ふたつのスピカでアスミの臨死体験がありました。
泣かせの内容ですが、どうも一点ひっかかってあまり深く入れませんでした。
ひっかかった点は、目の見えない亡者が歩く道がわからなくて三途の川に辿り
着けないというあたりの設定です。
このあたりの死後の世界のサービスが生存中の肉体的な問題できちんと受けら
れないというのは納得できません。もしそんなことが起きると、三途の川の手
前には道に迷った盲人が大勢うろついているはずですし、事故で足を切断した
ような人はそもそも歩けなかったりするのでは。
そういう設定の無理が見えてしまったので、母親のように視聴者とアスミには
見せ、途中まで母親の姿をしてアスミに自分の名前を言わせ、アスミを死後の
世界に連れていこうとする魔物の陰謀ではないかと怪しんでいました。
(よく考えるとそういうアニメではないのだけど。「犬夜叉」だよ、これ
じゃ)
この「死後の世界に生存中の障害がひきづられる」って扱いを間違えると結構
危ない設定だと思うんですが、NHK的には大丈夫なのかな。
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Takashi YOSHIMI mailto:tak-y...@NOSWEN.rio.odn.ne.jp
REMOVE NOSWEN
私は、十分泣かせていただかせましたが、漫画よりも泣けなかった。
このあたりも漫画特有のご都合主義だと思って、疑問なんぞ考えたことも
なかったですね。 アスミがスケッチブックとクレヨンをあの世界に
持ち込んだのもご都合主義だし、
高野(not ライオンさん)がロケットで遊んでいるのも、ご都合主義。
原作通り、三途の川で、おかあさんにもらったショールに、「おかあさん」
って書いて、自分がアスミであることを、口に出さずに、
最後のお別れを一生懸命やっていたアスミの方が感動できました。
私が感動できなかったもう1つの理由が、
鴨川今日子さん役が、笠原弘子さんだったことで・・・
いえ、下手とかいうわけではなく、いまいち、やさしい母親役というのが
私の頭になかったもので・・・
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Hiroshi Yamamoto
臨死体験だったら「航路」だよね。それはともかく...
In article <bqad35$2e2$1...@nwall2.odn.ne.jp>, Takashi YOSHIMI <tak-y...@NOSWEN.rio.odn.ne.jp> writes
> 泣かせの内容ですが、どうも一点ひっかかってあまり深く入れませんでした。
> ひっかかった点は、目の見えない亡者が歩く道がわからなくて三途の川に辿り
> 着けないというあたりの設定です。
たぶ~ん、たどり着けないのは、目が見えないからではなくて、心
残り、つまり、アスミが気になっていたからじゃないでしょうか。
で、それが解消すると行けるようになるわけですね。ある意味で、
アスミを引っ張っていたのかも。そういうのは、何件か見たこと
があります。まぁ、死を受け止める方の問題なんだろうと思う
んだけどさ。
なんでアスミをつれて行かなかったのかって方が難しいんだけど、
なんか、結構、軽く書いてたな。母親と男性のカラミがあった
方が直接的だったと思います。(が、安直でもあるか...)
「名前を言っていたらどうなっていただろう?」と考えて怖がる
話なんですよね?
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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,