ朝系で放映していたほうです。
はるかのCVと遊戯のCVが緒方恵美さんで同じだから
つなげたということだと思います。

「首から怪しげなパズル」=「千年パズル」ですよね?
parallaxさん?


ではでは。
*******************
*    天空 つんつく      *
*                 *
cun...@uranus.interq.or.jp   *
*                 *
*******************

parallax

未読、
2001/05/28 19:54:422001/05/28
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-280501...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

> > 兄ちゃ「・・・そんなバカな。」
>
>  ここだけカット&ペースト大活躍ですな(笑)

御明察(笑)。と言うか、意識的にやっております。 では。

parallax

未読、
2001/05/28 19:58:392001/05/28
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message

news:pdx-290501...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

> > ない兄ちゃんを解放したのは、試合開始前ぎりぎりだったとか。こ
>
>  とりあえずあの兄ちゃんが逃げ出さないのが不思議というか(笑)

そらもぅ、あの兄ちゃんには遺伝子レベルで「ごほーし・ごほーし」
の意識が刷り込まれておるのですから(大嘘)。

> > パズルを下げていた頃の前世に戻ってしまう、はるかであった(謎)。
>
> …元ネタがわからなかったり(汗)

天空 つんつくさんからのフォローどおり「遊戯王」からです。

尤も私・・・緒方恵美さん以外のキャストは覚えてないのですが(駄目)。

しかも現在放映中の「遊戯王」は見た事無かったりして(爆)。では。

parallax

未読、
2001/05/28 20:06:472001/05/28
To:
こん○○わ、PARALLAXです。フォロー、有難う御座います。

"天空 つんつく" <cun...@uranus.interq.or.jp> wrote in message
news:20010529002540.39...@uranus.interq.or.jp...
> どうも。天空 つんつくです。

ども(^○^)/。

> > > パズルを下げていた頃の前世に戻ってしまう、はるかであった(謎)。


>
> 「遊戯王」ですね。ただし、テレ朝系で放映していたほうです。
> はるかのCVと遊戯のCVが緒方恵美さんで同じだから
> つなげたということだと思います。

御明察ですd(^o^)。尤も私の「遊戯王」ネタの手持ちはこれだけ
だったりしますが(爆)。

#そもそもテレ朝版すら第1話以外見てないし、TV東京版は全く
#見たことが無かったりする。

> 「首から怪しげなパズル」=「千年パズル」ですよね?

その通りです。にしても単にカチャカチャと組み合わせるだけで
完成したパズルにストラップ付けて首から下げると言う、同作品
のブッ飛んだセンスには、今でも感心させられます(笑)。 では。

parallax

未読、
2001/05/28 20:21:142001/05/28
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-290501...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

> > 四葉 「チェキしていくですのーーーっ!」
>
>  なんか白雪混じってるし(笑)

大本のオーダーでは白雪がキャッチャーでしたから。きっと練習中、

白雪 「しまっていこーーーーーーーーーーーですの(はぁと)。」

とか言うのをライトで聞いていた四葉が、最後は「ですの」で締め
ると覚えてしまったのでしょう(大嘘)。

> >  ぎゅん! ばしっ!
>
>  ゲーム版メカ鈴凛かい(笑)

矢張り初っ端で仕掛けがバレましたなぁ(^^ゞ。

> >  1回表にして既にアストロ球団vsヴィクトリーズの雰囲気を出し
>
>  既に違う世界になっている(汗)

すんません、1回裏もこの調子です(爆)。

#と言うか、セーラーチーム相手の野球ならこうならざるを得ない
#んじゃないかと。素でタメ張るつもりならば、今期なら「プリー
#ティア」の連中を持ってこないと無理すぎかなぁ(^^;)。

>  マグナムエースが説得にくるんじゃないかとドキドキするほど
> 大ピンチです(笑)

「アイアンリーガー」は未見ですのでネタ的に持ち込めませんが、
「ドキドキするほど大ピンチです!」は事前にチョップか「ヤバイ!
太平洋だ!」か「母さん全くワクわかんないわよ!」をやらかして
おく必要がありますので、もうちょい掛かります(意味不明)。

> >  そうだった。私にも、こんな姉妹がいるじゃない。
>
>  この界隈だけ無駄に爽やかなんですけど(^_^;

すんません、1回裏もこの調子です(再爆)。

#「そして彼女たちは大人になる。」のステップをこなすためには、
#この「無駄に爽やかな微笑み」は欠かせないのです(意味不明)。

> > 山田 「背番号の無いエース・・・。」
>
> …1回表にしてオチがついてしまった(笑)

と言う訳で、メカ鈴凛登場は此処までです。次回は「Zeta鈴凛」が
登場します。当然、ウェーブライダー特攻アリです(大嘘)。

既にシスタープリンセスではないなぁ、これ(^^;)。 では。

parallax

未読、
2001/05/29 2:30:072001/05/29
To:
こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

------------------------------------------------------------

【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

                         (1回裏)
------------------------------------------------------------

◆10:10 1回裏 シスプリチームの攻撃

せつな「せぇごぉぜぇ!」

 うぉおおおおおおおお!

 何故か必要以上に気合が入っている10番高校側が守備につく。
ちなみにオーダーは等幅フォント仕様な図で、以下の通り。

     レイ

ほたる   |   うさぎ
  \  /\  /
  美奈子  亜美
   /    \
 みちる まこと はるか  控:なし
   \  |  /
    \ | /
     せつな

 9人ぎりぎりと言う非常にクリティカルなオーダーであり、これ
を見た兄ちゃんなぞ

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」(^o^)

と余裕をかましていたが、まことがシュープリームサンダーに乗せ
て放った263kmの電撃剛速球が、せつなのデッドスクリームに
より運動ベクトルを変えられそのままバックスクリーンを越えんと
上空3千mへ一直線に向かうところを、ほたるが瞬時に張り巡らせ
たサイレンスウォールに跳ね返されサード方面に勢いを増して襲い
掛かり、これをみちるがディープサブマージでファーストに速度を
落とさずノートラップでトスし、ファーストのはるかがワールドシ
ェイキングで無反動に捕獲した後、軽く放られたすっかり赤熱化し
ているボールは亜美がシャインアクアイリュージョンで冷却しまた
初速約300kmで上空へ打ち上げ、これをライトうさぎがムーン
プリンセスハレーションで高度1万m程のポイントで撃墜、どんぴ
しゃでセンターに落ちてきたボールはレイがバーニングマンダラー
で捕獲、そのままピッチャーのまことへ返した。この間、約15秒。
ちなみに普通のボールでは当然耐えられず、彼女らは硬球大の劣化
ウランの塊を使用している。重量は丁度ハンマー投げのボール程度。

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」(oo;)

 この守備練習を目の当たりにしたシスプリチームは、兄ちゃんの
1言以外、声も無かった。そらまぁ戦闘アクション主体の魔女っ娘
物と萌え路線のみがウリのキャラクター作品では、この程度のポテ
ンシャル差はあるだろう。すくなくともプロミストアイランドの彼
女たちは、極普通の小中学生にしか過ぎない。

爺や 「バッターラップ!」

 が、容赦なくゲームは進む。真っ青になっておろおろする(だけ)
の兄ちゃんだったが、バッターサークルからボックスへ向かう1番
バッターの衛は、普段どおりに落ち着いているように見えた。

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

 そんなヘタレの兄ちゃんへふと振り返り、にこっと微笑みかけ、
衛がバッターボックスに一礼して立つ。

爺や 「プレイ!」

 マウンドから見ても、きっちりバットを構えている衛は然程動揺
している様には、まことには見えなかった。最初に彼我の実力差を
思いっきり見せつけ相手の戦意を喪失させ出来れば試合放棄に持ち
込み、余った時間はこの有名なリゾート地であるプロミストアイラ
ンドで思いっきり遊ぼうと企んでいたセーラー戦士たちの全開デモ
ンストレーションも、どうやら効果が薄かったようだ。ちなみに最
初の妙に気合の入りまくった掛け声は、これが真意。

まこと「なら、遠慮する事ぁ無いかね。」

 口の中だけでそう呟き、まことはセットポジションから幾分サイ
ドスローな独特のピッチングで、軽くストライクを取りに行った。
最もそれでも、軽く150kmは出ているが。

せつな「いけない!」

 せつなの小さく鋭い悲鳴が上がったのは、その瞬間だった。

衛  「頼むぞっ!特製改造君バット!!いっけーーーー!!!」

 衛が、まるで頭からキノコを生やしがちの姉がおり銀河を股に翔
ける海賊組織(後に銀河聖皇家事務官)で働く丸刈り学生服姿の小学
生の様な声を張り上げ、鋭くバットを振った。途端にモーフィング
顔負けの無理目アクションで変形し巨大ロボットになったバットが、
見事にまことの安易なボールを打ち返す。

衛  「走れっ改造君!ファーストは目の前だぁ!」

 がっしゃがっしゃと、衛が乗り込んだバット通称改造君がファー
ストへ走る。このあまりな展開にコンマ3秒ほど唖然としていたセー
ラーチームだったが、目の前に転がってきたボールに気付いた美奈
子が慌ててそれを拾い上げファーストへスロー。クレセントビーム
に乗せられ光速でファーストのはるかのグローブに吸い込まれたボー
ルにより、これが見事にクロスプレーになる。が、

爺や 「セーフ!」

 衛、見事に1塁進出。尤もこれがいけなかった。

地場衛「ちょっと待ってくれ!」

 当然、セーラーチーム側から抗議の声があがる。アレは一体なん
だ、ロボットなんぞ許されるのか、人間技じゃないだろう。そりゃ
たしかにそうだが、他人の事が言えるのかセーラーチーム?しかし
こんな事は委細構われず、さしもの爺やも旗色が悪くなる。そりゃ
そうだろう、なにせこれを迎え撃つ監督こと兄ちゃんが、

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

としか言えないのでは。このまま押し切られるか、と妹たちが顔を
曇らせた、その時。

   「待ちなさい!」

 突然、声が掛かった。見上げると、センタースクリーンの上に
人影が。よく見ると、なにやらご大層な白ドレス姿。

地場衛「誰だ!」
可憐 「・・・眞深ちゃん?」

 何処かから、から~んから~んと鐘の音が流れ出す。これに乗せ、
白ドレス・・・いやウェディングドレス姿の眞深が喋りだす。

眞深 「愛あふれ、乙女達が、
     自らの美しさを競わんがために集いし此処。
      神の祝福が与えられたかの様に晴れ渡る、
       陽(ひかり)のどけき、この良き日に。

    大いなる力を無垢なる乙女へ振るわんとし、
     あまつさえいたいけなる彼女らの小さな力さえ奪おうと、
      其処なる輩は申している!」

 全身の気力がもりもりと抜けてゆくのを感じながら、セーラーチー
ムのみならずシスプリ側も、最早なにも言えなかった。尤もそんな
事にゃ一切構わず、眞深の台詞はどうやらキメまで続いてしまう。

眞深 「愛天使・ウェディング眞深はっ
     とっても御機嫌ナナメだわっ!」

 いや、ナナメだろうがまっつぐだろうが、どうでも良いんですけど。

 ぶんぶんと膨らんだ袖および手にしたブーケを振り回し、びしっ
とキメポーズを決めた彼女の姿を見て、全員が「こりゃ関わらない
方が良いだろう」との結論をアイコンタクトで下したのはそれから
5秒後。そして

爺や 「セーラーチームは持てる能力を(思い出す限り)全開で使う
    事を許可します。但し、セーラーシリーズ限定。そして、
    シスタープリンセス側へは衛君と同様の行為をハンディと
    して認めます。但し1回のターンで使えるのは1キャラに
    限定。これを『憑依』と表現します。」

が決まった。猛烈に痛む割れんばかりの頭痛こと「母さん訳判んな
いわよ!」を感じながら、それでも兄ちゃんは

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

としか言えなかった。

爺や 「バッターラップ!」

 ともあれこれで何とかセーラーチームの超人野球に対抗できそう
になったシスプリチーム。次のバッターは可憐。

まこと「さぁって、この娘はどんな技を見せてくれるかな?」

 だが。先の衛とは違い、何処か不安げ。しかしこれも憑依の兆候
かも知れず、油断はならない。1塁ランナーを背負っている事から、
セットポジションからクイックモーションで投げるまこと。

 びゅっ! ばん!

爺や「すたーいく、わん!」

 びゅっ! ばん!

爺や「すたーいく、つー!」

 びゅっ! ばん!

爺や「すたーいく、すりー! ばったー、あうっ!」

 がらがっしゃん

 総崩れのグラウンドと1塁側ベンチを見ながら、肩を落とし、し
おしおと1塁側ベンチへ帰る可憐。その呟きがせつなに聞こえた。

可憐 「ごめんなさい、お兄ちゃん・・・メジャーじゃなくって。」

 憑依システムも万能ではなかった様だ。この件に関して監督は?

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

 はい有難う。ともあれこれで1アウト1塁。迎えるバッターは、

千影 「ふっふっふ・・・兄くん、期待していてくれたまえ。」

と、地のキャラのままでも憑依が使えるんじゃね-かの千影。ある
意味シスプリチームで、最も油断のならないキャラ。

まこと「厄介な奴が出てきたねぇ。さて・・・誰だ?」

 十分に間を取り、バッターボックスに立つ千影の様子を見据える
まこと。そして油断ならない思いを抱いているのはせつなも同じ。
マスク越しに、バットを悠然と構える千影をちらちらと見る。が、
あまりにバリエーションが多くて見当が付けられない。それに千影
ばかりに集中していると、1塁ベースの衛が何を仕掛けてくるか判
らない。流石に改造君ロボットは消したものの、此方も油断できな
いキャラを多く抱えているのだ。

まこと「なら仕方ない。こう言う時は正攻法だ。」

 再びセットポジションから、クイックモーションで投げる。まず
は内角低めのストレート。これの返し方からキャラを予想しようと
言う発想だ。先ずは順当な方法と言えよう。

 が、矢張り相手が悪かった。

千影 「アーヴの高貴なる血が齎す力を舐めるでない!」
まこと「しまった!いきなり主役級で来たか!」

 凛と叫び、鋭くバットを振る千影。まるで幾多の戦場を忠実なる
少年貴族と共に虚空を翔ける、突撃艦艦長である十翔長にして皇女
殿下の様(大袈裟)。幾分釣り目気味だった目は丸みを帯びながらも
切れ長に釣りあがり、その目はまさしく「遺伝子の半分が猫である」
な華麗にして高貴な容姿に相応しい(大嘘)。

せつな「いけない!抜かれたわ!」

 豪速のボールと鋭く振られたバットの出会いは、そのまま一瞬に
してピッチャーの脇を駆け抜ける打球を生み出した。センター前に
転々と転がる打球を比較的深い位置で守っていたレイが漸く拾い上
げた時、1塁にいた衛はサードにスライディング気味に駆け込み、
千影は悠然と1塁ベースを踏んでいた。きっちり1塁ベースの上に
手を腰に当て胸を張り悠然と微笑みながら、千影は呼ばわった。

千影 「なぁに気に止む事は無いぞ!所詮惑星に暮らす平民が、
    虚空を住処とするアーヴに適う訳は無いのだ!」

 からからと笑いながら、思い切り自慢げ。つい訳も無く悔しく
なってしまうセーラーチーム。自分たちも憑依が使えたら・・・
と思うものの、今更もう遅い。こんな事なら初っ端に派手なデモ
ンストレーションなんぞするんじゃなかったと、後悔しきり。

 さて、1アウト1・3塁。1打先取点のチャンスに、迎えるバッ
ターは、この人。

咲耶 「咲耶・・・いきます。」

 厄介と言えば彼女も厄介だった。何しろバリエーションが多すぎ
る。ここでお掃除が得意なメイドロボ(高校通学中)などに憑依され
たら、衛星経由でどんな技量をダウンロードされるか判ったもの
じゃない。そしてどうやら、この予想は当たりの様だった。何故な
ら咲耶はバッターボックスに雄叫び上げて駆け込んできたのだ。

咲耶 「どぉりゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
可憐 「咲耶ちゃん咲耶ちゃん!それモップだよぉ!」

 しかしいくら間抜けでも、相手はあらゆる意味で無敵のメイドロ
ボ。考えあぐね、ひたすら長い間合いになるまこと。そしてまこと
が傍目にも焦って見えるのは周囲のチームメイトも同じ。しかし何
ら有効な答えは誰も得られない。

 が、セーラーチームにも強い味方はいた。

レイ 「落ち着いて、まこちゃん!
    マルチにサテライトシステムは無いわ!」

 センターのレイから声が掛かる。はっ、とするまこと。そうか!

 びゅっ! ばん!

爺や「すたーいく、わん!」

 びゅっ! ばん!

爺や「すたーいく、つー!」

 びゅっ! ばん!

爺や 「すたーいく、すりー! ばったー、あうっ!」
咲耶 「あぅ~、すいませんすいません、ごめんなさーーーい。」

 何時の間にか付いている、ヘルメットのイヤーガードの上にそそ
り立っていたAVシステムを、へにょ、と垂れさせすごすごと1塁
側ベンチへ戻る咲耶。アンテナはしっかり長方形角丸タイプ。惜し
かったねぇ、尖がりタイプならサテライトシステム経由でマーク・
マグワイヤの運動パターンでもダウンロードできたろうに。

 すったもんだで、2アウト1・3塁。迎えるバッターは5番。

春歌 「春歌、参ります!」

 凛と呼ばわり、すっくとネクストバッターズサークルから立った
春歌。当然、白衣緋袴姿。シスプリチームにも一応ユニフォームは
ある(鈴凛特製の耐環境耐衝撃防弾防刃防酸機能繊維で仕立てた物)
ものの、頑として彼女だけはこれを着なかったのだ。仕方なく彼女
の好みで同繊維により夜なべして仕立てた衣装が、これだった。

春歌 「さぁ!掛かってらっしゃいませ!」

 バッターボックスに仁王立ちし、バット先端をまことに向けて呼
ばわる少女。巫女のような衣装を頑として着替えない、古式ゆかし
く和風である超強気キャラ・・・。

 物凄く嫌な予感を抱きつつ、しかしまことは

まこと「落ち着け私。第一、一號機パイロットの声はまるきり違う
    じゃないか。それに何かと突撃しては自機を壊す様なパイ
    ロットなんぞ、敵じゃない。」

と自分に言い聞かせた。美奈子からあのゲームを借りておいて良かっ
たと心底思いながら。まだ1回裏だ。相手の戦闘技量は精々1だ。

 自分を鼓舞するように頭を振り、またセットポジションから放る
ストレートで内角を突く。順当なら巫女姿の袖が邪魔になり、内角
は絶対に打てない筈だ。

 が、まことは忘れていた。セーラーチームにレイ・美奈子がいる
様に、シスプリチームにもオタクでゲーマーな奴はいるのだ。そし
てそれを立証する様に、各ランナーはかなり大きいリードをベンチ
からの指示で取っていた。せつながこれに気付くが、遅かった。

せつな「いけない!フェイク!」
山田 「掛かった!」

 まことが置きに行ったボールを、春歌の鋭いスイングが見事に屠っ
た。きん!と言う硬質の金属音が球場に響き、次の瞬間にレフトの
ほたるとセンターのレイがそれぞれ打球を追う間を、白球が転々と
転がっていった。打撃技には強いセーラー戦士も、如何せん光速移
動はチームの意思を統一しないと出来ない。あたふたと「脚で」走
ってボールを追い、漸く拾い上げて中継に入った美奈子に送った。

 これで3本目のヒット。ベンチからのサインでヒットエンドラン
のスタンバイをしていたランナーが次々にホームへ駆け込む。

衛  「やりぃ!1てーん!あにぃーーみてくれたぁーーー!」
千影 「ふ、2点だ。兄くん、褒めてくれたまえ。」

そして、打ったバッターは2塁へ。悠然と脚を進め、堂々とベース
を踏む姿は只管尊大だった。とても楚々とした和装の少女には似合
う姿勢ではない。・・・誰だ?

春歌 「ほーっほっほっほっほっほ! いくら戦闘能力のみ高い
    セーラー戦士の皆様と言えど! この! 知力体力時の運
    全てを! くゎんんぺきに遺伝子デザインされたぅわたく
    しには敵わなかったようですわね! やはり20世紀の人
    間は蛮族なのですわ! 世界を滅ぼした、あなた方は!」

 あんたですかい、この「好いて尽くして捨てられて」の天才さん。

 まぁ2点見事に先取の前には何でも良し。躍り上がってランナー
2名を迎える1塁側ベンチ。悔しそうなまこと。が、1回裏はまだ
終わっていない。2アウト2塁で、迎えるバッターは・・・

鈴凛 「ご、ごめんなさ~~~い、メジャーじゃなくって・・・」

 びゅっ! ばん!

爺や「すたーいく、わん!」

 びゅっ! ばん!

爺や「すたーいく、つー!」

 びゅっ! ばん!

爺や 「すたーいく、すりー! ばったー、あうっ!」
鈴凛 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさ~~~~~い・・」

 ・・・嵐の様な1回裏が、漸く終わった。

■       |1|2|3|4|5|6|7|8|9|- ■
■Sailors|0|0|0|0|0|0|0|0|0|0 ■
■Sisters|2|0|0|0|0|0|0|0|0|2 ■
■  NEXT はるか・みちる・せつな ◆ マウンド 鈴凛■

・・・嫌なシステムが導入されたもんだなぁ(^^;) では。

Sawada Kozo

未読、
2001/05/29 8:03:522001/05/29
To:
沢田です。


> >  とりあえずあの兄ちゃんが逃げ出さないのが不思議というか(笑)
> そらもぅ、あの兄ちゃんには遺伝子レベルで「ごほーし・ごほーし」
> の意識が刷り込まれておるのですから(大嘘)。

 航「…そんなバカな…」
眞深「そういうトコが駄目だっちゅーの」


> > > パズルを下げていた頃の前世に戻ってしまう、はるかであった(謎)。
> > …元ネタがわからなかったり(汗)
> 天空 つんつくさんからのフォローどおり「遊戯王」からです。
> 尤も私・・・緒方恵美さん以外のキャストは覚えてないのですが(駄目)。
> しかも現在放映中の「遊戯王」は見た事無かったりして(爆)。では。

 なるほど(^_^;
 いえ、『遊戯王』見てないどころか、ここ数年ジャンプ(含む少年漫画
雑誌)読んでないもので(汗)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/29 8:09:522001/05/29
To:
沢田です。


 某WEBページ見ていない人にはもう何が何だか(^_^;


> 大本のオーダーでは白雪がキャッチャーでしたから。きっと練習中、
> 白雪 「しまっていこーーーーーーーーーーーですの(はぁと)。」
> とか言うのをライトで聞いていた四葉が、最後は「ですの」で締め
> ると覚えてしまったのでしょう(大嘘)。

 四葉「ふむふむ、これが日本のヤキュウ(baseball とは違うものと
    認識している)のセオリーなのデスね!」

とかそんなトコでしょうか(^_^;

> >  ゲーム版メカ鈴凛かい(笑)
> 矢張り初っ端で仕掛けがバレましたなぁ(^^ゞ。

 さすがに(^_^;
 あるいはパワーアシストするギプスくらいかなぁ、というトコですが。

> > >  1回表にして既にアストロ球団vsヴィクトリーズの雰囲気を出し
> >  既に違う世界になっている(汗)
> すんません、1回裏もこの調子です(爆)。

 アストロ球団準拠だとガンガン死人が出てしまいそうで(汗)

> 「アイアンリーガー」は未見ですのでネタ的に持ち込めませんが、
> 「ドキドキするほど大ピンチです!」は事前にチョップか「ヤバイ!
> 太平洋だ!」か「母さん全くワクわかんないわよ!」をやらかして
> おく必要がありますので、もうちょい掛かります(意味不明)。

# このあたりについて分からない人は下記参考文献を参照のこと(笑)

> >  この界隈だけ無駄に爽やかなんですけど(^_^;
> すんません、1回裏もこの調子です(再爆)。

 セーラー戦士側でも無駄に爽やかな風が吹くわけですな(笑)

> 既にシスタープリンセスではないなぁ、これ(^^;)。 では。

 セーラー戦士が出てきた時点ですでに(^_^;


 参考文献

  WRENCH の雑記帳
  http://homepage2.nifty.com/wrench/

Masaya Haga

未読、
2001/05/29 8:09:202001/05/29
To:
芳賀です。

In article of <9evfur$3tc$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>,
"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote:
>>こん○○わ、PARALLAXです。

ども、お久しぶりです。
…って、復帰第1発目がこれとは^_^;

>> 9人ぎりぎりと言う非常にクリティカルなオーダーであり、

え、後3人隠し球^Hセーラー戦士が…
# 一人白血病で死んじゃったけど(謎)

>>と余裕をかましていたが、まことがシュープリームサンダーに乗せ
(中略)
>>で捕獲、そのままピッチャーのまことへ返した。この間、約15秒。

技の名前叫ぶだけでトータル1分越すと思いますが(笑)

>> せつなの小さく鋭い悲鳴が上がったのは、その瞬間だった。

何が起こったかと思ったら、

>>衛  「頼むぞっ!特製改造君バット!!いっけーーーー!!!」

男になっとるがな(笑)

>>地場衛「ちょっと待ってくれ!」

「全員女の子じゃないのか?」
指摘するポイントがずれる地場衛。

>>としか言えないのでは。このまま押し切られるか、と妹たちが顔を
>>曇らせた、その時。
>>
>>   「待ちなさい!」

誰だ?!

>>可憐 「・・・眞深ちゃん?」

で、

>> 何処かから、から~んから~んと鐘の音が流れ出す。これに乗せ、
>>白ドレス・・・いやウェディングドレス姿の眞深が喋りだす。
>>
>>眞深 「愛あふれ、乙女達が、
>>     自らの美しさを競わんがために集いし此処。
>>      神の祝福が与えられたかの様に晴れ渡る、
>>       陽(ひかり)のどけき、この良き日に。
>>
>>    大いなる力を無垢なる乙女へ振るわんとし、
>>     あまつさえいたいけなる彼女らの小さな力さえ奪おうと、
>>      其処なる輩は申している!」

こうなるのか(笑)

>>爺や 「セーラーチームは持てる能力を(思い出す限り)全開で使う
>>    事を許可します。但し、セーラーシリーズ限定。そして、
>>    シスタープリンセス側へは衛君と同様の行為をハンディと
>>    して認めます。但し1回のターンで使えるのは1キャラに
>>    限定。これを『憑依』と表現します。」

イタコさんかい(笑)
# そうなるとシスプリ側のオーダーって結構考えられてると思うぞ。
# 飛び道具の多い奴が3,4番はっとるし(笑)

で、ノーアウト1塁、バッター可憐。

>> びゅっ! ばん!
>> びゅっ! ばん!


>> びゅっ! ばん!
>>爺や「すたーいく、すりー! ばったー、あうっ!」

ただのブレーキ(笑)

>>千影 「ふっふっふ・・・兄くん、期待していてくれたまえ。」
>>まこと「厄介な奴が出てきたねぇ。さて・・・誰だ?」

持ちネタは多いですから…

>> が、矢張り相手が悪かった。
>>千影 「アーヴの高貴なる血が齎す力を舐めるでない!」
>>まこと「しまった!いきなり主役級で来たか!」

つかみで伝家^H^H殿下の宝刀を使うか^_^;

>> さて、1アウト1・3塁。1打先取点のチャンスに、迎えるバッ
>>ターは、この人。
>>咲耶 「咲耶・・・いきます。」

やっぱり彼女と言えば…

>>咲耶 「どぉりゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
>>可憐 「咲耶ちゃん咲耶ちゃん!それモップだよぉ!」

まずこれか(笑)

>>レイ 「落ち着いて、まこちゃん!
>>    マルチにサテライトシステムは無いわ!」

いいところに気がついたね明智君(意味不明)

>>咲耶 「あぅ~、すいませんすいません、ごめんなさーーーい。」

千影「大丈夫、咲耶ちゃんは悪くないから」

>>かったねぇ、尖がりタイプならサテライトシステム経由でマーク・
>>マグワイヤの運動パターンでもダウンロードできたろうに。

バリー・ボンズじゃないんですか?

>> すったもんだで、2アウト1・3塁。迎えるバッターは5番。
>>春歌 「春歌、参ります!」

誰で来るんだ?

>>春歌 「ほーっほっほっほっほっほ! いくら戦闘能力のみ高い
>>    セーラー戦士の皆様と言えど! この! 知力体力時の運
>>    全てを! くゎんんぺきに遺伝子デザインされたぅわたく
>>    しには敵わなかったようですわね! やはり20世紀の人
>>    間は蛮族なのですわ! 世界を滅ぼした、あなた方は!」
>>
>> あんたですかい、この「好いて尽くして捨てられて」の天才さん。

そうくるか(笑)
# 油断ならんなぁ。

>> ・・・嵐の様な1回裏が、漸く終わった。
>>
>>■       |1|2|3|4|5|6|7|8|9|R ■


>>■Sailors|0|0|0|0|0|0|0|0|0|0 ■
>>■Sisters|2|0|0|0|0|0|0|0|0|2 ■
>>■  NEXT はるか・みちる・せつな ◆ マウンド 鈴凛■
>>・・・嫌なシステムが導入されたもんだなぁ(^^;) では。

さあ午後8時の女は誰だ(笑)
では。
---
芳賀匡哉
ma31...@ma3.seikyou.ne.jp
全国TVアニメ番組表:http://ha3.seikyou.ne.jp/home/hagger/

Sawada Kozo

未読、
2001/05/29 12:10:592001/05/29
To:
沢田です。


>  9人ぎりぎりと言う非常にクリティカルなオーダーであり、これ
> を見た兄ちゃんなぞ

 まぁ豆の木学園野球部もそんな感じでしたし(笑)

> と余裕をかましていたが、まことがシュープリームサンダーに乗せ
> て放った263kmの電撃剛速球が、せつなのデッドスクリームに
> より運動ベクトルを変えられそのままバックスクリーンを越えんと
> 上空3千mへ一直線に向かうところを、ほたるが瞬時に張り巡らせ
> たサイレンスウォールに跳ね返されサード方面に勢いを増して襲い
> 掛かり、これをみちるがディープサブマージでファーストに速度を
> 落とさずノートラップでトスし、ファーストのはるかがワールドシ
> ェイキングで無反動に捕獲した後、軽く放られたすっかり赤熱化し
> ているボールは亜美がシャインアクアイリュージョンで冷却しまた
> 初速約300kmで上空へ打ち上げ、これをライトうさぎがムーン
> プリンセスハレーションで高度1万m程のポイントで撃墜、どんぴ
> しゃでセンターに落ちてきたボールはレイがバーニングマンダラー
> で捕獲、そのままピッチャーのまことへ返した。この間、約15秒。
> ちなみに普通のボールでは当然耐えられず、彼女らは硬球大の劣化
> ウランの塊を使用している。重量は丁度ハンマー投げのボール程度。

 いろいろな意味で野球のルールに反している気がする(笑)

>  この守備練習を目の当たりにしたシスプリチームは、兄ちゃんの
> 1言以外、声も無かった。そらまぁ戦闘アクション主体の魔女っ娘
> 物と萌え路線のみがウリのキャラクター作品では、この程度のポテ
> ンシャル差はあるだろう。すくなくともプロミストアイランドの彼
> 女たちは、極普通の小中学生にしか過ぎない。

 そうなんですよねぇ…まぁ鈴凛はあまり普通じゃない気もするし、
千影もかなり普通じゃないけど(笑)

>  マウンドから見ても、きっちりバットを構えている衛は然程動揺
> している様には、まことには見えなかった。最初に彼我の実力差を
> 思いっきり見せつけ相手の戦意を喪失させ出来れば試合放棄に持ち
> 込み、余った時間はこの有名なリゾート地であるプロミストアイラ
> ンドで思いっきり遊ぼうと企んでいたセーラー戦士たちの全開デモ
> ンストレーションも、どうやら効果が薄かったようだ。ちなみに最
> 初の妙に気合の入りまくった掛け声は、これが真意。

 結局遊びに来たのかあんたら(笑)
 やっぱ申し込んだのはうさぎか美奈子だな(^_^;

> そうだろう、なにせこれを迎え撃つ監督こと兄ちゃんが、
> 兄ちゃ「・・・そんなバカな。」
> > としか言えないのでは。このまま押し切られるか、と妹たちが顔を
> 曇らせた、その時。

 う~ん、使えない兄貴だ(^_^;

>  何処かから、から~んから~んと鐘の音が流れ出す。これに乗せ、
> 白ドレス・・・いやウェディングドレス姿の眞深が喋りだす。

…(汗)

> 眞深 「愛天使・ウェディング眞深はっ
>      とっても御機嫌ナナメだわっ!」
>  いや、ナナメだろうがまっつぐだろうが、どうでも良いんですけど。

 長髪ストレート眼鏡文学少女が腹ン中に使徒入れてやって来るよりは
いっかぁ(笑)

> が決まった。猛烈に痛む割れんばかりの頭痛こと「母さん訳判んな
> いわよ!」を感じながら、それでも兄ちゃんは
> 兄ちゃ「・・・そんなバカな。」
> としか言えなかった。

…もしかして唯一の常識人なんじゃないでしょうか(笑)
(被害者も兼ねる(^_^;)

> 可憐 「ごめんなさい、お兄ちゃん・・・メジャーじゃなくって。」
>  憑依システムも万能ではなかった様だ。この件に関して監督は?

…う~ん、う~ん(^_^;

>  凛と叫び、鋭くバットを振る千影。まるで幾多の戦場を忠実なる
> 少年貴族と共に虚空を翔ける、突撃艦艦長である十翔長にして皇女
> 殿下の様(大袈裟)。幾分釣り目気味だった目は丸みを帯びながらも
> 切れ長に釣りあがり、その目はまさしく「遺伝子の半分が猫である」
> な華麗にして高貴な容姿に相応しい(大嘘)。

 ねこーねこー(殴)

> 千影 「なぁに気に止む事は無いぞ!所詮惑星に暮らす平民が、
>     虚空を住処とするアーヴに適う訳は無いのだ!」
>  からからと笑いながら、思い切り自慢げ。つい訳も無く悔しく
> なってしまうセーラーチーム。自分たちも憑依が使えたら・・・
> と思うものの、今更もう遅い。こんな事なら初っ端に派手なデモ
> ンストレーションなんぞするんじゃなかったと、後悔しきり。

 でもうさこにミサトが憑依したとしてもあまり使えないとか、
亜美ちゃんに中本静が憑依した日にゃ鞠絵のライバルになってし
まうとか、弱体化する方が多いような気も(笑)

>  何時の間にか付いている、ヘルメットのイヤーガードの上にそそ
> り立っていたAVシステムを、へにょ、と垂れさせすごすごと1塁
> 側ベンチへ戻る咲耶。アンテナはしっかり長方形角丸タイプ。惜し
> かったねぇ、尖がりタイプならサテライトシステム経由でマーク・
> マグワイヤの運動パターンでもダウンロードできたろうに。

 とりあえずお兄様に頭なでなでしてもらえば咲耶的にはオッケーな
のでしょう(^_^;

> 春歌 「ほーっほっほっほっほっほ! いくら戦闘能力のみ高い
>     セーラー戦士の皆様と言えど! この! 知力体力時の運
>     全てを! くゎんんぺきに遺伝子デザインされたぅわたく
>     しには敵わなかったようですわね! やはり20世紀の人
>     間は蛮族なのですわ! 世界を滅ぼした、あなた方は!」
>  あんたですかい、この「好いて尽くして捨てられて」の天才さん。

…(爆汗)

> 鈴凛 「ご、ごめんなさ~~~い、メジャーじゃなくって・・・」

> ・・・嫌なシステムが導入されたもんだなぁ(^^;) では。

 なんかこの先、可憐と鈴凛は活躍できないのでは(汗)

parallax

未読、
2001/05/29 18:39:122001/05/29
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message

news:pdx-300501...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

> >  9人ぎりぎりと言う非常にクリティカルなオーダーであり、これ
>
>  まぁ豆の木学園野球部もそんな感じでしたし(笑)

と言う訳で、久しぶりにハンドルを握ったカントクの運転するマイ
クロバスでとっとことっとこあぁ楽しかったねと此処まで来たセー
ラーチームが、これでシスプリチームによもや決勝戦で一発をくら
い華々しくサヨナラ負けする事態でもあれば、地場衛監督は次に北
海道の実業家が我侭全開で作ったプロ野球チーム(ヅカ式応援団つき
@コロボックルドーム)の監督に就任する事になってしまいます(謎)。

> > と余裕をかましていたが、まことがシュープリームサンダーに乗せ
  (中略)
> > で捕獲、そのままピッチャーのまことへ返した。この間、約15秒。
>
>  いろいろな意味で野球のルールに反している気がする(笑)

そこはそれ、なんと言っても「超人野球」ですから(笑)。

#しかし本格的に超人野球をするなら、階段の踊り場で打たねば。

>  そうなんですよねぇ…まぁ鈴凛はあまり普通じゃない気もするし、
> 千影もかなり普通じゃないけど(笑)

尤も鈴凛(頬に引っかき傷つき)も

鈴凛「ふははははははーーー! 御都合主義と、言わば言え! 
   しかし! 見よ! この燃える展開を!」

とか満を持して月基地から新型戦艦を持ち込む様な真似までは流石
にしないでしょう(無理すぎ)し、千影も

千影「我身に宿る龍よ、はぉゆぅらぃら。この乙女の願いに答えよ」

などと羅盤の上に手をかざし透過光を纏って新華字に囲まれ変身
する様な事もないでしょう(これはこれで良し)から、まぁ普通な
方でしょう(おぃ)。

> > 込み、余った時間はこの有名なリゾート地であるプロミストアイラ
> > ンドで思いっきり遊ぼうと企んでいたセーラー戦士たちの全開デモ
>
>  結局遊びに来たのかあんたら(笑)

でもなかったら、はるかさん達が大人しく着いて来る訳ゃありませ
んがね(笑)。

> > 兄ちゃ「・・・そんなバカな。」
> > としか言えなかった。
>
> …もしかして唯一の常識人なんじゃないでしょうか(笑)
> (被害者も兼ねる(^_^;)

なるほど、今決まりました。兄ちゃんは被害者、決定(爆)。

>  でもうさこにミサトが憑依したとしてもあまり使えないとか、
> 亜美ちゃんに中本静が憑依した日にゃ鞠絵のライバルになってし
> まうとか、弱体化する方が多いような気も(笑)

其処はネタの数でカバー(笑)。

#実はセーラーチームまで憑依し始めたら、ネタ的に多すぎて訳ワ
#カメ状態になりそうだったので、自粛。中堅所は使い難い。

>  とりあえずお兄様に頭なでなでしてもらえば咲耶的にはオッケーな
> のでしょう(^_^;

しまった! このイベントを忘れてた。私のバカバカバカバカ(泣)。

>  なんかこの先、可憐と鈴凛は活躍できないのでは(汗)

花穂と白雪と亞里亞もです。加えて四葉もメジャーどころを一発
使ってしまうと後が無いし、う~~んう~~ん・・・。 では。

parallax

未読、
2001/05/29 20:08:482001/05/29
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <saw...@ftl.co.jp> wrote in message
news:3B139190...@ftl.co.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

>  某WEBページ見ていない人にはもう何が何だか(^_^;

実に全く(^^ゞ。と言う訳で件のWebを御紹介頂けた事に感謝し
ます。本来なら私がやらねばならない事でした。

>  四葉「ふむふむ、これが日本のヤキュウ(baseball とは違うものと
>     認識している)のセオリーなのデスね!」

この辺の認識間違いは、雛子(違)の4番目の友人であるアメリカ帰り
の帰国子女小学生(英日の演技差が極端)にも有り得るかも(笑)。

ももこ「ニホンのbaseball、とてもヤマカし~い(誤植に非ず)。
    AmericaのLEAGUEは、もっとsilentだたよ?」
あいこ「う~ん。けどなぁえぇか? 日本じゃ応援に鳴り物が入ら
    へんと盛り上がらへんし、持ち込んだ風船を試合中に飛ば
    すのも当たり前なんや。」
はづき「雨でもないのにビニール傘を持っていくのもね。」
おんぷ「鳴子とペンペンバットとオレンジの法被も欠かせないわ。」
どれみ「顔に日の丸をペイントして青い服を着て試合後にお掃除し
    てヨーロッパの人と球場脇の駐車場で乱闘するんだよね!」
 ;
 ;
ももこ「Oh,Hooligan......」
あいこ「どれみちゃん、それは来年までとっとき・・・」

#「フーリガン」の綴りって、これで良かったっけ?(^^;)

>  アストロ球団準拠だとガンガン死人が出てしまいそうで(汗)

大丈夫です、問題ありません。

うさぎ「だから言ったでしょう?
    みんな、私が救ってみせるって・・・」

♪やっとー、たどりーついーたー、あいー、にぎりしめー・・・

> > 「ドキドキするほど大ピンチです!」は事前にチョップか「ヤバイ!
> > 太平洋だ!」か「母さん全くワクわかんないわよ!」をやらかして
> > おく必要がありますので、もうちょい掛かります(意味不明)。
>
> # このあたりについて分からない人は下記参考文献を参照のこと(笑)

御意。他にも私が大きく影響されているSS作家さんのサイトを
追加させて頂きました。

>  セーラー戦士側でも無駄に爽やかな風が吹くわけですな(笑)

あんまり吹き過ぎるとヒゲが生えてしまいそうですが(意味不明)。
そしてラストは鞠絵が蝶になってナノマシンを地球にばら撒き、
機械文明を崩壊させまくると言う・・・

#だってルビー・ムーンったら、矢張り月光蝶でしょ?(違)

>  参考文献
>
>   WRENCH の雑記帳
>   http://homepage2.nifty.com/wrench/

   ででんのでん!!
   http://www.cyberoz.net/city/deden/index.htm

元々はNiftyの某フォーラムでSSを量産されている方々を
追いかけて以来、此方のサイトを熟読させて頂いています。 では。

parallax

未読、
2001/05/29 19:41:282001/05/29
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Masaya Haga" <ma31...@ma3.seikyou.ne.jp> wrote in message
news:20010529210...@ma3.seikyou.ne.jp...
> 芳賀です。

ども(^○^)/。

> …って、復帰第1発目がこれとは^_^;

実は1発目を「シスプリ」になぞ、絶対にしたくなかったんですが
ねぇ(^^;)。ま、作品感想を書く訳ではありませんから良いかな、と。

#今シリーズを見、つくづく「あ」の氏は「ごく普通の人々がおり
#なすごく普通の生活の中に、ほっこり心温まる感動のシチュエー
#ションが浮かび上がる」と言った、最も普遍的かつ最も大事な、
#それゆえに持っているセンスを努力で磨き上げなければ決して得
#られないシナリオが全く書けない人だなぁ、と思わされています。
#最近になって盛り返していると思えるのは、シリーズ当初に「あ」
#の氏の御蔭でダメダメになったストーリーが繰り広げられマイナ
#ス極まりない印象が視聴者へ与えられてしまい、その後で「あ」
#の氏でも書ける鉄板イベントたっぷりのストーリーが僥倖にも持
#ってこられ、快楽的記号の羅列(つまり鉄板な展開)による構成で
#も及第点が与えられるレベルの物語には何とか仕上がり、結果的
#に視聴者へ「マシになってきているじゃないか」と思わせられて
#いるだけじゃないなかぁ?などと、此処数話を眺めながら考えな
#くもなかったり。

> >> 9人ぎりぎりと言う非常にクリティカルなオーダーであり、
>
> え、後3人隠し球^Hセーラー戦士が…

しまった、予告されちまったぞ(^^ゞ。何処で使いましょ(爆)。

> >>で捕獲、そのままピッチャーのまことへ返した。この間、約15秒。
>
> 技の名前叫ぶだけでトータル1分越すと思いますが(笑)

◆1回裏 守備練習中 1塁側ベンチ

亞里亞「う~~る~~さ~~い~~の~~」
雛子 「うるさいうるさいうるさーーーい!」
鞠絵 「兄上様ぁ、あの人たち、何を叫んでいますの?」

殆ど同時に、グラウンド各所で上がった少女たちの金切り声。どう
やら何らかの呪文のようだが、カタカナだらけで英単語を意味不明
に羅列しているだけにも聞こえ、とても聞き分けなぞできない。こ
れを掛け声にしてボールをやり取りしているらしいのだが、ミサイ
ルどころかまるでレーザーの様なボールの軌跡がほんの数秒でグラ
ウンド全体を飛び交う間に長たらしい呪文が繰り返されるのだから、
全く同時に叫ばれているようにしか聞こえなかった。加えて声量も
あるし。この辺は、流石ベテラン(メタレベル)。

兄ちゃ「・・・・・そんなバカな。」

> >>衛  「頼むぞっ!特製改造君バット!!いっけーーーー!!!」
>
> 男になっとるがな(笑)

まぁ元男の子が最終兵器を発動させた反動で女の子になり女王に
なり、あまつさえ女同士の結婚式をあげそうになった上で最後には
初代女性大統領に居座っちゃった様な作品が元ネタですから良しと
して下さいませ(無理)。

> >>地場衛「ちょっと待ってくれ!」
>
> 「全員女の子じゃないのか?」
> 指摘するポイントがずれる地場衛。

如何にも(笑)。しかし、そこはロンドベルの自由恋愛種馬王な彼で
すから、彼にとっては至極当然の行為かも(爆)。

> >>    限定。これを『憑依』と表現します。」
>
> イタコさんかい(笑)

本当は「千影がタロットカードやクリスタルボール経由で降ろす
相手って、結構バリエーションがありそう」が発想の原点でして。

> # そうなるとシスプリ側のオーダーって結構考えられてると思うぞ。
> # 飛び道具の多い奴が3,4番はっとるし(笑)

実に全く。後藤さんの3・4番のオーダーを見た時に「これなら
5打席くらい回ってきても、余裕でネタが持つなぁ」と考えちまっ
たのが、書き始めた動機です(^^ゞ。しかし、

> で、ノーアウト1塁、バッター可憐。
>
> ただのブレーキ(笑)

ここら辺が悩み所なんですがねぇ(笑)。大丈夫です。其処は幸い、
ベンチには才能溢れる人材がまだ2名いますし。

#1名足りない? すいません、「時空探偵ゲンシクン」は未見で
#すし「神八剣伝」は印象が無いし…
#仕方ない。上記の「お待ちなさい!」の彼女に御登場願うか(爆)。
##本音を言えば、何とか山田太郎を打席に立たせられないか思案
##中。山口勝平氏のネタを丸ごと捨て去るのはあまりに惜しい。
##尤もその伝で行けば、両監督のネタもわんさかあるんだが。

> >>千影 「ふっふっふ・・・兄くん、期待していてくれたまえ。」
>
> 持ちネタは多いですから…

順番に使っていっても、5試合分は持ちそうですな(笑)。

> >>千影 「アーヴの高貴なる血が齎す力を舐めるでない!」
>
> つかみで伝家^H^H殿下の宝刀を使うか^_^;

ラフィール「先ずは正面に広がる敵戦線に向け一撃突破を図る!
      此処で自軍の先を取らずば突撃艦バースロイルの
      名が泣こうぞ!」

殿下ならきっと斯様に申され、御自ら敵の前面に立たれる事でしょう。

> >>咲耶 「どぉりゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
> >>可憐 「咲耶ちゃん咲耶ちゃん!それモップだよぉ!」
>
> まずこれか(笑)

実は、結構悩みました(^^ゞ。

> >>咲耶 「あぅ~、すいませんすいません、ごめんなさーーーい。」
>
> 千影「大丈夫、咲耶ちゃんは悪くないから」

しまった、神岸あかり@東鳩を先に使われちまったぃ(^^;)。

> >>マグワイヤの運動パターンでもダウンロードできたろうに。
>
> バリー・ボンズじゃないんですか?

まぁ件のシステムは、一般極普通の小中学生にアニメキャラ並みの
超常能力を瞬時に与えると言う、言わば合法的筋肉増強剤にも似た
一種のドー○ングですから、マグワイヤが似つかわしかろうと(暴言)。

> >>春歌 「ほーっほっほっほっほっほ! いくら戦闘能力のみ高い
>
> そうくるか(笑)
> # 油断ならんなぁ。

◆ちょいと「GeneShaft」の話

実は、前々回前回の顛末で人間関係的支えを根底から覆され何もか
も失った彼女が今後どう出るか、結構楽しみにしていますので此処
でいきなり使ってみました。ヘタレたままで後数回を終わってしま
う可能性も無きにしも非ずですが、何とか彼女には残ったプライド
かき集め、華々しく復活して頂きたいものだと思っています。

> さあ午後8時の女は誰だ(笑)

現在、午前10時ちょい。午後8時まで持たせるなら、何とか何処
かで時間を稼がなきゃならんなぁ(^^;)。

#一発、球場を破壊させるかな? それで練習用に使っていた隣の
#球場から、まこちゃんがグラウンドを一人で担いで持ってくると
#いう・・・戸愚呂弟@幽遊白書かよ(^^;)。

伸ばすのは兎も角、何処かで端折る事も考えねば。 では。

parallax

未読、
2001/05/29 22:41:432001/05/29
To:
こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

------------------------------------------------------------

【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

                         (2回表)
------------------------------------------------------------

◆10:25 2回表 十番高校の攻撃

四葉 「チェキしていこーーーーーーーー・・・ぜぇ!」

 おーーーーーっ

 どうやらベンチで訂正されたらしい四葉が、若干とちりながらも
それっぽく叫んだ。さて2回表の開始。オーダーは1回と変更なし。

 ここまででシスプリチームは例の憑依システムを遺憾なく発揮し
2点のリード。尤も1回表をたった9球で見事0点に押さえたメカ
鈴凛は日々平穏無事之名馬をモットーとする兄ちゃんに停止されて
しまい、マウンドにはオリジナル鈴凛が上がっている。あの超人野
球を生身の人間が押さえられると到底思えない妹有志何名かが兄ち
ゃん監督に交渉したのだが、

鈴凛 「あ、いーよいーよ、全然問題無し。」

と本人が至って気楽だったので、結局鈴凛がそのままマウンドに
上がっているのだ。尤もそのお気楽さに

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

と兄ちゃん本人は、ごっつい嫌な予感を抱いていたのだが。

爺や 「バッターラップ!」

 主審の声があがる・・・が、3塁側ベンチ前のサークルには誰も
居なかった。はて?

 と、何処からとも無く流れてくるマイナーストリングスのBGM。

♪ちゃーーららーちゃらららーららーちゃらららーちゃらちゃらー

 途端にバッターボックスへ渦巻く一陣の風。いや、花吹雪。

四葉 「なにこれーーー!? けほっけほっ」
山田 「こ、これは! 外部太陽系3戦士の降臨!」

 はい、向う正面山田さんの解説通り。甚大な花びら屑をグラウン
ドへ撒き散らしながら、何時の間にか回転台に改造されていたらし
いホームベースの上に3人ものナイスバディな長身の女性がぎゅう
ぎゅうづめ状態で仁王立ちする。マルチスポットライト、いやカク
テル光線を浴びながら型通りの宣言がいみじくも賑々しく行われる。

はるか「新たなる球団に誘われて! 天王はるか、華麗に活躍!」
みちる「未知なる球場に誘われて! 海王みちる、優雅に活躍!」
せつな「たえなる試合に誘われて! 冥王せつな、美しく活躍!」

 そのまま暫くライトとBGMを浴びながらくるくるとアピール…


 ・・・数分後。

山田 「・・・満足した?」
はるか「ゴメン、もうチョイ。」
みちる「今を逃すと、次に何時できるか判りませんから。」

 終わってしまった番組キャラの悲哀に、3塁側は号泣していた…。

 この鬱陶しい登場シーンが本人たちの心行くまで行われた後、
撒き散らされた花びらをグラウンドキーパーの爺やs総出で行われ
るのに約30分を要した。尤もその掃除もクローンロボットに慣れ
ないセーラーチームが、同じ顔の爺さんがわらわらと登場したのに
肝を潰して妖魔だのダイモーンだのと騒ぎ球場ごと島を吹き飛ばし
そうになったため、これを止めるのに一苦労した顛末もあったのだ
が残念ながら割愛する。我々には時間が無いのだ(意味不明)。

 そんなこんなで漸く

爺や 「プレイ!」

が宣言されたのだが・・・

四葉 「あのーーー、兄チャマぁ?

    バッターボックスって、

    両方にバッターが立っても良かったの?」

はるか「問題ない、些細な事だ。気にするな。」

みちる「細かい事気にしてると、大事なお兄さんがハゲちゃうわよ?」


 それは一大事!と騒ぎ始めた四葉は放っておくとして(おぃ)、
ホームベース両脇に珍妙な光景が繰り広げられていた。4番バッター
天王はるかが右打席に、5番バッター海王みちるが左打席に同時に
入り、それぞれバットを振り上げ構えているのだ。なお次の打者で
あり外部太陽系3戦士の冥王せつなさんは、

せつな「しくしくしく(;_;)・・・アブれてしまいました。
    まぁ仕方ありませんね。ボックスは二つしかありませんし。」

と、ネクストバッターズサークルで泣いていた。

 さてこの光景を眺め、固まっちゃってる両ベンチでは。

うさぎ「ねぇねぇ美奈子ちゃん?あたし、野球のルールって詳しく
    ないんだけど、こう言った連携攻撃ってアリなの?」
美奈子「確か『パワフルプロ野球’95』じゃ出来なかったんだ
    けど…その後、ルール改正でもあったんじゃないの?」
うさぎ「ふーん、そうなんだぁ。レイちゃん、知ってた?」
レイ 「えっ?あっ?あ、あ、当たり前でしょ!ふん!」
まこと(・・・あっぶねー、知らなかったよ・・・)

可憐 「ねぇねぇ咲耶ちゃん?私、野球のルールって詳しく
    ないんだけど、こう言った連携攻撃ってアリなの?」
咲耶 「確か『やきゅつく』じゃ出来なかったんだけど…
    その後、ルール改正でもあったんじゃないかな?」
可憐 「ふーん、そうなんだ。お兄ちゃん、知ってた?」
兄ちゃ「・・・そんなバカな。」
山田 (・・・あっぶねー、知らなかったよ・・・)

と、双方ともすっかり駄目状態(爆)。だが、

地場衛「こらぁ!ピッチャーとバッターは1vs1が正しい姿だろう!
    漢と漢の魂のぶつかり合いが行われてこその野球だぞ!」

と、これまた若干理念先行型なるも一応ルール通りに抗議し始めた
のは、セーラーチーム側監督だった。だがしかし。

はるか「漢と漢の魂のぶつかり合い? 汗臭い表現をしてくれるな、
    汚らわしい。私達は両軍合わせても女性ばかりだぞ?」
みちる「それに私とはるかは一心同体。二人で敵に立ち向かって
    こそ、正しい姿なのです。理解していませんでしたの?」
はるか「そうとも。この華麗なる戦場に、むさ苦しい男の論理なぞ
    介入させて欲しくないものだな、まったく。」
みちる「怒らないで、はるか。監督はちょっと、昔の事に拘りたかっ
    ただけなのよ。そう。はるか昔の、華々しい過去の姿に。」
はるか「あぁ、爺さんには良くある事だな。だが、今スポットを
    浴びているのは私たちなんだ。引っ込んでてくれ。」

これでクリティカルヒットを喰らってしまった監督へ、四葉が一言。


四葉 「じーさんはよーずみ・・・」
地場衛「うっうっうっ、うわぁああーーーーーーーん!(;O;)」

 強く生きろよ、地場衛(笑)。

 そして当然1塁側監督から抗議が入る事も無く、かつ主審である
クローンロボットが人間の行為に逆らおう筈もなく、そしてこうし
た時に介入するはずの彼女も

眞深 「面白いから、いっか。」

で行動を起こさなかったため、ゲームはこのまま行われる事になっ
た(爆)。クローンロボットを統括制御している、この人工島も支え
る巨大電子脳ことMEMOL(嘘)と主審がリンクし、直ちに

爺や 「複数バッターの同時打席は可。但しストライクゾーンは最
    も大柄のバッターの物を適用し、ストライクはバッターの
    数に掛けて一元的にカウントされる。フォアボールは全て
    のバッターが振らなかった場合のみを4球まで数える。走
    塁は一人でもアウトの者が居た場合、全員アウトとする。」

なるルールが適用された。つまり今回の場合、彼女らが2回同時に
見送るかバットを空振りすれば、いきなり2アウトだ。

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

 異議は認められない。予算に着いては一考しよう(意味不明)。

爺や 「プレイ!」

 監督の呟きを無視し、プレイ宣言がまた響く。やおら鋭い視線を
向けてマウンドを睨み、阿吽の呼吸でバットを構える、はるかとみ
ちる。略してはる*みち。まるで売れない演歌デュオの様。

はるか「スペースソードブラスターで吹き飛ばされたいらしいな…」

 こりゃ失礼(^^;)。しかし地の分に突っ込むのは止めて欲しい。

 さて、こうして歴戦の勇者に真正面から睨まれる事になった鈴凛。
普通なら睨まれただけで震え上がり座り小便を漏らしてへたり込ん
でもおかしくないくらいなのだが、

鈴凛 「・・・狛犬?」

 こんな事を考え、くすり、と笑っているくらいなのだから、随分
と余裕があるようだ。ちょいちょい、と指先のブロックサインで
キャッチャーの四葉とサインを交換する。メカ鈴凛そっくり(と
言うよりメカ鈴凛がオリジナルの動作をコピーしているのだが)
のワインドアップで、先ずは第1球。

 びゅびゅっ!

はるか「・・・そんな」
みちる「嘘でしょう?」

 そりゃ確かに目を疑うだろう。1回表で見せた剛速球にタイミン
グを合わせ、はるかが高め、みちるが低めを狙って鋭くスイングし
たバットは見事に空を切った。ちなみに上記の音はボールの音では
なくスイングの音である。そして振り切ったバットを戻そうともせ
ず、驚愕している彼女たちの間を、静々とボールが飛んでゆく。あ
まつさえ、モンシロチョウがその上に止まっている程だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぽむ。

爺や 「すたーいく! つー!」

 十数秒を掛けて四葉が構えるミットに収まった球を確認し、主審
がコールした。超遅球。しかもフォームが1回表のそれと全く変わ
らない。何処ぞの長寿野球漫画プロ野球編で見られる様な、見事な
球だった。剛速球を投げ終った時と全く同じポーズのまま、四葉の
ミットへ正確に肩口を向けていたマウンド上の鈴凛と合わせ、躍り
上がって喜ぶシスプリチーム。それも当然だろう。

はるか「これは・・・・・」
みちる「難しいわね・・・」

 たった1球で追い込まれてしまった二人。が、然程焦っているよ
うにも見えない。其処は矢張り歴戦の勇者。きちんと対策があった。

はるか「どちらが来るか判らないなら、」
みちる「どちらか一方に夫々タイミングを合わせれば良いだけ、ね。」

 つまり剛速球と超遅球の両構えで行こうと言う事らしい。アイコ
ンタクトで、はるかが剛速球、みちるが超遅球にタイミングを合わ
せる事が打ち合わされる。

 そして鈴凛が、第2球を投げた。

 びゅっ!

はるか「くそっ、また超遅球かっ。みちる!」
みちる「えぇ! 任せて!」

 剛速球のタイミングでバットを振り切ってしまったはるかが、正
面でまだバットを振らずに構えるみちるに声を掛ける。満を持して
ボールから目を離さず構え、気力を貯めているみちる。

 が、そんな彼女らにも、ルールは容赦無かったのだった。

爺や 「すたーいく、すりー! ばったーず、あうっ!」

はるか「そんな!」
みちる「まだ振ってないのよ!」

 そう、みちるは。しかしはるかはものの見事に空振りしている。
初球で振らされた、はるかとみちるの合わせて2振。そして2球目
の、はるかの1振。あわせて三振。

はるか「しまったぁ!」

 つーか、普通気付くけどね。

はるか「スペースソードブラスターで吹き飛ばされたいらしいな…」

 こりゃ失礼。だが地の文に突っ込んでもアウトはアウト。しかも
一気に2アウト。当然、躍り上がって喜ぶシスプリチーム。だが。

せつな「さて、どう料理してあげましょうかしら?」

 歴戦の勇者は、まだ残っていた。どうやら超遅球が2球続いた事
で、この鈴凛が剛速球を投げられないらしい事を予想した様だった。
危うし、鈴凛。このままでは間違いなくバックスクリーンだ。

鈴凛 「ふーん・・・でも、そう簡単に打てるかな?」

 が、鈴凛はそれでも、淡々と超遅球を投げた。予想通りの結果に
目を爛々と輝かせ、ふわふわと一直線(?)に飛んでくる超遅球を待
つせつな。来い、来い、来い、来い・・・来た!

せつな「貰いました!」

 満を持して、バットを振ろうとするせつな。だが、しかし。

せつな「こ、これは!・・・打てません!私には打てません!」

 目の前をふわふわと通り過ぎるボールを凝視し、バットを振り上
げながら、せつなは只見送った。悔しげに、しかし愛おしげに、

 モンシロチョウが止まっている、超遅球を。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぽむ。

爺や 「すたーいく! わん!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぽむ。

爺や 「すたーいく! つー!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぽむ。

爺や 「すたーいく、すりー! ばったー、あうっ!

    すりーあうと、ちぇんじっ!」

 確かに、セーラー戦士中最も心優しき常識人である冥王せつな嬢
に、蝶を叩き潰すような事なぞできる筈がない。見事な鈴凛の心理
作戦勝ちだった(ぉぃ)。再び躍り上がって喜ぶシスプリチーム。対
するセーラームーンチームにも、流石に焦りの雰囲気が出始める。

 なお「キャッチャーに向かい一直線に飛ぶ超遅球」の秘密は3回
表に持ち越し。果たして蒼髪の天才少女は、それを解けるか?

■       |1|2|3|4|5|6|7|8|9|- ■
■Sailors|0|0| | | | | | | |0 ■
■Sisters|2| | | | | | | | |2 ■
■    NEXT 四葉・花穂・白雪 ◆ マウンド まこと■

でも当記事にフォローされる方には、あっさり見破られるだろう
なぁ(^^;)。 では。

S. GOTO

未読、
2001/05/29 22:28:222001/05/29
To:
後藤です
昨日一日休んでいたら、スゴイことに……
な、何がどうなったのでしょうか?

pallaraxさんのご復帰は喜ばしいことですが。
#後で極力フォローしようっと

"Sawada Kozo" <saw...@ftl.co.jp> wrote in message

news:3B12252D...@ftl.co.jp...


>  向こうから申し込んできたのか(笑)
>  いや、きっとこれはゲルダークキングダム(仮名)の陰謀に違いない(笑)

あと、ネオダークキングダム(仮称)というのもありますが、
これ以上は出ないので終わり。>スカイライダー、ほとんど覚えてないし
#空飛んだら「ライダー」ぢゃないだろ…

>  ネフ「くくく、試合のためにテンションアップし、高まったエナジーを
>     集めてくれる」
>  なる「あぁん、ネフライトさま素敵ぃ」
>
> …なぜ君がそこにいる(汗)
>
> ジェダ「ふふふ、こっちも準備は万端だ」
> クンチ「…ジェダイト、そのカチワリとおせんにキャラメルはなんだ?」
>  ゾイ「あぁん、クンツァイトさまぁ、ジェダイトは働いてなんぼですわ」

4天王が蘇ってるし(笑)

>  殺りそうで怖いけど、あの連中なら死なないから平気(爆)

何度も蘇るし(笑)>ガイバー……ちょっと違うか

>  はて、ゲルダークキングダム(仮名)のしわざでないとしたら誰が申し込んだ
> のやら(^_^;
> (うさぎか美奈子とみた(笑))

そういうことにしましょう>そこまで考えてなかった(汗)

>  まこちゃん VS 春歌のポニテ対決でしょうか(^_^;

この2人の対決が一番の見所でしょうか。

>  亜美「えーっと4番、5番のお二人は…?」
> ♪いつものBGM
>  腕を組んで背中合わせに立つ二人。
>  しっかり野球のユニフォームを着込んでいる。
> はるか「新たな時代にさそわれて! 天王寺はるか、華麗に活躍!」
> みちる「同じく、新たな時代にさそわれて! 海王みちる、優雅に活躍!」
>  とか(笑)

亜美「あの……相変わらず………ですね。」
まこと「……たまに、恥ずかしい………とか、思ったりしません?」
美奈子「あたしたちも、このところゼーンゼン変身してないし、
    ストレスたまってらっしゃるのは分るんですけど……」
レイ「そろそろ、そういう年齢じゃないかな……って……」
はるか「……キミ達、何が言いたいんだい……?」
うさぎ「ダーメダメ、みんな。2人とも、これが生き甲斐なんだからさー。
    アハハハハハハハハハハハハハハハハ……」
みちる「うさぎ……後でゆっくりお話しましょう……」

> > ほたる「野球なんて、やったことないんですけど、何とか頑張ります。」
>  ほたる vs 鞠絵の病弱対決とかはなしですね(笑)

ビョーキで競うんですか?(笑)
でしたら、突発性肛門肥大症とか、眼ガンとか、……<またこの路線

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp

S. GOTO

未読、
2001/05/29 23:41:362001/05/29
To:
ネタを振った元凶です

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message
news:9et2e8$h3h$1...@bgsv5906.tk.mesh.ad.jp...
> 御久し振り、PARALLAXです。

ご復帰を心よりお喜び申し上げます

> ども(^○^)/。

これがないと。

> よくある事です(爆)。
> #此処(fj.rec.animation)じゃ最近多いな、このフレーズが(笑)。

それを言わせている元凶だったりして>私

以下,元ネタの全然わからないものもあったりしますが、ご容赦。

> ------------------------------------------------------------
>
> 【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
>         炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く
>
> ------------------------------------------------------------

細かい突付きですが、「○○」「××」は二文字ではなく一文字なのかなあ、と
さりげなく思ったり。

> はるか「此処(fj)での出番が、次は何時か判らない・・・」
> (一同、号泣)
> 終わってしまった番組キャラの、悲哀であった(ちゃんちゃん)。

ああ…セーラーチームで野球を思いついてしまって、
私、余りにもアンポンタンでした

>  たった一人のハートを巡り(きゃ)、日々熾烈な争いを当の本人の

これだけでキャシャーンを思い出したんですけど,勿論違いますよね。

>  そう言いながら、轟然と瞳と背景に炎を燃やしつつ、片足をこれ
> でもかと垂直真上に蹴り上げ(土煙付)、立ち上がった彼の手には…

これは、今後ルール改正で男一人なら出場OKにしないとマズイかも
>飛雄馬

ダメだ。あと全然続かない……>私

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp

S. GOTO

未読、
2001/05/30 0:18:492001/05/30
To:
ネタを振った元凶です(その2)

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9et2ea$h3h$2...@bgsv5906.tk.mesh.ad.jp...
> 亜美「冷汗と笑い涙、なんですもん・・・くすん。」

何か、亞里亞が入ってるし…「亞」の字が違うが、つながってるのか?

> 地場衛「長かった・・・本当に。」

うさぎ「まもちゃん、何で泣いてんの?」
地場衛「……うさこには分かるまい、俺は今モーレツにカンドーしてるんだ。」
うさぎ「『モーレツ』……『カンドー』……???」
地場衛「もうこの世には父ちゃんもいない、姉ちゃんもいない、
    花○も左○も、そしてそして○も……でも、俺も今こうして生まれ変わった
    んだから、きっといつかまた会える日が来るはずだ……」
うさぎ「……;もしもしー、まもちゃん……」
まこと「どうしちゃったんだい、衛さん?」
亜美「さあ、よく分からないけど、生まれる前の話をしてるみたいなの。」
美奈子「う、生まれる前って……だってだって、この後地球のプリンスに
    なるんでしょ?」
レイ「噂だと、ロボットにも乗ってたそうよ。宇宙戦争とか」
まこと「あー、聞いたことある。何でも、ロボットの頭に変形できるとか……」
レイ「何か変なヨロイを身に付けたりもしてたそうよ。」
亜美「あの……全然結びつかないんですけど……;」

> ・特攻野郎Aチーム


> 名は衛と鞠絵と鈴凛が命名。AチームのAは「アニキ」「兄上様」
> 「あにぃ」のA。この件に関する計画責任者(兄ちゃん)のコメント。

衛がクレージーモンキーで、鈴凛がバラカス?やめてください……(笑)

>  山田太郎(魂の名)を介し地場衛ルートで兄ちゃんの説得が効いた
> のは、暴走したセーラーチームが島の半分を銀水晶の力で吹き飛ば
> した後だった。まぁアクシズ(違)の落下すら防いだ銀水晶の影響を
> この程度で阻んだのだから僥倖と言えよう。

一応民間人が住んでるんですけど……(笑)
アイと破壊のセーラー服戦士……やっぱシトだ。

> ・逆 御傍御用隊

こ、これ……みんながみんな咲耶モードになっちゃったら、
おにいさまピーンチ!
ちゃんとメイド服着てたりして。

> 兄ちゃ「・・・そんな、バカな。」

もはや、これしか言えないキャラってのが定着したような。

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 0:36:052001/05/30
To:
ネタを振った元凶です(番外)
ご指摘があるかと思ってたら、なかったので自己フォロー。

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...

> 亜美「うさぎちゃん、今度の試合、男の人は出場しないことに決めたの。
>    だから、衛さんは監督。もう、了解はとってあります。
>    ちなみに、今日は来ません。」
> うさぎ「えーっ!?つまんなーい……」

うさぎ「…って、亜美ちゃん、いつまもちゃんに連絡したの?」
亜美「え?」
うさぎ「亜美ちゃん、もしかして、まもちゃんと……」
亜美「ち、違うわよ、誤解よ、うさぎちゃん。」
うさぎ「じゃ、なんでなんで、まもちゃんからあたしに連絡ないのよ、
    今日来ないってことー!」
亜美「だ、だからね…」
うさぎ「どーゆーこと?どーゆーこと?ねねね、どーゆーことなの、
    亜美ちゃん!?」
レイ「うさぎ!亜美ちゃんの話をちゃんと聞きなさいよ。」
亜美「さっきうさぎちゃんに連絡したらお話中だったから、仕方なく衛さんに
   直接話したの。で、しばらくしたら、衛さんの方から、うさぎちゃん、
   お話中だから、伝えておいてくれって……」
美奈子「ね、それ何時くらいのこと?」
亜美「えーと、13時くらいだったかしら。衛さんからは14時くらいに。」
うさぎ「あ゛……」
美奈子「やだあ、それって、あたしとうさぎちゃんが電話で話してたからじゃ
    ないのよー。」
レイ「うーさーぎー!」
うさぎ「ア、アハハ、アハハハハハハハハハハ……;」

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 0:59:252001/05/30
To:
毎回、アニメ「シスプリ」の感想書いてる者です(笑)
キャラがいじくりやすいもので、つい面白くって。

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f1e0j$ihm$2...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...


> 実は1発目を「シスプリ」になぞ、絶対にしたくなかったんですが
> ねぇ(^^;)。ま、作品感想を書く訳ではありませんから良いかな、と。

すみませーん(笑)
ただ、私、「改善した」とは言いましたが一度も「絶対的に良い」とは
言ってません。まだ発展途上だと贔屓目に見ておきたいので。
キャラとCVにハマッちゃいましたので、どうしても引くに引けない。

> > え、後3人隠し球^Hセーラー戦士が…
> しまった、予告されちまったぞ(^^ゞ。何処で使いましょ(爆)。

そうだ、これがわからなかったのです。
3人というとスターライツしか浮かびません。>私
あとは、アマゾネスカルテットが原作だとセーラー戦士だったりしますし。
「アイアンマウス」「ティンにゃんこ」「アルーミナムセイレーン」なんかで
よければ……

> > # 飛び道具の多い奴が3,4番はっとるし(笑)

4番、飛び道具ありましたっけ?カッとんではいるけど……

> 実に全く。後藤さんの3・4番のオーダーを見た時に「これなら
> 5打席くらい回ってきても、余裕でネタが持つなぁ」と考えちまっ
> たのが、書き始めた動機です(^^ゞ。しかし、

1番と3,4,5番は基本で、あとはバッテリーさえ決めれば……
というオーダーなので。

> > で、ノーアウト1塁、バッター可憐。
> > ただのブレーキ(笑)

はははははは。バントくらいならできるかな、と思ったのに。
ヒットを期待してませんから、2番で十分と思いました。

> ここら辺が悩み所なんですがねぇ(笑)。大丈夫です。其処は幸い、
> ベンチには才能溢れる人材がまだ2名いますし。

あとは、やはり限定1名で男を出場させるしかないか。
裏技で「クラスメートの佐々木さん」とか「竜崎先輩」とか「じいや(♀)」とか
あるんだけど。

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 3:04:062001/05/30
To:
ネタを振った元凶です(その3)

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9et2ed$h3h$3...@bgsv5906.tk.mesh.ad.jp...


>  さて投球練習を終了したマウンドの鈴凛が、ちょいとタイムを取
> ってベンチ裏に戻る。女の子だもんね、色々あるんでしょう。あ、
> 出てきました。おや?何故か、ブルペンから。たったったと走って
> マウンドへ。息も切らしてない。さすが、国産子女(おぃ)。

しかし、帽子を取ってしまっていたら、マズかったですね。
頭のミカンが、バレてしまいます。

> 美奈子「1番、愛野美奈子。いっきまーす!」

しかし、今気が付いたのですがこのオーダー、誰一人として
左利きがいないのでわ?>まずいっ

> 美奈子「えーーー?ボックスに立つ前に吐き捨てるのは、大リーグ
>     のマナーでしょ?」
>  ・・・さすが、帰国子女(爆)。が、マウンドの鈴凛に動揺は無い。

美奈子は確かイギリスだったように記憶してますが…違ったらごめん。

四葉「美奈子チャンは帰国子女と聞いてマスが、どこデスカ?」
美奈子「え?イギリスだけど…」
四葉「えー!?イギリスですかあ。四葉もイギリスから来たデス。」
美奈子「うっそー!?奇遇ねー。」
四葉(この娘がイギリスに留学してたのはチェキ済みデス。
   所謂ささやき戦術デス。失恋したことを、どの辺で言いましょうか…)

> 鈴凛 「・・・鈴凛。きめます・・・」

コレクター・ハルナ?(違)

>  1回表にして既にアストロ球団vsヴィクトリーズの雰囲気を出し
> 始めた、ここ瀬戸内マリンスタジアム。次の1球が勝敗を分ける。

やっぱ、この路線……>死人が出るとか。
で、「強すぎる」とか言って、巨人に国外追放されてアフリカへ>どっちが?

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp

parallax

未読、
2001/05/30 3:47:082001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...

> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

------------------------------------------------------------

【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

                         (2回裏)
------------------------------------------------------------

◆11:00 2回裏 プロミストアイランドの攻撃

せつな「締まって参りましょう!」

 はーーーい!

 流石に2点も先攻され未だに0点のままで居るこの事態は、超人
野球を自負するセーラーチームには衝撃的だった。あわよくば初回
デモンストレーションで試合放棄、悪くても初回か2回目の攻撃で
大量の得点差をつけて無理矢理コールドに持ち込み、余った時間は
リゾート三昧し倒そうと言う当初の計画は、第2回にして脆くも崩
れそうになっていた。しかもたった2回裏までしか進んでいないに
も関わらず、既にプレイボールから1時間も経過している。これは
実に由々しき事態だった。こんな調子で進んでいては、一体試合が
何時になったら終わるか判らない。それでははるかさんやみちるさ
んやせつなさんなら兎も角、私たちには慣れない「大人の遊び場」
しか開いていないではないか。いやそれならそれでも良いんだけど。

 とか何とかと不謹慎な事を考えながら、セーラーチーム各員は、
セーラー戦士間で有効なセーラーテレパシー(こんなもの本当はあり
ません)で会話しながら、守備に散っていった。

美奈子[まずいわね・・・]
亜美 [1回半で約60分。これをそのまま平均すれば、1回あた
    りの所要時間は40分。これに残りの7.5回分を掛ける
    と・・・]
うさぎ[2万3千時間?]

 ばきっ

レイ [こぉのおばかー! 何よそのベテラン機長退職前手記本の
    帯に書いてあるような時間数は!]
うさぎ[ったーいレイちゃん。つーかテレパシーで殴らないでよぉ。]
まこと[ど、ど、ど、どーやってやったんだい?]
亜美 [さぁ? でもセーラー戦士ですもの。何でもアリよ。]

   [・・・・・・・・]

美奈子[・・・最近の亜美ちゃんってば、なんかイイ加減度が増し
    ているような・・・(^^;)]
レイ [ここだけの話だけど、さっきのバッターが『蛮族』扱いや
    ら『劣等人種』呼ばわりやら『骨放り投げてる猿』表現や
    らしてったでしょ? あれが、ねぇ・・・]
ほたる[そこまで言っていたかしら・・・?]
まこと[でも亜美ちゃん、プライド高いしねぇ。]
うさぎ[そうそう。亜美ちゃん本人は自覚無いみたいだけど。]
はるか[確かに彼女は異様に細かい事に拘りがちだ。]
みちる[そう言うはるかは大雑把過ぎよ。こないだだって、]
はるか[ぅわわわ!あの事は誰にも内緒だって]
みちる[あら、ごめんなさい。でももう無駄よ、考えちゃったから。]
美奈子[えぇー!はるかさんってば、お風呂上りはすっぽんぽんな
    んですか!」

 流石、テレパシー。映像まで伝わる、究極のマルチメディア。

レイ 「きゃっ! しかもそのまま冷蔵庫前まで行って、腰に手を
    当て胸を逸らし仁王立ちで牛乳をごきゅごきゅと・・・」
うさぎ「すごいすごいすごーい! 上から下までくっきりと!
    上が金色だと下も金なんですね!(意味不明)」
ほたる「はるかパパ・・・大胆・・・」
せつな「それにしても随分と鮮明なビジョンですけれど、一体誰の
    ものなのですか?」
みちる「勿論、私。はるかったらまるで見せびからすみたいに。」
美奈子「えっ、それじゃ、毎晩?」
みちる「そう、毎晩。のべつまくなし。」
レイ 「1日も欠かさず?」
みちる「そう、盆暮れ正月無関係。」
はるか「うるさいなぁ!そういうみちるだってシャワーの度ごとに
    ボクをシャワールームへ呼びつけて、すっぽんぽんのまま
    ボクに髪の毛を洗わせるのは止めてくれないか!」
美奈子「こ、こちらの映像も・・・大胆・・・」
レイ 「しかも真正面から・・・あ、鼻血でそう。」
うさぎ「すごいすごいすごーい! 上から下までくっきりと!
    上が緑色だと下も緑なんですね!(ますます意味不明)」
ほたる「みちるママ・・・大胆・・・」

   [・・・・・・・・]

はるか「・・・こほ。そもそも、何の話だったけ?」
みちる「まぁ、はるかったらテレちゃって。うふ。」
はるか「違う!つーか先ずみちるがテレろ!」
うさぎ「えっと、亜美ちゃんがキレちゃってプンときておっぺけぺー
    な話だったかと?」

 どげしっ

うさぎ「ったーいなぁもお。レイちゃんってばテレパシーで蹴飛ば
    すの、止めてよね。」
レイ 「うるさい何度でも蹴ってやるっ! げしげしげし!」
美奈子「しっかし、あれよねー。テレパシーって心の声だからこう
    して喋ってられるけど、本人には聞かせられないね。」
レイ 「普通に喋ってたら聞こえちゃうところだもんね。」
うさぎ「あたしたち、セーラー戦士で良かったねー。」

 あっはっはっはっはっはっはっはっは・・・

地場衛「・・・それで? 試合時間の計算は出来たのかな?」
うさぎ「わっ!びっくりした!
    まもちゃん、おとめのかいわにわりこんじゃ、めーなのよ。」
地場衛「9歳児でもないのにそんな表現使うな!しかも平仮名!」
レイ 「つーかまもるさん、なんで私たちのテレパス会話に割り込
    めるわけ!?」

亜美 「と言うか、みんな普通に喋ってるんだけど・・・」

   「え?」

美奈子「何時からっ!?」
地場衛「美奈子ちゃんの『お風呂上りはすっぽんぽん』かな?」
美奈子「あーん! 美奈子もうお嫁に行けない!まもるさん、責任
    とってね?(はぁと)」
うさぎ「あーっ!まもちゃんに責任とって貰うのは私が先なんだぞ!」
レイ 「・・・亜美ちゃん・・・聞いてた・・・?」
亜美 「いーえー、ちっとも。いい加減度が加速度的に増していて
    プライド高くて異様に細かいなんて、全然聞こえてこなか
    ったわ。」(ぴきぴき)
まこと「いやぁ、こりゃ参ったなぁ。 わっはっはっはっはっは。」
はるか「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは。」
みちる「笑って誤魔化しても駄~目、おしおきよ?(はぁと)」
はるか「うわぁみちる!なんでボクがぁ!」
ほたる「大人って・・・大人って・・・不潔・・・」

せつな「あのー、皆さん・・・
    そろそろ試合に戻った方が、宜しいのでは・・・」

   「あ。」

 すっかり他人の顔をしているファーストとサード。心配そうに
皆へ声を掛けたキャッチャー。その微笑の下に隠された、深く静か
に潜行している怒りが怖いセカンド。笑って誤魔化すピッチャー。
セカンドの気配を持てる妖力でビシバシに感じてしまい恐怖に震え
上がっているセンター。監督を挟んでの痴話げんか真っ最中なライ
トとショート。これらのすったもんだが収まるのに、約20分を要
した。あ、ちなみに上記メンバーでレフトが欠けているのは、彼女
だけがきちんと落ち着いていたからだ。流石、沈黙の戦士(違)。

爺や 「プレイ!」

 さてシスプリチーム側、打席に立つのは7番バッター四葉。

まこと「・・・見たところ、普通の娘みたいだけど?」

 だが油断はならない。初回の攻撃を通してつくづく思い知ったが、
「憑依システム」は実に強力だった。全く外見の印象を変えないま
ま、土壇場になってころっと超存在へ転換できるのだ。幾ら強力極
まりない攻撃技を多種多様に繰り出せるセーラー戦士とは言え、そ
れなりに強力な攻撃を行うにはそれなりの事前準備が掛かる。例え
ば技を使う際の呪文がそうだ。言霊に乗せた呪力により霊的に受け
継がれた魔力を現実視できるほどに高める事で、彼女らは初めてこ
のニュートン-アインシュタイン法則に支配された第7世界の上で
第3世界や第2世界並みの魔法力や聖霊力を振るえるのだ。だが、
「憑依システム」はこの世界観制限をあっさり乗り越える。まるで
体内にワールドタイムゲートを抱えているようなものだ。反則だ。

 そんな、突撃行軍歌を思わず歌いだしたくなるような事をつらつ
らと考えながら、まことは第1球を放った。集中しきれないまま。

まこと「まずっ! ミスった!」

 すっぽ抜けた球が真っ直ぐ四葉のこめかみに向かう。勢いは普段
どおりの球威と変わらないから、時速150kmもの硬球がこのま
まだとバッターの脳天を直撃する。待つのは、死あるのみ。後2秒。

 他の全セーラー戦士も直ぐにビーンボールに気付く。だがバッター
に最も近い位置で守備するのは外部太陽系3戦士であり、彼女らが
バッターを守るために自らのセーラーパワーを振るえば、下手をす
れば球場ごと吹き飛ばしかねない。恒星間戦争用の兵器を限定局地
地上戦で使うようなものだ。いや実際その通りなのだが。だが他の
セーラー戦士の力では、事前に打ち合わせや練習でもしておかない
限り、硬球程度の大きさの物を近傍の一般人に影響与えず撃墜する
なんて事は不可能だ。ましてや時間が足らなさ過ぎる。呪文を唱え
る時間すらない。悲鳴を上げる時間すら無いのだから。

 そして、必然的に。

 鋭い衝撃音が、高らかに球場に響く。

 砕け散る強化プラスチックの破片を軌跡に残しながら、ゆっくり
と少女の肉体が空を舞う。まるで巨大な拳に殴り飛ばされた様に。

 衝撃で切れたストラップをまるで引き千切られた血管の様に躍ら
せながら、ヘルメットが少女の首から転がり落ちる。まるで鋭い鎌
が少女の首を狩り飛ばしたように。

兄ちゃ「・・・そんなバカな!」
可憐 「四葉ちゃん!」
まこと「ご、ごめんなさい!」

 即座に両軍の選手がバッターボックス近くへ転がる様に駆け寄る。
これがプロ野球なら直ちに乱闘事件が勃発するところだが、そんな
怒りを感じる余裕がある者なぞ無かった。何よりボールを投げた当
の本人が最も真っ青な顔をして、大柄な体を縮めるかの様に四葉へ
取りすがっている姿が、最も能弁に事態を語っていた。

 ビーンボールの危険性を今更此処で書く事も無いだろう。しかも
今回は列記としたヘルメットが砕け散っているのだ。直ちにERの
緊急医療チーム(普段は鞠絵の為に待機中)が呼ばれ・・・

 呼ばれようとした、その時。

四葉 「あー、びっくりしちゃいました。流石の四葉ちゃんも、こ
    んな球はチェキしきれなかったデスねっ。」

 ぱちっと目を開け起き上がり、ふるふるっと頭を振ってにっこり
笑い、四葉は立ち上がった。ぱんぱんとウェアを払いながらぴょん
と跳ねる。全く、何時も通りの四葉だった。

可憐 「よ、四葉ちゃん?」
咲耶 「あの、その・・・何ともないの?」
四葉 「はい? え、嫌だなぁ可憐チャン咲耶チャン。四葉はこの
    通り、いつも元気元気デスよっ!」

 そのまま、驚く皆の前でぴょんぴょんと跳ねる四葉。呆然として
いるセーラー戦士たち、そして姉妹たち。

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

 この人はいつも通り。が、こう言った時に最も早く我に帰るのが、
歴戦の勇者と呼ばれるに相応しい者。

はるか「えーと、四葉ちゃん?ちょっといいかい?」
四葉 「ハイ? わぁ綺麗なお姉さん!」
みちる「うふ、正直な娘ね。お願い、ちょっと頭を見せて欲しいの」
四葉 「ハイ、いーですよ。」

 みちるの繊細なピアニストの指が、それでもおそるおそる四葉の
こめかみをまさぐる。44口径すら止める強化プラスチックのヘル
メットさえ砕けた衝撃がまともに伝わった筈の場所だ。下手に触れ
ば、偶然砕けていない骨をも豆腐の様に崩しかねない。

はるか「・・・どうだ・・・?」
みちる「・・・信じられない・・・なんともないわ・・・」

 くすぐったそうに触られていた四葉がにこっと微笑む。呆然と頭
をまさぐっていた指を外すみちる。彼女と同じく信じられない思い
で呆然とするはるか。勿論、他の者も同様だ。

四葉 「え、エヘヘヘ・・・みんな、どうしたデスか? 不思議で
    すねぇ、チェキしたいデスねぇ?」

 流石に周囲の不穏な空気を感じたか、にこにこと笑いながら四葉
が周りに聞く。と、その彼女を、いきなり抱きしめる者が居た。

四葉 「わっ! なんデスか!」

 豊かな胸に丁度顔を埋められる様な姿勢で抱きしめられた四葉。
そりゃ驚く。これまでにこんな経験なぞ無い。

四葉 (・・・いい匂い・・・あったかーい・・・)

 つい、その温かみに身を任せてしまう。安らぎすら感じる四葉。

 ふと、その頬に、熱いものが滴り落ちてきた。何?・・・

 顔を上げる。見ると、栗色の長い髪をした大きな体のお姉さんが、
自分を抱きしめていた。ぎゅ、と引き絞った唇から嗚咽を漏らしな
がら、ぎゅ、と自分を抱きしめている。瞑った目から、次々と大粒
の涙が溢れている。それが彼女の頬を濡らし、伝い、そして四葉へ
滴り落ちる。四葉の頬が、お姉さんの頬と同じ様に濡れてゆく。

 四葉は、その見知らぬ姉が、自分を彼女の涙で濡らしてゆくこと
が、何故か嫌とは感じなかった・・・。

 さて、試合再開。何故か無事で居られた四葉だから、当然デッド
ボールとして1塁進塁。本人は元気一杯で、1塁ベースの上で踊り
あがって喜んでいる。全く信じられない、監督のコメント。

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

 が、セーラーチームの方の打撃は深刻だった。プロでもない者が
すんでのところで殺人をしそうになったのだから。他の者は兎も角、
少なくとも当事者であるまことは、ボールが握れない状態だった。

地場衛「オーダー、変更。」

 本来ならまことをベンチへ引き上げさせるのが当たり前だが、
何せギリギリ9人しかいないセーラーチームにそんな余裕は無い。
仕方なく大幅に守備位置を入れ替える地場衛監督。とりあえず、
これまでボールが飛んできていない場所へまことを下げるべく、
等幅フォントで読んで頂きたい図で下記の通りに相成った。


     うさぎ
      |
ほたる   |   まこと
  \  /\  /
   美奈子 亜美
   /    \
せつな はるか レイ 控:なし
   \  |  /
    \ | /
     みちる

 事ここに至り、これまでお遊び気分で居たセーラーチームからは
すっかりそんな気分が消えた。確かに自分たちは地球すら守るほど
に強力な存在になった。並みの人間なら歯牙にも掛けず打ち倒せる
事も事実だ。たかが野球じゃないか、こんなもの自分たちの能力か
らすればあっさり片付けられるはずだ。ましてや相手は小中学生の
女の子。簡単簡単・・・と、これまでは考えていた。

 だが、蓋を開けてみて、どうだ? 相手は凄まじく強力なシステ
ムを持っていて、軽く此方の実力を凌駕する。2回を終わって2点
のビハインドを背負っているのは自分たちだ。しかも相手はビーン
ボールすら弾き返すだけのポテンシャルを秘めている。しかし見掛
けは、あくまで只の小中学生なのだ。

地場衛「・・・わかったか、みんな。
    彼女らと俺たちは、根本的に違う。
    物理法則のレベルから違うと思った方が良いんだ。」

 真剣に語る監督の言葉が、円陣を組んだセーラーチームの心に染
み渡る。一人一人の目つきが変わってゆく。これは、銀河の覇権を
掛けて戦った時の目つきだ。それを満足そうに確認した監督は、し
かし表情を緩めず、鋭く檄を飛ばした。

地場衛「監督として、命を下す。これ以上のビハインドは今後の
    戦力消耗を考えても、絶対に許されない。必ず死守しろ。」

一旦言葉を切り、すぅ、と息を吸い、淡々と、しかし気迫を込めた
言葉で繋ぐ。それだけに、修飾されない生の気概が皆に伝わる。

地場衛「全員突撃、ガンパレード。最後の一人まで悉く敵と戦い、
    死力を尽くせ。持っている全ての戦術を駆使しろ。

    先ずは何としても、この回を守り通すんだ。いいか!」

全員 「はい!」

 守備位置に散るセーラー戦士たち。迎える打者は8番の花穂、
そして9番の白雪。正体が判らない以上、例え見かけが小学生の
女の子であっても、一瞬も気合を抜く訳には行かない。目元を一切
緩めないまま、マウンドのはるかはボックスに入る花穂を睨んだ。

 その後。たったの6回、みちるの構えるミットから鋭い捕球音を
鳴り響かせただけで、この2回の裏のシスプリチーム側攻撃は走者
を1塁に残留させたまま、終了した。

■       |1|2|3|4|5|6|7|8|9|- ■
■Sailors|0|0| | | | | | | |0 ■

■Sisters|2|0| | | | | | | |2 ■
■   NEXT 亜美・ほたる・うさぎ ◆ マウンド 鈴凛■

 厳しい顔のまま、セーラー戦士たちが3塁側に帰ってゆく。それ
を眺めながら、山田太郎(魂の名)は手元のメモに視線を落とした。

山田 「四葉役。 半場友恵さん。 アーツビジョン所属。
    出演作品。・・・『学校の怪談』二宮金次郎役・・・?。」

 旧校舎前の二宮金次郎像は、石造りだったんだろうか? そんな
事を思いながら、彼は3塁側監督を見やりつつ

山田 「此処は『死ね』と言うべきなんでしょうが、貴方はそれを
    言えなかった。・・・僕は貴方を軽蔑しはしませんよ。」

と呟いていた。


何故にいきなりシリアスになってしまったんだろう(^^;)。しかし、
善行司令の台詞をこんなに早く使う積もりは無かったんだが。では。

S. GOTO

未読、
2001/05/30 3:29:252001/05/30
To:
ネタを振った元凶です(その4)

"Sawada Kozo" <saw...@ftl.co.jp> wrote in message

news:3B139190...@ftl.co.jp...
>  アストロ球団準拠だとガンガン死人が出てしまいそうで(汗)

最後は追放>アフリカ

> > 既にシスタープリンセスではないなぁ、これ(^^;)。 では。
>  セーラー戦士が出てきた時点ですでに(^_^;

CCさくらネタで、プリンセス12人をカードに変えるってネタがあるんだけど…
やめときます。

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 4:21:372001/05/30
To:
ネタを振った元凶です(その5)
もはや全然ついていけないのだけど、ちょっとだけ。

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f1mr0$nkc$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぽむ。


>  十数秒を掛けて四葉が構えるミットに収まった球を確認し、主審
> がコールした。超遅球。しかもフォームが1回表のそれと全く変わ
> らない。何処ぞの長寿野球漫画プロ野球編で見られる様な、見事な
> 球だった。剛速球を投げ終った時と全く同じポーズのまま、四葉の
> ミットへ正確に肩口を向けていたマウンド上の鈴凛と合わせ、躍り
> 上がって喜ぶシスプリチーム。それも当然だろう。

有名な「蝿止まり」ですね。件の野球マンガの傍系では、
「超山なり球」「麻雀タコボール」「左右投げ」もあったし、
ヤスリかけたりワセリン付けるなど不正投球もありましたが、
いずれ出てくるかな?

あと、もう全然ダメ>私

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


parallax

未読、
2001/05/30 4:28:472001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message
news:9f1q36$805$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> ネタを振った元凶です

ども(^○^)/。

> ご復帰を心よりお喜び申し上げます

まことに有難う御座いますm(__)m。御歓迎頂け、感謝に絶えません。

> 以下,元ネタの全然わからないものもあったりしますが、ご容赦。

ま、流石に全部判る人は少ないかも、と自覚してはいます(^^ゞ。

#だから必然的に放り込むネタの量が多くなる(爆)。

> > 【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
>

> 細かい突付きですが、「○○」「××」は二文字ではなく一文字なのかなあ、と
> さりげなく思ったり。

ぴんぽんぴんぽん、仰るとおりです。しかしその肝心の作品をさっ
ぱり覚えていないため、自粛しました(^^;)。

> > はるか「此処(fj)での出番が、次は何時か判らない・・・」
>
> ああ…セーラーチームで野球を思いついてしまって、

これが意外に有効な方向へ転がり始めています。詳しくは2回裏編を。

> >  たった一人のハートを巡り(きゃ)、日々熾烈な争いを当の本人の
>
> これだけでキャシャーンを思い出したんですけど,勿論違いますよね。

いや、その通りです。ですが・・・「○○がやらねば、誰がやる!」
のフレーズへ誰を埋めるかで悩みまして、結局1フレーズしか使え
ませんでした(^^;)。

> これは、今後ルール改正で男一人なら出場OKにしないとマズイかも
> >飛雄馬

現在、考慮中です。何とか地場衛監督と山田太郎と兄ちゃんには
憑依システム全開で戦わせるシチュエーションで活躍して貰わねば。

さて、果たして9回まで書けるんだろうか(^^;)。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 4:47:342001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f25us$eqd$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> ネタを振った元凶です(その3)

ども(^○^)/。

> "parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message
> news:9et2ed$h3h$3...@bgsv5906.tk.mesh.ad.jp...

> > マウンドへ。息も切らしてない。さすが、国産子女(おぃ)。
>
> しかし、帽子を取ってしまっていたら、マズかったですね。
> 頭のミカンが、バレてしまいます。

しまった、アニメだけしか見ていない齟齬が、こんな所に(^^;)。

#今後多発すると思います。お気づき次第、ガシガシ御指摘頂けれ
#ば作中にフィードバックできますので、とても幸いです。

> > 美奈子「1番、愛野美奈子。いっきまーす!」
>
> しかし、今気が付いたのですがこのオーダー、誰一人として
> 左利きがいないのでわ?>まずいっ

まぁ其処は器用なセーラー戦士たちに無理矢理踏ん張って頂こう
かと(笑)。

> 四葉(この娘がイギリスに留学してたのはチェキ済みデス。
>    所謂ささやき戦術デス。失恋したことを、どの辺で言いましょうか…)

しまった、もうネタを振られちまったい(爆)。3回表のネタとして
使おうと考えていました。つまり3回表の攻撃は(以下自粛)。

> > 鈴凛 「・・・鈴凛。きめます・・・」
>
> コレクター・ハルナ?(違)

此処は全然考えずに書きました。妹たちの何名かは、全然ネタが
無いんですよぉ(;_;)。使い難いッたらありゃしない。

#ネタの御提供を頂ければ、適宜作中へフィードバックしますです。
#(他力本願寺)

> >  1回表にして既にアストロ球団vsヴィクトリーズの雰囲気を出し
> > 始めた、ここ瀬戸内マリンスタジアム。次の1球が勝敗を分ける。
>
> やっぱ、この路線……>死人が出るとか。

大丈夫です。

地場衛「銀水晶は、伊達じゃない!」(違)

> で、「強すぎる」とか言って、巨人に国外追放されてアフリカへ>どっちが?

あえて言えば、どっちもかも(笑)。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 5:01:192001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message
news:9f1ul2$ahs$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...


> 毎回、アニメ「シスプリ」の感想書いてる者です(笑)

ども(^○^)/。

> キャラとCVにハマッちゃいましたので、どうしても引くに引けない。

ちなみに私は毎回視聴時に「もっともっと、ここをこーしてあーし
てそーすれば、ガンガン面白くなるのに」とストレス溜まりまくり
でして、それが本SS執筆の原動力になっています。

> > > え、後3人隠し球^Hセーラー戦士が…
> > しまった、予告されちまったぞ(^^ゞ。何処で使いましょ(爆)。
>

> 3人というとスターライツしか浮かびません。>私

え、私もそのつもりだったのですが・・・違ったかな?(^^;)

> 4番、飛び道具ありましたっけ?カッとんではいるけど……

スーちゃんでしょ、フランチェスカでしょ、美景ちゃんでしょ(違)

> 1番と3,4,5番は基本で、あとはバッテリーさえ決めれば……

2番はあっさり三振喰らっちゃいましたしねぇ(^^;)。ですから、

> > > ただのブレーキ(笑)
>
> はははははは。バントくらいならできるかな、と思ったのに。
> ヒットを期待してませんから、2番で十分と思いました。

しかし早々に交代食らうかも知れず(笑)。本当は元作品で活躍する
場面があるのが一番なのですが。

> あとは、やはり限定1名で男を出場させるしかないか。

何とかシチュエーションをひねり出そうと考慮中です。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 5:03:082001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f1s8v$95q$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> ネタを振った元凶です(その2)

ども(^○^)/。

> "parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message
> news:9et2ea$h3h$2...@bgsv5906.tk.mesh.ad.jp...
> > 亜美「冷汗と笑い涙、なんですもん・・・くすん。」
>
> 何か、亞里亞が入ってるし…「亞」の字が違うが、つながってるのか?

つい、引っ掛けてしまいました(^^;)。

> うさぎ「まもちゃん、何で泣いてんの?」
> 地場衛「……うさこには分かるまい、俺は今モーレツにカンドーしてるんだ。」
> うさぎ「『モーレツ』……『カンドー』……???」

放映当時はまだ、うさぎは生まれてませんでしたからねぇ(謎)。

> レイ「噂だと、ロボットにも乗ってたそうよ。宇宙戦争とか」

現実世界で20年以上戦っていた割には知られていない、可哀想な奴(謎)。

> まこと「あー、聞いたことある。何でも、ロボットの頭に変形できるとか……」

磁石の力で合体だ! 当時の玩具は欲しかった(謎)。

> レイ「何か変なヨロイを身に付けたりもしてたそうよ。」

あーあーあー、あの玩具売らんがなな鋼鉄製の(謎)。

> 亜美「あの……全然結びつかないんですけど……;」

どんなメジャー路線で引っ張ろうとも自由自在。使い出がある人です(笑)。

> > ・特攻野郎Aチーム
> > 名は衛と鞠絵と鈴凛が命名。AチームのAは「アニキ」「兄上様」
>

> 衛がクレージーモンキーで、鈴凛がバラカス?やめてください……(笑)

鈴凛「私の名は鈴凛!メカの天才よっ!Dr.マシリト…じゃない、
   小泉首相だって殴ってみせるわ!でも飛行機だけは勘弁ね。」

しまった、クレイジーモンキーの名乗りを忘れているぞ(^^;)。

> > ・逆 御傍御用隊
>
> こ、これ……みんながみんな咲耶モードになっちゃったら、
> おにいさまピーンチ!

実際、大ピンチなんですけど(笑)。

兄ちゃ「母っちゃ! オラ今、ドキドキするほど大ピンチだんべ!」

兄貴の台詞が少ない理由は、極端な方言を隠すためだとか(大嘘)。

> > 兄ちゃ「・・・そんな、バカな。」
>
> もはや、これしか言えないキャラってのが定着したような。

実は結構苦労してますです(^^;)。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 5:08:552001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f2ag6$hfi$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> ネタを振った元凶です(その5)

ども(^○^)/。

> 有名な「蝿止まり」ですね。件の野球マンガの傍系では、
> 「超山なり球」「麻雀タコボール」「左右投げ」もあったし、
> ヤスリかけたりワセリン付けるなど不正投球もありましたが、
> いずれ出てくるかな?

ネタ提供、有難う御座います。元作品を全然読んでませんので(爆)
元作品のシチュエーションをパスティーシュする事は出来ないので
すが、名前から想像できる程度には使ってやろうかと思います。

…でも、麻雀タコって、何?(^^;) では。

S. GOTO

未読、
2001/05/30 6:18:382001/05/30
To:
後藤です。
では簡単にご質問にお答えします。
マンガネタなので、ここでは全部は言いません。
魔球部分はご参考にしていただければ。
いや、きっとこの後古今東西の魔球オンパレードという展開を
密かに期待しているらしい>私。

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f2drf$aht$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...


> > 有名な「蝿止まり」ですね。件の野球マンガの傍系では、
> > 「超山なり球」「麻雀タコボール」「左右投げ」もあったし、
> > ヤスリかけたりワセリン付けるなど不正投球もありましたが、
> > いずれ出てくるかな?
> ネタ提供、有難う御座います。元作品を全然読んでませんので(爆)
> 元作品のシチュエーションをパスティーシュする事は出来ないので
> すが、名前から想像できる程度には使ってやろうかと思います。
> …でも、麻雀タコって、何?(^^;) では。

作品名は「ストッパー」といいます。昔、ナントカ言う雑誌(講談社系だと
記憶してますが、そこまでは失念)に連載されてました。
単行本は既に手放してしまったので、記憶が曖昧になっていることを
予めお断りしておきます。>誰かフォローしてくれるかも。

主人公は三原心平といいます。設定では今中日にいる立浪と同期で、
東京出身です。彼は自分からスカウトに売り込んで大阪ガメッツという
セリーグのお荷物球団に入団します。で、このセリーグに我らが
東京メッツがいるわけですね。レギュラーメンバーは全く変わらず。
水原勇気はいません。一体何歳なんだ>レギュラーメンバー
まあ、敢えて言えば、岩田鉄五郎が、途中から全く関西弁をしゃべらなく
なったところが、違和感あるかも。

心平は左投げで今までやってきたのですが、実は右利きです。
右は剛速球が投げられる、とのことで、2年目から左右投げに。
入団1年目から、「自分はストッパー向き」と公言して憚らず、
で、実際に投げさせてみると、何か人を食ったような投球をして
何となく抑えてしまうんですね。これが。
そのとき岩田鉄五郎得意の「超遅球」を同じように投げてしまうのです。
同様に、「超山なり球」という、天空を目掛けて投げ、ボールは放物線を
描いて、バッターボックス付近に落ちるという球ですが、そのとき、
ホームベースの五角形を底面とする五角柱(いわゆるバッターの
ストライクゾーン)をかすればストライクになるので、バッターはじいっと
見ている、というとってもいやらしい球です。
「麻雀タコボール」は2年目から投げ始めた球で、要するに麻雀タコを指に
こさえてそれにボールを引っ掛けて不規則な変化をさせる、というものです。
タコができるほど麻雀をやるというのもスゴイ話です。
後は、フォークボールの投げ損ないを2度続けて投げることでボールを地面に
つけて傷をつけ、その傷を指に引っ掛けて不規則な変化をさせる、というのも
あります。
そもそも心平はペテン師的要素がとても強く、時折件の不正投球を
やったりしました。鉄五郎が何度か追求しようとしましたが、いずれも
失敗に終わっています。

とまあ、前半は水島氏得意の魔球マンガへのアンチテーゼ的要素も
あったのですが、後半から全く話が変わってしまったので、お話はここまで。

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp

S. GOTO

未読、
2001/05/30 6:32:592001/05/30
To:
ネタを振った元凶です(その6)

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f2d8n$a4u$2...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...


> > しかし、帽子を取ってしまっていたら、マズかったですね。
> > 頭のミカンが、バレてしまいます。
> しまった、アニメだけしか見ていない齟齬が、こんな所に(^^;)。

ゲームなメカ鈴凛は、頭にミカン大の何かがついていますが、
ゲーマーな方々にうかがっても、何なのかわからないとのことで。

> > 四葉(この娘がイギリスに留学してたのはチェキ済みデス。
> >    所謂ささやき戦術デス。失恋したことを、どの辺で言いましょうか…)
> しまった、もうネタを振られちまったい(爆)。3回表のネタとして
> 使おうと考えていました。つまり3回表の攻撃は(以下自粛)。

いえいえ、これは再利用可能です。(^^

> 此処は全然考えずに書きました。妹たちの何名かは、全然ネタが
> 無いんですよぉ(;_;)。使い難いッたらありゃしない。

まあ、既にチェキ済み(笑)かと思いますが
http://sdb.noppo.com/
水樹奈々さん、やっぱ少ないわ……(汗)

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 6:39:252001/05/30
To:
今回もアニメ「シスプリ」の感想書くかもしれない者です(笑)

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f2d8p$a4u$3...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...


> ちなみに私は毎回視聴時に「もっともっと、ここをこーしてあーし
> てそーすれば、ガンガン面白くなるのに」とストレス溜まりまくり
> でして、それが本SS執筆の原動力になっています。

多分、お気持は共通しているかと。

> > > > え、後3人隠し球^Hセーラー戦士が…


> > 3人というとスターライツしか浮かびません。>私
> え、私もそのつもりだったのですが・・・違ったかな?(^^;)

白血病というのが良く分からんかったので。

> スーちゃんでしょ、フランチェスカでしょ、美景ちゃんでしょ(違)

ああ、憑依してたんですね。失礼しました(笑)

> 2番はあっさり三振喰らっちゃいましたしねぇ(^^;)。ですから、

ピアノな彼女を殿馬に引っ掛けるというのもあったのですが。
いや、はっきりいって、セカンドを可憐にしたのも、そういう思惑が
あったのです(笑)>憑依させられなかったから

> しかし早々に交代食らうかも知れず(笑)。本当は元作品で活躍する
> 場面があるのが一番なのですが。

ここはヒナが「ピリカピリララ」する必要があるのかもしれない。

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


Masaya Haga

未読、
2001/05/30 7:59:272001/05/30
To:
2回裏の攻撃、ツーアウトまでしかないことは黙っておいた方がいいのだろうか(笑)
# 四葉が刺されたことにしておきましょう。

In article of <9f1e0j$ihm$2...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>,


"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote:
>>こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

どもです。

>>実は1発目を「シスプリ」になぞ、絶対にしたくなかったんですが
>>ねぇ(^^;)。ま、作品感想を書く訳ではありませんから良いかな、と。

でもまだ見続けている辺り、根性と耐性はついたようで^_^;
# 私はさっさと撤退しちゃいましたが(爆)

>>> え、後3人隠し球^Hセーラー戦士が…
>>しまった、予告されちまったぞ(^^ゞ。何処で使いましょ(爆)。

えっと、3人というのはセーラースターズ「だけ」ではないです。
# ちなみに白血病ネタは星矢役、故新山志保さんのこと。
## つーかこの際スターズ+αで13人にした方が釣り合いがとれるとも。
## プロミストアイランド側には眞深を加える。
## これでネタは持つぞ(笑)

>>まぁ元男の子が最終兵器を発動させた反動で女の子になり女王に
>>なり、あまつさえ女同士の結婚式をあげそうになった上で最後には
>>初代女性大統領に居座っちゃった様な作品が元ネタですから良しと
>>して下さいませ(無理)。

でも衛ってこれから先も男しかないような(汗)

>>実は、結構悩みました(^^ゞ。

もう一つの少女型ロボットの方でしょうか(笑)

>>しまった、神岸あかり@東鳩を先に使われちまったぃ(^^;)。

あかりでは超人野球に対処出来ないと思いますが^_^;

Sawada Kozo

未読、
2001/05/30 10:43:112001/05/30
To:
沢田です。


>  流石に2点も先攻され未だに0点のままで居るこの事態は、超人
> 野球を自負するセーラーチームには衝撃的だった。あわよくば初回

 超人野球だかバトルボールだか(^_^;
 ラグ・ボールにならないことを祈ろう(汗)

> レイ [こぉのおばかー! 何よそのベテラン機長退職前手記本の
>     帯に書いてあるような時間数は!]

 判りにくい喩えだ(笑)
 少なくともうさこには判らないだろう(殴)

>  流石、テレパシー。映像まで伝わる、究極のマルチメディア。

 プライバシーゼロ(笑)

> うさぎ「すごいすごいすごーい! 上から下までくっきりと!
>     上が緑色だと下も緑なんですね!(ますます意味不明)」

 そういうお前はどうなんだ(^_^;

>  四葉は、その見知らぬ姉が、自分を彼女の涙で濡らしてゆくこと
> が、何故か嫌とは感じなかった・・・。

 なぜだろう、いい感じの場面なのにふつふつと不安が(笑)
 単に頑丈なだけなのか、なんかとんでもないオチが用意されている
のか(汗)


> 地場衛「監督として、命を下す。これ以上のビハインドは今後の
>     戦力消耗を考えても、絶対に許されない。必ず死守しろ。」

 しかしかっこいいぞまもちゃん(笑)

> 山田 「四葉役。 半場友恵さん。 アーツビジョン所属。
>     出演作品。・・・『学校の怪談』二宮金次郎役・・・?。」
>  旧校舎前の二宮金次郎像は、石造りだったんだろうか? そんな
> 事を思いながら、彼は3塁側監督を見やりつつ

 そういうオチかあああ(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/30 10:51:362001/05/30
To:
沢田です。


> 実に全く(^^ゞ。と言う訳で件のWebを御紹介頂けた事に感謝し
> ます。本来なら私がやらねばならない事でした。

 いえいえ、あそこのページは私も好きですし(^_^;

> あいこ「う~ん。けどなぁえぇか? 日本じゃ応援に鳴り物が入ら
>     へんと盛り上がらへんし、持ち込んだ風船を試合中に飛ば
>     すのも当たり前なんや。」
> はづき「雨でもないのにビニール傘を持っていくのもね。」
> おんぷ「鳴子とペンペンバットとオレンジの法被も欠かせないわ。」
> どれみ「顔に日の丸をペイントして青い服を着て試合後にお掃除し
>     てヨーロッパの人と球場脇の駐車場で乱闘するんだよね!」

 (^_^;

> うさぎ「だから言ったでしょう?
>     みんな、私が救ってみせるって・・・」
> ♪やっとー、たどりーついーたー、あいー、にぎりしめー・・・

 なにげにソルブレインの主題歌とか(謎)

> あんまり吹き過ぎるとヒゲが生えてしまいそうですが(意味不明)。
> そしてラストは鞠絵が蝶になってナノマシンを地球にばら撒き、
> 機械文明を崩壊させまくると言う・・・
> #だってルビー・ムーンったら、矢張り月光蝶でしょ?(違)

 999に出てきた鉄喰虫とか(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/30 10:54:252001/05/30
To:
沢田です。


> しかし、帽子を取ってしまっていたら、マズかったですね。
> 頭のミカンが、バレてしまいます。

 ほら、うさこもおだんごがついていますし(殴)

> 四葉(この娘がイギリスに留学してたのはチェキ済みデス。
>    所謂ささやき戦術デス。失恋したことを、どの辺で言いましょうか…)

 意外と陰湿だな(笑)>四葉

> >  1回表にして既にアストロ球団vsヴィクトリーズの雰囲気を出し
> > 始めた、ここ瀬戸内マリンスタジアム。次の1球が勝敗を分ける。
> やっぱ、この路線……>死人が出るとか。

 やはり皆これを心配するよね(^_^;

Sawada Kozo

未読、
2001/05/30 11:01:082001/05/30
To:
沢田です。

> い華々しくサヨナラ負けする事態でもあれば、地場衛監督は次に北
> 海道の実業家が我侭全開で作ったプロ野球チーム(ヅカ式応援団つき
> @コロボックルドーム)の監督に就任する事になってしまいます(謎)。

 まもちゃん「…そんな馬鹿なぁ…」
 
# 違うだろ

> >  いろいろな意味で野球のルールに反している気がする(笑)
> そこはそれ、なんと言っても「超人野球」ですから(笑)。
> #しかし本格的に超人野球をするなら、階段の踊り場で打たねば。

 なんとなく、試合が終った後セーラー戦士達の泊まる宿が
なくて、ウェルカムハウスにみんな泊まることになったけど、
なぜかリビングのテーブルを撤去して『まくら野球』をする
ことに…とかオチがついてしまいそうな(汗)

> 鈴凛「ふははははははーーー! 御都合主義と、言わば言え! 
>    しかし! 見よ! この燃える展開を!」
> とか満を持して月基地から新型戦艦を持ち込む様な真似までは流石
> にしないでしょう(無理すぎ)し、千影も

 うさぎ「月に変なもの勝手につくらないでよおおおお!」
 
とか叫びそうですな(^_^;

> でもなかったら、はるかさん達が大人しく着いて来る訳ゃありませ
> んがね(笑)。

 野球のルールブック読んでいるようにみえて、カバーの下には
『瀬戸内の新鮮魚介類食べ歩きガイド』とか忍ばせているんでしょ
うか(汗)

> なるほど、今決まりました。兄ちゃんは被害者、決定(爆)。

 まぁTV本編もそんな感じです(笑)

> #実はセーラーチームまで憑依し始めたら、ネタ的に多すぎて訳ワ
> #カメ状態になりそうだったので、自粛。中堅所は使い難い。

 たしかに(汗)

> >  なんかこの先、可憐と鈴凛は活躍できないのでは(汗)
> 花穂と白雪と亞里亞もです。加えて四葉もメジャーどころを一発
> 使ってしまうと後が無いし、う~~んう~~ん・・・。 では。

 まぁセーラーチーム側が油断したところで意外ながんばりを見せる
だとか。
 ところでセーラーチームって変身しているんでしょうか?
 サンダルだのハイヒールだの、野球には向かない履物の人が
散見されるんですけど(^_^;

Sawada Kozo

未読、
2001/05/30 11:06:242001/05/30
To:
沢田です。

> > ちなみに私は毎回視聴時に「もっともっと、ここをこーしてあーし
> > てそーすれば、ガンガン面白くなるのに」とストレス溜まりまくり
> > でして、それが本SS執筆の原動力になっています。
> 多分、お気持は共通しているかと。

「きっとみんなそーなのよ。あーちゃんはめーなのよ」

> > 2番はあっさり三振喰らっちゃいましたしねぇ(^^;)。ですから、
> ピアノな彼女を殿馬に引っ掛けるというのもあったのですが。
> いや、はっきりいって、セカンドを可憐にしたのも、そういう思惑が
> あったのです(笑)>憑依させられなかったから

 秘打が登場するのか?(笑)
 あるいは妙なナイスキャッチをきめるのか?(笑)

> ここはヒナが「ピリカピリララ」する必要があるのかもしれない。

 代打とか(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/30 11:17:352001/05/30
To:
沢田です。


>  と、何処からとも無く流れてくるマイナーストリングスのBGM。
> ♪ちゃーーららーちゃらららーららーちゃらららーちゃらちゃらー

 関係ないけど、某MIDIサイトにウラネプの変身BGMと
必殺技BGMのMIDIデータがあっておどろき(^_^;

>  途端にバッターボックスへ渦巻く一陣の風。いや、花吹雪。
> 四葉 「なにこれーーー!? けほっけほっ」

 春歌「桜吹雪ならまけませんわ!!」(注:ゲーム版)

> 山田 「こ、これは! 外部太陽系3戦士の降臨!」

>  終わってしまった番組キャラの悲哀に、3塁側は号泣していた…。

 咲耶「…明日は我が身なのかしら」
 千影「なに、続編の可能性もある」
  兄(『2』だと冒頭で俺が死んだりして…そんな馬鹿な)

>  それは一大事!と騒ぎ始めた四葉は放っておくとして(おぃ)、
> ホームベース両脇に珍妙な光景が繰り広げられていた。4番バッター
> 天王はるかが右打席に、5番バッター海王みちるが左打席に同時に
> 入り、それぞれバットを振り上げ構えているのだ。なお次の打者で
> あり外部太陽系3戦士の冥王せつなさんは、
> せつな「しくしくしく(;_;)・・・アブれてしまいました。
>     まぁ仕方ありませんね。ボックスは二つしかありませんし。」
> と、ネクストバッターズサークルで泣いていた。

…この方々は(汗)
 しかし、「ツインビーダイナマイト」でもカマすんでしょうか(^_^;

>  異議は認められない。予算に着いては一考しよう(意味不明)。

 なんてこったい(笑)

>  が、そんな彼女らにも、ルールは容赦無かったのだった。
> 爺や 「すたーいく、すりー! ばったーず、あうっ!」

 ははははははは(笑)
 なんてへっぽこな(汗)

>  目の前をふわふわと通り過ぎるボールを凝視し、バットを振り上
> げながら、せつなは只見送った。悔しげに、しかし愛おしげに、
>  モンシロチョウが止まっている、超遅球を。

…(汗)

>  なお「キャッチャーに向かい一直線に飛ぶ超遅球」の秘密は3回
> 表に持ち越し。果たして蒼髪の天才少女は、それを解けるか?

 毎回球に止まるモンシロチョウにも何かの秘密が?(笑)

parallax

未読、
2001/05/30 17:48:092001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-300501...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

>  ラグ・ボールにならないことを祈ろう(汗)

するとビーンボールを食らって治療の為にベンチ裏に引っ込んだ
四葉は、実はデータを盗み出す為にわざとこれを受けたと言う(蹴)

> > うさぎ「すごいすごいすごーい! 上から下までくっきりと!
> >     上が緑色だと下も緑なんですね!(ますます意味不明)」
>
>  そういうお前はどうなんだ(^_^;

うさぎ「・・・ごめんね、まもちゃん。まだ判らないの・・・」
地場衛「そんなうさこが大好きさ」

 おぃ(^^;)。

> >  四葉は、その見知らぬ姉が、自分を彼女の涙で濡らしてゆくこと
> > が、何故か嫌とは感じなかった・・・。
>
>  なぜだろう、いい感じの場面なのにふつふつと不安が(笑)

此処は矢張り「Hな雰囲気」のBGMが流れ(違)。

> > 地場衛「監督として、命を下す。これ以上のビハインドは今後の
> >     戦力消耗を考えても、絶対に許されない。必ず死守しろ。」
>
>  しかしかっこいいぞまもちゃん(笑)

これに続く台詞の時には、是非顎鬚を生やし半ズボン脛毛の地場衛
に御登場頂きたいものだと(爆)。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 17:58:192001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message

news:pdx-310501...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

> >  終わってしまった番組キャラの悲哀に、3塁側は号泣していた…。
>
>  咲耶「…明日は我が身なのかしら」
>  千影「なに、続編の可能性もある」
>   兄(『2』だと冒頭で俺が死んだりして…そんな馬鹿な)

「3」だと、パリに出向いた兄ちゃんが1から妹たちが集う劇場を
立ち上げ、ついでにパリまで救ってしまうと言う(違)。

#マラカス振るいながらとんでもない音頭を歌って兄ちゃんを朝
#起こす、破壊的ドジッ娘は誰だろう?

> > 天王はるかが右打席に、5番バッター海王みちるが左打席に同時に
>
>  しかし、「ツインビーダイナマイト」でもカマすんでしょうか(^_^;

ならばその前にはるかさんが「ピーコックダイヤモンド」を完成さ
せていなければ。そーか、確かにあのコミックは使えそうだ(笑)。

>  毎回球に止まるモンシロチョウにも何かの秘密が?(笑)

どき(^^;)。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 18:09:132001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-310501...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

>  なんとなく、試合が終った後セーラー戦士達の泊まる宿が


> なくて、ウェルカムハウスにみんな泊まることになったけど、
> なぜかリビングのテーブルを撤去して『まくら野球』をする
> ことに…とかオチがついてしまいそうな(汗)

どきどきっ(^^;)。しかもたかが「まくら野球」にさえ雌雄を
真剣に決する様になってしまう、悲しき戦闘種族ことセーラー
戦士であった、とかまで予想されています?

#オチを変えなきゃならんな(爆)。

> > でもなかったら、はるかさん達が大人しく着いて来る訳ゃありませ
> > んがね(笑)。
>
>  野球のルールブック読んでいるようにみえて、カバーの下には
> 『瀬戸内の新鮮魚介類食べ歩きガイド』とか忍ばせているんでしょ
> うか(汗)

これははるかさん。みちるさんは山陽最大のプロミストアイランド
アウトレットモール店配置図をチェックするのに余念が無く、せつ
なさんは近隣のダイビングポイントを押さえるのに忙しかったとか。

> > なるほど、今決まりました。兄ちゃんは被害者、決定(爆)。
>
>  まぁTV本編もそんな感じです(笑)

今週関東圏放映の第9話では、妙に積極的な行動を起こす兄ちゃん
がオチになり、しかも次回に続きそうな雰囲気が。似合わねぇ(笑)。

> > >  なんかこの先、可憐と鈴凛は活躍できないのでは(汗)
> > 花穂と白雪と亞里亞もです。加えて四葉もメジャーどころを一発
>
>  まぁセーラーチーム側が油断したところで意外ながんばりを見せる
> だとか。

これをどうみせるか、現在思案中です。可憐は後藤さん御提案の手
が使えるにしても、う~んう~ん(^^;)。

#先ず、花穂ちゃんには転んでもらわないと(違)。

>  ところでセーラーチームって変身しているんでしょうか?
>  サンダルだのハイヒールだの、野球には向かない履物の人が
> 散見されるんですけど(^_^;

変身せずとも存分にセーラー戦士としての力が振るえるほどになっ
ているとか、変身した上で着替えているとか(おぃ)。

実は、全然考えていませんでした(^^ゞ。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 18:14:112001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f2iii$m31$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> 今回もアニメ「シスプリ」の感想書くかもしれない者です(笑)

ども(^○^)/。

> "parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message
> news:9f2d8p$a4u$3...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...
> > ちなみに私は毎回視聴時に「もっともっと、ここをこーしてあーし
> > てそーすれば、ガンガン面白くなるのに」とストレス溜まりまくり
>

> 多分、お気持は共通しているかと。

矢張り、出来の良くない子ほど気にかかるものでありましょう。

#半年ほど前にも、似たような作品があったなぁ・・・。

> 白血病というのが良く分からんかったので。

ちょいと悲しすぎるネタですんで、この辺は使わないと思います。

#私も芳賀さんの記事を読み追っかけ調査して、初めて知りました。

でもスターライツの3人他には、何とか登場してもらわないと(笑)。

> ピアノな彼女を殿馬に引っ掛けるというのもあったのですが。

ぽん。その手がありましたか。次の打席で使ってやろう(爆)。

> ここはヒナが「ピリカピリララ」する必要があるのかもしれない。

どきどきっ(^^;)。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 18:36:522001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Masaya Haga" <ma31...@ma3.seikyou.ne.jp> wrote in message
news:20010530205...@ma3.seikyou.ne.jp...
> 2回裏の攻撃、ツーアウトまでしかないことは黙っておいた方がいいのだろうか

あっ('O';、しーっ!、しーっ!、黙ってて下さい、お願い!

#御指摘を受け、初めて気付きました。マズッたなぁ(^^;)。

> # 四葉が刺されたことにしておきましょう。

そっか、この手がありましたか。多謝です。

ま、ルールを知らない四葉が不用意にリードを取っていて、レイ
ちゃんの隠し球にタッチされてアウト、とでもしておいて下さい。

#「ミットの音が6つ」に反するって? そりゃ隠し球ですから、
#セーラーテレポートではるかさんがレイちゃんのグラブに直接
#牽制球を光速移動させたんですね(無茶)。

> でもまだ見続けている辺り、根性と耐性はついたようで^_^;

えぇそらもぅ、半年程前に3ヶ月に渡って鍛えられましたから(笑)。

> # 私はさっさと撤退しちゃいましたが(爆)

精神衛生上は、正しい御選択だったかと思います(誘爆)。

> えっと、3人というのはセーラースターズ「だけ」ではないです。

途中参戦を可能にすれば、セーラームーンはネタの宝庫ですしねぇ。
尤も参戦させるなら、先ず加えなきゃならんキャラがありますが。

ちびうさ「早く出演(だ)せー!」

> # ちなみに白血病ネタは星矢役、故新山志保さんのこと。

これは初めて知りました。何と昨年2月に29歳の若さで亡くなら
れていたんですね。つくづく、自分の勉強不足を恥じております。
しかし、此処まで悲しすぎるネタはちょいと使う訳にはいきません。

> ## つーかこの際スターズ+αで13人にした方が釣り合いがとれるとも。
> ## プロミストアイランド側には眞深を加える。
> ## これでネタは持つぞ(笑)

あ、あの、あんまりネタがありすぎても書ききれないんですが(^^;)。
と言うか、ネタの絶対量で言えばセーラーチーム側が圧倒的過ぎる
んで、この辺りをどう調整するかが毎度悩み所です。

> でも衛ってこれから先も男しかないような(汗)

なんとか、うさぎと絡ませて病弱ブッ倒れキャラに憑依させるか、
または咲耶にけたたましく関西弁で突っ込ませるキャラに憑依させ
るか、はたまたアフロナベシンに「貧乏、嫌っす!」と縋るキャラ
に憑依させれば、あと3回は持つかと(^^;)。

#でも最後の1つはOVAを見てないから使えんなぁ(爆)。

> >>実は、結構悩みました(^^ゞ。
>
> もう一つの少女型ロボットの方でしょうか(笑)

少女ロボ、少女ロボ・・・フランチェスカ@アキ電ですか?(違)

#なんとかマルチ@こみパを使えないかと熟考中な事は秘密だ(爆)。
#しかも、あかり@こみパも合わせ技一本で使えないかと言う(爆)。

> あかりでは超人野球に対処出来ないと思いますが^_^;

憑依をミスって三振食らうというネタとしてなら(笑)。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 19:40:022001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f2hbj$lc6$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> 後藤です。

ども(^○^)/。

> では簡単にご質問にお答えします。

御回答、有難う御座います。何せ野球マンガには全く疎いもので、
こうしたネタの御提供にはとてもありがたく思います。

> いや、きっとこの後古今東西の魔球オンパレードという展開を
> 密かに期待しているらしい>私。

本当は私もそれを目論みつつ、現在情報収集中なのですが(^^ゞ。

#「魔球帝国」(http://members.tripod.co.jp/nea/ )辺りを
#参考にさせて頂こうかと思っていますが、モーションの解説が
#若干足りないのが少々ネタ的に使いにくくて(爆)。

> 同様に、「超山なり球」という、天空を目掛けて投げ、ボールは放物線を
> 描いて、バッターボックス付近に落ちるという球ですが、そのとき、
> ホームベースの五角形を底面とする五角柱(いわゆるバッターの
> ストライクゾーン)をかすればストライクになるので、バッターはじいっと
> 見ている、というとってもいやらしい球です。

さて、これをどう使うか。少なくともセーラーチーム側バッテリー
は使うのが難しそうな球ですね。打者の五画柱の高さが足りなさ過
ぎる(笑)。雛子が打者だったら、山にすらならないんじゃ(爆)。

#にしてもこれ、ナニゲに天井サーブ@バレーの雰囲気が無いかな?
#ならばバレー漫画辺りの魔球も参考にして(おぃおぃ)。

> 「麻雀タコボール」は2年目から投げ始めた球で、要するに麻雀タコを指に
> こさえてそれにボールを引っ掛けて不規則な変化をさせる、というものです。

こりゃ凄い(笑)。と言うか、こんな不規則な変化をする球をよくも
キャッチできるものだと。そうか、鈴凛が投げる魔球を四葉が落球
後逸して・・・というネタにも出来そうですね。

#何時から鈴凛は魔球投手になったんだ(笑)。答え:最初から(爆)

> そもそも心平はペテン師的要素がとても強く、時折件の不正投球を
> やったりしました。鉄五郎が何度か追求しようとしましたが、いずれも
> 失敗に終わっています。

この辺りは、はるみちペアの「不潔な大人」作戦がどう効くか、ま
たは効かないかで使えそうですかな? ちょいと難しそうですが、
自然に滑る筆の展開に期待しましょうかと(おぃ)。

> 後は、フォークボールの投げ損ないを2度続けて投げることでボールを地面に
> つけて傷をつけ、その傷を指に引っ掛けて不規則な変化をさせる、というのも

大丈夫です。そこは鈴凛の事ですから、もっと卑怯極まりないハイ
テクをわんさか多用しています(爆)。 では。

parallax

未読、
2001/05/30 19:45:252001/05/30
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f2i6g$ltd$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> ネタを振った元凶です(その6)

ども(^○^)/。

> ゲームなメカ鈴凛は、頭にミカン大の何かがついていますが、
> ゲーマーな方々にうかがっても、何なのかわからないとのことで。

鈴凛 「ツノよ!」
兄ちゃ「はぁ?」
鈴凛 「強いロボットは、すべからくツノがなければいけないの!」
兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

> > > 四葉(この娘がイギリスに留学してたのはチェキ済みデス。
> > >    所謂ささやき戦術デス。失恋したことを、どの辺で言いましょうか…)
>

> いえいえ、これは再利用可能です。(^^

有難う御座います、では早速(おぃ)。

> まあ、既にチェキ済み(笑)かと思いますが
> http://sdb.noppo.com/
> 水樹奈々さん、やっぱ少ないわ……(汗)

「声優データベース」ですね。よく利用させて頂いています。今回
も此処で検索した結果を多用しているのですが、御指摘どおり可憐
・花穂・白雪・亞里亞が御蔭で割を食う事に(^^ゞ。

新谷真弓さんが掲載されないのが、相変わらず納得いかん。 では。

Sawada Kozo

未読、
2001/05/30 22:18:132001/05/30
To:
沢田です。


> > 何か、亞里亞が入ってるし…「亞」の字が違うが、つながってるのか?
> つい、引っ掛けてしまいました(^^;)。

 そう言えば電撃G'sマガジン7月号の読者投稿ネタで、シスプリ
普及のために何をすべきか、と討論している謎の集団(KKKみた
いな頭巾を被っている)が

「亜細亜大学の看板を亞里亞大学と書き換えてしまうのはどう
 でしょう?」
「それだ!!」

なんてやっている、というのがありましたが(^_^;

# 周囲に美少女キャラの投稿イラストが掲載されているなか
#でひたすら浮いていました(笑)


> > まこと「あー、聞いたことある。何でも、ロボットの頭に変形できるとか……」
> 磁石の力で合体だ! 当時の玩具は欲しかった(謎)。

 アオシマのプラモデルは持っていたんですけどねぇ(笑)


> > > 兄ちゃ「・・・そんな、バカな。」
> > もはや、これしか言えないキャラってのが定着したような。
> 実は結構苦労してますです(^^;)。 では。

 ご愁傷様です(^_^;
--
沢田 幸三/Sawada Kozo (saw...@ftl.co.jp)

S. GOTO

未読、
2001/05/30 23:27:192001/05/30
To:
後藤です

"Sawada Kozo" <saw...@ftl.co.jp> wrote in message

news:3B15A9E5...@ftl.co.jp...


>  そう言えば電撃G'sマガジン7月号の読者投稿ネタで、シスプリ
> 普及のために何をすべきか、と討論している謎の集団(KKKみた
> いな頭巾を被っている)が

あ、もう発売してるんですね、7月号。

> 「亜細亜大学の看板を亞里亞大学と書き換えてしまうのはどう
>  でしょう?」
> 「それだ!!」
> なんてやっている、というのがありましたが(^_^;

学生さんはみんな「くすん……」って泣く、とか。>洗脳

春歌大学はドイツ留学が必修だけど、ドイツ語は勉強しなくてよくて、
長刀とか、「大和撫子」に必要なものを身につける、とか。

鞠絵大学は病気持ちになる、とか(何だそりゃ)

> > 磁石の力で合体だ! 当時の玩具は欲しかった(謎)。
>  アオシマのプラモデルは持っていたんですけどねぇ(笑)

あ、そうだったんですか。プラモデルの存在までは知りませんでした。
私、ガキの頃ジーグの磁石の玩具持ってましたが、他にも超合金を
持っていて、遊ぶとき困りましたっけ。身長10mしかないはずのジーグが
他の超合金より大きくて。

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 23:31:152001/05/30
To:
後藤です

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message

news:pdx-300501...@news.biglobe.ne.jp...


> > 四葉(この娘がイギリスに留学してたのはチェキ済みデス。
> >    所謂ささやき戦術デス。失恋したことを、どの辺で言いましょうか…)
>  意外と陰湿だな(笑)>四葉

イギリスにいたチェキッ娘が、何で「ささやき戦術」知ってるんだ、という
疑問はさておき(^^

> > やっぱ、この路線……>死人が出るとか。
>  やはり皆これを心配するよね(^_^;

次の関心は、「やっぱりアフリカ追放か」でしょう(笑)

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 23:34:262001/05/30
To:
後藤です

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message

news:pdx-310501...@news.biglobe.ne.jp...
>  秘打が登場するのか?(笑)
>  あるいは妙なナイスキャッチをきめるのか?(笑)

憑依の定義が、個人の能力だけ、というのは無理矢理なのですが。
でも意外と似合うかも>可憐の秘打

> > ここはヒナが「ピリカピリララ」する必要があるのかもしれない。
>  代打とか(笑)

やはり亞里亞が代打では使えないというのが(笑)>憑依

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 23:44:052001/05/30
To:
さきほどアニメ「シスプリ」の感想書いてしまった者です(笑)

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f40ut$sd2$4...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...
> ちょいと悲しすぎるネタですんで、この辺は使わないと思います。
> #私も芳賀さんの記事を読み追っかけ調査して、初めて知りました。

私も初めて知りました。ご冥福をお祈りします

> でもスターライツの3人他には、何とか登場してもらわないと(笑)。

妄想は故人とは無関係ですから。

> > ピアノな彼女を殿馬に引っ掛けるというのもあったのですが。
> ぽん。その手がありましたか。次の打席で使ってやろう(爆)。

まあ、そのときに語尾が「…ずら」と言ってしまう憑依はあっていいのかも。

> > ここはヒナが「ピリカピリララ」する必要があるのかもしれない。
> どきどきっ(^^;)。 では。

「ワンニャー!」と言って何かに化けるのもあり。

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/30 23:51:522001/05/30
To:
後藤です
途中からさっぱり訳がわからなくなっても、オチさえつけばいい。
これが妄想のいいところ(^^

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f40us$sd2$3...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...
> 変身せずとも存分にセーラー戦士としての力が振るえるほどになっ
> ているとか、

こちらの方がいいと思います。
必要に応じて蒸着を0.1ミリ秒(違ったか)で終わらせて技を繰り出す。

--
S. GOTO
goto.sh...@lab.ntt.co.jp


parallax

未読、
2001/05/31 2:26:362001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

------------------------------------------------------------

【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く
               (3回裏 第1打者 その1/2)
------------------------------------------------------------

◆11:25 3回表 十番高校の攻撃

四葉 「チェキしていこーーーーーーーーーーー!」

 はーーーーい!

 既に2回の守備を終え、すっかり馴染んで慣れてきたらしい妹達
がグラウンドへ散ってゆく。徐々に四つ葉らしいエールになってき
ている事も微笑ましい。尤もだんだんと省略されていっている事に
若干嫌な予感を抱きつつも、

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

と、3塁側監督は気にしない事に決めた。賢明な判断と言えよう。

 さてこれまで1回辺り3人で攻撃を全て終えさせられてしまった
セーラーチーム。初回は超剛速球、2回目は超遅球と、すっかりシ
スプリチームのエースこと鈴凛に翻弄されてしまっている。

亜美 「このままじゃいけないわ。何とか、反撃の突破口を開かな
    いと、押されっぱなしになっちゃう。でも・・・」

 と焦る、この回のトップバッターこと亜美ちゃんだったが、回毎
に目先が変わる変幻自在の球を見せられては事前の対策など打ち様
がない。流石のIQ4300(一部嘘)も回答が出せなかった。

爺や 「バッターラップ!」

 しかし容赦なく攻撃のタイミングは来る。迷いを捨てきれず無心
になれず、バッターボックスに立つ亜美。

爺や 「プレイ!」

 そんな亜美の不安げな表情を見て取ったか、口元で「ニヤリ」と
笑った鈴凛。先ずは第1球。

・・・・・・・・・すぱん。

爺や 「すたーいく、わん!」

 びっくりして鈴凛を見る亜美。それはそうだろう。来たのは全く
打ち頃の、まるでバッティングピッチャーの様な球だった。球速も
精々80km台の棒球で、しかもコースはど真ん中。

亜美 「しまった・・・」

 今更臍をかむ亜美だったが、もう遅い。自分の迷いを察知し、初
球は見逃して先ず様子見しようとしていた自分の思いを完全に読ま
れていたのは、自分が何より悪い。気を取り直し、バットを構えな
おす。もう迷っている暇はない、そう思いながら。でも・・・

亜美 「とにかく、見送るだけじゃカウントを取られるばかりね。」

 鈴凛が振りかぶって、第2球を投げた。相変わらずフォームから
は全くどんな球が来るか判らない。しかし、どんな球がきても亜美
は手を出すつもりでいた。これまで鈴凛は1球も無駄球を投げてい
ない。間違いなくストライクゾーンを通る球が来るはずだ。しかも
変化球はないから、第1球と同じくらいのスピードの球が来れば、
自分でもバットの起動調整くらいできる。そう覚悟しながら。そし
て幸い、鈴凛が投げたのは第1球と同様の球。

亜美 「打てる!」

 ぶん!

亜美 「・・・・・・え?」

 呆然と、バットを振り切った姿勢のまま固まる亜美。慌てて自分
がバットを振った空間を見返す。おかしい。あのタイミングなら、
間違いなくホームベース上でジャストミートしていた筈だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぽす。

 ぴったりタイミングを合わせて振った筈の亜美の横、つまりホー
ムベース上を、静々と進んでゆく超遅球。御丁寧にモンシロチョウ
を止まらせながら。そしてたっぷり数秒を掛け、ミットに収まる。

爺や 「すたーいく、つー!」

 幾ら御勉強最優先の超天才といっても、運動神経が切れている訳
ではない。伊達にセーラー戦士は張っていないのだ。タイミングを
見計らい、思い切りバットを振った自分には絶対の自信があった。
愕然としてバッターボックスに立ちすくむ亜美に、3塁側ベンチか
ら励ましの声が掛かる。

レイ 「亜美ちゃーん! 焦って振る事ないわよー!」
美奈子「そーそー! そんな遅い球、目を瞑ってたって当たるわよ!」

 が、これが逆効果だった。この1言(正確には2言)から亜美は、
ベンチから見れば単なる超遅球の球を、バッターボックスの自分は
打ち頃の球の速度で見ていた事を正確に理解したからだ。より驚愕
の思いを抱える亜美。つまり自分は「バッターボックスから球威を
見ている限りタイミングを計れない」事を理解した。

亜美 「た、タイムお願いします。」
爺や 「タイム!」

 たまらず打席を一旦離れる亜美。背後の友人たちは怪訝そうに自
分を見て、どうやら案じているようだ。が、ここで派手にタイミン
グが取れないなどと騒ぎ立てたら、相手のピッチャーはきっとまた
新しい球を放ってくる。そうなったらもう打てない。つまりこの
「見えているけど見えない球」を打つのなら、この打席で少なくと
も謎くらいは解明しておかなければならない。こう決意すると暫く
考えた後、打席を外したまま目を閉じてコンセントレーションする。

亜美 「・・・・・・・・・・・・・・」

 数十秒後。再びぱちっと目を開いた亜美は、また打席に入った。

亜美 「・・・お願いします。」
爺や 「プレイ!」

 怪訝そうな顔をし、亜美を見ているバッテリーの二人。また他に
守備に着いているシスプリ側チームのメンバも同様だった。それは
そうだろう。一般の者なら深呼吸して気を落ち着けた程度にしか見
えない筈だ。が、これが亜美にとっての狙い目だった。自信たっぷ
りの表情で、鈴凛が第3球を放る。飛んできたのは、

亜美 「やっぱりこの球!」

 第1球、第2球と同様の、極めて打ち頃の球が飛んでくる。が、
ここで素直にタイミングを合わせてバットを振れば、また第2球の
時と同じ結果になる事は火を見るより明らかだった。それが判って
いる亜美は、バットを振らずに構えたまま、ぽつり、と彼女の呪文
を唱えた。この為にこそ、コンセントレーションを整えたのだ。

亜美 「シャイン・アクア・イリュージョン・・・」

 バッターボックスの亜美を囲むように、特殊なフィールドが瞬時
に形作られる。大気中の水分がマイクロ秒で凝結し、絶対乾燥空気
の間をナノメートル単位の直径を持つ氷IXが浮遊する、自然界には
ありえないフィールドが。セーラーマーキュリーの最終奥義が極め
て静かに発動し、空中を漂う高密度結晶氷を透過した太陽光が7色
に分解されてきらめく。その中に浮かび上がる、水の女神の姿。

四葉 「うわぁ、きれい・・・」

 それはあたかも光の乱舞。対敵に用いる場合、このフィールドを
敵の生体に対し用いる事で一切の生命活動を停止させる危険極まり
ない技だが、亜美はこれを自分を取り囲む空間そのものに用いた。
そして、

亜美 「見えた!いぇ、違う!」

 亜美は自分の張り巡らせたフィールド、誰の力の及ばない自分の
みが支配する空域、いわば絶対領域を貫く、1本のラインを見つけ
た。極めて細い、細い、透明なライン。太さ、いぇ直径、いやそん
なものがあるとも思えないほどに細い、空間に引かれた1本の線。
それはバッターボックスに立つ自分の前から、一方は背後のキャッ
チャーミットへ、もう一方は投げ終わった姿勢をまま凍らせてマウ
ンド上で屈んだ様にしているピッチャーの肩口へと真っ直ぐに続い
ている。瞬時に亜美は理解した。

亜美 「この糸に乗せて転がしてるのね!ならば!」
四葉 「あっ! バレちゃった!」

 そう。「ピッチャーからキャッチャーへ一直線に進む超遅球」の
正体がこれだった。最初の1球、または投球練習中の1球を使い、
鈴凛の肩口から四葉のミットへこの極めて細い糸が張り巡らされる。
あとは、この上へボールを滑らせば良い。この糸の両端を上げ下げ
してコースや速度を制御する事も簡単だし、またバッターのみが
見えるような角度で丸い膜を滑らせれば、それがバッターには飛
んでくるボールのように見える。そして鈴凛が姿勢を変えずとも、
四葉が微妙にミットを上げ下げしてコースを調整する事も容易だ。
バッターがボックスに立つ際に糸を過ぎる様な時には緩め、地面の
上に垂らしておく。これだけ細ければバッターの足に引っ掛かる事
もないだろう。それに剛速球なら兎も角、こんな超遅球なら間違い
なくバッターは打ち気にはやる。バントしようとして、自分の目の
前でUターンしたりバットに触れて止まったりするボールを見られ
る事で、これがバレる心配もない。

亜美 「ならば、この糸を切れば!」
鈴凛 「あっ! 駄目っ危ない!」

 やおら肩口横に構えていたバットを頭の上に振り上げ、そのまま
唐竹割りに糸へ向かってバットを振り下ろす亜美。バッターボック
スの亜美でさえかろうじて見えるような細い糸が3塁側ベンチから
見えるはずもなく、そのとんでもない亜美の大根切りに悲鳴が上が
る。それはそうだろう。ベンチから見れば、超遅球は漸くピッチャー
からバッターへの距離の半分を進んだ程度。これで亜美がバットを
振り切ってしまえば三振が成立、つまりアウトだ。

うさぎ「亜美ちゃん!ヤケになっちゃ駄目よー!」


い、いきなり長くなってしまったので、一旦切ります(^^;)。では。

parallax

未読、
2001/05/31 2:48:182001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

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【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

               (3回裏 第1打者 その2/2)
------------------------------------------------------------

◆11:25 3回表 十番高校の攻撃  0アウト 先頭打者

[これまでのお話] 屈辱に塗れたセーラーチームの汚名を返上
すべく立ち上がったのは、我らが女水神こと亜美ちゃん。卑劣なる
魔術を駆使する敵シスプリ投手が投じる魔の「超遅球」に翻弄され
彼女だったが、遂に最終奥義を発動させる。これにより「見えない
糸」を見破った亜美女神は、そこへ果敢にして聖なる攻撃こと「大
根切り」を食らわせるべく、御手のエクスカリバーこと金属バット
を渾身の力をこめ振るう! だがその時の彼女に許されたのは、そ
の最後の一激のみだった。果たして亜美は、敵投手の姦計を見事に
打ち破る事が出来るか!?

眞深 「そりゃ2ストライク0ボールじゃねぇ。」(^^;)

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
> うさぎ「亜美ちゃん!ヤケになっちゃ駄目よー!」

 約1名ピントの外れた悲鳴を上げているのも耳に入らず、亜美は
構えた金属バットを思い切り自分の前を横断して伸びる糸へ振り下
ろした。こんな細い糸、簡単に切れると思って。いや、思い込んで。

 きん!

 鋭い金属音がバッターボックスから聞こえた。

 からん、からん、からからから・・・

 そして、何か金属のパイプが、硬い地面を転がる音がした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぽす。

 最後に、極極小さく、超遅球が四葉のミットへ収まる音がした。

爺や 「すたーいく、すりー! ばったー、あうっ!」

 主審の爺やの宣言が、静まり返った球場に響いた。

 が、その何れの音も、亜美の耳には聞こえていなかった。彼女は
バットをホームベースへ振り下ろした姿勢のまま、驚きに目を見開
き、固まっていた。その視線の先には、

 ぴかぴかに光る鋭利な切断面を見せている、金属バットの下半分
を握り締める自分の手があった。勿論片割れの上半分は、矢張りぴ
かぴかの切断面を見せ自分の足元に転がっていた。何の手応えも無
くあっさり硬質な金属パイプを、まるでチーズを切るように切断し
た「糸」。事此処に至り、亜美は自分の目の前に走っている「糸」
の正体を正確に理解した。

亜美 「モノモレキュラー(単分子)チェーン・・・」

 考えてみれば、シャインアクアイリュージョンを使わない限り、
目には絶対に見えないような糸1本を、重い硬球をゆっくり滑らせ
ても十分に支えきり、かつキャッチャーとの間をピンと張れる程に
張力を持たせられる「糸」なのだ。並みの糸である筈がない。

ほたる「・・・亜美さん、どうかしたんですか?」

 暫く呆然とバッターボックスに立ちすくむ亜美。シャインアクア
イリュージョンのフィールドは先の唐竹割で吹き飛んでいたから、
彼女が呆然としている様子が良く判る。流石に心配になって覗きに
来た次のバッターのほたる、単なる野次馬で覗きに来た次の次のバッ
ターのうさぎが見守る中、亜美はタイムを取ることも忘れ、思わず
突然マウンドの鈴凛に叫んだ。

亜美 「こ、こ、こんなもの、どこから仕入れたの!?」

 よくよく冷静に考えて考えてみればあからさまにルール違反であ
り敵を屈服させる良いチャンスなのだが、そこは「科学に恋する優
等生」こと亜美ちゃん。先ず「糸の素材」の方に興味が走った。当
然、自分が今何をやっているかなんて忘れ去っている。もう完璧に。

   「だぁあああああ!」 がらがっしゃん

 長い付き合いだけあって、亜美が「また何か見つけたな」な事は
十分に判ったセーラーチーム。そして「なんだなんだ?」で異様な
様子のバッテリー間を見守っていたシスプリチーム。御約束通りに
総ゴケの後、この両者の前で漸く超遅球の謎が明かされた。

鈴凛 「別に最後まで黙ってる積もりはなかったよ。でも折角四葉
    ちゃんと一生懸命練習したもんだからさ、ちょっとくらい
    は使えるかなぁって。・・・本当に今まで判らなかったの?」

 皆の前で見事にボールをするすると「見えない糸」の上で自在に
操る鈴凛と四葉。随分と練習をしたのだろう、打ち頃のスピードで
滑らせたボールを四葉が微妙にミットを操作する事で打者が振るう
バットの直前で一瞬反転させた後に自分のミットへ納める妙技まで
見せられてしまっては、こうして悪びれずにけろっと語る鈴凛には
もう誰も何も言えなかった。それはそうだろう。確かにルール違反
はルール違反なのだが、これで物の見事にはるかとみちるとせつな
が手玉に取られたのだ。プライドの塊である彼女らが、血相変えて
批難なぞできる訳が無い。それに肝心の亜美ちゃんが。

亜美 「凄いわ!本物のモノモレキュラーチェーン! しかも巨大
    分子なんか使わないのね! 素敵! 元素はカーボン?」
鈴凛 「うぅん、炭素と窒素。最初は純粋炭素だけのダイヤモンド
    チェーンで作ってたんだけど、テンション不足で。」
亜美 「え!! じゃあこの分子って!」
鈴凛 「うん、立方晶窒化炭素。」
亜美 「凄い!凄い! え、じゃあこれ、何に巻いてるの?」
鈴凛 「このバイオボビン。超高分子ゲルの極薄膜の多層構造で、
    最初はここにふんわり巻くの。それで段々と強く巻いてい
    けば、硬いボビンでなくったって支えられるんだ。あ、膜
    構造にしている理由はラジアル方向とスラスト方向の伸縮
    特性をボビンだけで変えたかったからなんだよ。軸に鞭毛
    モーターを使いたかったから、直径の自由度が少なくて。」
亜美 「きゃー凄い! 糸で糸を支えるのね! ひょっとして鞭毛
    モーターを回すエネルギーは、あなたの筋肉のATP?」
鈴凛 「へぇ、お姉さんよく判るね。うんそう。でもちょっと痛い…」
亜美 「見せて・・・あぁ、そこは毛細血管から取ってるからよ。
    これをゲル膜に換えて、皮膚との浸透圧差で自然吸収する
    ようにしたらどうかしら? ほら、薬剤吸収湿布の逆よ。」
鈴凛 「そうすると皮膚からの老廃物が混じって直ぐ駄目になって」
亜美 「膜表面を超褶曲面にするの。そこで消化分解させれば、」
鈴凛 「あ、ヒトデの胃!」
亜美 「そうそう! さっすが鈴凛ちゃん、よく判るわね。」
鈴凛 「そう?えへへへ・・・ならばさ、こうしたらどうかな?」

 とまぁ、これを暴いた当の本人がさっぱりルール違反の事なぞ頭
からすっかり飛ばし、毛頭考えてもいなかったからだ。それにこん
な状態の亜美ちゃんへもしルール違反云々等と進言しようものなら、

亜美 「この素晴らしい技術にそんな些細な事を言うなんて無粋よ!」

 などと訳の判らん反論を受けるに違いないから、セーラーチーム
の者はみな黙っていた。こうして自らの持つ天才と超技術を周囲に
理解されず日々悶々と凡人たちの間で暮らしていた二人の「科学す
る天才少女」は、文字通り「天才を理解する者は天才のみ」の言葉
を証明するが如く延々と数物理文法で専門用語を語り合い、遂にグ
ラウンドを数式と化学式と証明記号と汎用定数を表すギリシャ文字
と線図形で埋め尽くし始めた。飽きれた様に、それを見守る皆。

美奈子「あーあ。こうなったら止まんないわよ、もう。」
可憐 「え、あの亜美さんも、そう言った人なんですか?」
レイ 「そりゃあもう!って言うか、あの鈴凛って子も?」
花穂 「えーとー、ここじゃ鈴凛ちゃんの言う事を判る人って誰も
    居ないから、あんまりこう言った事は起きないかなぁ?」
うさぎ「そっかー、うちの方もおんなじ。だからちょっと寂しそう
    にしている時があるの。でも、誰も追いつけないから…」
千影 「ほぉ、お団子のお姉さんってよく人が見える人なんだな。」
はるか「それがうさぎちゃんの良い所さ。ね?」
鞠絵 「ならば、余計に今、止めちゃ可哀想ですね・・・。」
雛子 「鈴凛ちゃん、楽しそうなのぉ。」
みちる「そうね。ここは二人が満足するまで、もう存分にさせて
    あげましょうか。如何かしら?」
春歌 「あ!ならばお茶になさいませんこと?良い時間ですわ。」
白雪 「それなら白雪特製のお茶を淹れますの。お姉さんたちが
    くれたバター飴に、良く合いますの。」
せつな「それは美味しそうですね。私もお手伝いします。」
四葉 「えっと、まことさんもどうデスか?」
まこと「え!あ、そ、そうだね。うん、いいね!私も手伝うよ、
    ねぇキッチンが無いかな?簡単な物なら作れそうだ。」
衛  「わぁ!まことさんって料理得意なんですか。いーなぁ、」
眞深 「よぉっし!そうと決まったら、みんなでお茶よー!」

 はーい!

既に内野部の半分を埋め尽くし、まだまだ勢いが衰えない二人を
置いて、セーラー戦士たち8名+シスターズ12名の合計20名
が大移動を始めた。きゃいきゃいと囀りながらグラウンドアプロー
チのスロープ(このグラウンドはサッカー場にも使うため、こん
な出入り口もあるのです)に消えてゆく。

 ・・・・・・・・・・

 そうして静かになった、ここプロミストアイランドスタジアム。
そこへ人工島統括マネジメントマザーコンピュータのMEMOL
と連絡協議を取っていた者が結論を継げる言葉が響く。

爺や 「鈴凛ちゃんの超技術に免じて、『超遅球』を変化球として
    認定。以降の使用を許可する。但し何らかの手段により
    『見えない糸』が切断された場合、それの再接続はボール
    を投げて行わない限り認めない。」

 だが、これを聞いていたのは・・・

地場衛「なるほど。つまり打席中に切ってしまえば、次の1球は
    超遅球以外のボールが来るって事だな」(;_;)
山田 「とか何とか言って、おいてけぼりにされたのを誤魔化した
    って遅いっすよぉ」(;_;)

 あ、すっかり忘れ去られていた男どもがいましたっけ(爆)。では
例によって、この件に関する監督のコメント。

兄ちゃ「・・・・・・そんなバカな。」

 はい、有難う。では試合再開まで、チャンネルを変えずにお待ち
下さいませ(おぃ)。

■ 3回表 途中|1|2|3|4|5|6|7|8|9|- ■
■Sailors|0|0|-| | | | | | |0 ■
■Sisters|2|0| | | | | | | |2 ■
■ 1アウト(亜美:三振) ランナー無し NEXT ほたる ■

な、なんか、だんだんとシスタープリンセスはおろかセーラームー
ンからも野球からも、かけ離れた世界になってゆき(^^;)。 では。

parallax

未読、
2001/05/31 3:03:062001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message
news:9f4f2d$s3n$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。

> 途中からさっぱり訳がわからなくなっても、オチさえつけばいい。
> これが妄想のいいところ(^^

問題はオチに至るまでの妄想がガンガン長くなっている事(^^ゞ。

#遂にバッター1名で投稿2回分だもんなぁ。まぁ思い入れのある
#バッターだからしゃーないか(爆)。しかし第2打者には、もっと
#激烈な思い入れがあるぞ・・・どうしよう(^^;)。

> 必要に応じて蒸着を0.1ミリ秒(違ったか)で終わらせて技を繰り出す。

ハイ決定! この高速呪唱システムを採用します(爆)。

しかしそれでも掛け声は必要なんですね。人数分、揃うかな?
「蒸着!」「赤射!」「殖装!」 ・・・あれ?(^^;) では。

parallax

未読、
2001/05/31 3:07:312001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f4ejq$rqv$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> さきほどアニメ「シスプリ」の感想書いてしまった者です(笑)

ども(^○^)/。感想の方へはフォローできそうにもなく、すいません
です。感想記事を書き始めたら、けちょんけちょんになりそうで…

> > > ピアノな彼女を殿馬に引っ掛けるというのもあったのですが。
> > ぽん。その手がありましたか。次の打席で使ってやろう(爆)。
>
> まあ、そのときに語尾が「…ずら」と言ってしまう憑依はあっていいのかも。

可憐 「そんな事・・・恥ずかしいズラよぉ、あんちゃあ。」

#何処の出身だよ>可憐ちゃん(^^;)。

> > > ここはヒナが「ピリカピリララ」する必要があるのかもしれない。
>
> 「ワンニャー!」と言って何かに化けるのもあり。

鼻血垂らして悲鳴を上げびしょ濡れになりながらシモノフやトカレ
フを打ちまくるが、最後にはメディカルメカニカの超高級介護ロボ
ットに救われる・・・と言う憑依は如何でしょう?(無茶) では。

S. GOTO

未読、
2001/05/31 5:41:532001/05/31
To:
後藤です

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f4pjb$i92$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...


> ------------------------------------------------------------
>
> 【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
>         炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く
>                (3回裏 第1打者 その1/2)
> ------------------------------------------------------------

3回表だったりして。(2/2も同様)(^^

> 亜美 「た、タイムお願いします。」

中坊相手に動揺してるし(笑)

>  亜美は自分の張り巡らせたフィールド、誰の力の及ばない自分の
> みが支配する空域、いわば絶対領域を貫く、1本のラインを見つけ
> た。極めて細い、細い、透明なライン。太さ、いぇ直径、いやそん
> なものがあるとも思えないほどに細い、空間に引かれた1本の線。
> それはバッターボックスに立つ自分の前から、一方は背後のキャッ
> チャーミットへ、もう一方は投げ終わった姿勢をまま凍らせてマウ
> ンド上で屈んだ様にしているピッチャーの肩口へと真っ直ぐに続い
> ている。瞬時に亜美は理解した。

えーと、はずしている可能性大ですが、
CCさくらで、小狼がエリオルにより糸で操られているとき、
小狼が「水龍招来」で糸を浮かび上がらせた、これですかね?

> い、いきなり長くなってしまったので、一旦切ります(^^;)。では。

いや、私も、20KB超える投稿をしたことあるので、気にしなくても
大丈夫(笑)

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/31 5:50:222001/05/31
To:
後藤です

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f4pjf$i92$2...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...


>  よくよく冷静に考えて考えてみればあからさまにルール違反であ
> り敵を屈服させる良いチャンスなのだが、そこは「科学に恋する優
> 等生」こと亜美ちゃん。先ず「糸の素材」の方に興味が走った。当
> 然、自分が今何をやっているかなんて忘れ去っている。もう完璧に。

やっぱり(笑)
高校生になって燃え尽きたのかと思いましたが、
理系の血は騒ぎましたか。となれば、

> 亜美 「凄いわ!本物のモノモレキュラーチェーン! しかも巨大
>     分子なんか使わないのね! 素敵! 元素はカーボン?」
> 鈴凛 「うぅん、炭素と窒素。最初は純粋炭素だけのダイヤモンド
>     チェーンで作ってたんだけど、テンション不足で。」
> 亜美 「え!! じゃあこの分子って!」
> 鈴凛 「うん、立方晶窒化炭素。」
> 亜美 「凄い!凄い! え、じゃあこれ、何に巻いてるの?」
> 鈴凛 「このバイオボビン。超高分子ゲルの極薄膜の多層構造で、
>     最初はここにふんわり巻くの。それで段々と強く巻いてい
>     けば、硬いボビンでなくったって支えられるんだ。あ、膜
>     構造にしている理由はラジアル方向とスラスト方向の伸縮
>     特性をボビンだけで変えたかったからなんだよ。軸に鞭毛
>     モーターを使いたかったから、直径の自由度が少なくて。」
> 亜美 「きゃー凄い! 糸で糸を支えるのね! ひょっとして鞭毛
>     モーターを回すエネルギーは、あなたの筋肉のATP?」
> 鈴凛 「へぇ、お姉さんよく判るね。うんそう。でもちょっと痛い…」
> 亜美 「見せて・・・あぁ、そこは毛細血管から取ってるからよ。
>     これをゲル膜に換えて、皮膚との浸透圧差で自然吸収する
>     ようにしたらどうかしら? ほら、薬剤吸収湿布の逆よ。」
> 鈴凛 「そうすると皮膚からの老廃物が混じって直ぐ駄目になって」
> 亜美 「膜表面を超褶曲面にするの。そこで消化分解させれば、」
> 鈴凛 「あ、ヒトデの胃!」
> 亜美 「そうそう! さっすが鈴凛ちゃん、よく判るわね。」
> 鈴凛 「そう?えへへへ・・・ならばさ、こうしたらどうかな?」

一度は留学を志した亜美、留学希望の鈴凛、この二人が
意気投合しないわけがない。

>  などと訳の判らん反論を受けるに違いないから、セーラーチーム
> の者はみな黙っていた。こうして自らの持つ天才と超技術を周囲に
> 理解されず日々悶々と凡人たちの間で暮らしていた二人の「科学す
> る天才少女」は、文字通り「天才を理解する者は天才のみ」の言葉
> を証明するが如く延々と数物理文法で専門用語を語り合い、遂にグ
> ラウンドを数式と化学式と証明記号と汎用定数を表すギリシャ文字
> と線図形で埋め尽くし始めた。飽きれた様に、それを見守る皆。

でも、鈴凛は工学系で、亜美は理学系(医者志望なのに)向き
なのかもしれません。亜美は実践派ではなかったですしね。

> 既に内野部の半分を埋め尽くし、まだまだ勢いが衰えない二人を
> 置いて、セーラー戦士たち8名+シスターズ12名の合計20名
> が大移動を始めた。きゃいきゃいと囀りながらグラウンドアプロー
> チのスロープ(このグラウンドはサッカー場にも使うため、こん
> な出入り口もあるのです)に消えてゆく。

あややや、試合が没収されてまんがな。

> な、なんか、だんだんとシスタープリンセスはおろかセーラームー
> ンからも野球からも、かけ離れた世界になってゆき(^^;)。 では。

妄想に常識は通用しない(笑)

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp


Cusinart

未読、
2001/05/31 6:20:202001/05/31
To:
カシナートでっす。


"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f2hbj$lc6$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
>
> 作品名は「ストッパー」といいます。昔、ナントカ言う雑誌(講談社系だと
> 記憶してますが、そこまでは失念)に連載されてました。
> 単行本は既に手放してしまったので、記憶が曖昧になっていることを
> 予めお断りしておきます。>誰かフォローしてくれるかも。

確か「バーガーコミック」だと記憶しております。「コミックバーガー」だったか
な。
「クレオパトラD.C.」なんかもありましたが。

水島先生のはあまり読みませんね。
野球だけでいっぱいありますし。
「あぶさん」「ドカベン」「ドカベン-プロ野球編-」「大甲子園」「一球さん」
「おはようKジロー」「野球狂の詩」など。
「ストッパー」は確か三原が球団を買い取っちゃいましたね。

声優ネタは不得手なのでROMだけに徹しています。^^;

S. GOTO

未読、
2001/05/31 7:14:242001/05/31
To:
後藤です
まずい、マンガネタになってしまった……でもグループは変えない(:->

"Cusinart" <cusi...@sa.starcat.ne.jp> wrote in message
news:9f55t6$56o$1...@catv02.starcat.ne.jp...


> 確か「バーガーコミック」だと記憶しております。「コミックバーガー」だったか
> な。

そうでしたね。後者の方が正しいと思います。

> 「クレオパトラD.C.」なんかもありましたが。

新谷かおるさん……実は読んでいないというのはナイショ(^^

> 野球だけでいっぱいありますし。

以下、「魔球」扱いされているものだけに閉じます。

> 「あぶさん」「ドカベン」「ドカベン-プロ野球編-」「大甲子園」「一球さん」

「ドカベン」だと「さとるボール」。
「同プロ野球編」だと「スカイフォーク」か。でも名前しか知らない。
後は一話くらいしか読んでいない。「あぶさん」は最初の頃しか。
「極道くん」ってのもありました。

> 「おはようKジロー」「野球狂の詩」など。

水原勇気の「ドリームボール」。下手投げのフォーク。
縫い目に指を引っ掛けるから、揺れて落ちる、とか。
下手投げも下手投げ、なんとほとんどボーリングの
スローイングと変わらない。

「Kジロー」は最初のうちは読んでいたけど、すぐにやめちゃった。

> 「ストッパー」は確か三原が球団を買い取っちゃいましたね。

ええ、「大阪ドリームズ」と球団名も変えてしまいました。
球団オーナー兼センター兼ピッチャー。

> 声優ネタは不得手なのでROMだけに徹しています。^^;

ははは……私もつらい(笑)

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp


Masaya Haga

未読、
2001/05/31 7:45:042001/05/31
To:
>>えぇそらもぅ、半年程前に3ヶ月に渡って鍛えられましたから(笑)。

こう言ってくださるのなら、私も鍛えた甲斐があると言うものです(爆笑)
芳賀です。
# 名乗りより前に何を書いている^_^;

In article of <9f40uv$sd2$5...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>,


"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote:
>>こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

どもです。

>>> # 四葉が刺されたことにしておきましょう。
>>そっか、この手がありましたか。多謝です。

でも今度はランナー1塁残塁と整合性が合わないんですけど(汗)

>>途中参戦を可能にすれば、セーラームーンはネタの宝庫ですしねぇ。
>>尤も参戦させるなら、先ず加えなきゃならんキャラがありますが。
>>ちびうさ「早く出演(だ)せー!」

御意。で、後スターライツ2人(メイカー、ヒーラー)がファイターの遺影を
抱えて登場すると(ぉぃ^_^;
# で、9回裏に…

>>あ、あの、あんまりネタがありすぎても書ききれないんですが(^^;)。
>>と言うか、ネタの絶対量で言えばセーラーチーム側が圧倒的過ぎる
>>んで、この辺りをどう調整するかが毎度悩み所です。

シスプリ側は使える人材が限られてますしねぇ(笑)
# いつ2番に代打が出るかだな。

>>少女ロボ、少女ロボ・・・フランチェスカ@アキ電ですか?(違)

ディーヴァ形態なら役に立つと思いますが、変身前ではストライクゾーンが狭い
以外に使えないと思う(笑)
---
芳賀匡哉
ma31...@ma3.seikyou.ne.jp
全国TVアニメ番組表:http://ha3.seikyou.ne.jp/home/hagger/

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 11:03:202001/05/31
To:
沢田です。


> どきどきっ(^^;)。しかもたかが「まくら野球」にさえ雌雄を
> 真剣に決する様になってしまう、悲しき戦闘種族ことセーラー
> 戦士であった、とかまで予想されています?
> #オチを変えなきゃならんな(爆)。

 問題は「まくら野球」の公式のルールの存在かも(笑)

> これははるかさん。みちるさんは山陽最大のプロミストアイランド
> アウトレットモール店配置図をチェックするのに余念が無く、せつ
> なさんは近隣のダイビングポイントを押さえるのに忙しかったとか。

 ちなみに、アニメ版シスプリだといつも富士山(らしき山)が
みえているので、多分静岡県とかの側にあるんじゃないかとか思
うのですが、案外テーマパーク作りのために山もでっちあげたの
かもしれず(笑)

# 究極の環境破壊かもなぁ…(汗)

> #先ず、花穂ちゃんには転んでもらわないと(違)。

 御意(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 11:11:492001/05/31
To:
沢田です。

> あ、もう発売してるんですね、7月号。

 一見千影に見えない千影が表紙です(笑)

> > 「亜細亜大学の看板を亞里亞大学と書き換えてしまうのはどう
> >  でしょう?」


> 学生さんはみんな「くすん……」って泣く、とか。>洗脳

 なんか単位落としたときのリアクションみたいだなぁ(^_^;

> あ、そうだったんですか。プラモデルの存在までは知りませんでした。

 正確には合体マシンのシリーズだったんですけどね。
 ジーグのパーツを関節ごとにバラバラにして適当なメカと合体
させて4機のマシンにして、プラモ4つ集めるとジーグができあ
がるという…。
(余った部品を寄せ集めるとビッグシューターもできあがった筈)

> 私、ガキの頃ジーグの磁石の玩具持ってましたが、他にも超合金を
> 持っていて、遊ぶとき困りましたっけ。身長10mしかないはずのジーグが
> 他の超合金より大きくて。

 まぁメーカーが違うからスケールなんて統一されていませんか
らねぇ(^_^;
 でもそれを言うとダンガードAの超合金だってマジンガーZと
かコンバトラーVとスケールの統一されていませんでしたが(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 11:20:412001/05/31
To:
沢田(=PDX.)です。


>  と焦る、この回のトップバッターこと亜美ちゃんだったが、回毎
> に目先が変わる変幻自在の球を見せられては事前の対策など打ち様
> がない。流石のIQ4300(一部嘘)も回答が出せなかった。

 ついにルチ将軍をも超えた?(笑)

>  が、これが逆効果だった。この1言(正確には2言)から亜美は、
> ベンチから見れば単なる超遅球の球を、バッターボックスの自分は
> 打ち頃の球の速度で見ていた事を正確に理解したからだ。より驚愕
> の思いを抱える亜美。つまり自分は「バッターボックスから球威を
> 見ている限りタイミングを計れない」事を理解した。

 これはまた謎めいた(^_^;

> 亜美 「この糸に乗せて転がしてるのね!ならば!」
> 四葉 「あっ! バレちゃった!」

 しかしそれで転がす四葉も凄いぞ(笑)

> うさぎ「亜美ちゃん!ヤケになっちゃ駄目よー!」

…キレた?(^_^;

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 11:28:502001/05/31
To:
沢田です。


>  きん!
>  鋭い金属音がバッターボックスから聞こえた。
>  からん、からん、からからから・・・
>  そして、何か金属のパイプが、硬い地面を転がる音がした。

 ぐお(^_^;

> 亜美 「モノモレキュラー(単分子)チェーン・・・」

 そうきたか(汗)

> 亜美 「こ、こ、こんなもの、どこから仕入れたの!?」
>  よくよく冷静に考えて考えてみればあからさまにルール違反であ
> り敵を屈服させる良いチャンスなのだが、そこは「科学に恋する優
> 等生」こと亜美ちゃん。先ず「糸の素材」の方に興味が走った。当
> 然、自分が今何をやっているかなんて忘れ去っている。もう完璧に。

 なんかありそうだなぁ、これ(汗)

> 亜美 「この素晴らしい技術にそんな些細な事を言うなんて無粋よ!」

 あ~あ(^_^;

> こうして自らの持つ天才と超技術を周囲に
> 理解されず日々悶々と凡人たちの間で暮らしていた二人の「科学す
> る天才少女」は、文字通り「天才を理解する者は天才のみ」の言葉
> を証明するが如く延々と数物理文法で専門用語を語り合い、遂にグ
> ラウンドを数式と化学式と証明記号と汎用定数を表すギリシャ文字
> と線図形で埋め尽くし始めた。飽きれた様に、それを見守る皆。

 よっぽど欲求不満が溜まっていたんですねぇ(汗)

> 既に内野部の半分を埋め尽くし、まだまだ勢いが衰えない二人を
> 置いて、セーラー戦士たち8名+シスターズ12名の合計20名
> が大移動を始めた。きゃいきゃいと囀りながらグラウンドアプロー
> チのスロープ(このグラウンドはサッカー場にも使うため、こん
> な出入り口もあるのです)に消えてゆく。

 そんな馬鹿な(笑)

> な、なんか、だんだんとシスタープリンセスはおろかセーラームー
> ンからも野球からも、かけ離れた世界になってゆき(^^;)。 では。

 なんか鷲羽ちゃんと紐緒さんの会話とかに通じるものが(汗)

parallax

未読、
2001/05/31 18:12:302001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message
news:9f53im$aod$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。

> "parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message
> news:9f4pjb$i92$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...

> >                (3回裏 第1打者 その1/2)
>
> 3回表だったりして。(2/2も同様)(^^

ぐゎ~~~~ん('O';。御指摘、有難う御座います。どうもミスが
多いな。如何にも私らしい、わっはっは…笑い事じゃない>自分。

> > 亜美 「た、タイムお願いします。」
>
> 中坊相手に動揺してるし(笑)

そらまぁ、ここまで鈴凛一人に良いように翻弄されっぱなしですか
らねぇ、セーラーチームは。何にも考えてない他4名の内惑星戦士
とか結局プライドの塊だけだった外惑星3戦士とは違い、亜美ちゃ
んだけは事態を冷静に捉えているようです。流石、亜美ちゃん。

#大分、贔屓が入っているな(^^ゞ。

> > みが支配する空域、いわば絶対領域を貫く、1本のラインを見つけ


>
> えーと、はずしている可能性大ですが、
> CCさくらで、小狼がエリオルにより糸で操られているとき、
> 小狼が「水龍招来」で糸を浮かび上がらせた、これですかね?

いや、大正解です。と言うか先ず「何らかのトリックを暴くとした
ら亜美ちゃんだけだろう。ならば彼女の使用技で暴けるトリックと
言えば」で悩んだ結果が、このネタでした。本当はもっと派手派手
しく暴かせたかったんですが、何せ行数が行数でして(^^ゞ。

> いや、私も、20KB超える投稿をしたことあるので、気にしなくても
> 大丈夫(笑)

大昔の話になりますが、コンスタントに20KBを越える記事を
週1で上げていた時さんざか叱られた事があり、自粛しています(^^;)。

#なんでも16KBを越える記事は「作らず、流さず、流れ込ませず」
#が当たり前だとか。最近は400行を目処にカットしています。

最も最近の1記事辺りの行数からしますと、これでも圧倒的に長い
んですがねぇ(^^ゞ。 では。

parallax

未読、
2001/05/31 18:28:532001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"S. GOTO" <goto.sh...@lab.ntt.co.jp> wrote in message

news:9f542j$b13$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。

> "parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message
> news:9f4pjf$i92$2...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...

> > り敵を屈服させる良いチャンスなのだが、そこは「科学に恋する優
> > 等生」こと亜美ちゃん。先ず「糸の素材」の方に興味が走った。当
>

> 高校生になって燃え尽きたのかと思いましたが、
> 理系の血は騒ぎましたか。となれば、

持って生まれた血筋、と言った所でしょうか(笑)。尤も亜美ちゃん
には芸術家的素養も入っている筈なんですがねぇ(父親筋)。

うさぎ「亜美ちゃ~ん、あの数学の宿題、できた?」
亜美 「えぇ、簡単だったわ。」
うさぎ「凄~い! ねぇねぇ、見せて?」
亜美 「駄目よ、見せられないわ。」
うさぎ「えー、どして? 出来てるんでしょ?」
亜美 「えぇ。答えは出ているわ。でも・・・・

    美しくないの!論証に輝きが無いの!これじゃ駄目よ!」

違った方向に父親の美的センスが働いている亜美ちゃんであった。

> 一度は留学を志した亜美、留学希望の鈴凛、この二人が
> 意気投合しないわけがない。

 そして何時しか、この凡才溢れ、才能ある人材の足を引っ張り、
画一的な規格品人材を育てる事しか出来ない教育システムしか持た
ない国家に絶望した、この二人。インターネットを通じバーチャル
モールを介した商売を始め資金を作り有志を募り・・・。

 最終合計人数で4万3千人。全国中学生を巻き込む、亜美と鈴凛
の日本棄国が、此処に始まった。

「希望の亜美鈴凛のエクソダス」@村上龍  絶賛発売中!

> でも、鈴凛は工学系で、亜美は理学系(医者志望なのに)向き
> なのかもしれません。亜美は実践派ではなかったですしね。

亜美「科学する心に理学系も工学系も無いわ!」
鈴凛「理論と実践は表裏一体、どちらも無くてはならない物です!」

この二人が組めば、あっさり「理論を引っ張る実践」「実践を超え
る理論」の応酬で、とんでもない学説を立てそうだなぁ(^^;)。

> > 置いて、セーラー戦士たち8名+シスターズ12名の合計20名
> > が大移動を始めた。きゃいきゃいと囀りながらグラウンドアプロー
>

> あややや、試合が没収されてまんがな。

大丈夫です、単なるお茶会ですから。それに3回表第2打者の顛末
は既に書き終えています。現在執筆中は第3打者うさぎ。

#何方か、このお茶会風景を書いてくれないかなぁ。キーポイント
#は「亜美と鈴凛を置いて盛り上がる、全員ごたまぜのお茶会」。

> 妄想に常識は通用しない(笑)

そーそ。例え2アウトで終わっちゃっても「1塁残塁」の筈のラン
ナーが刺されても(爆)。 では。

parallax

未読、
2001/05/31 18:39:102001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Masaya Haga" <ma31...@ma3.seikyou.ne.jp> wrote in message
news:20010531204...@ma3.seikyou.ne.jp...
> >>えぇそらもぅ、半年程前に3ヶ月に渡って鍛えられましたから(笑)。
>
> こう言ってくださるのなら、私も鍛えた甲斐があると言うものです(爆笑)

師匠ぉぉおおおおおおお! りゅーは、とーほーふはいわぁああ!

#鬱陶しい、やめんかい>自分(ばきっ)

> 芳賀です。

ども(^○^)/。

> でも今度はランナー1塁残塁と整合性が合わないんですけど(汗)

大丈夫です、公式記録と違うアナウンスと解説が場内を流れるのは
よくある話ですから>そーいう意味じゃないだろう自分(どげげっ)。

> >>ちびうさ「早く出演(だ)せー!」
>
> 御意。で、後スターライツ2人(メイカー、ヒーラー)がファイターの遺影を
> 抱えて登場すると(ぉぃ^_^;

「遺影」・・・ちょいと切なくなり過ぎますんで、せめて生前の侭
にファイターには御登場願おうかなぁと思っています。

> # で、9回裏に…

あの究極クィーンが御降臨されますと、1ネタ1行にしたって軽く
30kbを超える記事になってしまいそうなんですが(^^;)。

#しかも歌わせない訳には絶対行かないだろうし。
#♪そばかすっ、なんてっ、きっにっしっないっわっ

> シスプリ側は使える人材が限られてますしねぇ(笑)
> # いつ2番に代打が出るかだな。

どきどきっ(^^;)。可憐には救済策が提示されましたから、次に
登場するブレーキと言えば・・・

#4回裏・・・かな?(爆)

> ディーヴァ形態なら役に立つと思いますが、変身前ではストライクゾーンが狭い
> 以外に使えないと思う(笑)

ぽんっ。そーか、この手があったか。でわ早速(おぃ)。

parallax

未読、
2001/05/31 18:54:202001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-010601...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

>  問題は「まくら野球」の公式のルールの存在かも(笑)

◆ 正しい「まくら野球」の実践

 布団を敷く!

 投げる!

 走る!

 取ったら、

 ぶつける! 「アウトぉ!」

 当然、翌日のバスの中ではこんなものである。  (-_-)'zzz'''


冒頭で「まっかせなさーい!」とふすまをがらりと開け入り込んで
くるのは、阪神の野球帽を被ったはるかさんにしよっと(髪型のみ)。


尤もその前に

亜美 「あれ、うさぎちゃんは?」
ほたる「なんでも、押入れの中で彼氏と一緒に恥ずかしい事をする
    から覗いちゃめーよ、って・・」
レイ 「すぉんな事は許さん!」

 ずんずんずん、ずかずかずか。がらっ!

レイ 「こぉらうさぎ!」 
うさぎ「にゃあ!」

 ・・・・・・

亜美 「・・・うさぎちゃん、なに、してるの?」
まこと「・・・指相撲?」

 ・・・・・・

うさぎ「とんでもなく恥ずかしいところを見られちゃったぁ(*''*)」
美奈子「指相撲の、何処が恥ずかしいのよ?」

なるイベントを行わねば(爆)。

#このSSは何時から「十番高校修学旅行編」になったのだらぅ?

>  ちなみに、アニメ版シスプリだといつも富士山(らしき山)が
> みえているので、多分静岡県とかの側にあるんじゃないかとか思

 あっ、こんな背景がありましたっけ。如何にも真っ当に画面を
見ていない事がバレバレだな、私(^^ゞ。

> うのですが、案外テーマパーク作りのために山もでっちあげたの
> かもしれず(笑)

 きっと書割なんです(爆)。でも水平線の向に見える書割の富士山
図ですから、高さはきっと5千mくらいあるんでしょう(核爆)。

#「とっても少年探検隊」@あろひろし じゃねーっての(^^;)。

> # 究極の環境破壊かもなぁ…(汗)

そもそも島頂上にあ~んな風紀紊乱を絵に書いた像を堂々と掲げて
いる事からして、環境破壊もへったくれも無さそうな(笑)。

#「へったくれなら、ここに」と訳の判らない塊を出すのは却下。

> > #先ず、花穂ちゃんには転んでもらわないと(違)。
>
>  御意(笑)

となると4回裏で代打に出されるのは・・・ では。

parallax

未読、
2001/05/31 19:09:212001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-010601...@news.biglobe.ne.jp...

> 沢田(=PDX.)です。

ども(^○^)/。私も参考文献掲示板に名乗りを上げた方が宜しいで
しょうか。しかしWeb掲示板は怖い所だと、死んだ爺ちゃんが…

> > がない。流石のIQ4300(一部嘘)も回答が出せなかった。
>
>  ついにルチ将軍をも超えた?(笑)

本当はうさぎ辺りにルチ将軍賛歌を歌わせたかったんですがねぇ、
残念ながら私が覚えていませんでした(爆)。

#どっかのWebに歌詞全部を掲載していないもんだろうか?

> > 亜美 「この糸に乗せて転がしてるのね!ならば!」
> > 四葉 「あっ! バレちゃった!」
>
>  しかしそれで転がす四葉も凄いぞ(笑)

随分、練習したようですから(笑)。

#当然、練習していたのは四葉や鈴凛だけではあらず(ふっふっふ)。

> > うさぎ「亜美ちゃん!ヤケになっちゃ駄目よー!」
>
> …キレた?(^_^;

いつも冷静沈着なる水の女神は、そんな今時の若者のような栄養不
足ビタミン寡少の脳なぞ持ち合わせておりません(笑)。 では。

parallax

未読、
2001/05/31 19:12:152001/05/31
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-010601...@news.biglobe.ne.jp...

> 沢田です。

ども(^○^)/。

> > 等生」こと亜美ちゃん。先ず「糸の素材」の方に興味が走った。当
> > 然、自分が今何をやっているかなんて忘れ去っている。もう完璧に。
>
>  なんかありそうだなぁ、これ(汗)

だからこその、亜美vs鈴凛です(笑)。

> > 理解されず日々悶々と凡人たちの間で暮らしていた二人の「科学す
> > る天才少女」は、文字通り「天才を理解する者は天才のみ」の言葉
>

>  よっぽど欲求不満が溜まっていたんですねぇ(汗)

此処で存分に解消してくれれば良いのですが、場合によっては必要
以上に意気投合したりして(おぃ)。 では。

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 20:43:552001/05/31
To:
沢田です。

> そらまぁ、ここまで鈴凛一人に良いように翻弄されっぱなしですか
> らねぇ、セーラーチームは。何にも考えてない他4名の内惑星戦士
> とか結局プライドの塊だけだった外惑星3戦士とは違い、亜美ちゃ
> んだけは事態を冷静に捉えているようです。流石、亜美ちゃん。

 そう言えば他の守備陣、ろくに活躍していないんだなぁ(^_^;
 というか序盤ということもあってセーラーチームが誰も塁に
出ていないのもあるけど。

 でもシスプリ側もメジャーな人(笑)しか塁に出ていないか。

# メジャーリーガーと呼んであげよう(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 20:49:572001/05/31
To:
沢田です。

> ども(^○^)/。私も参考文献掲示板に名乗りを上げた方が宜しいで
> しょうか。しかしWeb掲示板は怖い所だと、死んだ爺ちゃんが…

 場所によりけりです(^_^;
 WRENCH さんのところの掲示板は、不規則に話題があっちこっちに
ゆらぎ、一体何の掲示板だかわからなくなることがありますが(笑)
 基本はアニメ・ゲームねたなのですが、料理の話題が深まったり、
太平洋戦争論議になったり(笑)

> 本当はうさぎ辺りにルチ将軍賛歌を歌わせたかったんですがねぇ、
> 残念ながら私が覚えていませんでした(爆)。
> #どっかのWebに歌詞全部を掲載していないもんだろうか?

 そんなのあったのか(笑)>ルチ将軍賛歌
 アクタ共和国国歌なら1コーラスだけ憶えているけど(^_^;

> 随分、練習したようですから(笑)。
> #当然、練習していたのは四葉や鈴凛だけではあらず(ふっふっふ)。

 もしかしてあの語れない特訓というのはそういうことなのでしょ
うか(笑)


> > …キレた?(^_^;
> いつも冷静沈着なる水の女神は、そんな今時の若者のような栄養不
> 足ビタミン寡少の脳なぞ持ち合わせておりません(笑)。 では。

 でも糸は切れなかったようで(笑)
 しかしスイングする位置によってはバットが斜めにまっぷたつ
とか、下手すると腕が、とかいう事態になるわけで、四葉はそう
いう事故をさけるための練習もチェキしたんでしょうねぇ。

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 20:51:182001/05/31
To:
沢田です。

> >  なんかありそうだなぁ、これ(汗)
> だからこその、亜美vs鈴凛です(笑)。

 あと他には誰と誰がタッグになるのやら?(笑)

> >  よっぽど欲求不満が溜まっていたんですねぇ(汗)
> 此処で存分に解消してくれれば良いのですが、場合によっては必要
> 以上に意気投合したりして(おぃ)。 では。

 まぁこの二人の場合意気投合しても「世界征服」とかそういう
ことにはならないのでオッケーでしょう(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 20:56:442001/05/31
To:
沢田です。

>  当然、翌日のバスの中ではこんなものである。  (-_-)'zzz'''

 問題は、セーラーチームのバスのハンドル握る人までそういう
事態に陥らないかということですが(笑)

> 冒頭で「まっかせなさーい!」とふすまをがらりと開け入り込んで
> くるのは、阪神の野球帽を被ったはるかさんにしよっと(髪型のみ)。

 阪神ファンだったのか(汗)>はるか

> ほたる「なんでも、押入れの中で彼氏と一緒に恥ずかしい事をする
>     から覗いちゃめーよ、って・・」
> レイ 「すぉんな事は許さん!」

(略)


> うさぎ「とんでもなく恥ずかしいところを見られちゃったぁ(*''*)」
> 美奈子「指相撲の、何処が恥ずかしいのよ?」
> なるイベントを行わねば(爆)。

 まもちゃんは恥ずかしがりそうな気がする(笑)
 あと、妹ズの目がキュピーンと光って、兄チャマの所に殺到しそ
うな(笑)

> #このSSは何時から「十番高校修学旅行編」になったのだらぅ?

# 関係ありませんが、某ギャルゲーにで修学旅行先が京都で、
#三十三間堂でダッシュですとか、清水寺でダイブとかのネタが
#出てきました(笑)
#(後者は実践はしませんでしたが)

> > うのですが、案外テーマパーク作りのために山もでっちあげたの
> > かもしれず(笑)
>  きっと書割なんです(爆)。でも水平線の向に見える書割の富士山
> 図ですから、高さはきっと5千mくらいあるんでしょう(核爆)。

 ごっついホリゾント?

> そもそも島頂上にあ~んな風紀紊乱を絵に書いた像を堂々と掲げて
> いる事からして、環境破壊もへったくれも無さそうな(笑)。

 はははは(笑)>風紀紊乱を絵に書いた像

S. GOTO

未読、
2001/05/31 21:15:042001/05/31
To:
後藤です

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f6jbv$51e$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...


> そらまぁ、ここまで鈴凛一人に良いように翻弄されっぱなしですか
> らねぇ、セーラーチームは。何にも考えてない他4名の内惑星戦士
> とか結局プライドの塊だけだった外惑星3戦士とは違い、亜美ちゃ
> んだけは事態を冷静に捉えているようです。流石、亜美ちゃん。

やはり、この妄想だけでも、亜美にはマトモでいて欲しいものです。
鈴凛と科学談義に花を咲かせるのは勿論アリ。

> いや、大正解です。と言うか先ず「何らかのトリックを暴くとした
> ら亜美ちゃんだけだろう。ならば彼女の使用技で暴けるトリックと
> 言えば」で悩んだ結果が、このネタでした。本当はもっと派手派手
> しく暴かせたかったんですが、何せ行数が行数でして(^^ゞ。

話変わりますけど、
アストロ球団の話をされてたときに、せらむん無印の最終回とその前の回
とをオーバーラップさせちゃったんですよ。
まずいなあ…と思って。
あと、例の「元特攻の生き残り」とかいう奴、誰にするのかなあ、と。

あ、アストロ球団にこだわることないですね、すみません。

> 大昔の話になりますが、コンスタントに20KBを越える記事を
> 週1で上げていた時さんざか叱られた事があり、自粛しています(^^;)。

私は……週1はなかったから、だから大目に見てもらってるのかな。

> #なんでも16KBを越える記事は「作らず、流さず、流れ込ませず」
> #が当たり前だとか。最近は400行を目処にカットしています。

では、以後気をつけます。教えていただいてありがとうございます。
でも……あの妄想だけで16KB超えてるんだけど、どうしよう(汗)

> 最も最近の1記事辺りの行数からしますと、これでも圧倒的に長い
> んですがねぇ(^^ゞ。 では。

この前投稿した28KBってのがあるんですが……マズイッ(汗)

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp


S. GOTO

未読、
2001/05/31 21:17:292001/05/31
To:
後藤です

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-010601...@news.biglobe.ne.jp...

>  そう言えば他の守備陣、ろくに活躍していないんだなぁ(^_^;
>  というか序盤ということもあってセーラーチームが誰も塁に
> 出ていないのもあるけど。

密かに鈴凛のパーフェクトゲームを期待してたりして>私

>  でもシスプリ側もメジャーな人(笑)しか塁に出ていないか。
> # メジャーリーガーと呼んであげよう(笑)

円楽「山田君、一枚あげてください。」(笑)

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp


Masaya Haga

未読、
2001/05/31 21:20:002001/05/31
To:
芳賀です。

In article of <9f6jc2$51e$3...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>,


"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote:
>>こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

どもです。

>>あの究極クィーンが御降臨されますと、1ネタ1行にしたって軽く
>>30kbを超える記事になってしまいそうなんですが(^^;)。

そんな人が出てきたら3塁側ベンチが監督含めてほぼ全員が消えてしまって
試合が没収されてしまいますが(汗)

>>> ディーヴァ形態なら役に立つと思いますが、変身前ではストライクゾーンが狭い
>>> 以外に使えないと思う(笑)
>>ぽんっ。そーか、この手があったか。でわ早速(おぃ)。

でも実体はそのまんまだから結局三振ですか(笑)
# …もしかして元のネタが判ってないのか(大汗)
## 判りづらいネタを使うから(反省)

S. GOTO

未読、
2001/05/31 21:41:502001/05/31
To:
後藤です

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-010601...@news.biglobe.ne.jp...

>  一見千影に見えない千影が表紙です(笑)

今日こそは……買わないと……

> > 学生さんはみんな「くすん……」って泣く、とか。>洗脳
>  なんか単位落としたときのリアクションみたいだなぁ(^_^;

「くすん」って、泣いて済むんだったら、まだ救いはありますが(笑)
あとは、教授・助教授・講師はみな「じいや(♀)」と呼ぶ、とか。
いや、むしろアニメの方の爺やと言った方が(失礼)

>  正確には合体マシンのシリーズだったんですけどね。

路線が違ってますね(笑)
プラモで磁石は難しかったんでしょうか。

>  ジーグのパーツを関節ごとにバラバラにして適当なメカと合体
> させて4機のマシンにして、プラモ4つ集めるとジーグができあ
> がるという…。

司馬宙はジーグ頭部に変形できる、とか。

> (余った部品を寄せ集めるとビッグシューターもできあがった筈)

うーん……
ひょっとすると、ガ・キーンもそうだったりして。

>  まぁメーカーが違うからスケールなんて統一されていませんか
> らねぇ(^_^;
>  でもそれを言うとダンガードAの超合金だってマジンガーZと
> かコンバトラーVとスケールの統一されていませんでしたが(笑)

確かにメチャクチャでした。だからいつもジーグはハブ(笑)
まあ、でもダンガードAは確か身長100m以上はあったから、これくらいの
違いはいいや、と思ってました。

コンバトラーVも、ポピニカの5機を合体させると、異常に大きかったような。

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp


Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 23:03:592001/05/31
To:
沢田です。


> >  意外と陰湿だな(笑)>四葉
> イギリスにいたチェキッ娘が、何で「ささやき戦術」知ってるんだ、という
> 疑問はさておき(^^

 や~、貴族文化とかそういう伝統のある英国ですから何をふきこまれて
きたやら(笑)


> > > やっぱ、この路線……>死人が出るとか。
> >  やはり皆これを心配するよね(^_^;
> 次の関心は、「やっぱりアフリカ追放か」でしょう(笑)

 案外アフリカにも妹がいそうで怖い(笑)

「わーのわーの」(違)

--
沢田 幸三/Sawada Kozo (saw...@ftl.co.jp)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 23:06:512001/05/31
To:
沢田です。


> 「3」だと、パリに出向いた兄ちゃんが1から妹たちが集う劇場を
> 立ち上げ、ついでにパリまで救ってしまうと言う(違)。

亞里亞「パ~リ~な~ら~、亞~里~亞~が~、ご~あ~ん~な~い~
    す~る~~の~~~」
  兄(一日で回れるのか?)

> #マラカス振るいながらとんでもない音頭を歌って兄ちゃんを朝
> #起こす、破壊的ドジッ娘は誰だろう?

…なんとなく花穂(笑)

> ならばその前にはるかさんが「ピーコックダイヤモンド」を完成さ
> せていなければ。そーか、確かにあのコミックは使えそうだ(笑)。

 もう何が出てきても怖くないというか(笑)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 23:08:452001/05/31
To:
沢田です。


> するとビーンボールを食らって治療の為にベンチ裏に引っ込んだ
> 四葉は、実はデータを盗み出す為にわざとこれを受けたと言う(蹴)

 球場の外で誰がホームランボールを拾うんだろう(^_^;

> うさぎ「・・・ごめんね、まもちゃん。まだ判らないの・・・」
> 地場衛「そんなうさこが大好きさ」
>  おぃ(^^;)。

 もう高校生だろ(笑)>この話のうさこ

> これに続く台詞の時には、是非顎鬚を生やし半ズボン脛毛の地場衛
> に御登場頂きたいものだと(爆)。 では。

 なんかせつなさンあたりが刺してきそうだ(汗)

Sawada Kozo

未読、
2001/05/31 23:12:172001/05/31
To:
沢田です。


> > 多分、お気持は共通しているかと。
> 矢張り、出来の良くない子ほど気にかかるものでありましょう。

 同人誌とか見ていると

「なぜだっ!? なぜこんなにダサいのに毎回見てしまうんだっ!?」

というファンの叫びが書かれている作品があったりしますが、それに
近いものがあるかと。

> ちょいと悲しすぎるネタですんで、この辺は使わないと思います。

 まぁ不謹慎ですしね。

Akio Ishikawa

未読、
2001/05/31 23:36:392001/05/31
To:
石川@KDDI研です。

In article <9f1e0h$ihm$1...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>,


"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote:
> こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

お久しぶりです。(^o^)

> "Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message

> news:pdx-300501...@news.biglobe.ne.jp...
> > 沢田です。
> ども(^○^)/。

どもども。

> > 千影もかなり普通じゃないけど(笑)

なにせ、空識覚がありますからね。目を瞑っていても打てるでしょう。
殿下に対抗するには、美奈子に婉曲なる罵倒を浴びせてもらう以外にありませ
ん。

> >  でもうさこにミサトが憑依したとしてもあまり使えないとか、
> > 亜美ちゃんに中本静が憑依した日にゃ鞠絵のライバルになってし
> > まうとか、弱体化する方が多いような気も(笑)
> 其処はネタの数でカバー(笑)。
> #実はセーラーチームまで憑依し始めたら、ネタ的に多すぎて訳ワ
> #カメ状態になりそうだったので、自粛。中堅所は使い難い。

うさこに某殺し屋ユニットの片方が憑依しさえすれば、相手チームなどたちま
ち皆殺しに…… < 殺すな (^_^;
その前に、セーラーチームの一人が敵に回りそうだからダメか。
#って、当該作品の本編でもまだ描かれていないネタバレでした。(^_^;

> >  なんかこの先、可憐と鈴凛は活躍できないのでは(汗)
> 花穂と白雪と亞里亞もです。

「時空探偵ゲンシクン」のソラは一応この番組のヒロインだと思うのですが、
タイムトラベルして時空モンスターを回収する以外にやることないですしねえ。
(^_^;

> 加えて四葉もメジャーどころを一発
> 使ってしまうと後が無いし、う~~んう~~ん・・・。 では。

「プログラムドライブ」したら終わっちゃう、というわけですな。(^_^;

--
┏ 石 川 彰 夫 ( いしかわ あきお ) ┓
┃ 株式会社 ケイディーディーアイ研究所 (KDDI R&D Laboratories Inc.) ┃
┃ E-mail address < ak...@kddlabs.co.jp > ┃
┗ Web Site URL < http://www.hc.t.u-tokyo.ac.jp/~kageo/ > ┛

Akio Ishikawa

未読、
2001/05/31 23:43:352001/05/31
To:
石川@KDDI研です。

In article <9f6jc2$51e$3...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>,


"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote:
> こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。
> "Masaya Haga" <ma31...@ma3.seikyou.ne.jp> wrote in message
> news:20010531204...@ma3.seikyou.ne.jp...

> > 芳賀です。
> ども(^○^)/。

どもども。

> > 御意。で、後スターライツ2人(メイカー、ヒーラー)がファイターの遺影
> > を抱えて登場すると(ぉぃ^_^;
> 「遺影」・・・ちょいと切なくなり過ぎますんで、せめて生前の侭
> にファイターには御登場願おうかなぁと思っています。

代役で、雪乃五月さん(「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」の松明屋紅
葉を代演)とか、大本眞基子さん(「白鯨伝説」のアトレを代演)とか……

> > ディーヴァ形態なら役に立つと思いますが、変身前ではストライクゾーン
> > が狭い以外に使えないと思う(笑)

ディーヴァ形態では霊機融合して所有者の声になるから、違うような……(^_^;
#吉住梢さんになるのかな。

> ぽんっ。そーか、この手があったか。でわ早速(おぃ)。

それは、ストライクゾーンが狭い、を使うのですね。(^_^;

S. GOTO

未読、
2001/05/31 23:48:172001/05/31
To:
後藤です

"parallax" <para...@mbc.nifty.com> wrote in message

news:9f40v0$sd2$6...@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp...
> #「魔球帝国」(http://members.tripod.co.jp/nea/ )辺りを
> #参考にさせて頂こうかと思っていますが、モーションの解説が
> #若干足りないのが少々ネタ的に使いにくくて(爆)。

「侍ジャイアンツ」に花形満という名前があるのはご愛嬌?

夏目房之介さんが昔書いた本「消えた魔球」はご本人が
原作から模写されているので、わかりやすいですね。

以下は、知ってるだけ書いてみました。

まもちゃんの大リーグボールは、いいですかねえ?
1号は未だによく分からないし。

同2号を「科学的」に実現しようという検証は、柳田理科雄さんの
有名な「空想科学読本2(第2版)」で行われているから、
妄想でこれ、やるかなあ、と思ったりしてます。
#「りか」で変換かけたら最初に「利佳」が出てきちゃった……

○ドリームボール:水原勇気
 握りはフォークボール、縫い目に指を掛ける。そしてボーリングの投法
 で投げる。投げた後、勇気の体は高く宙に舞い上がる。
 ボールは、一旦ホップした後、揺れながら落ちる。

○ハイジャンプ魔球:番場蛮
 マウンド上を跳ね上がり、宙に浮いたまま投げ下ろす。
 「落差のある球は打てない」といいますが、それを極端にしたものらしい。
 「ボークじゃないか」との話があったらしいが、問題にならなかったらしい(謎)

○エビ投げハイジャンプ魔球:番場蛮
 上記の改良版。アニメのみ。
 宙に浮いた状態で、状態を反らし、反動をつけて投げ下ろす。

○大回転魔球:番場蛮
 マウンド上で、体をコマのように回して投げる。
 要するに、どのタイミングで球が来るのかが分からない、というものらしいが、
 「腕が何本にも見える」とか、結構怖がっている奴がいた。
 これも、ボークじゃないの?

○大回転魔球とハイジャンプ魔球の組み合わせがあったかもしれませんが、
 忘れました。

○ハラキリシュート:番場蛮
 鋭く曲がるシュート。マンガのみ。
 試合中に右足親指を負傷した蛮が、足をかばうようにつま先を内側に向け
 たことが幸いして、シュートが鋭く曲がるようになったという、偶然の産物。
 ただの変化球なのに、「これぞ男の魔球」などと言っていた。

○分身魔球:番場蛮
 拳法の構えから、左腕を突き出し、球を握りつぶす。そしてこれを
 投げると、何故か球が分身して見える。>以上、アニメ。
 マンガの方はよくわかりません。
 マンガではこれの投げすぎが元でマウンド上で絶命します。
 最初は横分身でしたが、縦分身も出来るようになりました。>これもアニメ設定
 投げ分けの違いは分かりません(笑)

○ミラクルボール?ミックスボール?:番場蛮
 大回転魔球+ハイジャンプ魔球+分身魔球のミックス。
 アニメで、最終回の一球だけ投げた。
 順番はうろ覚えですが、最初にボールを握りつぶして大回転し、そのまま
 ジャンプして投げる、だったかな?>誰か、フォローしてくださいっ

> こりゃ凄い(笑)。と言うか、こんな不規則な変化をする球をよくも
> キャッチできるものだと。そうか、鈴凛が投げる魔球を四葉が落球
> 後逸して・・・というネタにも出来そうですね。

というか、誰が雀士に相応しいか、で悩みます。
ということで、亜美のペンダコボール、とか。きっと亜美の右手中指には
でっかいペンダコがあるものと。

あ、そういえば……ギャラクシアの降臨は、ちょっと………

> #何時から鈴凛は魔球投手になったんだ(笑)。答え:最初から(爆)

勿論(笑)

> 大丈夫です。そこは鈴凛の事ですから、もっと卑怯極まりないハイ
> テクをわんさか多用しています(爆)。 では。

やはり小手先よりもハイテクに頼った方が面白い(^^

--
S. GOTO
goto.sh...@tx.thn.ne.jp


parallax

未読、
2001/06/01 1:04:312001/06/01
To:
こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

------------------------------------------------------------

【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く
               (3回表 第2打者 その1/2)
------------------------------------------------------------

◆11:50 3回表 十番高校の攻撃  1アウト 第2打者

四葉 「1アウトちぇきーーーーー!」

 はーいっ!

 再びグラウンドへ散ったシスターズ。存分に自分を理解できる者
と語り合えた事からか、マウンドの鈴凛の顔は実に晴れやかだった。
ふと3塁側ベンチを見返せば、此方の亜美ちゃんも満足そう。その
手には、数式と化学式と証明記号と汎用定数を表すギリシャ文字と
線図形がびっしり書き込まれたグラウンドの航空写真があった。つ
い先ほどまで掛かり、鈴凛との二人掛かりで仕上げた証明だ。今の
グラウンドはすっかり整備されて消え去っているが、これさえあれ
ばまた何時でも検討を再開できる。亜美はそれが楽しみだった。

亜美 「あと、後もう少しで時空のゲート問題が解ける。そうした
    ら鈴凛ちゃんが開発しているコンタクトゲートに私が開発
    した超次元エネルギーポンプを結びつければ、ボゾンジャ
    ンプが完成するわ。そうしたら火星の後継者をうふふふ…」

 ・・・結構危ない事を考えているみたいです(^^;)。

爺や 「プレイ!」
ほたる「・・・よろしくお願いします。」

 さてバッターボックスに視線を戻せば、そこでバットを構えるは
先ほどまでと打って変わって小柄な少女。肩口で揃えた黒髪が白磁
の肌に映え、哀しげに潤む瞳が容良く整えられた鼻梁と唇の上で光
る、絶世の美少女。その名も十萠蛍。セーラー戦士中でも最も可憐
ながら最強の存在として知られた、まさしく終局の女神に相応しい…

山田 「・・・随分と贔屓が入ってないか?」

 や、やかましいなぁ。と言うか地の文に突っ込まないでくれ。

鈴凛 「ふっふっふ。書き手の贔屓を随分と受けているだけど、
    このアタシの超技術に勝てるかな!?」

 不穏な事を叫びながら、鈴凛がモーションを起こす。相変わらず
モーションだけではどんな球が来るか全く判らない。この辺りはさ
すがの技術と言えよう。伊達に練習を積んだ訳ではないようだ。

ほたる「でも・・・打つ!」

 だが実のところ、ほたるは超剛速球については最初から捨ててい
た。あんな球、もしも自分が手を出したら腕の1~2本は持ってい
かれてしまいそうだ(一般人と比べ4本分少ない所が流石のセーラー
戦士)。しかし他の球、糸張り用のキャッチボールレベルの球とか
超遅球なら自分でも何とかなる。そして、

ほたる「まだ、糸は張られていない。ならば第1球を打てば。」

 この打席のほたるは、実は左打席に入っていた。本来右利きの彼
女には随分と違和感のある打席だったが、事前の投球練習の時に糸
が張られているかどうかを、どうしても確かめておきたかったのだ。
それに、どうせ自分の力では長打は望めない。精々、当てて転がす
だけだ。ならば、少しでも1塁ベースに近い方が有利だ。

鈴凛 「何を考えているのかは大体判るけど、そんな事このアタシ
    が予想してなかったと思うの!?」

 鈴凛の投球モーションが終わる。来る!

 びゅっ! ずばん!

爺や 「すたーいく、わんっ!」
ほたる「・・・え!?」

 なんと先の打ち頃な棒球からは打って変わったスピードボール。
1回表の超剛速球と比べては確かに劣るが、それでも140kmは
出ていそうだった。とても中学1年生が打てる球ではない。目論見
が外れ、打席で呆然とするほたる。だが思いは3塁側ベンチも同じ。

美奈子「うそっ! あんな球も持っているの!?」
まこと「亜美ちゃん、判る?」
亜美 「そう・・・そうね。
   (さっき紹介して貰ったメカ鈴凛ちゃんじゃない事は確かね)
    ・・・あっ、そうか! バイオモーター!」
はるか「何だって? 体内にブーストパーツがあるのか彼女は?」
亜美 「いぇ、そんな大層な物じゃ。きっと糸巻きに仕込んである
    鞭毛モーターを使って、投球に力を入れているんです。」
みちる「と言うと、寧ろサイボーグと言うよりパワードスーツね。」
せつな「厄介ですね。そんな物を多用されたら絶対に打てません。」
亜美 「あ、いえ、大丈夫だと思います。さっき聞いたんですけど、
    バイオモーターは1回高出力で使うと、暫く休ませないと
    使えないらしいんです。だから次の球は、きっと・・・」
うさぎ「超剛速球?」
亜美 「あ、それは大丈夫。もう超剛速球が来る事は無いから。」
レイ 「あれ?亜美ちゃん、何でそんな事、断言できるの?」
亜美 「そ、それは・・・とにかく大丈夫よ。」
   (ふぅ、いけないいけない。メカ鈴凛ちゃんの事は秘密なん
    だから。女と女の約束、ね。)

 既に鈴凛が超技術を使って投球するのはデフォルトであり、かつ
ルール違反と見なさなくなっているらしい事はさて置いて(笑)、こ
の亜美の分析で3塁側ベンチは沸き立った。次は必ず超遅球。これ
なら間違いなくほたるにも打てる。初ヒットは目の前だ。

レイ 「ほたるちゃーん! 次は絶対に超遅球よー!」
美奈子「亜美ちゃんが言ったんだから間違いないわー!」
まこと「打てる打てる大丈夫! ガンガンいけー!」

 打席で「次に1球目みたいな球が来たらどうしよう」と考えあぐ
ねていたほたるが、このベンチからの応援で落ち着きを取り戻した。
それにマウンドでこの応援を聞いた鈴凛の表情が僅かに動揺してい
る。どうやら間違いない。第1球で糸を張ったらしい鈴凛が次に投
げるのは、間違いなく超遅球だ。

ほたる「今度こそ、打つ!」

 鈴凛が相変わらずのモーションを起こし、そして投げた。予想通
り、モンシロチョウが止まる超遅球がふわふわと、しかし一直線に
此方へ滑ってくる。さっきのお茶会で四葉ちゃんがバラしてくれた
から、このモンシロチョウが「見えるけど見えない球」の幻像と同
じ、鈴凛特性の衝撃蒸発薄膜(つまりミットに収まるだけでも消滅)
で出来ているフェイクだと判っているから、何ら躊躇う事はない。
ちなみにこれを知ったせつなさんは、いつも通りの笑顔に青筋立て
ていた。ちょっと怖かった。こんな事をつらつら考えながら、超遅
球がホームベース上に到着するのを待つ、ほたる。下手に早くスイ
ングを起こすと四葉ちゃんがスピードを調整しちゃうから、できる
だけコンパクトに早いスイングで振りぬけた方が良いとまことさん
が言っていたので、そのつもり。

ほたる「来た!えぃ!」

 きん!

うさぎ「やたっ!当たった!」

 躍り上がって喜ぶ3塁側ベンチ。が、それも束の間。

爺や 「ファール!」

 必要以上に気合が入ってしまったのか、それとも中学生女児に大
人用の金属バットは重かったのか。バットに当たったボールはコロ
コロと転がり曲がり、惜しくもベースラインを割ってしまった。わ
ずかに失望する3塁側ベンチ。だが次の瞬間、目を見開く事になる。

美奈子「なに、あれ!」
レイ 「うそっ! どうやったの?」
まこと「ボールが・・・勝手にミットに入ってく・・・そんな!」

 驚くのも無理は無い。3塁線上を跨いでコロコロと3塁側ベンチ
の方へ向かっていたボールが、突然意思を持つが如く、くぃと曲が
り、あまつさえ其処から跳ねてそのまま3塁を守る咲耶のグラブの
中にすぽっと入ったのだから。当然、咲耶は自分の方に飛んでくる
ボールへグラブを向けただけ。左手以外、微動だにしていない。

咲耶 「・・・驚かれましたか? 実は私たち、こんな事も出来る
    んです。」

 ちょっと恥ずかしげにはにかみながら、にこっと笑って3塁側ベ
ンチに語りかける咲耶。呆然としているセーラーチームへ種明かし
をする。自分の真上にボールを放る咲耶。頂点で突然方向を変え、
そのままレフト白雪のグラブへ。白雪が自分の目の前に軽くボール
を転がすと、突然跳ね上がったボールがそのまま弾丸ライナーで、
後ろにグラブだけ向けボールを見ていないショート春歌のグラブに
吸い込まれる。ぽいとピッチャー鈴凛に春歌からトスされたボール
は途中でぐいと方向を変えセカンド可憐のグラブへ。以降は次々と
「遥かに遠くを浮遊しているボールを自分に引き寄せ、自分のグラ
ブにおさめる」超人守備を、シスプリチーム側守備陣がデモする。

亜美 「・・・そうか、これも『見えない糸』の力・・・」
咲耶 「流石、亜美さん。そう、鈴凛ちゃんや四葉ちゃんだけでは
    ありません。私たちも、この『糸』が使えるんです。」

 正確には、バッテリーの二人ほど自由自在に操れる訳ではない。
しかも「糸」の射出機構を内蔵する各人のグラブに格納されるボビ
ンは必然的に極小にならざるを得ず、また射出機構の出力もそう大
きくできない事から、守備範囲は自分を中心に精々半径15mほど。
しかし極めて高初速で打ち出される「糸」は容易に空中のボールを
絡めとリ、内蔵された極薄高回転振動モーターが十分にボールを地
面に落とさないほどの速度でグラブに引き寄せる。当然キャッチ時
の衝撃は極めて大きくなるが、それはグラブの皮に含浸された衝撃
吸収ジェルが完璧に押さえ込み、かつ手首まで覆うグラブ内骨格の
パワーサポートフレームがボールの運動量を消す。わいのわいのと
咲耶を囲んで、これら「鈴凛特製スパイダーマングラブ」の説明を
受けていたセーラーチームは、最後には一言も無かった。当然なが
ら、ルール違反を指摘する者なぞ居ない。そもそも鈴凛の繰り出す
超技術によるパワーサポートはとっくに認められているのだから。
が、ひとつだけ判らなかった事を、はるかが聞いた。

はるか「しかし、どうしてこれを、こんなタイミングで使ったんだ?」
美奈子「そーよそーよ! いきなりこれを使ってアウトにした方が
    良かったんじゃない? わざわざ私たちに教えて、結局は
    あなた達、大損してるのよ?」
咲耶 「だって・・・

    だって、卑怯じゃないですか。」

レイ 「え?・・・」
可憐 「私達は、お姉さんたちの力をよく知ってます。だって有名
    なセーラー戦士の方々ですから。TV、見てました。」
まこと「あ、有難う。でも、それは私たちも覚悟の上だから。」
千影 「だが私達の能力を、あなた方は知らない。これは不公平で
    あろう。ならば知らせるべきだ。私達はそう考えた。」
みちる「でも鈴凛ちゃんの超技術も、最初は知らなかったし。」
鈴凛 「確かに最初は、いろんな事を黙ってました。あやまります、
    ごめんなさい! でも、ホントはみんな、怖かったんです。」
せつな「怖かった・・・て、そんな・・・」

 思わず言いよどむせつな。が、鈴凛の目、そして自分たちを見つ
めるシスプリ側チームの娘たちの目を見て、何も言えなかった。真
剣に自分たちを見つめる目。逸らしはしない。しかしそれだけに、
瞳の奥に浮かぶ僅かな怯えが伝わってくる。だが、それも今は・・。

鞠絵 「みなさん、凄い人です。地球を救っちゃう人たちです。そ
    んな人たちを相手に、私たち、どうやって戦ったら良いん
    だろう? 凄く悩みました、考えました。」
可憐 「そんな時、鈴凛ちゃんが『糸』を使う事を提案してくれま
    した。それで私たち、一生懸命練習したんです。」
千影 「勿論、最初から上手く操れた訳じゃない。鈴凛ちゃんの作
    ってくれたこのグラブも、最初から此処まで完成されてい
    た訳でもない。だけど私たちには、これしかなかった。」
咲耶 「最初は傷だらけになりました。鈴凛ちゃんの作ってくれた
    ユニフォームが無かったら、腕や首や脚が切り落とされて
    いたかもしれない怪我なんて、しょっちゅうでした。」
春歌 「私、ショートカットになりそうになりましたし。」
白雪 「あのね、私のこのリボン、すぐぼろぼろになりましたの。」
衛  「使っていたスケボーがあっさりみじん切りになった時は、
    結構ぞっとしたな。」

 淡々と、しかし凄絶な事実を語ってゆく妹達。呆然とそれを聞き
ながら、はるかは重ねて尋ねざるを得なかった。

はるか「ならば・・・ならば、どうしてだ? 何故、これを秘密に
    使おうとしない? 実力差のある相手を倒すためなら仲間
    さえ騙すような手段だって正当化される。ましてや敵に自
    分たちの手の内を明かさない事は初歩の初歩だ。何故?」

 畳み掛けるように尋ねるはるか。ほかのセーラー戦士たちも思い
は同様。銀河最終決戦ではるかとみちるが仲間を裏切ってまで敵に
接近した記憶は、まだ新しい。一様に押し黙り、妹たちの言葉を待
つ。そして数秒後。ぽつり、と咲耶が答えた。

咲耶 「だって、みなさん、普通のお姉さんじゃないですか。」

 はっ、と驚いたように咲耶を見つめるはるか。皆も同様。そんな
セーラー戦士たちに、妹たちは淡々と言葉を繋いでいった。

千影 「さっきのお茶会、とても楽しかった。しかし私達はそこで、
    私たちが抱いていた怖れが、如何に的外れか知った。」
鞠絵 「皆様、とても素敵な人たちです。綺麗で格好良くて優しく
    て。それでいて強い。でも全然、怖い人なんかじゃありま
    せんでした。私たち、漸くそれを知ったんです。」
可憐 「だから私たちも、自分たちの力を最初から見せていこう、
    そうみんなと決めたんです。お互いに普通の人なら、私た
    ちだけ色々秘密にしているのは不公平じゃないかって。」

 それはセーラー戦士たちにとって、あまりに衝撃的な言葉だった。
ただただ人々を守らんがために強さを追及し、遂には明らかに人と
懸け離れた力を持つに至った自分たち。当然、自分たちがどう思わ
れているかは判っている。強さの象徴。地球を守るヒーロー。憧れ。
だがそれは、明らかに「普通の人々」から一線を引かれ、遠ざけら
れた存在。それが私たちだ。だからこそ、自分たちがセーラー戦士
である事は極力友人たちから隠そうとする。または最初から友人な
ど作らない。「普通の人々」から懸け離れてしまった存在が出来る、
それが唯一の「普通の生活」を送る為の自己防衛作だった。だが…

雛子 「あのね、あのね、ヒナね、まこちゃんのクッキー、好き。」

 とことことまことの傍により、ユニフォームの裾をくいくいと引っ
張りながら、雛子がまことに言う。それを見、かつ他の妹たちも、
自分達を見ている事を、セーラー戦士たちは感じていた。

 優しく、暖かく、それでいて何ら特別でない、「普通」の視線を。

 ばっ!

可憐 「きゃ!」
咲耶 「ちょ、ちょっと、はるかさん!」

 いきなりはるかが、目の前で自分を見上げていた可憐と咲耶を抱
きしめた。驚く可憐と咲耶。が、はるかは決して腕の力を緩めよう
としなかった。と、間近に迫るはるかの唇から声が漏れる。嗚咽…?

はるか「すまない・・・お願いだ・・・暫く、このままでいさせて
    くれ・・・君たちの暖かさを、僕に感じさせてくれ・・・」

 戸惑った様に、それでもはるかの為すが侭に身を預ける可憐と咲
耶。はるかが流す涙が、自分の頬を濡らすのが判る。ふと見渡すと、

みちる「お願い。千影ちゃん、春歌ちゃん。今は、このままで…」
千影 「よ、よかろう。私は構わぬ。」
春歌 「みちるさん、いい匂い・・・」

と、はるかと同じくぽろぽろと泣きながら二人を抱きしめるみちる、

せつな「暖かい・・・手なんですね・・・」
衛  「えへへ、そう?でもガサついてるでしょ?」
せつな「いえ、素敵な手です。私は大好きです・・・」

涙を溢れさせそれを拭おうともせず、衛の手を握り締めるせつな。

 見渡せば、他のセーラー戦士たちも、皆が瞳に涙を浮かべていた。

 やっと、やっと逢えた。自分たちを遠ざけない人々に。自分たち
を遠い存在と、決して思わない人々に。いや、それは違うかもしれ
ない。自分たちこそ、人々から自分たちを遠ざけていた元凶だった
のかもしれない。力を理由に、人々から遠ざかり、仲間だけで固ま
った自分たち。自分たちの力を最も怖れていたのは、他ならぬ自分。

 しかし。手を伸ばせば、其処に友は居た。

 漸く、それを理解できたセーラー戦士たち。その想いが抱擁を続
けさせる。本当は、このままずっと居たい。だが、時間がそれを許
さなかった。今の自分たちは彼女らと戦っているのだ。それを自覚
したはるかとみちるが妹たちを開放した時、試合は漸く再開された。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
また途轍もなく長くなってしまったので、一旦切ります(^^;)。では。

parallax

未読、
2001/06/01 1:11:562001/06/01
To:
こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.sh...@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9er4vo$b92$1...@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。では、続き。

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【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

               (3回表 第2打者 その2/2)
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◆11:53 3回表 十番高校の攻撃  1アウト 第2打者

[これまでのお話]仇敵と決戦を迎えたほたる。数度の攻防の果て
に見えたのは、何と自分を含めた仲間に対する、仇敵からの救いの
「手」だった。そして全ての蟠りを捨て去り、今は只、互いを慈し
む彼女たち。しかし、勝負の風は容赦が無い。もとより承知の上で、
今は決着をつけるべく、再び戦場へ戻るほたる。華奢な肩に仲間達
と友の思いを一身に乗せ、彼女は再び勝敗の荒野に降り立つ。さぁ、
我らが美神の、明日はどっちだ!

山田 「物凄~~~く、贔屓はいってないか?」

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

試合、再開。ただ、その前に。

はるか「だが、これからはこうした手の内バラシは考えないでくれ」
可憐 「え、何故?」
みちる「だって、つまんないでしょ? 何が出てくるか判らない。
    そっちの方が、ずっと面白いわ。そうでしょ?」
咲耶 「でも、それはやっぱりハンデが・・・」
せつな「あら、私たちにだって、まだまだ隠し球の一つや二つは
    ありますのよ? 必殺技の応用編だってまだまだ。うふ。」

 妖艶に微笑む「大人のお姉さん」の迫力に押し黙る妹達だった…。

爺や 「プレイ!」

 再びバッターボックスに立つほたる。カウント2-0。無駄球を
投げない鈴凛を相手に、このカウントはかなり不利だった。

ほたる「でも今度こそ打つ。 あの人たちのために。」

 だが、そんな状況も今のほたるには関係なかった。

ほたる「私もお茶会、楽しかった…だから、私も、貴方達が好き!」

 何時に無く、ほたるは燃えていた。これまでは只管受身で、ただ
仲間たちを守るためだけに戦ってきた自分。また一方では守られる
だけだった自分。しかし、そこに自分は無かった。単なる壁として、
リセットスイッチとして、圧倒的弱者として、レッテルを貼られた
自分が居ただけだった。だが、今は。

ほたる「私・・・私を、私と認めてくれた、私の友達のために!」

 ほたるの燃え上がる思いが、手の中のバットに反応した。超硬質
ジュラルミンのパイプを瞬時に分解雲散霧消させながら、ほたるの
両手に、長大な鎌が立ち上がった。悠久の過去から常に彼女の傍ら
にあった、彼女の唯一の武器であり、つい先ほどまでの唯一の友。

ほたる「お願い、『沈黙の鎌』。 応えて!」

 自分の身長の何倍もの長さの鎌を軽々と振り上げ、ほたるは鈴凛
に立ち向かった。さっきまで持っていた金属バットよりはるかに軽
い。それに手に馴染む。常人どころか他の如何なるセーラー戦士で
さえ扱いかねる「沈黙の鎌」だったが、ほたるには此方の方が金属
バットより遥かに使いやすかった。ぼぅ、と鎌から鈍くしかし強い
炎のような光が立ち上る。ほたるの気迫がそのまま「沈黙の鎌」に
流れ込み、力を与える。太陽系すら「リセット」する武器が、此処
プロミストアイランドスタジアムで発動した。

鈴凛 「…面白いなぁ、本当に。とっても面白い・・・いくよ!」

 気軽に呟く鈴凛だったが、自分が何に立ち向かっているのかは
よく知っていた。これでも小さい頃は結構「セーラームーン」を
見ていたのだ。そして今の自分には超遅球しかなく、必ず打たれる
事も予想できている。しかし、ダイヤモンドより強い単分子チェー
ンが切られる、破られる訳は無い。ならば。

鈴凛 「でも、みんなの鉄壁の守備は、絶対に抜かれない!」

 そう言い放ちながら、鈴凛は第3球、つまりほたるに対する最後
の球を投げた。今更小細工は通じない。その覚悟は彼女に自分なり
の、つまりそれは中学生女児が投げるに相応しい球になった。

レイ 「打ち頃!」
美奈子「いけーっほたるちゃーん!」

 きゅ、と唇を引き締め、最後までボールから目を離さず、ほたる
は「沈黙の鎌」をボールに振るった。勿論「沈黙の鎌」の本来の力
をそのままぶつけたら、ボールや球場やこの人工島どころか、地球
そのものが吹き飛んでしまう。慎重に出力を調整しながら、ほたる
はボールに対し的確な作用反作用の力を与えた。そして、それは、

 きん!

うさぎ「やたっ! 今度は前に飛んだ!」

 ボールに正確な運動ベクトルが与えられ、フィールド高く舞い上
がった。使い慣れないバットでの打球と違い、今度は正確に飛翔す
る。目指すは、バックスクリーン。だが、しかし。

亜美 「いけない! これなら『糸』が届く!」

 一直線にバックスクリーンを目指す弾道だけあり、高度が低い。
そして半径15mは鉄壁な守備範囲になる鈴凛特製グラブなら十分
にこれを押さえられる。亜美はいち早くこれに気付き、そしてシス
プリ側守備陣も当然そのつもりだった。

鈴凛 「いっただきー!」

 自分の頭上を通過しようとする打球へ、鈴凛がグラブを延ばした。
グラブ内の微妙な指先のタッチで「糸」の射出機構を起動し、打球
へ手を伸ばす。見えてはいないが「糸」は確実にボールを絡め取っ
た筈だ。十分に積んだ練習の経験が、鈴凛にそれを確信させた。が。

鈴凛 「何!? 『糸』が切られた!」

 グラブからエラー音が鳴る。途中で切られ、ふわふわと制御され
ずに漂い始めた単分子繊維を、無作為に何かを切断しはじめる前に
グラブの中の自動機構が瞬時に巻き取る。切り飛ばされた先の「糸」
は、元々殆ど重量を持たないから、そのまま上空に舞い上がる。そ
れより鈴凛はこのダイヤモンドより硬い「糸」が切れた原因が判ら
なかった。これ1本でダンプを吊るす事だって可能なのだから。はっ
として、バッターボックスを振り向く。

ほたる「飛んで、お願い!」

 普通の打者、と言うか普通の野球なら、ボールを打ったバッター
は直ちに1塁に向かって走り出すのがセオリー。だがほたるはこの
常識を全く無視して、バッターボックスに仁王立ちし「沈黙の鎌」
を構えたまま、打球の行方をきりっとした瞳で追っていた。

可憐 「行かせない!」
春歌 「やらせはしません、やらせは!」

 セカンド可憐とショート春歌が、鈴凛と同様にグラブを打球へ向
ける。再び打球を追う鈴凛。見えない筈の「糸」だったが、鈴凛に
は姉たちのグラブから一直線に打球へ伸びる何本もの線が見えた。
伊達にこの素材を開発した当事者な訳ではない。が、その彼女の鋭
い視界に、理解できないものが映った。

鈴凛 「なに、あの『光る刃』は!?」

 打球へ伸びる何本もの「糸」。しかし打球は、鈴凛が見た「光る
刃」に守られ、ぐんぐんと伸びてゆく。打球に絡みつく「糸」、ま
たは打球に届く前の「糸」は、悉くあっさりその「光る刃」に両断
されてしまう。打球を追ってバックスクリーンに向かっている鈴凛
の背後から何枚もの「光る刃」が飛び立ち、それが打球を囲むよう
に追い縋り、追い越し、全ての「糸」を断ち切ってゆく。

ほたる「いゃーーーーーーっ!」

 再び打席へ振り返る鈴凛。見れば、打席に仁王立ちしているほた
るが雄叫びを上げながら「沈黙の鎌」を縦横無尽に振るっていた。
いくら長大な「沈黙の鎌」とは言え、当然上空を舞う打球に届く訳
が無い。何をやっている?といぶかしむ鈴凛だったが、直ぐに謎は
解けた。ほたるが鎌を振るうたび、その刃の軌跡が空気中に残る。
次の瞬間、それは「光る刃」に凝集され、ほたるの前から上空の打
球に向かって飛び立つ。いや、射出される。

鈴凛 「ほ、ほたるちゃん! キミ・・・・・、

    空間を切って、その断層を『糸』にぶつけているの!?」

 必死で自分の打球を守るべく、滝の様に襲う「糸」を「沈黙の鎌」
の刃で守り続けているほたるに、この問いへ答える余裕は無かった。
「沈黙の鎌」。あらゆる時空域へ任意に干渉でき、それを操作する
事が可能な兵器。代表的な技は、あらゆる干渉を跳ね除け身を守る
事が出来るサイレンスウォール。それはまさしく、究極の盾。

ほたる「全ての攻撃から身を守る盾が作れるなら、


    全ての守りを断ち切る矛も作れる筈!」

 掛ける想いが、力になる。それをまさに実証しながら、ほたるは
「沈黙の鎌」を懸命に振るい続けた。ナイアガラの滝のように押し
寄せる「糸」から打球を守るために。自分の思いをぶつけた、その
証を守るために。友の思いへ応えた自分の思いを明かすために。


 ほたるにとって、永遠と思える一瞬が過ぎ、


 かん・・・


 かけられた思いの大きさとは裏腹の、軽い音をたて、


 打球は、バックスクリーン上段に跳ね返った。


 一瞬後。息を詰まらせながら打球の行方を追っていた3塁側ベン
チから大歓声が上がる。

うさぎ「やったやったやったー!ホームラン、ホームランだぁ!」
美奈子「ほたるちゃん、凄い凄い凄ーい!」
まこと「初ヒット、初得点だ! やったぞ、ほたるちゃん!」
レイ 「偉いよほたるちゃあーん! サイコー!」

 躍り上がって喜ぶセーラーチーム。その声を空ろに聞きながら、
荒い息をつきながら、ほたるは呆然とバックスクリーンを眺めてい
た。1拍遅れてファンファーレが鳴り響き、オーロラビジョンに派
手派手しくホームランのロゴが浮かび上がる。信じられない思いで
それを眺めるほたる。と、額に汗で張り付いた前髪が、つい、と拭
われる。びっくりして振り向くと、マスクを外して微笑む四葉が、
自分の乱れた髪を治してくれていた。ニコニコと笑いながら、四葉
がほたるに話し掛ける。

四葉 「おめでとう、ほたるさん。凄いホームランでした。」
ほたる「え、あの、その、あ・・・ありがとう・・・」
四葉 「さ、回ってきて下さいな。みんな、あなたをまってます。」

 ふと見れば、シスプリ側チームメイトたちが自分に微笑みかけて
いる。ふと気恥ずかしくなり、慌てて手の内に「沈黙の鎌」を仕舞
うと、ゆっくりほたるはベースを回り始めた。

 ぱちぱち、ぱちぱちぱちぱち・・・・・

 グラウンドか拍手が上がり始める。見ると、守備に着いている妹
たちがグラブを外し、ほたるに拍手を送っていた。

鈴凛 「わぁ完敗だなー、ほたるちゃん。凄いやその鎌。」
千影 「本当に凄いな、ほたるさん。あの鎌には勝てん。」
可憐 「ほたるちゃん、すごかったね。とても勝てなかったわ。」
花穂 「ほたるちゃーん! 立派だよー!」
衛  「ほたるちゃーーん! キミ、すごいやー!」
白雪 「ほたるさーん! とっても素敵ですのー!」
春歌 「ほたるさん、感服しました。とても敵いません。」
咲耶 「凄いよほたるちゃん。本当に立派ね。」

 ゆっくりとベースを回るほたるに、妹たちから次々と賞賛の声が
かけられる。こそばゆく気恥ずかしく思いながら、それでもほたる
は浮き立つ心が押さえられなかった。自分たち、セーラー戦士の事
を真正直に認めてくれた友人達に、自分はまっすぐ応えようと全力
で立ち向かった。そして、そんな自分の思いはこうして大きな友人
たちの声となって帰ってきてくれた。ホームランなんてどうでも良
い。それは只の結果に過ぎない。今大事なのは、自分が友人たちの
思いに応えられ、それに対して友人たちがまた応えてくれた事。

ほたる「私・・・私・・・友達が、出来たんだ・・・」

 この事に気付き、倍増す嬉しさが自分を包む。押さえきれず、そ
の嬉しさに泣きじゃくるほたる。瞳から涙を流しながら、口元では
微笑みながら、ほたるはそのままベースを回り、ホームベースの向
こうに総出で出迎えている、矢張り大事な友人たちの胸に駆け込ん
でいった。思いっきり泣きじゃくりながら、思わずほたるは叫んだ。

ほたる「はるかパパ、みちるママ、せつなママ、みんな、みんな…

    私、私、この試合に出て、本当に良かった!」

■3回表1アウト|1|2|3|4|5|6|7|8|9|- ■
■Sailors|0|0|1| | | | | | |1 ■
■Sisters|2|0| | | | | | | |2 ■
■   NEXT うさぎ・美奈子・レイ ◆ マウンド 鈴凛■

殆ど贔屓(爆)。しかも最後の台詞を、ただただ言わせたかっただけ
だったりもして(再爆)。 では。

parallax

未読、
2001/06/01 1:14:272001/06/01
To:
こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

"Sawada Kozo" <p...@mx5.mesh.ne.jp> wrote in message
news:pdx-010601...@news.biglobe.ne.jp...
> 沢田です。

ども(^○^)/。

> > だからこその、亜美vs鈴凛です(笑)。
>
>  あと他には誰と誰がタッグになるのやら?(笑)

まだほたるちゃんのところまでしか進んでいないので、全然不明で
す(爆)。

#なんぼなんでも、進行速度が遅すぎないか?>自分(^^ゞ

>  まぁこの二人の場合意気投合しても「世界征服」とかそういう
> ことにはならないのでオッケーでしょう(笑)

しかし3回表第2打者の冒頭では、なにやら不穏な事を考えている
亜美ちゃんが(笑)。 では。

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