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Kamikaze Kaito Jeanne #44 (1/29)

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Keita Ishizaki

未読、
2000/01/30 3:00:002000/01/30
To:
石崎です。

数ヶ月前から判ってはいましたが、とうとうこの日が来てしまいました。
神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。

 単行本未収録の原作ネタに若干触れているのでご注意。
 特に注の無い限り、台詞部分は本編よりの引用となっております。
 今週は仕事の関係でフォロー返しは金曜日の夜以降となりますのでゆっくりフ
ォローして下さいね。今までROMの方の感想もお待ちしております。
 では、ゲームスタート!

 どういう終わらせ方にするのか、興味津々だったのですが、フィンを元の準天
使に戻して、そして両親が魔王から解放されて…という爽やかなラストでした。
 この手の作品の最終決戦と言うと、ラスボスが圧倒的な力で主人公をピンチに
陥れ…というのがある意味お約束で、ジャンヌもそうなってしまうのではと危惧
していたのですが、まろんの心の弱さを突いて、前回に引き続いて心理攻撃をか
けてきました。まろんの両親をつかってジャンヌを傷つけるという展開は予想で
きましたが、まろんがフィンを説得しようとした台詞をフィンがお前が言うか的
にそのまま返して、それがまろんを絶望の底に沈める…と言うのが良かったです。
 神様と魔王の戦いに関する設定とか、本当にフィンは単に魔王に洗脳されたか
らああなってしまったのとか、肝心な点に関して曖昧な部分が残されているので
すが、これは原作が継続中であるので、アニメの方で勝手に設定を作ることが出
来なかったということもあり、視聴者が想像して下さいという事で良いのかと思
います。
 今回のポイントは、やはりまろんを踏みにじる「女王様」フィンでしょうか
(違)。最後にフィンを抱きしめて解放するジャンヌと言い、大きなお友達を意
識したシーンですね(全然違)。
 作画は最終話なので当然良かったですが、原画に作画監督として人気三本指に
入るだろう中田正彦氏の名前が見えます。どこのシーンを描いていたのかな?

★息があった二人

稚空  「俺達は怪盗だぜ」
ジャンヌ「招待されなくても、入ってみせるわ」
(中略)
アクセス「ん~息ぴったり」

 城の前までやって来たジャンヌと稚空とアクセスですが、入り口がありません。
 しかし、俺達は怪盗だぜと言うと、ブーメランを壁に突き刺し、リボンを絡ま
せ窓から侵入。何も話していないのに、確かに息が合ってます。
 侵入する為には必要とは言え、何気なくジャンヌの手を握り、腰に手を回して
いる稚空。羨ましすぎです(違)。

*  *  *  第44話『汝、神風となれ!』  *  *  *

★魔氷城侵入

稚空  「いいなぁ」
ジャンヌ「え?」
稚空  「これぞ、男の見せ場だ。まろんが益々俺の事、惚れ直す」
ジャンヌ「こんな時に何言ってんの」
稚空  「ここは俺達に任せて、先に行け」
ジャンヌ「稚空」
アクセス「フィンちゃんを頼んだぜ、ジャンヌ」
ジャンヌ「アクセス」
稚空  「礼は言わない、だろ」
ジャンヌ、稚空の頬にキス
ジャンヌ「お礼よ」
(中略)
ジャンヌ「有り難う、稚空」

稚空  「さぁ、どこからでもかかって来な。今の俺は、ちょっとばかり手強い
ぜ」

 城の中で二人を待ち受けるのは、無数の悪魔達。
 ジャンヌと稚空は次々とチェックメイトしていきますが、悪魔は次から次へと
現れます。このシーンはなかなか良いですね。
 稚空は変身せずに大量にピンを出しているばかりか、チェックメイトまで生身
でやっています。すると本当にアクセスは、生身の稚空に力を与えていたのか。
 今までの話でその姿では無理だぜとアクセスが言っていたのは何故? とか、
アクセスしかピンを出せないような描写があったのは何故? …という事は最早
どうでも良くなって来る位、稚空が格好良いです。
 第28話で稚空が悪魔の触手に絡みつかせていたシンドバットのワイヤー、あ
れでもチェックメイト出来たのか。それなら、あの時もそれでチェックメイトす
れば良かったのに…。稚空が飛びながらワイヤーを悪魔に絡ませて着地してチェ
ックメイトした辺り、今回も必殺シリーズを意識しているような。
 大量にピンを出していたのは、相手が大勢だからと思っていたのですが、良く
考えてみるとピン一本では現在の悪魔はチェックメイト出来ないので、それでか。
 助けられても、「礼は言わないわよ」というジャンヌ。まだジャンヌとシンド
バットとライバル関係にあった頃の癖が残っているのが微笑ましいです。
 アクセスがフィンの居場所を突き止め、稚空はジャンヌを先に行かせます。
 この時の稚空の言い草が、序盤のナンパ君だった頃の稚空を彷彿とさせます。
 そんな稚空の頬にジャンヌはキスします。唇でキスした仲なのに…と思ったの
ですが、まろんの方からキスしたのはこれが初めて。今までは稚空が唇を奪った
って感じですから(違)。これは稚空も嬉しかろう。
 最終話にして、稚空はジャンヌに漸くお礼を言って貰えました。

★二人の出会い

フィン 「初めましてまろん。あなたに、告げることがあるの」
(中略)
まろん 「ジャンヌになんてなれない。夜が怖いの。私は独りぼっち」
フィン 「何言ってるの!? まろんにはフィンがいるじゃない! フィンはいつ
だってまろんと一緒だよ!」
(中略)
ジャンヌ「やっぱり駄目。泥棒なんて無理」
フィン 「まろんなら絶対大丈夫!」
ジャンヌ「本当? 信じていいの?」
フィン 「天使は嘘付かない」
(中略)
ジャンヌ「信じて、いいんだよね」

フィン 「信じていいのさ。まろん。ウフフフ…」

 城の最上階に向かって走るジャンヌを鏡で見ているフィン。
 ここで新たに描き起こされた回想シーンが出て来ます。
 まろんとフィンの出会いのシーンが初めて描かれました。ここは両親が出会っ
たメリーゴーラウンドの前のようですね。まろんの着ていた服は、第20話で着
ていたものでしょうか。フィンは白百合の花を持って現れたんですね。
 原作でもフィンとまろんの出会いのシーンが描かれていますが、まろんは制服
姿で、フィンは白百合の花は持っていませんでした。
 まろんが、ジャンヌになれないと部屋で言っていたシーン、ジャンヌに変身後、
泥棒なんて出来ないと言っていたシーン、これはまろんを怪盗への道へと進ませ
る過程を描いたものなんでしょうね。

★子は鎹と言うけれど…

匠   「お前は世界を救ったんだ」
ころん 「もうジャンヌにならなくていいのよ」
ジャンヌ「あたし辛かった。寂しかったの」
匠   「全て終わったんだよ。これからまろんは、自分一人の為だけに生きる
と良い」
ころん 「そうよ。もう誰かのために無理をすることは無いの」
匠   「三人、別々の道を歩いていこう」
ジャンヌ「え」
ころん 「これで、私達、本当に離婚できるわね」

ジャンヌ「だって、お父さんとお母さんの仲が悪いのは魔王の…」

匠   「魔王は関係ない。魔王がいなくても、私達はもう元には戻れないんだ
…」
ころん 「まろんがいたから、無理して夫婦を続けていたけど、もうまろんは一
人で大丈夫ね」
ジャンヌ「そんな…」
匠   「もう、二度と会えないだろうけど」
ころん 「お金だけは振り込んでおくわね」

ジャンヌ「私がいけないの…。私がいたからいけないの? 私が生まれてこなけ
れば良かったの?」
匠   「確かにそう思った事はある」
ころん 「今更言っても仕方無い事ね」

 ジャンヌが最上階の扉を開けると…何故かそこはまろんのマンションの玄関で
した。
 ジャンヌの前に両親が現れ、喜ぶまろん(ジャンヌ)。あからさまに罠としか
思えないのにジャンヌは全く疑う様子が無いのは…多分気にしてはいけないので
しょう(笑)。
 両親の顔がOP以外でちゃんと描かれるのは初めてですね。ちなみにまろんは、
10際頃に別れたきり、両親とは会っても手紙すらも貰っていないので、これは別
れた当時の姿なのだと思います。
 父親の胸元で泣くジャンヌに両親は、これで本当に離婚できると言い出します。
 この喜びから、絶望へと一瞬での切り替わりが絶妙だと感じました。
 魔王がいなくても、もう元には戻れないんだという両親に去られ(本当は悪魔
の化けた姿でしたが)、衝撃を受けたジャンヌのロザリオは石になり、ついには
ロザリオは壊れて変身が解けてしまいます。
 ノインがジャンヌに両親に悪魔が取り憑いている話をした時に、まろんに希望
を持たせてどうすると感じたのですが、魔王に関係無く両親の仲はもう元には戻
れないとまろんを追い詰めますか。そこまで考えてのシリーズ構成なら凄い。

*  *  *  ここからBパート  *  *  *

★女王様フィンちゃん

フィン 「かわいそうなまろん。弱虫で寂しがりやのまろん。泣き虫で独りぼっ
ちのまろん。あたしがいなければ、何にも出来ないまろん。でも、そんな哀れな
あなたにも、一つだけ良いところはあるのよ」
(中略)
フィン 「それは泣き顔よまろん。みっともなくて惨めったらしくて情けなくて
大好きよ」

 ロザリオが壊れ、変身が解けてしまったまろん。
 そんなまろんを嘲笑し、顔をヒールで踏みにじる堕天使フィンが、前回の都ち
ゃんに対するフィン同様何とも妖しく、あのコスチュームと相まって本当に違う
意味で女王様で良かったです。鞭を持ち出せば完璧だったんですが(違)。
 そうか、フィンちゃんは踏みにじりたい程まろんちゃんの事を愛していたんで
すね(違)。

★普通あれだけされたら死にます

フィン 「本当の気持ちって何? 本当のあたしって何? あんたは私の、何を
知ってるって言うの? 今のあたしが本当のあたしだって考えないの?」
まろん 「考えない。今のフィンは…私の知っている本当のフィンじゃ無いも
の」
(中略)
フィン 「あたしの名は堕天使フィン・フィッシュ。魔王様に忠誠を誓い、神を
心から憎む。それが本当のあたし」
まろん 「安心してフィン。私が必ずあなたを元に戻してみせるわ。だから私…
もう泣かない」
フィン 「うっとうしいなぁ…」
(中略)
フィン 「どうするの? 叫ぶの? 祈るの? そうよまろん。神に助けを乞え
ばいいじゃないの。神の名の下になんて口にするなら、その神を呼び出せば? 
でも無駄よ。神は何もしてくれない。何にも出来ない。神が出来ることは三つだ
け。魂を生み出すこと。その魂を見守ること。そして地球の大気を動かす事。見
守るだけの神なんて、神じゃない!」
(中略)
まろん 「フィン、あなたは神様に何を望んでいるの?」
フィン 「何?」
まろん 「神様が願いを聞き入れてくれたら満足なの? 幸せを与えてくれれば
いいの? あなたは受け入れるだけの心でいたいの? 待つだけの時間を過ごし
たいの? 愛されるだけの関係を望んでいるの?(中略)そんなの生きてる事に
ならない(中略)誰かに言われて生きてるんじゃないじゃない。私達は生きたく
て生きてるんじゃない。私達が信じるのは、神様でも魔王でもないわ。自分自身
よ…」
フィン 「うるさい…うるさい…うるさい! 良くも言えたものね。待つだけの
時間を過ごしていたのは、愛されるだけの関係を望んでいたのは、まろん! あ
んたじゃない! 両親からの来もしない手紙を毎日待つだけ。稚空に愛されてい
る事を良いことに、都合の良いときだけ守って貰って。あたしの力を頼り、ジャ
ンヌ・ダルクの力を頼り、神の力を頼ってただけじゃない! 一度でも自分から、
自分の力で何かした事があるの!?」

 本当の気持ちを思いだしてというまろんに、私の何を知っていると切り返すフ
ィン。
 確かに、ラストまでもフィンがどうして堕天使になったのかは、アクセスが魔
王の洗脳と決めつけたにしては不自然な点が多く(単に設定無いだけかも)謎の
ままに終わっていて、本当のフィンは、恐らくはフィン自身にしか判らないのか
も知れません。
 まろんの服を掴み、床に投げ飛ばすフィン。この時のもの凄く遠くまで床を転
がされたような描き方が良かったですが、その後の床に天井にぶつけられるシー
ンのCGエフェクトの効果の使い方は今一かな(偉そう)。
 見守るだけの神なんて、神じゃないと言うフィンの台詞も、ノイン同様フィン
にも神に対して何か絶望を感じるような背景が用意されているのであれば、更に
印象深いシーンとなったのですが、その部分が用意されていないか描かれていな
いので、効果が減じられたのがちょっと残念。それとも、この部分も想像にお任
せしますという事かな。
 主人公が悪に取り憑かれた敵を説得し、相手がそれで動揺する…と言うのは、
この手の作品では使い古されたパターンですが、その説得の台詞がそのまま自分
自身に対する言葉となっているというのは如何にもジャンヌらしくて良かったで
す。この点については、コレクターズ・ユイのコレクターズ達のグロッサーに対
する台詞とも共通する部分なのですが。
 ひょっとすると、魔王によって堕天使にされたと言うのとは関係無く、フィン
はまろんの事が本当に嫌いだったのかもしれません。周りの人々から心配され、
愛されていながら独りぼっちと信じ込んでうじうじしているまろんの事が。
 だから、堕天使フィンも、実はフィンの中にいたもう一人のフィンとかそうい
う事なのでは無いかと思いますが、そこら辺も想像にお任せしますと言う事でし
ょう。
 フィンに図星を突かれ絶望するまろんの目は死に、がっくりと膝をつきます。
 あの程度で? …と感じられない事も無いですが、自分が自分で色々と自分の
事を正当化して来た部分をはぎ取られて、自分の行動の本質を言い当てられる事
は、前回の都同様に、誰にしろショックなものではないでしょうか。

★いきなり強くなっているアクセス

フィン 「かわいそうねぇ…。かわいそうなまろん。あたしの嘘に騙されて、正
義の味方を気取って。でももう良いの。もう怪盗ジャンヌはこの世から消えたの
よ。だから、日下部まろんももう…いらない」
(中略)
アクセス「おっと、勘違いすんなよな。俺はジャンヌを助けたんじゃ無いんだぜ。
フィンちゃんを守ったんだ」
フィン 「何?」
アクセス「今ジャンヌを傷つけちまったら、フィンちゃんが元に戻った時、悲し
むからな」

 絶望したまろんに、止めの一撃を放とうとするフィン。
 しかし、アクセスがバリヤーで守っていました。ノインの悪魔の力より強いの
か。
 ジャンヌを助けるのではなく、フィンを悲しませないために、というアクセス
の行動理由が良かったです。本当は天使である筈のフィンを信じている、その心
がアクセスに力を与えているのかな。今までの話では役立たずだったのにねぇ
(笑)。
 ところでアクセスは、ここ数話で、稚空の事をシンドバットでは無く「稚空」
と呼んでいますね。今までの話では変身前も「シンドバット」でしたけど。

★独りじゃないよ

稚空  「まろん、まろん。俺を良く見ろ。俺は、誰だ」
まろん 「稚空…」
稚空  「そうだ! 俺はいつでもまろんの側にいるぞ!」
まろん 「私は…独りぼっち…」
稚空  「違う! まろんは独りぼっちなんかじゃない! 思い出してみろ! 
城の外でまろんの事を信じて、まろんが帰って来るのを待ってるのは誰だ!」
(中略)
まろん 「都」
稚空  「そうだ、都だ。じゃあ、まろんに全てを託し運命に身を任せて死んで
いったのは誰だ!」
(中略)
まろん 「ジャンヌ・ダルク。ノイン。全君…」
稚空  「そうだ。まろんは独りぼっちなんかじゃない。俺がいる。都がいる。
ジャンヌ・ダルクも、ノインも、高土屋全も、まろんを見守ってる! それなの
に、まろんが自分自身を信じないでどうする!」
まろん 「自分を…信じる…」

 アクセスがフィンの攻撃を防いでいる間、稚空はまろんが独りぼっちでは無い
と言い聞かせます。自分を信じるんだという稚空の言葉に、自分を取り戻すまろ
ん。
 委員長やパッキャラマオ先生や東大寺夫妻の事が忘れ去られているのはちょっ
とかわいそうですが(笑)。

★神風誕生

まろん 「私は自分の事を信じる。弱くても、寂しがり屋でも、何も出来なくて
も、私は独りぼっちじゃない。私は、私のことが好き。そして、私が信じて、私
を信じてくれている、私の周りの人達のことが好き!」
ジャンヌ・ダルク「さぁ立ちなさいまろん。そして、自分の力で歩き始めなさ
い」
まろん 「強気に本気、無敵に素敵、元気に勇気!」

ジャンヌ・ダルク「神の吐息は風となり、万物の心吹き抜ける。その風優しく激
しく、時に荒む。なれど決して消え去ることはない。海を見よ、空を見よ、森に
も山にも我とあれ。望みは癒しか挑発か。解けし時こそ進化を遂げよ。汝、神風
なり!」

 まろんが自分を取り戻した時、ジャンヌ・ダルクが自分の心の声に耳を傾けな
さいと声をかけます。ちょっと唐突ですが…。
 まろんの胸元に光球が現れ、ロザリオ無しで変身を遂げます。もちろん裸です
(あんたそれだけかい)。何だか、セーラームーンR劇場版のうさぎちゃんの銀
水晶発動シーンみたい…と気にしてはいけない(笑)。
 ジャンヌ・ダルクの「神の吐息は~」の台詞は、アニメだけ見ていると唐突に
聞こえますが、原作で火あぶりにかけられているジャンヌ・ダルクが、自分の持
つ神の力をまろんに分け与え、ジャンヌが新たなる変身(アニメの現コスチュー
ム)を遂げるシーンの際の台詞です。この文章自体は、原作の第16~18話、
第23話に少しずつ掲載されていて、最終的に第23話のジャンヌの新たなる変
身シーンで少し改変の上で、ジャンヌ・ダルクの台詞となったものです。まさか、
アニメでこの台詞を聞くことが出来るとは…。多分これは、まろんの中にあるジ
ャンヌ・ダルクの魂=神から授かった力=聖なる力の発動って事なのでしょう。
 この台詞が出て来るという事は、どうやら原作者とアニメスタッフはかなり綿
密に打ち合わせをしていたと考えられます。まさか、堕天使フィンの設定はアニ
メ化の時に決まった…と言うことは無いと思うのですが…。原作では、最初から
フィンが堕天使という設定であると、明らかにおかしいシーンがあると感じてい
ますので。(アクセスがフィンと出会った時に、俺達の方につけば楽できるぜと
言っていたりとか)
 「ぱふ」で、原作者が設定の違いについて「少し困っています」と発言されて
いたのですが、この事だったんだろうか等と考えていたりします。
 アクセスは自力変身を見て、「聖なる力」が目覚めたと言っています。
 まろんが自力で変身を遂げるのは原作単行本第3巻第12話(アニメ第36話
に相当)で、落としたロザリオを東大寺昴に拾われてしまったまろんが、水槽の
中で都と閉じこめられた時に、自力変身を遂げるのが元になっています。この時
にアクセスとフィンが「聖なる力が目覚めた」と言っています。
 私はてっきりアニメでは「神のバリヤー」が「聖なる力」の事かと思っていま
した。アニメでも「聖なる力」の設定はあったんですね。
 原作を読み返してみると、「聖なる力」以外にも、「聖気」の設定があって、
ジャンヌに悪魔が近づけない理由となっていましたが、これが「神のバリヤー」
の設定の元になっていたのに今頃気が付きました。
 ちなみに今回の変身は真ジャンヌとTV雑誌に書いてありました。

★汝のあるべき姿に戻れ(違)

ジャンヌ「ねぇフィン、私ね」
フィン 「く、来るな…」
ジャンヌ「ずっと強くならなきゃ、元気でいなきゃ、ジャンヌにならなきゃって
思ってた。弱気なのは駄目、暗闇を怖がってちゃ駄目だって」
フィン 「来るな…」
ジャンヌ「でも、多分そうじゃないの。」
フィン 「く、来るな…」
ジャンヌ「弱くても良いの。寂しがり屋でも良いのよ。どんな自分でも、ちゃん
と自分の事好きって言えるのが一番大事なんだって判ったの。私は私が好き」
フィン 「来るな…」
ジャンヌ「そして私はフィン、あなたが…」
フィン 「来るな~!」
ビームは神のバリヤーであっさり防がれる
ジャンヌ「何度だって言うわ。私はフィン、あなたが…」
フィン 「嫌…嫌…」

震えているフィン ジャンヌ、フィンを抱きしめる

ジャンヌ「大好きよ」

 自力変身を遂げたジャンヌは、フィンに迫り、フィンの攻撃を跳ね返すとフィ
ンを抱きしめて、フィンの事を大好きと言います。
 フィンがジャンヌが近づいてくるのを恐れているような描写、愛を受け入れる
ことを恐れているような描き方が凄く良いです。繰り返しますが、フィンが堕天
使になる過程がアクセスの説明した洗脳以外に描かれていないので、効果が減じ
られているのが本当に残念。
 想像ですが、フィンちゃんも愛と言うものをどういう理由か信じることが出来
ず、だからアクセスの求愛も受け入れられず、神様の命で人間界に独りぼっちで
放り出されて寂しかったんだと思います。そこで、自分と同じように孤独なまろ
んと共に生活するようになった。自分と似た性格・行動の他人を見ると、何だか
苛々する経験をした事のある人は少なくないと思います。思うに、フィン・フィ
ッシュにとってのまろんは、そう言う存在だったのでは。
 でも、孤独で寂しがり屋でうじうじしながらも、まろんはその度に人に励まさ
れながらも立ち上がり、堕天使となったフィンの姿を見てもフィンの事を信じ続
けていた。そんなまろんの事をフィンは知らず心の奥底で好きになっていき、そ
して…。と言うのは、見た直後に思いついた妄想ですが(汗)。
 ジャンヌが天使の羽根でフィンを包み込むと、光がそこから発して…。なんか
カードキャプターさくらのケルベロスを思い出したんですけど(違)。
 それから、セーラースターズのクライマックス、ギャラクシアの手を握って勝
利するシーンも思い出しましたのも内緒です。

★残されたチェス駒は?

アクセス「神風だ…」
稚空  「神が魔王に勝ったのか? まろん」

フィン 「嘘つきね、まろんは…(中略)もう泣かないって言ったのに…」
ジャンヌ「フィンだって」
フィン 「え? あたし…ホントだ…」
二人  「フフフ…」
ジャンヌ「お帰り、フィン」
フィン 「ただ今。まろん」
(中略)
フィン 「どこ触ってんのよ!」
アクセス「最後の最後にこれかよ…」
フィン 「アクセスのエッチ、大嫌い! アクセスなんて! …有り難う」
アクセス「くー。色男は辛いねぇ」
(中略)
都   「もー早くしてよまろん。遅刻するよ。あー何? 又メールボック
ス?」

 光は城を消滅させ、氷漬けになった街も元に戻ります。人が動き出したって事
は、人間毎氷漬けだったのか。
 この時に吹いていた風を神風だというアクセス。
 神が魔王に勝ったのかという稚空ですが、絶対あれしきで魔王が滅びるとは思
えません。恐らく、今回は堕天使フィンと、まろんの両親を魔王から解放しただ
けという小さな勝利に過ぎないのではと思います。それとも、フィンに取り憑い
ていたのは魔王自身だったのでしょうか。
 ここら辺は、どうとでも取れる終わり方でしたね。続編もこれなら無理なく作
れそうです(おい)。

 フィンは元の準天使フィンの姿に戻りました。もう泣かないって言ったのにっ
て、堕天使の時の記憶が残っているようです。フィンも泣いています。本当はフ
ィンも寂しかったのでしょうね。
 フィンが元に戻ったので驚喜して抱きつくアクセスをぶん殴るフィン。
 最後の最後でこれかと嘆くアクセスに、有り難うというフィン。アクセスの
数々の不幸も、漸く報われる時が来たようです。

 街へと戻るジャンヌ達。城の跡に残されたのはクイーンとキングの駒でした。
 これの正体については既に魔王と堕天使フィンを初めとして、諸説飛び交って
いるみたいですが、私はまろんの両親に取り憑いていた悪魔では無いかと思いま
した。駒が出た直後に、メールボックスの両親からの手紙が映ったのでそう思っ
たのですが。
 先に、両親の幻覚が悪魔に変化して…というシーンが出ていましたが、それが
この悪魔だったりして。両親に取り憑いていたのを呼び戻して、幻覚の中で両親
の役をやらせていた…と言うのはその場で思いついた解釈。両親に取り憑いてい
た悪魔がそんな強力な筈が無いという意見もありますが、人間そのものをあれだ
け演じられる悪魔は相当高等な悪魔なのではと思います。これも、視聴者が見て、
想像して下さいという事でしょう。

 ラストはメールボックスの中に、両親の手紙があって、メールボックスが開け
られる…というものでした。

 良くあるパターンですが、全キャラの人々のその後をEDにかぶせて描いたり
するというのをやって欲しかったかも知れないですが、これはこれで良かったで
す。
 本来ならフィンの使命は終わっているような気がするので、お別れのシーンが
出て来てもおかしくは無いのに出て来ない辺り、その後のみんなの事は視聴者が
想像して下さいねということなのでしょう。

★総括など

 私がNetNewsでアニメの感想記事を書き続けて4年になりますが、実は一年の
シリーズを第10話でスレッドの起点を長田さんに書いて頂いた以外は全ての話
について記事を書いたのは初めてです。それだけはまっていた事の証でしょうか。

 私がジャンヌの第1話を見たのは、セーラームーン+セイントテールの作品が
始まるので取りあえず見てみようという本当に軽い気持ちでした。もちろん原作
は読んでいません。
 しかし、第1話でまろんがメールボックスの前で見せた寂しげな表情が気にな
って見続ける事を決意しました。そして、第5話の「ごめんね、都…」に参って
しまい、第9話のシンドバットの放火&フォロー無しというオチに驚き、そして、
第15話の遊園地の衝撃告白で完全にチェックメイトされてしまいました。
 特に、原作を元にした話をかなり大胆にアレンジした話(第17話、全君の
話)や、原作番外編の「都☆カタルシス」のエピソードから、都のまろんに対す
る思いを第18話、第21話、そして止めの第43話でこれでもかとばかりに描
いたのは、私的にはアニメのスタッフの方が、それだけ原作作品に対して思い入
れして仕事をされている証拠だと思っています。こういうスタッフのキャラに対
する思い入れが見える作品は、多少のあらがあっても許せるものです。
 まぁ細かいことを言えば、作画のばらつきは良く見直すとそんなにもの凄く変
な作画回って無い事に気付いていたりもするのですが、CGエフェクトの効果が
序盤ではどう見てもマイナスイメージしかもたらしていなかったとか、怪盗のア
クションシーンが余りにもイマイチ…というか説得力の無い話が多かったとか。
アクションシーンが凄い話は凄かったですが。
 …と言うのは私的には些細な問題点。それよりも、せっかくオリジナルキャラ
のミストを出しておきながら、そのバックグラウンドに対しては殆ど何にも描か
ず、ただの悪魔幹部として使い捨てにしたのは、あまりにも勿体ない。それと、
ミストの最期の台詞「その優しさが命取りとなる…」が、結局意味が無い台詞に
なっているような気がすることも。いや、ミスト好きだったんですよ(笑)。
 それから、フィンが堕天使になった理由が単に洗脳されたという事で説明され
ているらしい事も。堕天使フィンの言動を見ていると、単に洗脳されたと言うよ
りは、都のように心の弱さを突かれた的の展開の方がぐっとくる(…って何を
だ)。
 色々書きましたが、神風怪盗ジャンヌは、私的には久々にキャラクターに感情
移入できる作品でした。確かにクオリティ的には…な部分はあったかも知れませ
んが、原作を読んでいてすら驚かされる展開&出来もあり、忘れ難い作品となり
ました。
 そう言えば忘れ難い事件もあった事ですし(笑)。

 アニメは終わりましたが、まだ原作は続きます。そして、アニメージュで東P
DがドラマCDだの劇場版の話が出ていたので、それにも期待しましょう。サン
トラも出ないのかな? それと、妄想スレッドもいつまで続けられるかな(笑)。
 スタッフの皆様、一年間の間本当にお疲れさまでした。そして、この長々しい
ジャンヌの感想記事を読んで頂いた皆様、そしてフォローをつけて下さった全て
の皆様、本当にありがとうございました。

 …あなたの心は、チェックメイトされましたか?

------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp

MURAKAMI Tomokazu

未読、
2000/01/30 3:00:002000/01/30
To:

村上 @奈良先端大です。

<2000013013...@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
kei...@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

> 石崎です。

> 神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。

>  どういう終わらせ方にするのか、興味津々だったのですが、フィンを元の
> 準天使に戻して、そして両親が魔王から解放されて…という爽やかなラスト
> でした。

後味が悪そうな話になるかとも思ったんですが、そうはなりませんでしたね。
ジャンヌは途中は後味悪くしても、最後は悪くしなさそうな雰囲気が何処とな
くします。

クイーン
>  今回のポイントは、やはりまろんを踏みにじる「女王様」フィンでしょうか

ふり仮名を打っておきましょう(笑) フィンが魔界でクイーンと呼ばれている
理由が分かったような気がします。きっと魔王様も踏まれている事でしょう。


> *  *  *  第44話『汝、神風となれ!』  *  *  *

> ★魔氷城侵入


>  大量にピンを出していたのは、相手が大勢だからと思っていたのですが、良く
> 考えてみるとピン一本では現在の悪魔はチェックメイト出来ないので、それでか。

ちょっと悪魔に同情してしまいました。後で 1本じゃ足らないのかと納得しま
した。

> ★子は鎹と言うけれど…


>  ジャンヌの前に両親が現れ、喜ぶまろん(ジャンヌ)。あからさまに罠としか
> 思えないのにジャンヌは全く疑う様子が無いのは…多分気にしてはいけないので
> しょう(笑)。

>  魔王がいなくても、もう元には戻れないんだという両親に去られ(本当は悪魔
> の化けた姿でしたが)、衝撃を受けたジャンヌのロザリオは石になり、ついには
> ロザリオは壊れて変身が解けてしまいます。

あっけなかったですね(^^;


> *  *  *  ここからBパート  *  *  *

> ★いきなり強くなっているアクセス

>  絶望したまろんに、止めの一撃を放とうとするフィン。
>  しかし、アクセスがバリヤーで守っていました。ノインの悪魔の力より強いの
> か。

いやぁ、このアクセス格好良かったです。見直しました。

>  ジャンヌを助けるのではなく、フィンを悲しませないために、というアクセス
> の行動理由が良かったです。本当は天使である筈のフィンを信じている、その心

多分理由は両方でしょう。

> ★神風誕生


> ジャンヌ・ダルク「神の吐息は風となり、万物の心吹き抜ける。その風優しく激
> しく、時に荒む。なれど決して消え去ることはない。海を見よ、空を見よ、森に
> も山にも我とあれ。望みは癒しか挑発か。解けし時こそ進化を遂げよ。汝、神風
> なり!」

>  ちなみに今回の変身は真ジャンヌとTV雑誌に書いてありました。

ここ、どうせならコスチューム変わって欲しかったです。どこら辺が進化した
のか良く分かりません。
#見えない所?(核爆)

変わったら変わったで、ちょっとしか出ていなくて残念だったかも知れません
が。そしてデザイン的に胸元が淋しいですね。

> ★汝のあるべき姿に戻れ(違)


>
>  ジャンヌが天使の羽根でフィンを包み込むと、光がそこから発して…。なんか
> カードキャプターさくらのケルベロスを思い出したんですけど(違)。

ついでにユエも(笑) きっとその所為で真(仮?)の姿に戻れたのでしょう(大違)

> ★残されたチェス駒は?

>  フィンは元の準天使フィンの姿に戻りました。もう泣かないって言ったのにっ
> て、堕天使の時の記憶が残っているようです。フィンも泣いています。本当はフ

私は「有難う」で気づきました。ここを追求すると中々面白い話が出来そうで
す。「私は大好きなまろんに、あ~んな事やこ~んな事をした」って。

>  街へと戻るジャンヌ達。城の跡に残されたのはクイーンとキングの駒でした。

私はジャンヌとノインかと思いましたが、そんな訳絶対にないですね。

>  先に、両親の幻覚が悪魔に変化して…というシーンが出ていましたが、それが
> この悪魔だったりして。両親に取り憑いていたのを呼び戻して、幻覚の中で両親
> の役をやらせていた…と言うのはその場で思いついた解釈。両親に取り憑いてい
> た悪魔がそんな強力な筈が無いという意見もありますが、人間そのものをあれだ
> け演じられる悪魔は相当高等な悪魔なのではと思います。これも、視聴者が見て、
> 想像して下さいという事でしょう。

普通の悪魔は人間の心を糧としているので、数ヶ月で取り付いた人間が駄目に
なってしまうが、上級悪魔は自分の力で生きていけるので数十年生きていける
と言う事かも知れません。

でもチェス駒が寄り添う様に置いてあったのが気になります。

>  良くあるパターンですが、全キャラの人々のその後をEDにかぶせて描いたり
> するというのをやって欲しかったかも知れないですが、これはこれで良かったで
> す。

最近にしては ED を差し替えないって珍しいですね。

>  本来ならフィンの使命は終わっているような気がするので、お別れのシーンが
> 出て来てもおかしくは無いのに出て来ない辺り、その後のみんなの事は視聴者が
> 想像して下さいねということなのでしょう。

裏切り者は人間界で修行せよとか。


--
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 村上 智一 ( TomOne ) 福田研究室 ┠┐
┃ 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 ┃│
┃ E-Mail: tomo...@is.aist-nara.ac.jp ┃│
http://fukuda.aist-nara.ac.jp/~tomoka-m/ ┃│
┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛│
└──────────────────────┘

kikuchi shino

未読、
2000/01/30 3:00:002000/01/30
To:
キクチ@辺境(民放が3つしか入らない)と申します。
 いやいや、最終回を見ての感想、いろいろありすぎて、とても全部書けませんが、
でも、感動しました。やっぱり、アニメの評価は最終回です。それも作画とかアクショ

とかでなく、感動させる筋ですよ!!!
 最終回の感想で一番なのは、やっぱりアクセスです。強い、そいてかっこいい!!
そこに注目してしまうと、マロンや稚空、フィンの良さが隠れてしまう所あるんです
が、
アクセスは、前回のノインの役を今回はアクセスが務めていた(死ななかったけど)
ようで、フィンがマロンにとどめを刺そうとしたときにそれを防いだり、とどめは、最

に”元に戻った”フィンにはり倒されて、「色男は....」と言うあたり、なんか前
回は
ノインの回、今回はアクセスの回、みたいに感じてしまいました。
 確かに、いろいろわからない部分は残ってますが、まあ、そう言うことを言ったらき

りむがありません。そしてこの終わり方は、そう言う疑問やらなにやらを払拭するで
きだったと思います。

Keita Ishizaki wrote:

> 石崎です。

 どうも。いつもありがとうございます。ジャンヌを見続ける理由の何割かは、石崎
さんたちの記事を読むためにあったんです。
#”濃い”アニメを見るときはいつもそうなんですが。

> ★いきなり強くなっているアクセス

 そう、これこれ、今回で一番萌えました。(別にアクセスに***な訳ではありませ
んが。)

> アクセス「おっと、勘違いすんなよな。俺はジャンヌを助けたんじゃ無いんだぜ。
> フィンちゃんを守ったんだ」

 アクセス、格好良すぎ!

>  委員長やパッキャラマオ先生や東大寺夫妻の事が忘れ去られているのはちょっ
> とかわいそうですが(笑)。

 これは、たしかにそうですが、まあ、最終回のお約束、主要メンバーで代表させた
のでしょう(笑)。
#Follow は”妄想編”でね!

> ★汝のあるべき姿に戻れ(違)

> 震えているフィン ジャンヌ、フィンを抱きしめる

> ジャンヌ「大好きよ」

これは、なにか「妄想編」をそのまま実現してしまったような。小さなお友達には
少し問題だったかも。でも、良いシーンですね。

> フィン 「どこ触ってんのよ!」
> アクセス「最後の最後にこれかよ…」
> フィン 「アクセスのエッチ、大嫌い! アクセスなんて! …有り難う」
> アクセス「くー。色男は辛いねぇ」

 ほんと。最後のシーンではマロンとアクセスの上を並んで飛んでますね。なんか、
アクセスってずっと、本当の端役扱いだったのに、最終回に向けて急に主役に躍り
出てしまったような気がします。特に、最後のシリアスシーンから転換したギャグシ
ーンの主役を勤めるというのは、制作者側の思い入れのあるキャラクターなので
はないか、等と思ってしまいます

あと、言いたいことはいくらでもあるのですが、まとめられません。
とりあえず、私なりの妄想編で締めくくりたいと思います。

神様と魔王様が水晶球を眺めながらお酒を飲んでるシーン。
魔王様「ちっ、フィンのやつ、あれだけ可愛がって力を与えておいたのに、案外あっさ

     マロンなんぞに屈服してしまいやがって。」
 神様「はは、私は特にマロンを可愛がったりなんかしなかったぞ。ま、戦術の優劣か

     な。」
魔王様「人間界の風潮が良くないな。みんな神や悪魔より自分を信じるのを良しとす
     る時代のようだな。」
 神様「ともかく、前回の雪辱は晴らせたな。」
魔王様「わかったよ、今夜の勘定は俺が持つよ。しかし、人間というのは不思議なも
     のだ。人間の多くが神を信じる時代には私の方が強く、神を信じない時代に

     なると、おまえの方が強くなる。」
 神様「もしかすると、俺もおまえも、本当は人間の本質を理解できていないのかも
      な。」

おしまい。
 
では。


hid...@po.iijnet.or.jp

未読、
2000/01/31 3:00:002000/01/31
To:
佐々木@横浜市在住です。

<2000013013...@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
kei...@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>> 石崎です。

こんにちわ。

>> 数ヶ月前から判ってはいましたが、とうとうこの日が来てしまいました。
>> 神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。

う~ん、感慨無量。っつか寂しいです。

フォロースタート!



>>  城の前までやって来たジャンヌと稚空とアクセスですが、入り口がありません。
>>  しかし、俺達は怪盗だぜと言うと、ブーメランを壁に突き刺し、リボンを絡ま
>> せ窓から侵入。何も話していないのに、確かに息が合ってます。

以前は足の引っ張り合いをしてた事を思うと隔世の感が。^^;

>> アクセスしかピンを出せないような描写があったのは何故? …という事は最早
>> どうでも良くなって来る位、稚空が格好良いです。

格好イイです。戦闘中もさることながら、
ジャンヌを先に行かせた後のポーズも良。

>>  大量にピンを出していたのは、相手が大勢だからと思っていたのですが、良く
>> 考えてみるとピン一本では現在の悪魔はチェックメイト出来ないので、それでか。

予告で見たときはアレで複数の悪魔を一気にチェックメイトするのかと
想像したのですが、違いました。でも2~3体同時始末ぐらいあってもいいのに。

>>  ここで新たに描き起こされた回想シーンが出て来ます。
>>  まろんとフィンの出会いのシーンが初めて描かれました。ここは両親が出会っ
>> たメリーゴーラウンドの前のようですね。まろんの着ていた服は、第20話で着

あの場所というだけでフィンが現れる直前まで、まろんちゃんが
「うじうじどよよ~ん」としていたであろうと想像出来てしまいます。

>> ていたものでしょうか。フィンは白百合の花を持って現れたんですね。
>>  原作でもフィンとまろんの出会いのシーンが描かれていますが、まろんは制服
>> 姿で、フィンは白百合の花は持っていませんでした。

やはり初対面の時に手ぶらでは格好がつかないでしょうから。(笑)

>>  ジャンヌの前に両親が現れ、喜ぶまろん(ジャンヌ)。あからさまに罠としか
>> 思えないのにジャンヌは全く疑う様子が無いのは…多分気にしてはいけないので
>> しょう(笑)。

それほどまでに彼女にとっては会いたい人って事なんでしょう。
# と、好意的に解釈。(笑)

>>  両親の顔がOP以外でちゃんと描かれるのは初めてですね。ちなみにまろんは、
>> 10際頃に別れたきり、両親とは会っても手紙すらも貰っていないので、これは別
>> れた当時の姿なのだと思います。

う~ん、男前ですなぁ。匠パパ。

>>  父親の胸元で泣くジャンヌに両親は、これで本当に離婚できると言い出します。
>>  この喜びから、絶望へと一瞬での切り替わりが絶妙だと感じました。

「もう怪盗をやめていいんだよ」と来たので幸せな幻影の中に捕らえて
戦闘不能にするのかと思いましたから、この展開はいい意味で意外でした。
まさに「やられた」ってところです。

>>  そんなまろんを嘲笑し、顔をヒールで踏みにじる堕天使フィンが、前回の都ち
>> ゃんに対するフィン同様何とも妖しく、あのコスチュームと相まって本当に違う
>> 意味で女王様で良かったです。鞭を持ち出せば完璧だったんですが(違)。

何とも素晴らしいアングルでした。(爆)

>>  そうか、フィンちゃんは踏みにじりたい程まろんちゃんの事を愛していたんで
>> すね(違)。

メモメモ。(笑)

>>  見守るだけの神なんて、神じゃないと言うフィンの台詞も、ノイン同様フィン
>> にも神に対して何か絶望を感じるような背景が用意されているのであれば、更に
>> 印象深いシーンとなったのですが、その部分が用意されていないか描かれていな
>> いので、効果が減じられたのがちょっと残念。それとも、この部分も想像にお任
>> せしますという事かな。

その場でぱっと思い付いた罵声という雰囲気ではないという感じが
ありますね。そこから何か読み取って下さいって事なのかな。
でも、天使の過去ってのは想像しにくい事この上なし。

>>  主人公が悪に取り憑かれた敵を説得し、相手がそれで動揺する…と言うのは、
>> この手の作品では使い古されたパターンですが、その説得の台詞がそのまま自分
>> 自身に対する言葉となっているというのは如何にもジャンヌらしくて良かったで

まろんちゃんが言ってる最中は、うんうん説得力あるなぁと聞いてましたが
フィンに返されると、それも御尤もって具合に今回はあっちこちで
「してやられた」という印象です。
フィンが直ぐに言い返さずイライラを撒き散らした後で返してるのも
その場の雰囲気がうそ臭くなく表現されていて良かったと思いました。

>>  フィンに図星を突かれ絶望するまろんの目は死に、がっくりと膝をつきます。
>>  あの程度で? …と感じられない事も無いですが、自分が自分で色々と自分の
>> 事を正当化して来た部分をはぎ取られて、自分の行動の本質を言い当てられる事
>> は、前回の都同様に、誰にしろショックなものではないでしょうか。

でもやはり精神的に弱いなぁとは感じます。
# 復活も速いですけど。^^;;;;;

>>  絶望したまろんに、止めの一撃を放とうとするフィン。
>>  しかし、アクセスがバリヤーで守っていました。ノインの悪魔の力より強いの
>> か。

むぅ。アクセスも格好エエっす。
球形の念?じゃなくてノインを貫いた一点突破攻撃の方が効いたかも。

>>  ジャンヌを助けるのではなく、フィンを悲しませないために、というアクセス
>> の行動理由が良かったです。本当は天使である筈のフィンを信じている、その心

こんな台詞の一つ一つもまた格好良いです。

>> がアクセスに力を与えているのかな。今までの話では役立たずだったのにねぇ
>> (笑)。

最後だからでしょうか。^^;

>>  委員長やパッキャラマオ先生や東大寺夫妻の事が忘れ去られているのはちょっ
>> とかわいそうですが(笑)。

まぁ、稚空の頭の中では「その他大勢」という事なんでしょうね。

>>  まろんの胸元に光球が現れ、ロザリオ無しで変身を遂げます。もちろん裸です

お約束。*^^*

>> (あんたそれだけかい)。何だか、セーラームーンR劇場版のうさぎちゃんの銀

ギクっ。^^;;;

>>  ジャンヌ・ダルクの「神の吐息は~」の台詞は、アニメだけ見ていると唐突に
>> 聞こえますが、原作で火あぶりにかけられているジャンヌ・ダルクが、自分の持

何だか呪文のようです。これからは呪文で変身するのかな。

>>  ちなみに今回の変身は真ジャンヌとTV雑誌に書いてありました。

...何故かそこはかと無く笑えるネーミング。^^;;;;;;

>>  自力変身を遂げたジャンヌは、フィンに迫り、フィンの攻撃を跳ね返すとフィ
>> ンを抱きしめて、フィンの事を大好きと言います。

ジャンヌが神々しいですね。

>>  フィンがジャンヌが近づいてくるのを恐れているような描写、愛を受け入れる
>> ことを恐れているような描き方が凄く良いです。繰り返しますが、フィンが堕天
>> 使になる過程がアクセスの説明した洗脳以外に描かれていないので、効果が減じ
>> られているのが本当に残念。

アニメで表現された部分だけを素直に解釈してしまうと自力で変身した
ジャンヌの力を怖れて後ずさりしている様にしか見えませんが、
仮にも女王様なんでそんなヤワじゃないハズだから別なものを
怖れているのだろう、という具合に見る側が想像力を働かせないと
いけないというのは見る人を選びますね。
多分私も石崎さんの記事を読んでなければ、そういう方向には
考えなかったと思います。

>>  想像ですが、フィンちゃんも愛と言うものをどういう理由か信じることが出来
>> ず、だからアクセスの求愛も受け入れられず、神様の命で人間界に独りぼっちで
>> 放り出されて寂しかったんだと思います。そこで、自分と同じように孤独なまろ
>> んと共に生活するようになった。自分と似た性格・行動の他人を見ると、何だか
>> 苛々する経験をした事のある人は少なくないと思います。思うに、フィン・フィ
>> ッシュにとってのまろんは、そう言う存在だったのでは。

成程。
とすると、まろんちゃんと暮らして(ジャンヌが)悪魔を封印していき
チェス駒が溜まると堕天使に生まれ変わるという過程そのものが
フィンがまろんちゃんに対して近親憎悪の念を積もらせていくという
物語であったという風に読めなくもないですね。

>>  でも、孤独で寂しがり屋でうじうじしながらも、まろんはその度に人に励まさ
>> れながらも立ち上がり、堕天使となったフィンの姿を見てもフィンの事を信じ続
>> けていた。そんなまろんの事をフィンは知らず心の奥底で好きになっていき、そ
>> して…。と言うのは、見た直後に思いついた妄想ですが(汗)。

やっぱり好きだと踏み付けたくなる性格だったんでしょうか。(笑)

>>  ジャンヌが天使の羽根でフィンを包み込むと、光がそこから発して…。なんか
>> カードキャプターさくらのケルベロスを思い出したんですけど(違)。

ご同様。

>>  この時に吹いていた風を神風だというアクセス。
>>  神が魔王に勝ったのかという稚空ですが、絶対あれしきで魔王が滅びるとは思
>> えません。恐らく、今回は堕天使フィンと、まろんの両親を魔王から解放しただ

え、神様勝ったの?何時の間に?という印象だったのですが、
今まで語られた内容からジャンヌが戦ってる間にも何処か別のところで
神様と魔王の戦いが続いているのだろうから、それも有りかと
無理に納得したのですが、やはり変ですね。

>> けという小さな勝利に過ぎないのではと思います。それとも、フィンに取り憑い
>> ていたのは魔王自身だったのでしょうか。

それにしては弱っちいのでやはり小さな第一歩の方に一票。

>>  ここら辺は、どうとでも取れる終わり方でしたね。続編もこれなら無理なく作
>> れそうです(おい)。

隅の方に「これは始まりにすぎない」とか字幕が見えそうな絵面。(笑)

>>  フィンは元の準天使フィンの姿に戻りました。もう泣かないって言ったのにっ
>> て、堕天使の時の記憶が残っているようです。フィンも泣いています。本当はフ

悪魔憑きだと記憶が飛んでいるでしょうから、やはり堕天使は
フィンの一面という事になるんでしょうね。
# 洗脳ってのは響きが安っぽくてイマイチ。
で、元に戻った後で見つめ合う二人が抱き合ったりしないのも
リアルというかミソというか、いい感じです。
ちょっとバツが悪そうなフィンとかが特にグッド。

>>  フィンが元に戻ったので驚喜して抱きつくアクセスをぶん殴るフィン。

格好良すぎだったので反動も大きいです。(笑)

>>  街へと戻るジャンヌ達。城の跡に残されたのはクイーンとキングの駒でした。
>>  これの正体については既に魔王と堕天使フィンを初めとして、諸説飛び交って
>> いるみたいですが、私はまろんの両親に取り憑いていた悪魔では無いかと思いま
>> した。駒が出た直後に、メールボックスの両親からの手紙が映ったのでそう思っ
>> たのですが。

前の方に書いた通りの無理矢理神様勝利納得の一つの補間材料が
この2つの駒だったのですが、成程、仰有るようにシーンの繋がりから
見てまろんちゃんの両親に憑いてた悪魔ってのが説得力のある見解に思えます。
人間界に姿を見せてない魔王が人間界に「落ちてる」のは妙ですし。

>>  良くあるパターンですが、全キャラの人々のその後をEDにかぶせて描いたり
>> するというのをやって欲しかったかも知れないですが、これはこれで良かったで
>> す。

良かったですね。
この後に、まろんちゃんがどんな顔をするかまでハッキリ見えます。
# その後バージョンも見たいですけど。

>>  本来ならフィンの使命は終わっているような気がするので、お別れのシーンが
>> 出て来てもおかしくは無いのに出て来ない辺り、その後のみんなの事は視聴者が
>> 想像して下さいねということなのでしょう。

それはまだ使命が終わっていないという事ではないかと。^^;;;;;

>> ★総括など

>>  …と言うのは私的には些細な問題点。それよりも、せっかくオリジナルキャラ
>> のミストを出しておきながら、そのバックグラウンドに対しては殆ど何にも描か
>> ず、ただの悪魔幹部として使い捨てにしたのは、あまりにも勿体ない。それと、
>> ミストの最期の台詞「その優しさが命取りとなる…」が、結局意味が無い台詞に

うっ ^^; 確かに全然意味をなしてない。
でもこの台詞に意味を持たせるにはジャンヌの身近な誰かに
ラストで死んでもらうか何かしないと収まらない(ぉぃ)ので
難しかったんでしょうね。

>> なっているような気がすることも。いや、ミスト好きだったんですよ(笑)。

私も好きでしたから妄想の方では大活躍。(のはずなのですが。^^;)

>>  …あなたの心は、チェックメイトされましたか?

フォローという苦労の無い立場ではありましたが、私も一つの作品に
途中からでしたので一年弱ですがお付き合いさせて頂いたのは
まさに「面白かったから」という事につきますね。
はじめは新番組はとりあえず見ておくというスタートだったのですが
第5話のまろんちゃんのパンツではまり ...
じゃなくて5話での使命に躊躇してたりする人物描写のこまやかさが興味を引き、
後は(文句は言いつつ ^^;)楽しみに見ていたという次第。
こういう一見しただけでは描こうとしているものが見えてこない作品も
あるんだなと気付かされたという意味でもちょっと記念すべきアニメでした。

石崎さん、一年間お疲れ様でした。(でもまだ終わりそうもない。^^;)

そして製作サイドの皆さん、どうも有難うございます。
楽しかったです。

では、また。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hid...@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Eagle@Tokyo

未読、
2000/02/01 3:00:002000/02/01
To:
Eagle@biglobeです。

"Keita Ishizaki" <kei...@fa2.so-net.ne.jp> wrote in message
news:2000013013...@fa2.so-net.ne.jp...
> 石崎です。

どど。

> 神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。

今回の話は、脚本が横手美智子でしたね。
何故、シリーズ構成の富田氏が本にしなかったんだろう?

話としては、単独でこれだけ見れば、良いと思います。
ただ、連続で見た場合、前回の都の話同様、心理攻撃なので
「またか。」という印象を受けます。
また、題材も家族ネタだし、これまで、あれだけ出てると、
ここであそこまでのダメージを受けるのはおかしいと思って
しまいます。

あと、ブラックフィンの声が都の声と近いんですねぇ。質が。
できれば、もっと違う声を入れた方がインパクト的には上が
ったかもしれません。

>  今回のポイントは、やはりまろんを踏みにじる「女王様」フィンでしょうか
> (違)。最後にフィンを抱きしめて解放するジャンヌと言い、大きなお友達を意
> 識したシーンですね(全然違)。

あの踏みつけは○です(^^;。
フィンが何故ヒールの高い靴を履いていたかの理由でしょうか?

> ですが、まろんの方からキスしたのはこれが初めて。今までは稚空が唇を奪った
> って感じですから(違)。これは稚空も嬉しかろう。

いいんです。これからあーんなことやこーんなこともできる
んですから(^^;。

>  ジャンヌの前に両親が現れ、喜ぶまろん(ジャンヌ)。あからさまに罠としか
> 思えないのにジャンヌは全く疑う様子が無いのは…多分気にしてはいけないので
> しょう(笑)。

ねぇ。さすがにこれにはがっくりきましたけど。
まろんって、学習能力が無いということにしましょうか?

>  フィンに図星を突かれ絶望するまろんの目は死に、がっくりと膝をつきます。
>  あの程度で? …と感じられない事も無いですが、自分が自分で色々と自分の
> 事を正当化して来た部分をはぎ取られて、自分の行動の本質を言い当てられる事
> は、前回の都同様に、誰にしろショックなものではないでしょうか。

戦っている相手に図星をつかれて、ショックを受ける人間なんて
・・・これは、冷静なときにしかできないんですけどね。

> まろん 「私は自分の事を信じる。弱くても、寂しがり屋でも、何も出来なくて
> も、私は独りぼっちじゃない。私は、私のことが好き。そして、私が信じて、私
> を信じてくれている、私の周りの人達のことが好き!」

この自分を信じるという姿勢はいいですね。
でも、人の言うことを聞く耳も持たないといけません(笑)。
で、個人的にはここに神を入れる必要を感じないのですが(^^;。

>  フィンがジャンヌが近づいてくるのを恐れているような描写、愛を受け入れる
> ことを恐れているような描き方が凄く良いです。繰り返しますが、フィンが堕天
> 使になる過程がアクセスの説明した洗脳以外に描かれていないので、効果が減じ
> られているのが本当に残念。

強い意志を持った敵が無敵で進んできたら怖いですけど
ね(笑)。

>  想像ですが、フィンちゃんも愛と言うものをどういう理由か信じることが出来
> ず、だからアクセスの求愛も受け入れられず、神様の命で人間界に独りぼっちで
> 放り出されて寂しかったんだと思います。そこで、自分と同じように孤独なまろ
> んと共に生活するようになった。自分と似た性格・行動の他人を見ると、何だか
> 苛々する経験をした事のある人は少なくないと思います。思うに、フィン・フィ
> ッシュにとってのまろんは、そう言う存在だったのでは。

これは、想像のレベルですね。フィンの行動を見ているとそういう
ところは見えないです。少なくとも、最初は神様を信じていたよう
ですし。

>  でも、孤独で寂しがり屋でうじうじしながらも、まろんはその度に人に励まさ
> れながらも立ち上がり、堕天使となったフィンの姿を見てもフィンの事を信じ続
> けていた。そんなまろんの事をフィンは知らず心の奥底で好きになっていき、そ
> して…。と言うのは、見た直後に思いついた妄想ですが(汗)。

好きなのは間違いないでしょう。

>  光は城を消滅させ、氷漬けになった街も元に戻ります。人が動き出したって事
> は、人間毎氷漬けだったのか。

ですね。あれ、都はなんで・・・溶かした?

>  この時に吹いていた風を神風だというアクセス。
>  神が魔王に勝ったのかという稚空ですが、絶対あれしきで魔王が滅びるとは思
> えません。恐らく、今回は堕天使フィンと、まろんの両親を魔王から解放しただ
> けという小さな勝利に過ぎないのではと思います。それとも、フィンに取り憑い
> ていたのは魔王自身だったのでしょうか。

小さい勝利に1票。

>  街へと戻るジャンヌ達。城の跡に残されたのはクイーンとキングの駒でした。
>  これの正体については既に魔王と堕天使フィンを初めとして、諸説飛び交って
> いるみたいですが、私はまろんの両親に取り憑いていた悪魔では無いかと思いま
> した。駒が出た直後に、メールボックスの両親からの手紙が映ったのでそう思っ
> たのですが。

確かにこの考えでいいようです。しかし、ここでキングとクイーンの
駒使うのは無理筋だと思います。数合わせ的な強引さを感じました。

>  特に、原作を元にした話をかなり大胆にアレンジした話(第17話、全君の
> 話)や、原作番外編の「都☆カタルシス」のエピソードから、都のまろんに対す

全君の話はよかったです。

> クションシーンが余りにもイマイチ…というか説得力の無い話が多かったとか。
> アクションシーンが凄い話は凄かったですが。

説得力の話は止めましょう(笑)。

>  それから、フィンが堕天使になった理由が単に洗脳されたという事で説明され
> ているらしい事も。堕天使フィンの言動を見ていると、単に洗脳されたと言うよ
> りは、都のように心の弱さを突かれた的の展開の方がぐっとくる(…って何を
> だ)。

確かに。人間なら(^^;。
「天使禁猟区」のように天使描いてくれるなら、それも可でしょ
うけど。

>  スタッフの皆様、一年間の間本当にお疲れさまでした。そして、この長々しい
> ジャンヌの感想記事を読んで頂いた皆様、そしてフォローをつけて下さった全て
> の皆様、本当にありがとうございました。

どうもご苦労様です。次の作品をお待ちしております(^^;。

--
ea...@mvd.biglobe.ne.jp

Nagata Yoshihiro

未読、
2000/02/03 3:00:002000/02/03
To:
長田@闇の火川柿生 です。

In article <2000013013...@fa2.so-net.ne.jp>
> 石崎です。

> 神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。

1回半見た感想では、いまひとつでした。やはり稚空とアクセスが
私が好きでないのが原因かも。でちゃちゃ的感想など…

「|」で始まる行は別記事の引用です。(References: なし m(..)m )

>  今週は仕事の関係でフォロー返しは金曜日の夜以降となりますのでゆっくりフ
> ォローして下さいね。

ということで、コナンもあって、遅くなりました。
そういえば学習帳のCM(関東だけ?)せらむん以来同じなので、懐かしいです。
#サッカーブームの頃かな。ペイント

>  では、ゲームスタート!

>  どういう終わらせ方にするのか、興味津々だったのですが、フィンを元の準天
> 使に戻して、そして両親が魔王から解放されて…という爽やかなラストでした。

私は非常に欲求不満です。結局稚空にはげまされて、回復するあたりが
とくに、いや~んです。(考察30秒の結論(汗))
#それこそ、セーラームーンですが、稚空も両親も死んでしまって、絶望の淵
#にいるのに、涙を流しながらフィンを見つめて、あなたを信じてるわ、
#んで、フィンがまろんを破壊した瞬間、用済みとなったフィンは悪魔に
#見捨てられ、まろん復活に自分の全パワーを注ぐ、って無理多すぎ(爆)。
#「いったでしょ、私はフィンを信じてたって(違)」

> すが、これは原作が継続中であるので、アニメの方で勝手に設定を作ることが出
> 来なかったということもあり、

なるほど。難しいものですね。

>  今回のポイントは、やはりまろんを踏みにじる「女王様」フィンでしょうか

村上 @奈良先端大さん>
| Message-ID: <870n75$2h2e$1...@voyager.aist-nara.ac.jp>
| 理由が分かったような気がします。きっと魔王様も踏まれている事でしょう。

すると、こうですか?
魔王(建前)「なに!クイーンが元にもどっただと、けしからん即刻次の悪魔を
ジャンヌ打倒に派遣せねば」

魔王(本音)「しばらく遊べんな、だが代わりはいくらでもいる」 って違

> ★魔氷城侵入

>  第28話で稚空が悪魔の触手に絡みつかせていたシンドバットのワイヤー、あ

> ックメイトした辺り、今回も必殺シリーズを意識しているような。

私が、白拍子の鋼糸みたいって言ったらすかさず、嫁さんが「仕事人よね」
と。石崎さんの記事は見てないハズなのですが(笑)。

>  大量にピンを出していたのは、相手が大勢だからと思っていたのですが、良く

トランプを扱う手品師か、カジノのマスター?かと思いました。


> ★子は鎹と言うけれど…


> ころん 「まろんがいたから、無理して夫婦を続けていたけど、もうまろんは一
> 人で大丈夫ね」

テレビ誌の予告だったか、衝撃的な出会いなんてあるから、てっきり
両親は死んじゃって、フィンの手中に落ちてるのかと思っていました。ハズレ

> *  *  *  ここからBパート  *  *  *

> ★女王様フィンちゃん

>  そんなまろんを嘲笑し、顔をヒールで踏みにじる堕天使フィンが、前回の都ち

佐々木さん>
| Message-ID: <873kut$5...@infonex.infonex.co.jp>
| 何とも素晴らしいアングルでした。(爆)

アングルとしては、たしかに(笑)。 なぜ萌えないのかな>私。
#ちなみに首にまいてるのと同じようなサラシ状なものをももにまいてる
#ように見えます。(後ろ姿より)

> ★普通あれだけされたら死にます

セーラームーンの方が表現は過激ですよね。(意味不明)
#コナンもそういう意味ではリアルかも(笑)

> ★神風誕生
>
> まろん 「私は自分の事を信じる。弱くても、寂しがり屋でも、何も出来なくて

この辺りだと思いますが、目を閉じてるまろんが素敵です。
頬の輪郭とか、とっても良いです。
#普段の目が大きいから、その反動か?(汗)。

> ★汝のあるべき姿に戻れ(違)

ほぇ?なら、クイーンフィンが正しい姿かと(違)

>  フィンがジャンヌが近づいてくるのを恐れているような描写、愛を受け入れる
> ことを恐れているような描き方が凄く良いです。

うーん。単にいままで自分がしてきた(信じてきた道)が間違いだったと
思いたくないだけとか?(ないない)

> んと共に生活するようになった。自分と似た性格・行動の他人を見ると、何だか

フィンちゃんって、人が信じられなかったのかな?とも思います。
まろんは誰も信じられないのは番組始まってからなので、当初は
性格は似てなかったのかな?ってよくわかんない m(..)m
#アクセスを拒絶していた辺りとか、ってあれは堕天使になってからか。

>  ジャンヌが天使の羽根でフィンを包み込むと、光がそこから発して…。なんか
> カードキャプターさくらのケルベロスを思い出したんですけど(違)。

BS みてないので、わからないです。私は単にセラスタの羽を...巨大版

> ★残されたチェス駒は?

>  光は城を消滅させ、氷漬けになった街も元に戻ります。人が動き出したって事
> は、人間毎氷漬けだったのか。

Eagleさん>
| Message-ID: <875vln$km3$9...@meshsv230.tk.mesh.ad.jp>
| あれ、都はなんで・・・溶かした?

たしかに(笑)。フィンがまろんを攻撃させるために特別扱いしてた、とか。

>  これの正体については既に魔王と堕天使フィンを初めとして、諸説飛び交って
> いるみたいですが、私はまろんの両親に取り憑いていた悪魔では無いかと思いま
> した。

Eagleさん>
| Message-ID: <875vln$km3$9...@meshsv230.tk.mesh.ad.jp>

| 確かにこの考えでいいようです。しかし、ここでキングとクイーンの
| 駒使うのは無理筋だと思います。数合わせ的な強引さを感じました。

絵的にはきれいでOKですが、考えると謎です。私は、本家ジャンヌと
ノインの駒だと思いたい。結ばれて。

それか、本当のまろんの両親に悪魔がとりついていて、チェックメイトすると
死んじゃうけど、しないといけない、って設定だったとか。
#あんまりなので、変えたとか。絶対ないなぁ(汗)。
#それくらいじゃないと、少しも衝撃的じゃないですよね。

>  本来ならフィンの使命は終わっているような気がするので、

堕天使としては終りですが、準天使としてはどうなるのかとか

> ★総括など

> について記事を書いたのは初めてです。それだけはまっていた事の証でしょうか。

証拠:Only とか、Web とか(笑)。

> こういうスタッフのキャラに対
> する思い入れが見える作品は、多少のあらがあっても許せるものです。

その思い入れが一致すると幸せですが、私のように微妙にずれると
悲しいです。萌え的には一致していたと思う(笑)

> ミストの最期の台詞「その優しさが命取りとなる…」が、結局意味が無い台詞に
> なっているような気がすることも。いや、ミスト好きだったんですよ(笑)。

佐々木さん>
| Message-ID: <873kut$5...@infonex.infonex.co.jp>


| でもこの台詞に意味を持たせるにはジャンヌの身近な誰かに
| ラストで死んでもらうか何かしないと収まらない(ぉぃ)ので
| 難しかったんでしょうね。

さっきも書いたけど、もとは両親が死ぬ予定だったとか....
#少女アニメには、酷ですよね。

最後に....

これほど好きな回と嫌いな回がはっきりしてたアニメも少ないかも
しれません。一週間に7回もみたこともあるなんて(笑)
--
yna...@st.rim.or.jp /* 斉藤慶子と、Belldandy, 巫女さん姿の mars が一番 */

hid...@po.iijnet.or.jp

未読、
2000/02/04 3:00:002000/02/04
To:
佐々木@横浜市在住です。

<87chor$nkh$1...@news.t3.rim.or.jp>の記事において
yna...@st.rim.or.jpさんは書きました。

>> 長田@闇の火川柿生 です。

こんにちわ。

>> #ちなみに首にまいてるのと同じようなサラシ状なものをももにまいてる
>> #ように見えます。(後ろ姿より)

あの首に巻いてるのが気になります。
帯状のものかとも最初は思ったのですが、肌と同じ色ですし、
糸だとすると痛くないのか?とか考えてしまいます。^^;

# 股と言えば、左股の悪魔の紋章が、エッチっぽい。(笑)

>> それか、本当のまろんの両親に悪魔がとりついていて、チェックメイトすると
>> 死んじゃうけど、しないといけない、って設定だったとか。
>> #あんまりなので、変えたとか。絶対ないなぁ(汗)。
>> #それくらいじゃないと、少しも衝撃的じゃないですよね。

ED(新旧ともに)を見ていると、この世の最後の1人になる
まろんちゃんというイメージばっかり浮かんでしまうんです。
最終回が幸せのピークだったりして。
# な~んて考えてしまう私は非道い奴なんでしょうか。^^;

Keita Ishizaki

未読、
2000/02/05 3:00:002000/02/05
To:
石崎です。

japan.anime.pretty,fj.rec.animation の <87chor$nkh$1...@news.t3.rim.or.jp>

記事において 2000年02月03日(木) 18時35分07秒頃、
Nagata Yoshihiroさんは書きました。
>長田@闇の火川柿生 です。

 一年間フォローを有り難うございました。
 2/6のイベントでは宜しく(謎)。

>> 神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。
>
> 1回半見た感想では、いまひとつでした。やはり稚空とアクセスが
>私が好きでないのが原因かも。でちゃちゃ的感想など…

 第43話前半と今回は、長田さん的には却下かなと思ってみていました(笑)。

>ということで、コナンもあって、遅くなりました。

 コナンスレッド(哀ちゃんスレッドか)はずいぶんと盛り上がっているようで。
 コナンの当該話は私も好きなのですが、まだ見ていないです。見ていたら一緒
に壊れていたと思う…。

>>  では、ゲームスタート!



>私は非常に欲求不満です。結局稚空にはげまされて、回復するあたりが
>とくに、いや~んです。(考察30秒の結論(汗))
>#それこそ、セーラームーンですが、稚空も両親も死んでしまって、絶望の淵
>#にいるのに、涙を流しながらフィンを見つめて、あなたを信じてるわ、
>#んで、フィンがまろんを破壊した瞬間、用済みとなったフィンは悪魔に
>#見捨てられ、まろん復活に自分の全パワーを注ぐ、って無理多すぎ(爆)。
>#「いったでしょ、私はフィンを信じてたって(違)」

 私も最終話になって、まだ稚空に助けられなければ立ち直れないのか、まろん
ちゃん…とリアルタイムで観ていたときに感じました。
 でも、セーラームーンのうさぎちゃんの場合、自分自身は家庭環境にも恵まれ、
彼氏もいて、友達も沢山いて、恵まれた環境にいた娘が戦いの中独りぼっちにな
っていって、それでも立ち上がり…というクライマックスですが、まろんちゃん
の場合、元々両親に置き去りにされたせいで、他人から自分に対する愛情を信じ
ることが出来ないでいたのが、段々他人からの愛情を信じることが出来るように
なって…という成長物語の側面もあるのかな、と思って納得する事にしました。
 個人的にはまろんちゃんの性格・立場って、セーラームーンの四守護神(美奈
子ちゃん除く)に近いものがあると感じていたりします。だから、うさぎちゃん
の時と同じ様なクライマックスの描き方では、やはり少しまずいのかなと。
 …とか思ったりもしたのですが、長田さんの意見求む(笑)。

>> ★魔氷城侵入
>
>>  第28話で稚空が悪魔の触手に絡みつかせていたシンドバットのワイヤー、

>
>> ックメイトした辺り、今回も必殺シリーズを意識しているような。
>
>私が、白拍子の鋼糸みたいって言ったらすかさず、嫁さんが「仕事人よね」
>と。石崎さんの記事は見てないハズなのですが(笑)。

 今回のシンドバットのチェックメイトシーンは、あちこちで三味線屋だと書か
れていましたです。前回のリボンのシーンも同じみたいですが。
 そう言えば白拍子ってまだ連載しているのか?

>>  大量にピンを出していたのは、相手が大勢だからと思っていたのですが、
良く
>
>トランプを扱う手品師か、カジノのマスター?かと思いました。

 委員長のトランプ捌きを何故か思い出しました(第10話)。

>> ★子は鎹と言うけれど…
>> ころん 「まろんがいたから、無理して夫婦を続けていたけど、もうまろん


は一
>> 人で大丈夫ね」
>
>テレビ誌の予告だったか、衝撃的な出会いなんてあるから、てっきり
>両親は死んじゃって、フィンの手中に落ちてるのかと思っていました。ハズレ

 きっとも富田氏の脚本で有れば、フィンの元に辿り着いたら、両親が磔になっ
ていて…とか、両親がジャンヌを直接攻撃してきて、チェックメイトしなければ
いけないけど、当然手は出せず…という展開になったのかと。それはそれで良い
のですが。

>#ちなみに首にまいてるのと同じようなサラシ状なものをももにまいてる
>#ように見えます。(後ろ姿より)

 アニメで登場するまでは、てっきり白いサラシみたいなものと思っていたので
すが、肌色でしたね。

>> ★普通あれだけされたら死にます
>
>セーラームーンの方が表現は過激ですよね。(意味不明)
>#コナンもそういう意味ではリアルかも(笑)

 セーラームーンと言うと、R劇場版でフィオレがうさぎちゃんにした事とか?

#胸鷲掴み(笑)。

>> ★汝のあるべき姿に戻れ(違)
>
>ほぇ?なら、クイーンフィンが正しい姿かと(違)

 原作今月号で明らかになった事には、準天使はでっかくなる事が出来るそうで
す。
 だから、あの姿も本当かもしれないです。

>> んと共に生活するようになった。自分と似た性格・行動の他人を見ると、何


だか
>
>フィンちゃんって、人が信じられなかったのかな?とも思います。
>まろんは誰も信じられないのは番組始まってからなので、当初は
>性格は似てなかったのかな?ってよくわかんない m(..)m
>#アクセスを拒絶していた辺りとか、ってあれは堕天使になってからか。

 原作だと、魔王様だけを信じている事情があるのですが、どうもアニメだとそ
こら辺の描き方が不足しているので、想像力(妄想力)で補うしか無いです
(笑)。

>>  光は城を消滅させ、氷漬けになった街も元に戻ります。人が動き出したっ


て事
>> は、人間毎氷漬けだったのか。
>
>Eagleさん>
>| Message-ID: <875vln$km3$9...@meshsv230.tk.mesh.ad.jp>
>| あれ、都はなんで・・・溶かした?
>
>たしかに(笑)。フィンがまろんを攻撃させるために特別扱いしてた、とか。

 フィンが都を連れ去ってから街が凍ったので、影響を受けなかった…そう言え
ば、ジャンヌと稚空とアクセスも影響を受けていない気も…。

>>  本来ならフィンの使命は終わっているような気がするので、
>
>堕天使としては終りですが、準天使としてはどうなるのかとか

 きっと、又新たなる敵が魔界から送られてきて…無い無い(笑)。

>> ★総括など
>
>さっきも書いたけど、もとは両親が死ぬ予定だったとか....
>#少女アニメには、酷ですよね。

 そう言えば富田氏脚本回の第39話でノインは両親がまろんの手の届かない所
にいると言ってましたけど、マジにそういうつもりだったのかも?

>最後に....
>
>これほど好きな回と嫌いな回がはっきりしてたアニメも少ないかも
>しれません。一週間に7回もみたこともあるなんて(笑)

 要するに、一番好きなのが第1話だったと言うことでしょうか。
 無敵素敵に元気に勇気なまろんちゃんが良かったと(笑)。

------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp

Keita Ishizaki

未読、
2000/02/05 3:00:002000/02/05
To:
石崎です。

japan.anime.pretty,fj.rec.animation の
<875vln$km3$9...@meshsv230.tk.mesh.ad.jp> の
記事において 2000年02月01日(火) 15時48分15秒頃、
"Eagle@Tokyo" <ea...@mvd.biglobe.ne.jp>さんは書きました。
>Eagle@biglobeです。

 こんにちわ。

>どど。

 何か最近どこでもこういう挨拶ですが…どういう意味なんだろ(笑)。

>> 神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。
>
>今回の話は、脚本が横手美智子でしたね。
>何故、シリーズ構成の富田氏が本にしなかったんだろう?

 これは私もアニメ誌で知った時に驚きました。
 シリーズ構成上重要な話である全君の前後編の脚本がやはり横手氏であった事
に象徴されるように、意外にもシリーズ構成の富田氏は、重要なエピソードの脚
本はやっていないような気がします。ちなみに、委員長の話は何故か富田氏ばか
り担当していたような気がします(笑)。富田氏ってパワーストーンのシリーズ
構成も同時期にやっていて、ご苦労様でした。
 横手氏の話は好きなのが多いです。そう言えば月影蘭の脚本も書いていました
っけ。

#富田氏の脚本だとクライマックスは全然違うものになっていたかも…。

>話としては、単独でこれだけ見れば、良いと思います。
>ただ、連続で見た場合、前回の都の話同様、心理攻撃なので
>「またか。」という印象を受けます。

 とは言え、最終決戦がフィンとジャンヌの力のぶつかり合いだったりしたら、
セーラームーンはウェディングピーチ辺りと比較されてしまうような気がするの
で、難しい所だと思います。
 ファンの間の評判を読むと、最終話が心理攻撃だった事に対する批判は少ない
ようです。

>また、題材も家族ネタだし、これまで、あれだけ出てると、
>ここであそこまでのダメージを受けるのはおかしいと思って
>しまいます。

 ノインに幻影を見せられた時に、魔王から両親を解放すれば、両親が戻って来
るとの希望をまろんに抱かせたのですが、魔王に関係無くもう元の生活には戻れ
ないという事を思い知らされ、まろんが絶望すると言うのは判らないでもないで
すが。でもその見せ方には少し無理が…と言うのは気にしてはいけません。

>あと、ブラックフィンの声が都の声と近いんですねぇ。質が。
>できれば、もっと違う声を入れた方がインパクト的には上が
>ったかもしれません。

 これは私は全く気になりませんでした(笑)。

>いいんです。これからあーんなことやこーんなこともできる
>んですから(^^;。

 妄想スレッドでは都とくっついてますが。
 原作では稚空は都とベタベタだし…。

>>  ジャンヌの前に両親が現れ、喜ぶまろん(ジャンヌ)。あからさまに罠と
しか
>> 思えないのにジャンヌは全く疑う様子が無いのは…多分気にしてはいけない


ので
>> しょう(笑)。
>
>ねぇ。さすがにこれにはがっくりきましたけど。
>まろんって、学習能力が無いということにしましょうか?

 この展開って、ノインが第39話でジャンヌに(悪魔との戦闘中に)見せた幻
影と同じパターンですよね。どうせなら、本当にまろんの自宅で幻影を見せれば、
効果覿面だと思うのですが、どうしてしないのでしょうか。
 それとも、変身後にまろんの心を壊さないと、ロザリオを壊せないとか(違)。

>>  フィンに図星を突かれ絶望するまろんの目は死に、がっくりと膝をつきま
す。
>>  あの程度で? …と感じられない事も無いですが、自分が自分で色々と自
分の
>> 事を正当化して来た部分をはぎ取られて、自分の行動の本質を言い当てられ


る事
>> は、前回の都同様に、誰にしろショックなものではないでしょうか。
>
>戦っている相手に図星をつかれて、ショックを受ける人間なんて
>・・・これは、冷静なときにしかできないんですけどね。

 このシーンでまろんは戦っているつもりなんて無いと思います。最後まで結局
フィンに対して一切攻撃していませんよね。
 第42話で、フィンがまろんの事を最初から大嫌いだと言っていましたが、今
回この台詞は、フィンがまろんの事を嫌いな理由を述べているのかもしれません。
 原作では、やはりフィンはまろんの事を大嫌いだったと言っているのですが、
理由については述べていません。原作でまろんは、フィンが堕天使であった事よ
りも、フィンに大嫌いだと言われたことに深く傷つくのですが(ロザリオも石に
なってしまいます)、アニメのこのシーンも、図星を言われた事より、嫌われて
いたという事にショックを受けたのだ…と考えることにしました。

>> まろん 「私は自分の事を信じる。弱くても、寂しがり屋でも、何も出来な


くて
>> も、私は独りぼっちじゃない。私は、私のことが好き。そして、私が信じて、

>> を信じてくれている、私の周りの人達のことが好き!」
>
>この自分を信じるという姿勢はいいですね。
>でも、人の言うことを聞く耳も持たないといけません(笑)。
>で、個人的にはここに神を入れる必要を感じないのですが(^^;。

 今までのまろんちゃんは、本当に人の言う事に聞く耳を持たなかったですから
ね(笑)。
 各所での感想を読む限り、自分を信じることの出来ない人が、他人の言う事を
信じられる筈がないという事だと書いてあり、まぁそんなものなのでしょう。

>これは、想像のレベルですね。フィンの行動を見ているとそういう
>ところは見えないです。少なくとも、最初は神様を信じていたよう
>ですし。

 ここは、原作・アニメ同様に設定が破綻している部分ですので、気にしてはい
けません(おい)。都同様、フィンの心の闇の部分と言う事にしよう(違)。

>確かにこの考えでいいようです。しかし、ここでキングとクイーンの
>駒使うのは無理筋だと思います。数合わせ的な強引さを感じました。

 ビショップは出ていませんよね、確か。

>>  特に、原作を元にした話をかなり大胆にアレンジした話(第17話、全君



>> 話)や、原作番外編の「都☆カタルシス」のエピソードから、都のまろんに
対す
>
>全君の話はよかったです。

 あれで絵さえまともだったら…。

>> クションシーンが余りにもイマイチ…というか説得力の無い話が多かったと
か。
>> アクションシーンが凄い話は凄かったですが。
>
>説得力の話は止めましょう(笑)。

 終盤で東大寺警部や桃栗警察の皆様の出番が全く無くなってしまったのは残念。

>
>>  それから、フィンが堕天使になった理由が単に洗脳されたという事で説明
され
>> ているらしい事も。堕天使フィンの言動を見ていると、単に洗脳されたと言
うよ
>> りは、都のように心の弱さを突かれた的の展開の方がぐっとくる(…って何



>> だ)。
>
>確かに。人間なら(^^;。
>「天使禁猟区」のように天使描いてくれるなら、それも可でしょ
>うけど。

 当該作品を知らないのでネタが判らないです(汗)。
 ちなみに原作今月号の堕天使フィンの「汚れてしまったのこの身体」という台
詞が何とも…(笑)。

>どうもご苦労様です。次の作品をお待ちしております(^^;。

 最低半年以上続く「かわいい」アニメを対象にしたいですが…流石にマシュラ
ンボーを対象にする気は無いです。声がほたるちゃんだったのは少し気になった
けど(違)。
 どれみ#は誰か記事を書かないのかな?

------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp

Keita Ishizaki

未読、
2000/02/06 3:00:002000/02/06
To:
石崎です。

japan.anime.pretty,fj.rec.animation の
<873kut$5...@infonex.infonex.co.jp> の
記事において 2000年01月31日(月) 18時34分21秒頃、
hid...@po.iijnet.or.jpさんは書きました。
>佐々木@横浜市在住です。

 こんにちわ。

>>> 数ヶ月前から判ってはいましたが、とうとうこの日が来てしまいました。
>>> 神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。
>
>う~ん、感慨無量。っつか寂しいです。

 週末がもの凄く暇に感じられます(笑)。

>フォロースタート!

 原作の単行本化されていない内容に触れているのでご注意。

>予告で見たときはアレで複数の悪魔を一気にチェックメイトするのかと
>想像したのですが、違いました。でも2~3体同時始末ぐらいあってもいいの
に。

 全君に取り憑いた悪魔の時には、最終的には一本しか投げていなかったのに。

>>> ていたものでしょうか。フィンは白百合の花を持って現れたんですね。
>>>  原作でもフィンとまろんの出会いのシーンが描かれていますが、まろんは
制服
>>> 姿で、フィンは白百合の花は持っていませんでした。
>
>やはり初対面の時に手ぶらでは格好がつかないでしょうから。(笑)

 実は持っている花が「百合」である事に深い意味があるという説を掲示板で見
かけました(笑)。

>>>  ジャンヌの前に両親が現れ、喜ぶまろん(ジャンヌ)。あからさまに罠と
しか
>>> 思えないのにジャンヌは全く疑う様子が無いのは…多分気にしてはいけない
ので

>>> しょう(笑)。
>
>それほどまでに彼女にとっては会いたい人って事なんでしょう。
># と、好意的に解釈。(笑)

 別記事でも書きましたが、何でわざわざ戦闘中に幻覚を見せなければいけない
のでしょうね。別にまろんちゃんの自宅で見せればいいのでは…。
 セーラームーンシリーズでも、セーラー戦士達は割とあっさりと幻覚に騙され
ているような気がするので、やはりここは気にしてはいけない部分なのでしょう
(違)。

>「もう怪盗をやめていいんだよ」と来たので幸せな幻影の中に捕らえて
>戦闘不能にするのかと思いましたから、この展開はいい意味で意外でした。
>まさに「やられた」ってところです。

 ベルセルクの最終話みたいに、悪魔の化けた父親に抱きついた所で、現実の絵
を映し出して、悪魔に抱きついているジャンヌ…と言う絵を想像してしまいまし
た。
 あの時に一気にぐさりとやっても良かったのに(違)。

>その場でぱっと思い付いた罵声という雰囲気ではないという感じが
>ありますね。そこから何か読み取って下さいって事なのかな。
>でも、天使の過去ってのは想像しにくい事この上なし。

 これまで散々フィンの過去について書いてきましたが、原作のフィンの過去は
詳しくはこうなっています。これであれば、フィンがどうして神を憎んでいるの
か、堕天使なのか、孤独なのかが判るのですが…。
 ただ、アニメでこの設定にしてしまうと、フィンを元に戻しても準天使に戻れ
ないので、そのまま使えないですよね。

(以下原作第21話より)

 準天使フィンは、他の二人の準天使、トキ(男)、セルシア(女)と共に人間
界に三日間行くことを許されます。
 アクセスはフィンと天使として同期でしたが、いたずらが過ぎるために出世が
遅れ、黒天使のままで、天界に残らざるを得ませんでした。フィンの事が好きな
アクセスはフィンに、天界に戻って来たら言いたいことがあるんだと言い、フィ
ンはそれを受けます。

 地上界に降りたフィン達。人間に存在を知られてはならないという掟でしたが、
三人が各々散歩している時に、人間界の空気が合わなかったセルシアは聖気0に
なって倒れ、神社の神官、久ヶ原相模に拾われます。
 フィンとトキはセルシアを助けようとしますが、天使を見ることの出来る相模
に捕まってしまいます。相模に何かを感じるフィン。
 セルシアが倒れているのを知ったフィンは、髪を一本抜くと、セルシアは元気
が戻ります。
 フィンは捕まった時に相模に噛み付いて怪我をさせた事を謝りますが、相模は
水に指を浸すと、怪我が治ってしまいます。その水には、「聖気」が含まれてい
て、相模が天使の姿を見られるのもそのせいとトキは気付きます。
 「聖気」とは天使の命みたいなもので、髪にためるものだそうです。聖気がた
くさん含まれている髪ほど銀色に輝くのですが、フィンの髪の色は突然変異の黄
緑で、本人はこの事を気にしています。ちなみに、この時点でのフィンは髪は長
いです。

 神社の神力を込めた秘水だと言う聖水は普通の人間が作ることが出来るもので
はないとトキは警告しますが、困った人に聖水を分け与えている相模に好感を持
ったフィンは、相模の手助けをしようとします。
 
 相模には魚月という妹がいましたが16歳で病死しています。純粋な子であっ
たと聞いたセルシアは、魚月は天使になっているのかもしれないと語ります。

セルシア「普通、人間は生まれるとき神様から「命」という力をもらいます。
     その力を増やし続けることができれば「命」は生まれかわる「魂」へ
とかわるのだけれど、たいていの人は生きていくつらさの中でその力を使い切っ
て「命」もついえてしまいます。
     でもその力を死すまでに少しでも残した人…例えば生まれたばかりで
死した赤ん坊などは神様がほんの少しの力を与えて下さって「天使」になれるの
です。
     純粋な心を持ったまま育った人はその分「徳」があるから 最初から
すごい力を持った天使になることが多いわ」
フィン 「相模…「天使」は聖気をためればいつの日か人間に生まれ変わること
が出来ると言われているの。人間になるときも前世で縁深かった人の近くに生ま
れるって。だからまたきっと会えるよ! 会いたいって願っていれば」

 フィンは、相模のために聖気を分け与える決意をします。受け渡し場所である
洞窟に入ったフィンは、その中で偶然氷漬けになっている少女(もちろん裸)、
魚月を見つけます。
 それを見て、フィンは全てを思い出します。
 魚月は病死した後も神に身を捧げ、聖水を作り出してくれているという相模に、
フィンは真相を語ります。

フィン 「魚月は病気で死んだんじゃない。あなたに殺されたのよ! 神社の地
下の聖水…その水は万病にきき心の闇さえときはらう。聖水欲しさに人間は莫大
な金を注ぎ込んだ。だけど不思議な氷が溶けるのは遅く、水はすぐに底をついた。
     そこで患っていた魚月に相模は思いついたように言った。人身御供と
して氷に入り聖水を増やしてくれ…と。すべては金ほしさに…そして魚月は命を
落とした」

 フィンこそが、魚月が死した後に残した「魂」が天使になった姿なのでした。
 その事を知った相模は、なら話が早いと、フィンにまた僕のためにその身を捧
げてくれと言います。
 既にトキとセルシアは命を落とし、氷の中に閉じこめられています。
 逃げ出すフィンですが、すぐに捕らえられます。フィンの突然変異の髪は、よ
り多くの「聖気」をため込む事が出来ると知った相模は、フィンの髪を切り、そ
れを聖水にたらせばもっと力のある物になるかもしれないと考え、フィンの髪を
切ってしまいます。

 アクセスに助けを求めるフィン。アクセスはこの光景を水鏡を通して目撃して
しまいます。

 準天使でありながら正天使なみの聖気をため込む事の出来る髪を切られた瞬間、
力が暴走して、聖水を求めてその場にいた多くの人間が死亡、神は多くの力を失
います。
 その罪により、楽園追放の刑に処せられたフィンは消滅の門に向かいます(も
ちろん裸です)。

アクセス「いやだ…こんな終わりはいやだよ…「好き」も「ごめん」も言えない
ままなんて」

 消滅の門、全てを無に帰す白の扉。くぐれば消える。この体もこの命も…

魔王  「待ちなさい。君の居場所ならここにある。おいで、フィン・フィッシ
ュ」

アクセス「フィンは魔王の手を取り掟を破って魔界の門をくぐった。生きるため
に堕天使の道を選んだんだ…」

(第21話の内容ここまで)

 アニメしか見ていない人には、準天使フィンがショートカットなのに、堕天使
フィンがロングだったのかは判らないと思いますが、元々フィンの髪は長かった
のです。

 どうしてアニメ版のフィンの設定が洗脳だけでは納得できないかがお判り頂け
れば幸いです。

>まろんちゃんが言ってる最中は、うんうん説得力あるなぁと聞いてましたが
>フィンに返されると、それも御尤もって具合に今回はあっちこちで
>「してやられた」という印象です。
>フィンが直ぐに言い返さずイライラを撒き散らした後で返してるのも
>その場の雰囲気がうそ臭くなく表現されていて良かったと思いました。

 別記事でも書きましたが、第41話でフィンがまろんの事を最初から大嫌いだ
ったと言っている理由を語っているのだという事に、後で気付きました。
 まろんの精神が崩壊したのも、図星を突かれたというよりも、嫌いな理由を具
体的に語られたからなのかも。原作でも、まろんはフィンが堕天使で魔王の手先
だった事よりも、フィンに大嫌いと言われた事の方がショックのように見えます
し。

>>> がアクセスに力を与えているのかな。今までの話では役立たずだったのにね

>>> (笑)。
>
>最後だからでしょうか。^^;

 脚本の横手氏がアクセスが好きだったからなのかも(笑)。

>アニメで表現された部分だけを素直に解釈してしまうと自力で変身した
>ジャンヌの力を怖れて後ずさりしている様にしか見えませんが、
>仮にも女王様なんでそんなヤワじゃないハズだから別なものを
>怖れているのだろう、という具合に見る側が想像力を働かせないと
>いけないというのは見る人を選びますね。
>多分私も石崎さんの記事を読んでなければ、そういう方向には
>考えなかったと思います。

 私の妄想が過ぎるのかも知れないですが、原作でもフィンを取り戻すのが目的
になりつつあるような気がするので、この解釈でもいいような気がします。

>>>  フィンは元の準天使フィンの姿に戻りました。もう泣かないって言ったの
にっ
>>> て、堕天使の時の記憶が残っているようです。フィンも泣いています。本当


はフ
>
>悪魔憑きだと記憶が飛んでいるでしょうから、やはり堕天使は
>フィンの一面という事になるんでしょうね。
># 洗脳ってのは響きが安っぽくてイマイチ。

 ジャンヌにおいては、前半の実体を持たない悪魔については、取り憑かれた時
の記憶が残ってはいなかったのですが、後半の実体のある悪魔については、東大
寺氷室警部のように取り憑かれた時の記憶が残っている例があります。
 ひょっとすると、前半の悪魔が取り憑いたのは、「取り憑いた物を見て美しい
と思う人間の美しい心」であったのに対して、後半のミストやフィンの取り憑か
せていた悪魔と言うのは、「人間の心の闇」なのでは無いかと今頃気付きました。
 つまり、美しい心に取り憑いた悪魔は、悪魔自体が人間を操っていたのに対し
て、ミストやフィンは、心の闇に悪魔を取り憑かせ、増殖させていた…という苦
しい解釈を考えてみました(汗)。

>で、元に戻った後で見つめ合う二人が抱き合ったりしないのも
>リアルというかミソというか、いい感じです。
>ちょっとバツが悪そうなフィンとかが特にグッド。

 「大嫌い!」と言おうとして、「有り難う」というフィンがグッド。

>>> ★総括など
>
>>> ミストの最期の台詞「その優しさが命取りとなる…」が、結局意味が無い台


詞に
>
>うっ ^^; 確かに全然意味をなしてない。
>でもこの台詞に意味を持たせるにはジャンヌの身近な誰かに
>ラストで死んでもらうか何かしないと収まらない(ぉぃ)ので
>難しかったんでしょうね。

 実はフィンは本当に堕天使で、今回元に戻ったと見せかけて、またまた裏切る
…という壮絶な展開が劇場版で待っている予定…とかだったら凄すぎます(嘘)。

>フォローという苦労の無い立場ではありましたが、私も一つの作品に
>途中からでしたので一年弱ですがお付き合いさせて頂いたのは
>まさに「面白かったから」という事につきますね。

 佐々木さんが初めてジャンヌ記事を書かれたのは、その第5話の時であったと
思いますが、それ以来ほぼ全ての記事にフォロー頂き、有り難うございます。
 ちなみにベストエピソードってどれでした?

>こういう一見しただけでは描こうとしているものが見えてこない作品も
>あるんだなと気付かされたという意味でもちょっと記念すべきアニメでした。

 何だかけなしている様にも見える論評です(嘘)。本来一見しただけでも、あ
る程度の方向性が見えてこなければ作品としては×な訳ですから。
 最初の1クール位で今後の方向性に関する部分を全て描こうとしていたのは後
から見れば分かる話(第1話がその好例)で、実際には原作の展開より先走る事
が出来なかった為か、恋愛も家族も自分の使命のために誰かを犠牲にしても良い
のかの部分も、その全ての部分について描き方が中途半端に見えるような気がす
ることと、演出&作画が今一っぽく感じられた話が多かったのは、つかみが×だ
ったという点で致命的だったと感じています。第15話の遊園地の話以降は、い
きなり面白くなって来たのですが。その頃にはさくらが始まってましたし(違)。

 アニメに関して言えば、原作ではどちらかと言うと嫌われ者だったノインの事
をアニメで見直したという原作ファンの声を各所で見かけます。
 先日、文化放送の桑島法子のclub dbに原作者の種村有菜先生が出演されてい
ましたが、脚本家3人の方と話した際、3人共ノインの事が好きで、一番共感で
きるキャラだと話していたという趣旨の話をされていて、その結果がアニメにお
けるノインの扱いとなったようです。ちなみに原作ではノインはまだピンピンし
てますけど(笑)。
 一方で、アニメの脚本陣の稚空と委員長とミストの扱いはかなり雑な気がしま
す(笑)。都は執拗なまでに細かく描いているのに…。これも愛の差かな(笑)。

 ちなみに、その番組で明らかとなったのですが、第37話の種村看護婦の台詞
の最後の「ぶぅ!」の部分、あれは種村先生のその場のアドリブ(!)だそうで
す。

>石崎さん、一年間お疲れ様でした。(でもまだ終わりそうもない。^^;)

 妄想スレッドでもこれからも宜しく(おい)。
 では、また。

------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp

Eagle@Tokyo

未読、
2000/02/06 3:00:002000/02/06
To:
Eagle@biglobeです。

Keita Ishizaki wrote in message <2000020520...@fa2.so-net.ne.jp>...
>石崎です。

ども。

>>どど。
> 何か最近どこでもこういう挨拶ですが…どういう意味なんだろ(笑)。

フォローの多い方用のNew Versionのあいさつですから、
読み飛ばしてください(^^;。

>>> 神風怪盗ジャンヌ第44話『汝、神風となれ!』の感想など。

>>戦っている相手に図星をつかれて、ショックを受ける人間なんて
>>・・・これは、冷静なときにしかできないんですけどね。
>
> このシーンでまろんは戦っているつもりなんて無いと思います。最後まで結局
>フィンに対して一切攻撃していませんよね。

確かに。でも、この場面って一方的に言われてるんですよ
ねぇ。もとのフィンに言われるならとにかく、堕天使形態
のフィンに言われてもなぁ。

> 第42話で、フィンがまろんの事を最初から大嫌いだと言っていましたが、今
>回この台詞は、フィンがまろんの事を嫌いな理由を述べているのかもしれません。
> 原作では、やはりフィンはまろんの事を大嫌いだったと言っているのですが、
>理由については述べていません。原作でまろんは、フィンが堕天使であった事よ
>りも、フィンに大嫌いだと言われたことに深く傷つくのですが(ロザリオも石に
>なってしまいます)、アニメのこのシーンも、図星を言われた事より、嫌われて
>いたという事にショックを受けたのだ…と考えることにしました。

その方が納得できそうですね。

> 各所での感想を読む限り、自分を信じることの出来ない人が、他人の言う事を
>信じられる筈がないという事だと書いてあり、まぁそんなものなのでしょう。

その人の考えが一貫している場合、信じやすい状況は
ありますけどね。

>>確かにこの考えでいいようです。しかし、ここでキングとクイーンの
>>駒使うのは無理筋だと思います。数合わせ的な強引さを感じました。
>
> ビショップは出ていませんよね、確か。

もう一度見たのですが、やはりキングとクイーンの意味はわかり
ませんでした。確かに場面はメイルボックスに変わるのですが
関連があるようなつなぎとは見えなかったです。

> 終盤で東大寺警部や桃栗警察の皆様の出番が全く無くなってしまったのは残念。

どうせなら、チアキとのラブゲーム仕様(どっちが相手を好きに
させるか)という方が

>>「天使禁猟区」のように天使描いてくれるなら、それも可でしょ
>>うけど。
>
> 当該作品を知らないのでネタが判らないです(汗)。

長田さんは知ってるでしょうけど。でも、嫌いかな(笑)。

> ちなみに原作今月号の堕天使フィンの「汚れてしまったのこの身体」という台
>詞が何とも…(笑)。

やはり、エロ原作者(^^;。

> 最低半年以上続く「かわいい」アニメを対象にしたいですが…流石にマシュラ
>ンボーを対象にする気は無いです。声がほたるちゃんだったのは少し気になった
>けど(違)。

高山みなみ+皆口裕子は、なかなか。

> どれみ#は誰か記事を書かないのかな?

いきなり、作為的にママになっちゃう話ですね(笑)。
しらじらしいぞ。女王様。

--
ea...@mvd.biglobe.ne.jp

Nagata Yoshihiro

未読、
2000/02/06 3:00:002000/02/06
To:

☆Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #44 (1/29)

In article <87jsnj$qpf$3...@meshsv235.mesh.ad.jp>
ea...@mvd.biglobe.ne.jp writes:

>> Eagle@biglobeです。


>>
>> >>どど。
>> > 何か最近どこでもこういう挨拶ですが…どういう意味なんだろ(笑)。
>>
>> フォローの多い方用のNew Versionのあいさつですから、

たしか、一回、ども、が間違って「どど」になったのに、
真似して、「どど」と返して
「どどどど」になって、
「どどどど....」になったと(笑)


hid...@po.iijnet.or.jp

未読、
2000/02/07 3:00:002000/02/07
To:
佐々木@横浜市在住です。

<2000020622...@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
kei...@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>> 石崎です。

こんにちわ。

>> >う~ん、感慨無量。っつか寂しいです。
>>  週末がもの凄く暇に感じられます(笑)。

あ、その気持ち判ります。
# 長い記事書いてないシーズンは手持ちぶさた。(笑)

>>  実は持っている花が「百合」である事に深い意味があるという説を掲示板で見
>> かけました(笑)。

百合は乙女のシンボルですからねぇ。妄想系の解釈は一杯出来そうですが。(爆)
# 或いは、フィンがガブリエルであるとかそういう話でしょうか。^^;;;
# ならば、まろんちゃんはパパの居ない子供を産む事に。(違)

>>  別記事でも書きましたが、何でわざわざ戦闘中に幻覚を見せなければいけない
>> のでしょうね。別にまろんちゃんの自宅で見せればいいのでは…。

あれでも(笑)一応「奥の手」だったので最後まで温存してたとか。

>>  ベルセルクの最終話みたいに、悪魔の化けた父親に抱きついた所で、現実の絵
>> を映し出して、悪魔に抱きついているジャンヌ…と言う絵を想像してしまいまし
>> た。

おお、幻覚の外側にいる者の視点ですね。
まろんちゃんが騙されっぱなしの展開なら、そういう絵があったかも。

>>  あの時に一気にぐさりとやっても良かったのに(違)。

確かに。(ぉぃ)
そういうのが禁じ手という訳でもないですしね。
# 下っ端悪魔(の実態化した奴)はしょっちゅうやって(試みて)ますし。

>>  これまで散々フィンの過去について書いてきましたが、原作のフィンの過去は
>> 詳しくはこうなっています。これであれば、フィンがどうして神を憎んでいるの
>> か、堕天使なのか、孤独なのかが判るのですが…。

拝見しました。
う”~ん。重たい。
フィンには情状酌量の余地が多分に有るように見えますが、
そういうところ容赦ないのは神様の定形なんかな。

>>  ただ、アニメでこの設定にしてしまうと、フィンを元に戻しても準天使に戻れ
>> ないので、そのまま使えないですよね。

仮に何とか戻しても行き場が無い事になってしまいますし。
それとも、ずっとまろんちゃんのトコに居るか?
何だか結局は消滅って末路しかなさそうな雰囲気。(原作のオチとして)

>>  アニメしか見ていない人には、準天使フィンがショートカットなのに、堕天使
>> フィンがロングだったのかは判らないと思いますが、元々フィンの髪は長かった
>> のです。

ただ単に背丈といっしょに伸びたんだと思って気にしてませんでした。^^;;;

# そういえば(全然関係ないですが)灰原(大)の髪は何故伸びんのだ。(笑)

>>  どうしてアニメ版のフィンの設定が洗脳だけでは納得できないかがお判り頂け
>> れば幸いです。

良く判りました。
私も事前に知っていたらイロイロと言ったと思います。^^;;;;

>>  脚本の横手氏がアクセスが好きだったからなのかも(笑)。

覆しようが無いほどの説得力。^^;

>>  ひょっとすると、前半の悪魔が取り憑いたのは、「取り憑いた物を見て美しい
>> と思う人間の美しい心」であったのに対して、後半のミストやフィンの取り憑か
>> せていた悪魔と言うのは、「人間の心の闇」なのでは無いかと今頃気付きました。
>>  つまり、美しい心に取り憑いた悪魔は、悪魔自体が人間を操っていたのに対し
>> て、ミストやフィンは、心の闇に悪魔を取り憑かせ、増殖させていた…という苦
>> しい解釈を考えてみました(汗)。

ふむふむ。
悪魔の囁きという様な表現(かな?)が在るくらいですので
本人の心の暗部を突く方が、より悪魔らしいと考えますと
多少は上級の悪魔だったはずの後半の連中の戦法が「心の闇の増幅」と
いうのは、そんなに苦しくない読みだと思いますが。
# でないと妄想編との整合が。(笑)

>>  実はフィンは本当に堕天使で、今回元に戻ったと見せかけて、またまた裏切る
>> …という壮絶な展開が劇場版で待っている予定…とかだったら凄すぎます(嘘)。

これからまた、まろんちゃんと暮らしていって「嫌い」ポイントが
溜まると爆発してフィン(大)に変身とか。^^;;;;;

>>  ちなみにベストエピソードってどれでした?

敢えて1つに絞るなら第20話でしょうか。
# しっとりドラマチックなところが。

## 第43話もかなりエエのですが、最近のエピソードなので
## 自分の中で印象が強いのかな?という気もして割り引いてあります。

>> >こういう一見しただけでは描こうとしているものが見えてこない作品も
>> >あるんだなと気付かされたという意味でもちょっと記念すべきアニメでした。
>>  何だかけなしている様にも見える論評です(嘘)。本来一見しただけでも、あ
>> る程度の方向性が見えてこなければ作品としては×な訳ですから。

成程、批判に見えなくもない。^^;;;;;
そもそも注意して見ていればそこここにある伏線を、サッパリ気付かない
私の見方が浅いのが根本的な問題ですので、文句では無いのですが。
# そういう作品だと思って見始めていないというのが敗因。

>>  一方で、アニメの脚本陣の稚空と委員長とミストの扱いはかなり雑な気がしま
>> す(笑)。都は執拗なまでに細かく描いているのに…。これも愛の差かな(笑)。

やっぱり「愛」でしょうね。
# 妄想記事を見れば一目瞭然。(爆)

>>  妄想スレッドでもこれからも宜しく(おい)。

神罰が下るまで堕ちますか。(核爆)

Nagata Yoshihiro

未読、
2000/02/07 3:00:002000/02/07
To:
極超ちゃちゃ 、匿名きぼー

☆Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #44 (1/29)

>> 佐々木@横浜市在住です。

もも

>>

>>
>> >>  実は持っている花が「百合」である事に深い意味があるという説を掲示板で見
>> >> かけました(笑)。
>>
>> 百合は乙女のシンボルですからねぇ。妄想系の解釈は一杯出来そうですが。(爆)

ということは、薔薇は、…

#とか書きかけて手もとを探したら、

| Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #42 (1/15)
| Date: Tue, 18 Jan 2000 02:16:09 JST
| Message-ID: <85viop$iao$1...@news.st.rim.or.jp>

| いきなし勝手に予測シリーズ。 (別記事にもありましたが m(..)m )

| 6. 稚空はのけもので、都とまろんでらぶらぶ百合世界(予告より(^^))

| 予告の背景に百合の花がありましたが、幾原さんのバラに対抗してるとか?

とか、でてきました。ゆりぞく、とか japan.sukisuki.yurikko
とか、いろいろ.... ありますよね.... って何か変だなぁ。そんなのないか
ゆり族ではなく、「ゆり世界」ですか...


kikuchi eiji

未読、
2000/02/08 3:00:002000/02/08
To:
菊地英治@秋田県立大学と申します。

#まるで本筋に関係なので申し訳ないのですが。

*本学には、生物資源学部とシステム科学技術学部とがあり、私
の所属するシステム科学技術学部は秋田県本荘市にあります。

Nagata Yoshihiro wrote:

> 極超ちゃちゃ 、匿名きぼー


>
> | 予告の背景に百合の花がありましたが、幾原さんのバラに対抗してるとか?
>
> とか、でてきました。ゆりぞく、とか japan.sukisuki.yurikko
> とか、いろいろ.... ありますよね.... って何か変だなぁ。そんなのないか
> ゆり族ではなく、「ゆり世界」ですか...

 本荘市の南側、鳥海山の北麓から日本海にかけての地域が「由利郡」です。
本荘市を含めて「本荘・由利地域」。本荘市を除くと"ゆり"地域......
 ちなみにこのあたりは美女の産地として有名です。

菊地英治 ke...@akita-pu.ac.jp


hid...@po.iijnet.or.jp

未読、
2000/02/10 3:00:002000/02/10
To:
佐々木@横浜市在住です。

<87mr09$cke$1...@news.t3.rim.or.jp>の記事において
yna...@st.rim.or.jpさんは書きました。

>> 極超ちゃちゃ 、匿名きぼー

こんにちわ、*田さん。^^;

>> とか、でてきました。ゆりぞく、とか japan.sukisuki.yurikko
>> とか、いろいろ.... ありますよね.... って何か変だなぁ。そんなのないか

おおっ、japan.配下は色々ありますねぇ。楽しそう。^^;
この命名センスからして当然、眼鏡っ娘ってのも在るに違いない。
# あと、オサゲ(ツインテール)とかも。

## たまには家で読むかな。

Koichi Soraku

未読、
2000/02/11 3:00:002000/02/11
To:
In article <87t9q3$1...@infonex.infonex.co.jp>,

hid...@po.iijnet.or.jp wrote:
> <87mr09$cke$1...@news.t3.rim.or.jp>の記事において
> yna...@st.rim.or.jpさんは書きました。
> >> 極超ちゃちゃ 、匿名きぼー

 同じく…。

> おおっ、japan.配下は色々ありますねぇ。楽しそう。^^;

> この命名センスからして当然、眼鏡っ娘ってのも在るに違いない。

japan.sukisuki.meganekko
#先週辺りちらっと盛り上がりましたね。

> # あと、オサゲ(ツインテール)とかも。

japan.sukisuki.pony-tail
#オサゲはちと違うか? ツインテールの話題はあったような…。

> ## たまには家で読むかな。

 最近、ネタ不足なのかちょっと寂しいですね。投稿しませう。(^^;

---
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『人型は人の幸せのために造られるんだよー!』

Keita Ishizaki

未読、
2000/02/14 3:00:002000/02/14
To:
石崎です。

japan.anime.pretty,fj.rec.animation の <87lent$q...@infonex.infonex.co.jp
> の
記事において 2000年02月07日(月) 12時38分37秒頃、
hid...@po.iijnet.or.jpさんは書きました。
>佐々木@横浜市在住です。

 こんにちわ。

>>>  週末がもの凄く暇に感じられます(笑)。
>
>あ、その気持ち判ります。
># 長い記事書いてないシーズンは手持ちぶさた。(笑)

 それで、たくさんスレッドを作っておられる訳ですね(違)。
 単行本未収録原作ネタがあるのでご注意。

>百合は乙女のシンボルですからねぇ。妄想系の解釈は一杯出来そうですが。
(爆)
># 或いは、フィンがガブリエルであるとかそういう話でしょうか。^^;;;
># ならば、まろんちゃんはパパの居ない子供を産む事に。(違)

 ずーれーなネタの話です(核爆)。
 妄想系の解釈はもう散々あちらでやってしまっていますが(自爆)。

>そういうのが禁じ手という訳でもないですしね。
># 下っ端悪魔(の実態化した奴)はしょっちゅうやって(試みて)ますし。

 神のバリヤーは自動的に反応するのでしょうか。

>仮に何とか戻しても行き場が無い事になってしまいますし。
>それとも、ずっとまろんちゃんのトコに居るか?
>何だか結局は消滅って末路しかなさそうな雰囲気。(原作のオチとして)

 原作では堕天使フィンは聖気0の状態であるため、アクセスが触れることすら
も出来ない身体となってしまっています(アクセスの聖気がフィンに吸い取られ
てしまうため)。
 フィンの「汚れてしまったの、この身体」と言う台詞が何とも…。

>これからまた、まろんちゃんと暮らしていって「嫌い」ポイントが
>溜まると爆発してフィン(大)に変身とか。^^;;;;;

 別記事でも書きましたが、今月号の原作で明らかになった事に、準天使はサイ
ズが大きくなれると言うのがありますです。
 で、アクセスは今月号でいきなり準天使になっていたりするので、アクセス
(大)と言うのも実はありです。

>>>  ちなみにベストエピソードってどれでした?
>
>敢えて1つに絞るなら第20話でしょうか。
># しっとりドラマチックなところが。

 仮題で言うところの「両親の離婚」の話ですね。怪盗シーンがいらないと言わ
れている(笑)。記事でもこの話は重要と放映前から騒いでいた記憶が…。

 私的には、やっぱり第15話でしょうか。ギャグからシリアスまで、原作の魅
力をほぼ描ききっています。もちろんお色気も(笑)。唯一の欠点は、その原作
そのまんまな所でしょうか(違)。原作そのままの話って珍しいです。後は第2
0話位でしょうか。

>## 第43話もかなりエエのですが、最近のエピソードなので
>## 自分の中で印象が強いのかな?という気もして割り引いてあります。

 都×フィンのあの話は、ジャンヌでもかなりの異色作な気がします。藤本氏の
脚本担当回は何だか暗い話が多い気が…(例:三枝先生の話とか、弥白初登場話
とか)

>成程、批判に見えなくもない。^^;;;;;
>そもそも注意して見ていればそこここにある伏線を、サッパリ気付かない
>私の見方が浅いのが根本的な問題ですので、文句では無いのですが。
># そういう作品だと思って見始めていないというのが敗因。

 あ、別に文句だと取った訳では無いですよ(汗)。
 そこここにある伏線って、メールボックスを覗くまろんのような露骨な伏線を
別にすれば、原作を読んでいないと判りにくい伏線が多かった気がしないでもな
いので。
 でも、後半の伏線の張り方は、判りやすかったですね。ちょっとくどかったけ
ど(笑)、これ位でいいのでしょうか。

>やっぱり「愛」でしょうね。
># 妄想記事を見れば一目瞭然。(爆)

 すると、やはり脚本家もフィン×都、フィン×まろんで妄想を…(笑)。

>>>  妄想スレッドでもこれからも宜しく(おい)。
>
>神罰が下るまで堕ちますか。(核爆)

 さっそく今週も堕ちまくっています(誘爆)。

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