記事<8sj5ik$f...@tamanews.tss.canon.co.jp>での,
toku...@cdd.canon.co.jp (Hiroyuki Tokunaga) さんの次の記述に関して:
>> リプレイ以外にも、ドラマの原作になったもので
>> 翻訳されている面白い小説ってありますか?
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト 「インスマスを覆う影」
いわゆるCthulhu神話を背景とした作品の一つです。邦訳としては、
大西尹明訳「インスマウスの影」
(創元推理文庫『ラヴクラフト全集(1)』所収)
大瀧啓裕訳「インスマスを覆う影」
(青心社文庫『クトゥルー(8)』所収)
片岡しのぶ訳「インズマスの影」
(国書刊行会『定本 ラヴクラフト全集(5) 小説篇V』所収)
などが有ります。
ドラマは平成4年8月25日にTBSの「ギミアぶれいく」という番組中
で「インスマスを覆う影」というタイトルで放映されました。脚本
は小中千昭、主演は佐野史郎。原作のニューイングランドにおける
架空地名は、こんな具合に日本化されていました。
インスマス → 蔭洲升
アーカム → 赤牟
ダンウイッチ → 壇宇市
このドラマは小中氏自身によって「蔭洲升を覆う影」として小説化
されていますので(学研『クトゥルー怪異録』所収、同書には佐野
氏によるオリジナル小説「曇天の穴」も収録されています)、原作
と読み比べてみるのも面白いでしょう。
エドモンド・ハミルトン スターウルフ・シリーズ
キャプテン・フューチャー物で有名なスペース・オペラの第一人者
が1960年代に発表したシリーズです。野田昌宏大元帥による邦訳は
全てハヤカワ文庫SFで出ています(品切れの時期も有りましたが、
数年前に復刊されました)。
『さすらいのスターウルフ』
『さいはてのスターウルフ』
『望郷のスターウルフ』
ドラマは円谷プロによって製作され、昭和53年4月2日から同9月24日
まで日本テレビ系で「スターウルフ」のタイトルで放映されました。
前半13話はほぼ原作に準じた内容、後半「宇宙の勇者 スターウルフ」
と改題されてからはオリジナルの内容になっていました。
小泉八雲 「怪談」
日本に伝わる伝承や古典作品を題材にした怪奇幻想小説集。邦訳は
たくさん有りますが、個人的には岩波文庫の平井呈一訳『怪談』が
お薦め。平川祐弘ほか訳の講談社学術文庫版『怪談・奇談』が各話
の出典が併収されていて、なかなか便利な1冊です。
もともと日本を舞台にした作品なので、昔から何度も映画・ドラマ
化されています。例えば、
「怪談 -KWAIDAN-」(平成4年8月21日、フジテレビ)
「耳なし芳一のはなし」「むじな」「雪女」
「怪談 -KWAIDAN- II」』(平成5年8月20日 フジテレビ)
「ろくろ首」「長良屋お園の怪」(原作は「葬られた秘密」)
「水滸伝」
北宋末期を舞台にした一大伝奇小説。作者は施耐庵とも羅貫中とも
言われていますが、はっきりしません。原作には七十回本・百回本
・百二十回本など多くの異本が有り、邦訳も多数ありますが、吉川
幸次郎・清水茂訳の岩波文庫版『水滸伝』は百回本、駒田信二訳の
平凡社&講談社文庫版『水滸伝』は百二十回本を底本としています。
ドラマは昭和50年頃に日本テレビ系で放映されていました。数多く
の英雄好漢の中から、豹子頭林冲(演じたのは中村敦夫)が主役と
したドラマ作りになっていました。
「西遊記」
ご存じ三蔵法師と孫悟空・猪八戒・沙悟浄の西天取経の物語。作者
は呉承恩と言われていますが、やはりはっきりしません。この原作
にも数種の異本が有りますが、小野忍・中野美代子訳の岩波文庫版
『西遊記』は明刊本「李卓吾先生批評西遊記」を、太田辰夫・鳥居
久靖訳の平凡社版『西遊記』は清刊本「西遊真詮」を底本としてい
ます。
何度も映画・TVドラマ化されていますが、一番有名なのは夏目雅子
が三蔵法師を演じた日本テレビのTVドラマでしょう。
--
吐普加美◇久留賢治 ◆hisa...@exa.onlab.ntt.co.jp◇寒言神尊
依身多女◆HISADOME KENJI◇hisa...@lares.dti.ne.jp ◆利根陀見
HISADOME, Kenji wrote in message ...
>「西遊記」
>ご存じ三蔵法師と孫悟空・猪八戒・沙悟浄の西天取経の物語。作者
>は呉承恩と言われていますが、やはりはっきりしません。この原作
>にも数種の異本が有りますが、小野忍・中野美代子訳の岩波文庫版
>『西遊記』は明刊本「李卓吾先生批評西遊記」を、太田辰夫・鳥居
>久靖訳の平凡社版『西遊記』は清刊本「西遊真詮」を底本としてい
>ます。
>何度も映画・TVドラマ化されていますが、一番有名なのは夏目雅子
>が三蔵法師を演じた日本テレビのTVドラマでしょう。
手塚治虫「ぼくの孫悟空」(でしたっけ?)及びそのアニメ化「悟空の大冒険」
の知名度はどうでしょうか?
# あの”情けない三蔵法師”はインパクトがあった。
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
Hiroyuki Tokunaga <toku...@cdd.canon.co.jp> wrote in message
news:8sj5ik$f...@tamanews.tss.canon.co.jp...
> リプレイを最近読みました。なかなか楽しめました。
> 友人にこの本は、日本のテレビドラマの原作だと聞きました。
なつかしー!リプレイ。
ドラマになっとったとは知りませんでしたが、。
当時読んだとき(10年くらい前?)、アップルの二人組云々なんてなネタで
微妙に苦笑した覚えありますわ。
ところで、今(10/20夕刻)、CMでタイムレンジャーてな
特撮モノがでとりまして、男の子が、
「オレは同じ一日を繰り返している!」とか
なんとか言ってました。
リプレイ気味ですね。
当該タイムレンジャーってのは見たことはないですが、
古今東西の「時間SFモノ」などを原作にしてる
ストーリーもありそうですわね。
--
タカナリ・オオシマ
今日のオススメ 大塚英志+堤芳貞「東京ミカエル」下巻のあとがき(笑)
Article <x0VH5.309$_c7.2...@newsall.dti.ne.jp> にて、
"Yuuichi Naruoka" <yn...@jade.dti.ne.jp> さん、
> HISADOME, Kenji wrote in message ...
> >「西遊記」
> 手塚治虫「ぼくの孫悟空」(でしたっけ?)及びそのアニメ化「悟空の大冒険」
> の知名度はどうでしょうか?
「飛べ! 孫悟空」とかは?
> # あの”情けない三蔵法師”はインパクトがあった。
くちびるのでかい三蔵。:-)
謎の存在カトウ。
--
中山隆二
nakayam...@lab.ntt.co.jp
> ところで、今(10/20夕刻)、CMでタイムレンジャーてな
> 特撮モノがでとりまして、男の子が、
> 「オレは同じ一日を繰り返している!」とか
> なんとか言ってました。
> リプレイ気味ですね。
>
>
> 当該タイムレンジャーってのは見たことはないですが、
> 古今東西の「時間SFモノ」などを原作にしてる
> ストーリーもありそうですわね。
それは「タイムレンジャー」の次回予告です(関東では22日放映予定)。
まだ間に合うから、ぜひ来週観てください。結構面白いですよ。
--
「蒸着せよ!!」 Red Lantis redl...@excite.co.jp
記事<x0VH5.309$_c7.2...@newsall.dti.ne.jp>での,
"Yuuichi Naruoka" <yn...@jade.dti.ne.jp> さんの次の記述に関して:
>> 手塚治虫「ぼくの孫悟空」(でしたっけ?)及びそのアニメ化「悟空の大冒険」
>> の知名度はどうでしょうか?
三十代後半から四十代前半くらいの世代(私もそうですが)だと、
「悟空の大冒険」ではじめて「西遊記」の物語に触れたという人
が少なくないんじゃないかな。
>> # あの”情けない三蔵法師”はインパクトがあった。
インパクトという点では、ドリフターズの人形劇「飛べ孫悟空」
の三蔵法師(モデルと声はいかりや長介さん)もなかなかでした。
「ゴー・ウエスト」も軽快で楽しい主題歌だったなあ。
さて、「悟空の大冒険」が話題になりましたが、実写ドラマだけ
ではなく、アニメ化された小説まで含めると、かなりの数になり
そうです。全部はとても無理ですが、私が気付いた分をちょっと
挙げてみました。
エドモンド・デ・アミーチス 「クオレ」
ヨハン・ウィース 「スイスのロビンソン」
ウィーダ 「フタンダースの犬」
ジーン・ウェブスター 「あしながおじさん」
ジュール・ヴェルヌ 「二年間の休暇」
ジュール・ヴェルヌ 「八十日間世界一周」
ジュール・ヴェルヌ 「海底二万里」
ミヒャエル・エンデ 「ジム・ボタンの機関車大旅行」
ルイザ・メイ・オルコット「若草物語」
ルイザ・メイ・オルコット「第三若草物語」
ラドヤード・キプリング 「ジャングル・ブック」
ポール・W・ギャリコ 「トンデモネズミ大活躍」
アレグザンダー・ケイ 「残された人々」
エーリヒ・ケストナー 「ふたりのロッテ」
アーネスト・T・シートン 「シートン動物記」
ウィリアム・スティーヴンソン 「カバの国への旅」
ロバート・L・スティーヴンソン 「宝島」
パトリシア・M・セントジョン 「雪のたから」
リザ・テツナー 「黒い兄弟」
アレクサンドル・デュマ 「三銃士」
アーサー・コナン・ドイル シャーロック・ホームズ・シリーズ
マーク・トウェイン 「トム・ソーヤの冒険」
マーク・トウェイン 「ハックルベリー・フィンの冒険」
エリック・ナイト 「名犬ラッシー」
アウニ・ヌオリワーラ 「牧場の少女カトリ」
エディス・ネズビット 「砂の妖精」
スターリング・ノース 「はるかなるわがラスカル」
フランセス・バーネット 「小公女」
フランセス・バーネット 「小公子」
フランセス・バーネット 「秘密の花園」
エドモンド・ハミルトン キャプテン・フューチャー・シリーズ
ジェイムズ・M・バリー 「ピーター・パンとウェンディ」
フィリス・ピディングトン 「南の虹」
エレナ・ポーター 「少女パレアナ」
ライマン・フランク・ボーム 「オズの魔法使い」
ワルデマール・ボンゼルス 「蜜蜂マアヤ」
エクトル・マロ 「家なき子」
エクトル・マロ 「家なき娘」
モーリス・メーテルリンク 「青い鳥」
ルーシー・M・モンゴメリ 「赤毛のアン」
トーベ・ヤンソン ムーミン一家シリーズ
ヴィクトル・ユゴー 「レ・ミゼラブル」
セルマ・ラーゲルレーヴ 「ニルスの不思議な旅」
羅貫中 「三国志演義」
マージョリー・K・ローリングス 「子鹿物語」
現在に忠実なのから、設定やキャラを借りたほとんどオリジナル
に近いものまで、さまざまですね。
記事<WCZH5.311$_c7.2...@newsall.dti.ne.jp>での,
hisa...@lares.dti.ne.jp (HISADOME, Kenji) の次の記述に関して:
>> さて、「悟空の大冒険」が話題になりましたが、実写ドラマだけ
>> ではなく、アニメ化された小説まで含めると、かなりの数になり
>> そうです。全部はとても無理ですが、私が気付いた分をちょっと
>> 挙げてみました。
おっと、見直したら有名なのを一つ忘れてるのに気付きました。
ヨハンナ・スピリ 「アルプスの山の娘(ハイヂ)」
Takanari Ooshima wrote:
> ところで、今(10/20夕刻)、CMでタイムレンジャーてな
> 特撮モノがでとりまして、男の子が、
> 「オレは同じ一日を繰り返している!」とか
> なんとか言ってました。
> リプレイ気味ですね。
わし、この予告見てカードキャプターさくらの
「さくらの終わらない一日」
を連想してしまいました^^;;
--
◆野火子「これからもずっと背負ってくれますか?」◆
◆ from「おにいちゃんといっしょ」FISH CAFE◆
◆ 日文 酔夢 yuta...@fsinet.or.jp◆
◆ URL http://www.fsinet.or.jp/~hifumi/◆
Oonishi Yutaka wrote in message <39F077D6...@fsinet.or.jp>...
>Takanari Ooshima wrote:
>
>> ところで、今(10/20夕刻)、CMでタイムレンジャーてな
>> 特撮モノがでとりまして、男の子が、
>> 「オレは同じ一日を繰り返している!」とか
>> なんとか言ってました。
>> リプレイ気味ですね。
>
> わし、この予告見てカードキャプターさくらの
>「さくらの終わらない一日」
> を連想してしまいました^^;;
「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」とか。あとちょっと違うか
もしれないけど、「ドラえもん」でのびたの宿題を片づける為に2,4,6,8,
10時間後のドラえもんを未来から連れてくる、てのがありましたね。
# で、やっと宿題を片づけて寝ようとすると「過去のドラえもん」が自分を連れ
# にくる...
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
Mr Yuuichi Naruoka wrote in <B1cI5.2807$X3.2...@newsall.dti.ne.jp>:
>もしれないけど、「ドラえもん」でのびたの宿題を片づける為に2,4,6,8,
>10時間後のドラえもんを未来から連れてくる、てのがありましたね。
># で、やっと宿題を片づけて寝ようとすると「過去のドラえもん」が自分を連れ
># にくる...
タイトルの「ドラえもんだらけ」が笑えました。
=======================================
Gegebo
http://www5a.biglobe.ne.jp/~gegebo/
=======================================
> 「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」とか。あとちょっと違うか
> もしれないけど、「ドラえもん」でのびたの宿題を片づける為に2,4,6,8,
> 10時間後のドラえもんを未来から連れてくる、てのがありましたね。
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部のバイツァーダストなんてのもありますね。
--
--
しどり ともき
IIsi@27MHz iMac@Rev.A(ToT)
<http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/1544/>
hisa...@lares.dti.ne.jp (HISADOME, Kenji) writes:
> ウィーダ 「フタンダースの犬」
^^ラ
ロンドン「白い牙」
ブライトン「おちゃめなふたご」
ワイルダー「大草原の小さな家」
メルヴィル「白鯨」(これは却下かも)
「不思議な島のフローネ」は原作タイトルを思い出せず。
「サウンド・オブ・ミュージック」はどう扱ったらいいのやら。
「太陽の子エステバン」は確実に原作付き、「スプーンおばさん」、
「宇宙船サジタリウス」はあったような気がするが思い出せない。
リンドグレン「ながくつした(漢字が入ったような)のピッピ」も
アニメになっていたように思うけど、あれは外国製だった…?
旧約、新約聖書は小説じゃないか…。
# コアラのあのアニメは原作付きだったのかなあ…。
---
"Your new idea is often so unique that someone has already thought of."
一橋大学大学院社会学研究科地域社会研究専攻 上村 暁 (Satoru UEMURA)
gsm...@srv.cc.hit-u.ac.jp
記事<pgvzojw...@srv.cc.hit-u.ac.jp>での,
Uemura Satoru <gsm...@srv.cc.hit-u.ac.jp> さんの次の記述に関して:
>> 「不思議な島のフローネ」は原作タイトルを思い出せず。
"Der Schweizerische Robinson" です。
宇多五郎による邦訳「スイスのロビンソン」(全2巻)は岩波文庫
(赤762-1)で出ていました。
>> リンドグレン「ながくつした(漢字が入ったような)のピッピ」も
>> アニメになっていたように思うけど、あれは外国製だった…?
アニメはちょっと記憶にありません。私が覚えているのは、NHK少年
ドラマシリーズの枠で放映された外国製ドラマ「長くつ下のピッピ」
(昭和50年9月22日-10月15日、昭和51年5月31日-6月10日)。主人公の
声はキャロライン洋子があてていました。
hisa...@lares.dti.ne.jp (HISADOME, Kenji) writes:
> "Der Schweizerische Robinson" です。
> 宇多五郎による邦訳「スイスのロビンソン」(全2巻)は岩波文庫
> (赤762-1)で出ていました。
少年文庫じゃなくて岩波文庫の赤でですか…。ちょっと意外。
> >> リンドグレン「ながくつした(漢字が入ったような)のピッピ」も
> >> アニメになっていたように思うけど、あれは外国製だった…?
>
> アニメはちょっと記憶にありません。私が覚えているのは、NHK少年
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/nhk98/05_1.html
によると一昨年放映されていましたが、和製ではないみたいです(他の
ウェブ・ページの情報)。
あと「小さなバイキング・ビッケ」と「山ねずみロッキーチャック」
も原作付きだったはず。
# fj.rec.animationにクロスポストするべきだろうか…。
# しかし続きそうにない。
記事<pgvem17...@srv.cc.hit-u.ac.jp>での,
Uemura Satoru <gsm...@srv.cc.hit-u.ac.jp> さんの次の記述に関して:
>> > "Der Schweizerische Robinson" です。
>> > 宇多五郎による邦訳「スイスのロビンソン」(全2巻)は岩波文庫
>> > (赤762-1)で出ていました。
>> 少年文庫じゃなくて岩波文庫の赤でですか…。ちょっと意外。
岩波文庫の赤には以下のような作品も収録されています(絶版も含む)
『ピーターパンとウェンディ』
『ジャングルブック』
『四人の少女』(若草物語)
『トム・ソーヤーの冒険』
『ハックルベリー・フィンの冒険』
『あしながおじさん』
『小公子』
『蜜蜂マアヤ』
『サン ファミーユ(家なき兒)』
『家なき娘(アン ファミーユ)』
『クオレ』
『アルプスの山の娘 (ハイヂ)』
中でも貴重なのは、エクトル・マロの『家なき娘』でしょう。
名作「ペリーヌ物語」の原作として有名ですが、完訳はこの岩波文庫版
(津田穣訳)くらいだったかと。なぜか増刷の機会に恵まれず、昭和16年
に第1刷が出て、第2刷が出たのが40年以上経った昭和58年、第3刷が出た
のは今年の2月。次に増刷されるのは何年後になるか分かりませんので、
「ペリーヌ物語」ファンの方は今年の復刊分を買うのをお忘れ無く。
>> あと「小さなバイキング・ビッケ」と「山ねずみロッキーチャック」
>> も原作付きだったはず。
「小さなバイキングビッケ」の原作は、スウェーデンの作家ルーネル・
ヨンソン(Runer Jonsson)の「バイキングのビッケ」シリーズ。
邦訳は学研と評論社から刊行されています。
大塚勇三訳『小さなバイキング』(学研)
石渡利康訳『ビッケと赤目のバイキング』(以下4冊は評論社)
石渡利康訳『ビッケと弓矢の贈りもの』
石渡利康訳『ビッケと木馬の大戦車』
石渡利康訳『ビッケと空とぶバイキング船』
「山ねずみロッキーチャック」の原作は、アメリカの作家ソーントン・
ワルドー・バージェス(Thornton Waldo Burgess)の「バージェス アニ
マル・ブックス」。
邦訳は金の星社から以下の20冊が刊行されています。
塩谷太郎訳『うずらのボブのぼうけん』
土井耕訳『おしゃべりリスのチャタラー』
前田三恵子訳『ふくろねずみのビリーおじさん』
丹野節子訳『くまのバスターはあわてもの』
岡部うた子訳『ビーバーが森にやってきた』
平賀悦子訳『のねずみダニーのぼうけん』
大蔵敏子訳『じいさまがえるのたび』
田谷多枝子訳『いばらやしきのピーターうさぎ』
那須田稔訳『やまねずみジョニーのひみつ』
白木茂訳『あらいぐまボビーのしっぱい』
丹野節子訳『コヨーテは森いちばんのりこうもの』
土井耕訳『かものクワックおくさん』
白木茂訳『子ぎつねレッドの大しっぱい』
田谷多枝子訳『にっこりいけのヒキガエル』
塩谷太郎訳『みどりの森は大さわぎ』
岡部うた子訳『やまあらしプリックリーのひみつ』
米川信夫訳『スカンク・ジミーのピンチ』
平賀悦子訳『森のやじうま・かけすのサミー』
前田三恵子訳『じゃこうねずみジェリーのたんけん』
関英雄訳『コンドルおやじのぼうけん』
fj.booksの「Re: ドラマの原作となった翻訳小説」において
Uemura Satoruさんがおっしゃるには
>「太陽の子エステバン」は確実に原作付き、
これ、「原作」でいいんでしょうか。あのめちゃくちゃ
暗い本ですよね。タイトルなんでしたっけ、
「黄金の七つの都市」じゃなくて、えーと。
「未来少年コナン」と「忘れられた人々」以上に
類似性ないかも。
// 風が吹けば桶が転がる //
// 礒部 隆一郎 //
>「太陽の子エステバン」は確実に原作付き、「スプーンおばさん」、
>「宇宙船サジタリウス」はあったような気がするが思い出せない。
『スプーンおばさん』は、アルフ・プリョイセンの原作があります。
『小さなスプーンおばさん』
『スプーンおばさんの冒険』
『スプーンおばさんのゆかいな旅』
の三冊が学研から出ています。
ルウリイはアニメのオリジナルキャラでした。でもなかなか雰囲気を
壊すことなくよかったと思っています。
#飯島真理のOP、EDはよかったなあ(^^)
***************************************
■あおき■ ang...@palm.fan.fm
************** 00/10/25(Wed) 00:55:04 **
is...@ttj.gr.jp (Ryuichiro,ISOBE) writes:
> >「太陽の子エステバン」は確実に原作付き、
>
> これ、「原作」でいいんでしょうか。あのめちゃくちゃ
> 暗い本ですよね。タイトルなんでしたっけ、
http://www.pierrot.co.jp/title/esteban/staff/
では、原作はスコット・オディールであると明記されています。
今日、手持ちの録画でもOp.にそのように表記されているのを
確認しました。
> 「黄金の七つの都市」じゃなくて、えーと。
そんな感じです。「失われた黄金都市」じゃなくて…、思い出せない…。
僕は原作の中身は知りませんが、ひょっとしてヨーロッパ人の
南米征服を描いた話なんでしょうか?
hisa...@lares.dti.ne.jp (HISADOME, Kenji) writes:
> 岩波文庫の赤には以下のような作品も収録されています(絶版も含む)
> 『ピーターパンとウェンディ』
> (……)
> 『アルプスの山の娘 (ハイヂ)』
え、こんなに?、と思ったんですが、少年文庫創刊前のが
多いんでしょうかね? 僕が見覚えがあるのはマーク・トウェインの
くらいです。僕が見逃しているだけかな…?
> 「ペリーヌ物語」ファンの方は今年の復刊分を買うのをお忘れ無く。
とくにファンってわけではないですが、昨日早速購入しました。
# 情報感謝。
## 世界名作劇場では『家なき娘』が2回放映されていることになるなあ(笑)。
追加:
ハインライン『宇宙の戦士』(OVA)
# あと「サンダーバード」が原作(?)の「科学救助隊テクノボイジャー」
# なんてのもあったけど…。
HISADOME, Kenjiさんの<WCZH5.311$_c7.2...@newsall.dti.ne.jp>から
>さて、「悟空の大冒険」が話題になりましたが、実写ドラマだけ
>ではなく、アニメ化された小説まで含めると、かなりの数になり
>そうです。全部はとても無理ですが、私が気付いた分をちょっと
>挙げてみました。
アニメ「まんが世界昔話」もありましたね。
--
Hiroshi Yamamoto mailto:nu5h...@asahi-net.or.jp
Uemura Satoruさんの<pgvzojw...@srv.cc.hit-u.ac.jp>から
>メルヴィル「白鯨」(これは却下かも)
却下されるのは前に「ムー」がつく方でしょうか?
それとも放送予定から放送されていない、NHK-BSの方でしょうか?
#かなりヤクザな投稿ですね>私
Uemura Satoruさんの<pgvitqf...@srv.cc.hit-u.ac.jp>から
>とくにファンってわけではないですが、昨日早速購入しました。
># 情報感謝。
>## 世界名作劇場では『家なき娘』が2回放映されていることになるなあ(笑)。
博学ですねぇ。
>追加:
>ハインライン『宇宙の戦士』(OVA)
で、こないだあなたからフォロー
Message-ID: <pgvitqi...@srv.cc.hit-u.ac.jp>を受けた
「十五少年漂流記」
というものもございますが、もう上がっていましたっけ?
<WCZH5.311$_c7.2...@newsall.dti.ne.jp>で、
ジュール・ヴェルヌ 「二年間の休暇」
ってあがってますよ。
Hiroshi Yamamoto wrote in message
<39f83e15$0$5413$44c9...@news2.asahi-net.or.jp>...
>HISADOME, Kenjiさんの<WCZH5.311$_c7.2...@newsall.dti.ne.jp>から
>
>>さて、「悟空の大冒険」が話題になりましたが、実写ドラマだけ
>>ではなく、アニメ化された小説まで含めると、かなりの数になり
>>そうです。全部はとても無理ですが、私が気付いた分をちょっと
>>挙げてみました。
>
>アニメ「まんが世界昔話」もありましたね。
う~む、私としては「西遊記」のような娯楽性が強い話は実写ものよりもコミッ
ク/アニメの方がより一般受けしているのではないか?という程度の軽い気持ち
で投稿したのですが、そう言えばこの手の名作ものもありましたね。話が思わぬ
方向に広がりまた盛況になって驚いております。
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
記事<pgvitqf...@srv.cc.hit-u.ac.jp>での,
Uemura Satoru <gsm...@srv.cc.hit-u.ac.jp> さんの次の記述に関して:
>> え、こんなに?、と思ったんですが、少年文庫創刊前のが
>> 多いんでしょうかね? 僕が見覚えがあるのはマーク・トウェインの
>> くらいです。僕が見逃しているだけかな…?
私が持っているのは、『家なき娘』の他『小公子』『アルプスの山の娘』
『蜜蜂マアヤ』。この中でも若松賤子訳『小公子』は特に好きな1冊です。
明治25年に最初に出版された(岩波文庫に収録されたのは昭和2年)訳文
ですから、人によってはとっつき難い文体だと感じるかもしれませんが。
児童文学というわけじゃないけれど、森田思軒訳『十五少年』というのも
有りました。ジュール・ヴェルヌの『二年間の休暇』を明治29年に文語調
で訳したもの。
>> 追加:
>> ハインライン『宇宙の戦士』(OVA)
ああっ……せっかく封印していた記憶が(^^)。
Hiroshi Yamamoto <nu5h...@asahi-net.or.jp> writes:
> >メルヴィル「白鯨」(これは却下かも)
>
> 却下されるのは前に「ムー」がつく方でしょうか?
> それとも放送予定から放送されていない、NHK-BSの方でしょうか?
僕の頭の中にあったのは後者です(前者は中身知らない)。
が、「白鯨伝説」はちゃんと放映再開されて、ともかくも大団円を
迎えましたよね。
# ところで別記事の「博学」は僕なんぞではなく久留さんに
# 向けられるべきですねえ…。
Uemura Satoruさんの<pgv4s1y...@srv.cc.hit-u.ac.jp>から
>上村@一橋大です。
>
>Hiroshi Yamamoto <nu5h...@asahi-net.or.jp> writes:
>
>> >メルヴィル「白鯨」(これは却下かも)
>>
>> 却下されるのは前に「ムー」がつく方でしょうか?
>> それとも放送予定から放送されていない、NHK-BSの方でしょうか?
>
>僕の頭の中にあったのは後者です(前者は中身知らない)。
>が、「白鯨伝説」はちゃんと放映再開されて、ともかくも大団円を
>迎えましたよね。
放送されていたのですね。
おねえさんが次回放送は未定です。 状態以後、BSを見る環境が、
WOWOWの無料放送部分を見る環境と一緒に無くなったので、
勘違いしていました。 ごめんなさい。
ところでビデオとか販売されているのでしょうか?
># ところで別記事の「博学」は僕なんぞではなく久留さんに
># 向けられるべきですねえ…。
こちらも失礼しました。
Hiroshi Yamamoto <nu5h...@asahi-net.or.jp> writes:
> >が、「白鯨伝説」はちゃんと放映再開されて、ともかくも大団円を
> >迎えましたよね。
>
> 放送されていたのですね。
色々ありましたが(笑)再開されました。
> ところでビデオとか販売されているのでしょうか?
第2巻までは。その後は出てないっぽいです。