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頭の体操

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Muraki

未読、
2003/09/28 4:46:552003/09/28
To:
仕事がなければピラミッドを作れといったのがいるが
誰も本気にしていない。
実際作るとしよう。作ったら壊す事業を開始する。壊したら掃除する事業を開始す
る。いずれも莫大な金をかけるとする。
そしたらまた作る事業を開始する。誰も使用しないピラミッドを延々と仕事にした
場合
これは経済の有効需要として機能するかどうか。
これは政治の問題でもある。
河野氏なんか、地球環境汚染を防止するため、有効需要の低空飛行で行くしかないと
いう意見のようだ。
誰かのレスにも、公共事業は使って何ぼという信仰者がいた。ご意見を待つ。

Shinji KONO

未読、
2003/09/28 5:48:542003/09/28
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <3f76a...@news.premium-news.net>, "Muraki" <mura...@doglover.com> writes
> そしたらまた作る事業を開始する。誰も使用しないピラミッドを延々と仕事にした
> 場合
> これは経済の有効需要として機能するかどうか。

自分のない頭で考えたら? 今は、国内需要、それも、団塊の世代
の上の世代の需要が問題なんだよね。

延々とした仕事の給料は誰かが払うんですよね。ま、国にでも払わ
せれば良い。で、その分は借金になるわけだ。で、その借金は「成
長した分で払えば良い」ってのがこれまでの考え。残念ながら、そ
れは成立しないのはみんな知ってます。1000兆円に近い借金が既に
あるわけだし。

で、その借金は、将来の増税で賄われるのは、もはや世間の常識。
結局、もらった分、とられるだけです。そのような状況かでは単純
に給料があっても、それは消費されないってもの経済学の常識だな。

結局、生産性が増加しない状況では、経済成長は人口増加に比例す
るっていう基本原則が勝っているだけだ。

> 河野氏なんか、地球環境汚染を防止するため、有効需要の低空飛行で行くしかないと
> いう意見のようだ。
> 誰かのレスにも、公共事業は使って何ぼという信仰者がいた。ご意見を待つ。

In article <3f76a...@news.premium-news.net>,"Muraki" <mura...@doglover.com> writes
> 莫大な赤字国債を累積し続けるとしよう。
> 公共事業だろうと戦費だろうとなんでもよい。
> 返済がおぼつかない借金財政を続けた場合、本当に破産するか。
> 破産を回避する姑息な政策はないか。国民の痛みなどどうでもよいとする。

これは経済学の背理法の証明を使うらしい。

レーガノミックスは、行政改革と減税の組合せですけど、極めて当
り前のものだよね。これを、行政改革と増税の組合せという驚くべ
き組合せで、どつぼったのが橋本政権なわけだよな。今度も、当り
前のことをできずに、どつぼってしまうのでしょうか?

前倒し減税と、消費税上げによる年金問題の解決、そして、行革に
よる減税の推進という簡単な解決しかないと思うんだけど。違うの?

ここで、公共投資に走り借金を増やせば、待っているのは、その背
理法による国債の暴落、つまり、長短期金利上昇です。これが景気
を良くするわけもなく、国債費を増大させ、財政赤字をさらに拡大
させるわけだな。ここで日銀の選択は国債買取りによるインフレし
かなくなります。つまり、金利よりも大きなインフレを起こせば借
金は目減りするわけ。年率10-20%程度のインフレが目標になるかな。
ただ円安をアメリカが容認するとは思えないけど...

ま、というわけで、日本の経済危機の様相はだんだんわかってきた
わけですけど...

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)

goh

未読、
2003/09/28 9:24:422003/09/28
To:
gohです。
「自分のない頭で考えたら? 」と言っといて
しょうもない自説を言うのがカワイイ(笑)。
以上。

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989007...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

Muraki

未読、
2003/09/28 11:35:082003/09/28
To:
"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989007...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
> In article <3f76a...@news.premium-news.net>, "Muraki"
<mura...@doglover.com> writes
> > そしたらまた作る事業を開始する。誰も使用しないピラミッドを延々と仕事にし

> > 場合
> > これは経済の有効需要として機能するかどうか。
>
> 自分のない頭で考えたら? 今は、国内需要、それも、団塊の世代
> の上の世代の需要が問題なんだよね。

そうか、そいつは光栄だ。 マイナス × マイナス発言 ってことは プラス っ
てことだ。
団塊は捨象する。本質論じゃない。


>
> 延々とした仕事の給料は誰かが払うんですよね。ま、国にでも払わ
> せれば良い。で、その分は借金になるわけだ。で、その借金は「成
> 長した分で払えば良い」ってのがこれまでの考え。残念ながら、そ
> れは成立しないのはみんな知ってます。1000兆円に近い借金が既に
> あるわけだし。

本質は、今ここでは財源じゃない。財源論も捨象する。

>
> で、その借金は、将来の増税で賄われるのは、もはや世間の常識。
> 結局、もらった分、とられるだけです。そのような状況かでは単純
> に給料があっても、それは消費されないってもの経済学の常識だな。
>

将来の税金論、捨象する。今ここでは本質ではない。


> 結局、生産性が増加しない状況では、経済成長は人口増加に比例す
> るっていう基本原則が勝っているだけだ。

谷村のチン論がこんなところに影響を与えているのか。プロパガンダも馬鹿に出来ん
な。
谷村所属のシンクタンク?はほくそえんでいることだろう。

>

河野さん、工場は生産する。生産財への投資は生産する。
しかし、ピラミッドは建設しても、何も売れるものを作らない。ただ、人件費を浪費
するだけ。
ピラミッドは生産財じゃない。
(公共投資を財源としよう。寄付金ではなく、また、民間設備投資もなく。)
これって、実質的には単なる消費支出(消費財)に過ぎない。高速道路はトラックが
走る。
生産物の運送効率が上がる。早く届けば市場にも新鮮なものが早く届く。
商品の価格にも影響する。

だが、ピラミッドは、ミクロ経済において、なんら価格にヒットしない。ピラミッド
の価格なんてつけたって、誰も買わない。価格 対 数量 の一般均衡なんて意味な
し。
いくら投資しても、これって、生産財への投資ではない。ただの消費とおなじ。

似たものはほかにもあるよ。
ただ死んでいくだけの老後人生の集団をケアするのも(不要といっているのではな
い)、
軍隊だって、ある意味じゃ同じだよ。防衛のサービスや、災害復旧のサービスをする
にしたところで、それは、軍に投入する費用からみれば災害復旧なんて捨象。問題に
ならない。

それじゃ、戦争はどうか。侵略されて国が蹂躙されて原爆投下みたいなことになるの
を防いだにしても、これは捨象。経済の場そのものをなくす場面の有無に関係するし
ないというサービスは、生産財への投資ではない。
もし、戦争が、サービスではなく、生産財としての機能を持つとするなら、イラクの
石油を分捕ってくる役割をもつとか。防衛整備計画に貢献するように、次々と新兵器
のおねだりをするとかだが、買い換えているだけでは何も軍は生産しない。買ってど
こかから財を強奪してこなければ。戦争で、当方の兵器の優秀さをしめして、劣国に
高値でうりつけるという、米国軍需産業や、北のミサイル輸出みたいに売れなくては
何も経済上は生産に寄与しない。結局軍隊はピラミッド。実質的には消費。所得には
跳ね返るが。

しかし、各国ともに、軍というピラミッドには、ガチャガチャ金を消費する。こ
れは、ピラミッド建設と同じなんだよ。ここで財源論をあえて引っぱりだすなら、こ
の軍事費は、税金でまかなうか、税収不足なら、赤字国債でまかない将来の借金を残
すかだが、ソ連は、将来の借金に首が回らなくなって、軍拡から撤退したし国も倒産
した。(でも、倒産させない方法もあった。この非倒産の話の続きはここでは省
略。)
ヒットラーなんかは、バンバン軍拡やって、絶妙な金融政策でインフレ防いだ。あれ
で第四帝国を築いたら、軍拡の元を取り返しただろう。
ふつうは消費のみ。各国は古今東西、鉄のピラミッドを作り続けたわけですね。
生産しない消費。税金と将来の税金で。

福祉は、谷村君なんか金の無駄食いという考えだが、このサービスも、ピラミッド作
り。生産しない。先に述べた意味では軍も同じ。

軍の消費は認めるが、ピラミッドや福祉のような消費は認めないというのは、これは
もう、一種の経済的差別なんだが。アメリカは50兆を年間の軍事予算に組ん
でるが、日本から兵器を買ってるわけではない。アメリカ国内の軍需産業から買って
いる。さらに輸出している。つまり、アメリカの軍というのは、生産財なんだよ。軍
はコマーシャルの任務をも負っていて、この世に火種があるかぎり、サービス以上か
サービス以下か知らないが、兵器のコマーシャル、実使用のデモンストレーション係
の任務がある。アメリカの軍は、兵器一掃セールを15年くらいに一度大きいのをやり
散発的に小さいのをやり、再生産を促し、その間に対外的に立派にセールスをはた
す、よってあの50兆は、ピラミッドの消費財じゃない。
だが、わが国の軍は、自前の兵器産業で満たさないのだから、単なる消費。断じて軍
を養うビジネスを持ってはいない。アメリカは持っている。わが国の軍事費は、アメ
リカとは違っていわばピラミッドであり、福祉予算と同じ消費なんだということを、
日本人は理解する必要がある。


防衛という、恐怖に対するサービス面のみ政府は宣伝するがわが国は、そのサービス
から一歩も外に出ていない。やればやるほど税の負担、国力の疲弊を伴う。短絡的な
海外派兵は国のためにはならない。

平和外交がアメリカの安全保障の軍事力のもとではじめて出来たと言う説が横行する
が、当然だろう。アメリカは、それを商売にしていて日本は得意先でもあった。ガン
の製造国であり、かつ、それを売りさばく商人であり、かつ、その性能を実演し、
用心棒でもあった。
わが国はよいお客さんだよ。上得意客。儲けのうちからいくらか大金出して、アメリ
カ産兵器を買い続けるほど商売繁盛していたわけだ。商売が下降しても、この上得意
役は続けていくというのが、今のスタンス。ところが最近、兵器の実演舞台にも借り
出そうとしてきた。いくらなんでも兵器売却の商売は輸出せず、買ってるだけの消費
国が、さらに実演舞台にまで手弁当で借り出されるというのは間抜けすぎやしない
か。

これ、ピラミッド作りの拡張工事とおんなじ。単なる消費にさらに消費を加える。消
費のみのサービスをする事業国が、いまやふくらむ年金や老人対策にまで手を
広げてきた。本来なら、消費のみの軍消費の拡張は削りたいのに。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まとめよう。

わが国の、軍事費は消費財とおなじ。消費支出。これは、生産財でない。ピラミッド
作りと同じで、老人対策費、年金などと同じく消費支出。
所得(国民総生産)がふくらまないのに、消費を膨らますことはできない。
つまり、将来の税金だろうと、返済不可能だろうと、国民総所得(国民総生産)を拡
大しない限りは、軍事も福祉(年金含む)も不可能。消費に対応不可能。
よって、わが国は、累積しようがそんなことにはかまっておられない。バンバン、税
収不足は赤字国債を出す以外ない。
それがいやなら、税収をバンバン上げる以外ない。消費税の大幅アップ。
それがいやなら、平和外交を機軸とした頭脳外交に持っていく以外ない。ハト派とは
言わない。ビスマルクみたいに、いったん統一したら極力戦争反対して平和工作を実
行する凄腕宰相を擁立すること。

赤字国債の増発で、価格下落を嘆く前に、わが国の家産官僚機構を監視し、規制をな
くし、民間活力を生かすために公開資本市場をもうけ、民間の消費と民間の設備投資
がおのずと伸びる経済政策が不可欠。行政改革とはこのことであり、家産官僚機構堅
持のまま国の福祉切捨てる愚行には抜本的な改革策ではない。単なるジリ貧、そんな
ことしてても、雪だるま式の消費支出は抑えられない。

一刻もはやく、規制緩和、つぶすべき物はつぶす。淘汰、入れ替え。こうした治療必
至。
家産官僚機構の解体必須。監視機構の設立必須。
景気上向いたなどといってるが、これは偽物。抜本的な改革がなされていない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

では、頭の体操2に関連して、

このような赤字国債の大増発と、軍縮努力(費用削減)と、家産官僚制の解体による
民間の有効需要によってでも赤字財政、赤字国債は巨大化するが、軍縮努力と、家産
官僚機構の監視、解体は必ず、日本の民間設備投資、雇用、費用の増大につながる。
しかし、もし、軍事費の突出を放任し、さらに、改憲により海外派兵をアメリカの言
いなりに常時化すれば、わが国は、いくら消費税を上げても塗炭をなめる苦しみ。戦
後への逆戻り。家産官僚制解体による規制緩和、公開資本市場開設で民間活力を開放
しなければ、間違いなく、年金は破綻し、国民は極貧化し、それでいて戦争への借り
出しは起こる。
経済は、もはや、デフレからハイパーインフレに進む。輪転機を回さざるを得なくな
る。

しかし、国家は倒産はしない。実質倒産であっても、ハイパーインフレと、新通貨発
行で逃げ切る。
国民の財産はハイパーインフレであっという間に消えるが。

戦後と同じ。まず、預金封鎖が起きる。手持ちの金はすべて銀行に。さらにひき出す
ことは不可。政府より、すずめの涙の新札が配賦される。はたらいた金は封鎖預金に
入る、引き出せない。こうして国民の資産は国の管理下に入り誰がいくら持ってるか
分かるようになる。旧札は使用禁止。ここで、ウルトラCの策がでる。財産税。累進
課税で、莫大な財産税を掛ける。国民の富裕層の解体は起こるがこうして政府の税収
は確保し、さらに、インフレの抑え込みには成功する。

ついに、この荒業で、ご破算願いましては、ということで国家的なデフォルトが完成
する。
このストーリーが控えている限り、いくら赤字国債を増発しても、わが国は、赤字国
債の大暴落後も生きるすべがある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
だが、これでいいのか。
よくはないだろう


戦国時代に年金はなかったし、徳川時代にも年金はなかった。日本人は消えはしない
だろうが、これでよいはずがない。

回避するストーリーの必須アイテムはすでに述べたとおり。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


yam

未読、
2003/09/28 19:15:592003/09/28
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989007...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> 自分のない頭で考えたら? 今は、国内需要、それも、団塊の世代
> の上の世代の需要が問題なんだよね。

 いざとなれば、その世代の貯蓄を吐き出させるのは簡単な事です。
 赤字国債の解消も兼ねて日銀に大量の日本銀行券を吐き出させ
 れば、すべて解決できます。そうなれば生産をしない世代は、
 貯蓄を吐き出すしかありません。
 吐き出さなくても、銀行の金庫の中もしくは、箪笥の中で実質的に
 目減りしてくれますから吐き出させたのと同様の効果が得られます。

> 延々とした仕事の給料は誰かが払うんですよね。ま、国にでも払わ

 増刷した日本銀行券で払えばいいでしょう。

> 長した分で払えば良い」ってのがこれまでの考え。残念ながら、そ
> れは成立しないのはみんな知ってます。1000兆円に近い借金が既に
> あるわけだし。

 国債とか円ベースの借金は、紙幣発行益?と市中の紙幣増加分
 によるインフレでちゃらにできますね。
 っま、そうしないのは、溜め込んだ連中が政治を動かしているから
 ですが、赤字国債で国家財政が破綻すれば自然とそうなりますね。
 それまでの、我慢です。っま、そうなればそれで、違う意味で我慢
 しなければならなくなるでしょうが、それはまた別の話。

> かなくなります。つまり、金利よりも大きなインフレを起こせば借
> 金は目減りするわけ。年率10-20%程度のインフレが目標になるかな。
> ただ円安をアメリカが容認するとは思えないけど...

 アメリカが容認しなくても、赤字国債を償還するために発行する赤字国債
 を、誰も受けてくれなくなれば、いやでもインフレ・円安になりますね。
 っま、アメリカが金だしてくれれば別ですが、それでは本末転倒>アメリカ


Shinji KONO

未読、
2003/09/28 19:58:512003/09/28
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

こいつはインフレ容認なのか。

In article <U3Kdb.831$SG6...@news1.dion.ne.jp>, "yam" <h_...@h8.dion.ne.jp> writes


>  国債とか円ベースの借金は、紙幣発行益?と市中の紙幣増加分
>  によるインフレでちゃらにできますね。
>  っま、そうしないのは、溜め込んだ連中が政治を動かしているから
>  ですが、赤字国債で国家財政が破綻すれば自然とそうなりますね。
>  それまでの、我慢です。っま、そうなればそれで、違う意味で我慢
>  しなければならなくなるでしょうが、それはまた別の話。

その「別の話」がいったい何を意味するのか良くわかってないんじ
ゃないの?

でも、日銀による国債買取りの誘惑にいつまでも勝てるはずないよ
うな気もするので、そういう選択になりそうですけどね。

ま、貧乏も悪くはないか...

yam

未読、
2003/09/29 6:05:432003/09/29
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989008...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> >  国債とか円ベースの借金は、紙幣発行益?と市中の紙幣増加分
> >  によるインフレでちゃらにできますね。
> >  っま、そうしないのは、溜め込んだ連中が政治を動かしているから
> >  ですが、赤字国債で国家財政が破綻すれば自然とそうなりますね。
> >  それまでの、我慢です。っま、そうなればそれで、違う意味で我慢
> >  しなければならなくなるでしょうが、それはまた別の話。
>
> その「別の話」がいったい何を意味するのか良くわかってないんじ
> ゃないの?

意味するのは「別の話」じゃなくて「違う意味の我慢」
では?
以前から何度も述べていますが、今の日本は豊かすぎます。
アメリカと日本の経済活動だけでも、地球が疲弊して、
取り返しがつかない事になります。
ここらで破綻して、無効化する必要があります。
だからといって、どこぞのカルト教団のように、
終末思想を持ち出す気は有りませんが。
まあ「そのための現実的な手段がインフレだろう」と
言っているのです。

> でも、日銀による国債買取りの誘惑にいつまでも勝てるはずないよ
> うな気もするので、そういう選択になりそうですけどね。

そうそう。
日本もアメリカも、経済的に破綻して、現実的な
経済サイズに戻るべきだし、必然的にそうなるで
あろうと言っているわけ。

> ま、貧乏も悪くはないか...

というか、大多数の人間が、過剰な富を有し、
資源を浪費できる今がおかし過ぎるのです。
こういう異常な状況が長続きしてはならないし、
また、長続きしないだろうと思います。


Shinji KONO

未読、
2003/09/29 10:18:482003/09/29
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <85Udb.853$SG6...@news1.dion.ne.jp>, "yam" <h_...@h8.dion.ne.jp> writes


> 日本もアメリカも、経済的に破綻して、現実的な
> 経済サイズに戻るべきだし、必然的にそうなるで
> あろうと言っているわけ。

そうなった時に、君が一番文句を言うと思う。

> というか、大多数の人間が、過剰な富を有し、
> 資源を浪費できる今がおかし過ぎるのです。
> こういう異常な状況が長続きしてはならないし、
> また、長続きしないだろうと思います。

人間一人が使う資源なんてたかが知れているわけだから、人口さえ
適切に制御できれば長続きすると思う。いくら贅沢したって10倍は
食えないでしょ?

そうでない理由があるなら、それはなんなの? それは市場が何を調
整しているのかってのに関係あるんだけど、fj で、それに誰も答
えられないのは知っていたりする...

Shinji KONO

未読、
2003/09/29 11:48:032003/09/29
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <3f784b70$1...@127.0.0.1>, Miya_S <kmiya...@firemail.de> writes
> 市場は需要と供給の均衡を出してるところだよ。
> 別に、それ以外の調整機能なんてありません。だれが?

もうちょっと考えて欲しいですな。例えば外為市場は、なんの
調整をしているの? 需要と供給ですか?

> 神の手です。古くはね。今は、情報公開です。完全情報公開こそ神の手
> ですね、

さぁねぇ。さすがに古すぎるよね。外為市場に情報公開がどんな
意味があると思う?

yam

未読、
2003/09/29 11:19:132003/09/29
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989011...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> > 日本もアメリカも、経済的に破綻して、現実的な
> > 経済サイズに戻るべきだし、必然的にそうなるで
> > あろうと言っているわけ。
>
> そうなった時に、君が一番文句を言うと思う。

 そうかもね。

> > というか、大多数の人間が、過剰な富を有し、
> > 資源を浪費できる今がおかし過ぎるのです。
> > こういう異常な状況が長続きしてはならないし、
> > また、長続きしないだろうと思います。
>
> 人間一人が使う資源なんてたかが知れているわけだから、人口さえ
> 適切に制御できれば長続きすると思う。いくら贅沢したって10倍は
> 食えないでしょ?

 量という意味では食えないけど、浪費する事は容易です。
 牛肉食っただけで5人分の穀物を食った事になる。
 長期休暇毎に海外旅行に行く。同じ人間一人でも
 日本人は平均的な人間の10倍のエネルギーを
 消費している。
 そう考えて、ふと自分の生活を考えたら、リッター6キロ
 しか走らない車で通勤していたりする。ダメだこりゃ。


Shinji KONO

未読、
2003/09/29 21:00:142003/09/29
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <Qe3eb.899$SG6...@news1.dion.ne.jp>, "yam" <h_...@h8.dion.ne.jp> writes
>  避妊手術をするかどうかは別にして、出生を抑えるのが
>  一番理想的だよね。まあ、もう遅い気もするが・・・。

いくつかの国では人口増加は抑えられているので、別に特別なこと
ってわけではないようです。100万年間、人類がずーっと成長状態
だったとは考えられないので、非成長状態に対応するような機構が
あるのかも知れないね。

>  今の日本の暮らしを50億の人間がしたら、地球は破滅ですね。

50億っていうか... 2050年までに100億に増えるわけですけど...

>  地球レベルの破綻を避けるためには、全員のレベルを落とすか、
>  人数を減らすか、その両方をするしかないのだよ。
>  両方するのが、とりあえず現在生きている人類にとっては
>  幸せだと思うんだよね。

人一人にかかる資源とエネルギーはそんなに多くありません。エネ
ルギーとか水が足りないとか言うけど、物理的にはどっちも「減る
わけじゃない」んだよね。100億程度なら原理的に不可能ってわけ
ではないと思います。

不可能と思う前にやるべきことはいろいろあります。たとえそれが
時間延ばしに過ぎなくても、それは、今までの人類が達成して来た
ことよりも「時間×人数」的には重要なことだと思う。

一方で成長を要求しながら、一方で、縮退を要求するわけにもいか
ないよね。結局は折り合いを付けなければいけないわけだけど...

自分だけ良ければいいっていう考えも別にはずれってわけでもない。
僕も2050年を人類が無事に越えられるとは思ってない... この記事
を読んでいる人の何人かは2050年を見ることになるんでしょうけど、
自分の2000年にした選択の結果だってことになるんでしょうね。

yam

未読、
2003/09/30 18:29:012003/09/30
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989018...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> >  地球レベルの破綻を避けるためには、全員のレベルを落とすか、
> >  人数を減らすか、その両方をするしかないのだよ。
> >  両方するのが、とりあえず現在生きている人類にとっては
> >  幸せだと思うんだよね。
>
> 人一人にかかる資源とエネルギーはそんなに多くありません。エネ
> ルギーとか水が足りないとか言うけど、物理的にはどっちも「減る

 まあ、石油燃やしても熱エネルギーとして残るけど、現実的には
 使える形でなくなるわけだから、減るに等しいのでは?

> わけじゃない」んだよね。100億程度なら原理的に不可能ってわけ
> ではないと思います。

 最大瞬間風速的には可能かもしれないけど、その人数が
 続くのは、結構難しいと思うな。

> 一方で成長を要求しながら、一方で、縮退を要求するわけにもいか
> ないよね。結局は折り合いを付けなければいけないわけだけど...

 日本人が今までの暮らしを続けようと思ったら、後進国の
 人には泣いて貰うしかないと思いますね。

> 自分だけ良ければいいっていう考えも別にはずれってわけでもない。
> 僕も2050年を人類が無事に越えられるとは思ってない... この記事

 「無事」の定義にもよるけど、私は「人類はウダウダ生き続けている」
 と思っています。まあ、2100年は怪しいけどね。
 意図的に減らすかどうかは別にして、大きく人口は減っているでしょう。
 中東は相変わらずきな臭いし、SARSみたいなものもある。
 衛生的に問題が多い地域では、結構有効な人口抑制機能として
 働くんじゃないかな?

> を読んでいる人の何人かは2050年を見ることになるんでしょうけど、
> 自分の2000年にした選択の結果だってことになるんでしょうね。

 今の平均余命からいけば、余裕で行けそうですが、
 先の事はわからないからねえ~。


Shinji KONO

未読、
2003/09/30 20:08:492003/09/30
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <LDneb.984$SG6...@news1.dion.ne.jp>, "yam" <h_...@h8.dion.ne.jp> writes


>  意図的に減らすかどうかは別にして、大きく人口は減っているでしょう。
>  中東は相変わらずきな臭いし、SARSみたいなものもある。
>  衛生的に問題が多い地域では、結構有効な人口抑制機能として
>  働くんじゃないかな?

AIDSのために2050年の人口予測は5-10%程度減少しています。AIDS
は衞生の問題ではないよね。

いったんある程度の人数を前提とした社会が出来てしまうと、それ
が激減した時に維持できないものは多い。例えば、局地的な大規模
集中農業と大量輸送システムの組み合わせが崩壊すると、大量餓死
ってことになるわけだ。

単純に生き残るだけでなく、何を達成し、何を残すかが問われてい
るんじゃないかな。

原子力発電所の廃虚がたくさんってのもさびしいものだけどさ。
数万年後に残っているのはそんなものだけなんでしょうけどね。

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,

河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,

yam

未読、
2003/10/01 5:51:252003/10/01
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989027...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> AIDSのために2050年の人口予測は5-10%程度減少しています。AIDS
> は衞生の問題ではないよね。

 そうですね。日本赤十字の輸血血液でも、HBV・HCVに続いて
 HIV感染も明らかになったようですね。

> いったんある程度の人数を前提とした社会が出来てしまうと、それ
> が激減した時に維持できないものは多い。例えば、局地的な大規模
> 集中農業と大量輸送システムの組み合わせが崩壊すると、大量餓死
> ってことになるわけだ。

  それも「コミ」で結構な人口抑制になると思いますね。
# ちゅうか、集中農業とか大量輸送なんてものを
# 地球規模で長期間続けられるだけの力は地球には
# ないと思うんだよね。遠からず破綻するは必然。

> 単純に生き残るだけでなく、何を達成し、何を残すかが問われてい
> るんじゃないかな。

なんか残す必要ってあるのかな?
何か残そうとしても無駄だし、何も残す必要も
ないんじゃないのかな?
次に現れる者達が築く文明は、次に現れる者達が
築けばいいんじゃないかと思う、きょうこの頃。

> 原子力発電所の廃虚がたくさんってのもさびしいものだけどさ。
> 数万年後に残っているのはそんなものだけなんでしょうけどね。

「これって、なんだべ?」って、八本足の田吾作が
となりのこれも同じく八本足の権兵衛に問いかける
情景が浮かんできました。いや、微笑ましいですね。
# その時点で何かが分るなら、同じ轍を踏まずに
# 済むかもしれないね。人類はもう遅いと思うけど。


yam

未読、
2003/10/01 5:54:332003/10/01
To:

"Miya_S" <kmiya...@firemail.de> wrote in message
news:3f7a2...@127.0.0.1...
> > 原子力発電所の廃虚がたくさんってのもさびしいものだけどさ。
> > 数万年後に残っているのはそんなものだけなんでしょうけどね。
>
> 廃墟を連想してこうして子羊は時間を眺めるのか。時間が、孔子からの

 原子力発電所なんてものこそ、後になったらどうしようもない
 もんだよね。>壊すのも大変。
 せめて、「あの時代に地球に住んだ馬鹿どものおかげで、その後
 地球は草木も生えなくなってしまった」とか言われないようにしたい
 ものですな。


Shinji KONO

未読、
2003/10/01 11:26:502003/10/01
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <JPxeb.1038$SG6...@news1.dion.ne.jp>, "yam" <h_...@h8.dion.ne.jp> writes
> 次に現れる者達が築く文明は、次に現れる者達が
> 築けばいいんじゃないかと思う、きょうこの頃。

鼠とかゴキブリとか言われてますね。短期的にはそうだろうな。
逆にそういうものを含めて絶滅させる力は人類にはないです。

> 何か残そうとしても無駄だし、何も残す必要も
> ないんじゃないのかな?

そう思うなら今死ねば? 後悔無いでしょ? その分、他の人が資源を
使えるし。

そうじゃなくて、今、自分の快楽のために、資源をすべて消費し尽
くして良いということか。yam らしい意見だな。

> # その時点で何かが分るなら、同じ轍を踏まずに
> # 済むかもしれないね。人類はもう遅いと思うけど。

僕は遅いとは思わないです。これだけ人数がいるんだから、なんか
できるはず。別にそのために人類があるのだとは思わないけど、せ
っかくなんだから、何か残したい。

君はどうでもいいんだろうけど、僕は、人類は知性の存在価値を問
われているんだと思う。これでなんの成果もなく滅ぶならば、知性
を持つ生物には次はないでしょう。簡単に得られる石油や鉱物資源
を使い尽くしてしまうので、次の産業革命ってのはしばらくは無理
なんだよね。

1000万年くらい先に知性のある生物が月を見上げて「あの直線的な
構造物はなんだろう?」とか思うのでもいいかな。そういうピラミ
ッド的なものでは虚しいと思うならば、もっと別な何か。あるいは、
退化した人類が「あれは偉大な祖先が残した遺跡だ」とかいうので
もいいけど。

yam

未読、
2003/10/02 8:19:402003/10/02
To:

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989030...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> 鼠とかゴキブリとか言われてますね。短期的にはそうだろうな。
> 逆にそういうものを含めて絶滅させる力は人類にはないです。

そう願いたいですね。

> > 何か残そうとしても無駄だし、何も残す必要も
> > ないんじゃないのかな?
>
> そう思うなら今死ねば? 後悔無いでしょ? その分、他の人が資源を
> 使えるし。

> そうじゃなくて、今、自分の快楽のために、資源をすべて消費し尽
> くして良いということか。yam らしい意見だな。

そういう極論に持っていこうとするあたりが、
Konoくんらしいけど、あたしが言っているのは、
後世の文明とかに有り難がって貰おうなんて変な
義務感を抱く必要もないし、かといって、妙に
ストイックになる必要もないんじゃないの?
って事よ。

> > # その時点で何かが分るなら、同じ轍を踏まずに
> > # 済むかもしれないね。人類はもう遅いと思うけど。
>
> 僕は遅いとは思わないです。これだけ人数がいるんだから、なんか
> できるはず。別にそのために人類があるのだとは思わないけど、せ
> っかくなんだから、何か残したい。

思うのは勝手ですが……、おそらく

> を持つ生物には次はないでしょう。簡単に得られる石油や鉱物資源
> を使い尽くしてしまうので、次の産業革命ってのはしばらくは無理
> なんだよね。

って事になるね。下手に存在の痕跡残していたら
 「あいつらのせいだ」なんて恨まれかねない。

> 1000万年くらい先に知性のある生物が月を見上げて「あの直線的な
> 構造物はなんだろう?」とか思うのでもいいかな。そういうピラミ
> ッド的なものでは虚しいと思うならば、もっと別な何か。あるいは、
> 退化した人類が「あれは偉大な祖先が残した遺跡だ」とかいうので
> もいいけど。

なんか、そういう映画があったような、なかったような……、
# ちゅうか、今でも「あれは偉大な祖先が残した遺跡だ」なんて
# 事を言っている人たちはいますよね。ピラミッドだったり、
# 万里の長城だったり、水晶髑髏だったり。


Yoshitaka Ikeda

未読、
2003/10/02 20:46:122003/10/02
To:
From <KPxeb.1039$SG6...@news1.dion.ne.jp> Written by yam

かといって、化石燃料燃やせばいいって話でもないでしょ。
原発作らずに火力発電所作って、人間が住めない大気を作り出してもいっ
しょ。産業革命からこっちで大気組成がかわったとも言うし。

まだ、原発という形で廃墟が残るのはまだマシじゃないかなぁ。


--
池田 尚隆(Yoshitaka Ikeda) mailto:ik...@4bn.ne.jp

yam

未読、
2003/10/03 7:50:582003/10/03
To:

"Yoshitaka Ikeda" <ik...@4bn.ne.jp> wrote in message
news:bligmf$8r3$1...@nn-tk106.ocn.ad.jp...

> > せめて、「あの時代に地球に住んだ馬鹿どものおかげで、その後
> > 地球は草木も生えなくなってしまった」とか言われないようにしたい
> > ものですな。
>
> かといって、化石燃料燃やせばいいって話でもないでしょ。
> 原発作らずに火力発電所作って、人間が住めない大気を作り出してもいっ
> しょ。産業革命からこっちで大気組成がかわったとも言うし。

 別記事にもありますが、やっぱ後々陰口を叩かれる存在でしか
 ないのかなあ>現人類。


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