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花右京メイド隊 LaVerite #03

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佐々木 英朗

未読、
2004/04/21 10:56:012004/04/21
To:
佐々木@横浜市在住です。

●花右京メイド隊 LaVerite
第3話『シンシアとグレース』についての雑感。

・今回も本アニメ/原作のネタバレが多少あります。
 そういう代物が気になる方は以下は読まないで頂いた方が良いかと。
# しかし何ですな(ごにょごにょ…)












さてさてさて。真打ちキャラのシンシアとグレースの過去話なのですが、
これはまた随分と強烈なアレンジが入って来ました。
全体の構成としては原作第8話『花右京家の頭脳』と同第39話『メモル暴走!!』
の2編をくっつけて、少し変えた“だけ”に見えなくもありません。
しかしながらその少しの部分が結構印象を大きく変えている様に思えます。

まず首題は、この二人の話では絶対に避けては通れない悲しい過去。
原作(と原作に忠実な萌版)では飛び級で入学した大学で苛められて心に傷を
負った事になっているのですが、本エピソードでは直接的なトラウマの原因は
両親に捨てられた事となっています。
この部分を変えてくる可能性は予想していなかったのでかなり吃驚しました。

ちょっと見ただけでは肉体的な傷も負わされた可能性が高い(様に見える)原作の
展開の方が酷い話に思えます。しかしながら原作(と萌版)を見てフト思う疑問、
“こんな酷い目にあった子供が両親に引き取られずに何故花右京家に居るのか?”
という点に関して、本エピソードは一つの答を示していると見ればこれは結構良い
構成だったのかなという気がしてきました。

敢えて同じ物は作らないと決意している様に思われる本シリーズの、原作からの
アレンジとしてはこれは割と上手くハマっている様に感じます。
ただ今時、親に捨てられる子供などは珍しく無いので表面的なインパクトが
弱くなってしまった印象を受けるのが少々残念というところでしょうか。
# もっとも、捨てられた理由が本来はシンシアが一番両親に讃めて欲しかった部分
# というのが何ともやりきれない話ではあるのですが。

二人の事を気遣う太郎に医療部の見解を伝えるマリエル。
それを偶然聞いてしまったグレースは…という後半の展開は比較的原作通り。
ただし人格統合の話を言いだしたのが誰かという点が大きく違います。
ここで特に重要だと思われる点は、太郎がその重大な選択肢に至る道のりが
本シリーズではマリエルに聞いたという比較的あっさりと得た情報であるのに
対して、原作では太郎が独学で医学書等を読み漁り医療部のメイドさんと相談し
自分でその手段を知りそして悩むという展開になっています。
個人的には原作の展開の方が、太郎がこの問題に対してかなり時間を掛けて
取り組んでいたという印象を受けるので今回のアレンジには少し疑問が残ります。
もっとも前述した様に、原作で当該エピソードが出てくるのは太郎が花右京家に
来てから大分経った後である為、本エピソードでは太郎に自力で人格統合という
選択肢に辿り着くまでの道のりを描く余裕が無かった(そもそも来て間もない)
ので仕方ないのかも知れません。

もうひとつ、これは前回のリュウカさんに対しても感じた事ですが太郎と
他のメイド達の関係が未だ固まってない段階である為に、スポットが当る
キャラ(今回はグレースとシンシア)と太郎の関係のみが描かれており
他のメイド達との関係がほとんど出て来ません。本作(の原作)の良い点は
女の園に野郎が一人な話であっても、女性(メイド)同士が互いにどう
相手を見ているかという視点がちゃんと描けている事だと思っているのです。
これまでのところ本シリーズは原作のその点を削いでしまって、太郎との関係
のみに描写を限定してしまっている様に感じられるのがやや不満な点。
# どうやら暇らしく何処にでも現れるイクヨっちは例外として。(笑)
## 何でそんな事が気になるかと言うと、原作でのこの話では
## 二人の人格統合に関してリュウカさんが言う台詞が
## 物凄く好きだからなんです。^^;

# まぁ今回も何だか苦言が多めな気がしますが、シリーズ物としては筋が通って
# いるというか雰囲気はきちんと統一されていますのでそんなに出来が悪いと
# 思っている訳でも無いです。比較的思い入れのある原作なので細かいツッコミを
# つい入れてしまいますが。^^;;;;;;;

# あとはどうでも良い(ぉぃ ^^;)かもしれない細かい話。

原作や萌版ではグレースは太郎を蹴り飛ばしまくりなのですが、
本エピソードではイクヨっちがその役回りになってます。
# 基本的に汚れ役だし。(笑)

それと太郎がグレースをなだめたシーンの妙にキリっとした作画で
美少女風味なイクヨっちが逆に“らしくねぇ~”って感じで笑えます。^^;

昨夜の出来事をそのイクヨっちから聞いたお側三人組。そこで彼女達が言うべき
台詞は“羨まし~ぃ”じゃなくて“太郎様ってロリコンだったの?”では
無いかと愚考するのですが駄目でしょうか。(爆)

今回のアイキャッチ絵の担当は当然の様にシンシア&グレースでした。
憂い顔のシンシアと決意を秘めた表情のグレースが凄くイイ感じです。
# 本当は笑顔が良いんですが、まぁたまにはこんな顔も。

# 答は12月8日。

では、また。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hid...@po.iijnet.or.jp ■■■■
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MURAKAMI Tomokazu

未読、
2004/04/22 9:36:132004/04/22
To:

村上 @鎌倉市です。

<c66225$nar$1...@zzr.yamada.gr.jp>の記事において
hid...@po.iijnet.or.jpさんは書きました。

> 佐々木@横浜市在住です。

> ●花右京メイド隊 LaVerite
> 第3話『シンシアとグレース』についての雑感。

原作は未見です。

> さてさてさて。真打ちキャラのシンシアとグレースの過去話なのですが、

シンシアとグレースって、グレースの方が胸があるような(*^^*)

> 負った事になっているのですが、本エピソードでは直接的なトラウマの原因は
> 両親に捨てられた事となっています。

> ちょっと見ただけでは肉体的な傷も負わされた可能性が高い(様に見える)原作の
> 展開の方が酷い話に思えます。しかしながら原作(と萌版)を見てフト思う疑問、

子供にとって、親の存在は絶対、最後の防護壁。それから棄てられたと言う事
は精神の支えを無くしたも同義でしょう。

肉体的な傷なんて、試験管…以下削除。
#キッヅじゃ放送したらしいねぇ。

> 本シリーズではマリエルに聞いたという比較的あっさりと得た情報であるのに
> 対して、原作では太郎が独学で医学書等を読み漁り医療部のメイドさんと相談し
> 自分でその手段を知りそして悩むという展開になっています。

悩まないので、太郎が天然の性格で対処した様な印象を受けました。

--
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 村上 智一 ( TomOne ) 鎌倉市在住 ┠┐
┃ URI: http://kikyou.sakura.ne.jp/~tomone/ ┃│
┃ E-Mail: tom...@kikyou.sakura.ne.jp (main) ┃│
┃ E-Mail: mrkm...@mtd.biglobe.ne.jp (sub) ┃│
┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛│
└────────────────────────┘

Miyakoshi Kazufumi

未読、
2004/04/22 11:17:292004/04/22
To:
ども、みやこしです。

佐々木 英朗 wrote:
>
> 佐々木@横浜市在住です。
>
> ●花右京メイド隊 LaVerite
> 第3話『シンシアとグレース』についての雑感。

了解です。

> ・今回も本アニメ/原作のネタバレが多少あります。
>  そういう代物が気になる方は以下は読まないで頂いた方が良いかと。

以下同様に。
#何とか原作が揃っているマンガ喫茶を発見、とりあえず既読部分を復習。
#新しい店に入るのは随分久し振りだったのですが、最近は凄いですね。
#24時間営業、リクライニングシート、個室、ネット、ゲームと色々揃って
#ますし…。
#ただ、年会費取られましたけど(^_^;
#それで引き返した人も何人かいましたが、儲かるんだろーか?

> # しかし何ですな(ごにょごにょ…)
>
> も
> う
> い
> い
> っ
> バ
> カ
> は
> 帰
> れ
> っ
> !
>
> さてさてさて。真打ちキャラのシンシアとグレースの過去話なのですが、
> これはまた随分と強烈なアレンジが入って来ました。
> 全体の構成としては原作第8話『花右京家の頭脳』と同第39話『メモル暴走!!』
> の2編をくっつけて、少し変えた“だけ”に見えなくもありません。

巧妙に、前シリーズでやった遊園地ネタを避けてきたような。
後半は、まだ原作未読のため違いはよく判りませんが、特に違和感を感じることも
なく観れました。

> 原作(と原作に忠実な萌版)では飛び級で入学した大学で苛められて心に傷を
> 負った事になっているのですが、本エピソードでは直接的なトラウマの原因は
> 両親に捨てられた事となっています。
> この部分を変えてくる可能性は予想していなかったのでかなり吃驚しました。

これは同じく。時節柄、子供に直接的な暴力を与える表現がまずかったのかな、
とか思ったのですが、

> ちょっと見ただけでは肉体的な傷も負わされた可能性が高い(様に見える)原作の
> 展開の方が酷い話に思えます。しかしながら原作(と萌版)を見てフト思う疑問、
> “こんな酷い目にあった子供が両親に引き取られずに何故花右京家に居るのか?”
> という点に関して、本エピソードは一つの答を示していると見ればこれは結構良い
> 構成だったのかなという気がしてきました。

こういう理由であったとすれば、それはそれで納得出来る話です。

> これまでのところ本シリーズは原作のその点を削いでしまって、太郎との関係
> のみに描写を限定してしまっている様に感じられるのがやや不満な点。

太郎とメイドさん達とが絆を結んでいく段階なので、この辺は仕方ない所
かも。

> それと太郎がグレースをなだめたシーンの妙にキリっとした作画で
> 美少女風味なイクヨっちが逆に“らしくねぇ~”って感じで笑えます。^^;

今回、唯一感じた違和感がこれだったりします(^_^;

> # 答は12月8日。

私はファンじゃ無かったんですね…(;_;)
でもこれ、原作の、しかも単行本を読んでいないと判らないのでは…。

> では、また。

では。

--
宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : サクラサクミライコイユメ by yozuca

佐々木 英朗

未読、
2004/04/25 4:22:392004/04/25
To:
佐々木@横浜市在住です。

<doh86c...@news.biglobe.ne.jp> において、
MURAKAMI Tomokazu <mrkm...@mtd.biglobe.ne.jp> さんは書かれています。

> 村上 @鎌倉市です。

こんにちわ。

> > さてさてさて。真打ちキャラのシンシアとグレースの過去話なのですが、
>
> シンシアとグレースって、グレースの方が胸があるような(*^^*)

グレースは自信家なので、ムネを張って歩いているだけです。(爆)

> 肉体的な傷なんて、試験管…以下削除。
> #キッヅじゃ放送したらしいねぇ。

# やっぱりTBS版はカット済だったんですな。

> > 本シリーズではマリエルに聞いたという比較的あっさりと得た情報であるのに
> > 対して、原作では太郎が独学で医学書等を読み漁り医療部のメイドさんと相談し
> > 自分でその手段を知りそして悩むという展開になっています。
>
> 悩まないので、太郎が天然の性格で対処した様な印象を受けました。

成程。生まれつきの性格がグレースを救ったと見える訳ですね。
# 確かに太郎にはそういう部分があるのかも。

佐々木 英朗

未読、
2004/04/25 4:22:442004/04/25
To:
佐々木@横浜市在住です。

<4087E209...@tim.hi-ho.ne.jp> において、
Miyakoshi Kazufumi <miyakosh...@tim.hi-ho.ne.jp> さんは書かれています。

> ども、みやこしです。

こんにちわ。

> 以下同様に。
> #何とか原作が揃っているマンガ喫茶を発見、とりあえず既読部分を復習。
> #新しい店に入るのは随分久し振りだったのですが、最近は凄いですね。
> #24時間営業、リクライニングシート、個室、ネット、ゲームと色々揃って
> #ますし…。
> #ただ、年会費取られましたけど(^_^;
> #それで引き返した人も何人かいましたが、儲かるんだろーか?

ビジネスホテル代わりに終電後に来るビジネスマンの利用が多いとか。
ですからリピート客が結構多いのではないでしょうか。

# すでにネタバレ的な話は無いので改行略。

> 巧妙に、前シリーズでやった遊園地ネタを避けてきたような。

断固、前シリーズで使ったネタは外して来る様で。^^;

> > # 答は12月8日。
>
> 私はファンじゃ無かったんですね…(;_;)
> でもこれ、原作の、しかも単行本を読んでいないと判らないのでは…。

ですね。公式WEBページのキャラ表にも誕生日は出てないみたいですし、
EDで言っているファンというのは原作も読んでいる人って事なのでしょう。^^;

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