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Card Captor Sakura Original Story

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S. GOTO

未読、
2001/04/02 5:16:332001/04/02
To:
後藤です。

・4/1「木之本桜さん12歳バースデー」記念、
・同日のTV版再放送最終話放映記念、
・去る3/26のBS2「封印されたカード」放映記念と、
・「今後は毎週金曜日、BSハイビジョンで見ましょう」記念の
オリジナルストーリーです。

実はこのストーリー、
news:96anpq$3p1$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp
にて一度発表したんですが、あまりにも雑なので、増補改訂しました。
ただ、一度発表しているものなので、二度目の披露には躊躇いが
ありました。
この度、上記のきっかけを得たのと、
熱心な薦めもありましたので、この度発表することにしました。

といっても、そんな大層な内容ではありません。

考案のきっかけは、

・映画のラストの2,3日後には小狼が香港に帰っちゃうから、その前に
 さくら、小狼それぞれの気持ちの整理をさせてあげないといけない

ということをふと考えたからです。
あと、

・極力自然な流れで、クライマックスをキスシーンに…
 (おデコでも頬でもいいから)

というのもやってみたかったんです。
でも、ストーリー作るのって、難しいですね。
何度読み返しても、流れが平坦で、山場がなくって……
何せ文学的センスが無いから、詩とか情景とか季節などを絡めたような話、
なかなか作りづらくて。


時間的には「封印されたカード」ラストの翌日以降、
小狼&苺鈴の日本滞在最終日の前日です。

[SCENE1]
苺鈴、さくらの部屋に遊びに来ている。
苺鈴「じゃ、明日、噴水の前にね。小狼には伝えてあるから。」
さくら「う、うん…」
苺鈴「本当は小狼から申し込むべきところなんだけどねー。」
さくら「ううん、いいの…」
苺鈴「嬉しい?」
さくら「……」ぽっと顔を赤らめる
苺鈴「腕時計、ちゃんと持ってきてね。」
さくら「うん。」
苺鈴「小狼と、ペアだから。大道寺さん家の特注品なんですって。」
そこへ、お呼びでないケロが。
ケロ「よお、小娘!」
苺鈴「…何しに来たの?今、木之本さんと大事な話してるのよ。」
ケロ「あさって香港に帰るんやってな。」
苺鈴「そうよ。それがどうしたっての?」
ケロ「わいの真の姿、拝ましたろか、思うてな。」
苺鈴「一度見たじゃない……見たくない。」
ケロ「遠慮せんでもええねん。ええか、わいの真の姿は、そりゃもう…」
苺鈴「だから、見たくないって、言ってるじゃない!」
ケロ、お構いなしに真の姿に。
ケルベロス「どうや~。カッコええやろ~。」
苺鈴「別に。」不貞腐れて横になっている。
ケルベロス「ほれほれ。」
さくら「ケロちゃん、やめてよ~。こんな狭いところで翼広げるの…」
ケルベロス「わいの雄姿、見納めになるでー。
      …いや、知世に撮らせて、送ったるさかい。」
苺鈴「テープが勿体無いわ。」
ケルベロス「知世も、さくらばかり撮らんと、たまには全編わいの主役で
      映画、撮ったらええねん。
      さくらみたいに、コスチューム代はかからんし、
      何と言うたかて、わいはそのままで十分、画になるしな。
      この前のヤラセと違ごて、ゼニ、かからへん。」
苺鈴「何?そのヤラセって。」
ケルベロス「知世の奴、さくらが『創(クリエイト)』で作った化けもんを、
      わいとさくらとユエとでやっつけるゆう映画、撮ったんや。
      さくらに自分の作った衣装、着せたいばっかりにな。
      知世はワルやで、ほんま…。」
苺鈴「何、言ってんのよ。大体、『わいとさくらと』って、何を勝手に
   自分を最初に持ってきてるの?あんたじゃなくて、木之本さんでしょ?
   主役は。」
ケルベロス「ちっちっちっ…甘いで、小娘。わいはな…」
さくら「ほ、ほえ~……;」

[SCENE2]
そして、デート当日。
ともえだ商店街の広場、噴水前。
待ち合わせ時間、噴水のそばに立っている小狼。
腕時計を見ている。
木陰から様子をうかがっている苺鈴と知世。
とーぜん知世はビデオを構えている。
苺鈴も双眼鏡を首に提げている。
苺鈴「やっぱり遅れるのね、木之本さんは」
知世「それがさくらちゃんのよいところですから。」
苺鈴「今日のこのデート、私がコーディネートしてるんだから
   ぜひ成功させてもらわなきゃ。」
知世「お優しいんですね、苺鈴ちゃんは。
   …でもこれで、私も『さくらちゃんのおデート』の画が
   撮影できますわ。」知世の目がキラリン。
苺鈴「……いつも思うんだけど、大道寺さんのビデオカメラ、
   今小狼がいるところまで録音できるの?」
知世「今日は特別な日ですから、隠しマイクを用意しました。
   昨日さくらちゃんと李君にお渡しした腕時計に仕込んでありますの。」
苺鈴「はー、そういうことだったの。あのペアウォッチ。」
知世「これをつけていただければ、お二人の会話が聞き取れますわ。」
知世、苺鈴にヘッドフォン型の受信機を渡す。それをつけながら、
苺鈴「……ぬいぐるみも言ってたけど、大道寺さん、人が悪いわね。」
知世「まあ、ケロちゃんが?」
苺鈴「聞いたわよ。ヤラセ映画の話。」
知世「おほほほほほほ。」
苺鈴「まあ、それはいいとして、
   ぬいぐるみったら、元の姿に戻れるようになったのがよっぽど
   うれしかったのか何か知らないけど、私に見せびらかすのよ。」
知世「ケロちゃん、いつも気になさってましたわ。」
苺鈴「昨日なんか、木之本さんの部屋の中で変身して、
   翼を目一杯広げちゃってさ。うっとりしてるの。バッカみたい。
   ぬいぐるみが剥製になっただけじゃない、ねえ?」
知世「あ、さくらちゃんが…」
……
さくら、現れる。息を切らせて。
さくら「…ごめんね、待った?」
小狼「いや…」
さくら「夕べから待ち遠しくて、全然眠れなくなっちゃって、ごめんね…」
小狼「…行こうか。」
さくら「うん…」
小狼「あ、あの…、さくら…」
さくら「なあに?」
小狼「その、…その服、かわいいな。さくらに似合っていると思う…」
さくら「本当?」
小狼「ああ…」
さくら「…うれしい、ありがとう。」
うれしくて、目をキラキラさせて、小狼の顔を見つめる。
小狼「…」
真っ赤っ赤の小狼。さくらの手を握ろうとするも、自分の手がふるえている。
……
隠しマイクからの会話を聞いている知世と苺鈴。
苺鈴「ほら、そこよ、小狼。それをきっかけに手を握れって言ったじゃない。」
知世「まあ☆」
苺鈴「……あーっもう、何やってんのよ、じれったいわね。
   早く握っちゃいなさいよ。」
知世「素晴らしい演出、ありがとうございます。」
……
さくらの方から、小狼の手を握る。
2人見つめあい、微笑む。
苺鈴「やれやれ…結果オーライってとこね。」
知世「さくらちゃんの笑顔、超絶かわいいですわ~☆」

[SCENE3]
映画館。
恋愛映画。映画を見ている2人。
夕ぐれの海辺を背に抱き合う恋人同士のシーンが映し出される。
さくらと小狼の席より前方で、相変わらず撮影を続行している知世と、
しばし映画に見入っている苺鈴。
スクリーンに視線が行っている2人には、知世&苺鈴は気づかない。
映画に感動して涙が頬を伝わっているさくら。
それに気づいてそっとハンカチを差し出す小狼。受け取るさくら。
さくら「ありがとう…」涙をそっと拭う。
……
苺鈴「(同じく、映画に感動して泣きながら)うっ、ううう…
   あのさ、大道寺さん」
知世「はい?」
苺鈴「(鼻をかみながら)こんな暗いところで、撮影できるの?」
知世「ええ、このカメラは母の会社の特製で、隠しマイクからの音声受信の他、
   赤外線撮影もできますし、暗いところでも鮮明な画が録れるよう、
   色々な工夫が凝らされてますの。」
苺鈴「あ、そう…」
知世「それだけじゃありませんわ。
   ビットレート15MbpsのMPEG2記録形式で、
   画質は高品質・高精細、
   テープメディアではなくDVD-RWメディアに記録できて、
   その場で簡単な編集もできますの。
   それから、ギガビットイーサネットのインタフェースもついてますし、
   映像の配信サーバとしても……」
苺鈴「………;あの、映画、見たいんですけど…」
勝手にしゃべっている知世。知世の技術論の展開に閉口する苺鈴。
そうこうしている間に、上映終わり、客が続々映画館を後にする。
……
さくら「…とってもよかった。いっぱい、泣いちゃった…」
イマイチこの手の映画が不得手で返す言葉が出ない小狼。
小狼「……、行こうか。」
さくら「うん。」
……
苺鈴「あ、行っちゃうわよ。」
知世「はい、追跡ですわ。」

[SCENE4]
喫茶店。
さくら、あたりをキョロキョロ見回す。
苺鈴、自分達に気づかれたかと、思わず姿を引っ込める。
知世はマイペースで撮影快調。
誰もいないことにさくら、ほっとする。
小狼「どうした?」
さくら「ううん、何でもないの。…また誰か出てきたらって、
    ちょっと心配しちゃった。」
小狼「そうか…」
……
苺鈴「あーっ、ビックリしたあ。見つかったかと思った…」
知世「だいじょうぶですわ。さくらちゃんはふんわりですから。」
苺鈴「小狼はトロいし、やっぱり2人はお似合いなのね。」
……
雪兎「いらっしゃい。」ウェイター姿の雪兎が。
さくら「雪兎さん!」
雪兎「あ、お邪魔だったかな?」
さくら「…どうしてここに?」
雪兎「バイト。とーやも一緒だよ。」
さくら「やっぱり…」
雪兎「でもだいじょーぶ。とーやは厨房だから、当分手が離せないよ。」
ほっとするさくら。
雪兎「ご注文は?」
さくら「クリームソーダ2つ。」
雪兎「かしこまりました。…とーやには内緒にしておくからね。」
数分後、クリームソーダを持ってきて
雪兎「お待ちどうさま」
さくら「ありがとうございます。」
雪兎「じゃ、もう邪魔しないから、ごゆっくり。」
真っ赤になるさくらと小狼。
……
知世「月城さん、ナイスフォローですわ」
苺鈴「ねえー、私達も何か注文しない?お腹すいたわー。」
何となく退屈になってきた苺鈴。

[SCENE5]
遊園地へ向かう途中。
ともえだ公園。
楽しそうに歩く2人と、
その後をこっそりついていく2人。
…クロウの気配には気づいても、知世&苺鈴には気がつかない2人。
苺鈴は空腹の余りポップコーンをムシャムシャ食べながらだったりする。
ときどき鳩にもくれてやっている。
知世「ああ、今日はベストショットの連続で目眩がしそうですわ~☆」
苺鈴「……、よくやるわね~。」
知世「このデートコースも、苺鈴ちゃんがセッティングなさったんですか。」
苺鈴「トロい小狼が、自分で決められるわけ、ないでしょ。」
知世「まあ。」
苺鈴「今後もデートのたびにサポートしてあげなきゃならないなんて、
   そんなの、やだからね。」
知世「そういうことでしたら、今後はぜひぜひ私がフルコースで
   サポートさせていただきますわ。」
苺鈴「とにかく、考えられる限りのことはしたのよ、これでも。
   2人のためを思って。」
知世「本日の結末は、どうなってますの?」
苺鈴「え?」
知世「劇的な展開だったり、するんでしょうか?」
苺鈴「あ、あ、あのね、いちおう、木之本さん家まで送って…」
知世「ええ。」
苺鈴「その、あの、…小狼が…木之本さんのおデコに、
   その…、チュッ…て…キスを…」
知世「まあ☆」
「キス」の一言に、あらぬ妄想に耽る知世。
苺鈴「あ~っもう、恥ずかしいこと言わせないでよー。」
恥ずかしくてジタバタしている。
知世「それは何があっても録り逃すわけにはいきませんわ~☆」
こんなことを言っている苺鈴&知世の存在に
まだ気が付かない、前を歩いている2人。

[SCENE6]
遊園地。カップルだらけだったりする(当たり前)。
苺鈴「(ムスッとして)女同士で来るところではないわね~。」
知世「まあ、私達は遊びに来たわけではありませんから。」
……
ジェットコースター。
喜んでいるさくらと、かなり怖がっている小狼。
……
回転ブランコ。さくらだけ乗っている。小狼は見守っている。
回っている間、小狼に手を振っているさくら。手を振り返す小狼。
苺鈴「小狼って、案外この手のもの、苦手なのよねー。
   まあいいわ。ここは木之本さん主導みたいだし。」
相変わらず撮影を続けている知世。
……
観覧車。2人は手をつないでいる。
2人が乗り込んだすぐ後に、
すばやく後続の車に乗り込む知世&苺鈴。
苺鈴「気づかれなかったわよね。」
知世「抜かりはありませんわ。」
……
さくら「そう言えば、観覧車に乗ってたときだったね…
    あの子(無のカードのこと)出てきたの。」
小狼「ああ…そうだったな」
さくら「念のため、今日はカードさん達、置いてきたの。」
小狼「…いつもあんなこと、起こって欲しくないけどな。」
小狼、微笑む。
さくら「そうだね。」
さくら、小狼に微笑を返すも、
明日小狼が香港へ帰ってしまうことに寂しさを感じ、
胸がキュンとした。
さくら(明日、帰っちゃう……)
ちょっと顔が曇ってしまう。
小狼「どうした?」
さくら「え?あ、ううん、何でもないの。」再び笑みを返す。
……
苺鈴「ここから撮影するの、やっぱり無理があるんじゃない?」
知世「そうでもありませんわ。」
ふと周りを見る苺鈴。カップルばっかり。
苺鈴「あ~あ、やんなっちゃう。やっぱり女同士で来るところではないわ。
   小狼を片付けたら、早く彼氏、見つけないと。」
全然意に介さない知世。

[SCENE7]
夕方、木之本家。
小狼はさくらを家まで送っていた。ここまではセッティング通り。
苺鈴&知世はまだついてきている。
門の前。
小狼「今日は楽しかった…。」
さくら「うん…」
小狼「ありがとう。」
さくら「こちらこそ…ありがとう。」
さくらの胸の痛みはさらに増してきた。
あと数分でいなくなっちゃう。嫌だ……
せめて今夜だけでも、ゆっくりお話したい……。
苺鈴「いよいよね…」
知世「ええ☆」
……
さくら「小狼君…」
小狼「ん?」
さくら「あ、あのね…、夕食、うちで食べてかない?」
小狼「え?」
さくら「お父さん出張でいないんだ。今夜はわたし一人なの…」
さくら、小狼の顔をじっと見つめる。
小狼も、さくらとゆっくり話したかった。
小狼「あ、ああ…。」
さくら「よかった…」
家の中に入る2人。
小狼「でも、ケルベロスは?」
さくら「ケロちゃんは、今日一日、知世ちゃん家にいるわ。
    お菓子、ごちそうするからって。」
小狼「そうか。」
さくら「今頃知世ちゃんに一杯お菓子もらって幸せそうな顔してると思う。」
……
苺鈴「あ、そうだった……;
   帰るといるんだ、あのスポンジタワシ。
   今日は一晩中、自慢話聞かされるんだわ…」暗くなる苺鈴。
知世「ケロちゃんには部屋から出ないよう、言っておきますから。」
苺鈴「でも、予想外の展開になったわ。」
知世「これは、少女漫画とは思えない展開ですわ☆」目が輝く。
苺鈴「…さすがの大道寺さんも、撮影はできないでしょう。」
知世「ご家庭での撮影は、さくらちゃんの許可をいただかないと…」
苺鈴「そうよねー。」
知世「でも、お2人の会話はこのまま……おほほほほ。」
苺鈴「あっそ。…ま、いっか。」
2人は帰宅するも、盗聴は続行することとなった。
苺鈴「結局、キスシーンの撮影、お預けね。」
知世「合成しますわ。過去のライブラリーから…」
苺鈴「……やっぱ、ワルだ…」

[SCENE8]
夕食終わり、さくらの部屋。
コーヒーを飲みながら話をする2人。
さくら「小狼君に、見せたいもの、あるんだ。」
小狼「見せたいもの?」
さくら「小狼君にもらった熊さんね」
小狼「え?ああ…」
さくら「ほら、ここに大事にしてあるよ。『小狼』って名前付けたの。」
小狼「そうか…、ありがとう。」
さくら、棚の戸を開けて熊を見せるが、その傍らに何か置いてあることを
思い出して、急いで閉める。
さくら「あは、あはははははは……。」
小狼「さくら……?」
さくら「あ、あの、…小狼君のご家族、お変わりない?」
小狼「え?……ああ。母上も、姉上達も。
   姉上達は元気すぎて困るくらいだけどな。早く結婚すればいいのに。」
さくら、香港の李家のことを思い出しながら、
お姉さん達にペタペタ触られたことや、小狼のお母さんにキスされたこと、…
さくら「また、お会いしたいな。」
小狼「……、そう言えば、あのときから母上は、さくらのこと、
   気に入っていたような…。まるで、こうなることがわかって
   いたんじゃないかって、…」
さくら「…」
小狼「…」
さくら「…、また、香港、行ってみようかな」
小狼「え?」
さくら「ほら、小狼君、見て、この前のカード。」
小狼「え…ああ…」
希望(ホープ)のカードを受け取る。
小狼「希望(ホープ)…。無のカードが希望……」
さくら「このカード、本当はね、
    あの子(無のカードのこと)だけじゃないの。」
小狼「え?」
さくら「本当はね、カードには字が書いてなかったの。」
小狼「…」
さくら「もともと、羽の生えたハートの絵だけだったんだけど、
    あの子と一緒になって、こうなったの。」
小狼「それって…」
さくら「もともとこのカード、わたしが作ったの。」
小狼「…」
さくら「ううん、ひとりでにできたの。」
小狼「…」
さくら「4ヶ月前、小狼君が香港に帰っちゃうって、知世ちゃんから聞いて、
    それで、もう会えないのかって……そう思ったら、
    すごく悲しくて、胸が苦しくなって……、
    そしたら、魔方陣が現れて、カードが…」
小狼「さくら…」
さくらの目が潤んでいる。
さくら「あの時、空港に行けたのも、
    小狼君の気持ちがなくならずに済んだのも、
    このカードのおかげなの。」
小狼「…」
さくら「だから、…」
小狼「…」
さくら「もう会えないなんて、やだ……」
さくら、小狼の胸の中で、涙がこらえられなくなって。
さくら「やだよ、もう……」
小狼「さくら…」そっと肩を抱き寄せる。
さくら「小狼君………」
……
大道寺家。
顔を見合わせ、困り顔の苺鈴と知世。
苺鈴「…、そろそろ小狼を迎えにいきましょ。」
知世「ええ…」
……
その隣の部屋で、菓子を貪り食った結果、
腹が膨れて動けなくなっている某ぬいぐるみ。
ケロ「わいはしあわせもんや…」

[SCENE9]
翌日の朝。さくらの部屋。
ちょっと目が赤いさくら。
棚を開けて、小狼からもらった熊のぬいぐるみの隣に置いてあった何かを
とりだし、ギュッと抱きしめている。
さくら「……」
そして、それを袋に詰める。
1階から、
藤隆「さくらさーん。知世さんですよー。」
さくら「あ、はーい。」
身支度をして、1階へ。

[SCENE10]
国際空港。
小狼と苺鈴を見送りに来たさくらと知世。
苺鈴「木之本さんも、インターネットはじめたら?私達みたいに。
   小狼にも勧めてるのよ。」
さくら「うん、知世ちゃんに教わって、メール書くよ。」
知世「簡単ですから、すぐに覚えられますわ。」
苺鈴「それじゃ、ちょっと大道寺さんと土産物見てくるね。」
さくら「え……」
苺鈴、作戦どおり知世とその場を離れる。
……
向き合いながらもしばし俯く2人。
さくら「…」
小狼「…」
……
苺鈴「木之本さんに、住所と電話番号を書いた紙、持たせた?」
知世「ええ」
苺鈴「とりあえず、お互い連絡だけはできるようにしておかないとね。」
知世「さくらちゃん、まだお元気なかったですわ。」
苺鈴「でも、つらいのは今だけよ。早く立ち直ってもらわないとね。」
……
さくら&小狼「あ、あの……」
顔を合わす2人。
さくら、カバンから熊のぬいぐるみを出す。
さくら「これ…。」
小狼「え?」
さくら「やっと渡せるよ、これ。」
小狼「これは…」
さくら「昨日、ちょっと、見られちゃったけど…」
昨日、小狼の熊のそばにあったのは、
いつか小狼に直接渡すときのために作っておいた熊のぬいぐるみ。
小狼「…、これ、『さくら』って、名前付けていいか?」
さくら「うん。」
小狼「あ、あの、さくら……」
さくら「……なあに?」
意を決して
小狼「……俺、戻ってくる。」
さくら「え?」
小狼「……、時間、かかると思うけど、必ず。」
さくら「小狼君……」
小狼「……それまで、待っててくれ。」
さくら「……、どれくらい?」
小狼「わからない……、けど、必ず戻ってくる。」
さくら「必ず?」
小狼「ああ。」
さくら「…うん、待ってるよ。ずっと。」
小狼「…ありがとう。」
お互いの住所と電話番号を書いた紙を交換する。
……
苺鈴「どうやら、立ち直ったみたいね。」
知世「ええ。
   ではこれで、何の躊躇いもなく決定的なシーンを…」撮影開始。
苺鈴「…、あのねー。」
……
目を閉じるさくら。
さくらの額にそっとキスする小狼。
……
感動して涙ぐんでいる苺鈴と知世。
苺鈴「(洟がジュルジュル)あたしって、大演出家になれるかも…」
知世「ええ…」
……
おや、何故か空港でバイトしていたあの2人。
桃矢「ん?(さくらと小狼のキスシーンを目の当たりにして)
   あーっ!あのガキ、何してやがる!」
雪兎に羽交い絞めされている。
桃矢「ゆき、離せ!」
雪兎「とーや、駄目だよ。仕事中なんだから。」
さりげなく桃矢の妨害をする。

[SCENE11]
飛行機の中。
苺鈴「いつか、木之本さんを香港に招待したら?」
小狼「ああ…。」
苺鈴「でも、香港にお嫁に来るんじゃ、木之本さん、
   おねーさま達には苦労するんじゃない?」
小狼「……」
苺鈴「まあ、小狼の方から日本に行くのが一番いいんだけどね。」
小狼「え?」
苺鈴「今度から一人で行きなさいよ。
   まったく、手がかかるんだから。これじゃいつまでたっても
   彼氏見つけられないじゃない。」
小狼「……ああ。」頬を赤らめる。
微笑む苺鈴。
苺鈴「さあ、帰ったら、おばさまにパソコン、買ってもらうのね。」

[SCENE12]
飛行機を見送るさくら、知世
知世「行ってしまわれましたね…」
さくら「うん…、早速お手紙書くよ。…インターネットとか言ったっけ。
    それ、教えてね。」
知世「はい」
すると、何故か
山崎「インターネットと言えばね」
さくら「ほえ?」
山崎「代表的なのはワールドワイドウェブだよね。
   ウェブってくもの巣という意味なんだけど、
   インターネットは実際にくもの糸でコンピュータ同士を
   結んでいるんだよ…」
さくら「そ、そうなの…?」
千春「はいはい」山崎の耳を引っ張り、退場。
千春「ごめんね、さくらちゃん、知世ちゃん。
   ……大体、何だって空港でデートしなけりゃなんないのよ。
   ちょっと、聞いてる、山崎君?」
山崎「あはははははははは。」
さくら「え?あの2人、何故……」呆気にとられている。
仲むつまじい2人の様子を見て微笑む知世。

[SCENE13]
その日の夕方。
さくら、買い物の帰り道。
夕飯の買い物と、小狼への手紙を書くため、エアメール用の封筒と便箋を
買った帰り。
日中の暑さから徐々に解放されようとしている。
風が吹いてくる。この季節にしてはさわやかな風。
麦わら帽が飛ばされないように、空いている手で押さえている。
さくら「いい風……」
風の心地よさを感じながら、
さくら「もう、着いたかな……」
ローラーブレードを転がしながら、一人並木道を通り、家路へと。

BGM:丹下桜さんの「西風の帰り道」。
[END]

--
S. GOTO
mailto:goto.sh...@lab.ntt.co.jp

Mizuno, MWE

未読、
2001/04/03 10:56:352001/04/03
To:
-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE-----
Hash: SHA1

水野@秋田です。遅くなりました。


From: goto.sh...@lab.ntt.co.jp (S. GOTO)
Message-ID: <9a9g05$skr$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp>

> ・4/1「木之本桜さん12歳バースデー」記念、
> ・同日のTV版再放送最終話放映記念、
> ・去る3/26のBS2「封印されたカード」放映記念と、
> ・「今後は毎週金曜日、BSハイビジョンで見ましょう」記念の
> オリジナルストーリーです。

はぅぅ, 4番目だけはできないよぅ。
今, えーと第53話あたりでしょうか。
BS-hi視聴者の方々より一足先に, さくらちゃんさようなら記念ですぅ……


そう言えば, 地上波で「だぁ! だぁ! だぁ!」の予告が放映されましたね。
本放送の最終回当時はBSが観られなくなっていたのですが,
fj.rec.animationで「だだだ」予告がダメダメだと酷評されていたのを
覚えていたので, どんなものか……と思っていたらそれほど気にならない。
# 第32話からBSで観ているからかも知れませんが。

が, 本放送を観た方によると, あれはBS本放送の時に流れた予告とは
別のものだそうで。
うーん……どんな予告だったんだろう。気になるなぁ。


> ・映画のラストの2,3日後には小狼が香港に帰っちゃうから、その前に
>  さくら、小狼それぞれの気持ちの整理をさせてあげないといけない
>
> ということをふと考えたからです。
> あと、
>
> ・極力自然な流れで、クライマックスをキスシーンに…
>  (おデコでも頬でもいいから)
>
> というのもやってみたかったんです。
> でも、ストーリー作るのって、難しいですね。
> 何度読み返しても、流れが平坦で、山場がなくって……
> 何せ文学的センスが無いから、詩とか情景とか季節などを絡めたような話、
> なかなか作りづらくて。

いえいえ, 旧版の時からそうですが, 素敵ですよ。
改訂版でさらに練り込まれて, まさしく「純愛系」の極致。

私なんか, まともに感想を書く能力もなくて恥ずかしいです。


> 時間的には「封印されたカード」ラストの翌日以降、
> 小狼&苺鈴の日本滞在最終日の前日です。

「劇場版ケロちゃんにおまかせ!」の後, 帰り際, といったところでしょうか。


> 苺鈴「腕時計、ちゃんと持ってきてね。」
> さくら「うん。」
> 苺鈴「小狼と、ペアだから。大道寺さん家の特注品なんですって。」

何仕掛けられているかわからないぞー, とか思っていたら :-)


> そこへ、お呼びでないケロが。

酔って寝てしまっているスピネルを, エリオルに引き渡して戻って来たところ。
という前提で, 便乗即興妄想。
# 書いてて思ったんですが, 奈久留ちゃんはケロちゃんのことをどう呼ぶんでしょう?

スピネル「むにゃ……もー食べられにゃい……」
エリオル「済まないね, ケルベロス」
奈久留 「スッピーまた甘い物食べたの? ずるい~!
あんなに嫌がっているくせに, 私に内緒で~!!」# そういう問題?
ケロ 「まったく, 何でわざわざこんな面倒な体質にしたんや?
回りが迷惑するやないか」
エリオル「欠点も何もないなんて, 面白くないだろう。
スピネルは普段の性格が, まぁ慇懃無礼とか食わず嫌いとかはあるけど,
常識人寄りにしてあるから, そこを両極端にして落としてみたんだけどね」
ケロ 「落とすにしたって, 落としようってもんがあるやろが……」

スピネルの寝顔を見るケロ。

ケロ 「幸せそうな顔して寝くさりよってからに。
わいがついとらんかったらどうなっとったことやら。
こいつからは目離されへんなぁ」
エリオル (くすくす)
ケロ 「何や?」
エリオル「いや, やっぱり仲がいいなと思ってね」
ケロ 「わいとこいつがか? いややぁ~, そんなことあらへんあらへん」
奈久留 「私もそう思うよ。さっきのケロちゃんの言葉,
弟を心配する兄みたいに聞こえたもの」
ケロ 「な, お, 弟やて……?」
エリオル「そう考えてみれば, スピネルが時々ケルベロスのことを見下したような
言い方をするのも, 出来の悪い兄に向かって背伸びしているようにも
聞こえるな」
ケロ 「っって, 『出来の悪い』ちゅうのは何や~!!」
エリオル「劣等感の裏返しだよ。人付き合いがうまいとか,
何でも肯定的にとらえられるとか, ケルベロスのそういったところが
スピネルには羨ましかったんじゃないかな」
奈久留 「スッピー, 私達以外に友達いないもんね」
エリオル「そういった点では敵わないと内心分かっているから,
単純だとか能天気だとかそんなところだけを見て
『出来が悪い』と言ってしまうんだろう」
ケロ 「……」
エリオル「対するにケルベロスから見たスピネルは, 世間知らずな弟ってところかい」
奈久留 「うんうん, 一人で何でもできる気になってるけど,
見守ってないと危なっかしくてしょうがないって感じ?」
ケロ 「……それはルビーも同じとちゃうか?」
エリオル (まったくです)
奈久留 「失礼ねー。あ, それとも, 私のお兄ちゃんにもなりたいってこと?
ケルベロスお・に・い・ちゃん♪」
ケロ 「いらんわ, 気色の悪い! スッピーだけでたくさんや!」
奈久留 「はい決まり。二人は兄弟, と」
エリオル「よかったな, スピネル」
スピネル「……ごちそーさま……にゃ」

ケロ 「……ま, まぁええか」


> 知世「今日は特別な日ですから、隠しマイクを用意しました。
>    昨日さくらちゃんと李君にお渡しした腕時計に仕込んでありますの。」

やっぱり(^^;;;

それにしても, 四六時中「特別な日」のような気もしますね。


> 苺鈴「まあ、それはいいとして、
>    ぬいぐるみったら、元の姿に戻れるようになったのがよっぽど
>    うれしかったのか何か知らないけど、私に見せびらかすのよ。」
> 知世「ケロちゃん、いつも気になさってましたわ。」
> 苺鈴「昨日なんか、木之本さんの部屋の中で変身して、
>    翼を目一杯広げちゃってさ。うっとりしてるの。バッカみたい。
>    ぬいぐるみが剥製になっただけじゃない、ねえ?」

剥製(^^;;;
応接間に飾りますか。

あるいは剥製じゃなくて, 玄関に敷くとか……(やめぃ)


> 小狼「その、…その服、かわいいな。さくらに似合っていると思う…」
> さくら「本当?」
> 小狼「ああ…」
> さくら「…うれしい、ありがとう。」
> うれしくて、目をキラキラさせて、小狼の顔を見つめる。

今回ばかりは, 知世ちゃん謹製の服じゃないようですね。
自分で用意した「特別な日のための服」。


> 映画館。
> 恋愛映画。映画を見ている2人。

そういえば「夢」の映画というのもありましたね。
あれはきっと, 数年後来日した小狼とさくらちゃんを主役に,
知世ちゃんが作るに違いない!


> さくらと小狼の席より前方で、相変わらず撮影を続行している知世と、

禁止されていないのでしょうか。
あ, 大道寺Toys系列の映画館!?


> 知世「ええ、このカメラは母の会社の特製で、隠しマイクからの音声受信の他、
>    赤外線撮影もできますし、暗いところでも鮮明な画が録れるよう、
>    色々な工夫が凝らされてますの。」
> 苺鈴「あ、そう…」
> 知世「それだけじゃありませんわ。
>    ビットレート15MbpsのMPEG2記録形式で、
>    画質は高品質・高精細、
>    テープメディアではなくDVD-RWメディアに記録できて、
>    その場で簡単な編集もできますの。
>    それから、ギガビットイーサネットのインタフェースもついてますし、
>    映像の配信サーバとしても……」

流石大道寺Toys, ハンディカメラも超絶極限高性能。
省電・消音・防熱も完璧ですねっ。
# 既に何でもアリ。

それ以前に, これで小学生の手に持てるサイズっていうのも凄い :-)


> 楽しそうに歩く2人と、
> その後をこっそりついていく2人。
> …クロウの気配には気づいても、知世&苺鈴には気がつかない2人。
> 苺鈴は空腹の余りポップコーンをムシャムシャ食べながらだったりする。
> ときどき鳩にもくれてやっている。

第35話でさくらちゃんと雪兎さん(と小狼&苺鈴)を尾行したときみたいですね。
ケロちゃんの代わりに苺鈴ちゃんがよく食べるし :-)


> 苺鈴「その、あの、…小狼が…木之本さんのおデコに、
>    その…、チュッ…て…キスを…」
> 知世「まあ☆」
> 「キス」の一言に、あらぬ妄想に耽る知世。

また「秤」さんが人間不信にならなければいいんですが(違うッ!!)


> ジェットコースター。
> 喜んでいるさくらと、かなり怖がっている小狼。
> ……
> 回転ブランコ。さくらだけ乗っている。小狼は見守っている。
> 回っている間、小狼に手を振っているさくら。手を振り返す小狼。
> 苺鈴「小狼って、案外この手のもの、苦手なのよねー。

そういえば, 硬直したシーンが何度かありましたね。
さくらちゃんは超常現象恐怖症で, 小狼は高所恐怖症?
でも観覧車は平気か。


> ふと周りを見る苺鈴。カップルばっかり。
> 苺鈴「あ~あ、やんなっちゃう。やっぱり女同士で来るところではないわ。
>    小狼を片付けたら、早く彼氏、見つけないと。」
> 全然意に介さない知世。

知世ちゃんはいつまでもさくらちゃん一筋! なんでしょうか。
やっぱり園美さんの娘だしなぁ……


> さくら「小狼君…」
> 小狼「ん?」
> さくら「あ、あのね…、夕食、うちで食べてかない?」
> 小狼「え?」
> さくら「お父さん出張でいないんだ。今夜はわたし一人なの…」
> さくら、小狼の顔をじっと見つめる。

はぅぅ, 私, もう耐え切れません。
ごろごろごろごろーーーーーーーーっ(のたうち回って悶絶)


> 苺鈴「あ、そうだった……;
>    帰るといるんだ、あのスポンジタワシ。
>    今日は一晩中、自慢話聞かされるんだわ…」暗くなる苺鈴。

たわし(^^;;;;;;;
やっぱり「『泡』と仲良し☆」からは逃れられそうにないですね(違)

「カードキャプターさくら お洗濯セット」あるいは「お風呂セット」なんてのが
あったら, ケロちゃんスポンジ入っているんだろうなー :-)


> 苺鈴「でも、予想外の展開になったわ。」

知世「私にも予想できないことが起こりましたわね」
とか一瞬, 思ってしまいました。


> [SCENE10]
> 国際空港。

そういえば, 第70話でさくらちゃんが家を出てから空港に着くまでの時間を元に,
知人(成田空港で働いた経験あり)が友枝町の場所を推定していました。

結論: 「翔」で空飛んで来たと思われるので不明


> 小狼「…、これ、『さくら』って、名前付けていいか?」
> さくら「うん。」
> 小狼「あ、あの、さくら……」
> さくら「……なあに?」
> 意を決して
> 小狼「……俺、戻ってくる。」
> さくら「え?」
> 小狼「……、時間、かかると思うけど、必ず。」
> さくら「小狼君……」
> 小狼「……それまで、待っててくれ。」
> さくら「……、どれくらい?」
> 小狼「わからない……、けど、必ず戻ってくる。」
> さくら「必ず?」
> 小狼「ああ。」
> さくら「…うん、待ってるよ。ずっと。」

これで原作と繋がった, と言うことは,
やっぱり数年後小狼は日本に帰化するんですね。
# 流石に中学入学直後ではないでしょう。


> 目を閉じるさくら。
> さくらの額にそっとキスする小狼。

(感動のあまり再度のたうち回って悶絶)
さくらちゃん, お幸せに(涙)


> すると、何故か
> 山崎「インターネットと言えばね」
(略)


> 千春「ごめんね、さくらちゃん、知世ちゃん。
>    ……大体、何だって空港でデートしなけりゃなんないのよ。
>    ちょっと、聞いてる、山崎君?」
> 山崎「あはははははははは。」

エリオルを見送りに来ていたんでしょうか :-)


> その日の夕方。
> さくら、買い物の帰り道。
> 夕飯の買い物と、小狼への手紙を書くため、エアメール用の封筒と便箋を
> 買った帰り。
> 日中の暑さから徐々に解放されようとしている。
> 風が吹いてくる。この季節にしてはさわやかな風。
> 麦わら帽が飛ばされないように、空いている手で押さえている。
> さくら「いい風……」
> 風の心地よさを感じながら、
> さくら「もう、着いたかな……」
> ローラーブレードを転がしながら、一人並木道を通り、家路へと。
>
> BGM:丹下桜さんの「西風の帰り道」。

この結び方に, またまたやられました。
感動絶頂です。

「西風の帰り道」は, もう数ヶ月経った秋の頃をイメージしていたのですが,
何も違和感を感じませんでした。
ピッタリです。


> [END]

はにゃーん, 大感動でした。

「おジャ魔女どれみ&C.C.さくら」も楽しみにしてます。


<余談>
http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~mwe/C.C.SAKURA/
で, QUEEN風に記事を月ごとの一覧から参照できるようになりました。
</余談>


- --
水野夢絵@秋田 <m...@tky3.3web.ne.jp>
http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~mwe/C.C.SAKURA/ (C.C.さくら妄想記事一覧公開中)
Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735
ねぇ○○殿? 私のことは……「夢絵ちゃん」って呼んで!! (嘘)
-----BEGIN PGP SIGNATURE-----
Version: GnuPG v1.0.4 (FreeBSD)
Comment: For info see http://www.gnupg.org

iEYEARECAAYFAjrJ5KMACgkQm9x4cOzIpzUASgCeK5CX+7Xncuml60Os93RZTXyR
S1MAn01eGVeUuU32Tt6CeuXvvF1aMsU8
=Cesg
-----END PGP SIGNATURE-----

S. GOTO

未読、
2001/04/04 3:25:442001/04/04
To:
後藤です

"Mizuno, MWE" <m...@tky3.3web.ne.jp> wrote in message
news:9acob3$dm0$1...@news.osk.3web.ne.jp...

> 水野@秋田です。遅くなりました。

どうもありがとうございます

> 今, えーと第53話あたりでしょうか。

4/6放送分は「さくらとキケンなピアノ」だそうです。#49でしょうか。
「球(BALL)」のカードが発動して、1週飛びましたね。

> BS-hi視聴者の方々より一足先に, さくらちゃんさようなら記念ですぅ……

私も、今のところはこうです……再会はいつ?

> 「劇場版ケロちゃんにおまかせ!」の後, 帰り際, といったところでしょうか。

エリオル一家のこと、すっかり忘れてた……

> > 苺鈴「小狼と、ペアだから。大道寺さん家の特注品なんですって。」
>
> 何仕掛けられているかわからないぞー, とか思っていたら :-)

隠しマイクを仕込むのに最適なアイテム、思い浮かばなかったんですよー。

> 酔って寝てしまっているスピネルを, エリオルに引き渡して戻って来たところ。
> という前提で, 便乗即興妄想。

おー!素晴らしい。ケロに兄弟愛みたいな感情が芽生えるんですね。

> # 書いてて思ったんですが, 奈久留ちゃんはケロちゃんのことをどう呼ぶんでしょ
う?

どうなんでしょう。「スピネル」を「スッピー」と愛称で呼ぶ以上、
やはり「ケロちゃん」かもしれませんね。

> スピネル「むにゃ……もー食べられにゃい……」

スッピーをおんぶしているケロの姿、浮かんできます。まさしく兄弟。

> 奈久留 「スッピー, 私達以外に友達いないもんね」

これは、とっても可哀相ですね。
エリオルは、何か作ってあげないのでしょうか。

> 奈久留 「失礼ねー。あ, それとも, 私のお兄ちゃんにもなりたいってこと?
> ケルベロスお・に・い・ちゃん♪」

逆に、「弟」だと言われたら、彼女(いや、彼)は否定しないのでしょうか。

> >    昨日さくらちゃんと李君にお渡しした腕時計に仕込んでありますの。」
>
> やっぱり(^^;;;

既に、おもちゃの域を超えてしまいました。おそるべし大道寺家

> それにしても, 四六時中「特別な日」のような気もしますね。

知世さん的には、何か理屈さえつけば、いいんでしょう、きっと。

> >    ぬいぐるみが剥製になっただけじゃない、ねえ?」
>
> 剥製(^^;;;

うーん、我ながらこの飛躍は無理があるなあ。

> 応接間に飾りますか。
>
> あるいは剥製じゃなくて, 玄関に敷くとか……(やめぃ)

いいですね。皮、はいじゃいましょう。ユエも、スッピーも、奈久留も……

> 今回ばかりは, 知世ちゃん謹製の服じゃないようですね。

しまった、「特別な日」の衣装は知世さんお手製だったっけ。
でも、知世も使用後「返してくれ」とは言えないだろうなあ。
……
知世「(服の匂いを嗅いで)…さくらちゃんの匂いがしますわ」
……

> 自分で用意した「特別な日のための服」。

ということで、こうしておいてください。
小狼のために、自分でお見立てする姿を想像したら、
……
さくら「小狼君って、どういう服が好きなんだろう……」
クローゼットの鏡の前で、いろんな服をあてがいながら
さくら「似合うよ、って、言ってくれるかな……」
……
このほうが可愛いかなあ、って思ったんですよ。

> そういえば「夢」の映画というのもありましたね。
> あれはきっと, 数年後来日した小狼とさくらちゃんを主役に,
> 知世ちゃんが作るに違いない!

ということは、今回の撮影は「プロローグ」ということか。

> > さくらと小狼の席より前方で、相変わらず撮影を続行している知世と、
>
> 禁止されていないのでしょうか。

またまた、しまった……

> あ, 大道寺Toys系列の映画館!?

遊園地も喫茶店も、そういうことにしておきましょう。

> 流石大道寺Toys, ハンディカメラも超絶極限高性能。
> 省電・消音・防熱も完璧ですねっ。
> # 既に何でもアリ。
>
> それ以前に, これで小学生の手に持てるサイズっていうのも凄い :-)

ちょっと、無茶苦茶だったですね。
知世に「MPEG2」だの「ギガビットイーサネット」だの、
語らせることに無理がある。

> 第35話でさくらちゃんと雪兎さん(と小狼&苺鈴)を尾行したときみたいですね。
> ケロちゃんの代わりに苺鈴ちゃんがよく食べるし :-)

苺鈴には退屈な役回りだったかもしれません。
で、でも、いい役なんですよー。

> > さくら「お父さん出張でいないんだ。今夜はわたし一人なの…」
> > さくら、小狼の顔をじっと見つめる。

小学生に言わせるセリフではないですねー。

> 「カードキャプターさくら お洗濯セット」あるいは「お風呂セット」なんてのが
> あったら, ケロちゃんスポンジ入っているんだろうなー :-)

今、「さくらのお道具箱」の中身が気になっています。

> そういえば, 第70話でさくらちゃんが家を出てから空港に着くまでの時間を元に,
> 知人(成田空港で働いた経験あり)が友枝町の場所を推定していました。
>
> 結論: 「翔」で空飛んで来たと思われるので不明

個人的には東京都内の高級住宅地と思っていますが……どこが適当かなあ?

> やっぱり数年後小狼は日本に帰化するんですね。

ただ、帰化しちゃうと、もう「しゃおらん」と広東語読みが出来なくなってしまう
可能性大なので、永住権取得くらいにしようかなあ、と思ったんですが…
どうしたらいいのか……

> # 流石に中学入学直後ではないでしょう。

一時的にホームステイ、とか。→ホームステイ、3年もやらないか……

まずい、続編を書くつもりになってしまっていた……

> > 目を閉じるさくら。
> > さくらの額にそっとキスする小狼。

うーん、記述があっさりし過ぎてましたかもしれませんねー。

> > すると、何故か
> > 山崎「インターネットと言えばね」
> (略)

> エリオルを見送りに来ていたんでしょうか :-)

まずい、ことごとくエリオルを忘れている……

> > BGM:丹下桜さんの「西風の帰り道」。
>
> この結び方に, またまたやられました。
> 感動絶頂です。
>
> 「西風の帰り道」は, もう数ヶ月経った秋の頃をイメージしていたのですが,

実際は、仰る通りだと思います。
したがって、強引に
「西から風が吹けばいいんだあっ」
と、つなげてしまいました。

というわけで、どうもありがとうございました。

> 「おジャ魔女どれみ&C.C.さくら」も楽しみにしてます。

こちらはまだ続けるつもりでいます。

Mizuno, MWE

未読、
2001/04/05 11:35:082001/04/05
To:
1日おきの水野@秋田です。
# 現在観ているアニメは「だだだ」「ヒヲウ」「ユイ(再)」。
# 多分今後増えるのは「プリーティア」「どれみ(再)」「どれみ」「だだだ(再)」。
# あぁテレビ東京系~, UHF系~(涙)


From: goto.sh...@lab.ntt.co.jp (S. GOTO)
Message-ID: <9aei89$94v$1...@inc.m.ecl.ntt.co.jp>

> > 今, えーと第53話あたりでしょうか。
>
> 4/6放送分は「さくらとキケンなピアノ」だそうです。#49でしょうか。
> 「球(BALL)」のカードが発動して、1週飛びましたね。

昨年12月8日(BS Digital放送開始)が第36話でしたから,
そこから単純に数えたんですけど, やっぱり違いましたか。
そういえばTV欄にない日が何回かあったような気がします。


> > BS-hi視聴者の方々より一足先に, さくらちゃんさようなら記念ですぅ……
>
> 私も、今のところはこうです……再会はいつ?

私の場合, いい加減DVD買わないと, そのうち本当に会えなくなっちゃう。
# DVDプレイヤーを買うのはいつになるやら。


> > 「劇場版ケロちゃんにおまかせ!」の後, 帰り際, といったところでしょうか。
>
> エリオル一家のこと、すっかり忘れてた……

いや, まぁ, 私の妄想を無理矢理割り込ませるとそうなってしまったんですが,
「劇場版ケロちゃんにおまかせ!」が「封印されたカード」直後の話だと
明言されているわけでもありませんし(後の話だとしたら, さくらちゃん中学生!?),
関係ないということでもいいです。


> > 酔って寝てしまっているスピネルを, エリオルに引き渡して戻って来たところ。
> > という前提で, 便乗即興妄想。
>
> おー!素晴らしい。ケロに兄弟愛みたいな感情が芽生えるんですね。

ま, ビデオゲームの得点争いをする程仲がいいですし :-)


> > # 書いてて思ったんですが, 奈久留ちゃんはケロちゃんのことをどう呼ぶんでしょ
> う?
>
> どうなんでしょう。「スピネル」を「スッピー」と愛称で呼ぶ以上、
> やはり「ケロちゃん」かもしれませんね。

月さんのことは呼び捨てでしたけど(第58話, 第69話),
ケロちゃんに呼びかけるシーンはアニメにもコミックスにもないですね。

奈久留「ケロちゃーん」
ケロ 「ケルベロスやー!!」
奈久留「ケロちゃんでいいじゃない。ケルベロスなんて長すぎよー!」
ケロ 「せっかくかっこええ名前をかえるみたいに略すな!!」# コミックス第1巻17頁
奈久留「さくらちゃんはそう呼んでるじゃないの」
ケロ 「さくらは特別や! 何たって主やからな。
あと, わいをかっこ良く撮影してくれる知世も特別や!」
奈久留「何それ, ずるーい」
『泡』「わたしも, ケロちゃんってよんでるよ」
ケロ 「お前にも許した覚えはないわい!」


> > スピネル「むにゃ……もー食べられにゃい……」
>
> スッピーをおんぶしているケロの姿、浮かんできます。まさしく兄弟。
>
> > 奈久留 「スッピー, 私達以外に友達いないもんね」
>
> これは、とっても可哀相ですね。
> エリオルは、何か作ってあげないのでしょうか。

エリオルの創造物では駄目でしょう。
人間型の奈久留ちゃんや月さん(雪兎さん)は学校に友達がいますし,
ケロちゃんにも……あかねちゃんとか(^^;;;
もとい, さくらちゃん以外にも知世ちゃんがいますけど,
エリオル家の人々はその性質上裏方の行動が多いですし,
特にスピネルは自分から表に出て行動するタイプじゃないですから。
第56話(お菓子な出会い)にしても, 奈久留ちゃんに連れてこられただけですし。

でも, 酔いから醒めたスピネル, ケロちゃんを兄と簡単に認めないでしょうね。
# 次の妄想ネタを振っておく。誰か書いて(どかばきごすぐしゃ)


> > 奈久留 「失礼ねー。あ, それとも, 私のお兄ちゃんにもなりたいってこと?
> > ケルベロスお・に・い・ちゃん♪」
>
> 逆に、「弟」だと言われたら、彼女(いや、彼)は否定しないのでしょうか。

ケロ 「おう, こいつは奈久留, わいの弟や!」
奈久留「い・も・う・と!」

というのが合っている気が……ケロの台詞に違和感バリバリ(^^;;;


> > >    昨日さくらちゃんと李君にお渡しした腕時計に仕込んでありますの。」
> >
> > やっぱり(^^;;;
>
> 既に、おもちゃの域を超えてしまいました。おそるべし大道寺家

「面堂家顔負け」とおっしゃった方もおられましたね(^^;;;


> > 今回ばかりは, 知世ちゃん謹製の服じゃないようですね。
>
> しまった、「特別な日」の衣装は知世さんお手製だったっけ。
> でも、知世も使用後「返してくれ」とは言えないだろうなあ。

過去のコスチュームは, 全部保管しているそうですけどね。
でも, さくらちゃんにプレゼントしたものもあるでしょうし。


> 知世「(服の匂いを嗅いで)…さくらちゃんの匂いがしますわ」

「使用済みバトルコスチューム」の山の中に飛び込んでの台詞(笑)?

そうか! これが知世ちゃんの野望か!
さすがは

Message-ID: <8k18lv$h2o$2...@meshsv230.tk.mesh.ad.jp>
>     部屋いっぱいに撫子さんの『かほり』がする髪を広げて
>     その上で『ごろごろはにゃ~ん』したい!なんて夢に、

などという野望を持つ園美さんの娘のことは,
そしてその野望のために作られた存在なだけはある(おいおい)


> 小狼のために、自分でお見立てする姿を想像したら、
> ……
> さくら「小狼君って、どういう服が好きなんだろう……」
> クローゼットの鏡の前で、いろんな服をあてがいながら
> さくら「似合うよ、って、言ってくれるかな……」
> ……
> このほうが可愛いかなあ、って思ったんですよ。

はい, 私もそんな情景を想像しました。
こっちの方がいいですよね。
# というより, 知世ちゃん謹製の服という前提で妄想すると
# どうしてもギャグの方に寄ってしまう……(^^;;;


> > 流石大道寺Toys, ハンディカメラも超絶極限高性能。
> > 省電・消音・防熱も完璧ですねっ。
> > # 既に何でもアリ。
> >
> > それ以前に, これで小学生の手に持てるサイズっていうのも凄い :-)
>
> ちょっと、無茶苦茶だったですね。
> 知世に「MPEG2」だの「ギガビットイーサネット」だの、
> 語らせることに無理がある。

いやまあ, そこはそれ, どんな材料でもメーカーから買いつけ,
製品化されていないものは自社系列の工場に作らせ,
果ては御自分で秋葉原を徘徊してアヤしいジャンク屋から
掘り出し物を発掘してくるよーな御方ですから, どんなものを作り出しても
おかしくはないです :-)


> 苺鈴には退屈な役回りだったかもしれません。
> で、でも、いい役なんですよー。

「二人の恋の審判者」ですね。


> > 「カードキャプターさくら お洗濯セット」あるいは「お風呂セット」なんてのが
> > あったら, ケロちゃんスポンジ入っているんだろうなー :-)
>
> 今、「さくらのお道具箱」の中身が気になっています。

注文締め切りに間に合いませんでした。
予算確保しておいて発売と同時に確保だー!

これ, アニメイトは当然として, 秋田駅近くの某ビル内の本屋(規模に対して
アニメ系がかなり少ない)にまで広告が貼ってありました(他の所では未確認)。
あそこで売ってたらかなり妙だと思う。


> > そういえば, 第70話でさくらちゃんが家を出てから空港に着くまでの時間を元に,
> > 知人(成田空港で働いた経験あり)が友枝町の場所を推定していました。
> >
> > 結論: 「翔」で空飛んで来たと思われるので不明
>
> 個人的には東京都内の高級住宅地と思っていますが……どこが適当かなあ?

その知人の予想(「翔」を考えない場合)では,
・神田~お茶の水あたり。日暮里乗り換えスカイライナー。
・新宿周辺。小狼君のために3000円支払ってNEX。
だそうです。
私は東京の地理はよくわからないので何とも言えませんけど。


> > やっぱり数年後小狼は日本に帰化するんですね。
>
> ただ、帰化しちゃうと、もう「しゃおらん」と広東語読みが出来なくなってしまう
> 可能性大なので、永住権取得くらいにしようかなあ、と思ったんですが…
> どうしたらいいのか……

この世界では, 来日外国人だろうが混血だろうが女装だろうが同性愛だろうが
異能者だろうが人間で無かろうが偏見を持つ人はいないようですので,
法務局? でもあっさり認められたりして。
# 私自身は日本語読みしていたりするんですが。


> > # 流石に中学入学直後ではないでしょう。
>
> 一時的にホームステイ、とか。→ホームステイ、3年もやらないか……
>
> まずい、続編を書くつもりになってしまっていた……

をを。


> > > 目を閉じるさくら。
> > > さくらの額にそっとキスする小狼。
>
> うーん、記述があっさりし過ぎてましたかもしれませんねー。

あんまり微に入り細に入り書くより, こっちの方がいいんじゃないでしょうか。
「充分です」# ←観たこと無い。

S. GOTO

未読、
2001/04/10 4:30:462001/04/10
To:
後藤です。
かなり遅れてしまいましたが…

"Mizuno, MWE" <m...@tky3.3web.ne.jp> wrote in message

news:9ai3bc$1520$1...@news.osk.3web.ne.jp...


> # 現在観ているアニメは「だだだ」「ヒヲウ」「ユイ(再)」。

「コレクターユイ」は第2シリーズになったので視聴再開しました。
レスキューちゃんを自PCにインストールしたい……

「だぁ!だぁ!だぁ!」ですが、私、この手の話には慣れていないので、
BSの方、見ていません。
#赤ん坊があんなに髪の毛たくさんあるのは違和感あるなー

未夢をさくら、彷徨を小狼でマッピングできないかなあって思ったんだけど、
「CCさくら」はラブコメではないから。
ワンニャーは………ケロ? うーん……ハム太郎だろう、あれじゃ。

> 月さんのことは呼び捨てでしたけど(第58話, 第69話),

奈久留は間違いなくライバル心、燃やしてますね。
逆に、ユエは意に介している様子がありません。

> 奈久留「ケロちゃーん」
> ケロ 「ケルベロスやー!!」
> 奈久留「ケロちゃんでいいじゃない。ケルベロスなんて長すぎよー!」
> ケロ 「せっかくかっこええ名前をかえるみたいに略すな!!」

苺鈴「あんたなんか、『ぬいぐるみ』でたくさんよ。」
ケロ「何やて、小娘! ええか、驚くな……わいの真の姿は…」
苺鈴「だから、もういいって」

ケルベロス「どやー!」
苺鈴「……剥製」
ケルベロス「何やてーっ!!」
奈久留「キャハハハハハ、ぬいぐるみが剥製……これはいいわ。キャハハハハ」
ケルベロス「笑うな!」

> 人間型の奈久留ちゃんや月さん(雪兎さん)は学校に友達がいますし,
> ケロちゃんにも……あかねちゃんとか(^^;;;

あかね嬢が、今度はスッピーと出会う、なんてのも面白いかもしれませんね。

> > 既に、おもちゃの域を超えてしまいました。おそるべし大道寺家
>
> 「面堂家顔負け」とおっしゃった方もおられましたね(^^;;;

ただ、面堂家は大道寺家と違って、その財力を一切平和利用に
使いませんから、ほんとうは「負ける」ことはないんだけど……

> 過去のコスチュームは, 全部保管しているそうですけどね。
> でも, さくらちゃんにプレゼントしたものもあるでしょうし。
…(略)…
> そしてその野望のために作られた存在なだけはある(おいおい)

そうですねー、これに関しては几帳面な知世のこと、
全部クローゼットにきちんと収納されていて、
「○月○日、○時○分、『○○』カードの捕獲用」とかタグが
付いているのかな、と思いました。
彼女は「さくらちゃん記念館」を作ろうとしているので。

困るのは防虫剤特有のあの匂いですが、そこはそれ大道寺グループのこと、
さくらの匂いの素を抽出する(変態…)ことでその点を解決した特製の防虫剤を
作らせているのかも。

> # というより, 知世ちゃん謹製の服という前提で妄想すると
> # どうしてもギャグの方に寄ってしまう……(^^;;;

何故なんでしょう、すごいバイアスがかかってますよね。↑↑

> > 知世に「MPEG2」だの「ギガビットイーサネット」だの、

> いやまあ, そこはそれ, どんな材料でもメーカーから買いつけ,
> 製品化されていないものは自社系列の工場に作らせ,
> 果ては御自分で秋葉原を徘徊してアヤしいジャンク屋から
> 掘り出し物を発掘してくるよーな御方ですから, どんなものを作り出しても
> おかしくはないです :-)

そ、それ、私ですぅ……(;_;)

> この世界では, 来日外国人だろうが混血だろうが女装だろうが同性愛だろうが
> 異能者だろうが人間で無かろうが偏見を持つ人はいないようですので,
> 法務局? でもあっさり認められたりして。

いいや、木之本小狼ってことで。ムコ養子。

> > > # 流石に中学入学直後ではないでしょう。
> >
> > 一時的にホームステイ、とか。→ホームステイ、3年もやらないか……
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> > まずい、続編を書くつもりになってしまっていた……
>
> をを。

や、やりません。

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