神風怪盗ジャンヌ第12話『ピンは剣より強し!』の感想です。
今週は暗くなり過ぎず、かと言ってギャグだけに終わらず、バランスが取れたジ
ャンヌのスタンダードなお話ですね。
都ちゃんが、まろんに対して思いやりを見せているシーンが随所に見られるのが
ポイントです。委員長も結構いい味出してます。
今週も削ったけど、長くてすいません。
では、ゲームスタート!
★この番組は映像表現上ビスタサイズで放送しております。
(本編より引用)
まろん 「今まで黙ってたけど、わたし、委員長のことが…」
委員長 「いいんです、まろんさん。全部、言わなくても。僕には、わかってまし
たから…」
(中略)
委員長 「う~ん、完璧だ~。行くぞ水無月大和~」
(引用終わり)
街に学校帰りに買い物に来ているまろんと都。二人で色々試着しているようだが、
あの着ぐるみは一体…。それから、都が冗談で(?)でこれなんかどう? と言っ
ていた「大胆」な服(まろん談)という服がどんなものであったのか気になる。
それにしても、ジャンヌは基本的に着たきり雀なアニメなので、こうして色々観
られるのは嬉しいです。
で、二人がショーウインドーを見ていると、後ろから現れたのは委員長。何か言
いたそうだ。…と、何故かここで画面はビスタサイズに。おやおや、台詞が字幕で
出ていますね。するとこれは委員長の妄想ですね。
街の劇場で開かれる「ロミオとジュリエット」のプラチナチケットを餌に、まろ
んをデートに誘おうとしるようです。それにしても、何で都と二人でいる時にわざ
わざ誘うのか。相変わらずその場の状況というものを考えていません。大体自分の
妄想の中でも都が怒っているじゃないか。
洋画の字幕みたいな感じを狙っているのかと思ったのですが、日本語の台詞に日
本語の字幕は何か変ですね。…そうか、これは委員長の「恋愛シミュレーション」
なんですね。どうせなら、台詞部分にウインドーとか出したりしても良いかも。
しかし、委員長が現実に戻ってまろん達に話しかけようとしますが、チケットを
見せた所でフリーズ状態。それだけならまだしも、まろん達もこのお芝居を見に行
く予定で、今日は「ちゃんとした服装で行かないとね」と、お買い物に来た所だっ
たのでした。着たきり衣装アニメとは思えない発言だ。
ショックを受ける委員長。更に、二枚持っていたチケットの一枚は風に飛ばされ、
それを掴んだのは…稚空でした。
★ものは言いよう
(本編より引用)
稚空 「これってさ、一週間足らずの間の話なんだろう? その間に出会って、
好きになって、結婚しようとして失敗して、早とちりで二人とも死んじまって、何
だかねぇ」
委員長 「何て事を! シェークスピアが書いた恋愛悲劇の傑作を!」
稚空 「悲劇ねぇ。俺にはどたばた喜劇に見えるけどな。どーせ恋愛なんて、勘
違いと思い込みだろ」
まろん 「少なくとも、稚空みたいに知った風な口きくより、よっぽどマシだわ」
稚空 「じゃあ、まろんには勘違いと思い込みの経験があるんだ」
まろん 「あ、何でそんな事、稚空に言わなきゃなんないのよ」
(引用ここまで)
テレビで「ロミオとジュリエット」主演の二人がワイドショーで婚約? との話
題が報じられているテレビの横で、お茶しながら話しているまろん達。
しかし稚空は、ロミオとジュリエットの話の中身にケチをつけます。実は読んだ
事無いのですが、そうか、そういう話だったのか…と納得してはいけない。にして
も、稚空って、過去に何か恋愛経験なんてあるのか?
ところで、「勘違いと思い込みだろ」の所で、何故か車のスリップ音と衝突音が
入っています。
★にしてもこんな路上で喧嘩する事も…
(本編から引用)
サキ 「ダメならダメって言えばいいじゃない。ねぇ、何か言ってよ」
都 「嘘~信じらんない。大友正英と松原サキだわ」
委員長 「あの二人が喧嘩だなんて」
まろん 「もうラブラブで、婚約寸前って噂だったのに」
稚空 「ラブラブ? あれが?」
(引用ここまで)
まろんが「言わなきゃいけないのよ」と言った瞬間、「言ってくんなきゃ判んな
いわよ!」との別の女性の声が。見ると、さっきテレビで観たばかりの、ロミオと
ジュリエット主演の松原サキと大友正英が喧嘩している真っ最中。何か既に破局
モードに突入しています。サキを路上に突き飛ばし、車で走り去ってしまう正英。
まろんは、プティクレアが正英に反応している事に気付きます。う~ん、あんな
に音が出る機械だと、このように人といる時に困っちゃいますね。それが都と一緒
の時なんかだと特に。隠れて見ていましたが、都に見られたら大変だ。
ちなみにサキさんの声は三石琴乃さんです。(ミサト+メイズ)/2の喋り方で
す(違)。
★見た目と実像
(本編より引用)
委員長 「思ってたより明るいって言うか、気さくって言うか」
サキ 「ヤダ~。それってがさつっていう事でしょ」
委員長 「い、いや~。そ、そんな…」
サキ 「いいのいいの。良く言われるから判ってるんだ~。だから正英とも喧嘩
になっちゃうんだよね。もう嫌んなっちゃうよ」
(中略)
まろん 「あ、あの、そのネックレス、大切な人から貰った物なんですよね」
サキ 「え? ええ…でも、もう…」
まろん 「探せばきっとあります。諦めるなんてダメ! …だと思うんですけど
…」
都 「アハハハハ。あ、じゃああたし達が代わりに探しておきますから」
(引用ここまで)
車が走り去った後、サキと目が合ってしまう都達。しかし、サキは笑って「カッ
チョ悪」と言って舌を出します。あらら、割と人前では切り替えの早い人なのね。
メディア上ではそんな雰囲気の無い人なのか、委員長も驚いているようです。
何でも、正英とは通し稽古が始まった途端に態度が変わったとの事。
このシーン、委員長とまろんが、サキが突き飛ばされた時に外れたネックレスの
真珠を探していますが、稚空と都は手伝ってません。手伝えよ。
結局真珠は一個足りず、稽古の時間が迫っている事もあって、諦めようとするサ
キ。しかし、まろんは大事な人から貰ったものだからとムキになって探すことを提
案しようとします。慌てて間に割って入る都ちゃんがいい感じです。今回都ちゃん、
結構美味しい役ですね。
★そういうのをむきになってるって言うのだ
(本編より引用)
稚空 「別れる時は別れる。終わるときは終わるんだから放っときゃいいのさ」
委員長 「な、名古屋君」
稚空 「それが運命って奴だろう」
まろん 「そんな安っぽく運命って言葉を使わないで! 出会うのは運命でも、そ
れからは二人の力だわ!」
稚空 「努力したって、別れるカップルだっているぜ」
まろん 「あの二人は別れないわ!」
稚空 「それは予測じゃなくて、まろんの願望だろ」
(引用ここまで)
結局、夕方まで探しても、真珠の最後の一個は見つからず、帰路につくまろん達。
見ていると思うのですが、集団で歩いていると、まろんは一人で離れて歩いてい
る事が多いですね。
橋の上で、ムキになるのをあんまり見たことが無かったからと都に言われ、ムキ
になんかなってないと反発するまろん。そう言うのをムキになっていると言います。
別れるときは別れるから放っておけばいいという稚空。正論なのは判るのですが…。
運命という言葉を口にした稚空に、猛烈に反発するまろん。サキ達が別れないと
いうのが、まろんの願望であると図星を指摘され、まろんは怒って稚空に手をあげ
ます。
しかし、間一髪で「まろん!」と都がまろんを制止します。稚空もまろんの手を
止めていたようですが。そのまま、走り去るまろん。
テレビでは、まろんが両親と離ればなれに暮らしている理由は直接明らかにはさ
れていませんが(アニメ誌には書かれているし、暗示はされてますが)、まぁ要す
るに破局寸前の両親なので、それでムキになるんですけど、稚空がそれに気付くの
はいつの日か。
…その頃、フィンは、「ロミオとジュリエット」の劇の中でロミオが使う剣に、
悪魔が取り付いている事に気付きます。正英の態度が一変した理由も、悪魔に取り
付かれたからのようです。悪魔にとりつかれても、ちゃんと演技はするのはさすが
プロ?
ところで、劇で使う剣って、当然偽者だと思うのですが、どうも取り付くものの
価値は、悪魔に取ってはどうでも良いらしいですね。
★まろんがこの世に生まれたという事だけで十分出会いの理由だと思うが
(本編より引用)
まろん 「別れるのが運命なら、どうして出会うのよ。そんなの認めない」
(中略)
まろん 「だって、そんな事したらお芝居滅茶苦茶になっちゃう」
フィン 「あの人を元に戻したいんじゃないの? それに、予告状も出して来ちゃ
ったもん」
(引用ここまで)
自宅で家族の写真を手にして、別れるのが運命など認めないとまろん。自分の両
親の事を思っているのでしょう。
そこにフィンが戻って来て、まろんの予想通り剣に悪魔がとりついている事を告
げます。正英が肌身離さず剣を持ち歩いているために、チェックメイトの機会は剣
を抜くお芝居の最中のみ。…別にわざわざ劇中でなくても、普段持ち歩いていよう
と、鞘毎剣を奪えばいいじゃん、などという細かいことを気にしてはいけない。
まろんは、劇中でチェックメイトしたら、お芝居が滅茶苦茶になると言って反対
しますが、既に予告状はフィンが出した後でした。
ちなみにフィンの予告状は、劇の演出家の背中に貼り付けられていました。どう
でもいいけど、剥がしたら? 更に東大寺警部の背中には、シンドバットからの予
告状が。
予告状と言えば、第1話の予告状では署名が「神風怪盗ジャンヌ」となっていま
したが、いつの頃からか「怪盗ジャンヌ」に変わっています。全話通して見て気が
付いた。
★プラチナチケットという割には劇場が空いているような気がする
(本編より引用)
都 「でね、また例によってジャンヌだけじゃないの。シンドバットもよ」
稚空 「へ~。そりゃ大変だ」
まろん 「何よその言い方」
稚空 「何だよ。そう突っかかるなよ。それとも、俺の言う事がそんなに気にな
る?」
まろん 「誰が」
都 「ハハハ…」
都 「あ、5分前だわ。行かなくちゃ。ホント、ゴメンね、まろん」
まろん 「あ、いいのよ都。ジャンヌが相手じゃ、仕方ないもんね」
都 「あと、稚空と仲直りしなさいよ」
まろん 「え?」
都 「フフ…」
(引用ここまで)
劇上演当日。わざわざ服を買いに行ったのに、結局いつもと同じ服を着ている都
とまろん。まぁ、あんな事があったんで、新しい服を買えなかった事にしておこう。
でも、やっぱりもうちょっと服のバリエーションは何とかして欲しい。
ジャンヌから予告状が来たので、一緒に劇を見られないという都。都に対する稚
空の物言いは、別に都がジャンヌを捕まえる必要など無いのに、観劇を放って警備
に向かう都への皮肉なのでしょう。
春田刑事が、チケット切りのついでに、不審人物をチェックしています。春田の
態度を見て、あれじゃバレバレと頭を抱える都。でも、どうせチェックするなら、
カメラチェックと称して、荷物まで調べなきゃ。
ちなみに、春田の背後に貼ってあるポスターは、「ROMIO IN TITA
NIC」前売券発売中だそうで。あのロミオが、20世紀にタイムスリップ! タ
イタニックの乗客となったロミオは…という話なんだろうか(違)。
警備にでかける前に、稚空と仲直りするようにまろんの耳元で囁く都。第5話で、
まろんに稚空の事をフォローした事もありましたが、前の話での稚空に対する態度
もあり、都の本心が良く判らないですが、まぁ要するに都は稚空の事が好きだけど、
まろんとも仲良くしていて欲しいという考えのようで。
★警備するのなら、素直に警備員の振りすれば良いと思う
(本編より引用)
夏田 「誰だ。そこにいるのは」
冬田 「やや、人が倒れているぞ」
夏田 「ちょっと煩いわね。台詞覚えてるんだから静かにしてよもぅ」
冬田 「何よそっちこそ。この下手くそ」
夏田 「あらやだ。失礼しちゃうわ。あんたこそ」
冬田 「何ですって」
夏田 「もうその汚い顔寄せないでよ」
冬田 「くー」
(引用ここまで)
開演前の劇場内。東大寺警部以下は配置についているようですが…。秋田はオー
ケストラの中に紛れ込み(音楽才能あったのね)、夏田と冬田は何と役者に。
どうでもいいけど、男の役なのに、女言葉で喋っているのは、前回の女装の癖が
抜けきっていないのか、それとも元々その気があった(違)?
あのあの、警備が主任務って忘れていませんか?
★舞台の上で立ち回りして、下に音が聞こえないのは何故?
(本編より引用)
ジャンヌ「邪魔しないで。シンドバット」
シンドバット「ジャンヌ。後からのこのこ現れて。この俺に命令する気か」
ジャンヌ「そうよ」
シンドバット「それは…聞けないな」
(中略)
シンドバット「あんただって悪魔が目当て何だろう」
ジャンヌ「そうよ」
シンドバット「だったら何でチェックメイトしない」
ジャンヌ「チェックメイトはするわ。あなたを片付けてからね」
(中略)
シンドバット「フ…。そんなに芝居が大事か」
ジャンヌ「そうよ」
シンドバット「何故」
ジャンヌ「思いを込めたものだからよ」
シンドバット「ふん、バカバカしい」
ジャンヌ「そうは思わない人もいるわ」
シンドバット「ジャンヌ。お前の事か」
(中略)
ジャンヌ「判らない…」
シンドバット「判らない?」
ジャンヌ「どうしてそんな強い気持ちを持てるのか、私には判らない」
(引用ここまで)
いよいよ開演。オープニングの生演奏に合わせて、まろんはジャンヌに変身。
シンドバットは舞台の上で、剣が抜かれる決闘のシーンを待っています。いよい
よ決闘シーン、シンドバットがチェックメイトしようとした所に、ジャンヌのリバ
ウンドボールの邪魔が入り、ピンは舞台上方の板の上に転がります。自分で邪魔し
ておきながら、邪魔しないでって、ずいぶんジャンヌも偉くなったものです。どう
やら劇の途中でチェックメイトしたくないらしい。
シンドバットは当然ピンを拾いに行きますが、ジャンヌはそれを妨害、自分でピ
ンを奪おうとします。ロープでつり下げられただけの不安定な板の上を、わざわざ
前転しながらピンに向かって進むジャンヌですが、今度はシンドバットに止められ
ます。
あなたを片付けてからって、先週負けているのにジャンヌも随分凄い自信です。
ジャンヌは、シンドバットに攻撃を加えますが、シンドバットは、ジャンヌの乗
っている板のロープをブーメランで次々と切断。ジャンヌは後退を余儀なくされま
す。
どうしてこれだけ大暴れしているのに、下に全く気付かれないなどという、枝葉
些末な問題をここで気にするのは野暮というものでしょう。
決闘シーンも終わってしまい、チェックメイトのチャンスはラストシーンだけに。
舞台の様子に気を取られているらしいジャンヌに、隙有りとシンドバットはジャン
ヌの乗っている板のロープを切断。ジャンヌが体勢を崩している隙にピンを取りに
行きますが、ジャンヌはリバウンドボールでピンを舞台の上に落としてしまいます。
かなり後方の席から監視していたはずの都は、たかがオペラグラスで舞台上のピ
ンを発見、あの距離からそれがシンドバットのピンだと気付きます。ついでに、上
方にジャンヌの足が見えていることに気付きます。ピンの落ちる音に気付くなら、
どうしてこれまでの物音に気付かなかったのだろうと気にしてはいけません。
ジャンヌ達が現れたと都は警部と春夏秋冬に連絡しようとしますが、警部は「か
わいそうなジュリエット」と号泣していて役立たず、秋田は無線機のイヤホンを外
して演奏中、夏田と冬田は、出番を待って舞台の袖にいたので連絡不能…という訳
で、全く警察側は対応が取れません。…都ちゃん、自分で行けば? とか、春田刑
事はどうしたのだろうとかは、もちろん気にしてはいけません。
シンドバットは、気付かれたこともあり、撤退します。
★アドリブでここまで出来れば偉い
(本編より引用)
ジュリエット「何かが私の胸を貫いた! あれは、剣? いいえ、光! 死が定め
なら、生きて行くのは努め。出会いが天の領域ならば、別れは人が選ぶもの。私は
罪を犯しました。逃げるという罪、目を閉じる罪。どうして立ち向かおうとしなか
ったのか。私は、私の命によって、この罪を償わなくてはならない。生きていくこ
とで!」
(引用ここまで)
ラストシーン。剣で自殺しようとするジュリエットのシーンで、ジャンヌはチェ
ックメイト。悪魔を封印します。
夏田と冬田は、ジュリエットの亡骸を発見する人の役なのね。
剣が消えてしまい、劇は混乱…と思ったら、サキがアドリブでラストシーンを変
えてしまって事なきを得たようです。まぁ何か話的にはありがちって気もしますが、
アドリブでこれがすらすら出て来るところが凄い。これはサキさんの実力ですね。
このラストシーンに、都まで拍手しています。稚空も「しょーがーねーな」って
感じで拍手しています。
ところで、劇中だろうと、ラストシーンだろうと、大混乱には違いないと思うか
もしれませんが、決闘シーンでチェックメイトすると、ジュリエットが気絶して大
混乱なのに対して、ラストシーンなら既にジュリエットは死んだことになっている
ので、気絶しててもオッケーなのです。後はサキさんにお任せってつもりだったん
でしょう。
★かっこよさの基準
(本編より引用)
都 「そりゃね、悔しいわよ。でも、お芝居は凄かったじゃない」
委員長 「でも、どうして最後を変えちゃったんですかね」
稚空 「流行らないからだろ」
まろん 「生きていく方が格好いいからよ」
(引用ここまで)
帰り道。劇が良かったという都。
まろんの生きていく方が格好いいからと言うまろん。やはり、自分の両親の事を
考えているに違いない?。
★誰も読んでいないだろうと思う背景担当。甘いぞ(笑)
(本編より引用)
まろん 「稚空ね。…あのバカ」
(引用ここまで)
ラストシーン。マンションに戻って来たまろんがメールボックスを覗くと、新聞
の切り抜きが入っています。正英とサキの入籍を報じたものです。稚空が、まろん
の為にわざわざ入れてやったのでしょう。あのバカといいつつ、稚空を意識するま
ろんって所でエンディングに入ります。
さて、この新聞ですが、中身の文章はこうなっています。
電撃入籍!! 正英&サキ
運命の人 (英彦) 大切な人 (サキ)
人気俳優の大友正英(25)と松原サキ(22)が昨日、桃栗区役所に婚姻届を
提出した。もうここまで読まないだろうから、適当でいいや。うちのハムスターの
話でもしようかな。名前は「十兵衛」といいます。とてもカワイイのだ。遅く帰っ
た晩でもちゃんとお出迎えしてくれるのよ! あ、でも夜行性だから、あたりまえ
か。あはははは! 夜はずっと回し車でまわっているの。5時間ぐらいは、…まわ
っているよ。でも、たまに そのまま寝ちゃうの。それもまたカワイイのだ!
(白鳥麗子風)
(以下文章繰り返し)
適当でいいやという文字が見えたので、読んでみました(笑)。ちなみにサキさ
ん、22歳だったんですね。
★次回予告
まろん 「わすれな草…花言葉は真実の愛」
稚空 「どうしたんだ? 花なんか持って」
まろん 「べーだ。貰ったんです」
稚空 「フン。まろんに花を贈るなんて、酔狂な奴がいたもんだな」
まろん 「あーら! 誰かさんより全然素敵な人だったわ」
稚空 「どこにいる? どんな奴だ? 隠れてないで出てこい!」
まろん 「神風怪盗ジャンヌ『わすれな草のハート泥棒』真実の愛、怪盗ジャンヌ
が見事守って見せるわ!」
あら? ジャンヌが白昼堂々、車なんか運転してますね。
次回もあなたの心にチェックメイト! …だと良いですね。
------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp)
Keita Ishizaki wrote in message <1999050321...@fa2.so-net.ne.jp>...
>石崎です。
ども。
>神風怪盗ジャンヌ第12話『ピンは剣より強し!』の感想です。
> 都ちゃんが、まろんに対して思いやりを見せているシーンが随所に見られるのが
>ポイントです。委員長も結構いい味出してます。
委員長が負けてもやるだけやるという姿勢が大変好感が持てます。
> 街に学校帰りに買い物に来ているまろんと都。二人で色々試着しているようだ
が、
>あの着ぐるみは一体…。それから、都が冗談で(?)でこれなんかどう? と言っ
うさぎと猫なら完璧。
>ていた「大胆」な服(まろん談)という服がどんなものであったのか気になる。
見せて欲しかったですねぇ。
> それにしても、ジャンヌは基本的に着たきり雀なアニメなので、こうして色々観
>られるのは嬉しいです。
そういう意見に反論したかったのでしょうか。
> で、二人がショーウインドーを見ていると、後ろから現れたのは委員長。何か言
>いたそうだ。…と、何故かここで画面はビスタサイズに。おやおや、台詞が字幕で
>出ていますね。するとこれは委員長の妄想ですね。
はい。最初からビスタサイズのアニメもありますけど。
#すると、あれは妄想なのか?
> ショックを受ける委員長。更に、二枚持っていたチケットの一枚は風に飛ばさ
れ、
>それを掴んだのは…稚空でした。
お約束ですねぇ。
しかし、ああいう展開もあるということをシミュレーションしないん
だろうか?
> しかし稚空は、ロミオとジュリエットの話の中身にケチをつけます。実は読んだ
>事無いのですが、そうか、そういう話だったのか…と納得してはいけない。にして
>も、稚空って、過去に何か恋愛経験なんてあるのか?
はっはっは。最もだとも思う部分はあります。でも、あれは、両家が
抗争の最中だということをちゃんと言うべきではあります。
> まろんは、プティクレアが正英に反応している事に気付きます。う~ん、あんな
>に音が出る機械だと、このように人といる時に困っちゃいますね。それが都と一緒
ですね。携帯電話を持つようなキャラでもないようですし。
> ちなみにサキさんの声は三石琴乃さんです。(ミサト+メイズ)/2の喋り方で
>す(違)。
えーと、性格ががさつなところでしょうか?(違)
> このシーン、委員長とまろんが、サキが突き飛ばされた時に外れたネックレスの
>真珠を探していますが、稚空と都は手伝ってません。手伝えよ。
ですね。人の道に外れております。
> 見ていると思うのですが、集団で歩いていると、まろんは一人で離れて歩いてい
>る事が多いですね。
ははぁ、なるほど。
> 別れるときは別れるから放っておけばいいという稚空。正論なのは判るのです
が…。
正論だと思いました。
> 運命という言葉を口にした稚空に、猛烈に反発するまろん。サキ達が別れないと
>いうのが、まろんの願望であると図星を指摘され、まろんは怒って稚空に手をあげ
>ます。
でも、まろんの切り返しもいい感じですね。
#よくよく考えると出逢いだけ運命ってのもなぁとは思いますけど。
#どうせなら、そうなるために出会ったとかまでにしてもいいかと。
#2人の努力が大事ってのはわかりますけど。
> しかし、間一髪で「まろん!」と都がまろんを制止します。稚空もまろんの手を
>止めていたようですが。そのまま、走り去るまろん。
稚空も確かに止めてました。
>るに破局寸前の両親なので、それでムキになるんですけど、稚空がそれに気付くの
>はいつの日か。
ストレートですね。高校生にもなってと思わんでもないですが。
#すれないのが、ジャンヌの生まれ替わりということでしょうか。
> ところで、劇で使う剣って、当然偽者だと思うのですが、どうも取り付くものの
>価値は、悪魔に取ってはどうでも良いらしいですね。
なんですかねぇ。
> 自宅で家族の写真を手にして、別れるのが運命など認めないとまろん。自分の両
>親の事を思っているのでしょう。
そういうのを運命という言葉で表していると思うのですが。
#努力すればいいってのはその通りなので、そんな言葉に
#振り回されなきゃいいだけでは。
> 警備にでかける前に、稚空と仲直りするようにまろんの耳元で囁く都。第5話
で、
>まろんに稚空の事をフォローした事もありましたが、前の話での稚空に対する態度
>もあり、都の本心が良く判らないですが、まぁ要するに都は稚空の事が好きだけ
ど、
>まろんとも仲良くしていて欲しいという考えのようで。
そうでしょうねぇ。まぁ、まろんにそういうことをして欲しくない
という発想でもいいですけど。
> どうでもいいけど、男の役なのに、女言葉で喋っているのは、前回の女装の癖が
>抜けきっていないのか、それとも元々その気があった(違)?
その気でしょうね。
> あのあの、警備が主任務って忘れていませんか?
そういうアニメかと。
> シンドバットは当然ピンを拾いに行きますが、ジャンヌはそれを妨害、自分でピ
>ンを奪おうとします。ロープでつり下げられただけの不安定な板の上を、わざわざ
>前転しながらピンに向かって進むジャンヌですが、今度はシンドバットに止められ
>ます。
きっと、その方が安定感がいいと思ったのでしょうねぇ。
> どうしてこれだけ大暴れしているのに、下に全く気付かれないなどという、枝葉
>些末な問題をここで気にするのは野暮というものでしょう。
ですね。さすがに板は落ちていないようですし。
>行きますが、ジャンヌはリバウンドボールでピンを舞台の上に落としてしまいま
す。
> かなり後方の席から監視していたはずの都は、たかがオペラグラスで舞台上のピ
>ンを発見、あの距離からそれがシンドバットのピンだと気付きます。ついでに、上
せめて、ピンが光って欲しいところです。
> ジャンヌ達が現れたと都は警部と春夏秋冬に連絡しようとしますが、警部は「か
>わいそうなジュリエット」と号泣していて役立たず、秋田は無線機のイヤホンを外
>して演奏中、夏田と冬田は、出番を待って舞台の袖にいたので連絡不能…という訳
>で、全く警察側は対応が取れません。…都ちゃん、自分で行けば? とか、春田刑
>事はどうしたのだろうとかは、もちろん気にしてはいけません。
あまりに情けなくて、涙がでます(嘘)。
>ジュリエット「何かが私の胸を貫いた! あれは、剣? いいえ、光! 死が定め
>なら、生きて行くのは努め。出会いが天の領域ならば、別れは人が選ぶもの。私は
>罪を犯しました。逃げるという罪、目を閉じる罪。どうして立ち向かおうとしなか
>ったのか。私は、私の命によって、この罪を償わなくてはならない。生きていくこ
>とで!」
> 剣が消えてしまい、劇は混乱…と思ったら、サキがアドリブでラストシーンを変
>えてしまって事なきを得たようです。まぁ何か話的にはありがちって気もします
が、
>アドリブでこれがすらすら出て来るところが凄い。これはサキさんの実力ですね。
> このラストシーンに、都まで拍手しています。稚空も「しょーがーねーな」って
>感じで拍手しています。
はぁ、「風と共に去りぬ」じゃないんだから。
やりたいことはわかるけど、この話をこういうふうに変更するのは
私は賛成できません。だいたい、それまでの話との整合がおかし
くなるし。
#剣がなくなったこともうやむやになるんだろうな。
> まろんの生きていく方が格好いいからと言うまろん。やはり、自分の両親の事を
>考えているに違いない?。
まろんの言うことはわかりますけどね。
両親のこととは別だと思います。
今回の話で、劇場に貼られていた「ROMEO IN TITANIC」っ
て、どうしてタイタニックだったのか判らなかったのですが、要するにレオナ
ルド・ディカプリオ主演のロミオとジュリエット現代版の映画「Romeo +
Juliet(ロミオ&ジュリエット)」に引っかけてあったのか。
japan.anime.pretty,fj.rec.animation の
<7glkq6$ekk$3...@meshsv230.tk.mesh.ad.
jp>
の記事において 1999年05月04日(火) 11時02分22秒頃、
"Eagle@Tokyo" <ea...@mvd.biglobe.ne.jp>さんは書きました。
>Eagle@biglobeです。
こんばんわ。
>>神風怪盗ジャンヌ第12話『ピンは剣より強し!』の感想です。
>
>>ポイントです。委員長も結構いい味出してます。
>
>委員長が負けてもやるだけやるという姿勢が大変好感が持てます。
原作だともっと積極的に変わっているんですけどね。
ただ、人間そう簡単に変われるもんじゃないっていう稚空の考え方には賛成
なので、アニメ版の方が納得は出来ます。
>うさぎと猫なら完璧。
うさぎと亀なら既にやりましたけどね。
>>ていた「大胆」な服(まろん談)という服がどんなものであったのか気にな
る。
>見せて欲しかったですねぇ。
夏の水着に期待しましょう(違)。
都はおへそがまっすぐついているという自身の発言を証明して欲しいですね
(おい)。
>>それを掴んだのは…稚空でした。
>
>お約束ですねぇ。
>しかし、ああいう展開もあるということをシミュレーションしないん
>だろうか?
第10話でも明らかになったように、委員長は何でも自分の都合の良いよう
に解釈できてしまう人ですから、最初から考えていないのでは?
#「委員長好きだよ」のシーンね。
>> ちなみにサキさんの声は三石琴乃さんです。(ミサト+メイズ)/2の喋り方
で
>>す(違)。
>
>えーと、性格ががさつなところでしょうか?(違)
性格はミサトさん、喋り口はメイズって感じました(おい)。
>>いうのが、まろんの願望であると図星を指摘され、まろんは怒って稚空に手をあ
げ
>>ます。
>
>でも、まろんの切り返しもいい感じですね。
>#よくよく考えると出逢いだけ運命ってのもなぁとは思いますけど。
>#どうせなら、そうなるために出会ったとかまでにしてもいいかと。
>#2人の努力が大事ってのはわかりますけど。
まろんの両親の場合、ジャンヌ・ダルクの生まれ変わりであるまろんを産むため
に出会ったというのが運命って気もしますが、それはさておき、まろんが幼少の時
既に二人の仲は険悪で(第2話で暗示)、そのまま娘を置き去りにして別居状態に
突入(酷い親だ)した両親は努力が足りないように見えるんでしょうね。
それと、両親が別れて欲しくは無いという願望があるので、稚空の言う事を理性
では理解できても、感情として認められないのでしょう。
>ストレートですね。高校生にもなってと思わんでもないですが。
>#すれないのが、ジャンヌの生まれ替わりということでしょうか。
物心ついた頃には既に家族が揃うことが殆ど無く、10歳の頃からずっと一人暮ら
し(原作の設定)という、かなり歪んだ家庭環境ですので。
むしろ、良く道を踏み外さず来てるなぁと思います。
家出少年の稚空なんか、まろんから見れば滅茶苦茶恵まれたぼんぼんなんじゃな
いかと思いますよ。
>> このラストシーンに、都まで拍手しています。稚空も「しょーがーねーな」っ
て
>>感じで拍手しています。
>
>はぁ、「風と共に去りぬ」じゃないんだから。
>やりたいことはわかるけど、この話をこういうふうに変更するのは
>私は賛成できません。だいたい、それまでの話との整合がおかし
>くなるし。
>#剣がなくなったこともうやむやになるんだろうな。
実はこのアドリブのシーン、見た時には全く変だと感じなかったのですが、確か
に他の方の記事読むと、役者がここまで脚本変えていいのか? とか、Eagleさん
の「先週な~」の記事みたいな感想も出て来ますし、読んでみてそれもそうだなぁ
とも感じました。
だからロミオとジュリエットのストーリーをそのまま使った演劇という前提の話
であれば、特に反論はしませんです。
それはそれとして、この話見て思ったのですが、通し稽古やっているシーンで、
ジュリエットが自殺する前で終わっていて、真のラストシーンがどんなものである
のか、描かれていないのが気にかかります。
夏田と冬田の台詞から、多分ジュリエットが剣で自殺を図るのは確かですが、生
き返っちゃう話に元々なっていたのかもしれないです(多分違)。そうで無けれ
ば、アドリブであそこまでストーリーを変えることは不可能だとは私でも思いま
す。
#多分ストーリーはそのままだと私も思いますけど。
逆に、そういうストーリーで無いとすれば、剣が無ければ無いで、そのまま剣で
突いたふりして死んでしまうと思います。劇中に剣が折れたりとか、ありますし。
#せらみゅで折れてた(笑)。
または、最初から警察の事信用していなかったので、盗まれたときの脚本も用意
してあったとか(もっと違)。
なお、決闘シーンで折れたときに備えて剣の予備はちゃんと用意してあると思い
ます。だから、警察の警備もかなりおざなりな物だったんじゃないかと。値段安そ
うだし。
少なくとも、劇の邪魔をしてまで警備するようなもんじゃ無かったと。被害届も
下手すれば出ないかも。
>まろんの言うことはわかりますけどね。
>両親のこととは別だと思います。
自宅でまろんは「ロミオとジュリエット」の本を読んでいました(下手すればそ
れまで読んでいなかったかも)。私もさっきあらすじ読んだばかりですが。
それで読んだ時に、やっぱりまろんもジュリエットの行動に納得がいかなかった
んでしょう。わざわざ手の込んだ事しなくても、駆け落ちするなら覚悟さえあれば
幾らでも出来たんじゃないかと。
改変された劇でジュリエットが逃げるという罪を犯しましたと言っていたけど、
まろんの両親も、不仲になってからは逃げるように仕事に没頭して、まろんを置き
去りにして海外に行ってしまった訳で。
そこら辺りから、逃げていたという点では両者共通かなぁと考えて両親云々の事
を思いつきで書きましたが、まぁ確かに関係ないと言えば関係ないと思うので、特
に反論はありませんです。
では。
---
Keita Ishizaki (E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp)
> 稚空 「これってさ、一週間足らずの間の話なんだろう?
正確には5日間です。
> その間に出会って、
> 好きになって、結婚しようとして失敗して、
結婚はしています。2日目でいきなり(笑)
ちゃんと神父が立ち会っています。
> 早とちりで二人とも死んじまって、何
> だかねぇ」
最大の原因は、早とちりと言うより、連絡がうまくいかなかった事でしょうね。
なお、話の流れが急すぎるのは、この話が小説などではなく、戯曲として書か
れたものだから、という事もあります。2~3時間程度の舞台劇用の物語です
から、時間の流れは可能な限り圧縮されているのです。
つーわけで、えらそーな事ぬかしてる割には、稚空君は「ロミオとジュリエッ
ト」をきちんと読み込んではいないという事がまるわかりなのでした(笑)
まあ、大して興味も無いんだろうけど。
> ところで、劇中だろうと、ラストシーンだろうと、大混乱には違いないと思うか
> もしれませんが、決闘シーンでチェックメイトすると、ジュリエットが気絶して大
> 混乱なのに対して、ラストシーンなら既にジュリエットは死んだことになっている
> ので、気絶しててもオッケーなのです。後はサキさんにお任せってつもりだったん
> でしょう。
えと、ジュリエットじゃなくてロミオ、ですよね?気絶するのは。
--
馬屋原 憲幸(Mayahara Noriyuki)
maya...@yk.NetLaputa.ne.jp
maya...@pc.highway.ne.jp
"私のパンチを受けてみろ!"
> それはそれとして、この話見て思ったのですが、通し稽古やっているシーンで、
> ジュリエットが自殺する前で終わっていて、真のラストシーンがどんなものである
> のか、描かれていないのが気にかかります。
> 夏田と冬田の台詞から、多分ジュリエットが剣で自殺を図るのは確かですが、生
> き返っちゃう話に元々なっていたのかもしれないです(多分違)。そうで無けれ
> ば、アドリブであそこまでストーリーを変えることは不可能だとは私でも思いま
> す。
>
> #多分ストーリーはそのままだと私も思いますけど。
ストーリーがシェークスピアそのままだったら、ジュリエットが生き残ったり、
生き返ったりしたら、ラストシーンが滅茶苦茶になります。ジュリエットが死
んで終わりではなく、ロミオとジュリエットの死骸を二人の父親が発見して、
両家のいがみ合いが若い二人を死に追いやったという事実に打ちのめされなけ
ればならないのですから。
締めの言葉は
「世に数ある悲しい物語のうち、
このロミオとジュリエットの恋物語にまさるものはない。」
(角川文庫クラシックス「ロミオとジュリエット」より)
ですし。
たとえば、「フランダースの犬」で、ネロとパトラッシュが死ななかったり生
き返ったりしたら、台無しじゃ~ん。
つーわけで、あの劇は、きっとジュリエット自刃のシーンがラストシーンだっ
たのでしょう。それだと余韻もクソもないような気もするけど。
或いは、実は裏で舞台監督が
「あっ、あの野郎、勝手に台詞を変えやがった!しょうがねえ、幕だ幕!」
とパニックになっていたとか(笑)
> なお、決闘シーンで折れたときに備えて剣の予備はちゃんと用意してあると思い
> ます。だから、警察の警備もかなりおざなりな物だったんじゃないかと。値段安そ
> うだし。
そりゃ、舞台用の剣なら、多分竹光…木製でしょうし。
> それで読んだ時に、やっぱりまろんもジュリエットの行動に納得がいかなかった
> んでしょう。わざわざ手の込んだ事しなくても、駆け落ちするなら覚悟さえあれば
> 幾らでも出来たんじゃないかと。
駆け落ちするために、ああいう手の込んだ事をしたんですが。
二人でマンチュアという街に逃げる予定だったのです。
ついにりぼんに手を出してしまいました。こ、こんな展開になっていたのか~。
アニメ版でもこの話、ちゃんとやるんだろうな?
ちなみに単行本3巻は5/14発売だそうです。
japan.anime.pretty,fj.rec.animation の <7gp7o4$3ek$1...@news0.netlaputa.ne.jp> の
記事において 1999年05月05日(水) 19時49分04秒頃、
Mayahara Noriyuki <maya...@yk.NetLaputa.ne.jp>さんは書きました。
流石馬屋原さん。こういう場面でのフォローはいつも助かっています。
ロミオとジュリエットの話って今までまともに見た事無かったので(おい)。
>kei...@fa2.so-net.ne.jp (Keita Ishizaki) wrote
>in article <1999050321...@fa2.so-net.ne.jp> ...
>>
>> 神風怪盗ジャンヌ第12話『ピンは剣より強し!』の感想です。
>
>正確には5日間です。
>結婚はしています。2日目でいきなり(笑)
>ちゃんと神父が立ち会っています。
そのようですね。(…って、昨日調べただけ(汗))
一日目で知り合ってバルコニーの例のシーンがあって
二日目で結婚式あげてマーキューシオが死んでロミオが決闘して
三日目でロミオが街から追放されてジュリエットがパリス伯爵との縁談を迫られ
四日目にジュリエットが仮死状態になって
五日目にジュリエットが死んだと思ったロミオが自殺してジュリエットが後追い
こんな感じですか?
>> 早とちりで二人とも死んじまって、何
>> だかねぇ」
>
>最大の原因は、早とちりと言うより、連絡がうまくいかなかった事でしょうね。
えっと、ジュリエットが仮死状態することによる駆け落ち計画を件の神父さんが
ロミオに知らせようとして、神父さんの友達が途中で伝染病に出くわして伝言が伝
わらなかったのでしたっけ。
リアルタイムで見た時に思ったのですが、何でジュリエットが睡眠薬飲んだのか、
ロミオとジュリエットの話知っている人じゃないとさっぱり判らないです。
小さなお友達がターゲット(の筈)だから、最低限の筋位は判るようにして欲し
かったかもしれないけど、やっぱりロミオとジュリエットの話って、デフォで知っ
ているものと思われているのでしょうか(汗)。
…そんなにロミオとジュリエットの話の中身ってメジャーだったのか(恥)。
>なお、話の流れが急すぎるのは、この話が小説などではなく、戯曲として書か
>れたものだから、という事もあります。2~3時間程度の舞台劇用の物語です
>から、時間の流れは可能な限り圧縮されているのです。
いちおー実話が元でしたっけ?
>えと、ジュリエットじゃなくてロミオ、ですよね?気絶するのは。
そうです(汗)。う…推敲していないのがバレバレ(恥)。
------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp)
japan.anime.pretty,fj.rec.animation の
<7gp7oq$3en$1...@news0.netlaputa.ne.jp> の
記事において 1999年05月05日(水) 19時49分26秒頃、
Mayahara Noriyuki <maya...@yk.NetLaputa.ne.jp>さんは書きました。
>> >>神風怪盗ジャンヌ第12話『ピンは剣より強し!』の感想です。
>> #多分ストーリーはそのままだと私も思いますけど。
>
>ストーリーがシェークスピアそのままだったら、ジュリエットが生き残ったり、
>生き返ったりしたら、ラストシーンが滅茶苦茶になります。ジュリエットが死
>んで終わりではなく、ロミオとジュリエットの死骸を二人の父親が発見して、
ああ、あのラストだとやはりストーリー滅茶苦茶ですか(笑)。
ひょっとして、夏田と冬田って、父親の役だったんだろうか? 発見者の役だ
ったみたいだし。
>たとえば、「フランダースの犬」で、ネロとパトラッシュが死ななかったり生
>き返ったりしたら、台無しじゃ~ん。
私もそう思います。
>或いは、実は裏で舞台監督が
>「あっ、あの野郎、勝手に台詞を変えやがった!しょうがねえ、幕だ幕!」
>とパニックになっていたとか(笑)
その可能性は大だと思います(笑)。
で、その晩に脚本書き直しとか。
>そりゃ、舞台用の剣なら、多分竹光…木製でしょうし。
確か悪魔は、美しい絵に取り付いてそれを美しいと思う人の心を狙っていたと
思います。(だから小学生の絵でもオッケー)
でもあの竹光の剣を見て、美しいと思う人なんているのだろうかと考えてしまいま
した。まぁ、お芝居そのものが美しいとか、解釈はいかようにでも出来そうですが。
>駆け落ちするために、ああいう手の込んだ事をしたんですが。
>二人でマンチュアという街に逃げる予定だったのです。
それは知っていたのですが、何もそんな手の込んだ事せんでも…と思ってしまっ
たのです。それとも逃げられない位厳重に監視されていたのか。
計画通りに行ったとして、遺体が消えたのはどう言い訳するのだろう。あ、墓か
ら掘り起こすのかな?
…って辺りは、元々の作品にフォローはあるのでしょうか?
余談:りぼんに書いてあった情報によれば、今後のお話は
(一応改ページ)
第13話「忘れな草のハート泥棒」
第14話「ターゲットは花嫁衣装」
第15話「遊園地の衝撃告白」
第16話「初キスは月光に輝く」
だそうです。第15、16話は、原作単行本1巻の後半が元のお話みたい
ですね。にしても、2回も悪魔に取り付かれちゃう委員長って…。
ようやく話が先に進むのか。
------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp)
<1999050321...@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
kei...@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。
>> 石崎です。
ども、こんにちわ。
一応。
>> それにしても、ジャンヌは基本的に着たきり雀なアニメなので、こうして色々観
>> られるのは嬉しいです。
ですです。静止画じゃ無いともっと嬉しいんですが。
# 最初の頃は、まろんが部屋着に着替えたり(っつうか脱いだり ^^;)してるので
# 服飾がらみは期待できるかなぁとか思ったんですが見込違いでした。
>> 洋画の字幕みたいな感じを狙っているのかと思ったのですが、日本語の台詞に日
>> 本語の字幕は何か変ですね。…そうか、これは委員長の「恋愛シミュレーション」
>> なんですね。どうせなら、台詞部分にウインドーとか出したりしても良いかも。
次の台詞の選択肢一覧とかですか。
>> く予定で、今日は「ちゃんとした服装で行かないとね」と、お買い物に来た所だっ
>> たのでした。着たきり衣装アニメとは思えない発言だ。
で、ちゃんとした服装を大いに期待したのに。;_;(泣くほどの事か)
>> まろんは、プティクレアが正英に反応している事に気付きます。う~ん、あんな
>> に音が出る機械だと、このように人といる時に困っちゃいますね。それが都と一緒
>> の時なんかだと特に。隠れて見ていましたが、都に見られたら大変だ。
俗人には見えない物質とかでは無いんですかね、やっぱし。
>> 車が走り去った後、サキと目が合ってしまう都達。しかし、サキは笑って「カッ
>> チョ悪」と言って舌を出します。あらら、割と人前では切り替えの早い人なのね。
サキさん、可愛い。*^^*
>> このシーン、委員長とまろんが、サキが突き飛ばされた時に外れたネックレスの
>> 真珠を探していますが、稚空と都は手伝ってません。手伝えよ。
雅空はともかく、都ちゃんは意外な行動っす。
>> 結局、夕方まで探しても、真珠の最後の一個は見つからず、帰路につくまろん達。
>> 見ていると思うのですが、集団で歩いていると、まろんは一人で離れて歩いてい
>> る事が多いですね。
EDでも、独りですし。ずっと孤独な運命なのか? それは悲しすぎる。
>> 橋の上で、ムキになるのをあんまり見たことが無かったからと都に言われ、ムキ
>> になんかなってないと反発するまろん。そう言うのをムキになっていると言います。
>> 別れるときは別れるから放っておけばいいという稚空。正論なのは判るのですが…。
相手(他人)の方に踏み込むと殆どの場合はつらい思いをする事を
判っているのに止めないまろんとそれをしない雅空という
普段は裏稼業の方で展開する構図を表でやっているのですね。
確かに踏み込まないのは楽なんですが、たまにある "踏み込んだが故に
温かいものに触れる事ができる" という体験を得ることが出来ないと
雅空は判っているのだろうか。
そして、その調子でまろんとも一定の距離を置き続けるのか。それとも。
>> ところで、劇で使う剣って、当然偽者だと思うのですが、どうも取り付くものの
>> 価値は、悪魔に取ってはどうでも良いらしいですね。
でも少なくとも(今までは)犠牲者にとってはコダワリのある品だったと
思うのですが、今回はなんか納得出来ないものが。
役者が小道具にこだわったりするものなんでしょうかね。
まだ、舞台そのものとか劇場全体の方がしっくりきます。
>> 自宅で家族の写真を手にして、別れるのが運命など認めないとまろん。自分の両
>> 親の事を思っているのでしょう。
自分の所の問題が手詰まりなので、せめて他のカップルは同じようにならないで
欲しいのかな。
>> ちなみにフィンの予告状は、劇の演出家の背中に貼り付けられていました。どう
>> でもいいけど、剥がしたら? 更に東大寺警部の背中には、シンドバットからの予
>> 告状が。
ここのシーンを見て、ルパン三世がやりそうな行動だと思ったのは私だけ?
>> 劇上演当日。わざわざ服を買いに行ったのに、結局いつもと同じ服を着ている都
>> とまろん。まぁ、あんな事があったんで、新しい服を買えなかった事にしておこう。
つまらんすねぇ。^^;
>> でも、やっぱりもうちょっと服のバリエーションは何とかして欲しい。
賛成一票。学校のシーンはお決まりなんだし、私服ぐらいは色々見たい。
>> 春田刑事が、チケット切りのついでに、不審人物をチェックしています。春田の
>> 態度を見て、あれじゃバレバレと頭を抱える都。でも、どうせチェックするなら、
>> カメラチェックと称して、荷物まで調べなきゃ。
あれは、「目を皿のようにしてチェックしろ」って誰かに言われたのを
忠実に実行していると見た。
>> 警備にでかける前に、稚空と仲直りするようにまろんの耳元で囁く都。第5話で、
>> まろんに稚空の事をフォローした事もありましたが、前の話での稚空に対する態度
>> もあり、都の本心が良く判らないですが、まぁ要するに都は稚空の事が好きだけど、
>> まろんとも仲良くしていて欲しいという考えのようで。
まろんと雅空の仲が悪い状態で雅空に近づくのは
都ちゃん的に正しくないのでしょう。
>> どうでもいいけど、男の役なのに、女言葉で喋っているのは、前回の女装の癖が
>> 抜けきっていないのか、それとも元々その気があった(違)?
クセになったのです。化粧台の前に坐ると女になってしまうという風に。^^;
>> どうしてこれだけ大暴れしているのに、下に全く気付かれないなどという、枝葉
>> 些末な問題をここで気にするのは野暮というものでしょう。
大暴れしているのに音がしないという所が彼等の凄いところなんでしょう。^^;
都ちゃんに落としたピンを見付けられるまでは、何も落としてないですから
音さえ立てなければ問題無し。
>> かなり後方の席から監視していたはずの都は、たかがオペラグラスで舞台上のピ
>> ンを発見、あの距離からそれがシンドバットのピンだと気付きます。ついでに、上
>> 方にジャンヌの足が見えていることに気付きます。ピンの落ちる音に気付くなら、
>> どうしてこれまでの物音に気付かなかったのだろうと気にしてはいけません。
都ちゃんは物凄く目が良かった説を提議します。^^;
音じゃなくあくまでも「見付けた」のです。
>> 剣が消えてしまい、劇は混乱…と思ったら、サキがアドリブでラストシーンを変
>> えてしまって事なきを得たようです。まぁ何か話的にはありがちって気もしますが、
>> アドリブでこれがすらすら出て来るところが凄い。これはサキさんの実力ですね。
恋愛問題を自殺で解決ってのは個人的に(たとえ古典でも)大嫌いなので
あれは非常に好ましいいオチでした。
# 元ネタをまるで知らないので、矛盾が生じても気にしない。^^;
>> このラストシーンに、都まで拍手しています。稚空も「しょーがーねーな」って
>> 感じで拍手しています。
拍手しとかないと、途中忙しくて見てなかったのがバレると思ったとか。
>> 混乱なのに対して、ラストシーンなら既にジュリエットは死んだことになっている
>> ので、気絶しててもオッケーなのです。後はサキさんにお任せってつもりだったん
>> でしょう。
刀身だけ消えて柄は残ると思ってたんじゃないでしょうか。
柄だけあればブッ刺した芝居できますよね。
>> まろんの生きていく方が格好いいからと言うまろん。やはり、自分の両親の事を
>> 考えているに違いない?。
芝居の評価理由としては兎も角、生きていくのは格好いいというのは大賛成。
>> ラストシーン。マンションに戻って来たまろんがメールボックスを覗くと、新聞
>> の切り抜きが入っています。正英とサキの入籍を報じたものです。稚空が、まろん
>> の為にわざわざ入れてやったのでしょう。あのバカといいつつ、稚空を意識するま
>> ろんって所でエンディングに入ります。
まろんに出くわさないように、こっそり玉探ししてる雅空を想像すると
なんか笑えます。
>> 電撃入籍!! 正英&サキ
>> 運命の人 (英彦) 大切な人 (サキ)
(中略)
>> 適当でいいやという文字が見えたので、読んでみました(笑)。ちなみにサキさ
>> ん、22歳だったんですね。
この部分、見出し以外は家のビデオではつぶれて読めないので引用感謝です。
# なかなか楽しい呟きですねぇ。
では、また。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hid...@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
In article <7grktu$g...@infonex.infonex.co.jp>,
hid...@po.iijnet.or.jp wrote
> この部分、見出し以外は家のビデオではつぶれて読めないので引用感謝です。
我が家のビデオHR-VX8のS-VHSの3倍モードでも見事にぶっ潰れて読めません
でした。;-( 標準ならなんとかなるのかなぁ?
#それ以前にテレビが9インチというのに問題があるかもしれない…。
#そのくせPCのディスプレイは17インチと15インチという…。(^^;
> # なかなか楽しい呟きですねぇ。
そーいえば、石崎さんだったかどなただったか忘れたのですが、NHK-BSの熱
血野球アニメかなにかでも新聞の記事を読み取っていらっしゃって、凄いなぁ
と思ったような記憶が…。
---
Koichi Soraku
Fuchu-shi TOKYO JAPAN
e-mail:SGU0...@nifty.ne.jp
jg4...@ja6ybr.org
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『人型は人の幸せのために造られるんだよー!』
> ひょっとして、夏田と冬田って、父親の役だったんだろうか? 発見者の役だ
> ったみたいだし。
ロミオとジュリエットの死骸の第一発見者は墓地の夜警達ですから、その役
だったのでしょう。
> >駆け落ちするために、ああいう手の込んだ事をしたんですが。
> >二人でマンチュアという街に逃げる予定だったのです。
>
> それは知っていたのですが、何もそんな手の込んだ事せんでも…と思ってしまっ
> たのです。それとも逃げられない位厳重に監視されていたのか。
別に監視されていたわけではないようですが、ジュリエットは、パリス伯爵と
結婚させられるくらいなら死んだ方がマシ、くらいに思い詰めていたようなの
で、偽装自殺も何のその、だったのでしょう。
> 計画通りに行ったとして、遺体が消えたのはどう言い訳するのだろう。あ、墓か
> ら掘り起こすのかな?
そうです。仮死状態のジュリエットが安置されている墓所に来たロミオが
ロミオ「おのれ、死人を食ういまわしい胃袋め、
またとない地上の美味を呑みこみおって。
腐ったきさまのあごを、こうして、こじあけてくれる。」
(角川文庫クラシックス「ロミオとジュリエット」より)
と墓所の扉をこじ開けるシーンがあります。
> リアルタイムで見た時に思ったのですが、何でジュリエットが睡眠薬飲んだのか、
> ロミオとジュリエットの話知っている人じゃないとさっぱり判らないです。
念のため。睡眠薬ではなく、一時的に仮死状態になる薬です。
ロレンス神父「すると、たちまち身体中の血管に、
眠気をもよおす冷たい体液が行きわたり、
正常な脈搏は失われ、やがて完全にとまってしまう。
死んだように全身が冷たくなって、呼吸もなくなる。
唇や頬のばら色は褪せて、
蒼白い灰色とかわり、眼の窓が閉じる。
死が生命の窓を閉ざすときのようにな。
身体中どこもしなやかな動きは失われ、
硬く、冷たく、こわばって、死体同様になる。
このように身体の硬直した仮死状態が、
四十二時間続き、やがて目がさめる、
まるで今まで快く眠っていたようにな。」
(角川文庫クラシックス「ロミオとジュリエット」より)
…四十二時間も血液の流れが止まっていたら、脳死に至るような気がするけど^^;
なお、ロミオが飲んだのは本当の毒薬です。
薬屋「これをな、なんでもお好みの飲み物に入れましてな、
ぐっとお飲みなさるのじゃ。たとえ二十人力の方でも、
たちどころに往生でございます。」
(角川文庫クラシックス「ロミオとジュリエット」より)
> いちおー実話が元でしたっけ?
「そこでこの両家の確執に絡まるロミオとジュリエットの悲恋なるものは、
最初は全く空想から出来上がった伝説らしいが、後にはあたかも史実で
あるかの如く信じられるようになり、(後略)」
(新潮文庫「ロミオとジュリエット」の解説より)
つー事らしいです。
ただ、この話の舞台であるイタリアのヴェローナ市には「ジュリエットの家」
なるものが存在しており、観光名所となっているそうです。ジュリエットの銅
像もあるそうで。
佐々木さんと、宗樂さんの記事へのフォローです。
#馬屋原さん、ロミオとジュリエット関連の解説感謝感激です。ありがとうござい
ました。
ついに種村有菜先生の他の単行本まで手を出してしまいました(自爆)。
さて、もう知っている方も多いかもしれませんが、現在発売中の「ぱふ」6月号
に、ジャンヌの特集が組まれています。原作中心の特集ですが。
種村先生がインタビューの中で、アニメ版について聞かれているのですが、
・1話と3話と5話と6話がお気に入り(6話時点で)
・稚空が3枚目くさいので、もう少しキャラを理解してくれると嬉しい
・他のキャラにまろんがかわいそがられている気がするのでそれもイヤ
・(アニメと原作の設定が違うことを聞かれて)正直少し困っているけど、アニメ
の方は監督を信頼しているので、面白く見せていくための一つの方法だと理解して
ます。
…てな感じで、まぁ原作者の複雑な心境を伺わせるものでした。
それ以外でも、「セリフ、モノローグは全て私の直感と語呂の良さ」「ジャンヌ
のコスチュームが巫女さんというのは後から思ったことで全く創作」などなど、な
かなか興味深い内容でしたので、興味のある方はどうぞ。ただ、ネタバレイヤな人
は読まない方が良いです。
japan.anime.pretty,fj.rec.animation の <7grktu$g...@infonex.infonex.co.jp>
の
記事において 1999年05月06日(木) 17時46分54秒頃、
hid...@po.iijnet.or.jpさんは書きました。
>佐々木@横浜市在住です。
こんにちわ。原作の設定に触れていますので改ページ。
># 最初の頃は、まろんが部屋着に着替えたり(っつうか脱いだり ^^;)してるの
で
># 服飾がらみは期待できるかなぁとか思ったんですが見込違いでした。
見込み違いでしたね(泣)。せらむんも、あれはあれで服装使い回しもあったり
したのですが、ちゃんと使い回しには一定の間隔が開いてましたので。
#例:安藤さんの回の亜美ちゃんの服とか
>で、ちゃんとした服装を大いに期待したのに。;_;(泣くほどの事か)
やはり観劇ならドレスとか(違)。
>俗人には見えない物質とかでは無いんですかね、やっぱし。
原作でも都達の前で変身用ロザリオを落としていたりしますから。
#余談ですが、原作版のロザリオはアニメ版とはデザインが違うのですが、原作版
ロザリオもバンダイから発売されているようです。
>EDでも、独りですし。ずっと孤独な運命なのか? それは悲しすぎる。
(中略)
>相手(他人)の方に踏み込むと殆どの場合はつらい思いをする事を
>判っているのに止めないまろんとそれをしない雅空という
>普段は裏稼業の方で展開する構図を表でやっているのですね。
>確かに踏み込まないのは楽なんですが、たまにある "踏み込んだが故に
>温かいものに触れる事ができる" という体験を得ることが出来ないと
>雅空は判っているのだろうか。
>そして、その調子でまろんとも一定の距離を置き続けるのか。それとも。
「ぱふ」読んで、原作の単行本を読んでいながら忘れていた点に気が付いたので
すが、実はまろんは両親の住所も電話番号も知っているんですよ(2巻144頁)。
しかし、電話なり手紙なりして、「おまえなんかいらない」と言われるのが怖く
て、自分からは連絡をする事が出来ず(この辺り「?」って気もしますが、両親に
日本に一人で置き去りにされた子供がそう考える事はありそうかな)、それで手紙
(又は電話)を待ち続けている…ということだそうです。
多分アニメ版でも設定は同じだと推測されますのでそれを前提に書きますが、要
するにまろんが孤独なのは、両親に置き去りにされているというだけが原因ではな
く、本当に孤独になるのを恐れているが故に、自ら両親とコンタクトを取ろうとし
なかったまろんの方にも原因があるようです。
まろんが複数人で歩く時(特に稚空と都とまろんの三人の時)に一人で歩いてい
る事が多いような気がするのも、都と稚空の間に割り込んで自分が傷つくことを恐
れているためではないでしょうか。
…で、自分から進んで一人になっておいて、自分は一人でも平気みたいな顔をし
ているから、ますます一人になってしまうまろん…って辺りが現状かもしれないで
す。前回(第12話)の下校時の稚空と都とのやりとりや、帰り道の回想シーンな
んか、まさにその類。
…で、自分では人との関わりを恐れていながら、自分とは関係ない第三者の話に
なると、自分の経験があるものだから、ついつい余計なお節介焼いちゃうと。
稚空は…本当は結構良い奴なんですが、アニメ版だけみているとホントイヤな奴
にしか見えない事も多いのが、ちょっと悲しいところ。
>でも少なくとも(今までは)犠牲者にとってはコダワリのある品だったと
>思うのですが、今回はなんか納得出来ないものが。
>役者が小道具にこだわったりするものなんでしょうかね。
>まだ、舞台そのものとか劇場全体の方がしっくりきます。
私も今回のターゲットには納得がいかないものがありました。
しかしながら、佐々木さんの上記意見を読んで気付いたのですが、剣というのは、
悲劇としてのロミオとジュリエットに必要不可欠な構成要素な訳で、決闘シーンで
剣を消したら、その先の話が滅茶苦茶になるし(ロミオが人殺さないって話にもな
りかねないですから)、ラストシーンで消しても同じ事。
だから、この場合の剣というのは、「ロミオとジュリエット」という悲劇の美し
さの象徴であり、それに悪魔がとりつき、それを封印するという事で、「ロミオと
ジュリエットの悲劇の美しさ、頂き!」となるのでは無いでしょうか。第8話でも、
ピアノの音色だけ奪うという芸当をジャンヌは見せていますし、第7話のオルゴー
ルにしても、残ったのは箱だけで、音が鳴らなくなっている可能性大です(チェッ
クメイトしてからは音が鳴っていないです)。
基本的に「持ち運びできない重量物は盗まない」のがジャンヌのお約束かもしれ
ません。ルパンとかだったら劇場毎運びそうですが。
故に、あのサキさんのラストシーン改変を見て「何じゃこりゃ」と思う人がいて
もそれは当然です。何しろ、ジャンヌに悲劇の美しさを奪われちゃったんですから。
そして、サキさんの改変劇を美しく思えるかどうかは、人それぞれなのではないで
しょうか。
>>> ちなみにフィンの予告状は、劇の演出家の背中に貼り付けられていました。
どう
>>> でもいいけど、剥がしたら? 更に東大寺警部の背中には、シンドバットから
の予
>>> 告状が。
>
>ここのシーンを見て、ルパン三世がやりそうな行動だと思ったのは私だけ?
いや、私も何か過去の作品で見たパターンだな、とは思いますした。
>>> でも、やっぱりもうちょっと服のバリエーションは何とかして欲しい。
>
>賛成一票。学校のシーンはお決まりなんだし、私服ぐらいは色々見たい。
取りあえず夏服に期待しましょう。
>あれは、「目を皿のようにしてチェックしろ」って誰かに言われたのを
>忠実に実行していると見た。
おお、成る程。
律儀者っぽいですからね。
そう言えば今月号のりぼんのジャンヌのアニメ紹介ページで、春夏秋冬の紹介記
事がありました。それによると、
(以下引用)
春田刑事…大きな体の見かけ通り豪快。でも意外と純情派で実は泣き上戸。生真面
目な性格の刑事さん
夏田刑事…体は小さいけど、運動神経はバツグン! 得意の格闘技で大暴れする熱
血漢の刑事さん
秋田刑事…桃栗署No.1の優しそうな色男。運動も音楽もできちゃう、オシャレで
器用な刑事さん
冬田刑事…任務に最も忠実。でもちょっとズッコケ。怖そうだけど、本当は目がす
ごくかわいい
(引用ここまで)
>まろんと雅空の仲が悪い状態で雅空に近づくのは
>都ちゃん的に正しくないのでしょう。
そう言えば都ちゃん、稚空と近づく時に何度もしつこく、まろんが稚空に感心が
無いかどうか確認してますよね。
>大暴れしているのに音がしないという所が彼等の凄いところなんでしょう。^^;
>都ちゃんに落としたピンを見付けられるまでは、何も落としてないですから
>音さえ立てなければ問題無し。
ジャンプして板に飛び乗って、音がしないのはやっぱり重力制御のなせる技(違)?
>>> アドリブでこれがすらすら出て来るところが凄い。これはサキさんの実力です
ね。
>
>恋愛問題を自殺で解決ってのは個人的に(たとえ古典でも)大嫌いなので
>あれは非常に好ましいいオチでした。
># 元ネタをまるで知らないので、矛盾が生じても気にしない。^^;
私も同意見。
今回のスレッドを書く途中で、ロミオとジュリエット関連のページを見て回った
のですが、その中に「何度も見ていればその内二人が死なないで済むのではないだ
ろうか」とかいう記述がありました。
どうせなら、二人とも生き残っても(おひおひ)。
>刀身だけ消えて柄は残ると思ってたんじゃないでしょうか。
>柄だけあればブッ刺した芝居できますよね。
同じく今回見て回ったページの中に、ロミオとジュリエットの舞台の詳細な感想
記事があったのですが、ジュリエットが死ぬ時に「ここがおまえの鞘」とか言って
剣を突き刺しているので、鞘は無いかなぁとも思ったのですが、今回の舞台では
ジュリエット「剣よ、私を死なせて!」
ですからね。ちなみに原典はどうだったかというと…馬屋原さん、出番です
(違)。
japan.anime.pretty,fj.rec.animation の <7gsds4$s5h$1...@news-jp1.nifty.ne.jp>
の
記事において 1999年05月06日(木) 15時52分36秒頃、
Koichi Sorakuさんは書きました。
> 宗樂@良いテレビが欲しい者です。
>
>In article <7grktu$g...@infonex.infonex.co.jp>,
>hid...@po.iijnet.or.jp wrote
>> この部分、見出し以外は家のビデオではつぶれて読めないので引用感謝です。
>
> 我が家のビデオHR-VX8のS-VHSの3倍モードでも見事にぶっ潰れて読めません
>でした。;-( 標準ならなんとかなるのかなぁ?
>#それ以前にテレビが9インチというのに問題があるかもしれない…。
>#そのくせPCのディスプレイは17インチと15インチという…。(^^;
私も保管場所の関係からビクターのHR-X7でSのEPで録画しているのですが
(どうせLDで出るから…。DVDの方が場所を取らなくて嬉しいけど)、通常再
生時には文字は読めるのですが、スチルにすると潰れて読めません。過去の経験か
ら考えると、SのEPで読めないのは、標準でも×な事が多いです(せらすたの時
は標準でしたけど、それでも駄目なものはダメでした)。ちなみにディスプレイは
テレビ/PC兼用でまるちしんく15TV。
再生時には判読できるのに読まないのは悔しいので、約40万画素のリコーのデ
ジカメで、再生しながら画面の接写(もちろん最高画質で)を行った所、ビデオの
一時停止よりは読みやすくなったのでそれを書き写し、それでも読めない部分は何
度も再生と巻き戻しを繰り返して、あの文章になったのです。…の部分はまろんの
指がかかって読めなかったのです。
> そーいえば、石崎さんだったかどなただったか忘れたのですが、NHK-BSの熱
>血野球アニメかなにかでも新聞の記事を読み取っていらっしゃって、凄いなぁ
>と思ったような記憶が…。
プリンセスナインの記事なら私です。ファンシーララでもやりました。
上記2作品は、SのEPでも判読可能な文字だったので嬉しかったです。この手
の新聞(又は雑誌)記事をどう埋めてくるかで、スタッフの拘りが見えてくるもの
と思っています。ちなみにプリナイはプリナイの宣伝又はジャイアントロボネタ
(爆)、ファンシーララは至って真面目にそれらしい記事を書いていて感心した覚
えがあります。
------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp)
kei...@fa2.so-net.ne.jp (Keita Ishizaki) wrote
in article <1999050712...@fa2.so-net.ne.jp> ...
>
> 今回のスレッドを書く途中で、ロミオとジュリエット関連のページを見て回った
> のですが、その中に「何度も見ていればその内二人が死なないで済むのではないだ
> ろうか」とかいう記述がありました。
> どうせなら、二人とも生き残っても(おひおひ)。
藤子・F・不二雄原作の短編で、ロミオとジュリエットを宇宙人が観察する、
という話があって、その話では、ロミオとジュリエットは死ぬんだけれども、
その宇宙人が二人を生き返らせて、誰も知らない土地に送って…という結末を
迎えていました。
二人が生き残るなり生き返るなりする「ロミオとジュリエット」も中にはあっ
てもいいかもしれないとは思わないでもないですが、「死ぬシーン」を「死な
ないシーン」に置き換えさえすりゃいいってもんでもないでしょうね。全体に
渡って手を入れないと。
> >刀身だけ消えて柄は残ると思ってたんじゃないでしょうか。
> >柄だけあればブッ刺した芝居できますよね。
>
> 同じく今回見て回ったページの中に、ロミオとジュリエットの舞台の詳細な感想
> 記事があったのですが、ジュリエットが死ぬ時に「ここがおまえの鞘」とか言って
> 剣を突き刺しているので、鞘は無いかなぁとも思ったのですが、今回の舞台では
>
> ジュリエット「剣よ、私を死なせて!」
>
> ですからね。ちなみに原典はどうだったかというと…馬屋原さん、出番です
> (違)。
柄と鞘は違うんですが^^;
それはともかく、原典では以下のようになっています。
ジュリエット「また、人声?急がなければ。--あっ、嬉しい、短剣だわ!
(ロミオの短剣を取り)
ここがおまえの鞘よ、(--胸を突く)
ここにおさまって、わたくしを死なしておくれ。」
(ロミオの死骸の上に倒れて死ぬ)
(角川文庫クラシックス「ロミオとジュリエット」より)
人声というのは墓所の夜警達の声です。この直後に夜警達が二人の死骸を発見
します。
japan.anime.pretty,fj.rec.animation の
<7h03uh$jbh$1...@news0.netlaputa.ne.jp> の
記事において 1999年05月08日(土) 10時27分09秒頃、
Mayahara Noriyuki <maya...@yk.NetLaputa.ne.jp>さんは書きました。
重ね重ねのフォロー、有り難うございます。
>全然関係ありませんが、NHK出版から「コレクターユイ」のコミックが発売
>されていますね(麻宮騎亜が描いているわけではありませんが)。
別記事で書いたように、早速ゲットしました。
女装姿のエコが、何ともいいとは思われませんか?
>二人が生き残るなり生き返るなりする「ロミオとジュリエット」も中にはあっ
>てもいいかもしれないとは思わないでもないですが、「死ぬシーン」を「死な
>ないシーン」に置き換えさえすりゃいいってもんでもないでしょうね。全体に
>渡って手を入れないと。
これには私も同意見です。
う~ん、どう直したらいいでしょうね~。私は、後でロミオが生き返るのを
考えていましたが(安直)。
…やっぱり、サキさんには悪いけど、あのアドリブはあの日限り?
>柄と鞘は違うんですが^^;
すいません。本記事の柄を鞘と見間違えてました。
>それはともかく、原典では以下のようになっています。
なるほど。ジャンヌ版「ロミオとジュリエット」がそこの部分の台詞の一部変
えているんですね。やっぱ「ここがあなたのの鞘」というのは、小さなお友達に
は難しいということなのでしょうかね。
もう一つ見直していて疑問に思った点があるのですが、ジャンヌ版ロミジュリ
では、ロミオがティボルトを決闘で倒した後に、「逃げろ! ロミオ」とか言わ
れてそのまま逃げちゃったみたいになっていた後に夜の街の背景が降りてきて、
続いてジュリエットに縁談の話が来ているシーンみたいになっているのですが、
確か元々はロミオが追放刑に処せられていたりする様な気がするのですが、ここ
ら辺の流れは原典通りなのでしょうか? それともジャンヌ版は話はしょってる
のですかね? こんな枝葉些末な話、どうでも良いと言えば良いのですが(汗)。
あ…そう言えば私が見たページの限りでは、ロミオは自殺する前にパリス伯を
刺しているのですが、これもジャンヌ版では無いのですが、これも原典にはあっ
て、ジャンヌ版では省略された部分でしょうか。
#…って原典読め>自分
いや、まぁ舞台が映っていないシーンがあるので、そこでやったという可能性
はもちろんありますが。(でも時間の流れ的にはそうは見えないけど)
そう言えば、決闘のシーンから、ラストシーンまでは、結構な時間がかかると
思うのですが、その間ず~っとジャンヌとシンドバットは決闘&対峙していたの
だろうか…というのは、多分「ジャンヌ」世界では絶対に気にしてはいけないお
約束なんでしょうね。舞台の上方にジャンヌがいるのに気付いたのがジュリエッ
トが眠り薬(…とこの舞台では言ってました)を飲んだシーンなのに、何故かラ
ストシーンまで都が舞台まで辿り着けなかった事も多分気にしてはいけないので
しょう。
#毎週こんなのばかりで申し訳ないです。
---
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp)
騙された(笑)ちくしょう^^;
エコ。エコエコアザラク(違)
コンピュータにエコロジー?これはつまり、必要なデータはあちこちに散乱さ
せずにきちんと整理して、いらんデータはそこいら辺にほっぽらかさずにきち
んとゴミ箱ポイポイのポイしておきなさいという事でしょうか。おお、実に教
育的だ!(笑)
#それが出来たら苦労はしないが^^;
> なるほど。ジャンヌ版「ロミオとジュリエット」がそこの部分の台詞の一部変
> えているんですね。
と言うか、細かい言い回しなどはそれこそ各舞台毎に違うでしょう。演出や、
訳の違いもありますし。
> もう一つ見直していて疑問に思った点があるのですが、ジャンヌ版ロミジュリ
> では、ロミオがティボルトを決闘で倒した後に、「逃げろ! ロミオ」とか言わ
> れてそのまま逃げちゃったみたいになっていた後に夜の街の背景が降りてきて、
> 続いてジュリエットに縁談の話が来ているシーンみたいになっているのですが、
> 確か元々はロミオが追放刑に処せられていたりする様な気がするのですが、ここ
> ら辺の流れは原典通りなのでしょうか? それともジャンヌ版は話はしょってる
> のですかね? こんな枝葉些末な話、どうでも良いと言えば良いのですが(汗)。
1.ティボルト、マーキューシオを殺す。
2.ロミオ、ティボルトを殺して逃走。
3.ヴェローナの領主、関係者から事情を聴取してロミオ追放を決定。
4.ジュリエット、ロミオがティボルトを殺して追放になった事を知らされる。
5.ロミオ、ロレンス神父の庵で、自分が追放に処せられた事を知らされる。
6.(夜)キャピュレット、パリス伯爵とジュリエットの縁談を決定。
7.(翌日の明け方)ロミオ、ジュリエットと別れる。
8.(朝)キャピュレット夫人、ジュリエットに縁談の話を知らせる。
こんな流れです。確かに少々はしょってはいますが、とりあえずこの場では、
決闘シーンは終わってその後のシーンに進んだ(これでチェックメイトのチャ
ンスはジュリエット自刃のシーンに絞られた)という事さえわかればいいので
しょう。
なお、6~7の間(つまり夜中)、ロミオはジュリエットの寝室に忍んできて
いた事になっています。つまり、新婚初夜にして最後の夜というわけです。
さぞや燃えた事でしょう(爆)
> あ…そう言えば私が見たページの限りでは、ロミオは自殺する前にパリス伯を
> 刺しているのですが、これもジャンヌ版では無いのですが、これも原典にはあっ
> て、ジャンヌ版では省略された部分でしょうか。
そうです。原典ではロミオがジュリエットの墓参りに来たパリス伯爵を殺して
います。「ジャンヌ」ではチェックメイトのチャンス(剣が抜かれるシーン)
をロミオの(ティボルトとの)決闘シーンとジュリエットの自刃シーンの2つ
に限定していますので、ロミオVSパリス伯爵のシーンは省略したのでしょう。
> そう言えば、決闘のシーンから、ラストシーンまでは、結構な時間がかかると
> 思うのですが、その間ず~っとジャンヌとシンドバットは決闘&対峙していたの
> だろうか…というのは、多分「ジャンヌ」世界では絶対に気にしてはいけないお
> 約束なんでしょうね。
シェークスピア通りなら、決闘は第三幕第一場、ラストシーンは第五幕第三場
ですから、その間に幕は2回も昇降しているわけです。時間にしたら多分一時
間前後というところではないかと思います。でも、この劇ではきっと大胆に話
をはしょって時間を短縮しているのでしょう(笑)
> 舞台の上方にジャンヌがいるのに気付いたのがジュリエッ
> トが眠り薬(…とこの舞台では言ってました)を飲んだシーンなのに、何故かラ
> ストシーンまで都が舞台まで辿り着けなかった事も多分気にしてはいけないので
> しょう。
シェークスピア通りなら、ジュリエットが薬を飲むのは第四幕第三場ですから、
やはりこの劇ではかなり大胆に話をはしょって(以下同文)
「眠り薬」は、原典でも、ロミオとジュリエットの死骸が発見された後、ロレ
ンス神父がヴェローナの領主に事情を説明する時に、
ロレンス神父「よんどころなく、日頃の研究によって調合いたしました
眠り薬を与えましたところ、望み通りの
効果をあらわし、娘御はさながら
死せる者のごとくになられました。」
(角川文庫クラシックス「ロミオとジュリエット」より)
と言っています。
「ジャンヌ」では、ジュリエットが薬を飲む時に
「ロミオ、あなたの為に、この眠り薬を飲みます。
どうか、目覚める事が出来ますよう。」
と言っていますが、ここの部分は、
「ロミオ、今参ります!さあ、あなたのために乾杯します。」
(角川文庫クラシックス「ロミオとジュリエット」より)
「ロミオ様、私も一緒に!さあ、あなたのためよ、この薬も。」
(新潮文庫「ロミオとジュリエット」より)
とかになっていますね。