年金問題は、年金だけ論じても解決しな い

[Muraki]

いやになるよ、評論家やマスコミが年金問題をどうするのかだと？
いい加減目を覚ましてほしいよ。おさめる金がないのに原資がはいってくるはずない
だろう。
国民総生産＝国民総所得
国民総生産が上がらなければ所得も上がらないよ。無論所得税の納税額も上がらな
い。
消費税？税率を上げてしまえば実質的に所得は減る。所得減は国民総所得（減）
所得減は消費減、消費減は
消費＋投資が国民総需要であり
国民総生産＝国民総所得＝国民総供給＝国民総需要だから
またしても
国民所得の減、そうすれば消費は減る、そうすればまたしても
国民総所得減

スパイラル。収束点は等比数列の和。はるか下方地点。

つまり、年金問題は、経済問題なのです。国民総所得があがるにはどうするべきか。
経済の活況以外ありません。経済の活況はどうすればよいか。ここにすべては集約で
きます。
回答は唯一つ。家産官僚制に終止符を打つ。これのみ。
公開資本市場を開設。直接金融制度を持つ。市場への登場、退場を自由にすることで
倒産も、起業も活性化する。

銀行が倒産して苦しむ国民は多いだろう。だが、公開資本市場では、リスク産業への
投資は個人の意志に基づく。
老後のなけなしの資金で買うアホもいないだろう。いれば、自己責任。反対に、運用
益を期待してるのに低利息で不満な御仁は公開資本市場に殺到するだろう。ヤフーの
二つや三つ朝飯前。

会社は家と同じ。家を作れば家具も売れる。会社を作れば人が働く。所得増、消費
増、机もテレビも増、税金増。
資本金1円会社でも運転資金がいるよ。金がないと会社はできない。
家産官僚制を打倒すれば、日本は再生する。年金問題も快方に向かう。政策は、最老
後の生活は保障する政策も登場するだろう。政治政党の、近代資本主義精神にのっ
とった再生ができているだろう。家産官僚制が法に基づく官僚機構に変わるとともに
任期制になれば民間と公務との交流も可能。

[Muraki]

"Muraki" <mura...@doglover.com> wrote in message
news:3f74d...@news.premium-news.net...

> 会社は家と同じ。家を作れば家具も売れる。会社を作れば人が働く。所得増、消費
> 増、机もテレビも増、税金増。
> 資本金1円会社でも運転資金がいるよ。金がないと会社はできない。

1200兆とも1400兆とも言われる個人資産は曲がりなりにも動く。
いったん動けばスパイラル。加速する。
政権交代あるのみ。政権交代した正統は、実施せよ。

[Shinji KONO]

河野真治 @ 琉球大学情報工学です。なに根拠のない楽観論だしてんの?

In article <3f74d...@news.premium-news.net>, "Muraki" <mura...@doglover.com> writes
> 1200兆とも1400兆とも言われる個人資産は曲がりなりにも動く。

その個人資産は最近はタンス預金化しているわけですが...

既に1000兆近く借金して、さらに、毎年20兆円ずつ借金が増えてい
るので、個人資産が1000兆以上あっても、10年後と言わず破綻が明
らかになるのは誰でも知っていることです。この個人資産をまった
く生産性の上がらない公共投資に先食いして来たのが自民党なわけ
だ。

> いったん動けばスパイラル。加速する。
> 政権交代あるのみ。政権交代した正統は、実施せよ。

いったい何やれって? ま、誰でもわかることは、

毎年20兆円足りないんだから、その分、増税する必要がある

ってことだよね。消費税上げは、既に「折込済み」です。ただ、
いったいどれくらいになるのかがわからない。この借金を返す
ためには、最低20%であることも誰でも知っていることですが..

不安の中心は、年金破綻であり財政赤字であり、増税の内容が明ら
かにならないことです。こんなときに「消費」して浮かれる馬鹿が
どこにいる...

破綻の引金が何かも既に判明してます。金利が上昇して国債費が
急増したときです。それでも日本にいたい?

このまま何もしないと待っているのは、インフレか(アルゼンチン
型破綻( 預金封鎖) か韓国型破綻(超通貨安))か... このまま国内
需要が落ち込んで超円高/デフレに落ち込むっていうのもありかも。
って、そうなっているのが現状なわけだけどさ。

でも、表面に出ている解決策は自明なんだよね。

年金を改革して、消費税ベースのシステムに変更すること
財政赤字に対応した水準まで消費税を上げる
行政改革分の所得税下げを行なう
赤字の企業のサービスただのりを許さないように外形標準課税を導入する

当り前だけど「企業にお金が蓄積する」構造を何とかしないと、国
内需要は上がりません。企業が給料を下げ、労働力の流動性が低い
ままにリストラをしていくような状況がデフレスパイラルを完結さ
せています。

結局、当り前のことが解決だし、当り前のことをすれば良いだけだ
と思う。もし、

消費税を20%上げて、企業よりの減税、あるいは、財政出動再開

を実施するようだと、国内需要減、輸出急増で、超円高/デフレコ
ース確定ですね。

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)

[SEO Shirou]

Shinji KONOさんの<3988993...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>から

>河野真治 @ 琉球大学情報工学です。なに根拠のない楽観論だしてんの?
>
>In article <3f74d...@news.premium-news.net>, "Muraki" <mura...@doglover.com> writes
>> 1200兆とも1400兆とも言われる個人資産は曲がりなりにも動く。
>
>その個人資産は最近はタンス預金化しているわけですが...
>
>既に1000兆近く借金して、さらに、毎年20兆円ずつ借金が増えてい
>るので、個人資産が1000兆以上あっても、10年後と言わず破綻が明
>らかになるのは誰でも知っていることです。この個人資産をまった
>く生産性の上がらない公共投資に先食いして来たのが自民党なわけ
>だ。

政府支出が有効需要の拡大に成果がほとんど上がらなかったということで
政府支出（政府消費支出と公共投資（公的固定資本形成））が有効需要の拡大
にならないとするご意見ならば、異議のあるところです。

消費が増えなかった理由はいろいろあるでしょう。
所得そのものは実質賃金が、ＧＮＰの拡大した時期に正当な配分がされなかっ
たことで実質賃金は伸びず、投資による拡大で
国民総生産＝国民総所得＝（消費＋投資）を実現してきた。
実質賃金が伸びれば消費が拡大してＧＮＰが大きくなったのですが。

過剰な投資（生産財の消費）は、いかに需要を刺激してももはや新しく民間設
備に投資する必要がないまでに供給力を持っているし、土木や建設に投資して
金をばら撒いても、疲弊した労働者に使う金はなく、有り余った所得者はバブ
ルで損をして資産減少の心理ショックで金を使わない。なんとでも説明のつく
ところです。

それじゃ、政府支出による乗数効果を期待してもしようがないかといえばそん
なことはないでしょう。制度を改革すれば、金の流れは、土木、建設等とはま
た違った流れを産む。これまで刺激されなかった分野の民間設備投資が発生す
る。大企業による供給マシンというものはすでに巨大供給力をもっていてそ
の下請け的に体系化された中小企業群は大企業の供給マシンを大きくしない限
り、マシンの投資拡大は期待できないが、新分野での発展はありうる。

なにが新分野かというということでしょうが、これは、まず、民間活力を野に
放つことででてくる回答です。回答がない限り野に民間の活力を放たないとい
うのでなく、まず、民間活力を野に放つこと、これが必須です。

民間活力とは、民間設備投資、民間住宅投資を指しています。なかでも、米国
のように中小のベンチャービジネスの起業はこれは巨大な民間設備投資になり
ます。会社が増えれば、雇用が増える、不動産が活性化する、家具が消費され
る。従業員の所得が、失業から雇用へと動くことで、限界消費性向は明らかに
上向き、限界消費性向×所得で算出する消費は確実に増加する。
つまり、ＧＮＰは増加する。景気がよくなると同値。

日本の住宅は粗末です。空に向くことでいくらでも住宅は建設可能。規制緩和
でこれは可能。

>
>> いったん動けばスパイラル。加速する。
>> 政権交代あるのみ。政権交代した正統は、実施せよ。
>
>いったい何やれって? ま、誰でもわかることは、

上記の通り。

>
> 毎年20兆円足りないんだから、その分、増税する必要がある
>
>ってことだよね。消費税上げは、既に「折込済み」です。ただ、
>いったいどれくらいになるのかがわからない。この借金を返す
>ためには、最低20%であることも誰でも知っていることですが..

足りない金の捻出など、やりようがないではありませんか。財を作らなければ
財の補填などできようがないでしょう。

>
>不安の中心は、年金破綻であり財政赤字であり、増税の内容が明ら
>かにならないことです。こんなときに「消費」して浮かれる馬鹿が
>どこにいる...

いずれも、財の問題でしょう。
財を作ること。
そして、制度を改めること。堺屋太一さんは面白い案を出してますね。
ある年齢に達した老人の生活保障などと提案している。なるほどと思います
ね。

>
>破綻の引金が何かも既に判明してます。金利が上昇して国債費が
>急増したときです。それでも日本にいたい?
>
>このまま何もしないと待っているのは、インフレか(アルゼンチン
>型破綻( 預金封鎖) か韓国型破綻(超通貨安))か... このまま国内
>需要が落ち込んで超円高/デフレに落ち込むっていうのもありかも。
>って、そうなっているのが現状なわけだけどさ。

封鎖預金ですか。戦後の超インフレ時に、旧円と新円交換すること、および国
民の財産を知ること、さらに財産税で当時の金で10万円以上の私有財産には累
進的に徴収し、1500万円以上には90％の累進課税で財産を吸収した経緯があり
ますね。ひどいものです。

>
>でも、表面に出ている解決策は自明なんだよね。
>
> 年金を改革して、消費税ベースのシステムに変更すること
> 財政赤字に対応した水準まで消費税を上げる
> 行政改革分の所得税下げを行なう
> 赤字の企業のサービスただのりを許さないように外形標準課税を導入する
>
>当り前だけど「企業にお金が蓄積する」構造を何とかしないと、国
>内需要は上がりません。企業が給料を下げ、労働力の流動性が低い
>ままにリストラをしていくような状況がデフレスパイラルを完結さ
>せています。

おっしゃるように実質賃金の低下は物価低下と連動していますから、実質賃金
を引き上げなければならないが、今の企業にその体力のあるところは限られて
はいるでしょうね。ＧＮＰの右肩上がりのときの失政。
財界と族議員と政治家の無能と家産官僚制の合体作。シンクタンクも意味な
し。

今、テレビや新聞でなぜ年金の財源をうるさく問題にしているのかを冷静に判
断する必要があると思います。ここには、日本の人々の目に煙幕を張る効果が
ある。そもそも、財が増えない状況で、財の確保策を論ずるほど非生産的な議
論はありません。財を増やすことと、効率のよう財の運用政策こそが本質で
す。しかし、財を増やすほうに国民の目が向かないような議論ばかりになって
いる。なぜ、財がふえないか。国の制度疲労している、家産官僚制による国の
経済制度などの統制が最大のネック。何もかも規制全廃は問題あるでしょう。
しかし、多すぎる規制は役人の数しか増えない。国民の経済活動を滞らせる動
脈瘤です。このような家産官僚制の打破以外に私は日本の再生はないという意
見に賛成です。

つぶれる銀行はつぶす。つぶれる企業はつぶす。同時に、新規産業の市場への
参入は活性化する。大いにベンチャービジネスは活性化する。資金は自社株や
社債への民間の投資を促進する市場を開設して満たす。
こうして財をつくる道筋を作ることこそ急務。財布の中味のないことを嘆き
さらにひもを締めたり倹約を促進する考えでは財は生まれない。

制度の改革、なかでも家産官僚機構の解体と、公開資本市場の開設はキーワー
ド。何を起業するかは、民間の企業家に任せればよい。

>
>結局、当り前のことが解決だし、当り前のことをすれば良いだけだ
>と思う。もし、
>
> 消費税を20%上げて、企業よりの減税、あるいは、財政出動再開
>
>を実施するようだと、国内需要減、輸出急増で、超円高/デフレコ
>ース確定ですね。

制度疲労した制度は、複式簿記で倒産した企業のゾンビ的生き残り政策と同じ
ですね。家産官僚制度解体、倒産企業の退場、倒産政党、倒産制度の退場
これらなくして、増税策は日本沈没を実現するでしょう。小沢さんの特殊学級
という言葉にまたもや知能の低いマスコミ関係者や政敵は悪乗りしてますが
はっきり行って日本国民は、完全なるアホですよ。
日本国民がこの世に生存する能力のない倒産民族なら、その結末は戦争参加で
の摩擦であろうと、核被弾しての抹殺だろうと、そりゃ、なんでも起こる可能
性があるでしょう。すでに生存することに関して無能極まりない関心の低さ、
選択しかしないのですから。
日本民族が倒産民族ならそうなるでしょう。それが自然の摂理というもので
しょう。しかし、私は、日本民族の、開眼を信じたいですね。なにも、考えず
ただお導きの手を求めるだけで海底に沈むようなバカ国民だとはおもいたくな
いですね。いいんじゃないでしょうか、大いにそのバカぶりをこき下ろすこと
は政治家は堂々とやればよい。小沢氏の言わんとする本質は日本民族のあきれ
た馬鹿さ加減にめをさませといってるのです。悪乗りすべきではありません。
小沢さんの真意を今こそ日本国民は支持政党であるとかないとかをこえて正し
く理解すべきです。日本国民は生き残るに値する民族なら、必ず開眼する。し
なければ生き残るに値しない民族です。信じたくはないですか。
生き残る民族ならば生き残る民族としての行動なり、意見なり、生活態度を示
すでしょう。これが現代における日本版カルビン思想というものですよ。日本
版予定説。

>
>---
>Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
> PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
>河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
> 科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)

--
SEO Shirou mailto:ses...@myself.com

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[Muraki]

"SEO Shirou" <ses...@myself.com> wrote in message
news:3f74f...@127.0.0.1...

> Shinji KONOさんの<3988993...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>から
> >河野真治 @琉球大学情報工学です。なに根拠のない楽観論だしてんの?
> >

村木＃　この辺が河野さんの年齢を象徴してますね。
　　　　　若者は　前進あるのみです。カウントダウンの人生ではこまります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

> 生き残る民族ならば生き残る民族としての行動なり、意見なり、生活態度を示
> すでしょう。これが現代における日本版カルビン思想というものですよ。日本
> 版予定説。

> --
> SEO Shirou mailto:ses...@myself.com

村木＃　その意味では日本の終末思想がいまこれから、
　　　　　国民に提示されてきているということですね。
　　　　　終末思想の河野さんも一役買ってくれてるわけです。

河野さんのさらなる悲観論掲載を期待します。この際、わが国の終末論を国民に提示
することは必要でしょう。

[Shinji KONO]

河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <3f74f...@127.0.0.1>, SEO Shirou <ses...@myself.com> writes

> それじゃ、政府支出による乗数効果を期待してもしようがないかといえばそん
> なことはないでしょう。制度を改革すれば、金の流れは、土木、建設等とはま
> た違った流れを産む。

消費税で財政赤字の不安を解消しても「どこに支出するか」って問
題は残っているんだよね。もし、消費税増を財務省の役人達のいい
ないりに、すべて財政赤字補填に使うなら、経済規模縮小に向かう
ことは誰でもわかる。

しかし、

> なにが新分野かというということでしょうが、これは、まず、民間活力を野に
> 放つことででてくる回答です。回答がない限り野に民間の活力を放たないとい
> うのでなく、まず、民間活力を野に放つこと、これが必須です。

これは、結局、「政府は何もしない」ってことでしょ? ネタ切れとも
いうな。

> 民間活力とは、民間設備投資、民間住宅投資を指しています。なかでも、米国
> のように中小のベンチャービジネスの起業はこれは巨大な民間設備投資になり
> ます。会社が増えれば、雇用が増える、不動産が活性化する、家具が消費され
> る。従業員の所得が、失業から雇用へと動くことで、限界消費性向は明らかに
> 上向き、限界消費性向×所得で算出する消費は確実に増加する。
> つまり、ＧＮＰは増加する。景気がよくなると同値。

この民間活力うんぬんは「インターネットバブル」程度の幻想しか
作れなかったことも誰でも知ってるんだよね。

つまり、君の言っている

> こうして財をつくる道筋を作ることこそ急務。財布の中味のないことを嘆き
> さらにひもを締めたり倹約を促進する考えでは財は生まれない。

ってのは、古色蒼然たる「所得倍増計画」つまり「高度成長期をも
う一度」ってことでしょ? そんなものは、もうあり得ないです。そ
ういうことをしたいんだったら、中国にでも行った方がいいね。
とにかく子供が多くなれば解決するみたいな後進国的発想の谷村も
中国に行った方がいいな。

バブル崩壊で軟着陸に失敗した日本は、バブルをもう一度必要とし
ているわけではありません。成熟した先進国として安定した経済モ
デルを必要としているんです。それが、どういうものかも実はわか
っていて、西欧にいくつかモデルがあります。

ハイテク、サービス産業を中心とした(高い税率の) 高度福祉社会
ってのが、当り前のモデルです。けど、その当り前のものに納得で
きず「ものづくりの復活」とか言っている馬鹿が多いのが日本の現
実。やっぱり、痛い目に会わないとわからないよね。でも、インフ
レでもデフレでも、日本の高度成長期の資産が食い尽くされてしま
えば、そういうモデルにはもう到達できない.... 銀行はむしろ国
際業務からは撤退してしまったわけだし。

だとすれば、デフレの底から這い上がるしか解決策はなくなるわけ
ですけど... 誰も買えない高級住宅の周りに、スラムと化したオフ
ィスビルが広がり、そこに浮浪者がたむろするというのが日本の未
来か... 日本にはイギリスと違って北海油田のような神風は吹かな
いでしょうから、長くそういう状態が続くのでしょうね。

イギリスの70年代になりたければ、外国人移民を積極的に受け入れ
て若年失業者を増やせば良い。各地で暴動が起きるようになれば、
そっくりになります。

ここでもやるべきことはわかっていて、資産を積極的に海外に投資
して、その儲かった分を税金経由で、再配分すれば良いってだけで
すけどね。サッチャリズムは結局はそういうものだった。

[Muraki]

>
> ここでもやるべきことはわかっていて、資産を積極的に海外に投資
> して、その儲かった分を税金経由で、再配分すれば良いってだけで
> すけどね。サッチャリズムは結局はそういうものだった。
>

供給過多のマネーを吸い上げての海外投資ならインフレ政策。
サャッチャー政策は、インフレ阻止の政策でデフレ政策ではないでしょう。
あれは古典派経済学の政策ですね。レーガンもそう。
日本はデフレ。マネーが市場にでまわってっない。
インフレ政策ではだめでしょう。

>
> バブル崩壊で軟着陸に失敗した日本は、バブルをもう一度必要とし
> ているわけではありません。成熟した先進国として安定した経済モ
> デルを必要としているんです。それが、どういうものかも実はわか
> っていて、西欧にいくつかモデルがあります。
>
> ハイテク、サービス産業を中心とした(高い税率の) 高度福祉社会
> ってのが、当り前のモデルです。けど、その当り前のものに納得で
> きず「ものづくりの復活」とか言っている馬鹿が多いのが日本の現
> 実。やっぱり、痛い目に会わないとわからないよね。でも、インフ
> レでもデフレでも、日本の高度成長期の資産が食い尽くされてしま
> えば、そういうモデルにはもう到達できない.... 銀行はむしろ国
> 際業務からは撤退してしまったわけだし。
>

バブルに軟着陸も硬い着陸もないと思いますね。いつ始まるか分からないし、どう終
わるかも分からない。誰も知らない。
バブルと、有効需要の発生とは違うでしょう。
バブルは、買えば必ず値が上がると人が予想し、その思い込みが物を高値で追い上げ
る心理効果が発生すればいつでもどこででも発生する。これは、勤勉、正直、こうし
た近代資本主義精神による利潤追求とは違う。これは独占や投機などの悪しき精神で
あり、近代資本主義精神による利潤追求ではない。つまり、国民総生産（国民総所得
＝国民総供給）＝（消費＋投資）＝国民総需要（＝有効需要）　という近代経済学の
原理による救済策ではない。近代経済学による救済策は　消費＋投資という有効需要
の喚起で国民総生産を大きくすることにある。有効需要さえ大きくなれば、国民総生
産は大きくなる。乗数効果を狙って投資をしてもは国民総所得と（消費＋投資）の波
及効果がでてないところを、その無限波及がでるようにすれば、それが乗数効果であ
り、ケインズの有効需要の原理は立派に働く。
ここで　限界消費性向×国民総所得が消費である。所得が増えなければ消費は増えな
い。所得が増えても使おうという消費マインドが資産デフレで冷え込んでしまった限
り、消費は増えない。バブルは限界消費性向が異常。借金してでも買う。

河野さんは、ハイテクだとか、サービス産業を中心とした(高い税率の) 高度福祉社
会というがこれも、ケインズの有効需要。業種が何かなんてのは、民間を規制で縛ら
ずに放てばいろいろでてくるでしょう。こういう、業種やモデルが何かという前に、
何の業種であれ、モデルであれ、有効需要が増加すればｇｎｐは増加するという原則
を認識することが大切。

業種をいくらあげつらっても、あの料理なら売れる、この料理なら売れるといって
も、レストランの許可や、保健所の許可や、仕入れルールやなんかんやで規制ラッ
シュ、資金は1円でやれるといっても、何より資本、運転資金がなければ何にも出来
やしない。
幕をあげても、運転資金が借り入れできなければおしまい。
いまの日本には、金を調達する資金の市場がない。自社株出資てくれる市場がハイリ
スク企業や新参者にはない。一度失敗したものにもない。銀行を通してしか融資しな
い制度が、家産官僚が完成している。日本国の憲法にも、いかなる法体系の上位に位
置する法律にもないのに、官僚は恣意的に自らの特権的支配を構築するべくこまごま
とした規則を作り上げてしまった。族議員、無能国会議員は言いなり。

まず、この家産官僚機構なるものを、解体する方向が必要。官僚監視の別系統組織が
必須。

> この民間活力うんぬんは「インターネットバブル」程度の幻想しか
> 作れなかったことも誰でも知ってるんだよね。
>

それは違うでしょう。
家産官僚制の下で、いつ、わが国は自由なる金融資本、規制なき企業活動をしました
か。
福祉の介護にしても、老人をベッドに持ち上げる機器にしても、どうにもならない巨
大装置、それに、役所は補助金を出し、それらを作っている会社はそれなりのところ
が作っている。もっと安く出来るのに。役所が管理して補助金を損なのにつけてるよ
うでは、使う側が自分の持ち出しが安いほうを使う。
わが国は規制の宝庫。河野さんのいうような、すでにやったなどという認識は、まる
で、逆。わが国は、一度も民間勢力の自由闊達な開放をしていない。

> つまり、君の言っている
>
> > こうして財をつくる道筋を作ることこそ急務。財布の中味のないことを嘆き
> > さらにひもを締めたり倹約を促進する考えでは財は生まれない。
>
> ってのは、古色蒼然たる「所得倍増計画」つまり「高度成長期をも
> う一度」ってことでしょ? そんなものは、もうあり得ないです。

河野さん、
河野さんは近代経済学を勉強しなければ話にならない。
需要がｇｎｐを決める。河野さんは
国民総生産　＝消費　＋投資
さらに　消費　は　国民総生産　の関数であるといこと。・・・国民総生産＝国民総
所得
この原理を認識すれば、有効需要の増大が、池田隼人の所得倍増計画であったのでお
試し済みなどというようなドアホなことはいえない。

> そういうことをしたいんだったら、中国にでも行った方がいいね。

バカ行っちゃいけない。中国は、失業者が溢れている。失業者が失業者として集計さ
れない失業者の国。河野さんは近代資本主義の精神とは何かを理解すべき。あんな国
に、近代資本主義のシュの字もない。自由市場？バカ言っちゃいけない。ただの市場
（いちば）。
海賊版が横行するおよそ近代資本主義の精神とは似ても似つかない。

> とにかく子供が多くなれば解決するみたいな後進国的発想の谷村も
> 中国に行った方がいいな。

谷村はしようがないですね。奴は、インターネットにより、シンクタンクがいかに国
民を洗脳できるかの事業に一枚噛んでいるのでしょう。あけてもくれても同じトーン
でアドバルーン揚げてますからね。彼は中国いったら失業でしょう。いや、ひょとす
ると上海あたりでパンダ的白黒市場主義の宣伝カーで飛び回ってるかもしてない。
今中国に出て行ってる企業というのは、中国に帰化する企業か、向こうで、肥やしに
される企業かどちらかですよ。投資歓迎で低価格製品を作って、それで儲かると思う
のが間違い。遅かれはやかれ技術は盗まれ、海賊版が横行して、彼らは埋没してい
く。中国人をなめてるよ。彼らは必至の思いでやってるからね。したたかだよ。彼ら
に近代資本主義の精神なんかないよ。国策資本主義には、近代資本主義の精神なんか
無用。彼らを出し抜こう利用しようなんてとんでもない発想だ。ソフトなんかも安く
作らせてるようだが、肝心なところは日本で手を入れないと使いものにならないとい
うではないか。さらに、インサイダー的情報はことごとく吸収されるだろう。

政策の失政です。
優れた技術は必ず軍事に転用される。目先の金儲けがやがて大きなつけとなって帰っ
てくるよ。
いくら防衛費を増大しても、それを上回る技術基盤を提供してるというのは、わが国
には、アイデンティティというのがないのか。
自衛隊出身者がコンピュータ会社をつくって乗り込んで向こうに会社作ったり、証券
はじめ各種ソフトを向こうで作って逆輸入しているようでは、これはもう、日本は丸
裸。

中国が共産主義を掲げている限り、近代資本主義精神は向こうでは開花しないね。近
代資本主義精神のない産業交流はいかに危険な未来をはらんでいるか、わが国のシン
クタンクは解析さえしてない。
防衛力整備計画？笑わせるんじゃないよ。その前に、中国へ飛び出ている企業を強制
送還さろ。

生産はわが国国内で行う。
内需拡大策、国内競争を基礎とする。海外からの輸入品にはしっかりとした関税を儲
ける。低価格製品の流入は厳しく取り締まる。しかし、国内での競争は、必ずさせ、
独占禁止を厳守する。

高品質製品製造、企業の海外への技術漏洩の厳格な監視、安い労賃で姑息に儲けよう
などというのは、必ず巨大なしっぺ返しが来る。貿易の自由化は比較優位な物が、高
賃金な物であるところを狙わねばならない。比較優位なものが、知的資質を有するな
産業であるかぎり高賃金は、国内生産での労賃でやっても絶対なりたつ。ただし、産
業スパイや海賊版などという外部経済は厳禁。さらに利ザヤを期待して海外に技術移
転するものは国籍剥奪が妥当。
団さきがけ研究21(機能と構成)これはもう、いらんだろう。

[Kiyohide Nomura]

野村です。

"Muraki" <mura...@doglover.com> writes:

> 河野さん、
> 河野さんは近代経済学を勉強しなければ話にならない。
> 需要がｇｎｐを決める。河野さんは
> 国民総生産　＝消費　＋投資
> さらに　消費　は　国民総生産　の関数であるといこと。・・・国民総生産＝国民総
> 所得
> この原理を認識すれば、有効需要の増大が、池田隼人の所得倍増計画であったのでお
> 試し済みなどというようなドアホなことはいえない。

私と同様、河野さんが経済分野に関し頓珍漢なことをいうことがあるのはその
とおりでしょうが、一つ、現在の日本の経済状況には西ヨーロッパ諸国にモデ
ルがあるという点は押えておいた方が良いことではないかな。

経済が成熟して、人口も老齢化が進み始めた状況は西ヨーロッパ諸国の方が日
本より10ー20年早く進行してはいます。
失業率も 5% どころか 10% 近くいっていますね。
でも、例えばフランスなども 1960 年代にはほぼ完全雇用状態だった。

西ヨーロッパ諸国の方が日本よりうまく経済運営しているとは思いませんが、
高度成長期には戻れないことを認識して、それに対応した社会システム作ろう
としているのではないでしょうか？

日本の場合、まだ高度成長期で有効だった手法の幻影にしがみついている要素
が大きいと思います。
たとえば、土地を担保として融資するシステム。
人口が停滞し、やがて減少に向かう社会では土地の価格が下がって当然なので
すが、その状況で土地を担保として融資するシステムを固守すれば銀行の不良
債券増大と新興企業への貸し渋りを招きます。

日本の今後を考える場合、多くの移民に頼りまだ人口増加の余地のあるアメリ
カよりも、人口の成熟した西ヨーロッパ諸国の方がずっと参考になると思いま
す。

========================================

> 高品質製品製造、企業の海外への技術漏洩の厳格な監視、安い労賃で姑息に儲けよう
> などというのは、必ず巨大なしっぺ返しが来る。貿易の自由化は比較優位な物が、高

異存はありませんが、
「企業の海外への技術漏洩」
は意外な形で現れます。大企業が下請けに金型を注文し、それによって当初は
国内生産するが、一段落した後は中国の系列会社に出してコストダウンはかる
手法を聞いたことがあります。

これは、日本から中国への技術漏洩ともいえますが、下請け企業の技術力の適
切な（法による）保護が欠けている反映ともいえます。高度成長期の系列はっ
きりしているころならば後の見返り期待できたのでしょうが、現状とはずれて
います。

他の例としては、現在日本政府はバイオテクノロジーの育成に巨額の投資をし
ていますが、政府が研究成果を性急に求め過ぎているため、研究者は日本国内
で研究用の設備開発をするよりもアメリカなどから手っ取り早く研究装置の導
入をはかったりします。
「すぐに役に立つ研究」
を追求し過ぎて将来の国内産業育成という視点がないためです。

--
===============================================
Kiyohide NOMURA
Department of Physics,
Kyushu University,
812-8581 Fukuoka
JAPAN

e-mail:kno...@stat.phys.kyushu-u.ac.jp
http://maya.phys.kyushu-u.ac.jp/
TEL,FAX:+81-92-642-2566
================================================

[Junya Suzuki]

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3988994...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> > それじゃ、政府支出による乗数効果を期待してもしようがないかといえばそん
> > なことはないでしょう。制度を改革すれば、金の流れは、土木、建設等とはま
> > た違った流れを産む。
>
> 消費税で財政赤字の不安を解消しても「どこに支出するか」って問
> 題は残っているんだよね。もし、消費税増を財務省の役人達のいい
> ないりに、すべて財政赤字補填に使うなら、経済規模縮小に向かう
> ことは誰でもわかる。

トートロジーですか（笑）。そんなことしたり顔で言われても困るんですけどね。

財政赤字補填しないならそりゃ国債を積み増した分だけ経済規模が拡大する
のは当然過ぎです。そんな財政を信任する国民は居ないと期待するけど。

[Junya Suzuki]

"SEO Shirou" <ses...@myself.com> wrote in message news:3f74f...@127.0.0.1...

> それじゃ、政府支出による乗数効果を期待してもしようがないかといえばそん
> なことはないでしょう。制度を改革すれば、金の流れは、土木、建設等とはま
> た違った流れを産む。これまで刺激されなかった分野の民間設備投資が発生す

というか、1980年代以降の政府支出が乗数効果が期待できないようなものばかりを
政治の要請に応じて行っていただけでしょう。一日２便しかない地方空港、カラオケ
大会にしか用がなさそうなハコモノ会館、車の通行より熊の通行が多いような地方
高速道路、単なる自然破壊でしかない大規模利水や農業土木など。

本来、公共投資とは利用してナンボです。

[Muraki]

"Kiyohide Nomura" <kno...@maya.phys.kyushu-u.ac.jp> wrote in message
news:5fy8wa3...@maya.phys.kyushu-u.ac.jp...
>
％野村氏
％　・・・現在の日本の経済状況には西ヨーロッパ諸国にモデ

％　 ルがあるという点は押えておいた方が良いことではないかな。
％
％　 経済が成熟して、人口も老齢化が進み始めた状況は西ヨーロッパ諸国の方が日
％ 　本より10ー20年早く進行してはいます。
％ 　失業率も 5% どころか 10% 近くいっていますね。
％ 　でも、例えばフランスなども 1960 年代にはほぼ完全雇用状態だった。
％　
％ 　西ヨーロッパ諸国の方が日本よりうまく経済運営しているとは思いませんが、
％ 　高度成長期には戻れないことを認識して、それに対応した社会システム作ろう
％ 　としているのではないでしょうか？

＄河野氏
＄　ハイテク、サービス産業を中心とした(高い税率の) 高度福祉社会

＄　ってのが、当り前のモデルです。けど、その当り前のものに納得で
＄　きず「ものづくりの復活」とか言っている馬鹿が多いのが日本の現
＄　実。やっぱり、痛い目に会わないとわからないよね。でも、インフ
＄　レでもデフレでも、日本の高度成長期の資産が食い尽くされてしま
＄　えば、そういうモデルにはもう到達できない.... 銀行はむしろ国
＄　際業務からは撤退してしまったわけだし。

＄　だとすれば、デフレの底から這い上がるしか解決策はなくなるわけ

＄　ですけど... 誰も買えない高級住宅の周りに、スラムと化したオフ
＄　ィスビルが広がり、そこに浮浪者がたむろするというのが日本の未
＄　来か... 日本にはイギリスと違って北海油田のような神風は吹かな
＄　いでしょうから、長くそういう状態が続くのでしょうね。

金儲けという利潤追求、搾取という利潤追求、これが近代資本主義精神に
のっとってなされることはまったくの善であるという理解にかけていると思い
ますね。

日本には、いかにも搾取が悪いこと、金儲けが悪いこと、後ろめたいことという
空気がある。しかし、近代資本主義の精神で、儲ける利潤というのはすこぶる
正しいことです。この確信がお二人には感じられない。日本人そのものですか
ら別に当然なのですが。

資本主義が、もどきはあっても、近代資本主義にはいたらなかった。
悲惨でしたね、中世の世界は。何せ利子は取ってはいけないのですから。
（特権階級の僧は裏で金貸し業をしてで利子を取っていた）
しかし、これでは、経済など発展しない。社会主義経済にしても利子をとられない
なら、在庫の山の資材を抱えても問題ない。効率の悪い生産性でも問題ない。
だが、利子があるとそうは行かない。効率のよい使い方、労働、そうしたものが
いる。さらに、市場で需要と供給が決まる。市場で勝てないものは退場する。
そのかわりまた登場も自由。自由なる競争。
カルビンが、勤勉に労働して手にする利潤は正しいという宗教改革を行ったのは
近代資本主義の絶対条件だった。
ベンジャミン・フランクリンの13の徳の樹立も、勤勉・信用・正直そうした徳性を
見ることが出来る。独占、投機、そのような精神は近代資本主義の精神ではない。

また、日本のような地主対小作の関係は、封建主義の関係ですがこれは近代
資本主義の精神ではない。日本にはこの小作人根性が今の社会に満ち満ちて
いる。５０％まで作物を地主に物納する義務が小作人にあり、％を下げることは
できるがその分、人間的な拘束を強いられる。ゴマすり、すりより、徒党、
会社に忠誠を誓うふり、つるんで行動する様式、いっせいにみんなと同じことを
しておけば安心という卑屈根性。自由人の発想ではない。
世話にもなってないのにお世話になりましたと挨拶して回る。上司の引越しには
人的奉仕。社長には、お歳暮と、イエスマン。対地主様の行動様式そのもの。
これが先の大戦まで続いた地主制度。地主解体しても、この小作人根性で会社
経営者は労働者に服従を暗黙にしい、社員は暗黙のうちに忠誠をみせかける。

契約による労働なんだよ。搾取も資本投下による資材提供の報酬。単なる利益
の還元。搾取などという概念は、近代資本主義精神においては不要。搾取は正
しい。経済はこのようにして、自由人の契約で成り立つものであり、経営者は
効率を最大にした利潤を追求し、労働者は最高の労働をし、最大効率でモラル
ハザードを起こさずに、両者ともに励む。
だが、価格を決める市場は自由でなければならない。独占や、投機はいけない。
情報を公開して消費者や株主には正しい情報を提供しなければならない。ウソは
許されない背信行為。完全情報公開が近代資本主義の理念。民主主義は、この
ような近代資本主義の精神と表裏一体をなす。
これが正しい近代資本主義。淘汰は避けられない。淘汰させることで、機能する。
利潤追求の正しさ、公正な自由競争。

どうです、今の日本を資本主義と言うには、顔から日の火のでるような理念では
ありませんか。
今の日本のどこに、この近代資本主義の理念があるのです。どこに近代資本主義
にふさわしい民主主義があるのです。
党利党略の国民そっちのけの大臣のいすほしさ、政官財の癒着。家産官僚制度の
官僚家を守れればよいとする根性。その特権意識、中央集権制。
宗教集団の政治利用。それに従う小作人信者集団。派閥に従う小作人議員集団。
官僚機構に従う小作人官僚集団。談合小作人根性。
一体どこに、近代資本主義の精神があるのです。

根本が違っている。このような家産官僚組織や、封建的小作人根性の要素がわが国
を構成する限り、近代資本主義にはならない。これは、改憲派も護憲派もおなじ。
どんな法律を作ろうが、我田引水の悪辣制度となる。
産業が、老年化国家をかろうじて保持するのみの高負担高齢化社会になるとかサービ
ス産業型に移って生産は低賃金国家に移行するとか、ろくでもない敗北主義に小作人
根性は納得する。

工業を失った国は、悲惨だ。国民は辛酸をなめる。ウソだと思えばアイルランドの歴
史、ポルトガルの歴史をご覧じろ、枚挙にいとまがない。
生産は必須。なくてはならない。工業は基幹。なくてはならない中心産業。
家産官僚制のもとで統制金融経済の下で、小作人根性でしか企業しなかったわが国を
自由人として解放してみろ。経済は、立ち上がる。
近代経済学という、社会科学において唯一まともな科学になった学問を侮ってはいけ
ない。
国民総生産＝消費＋投資
これで十分。

後ろ向きに、財の構築も考えずにしおれる暇があったら、経済学を勉強して我が国民
は近代資本主義精神こそか必須のバイブルであることを知るべし。これなくして
いかなる未来もない。ろくでもないシンクタンクにマスコミ、政治屋に振り回されて
はならない。

マニフェストは作ってもらう物ではない。自分で経済を学んでその仕組みから要求す
るものだ。そうしなければ、無能政治家は一新されないし、悪徳家産官僚地主　対　
小作人、という関係を発生させる。すでにそこに国民はいる。
本質は、改憲でも、戦争でもない。
この国の体制を一新する。我が国民に近代資本主義精神を開放する。ただしい
近代資本主義を植えつける。正しい民主主義を根付かせる。社会により作られるので
はなく人間が作ったこの社会を人間がいくらでも変えられる制度、それが民主主義。

参加、日々検証努力をすること。念仏や奇跡などというものに頼るのは近代資本主義
の精神に激しく逆行する。

年金問題も、その他あらゆる社会問題も、近代資本主義の精神があれば解決策があら
われる。

[Shinji KONO]

河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <3f757...@news.premium-news.net>, "Muraki" <mura...@doglover.com> writes

> 金儲けという利潤追求、搾取という利潤追求、これが近代資本主義精神に
> のっとってなされることはまったくの善であるという理解にかけていると思い
> ますね。

時代遅れ。100年遅れてますね。搾取の対象が実は地球環境だった
りするのにも思い至らないか。

> だが、価格を決める市場は自由でなければならない。独占や、投機はいけない。
> 情報を公開して消費者や株主には正しい情報を提供しなければならない。ウソは
> 許されない背信行為。完全情報公開が近代資本主義の理念。民主主義は、この
> ような近代資本主義の精神と表裏一体をなす。

それでうまくいきゃいいんですけどね。その「公正」とかって誰が
どうやって決めるの? 日本の公正取引委員会のやっていることで十
分とか? 市場の公平さは、結局は、株主保護であって、それ以上の
ものでもそれ以下のものでもないです。

> 国民総生産＝消費＋投資
> これで十分。

誰かこいつに経済学の歴史でも教えてあげてください。

ミクロな有効需要の不足を議論しているのにマクロ経済持ってきて
なんか意味あんの?

行政改革するなら減税しなきゃ意味が無いとか、消費税上げと所得
減税は組だとか、そういう基本的なところがわかってないのは何故
なんだろ?

[Muraki]

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message

news:3989001...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> ミクロな有効需要の不足を議論しているのにマクロ経済持ってきて
> なんか意味あんの?

ミクロ？
ミクロなら、価格と数量による一般均衡。中心変数は価格です。
需要関数も供給関数も価格を中心変数とする。
需要曲線と供給曲線の交点で均衡価格が決まる。
河野さんのミクロ経済とは、このような均衡価格を問題にしましたか？
このような均衡価格で取引される均衡数量についてお話になりましたか？

中心変数である価格が出てこない話で、ミクロを語っているといわれても
じゃ、河野さんのミクロ経済学って、中心変数はなんですか？

こうして個々の消費者や個々の企業を研究するならミクロですが、国民経済
やそれに伴う国民所得を問題にするなら、中心変数は国民所得であり
マクロでしょう。

河野さんはマクロの話をしています。国全体がこのような経済に進むべきだ
というお話をされてるのです。
それとも均衡価格の話をしているというのですか？違いますね。

> それでうまくいきゃいいんですけどね。その「公正」とかって誰が
> どうやって決めるの? 日本の公正取引委員会のやっていることで十
> 分とか? 市場の公平さは、結局は、株主保護であって、それ以上の
> ものでもそれ以下のものでもないです

完全情報公開です。公正と看板上げた組織があるかないかではありません。
完全情報公開を追及する立法、監視、世論。銀行が経営内容を隠したり
粉飾したり、不良債権がどれだけあるかを隠すのは完全情報公開に反したものです。
それを実現するのが、近代資本主義の精神です。政治も行政も国民もそれを
目指さないと正しく近代資本主義が機能しません。日本の大きな課題です。
完全情報公開、これが機能しないことが問題なのです。

>
> 行政改革するなら減税しなきゃ意味が無いとか、消費税上げと所得
> 減税は組だとか、そういう基本的なところがわかってないのは何故
> なんだろ?
>

行政改革と減税？
何の意味もないでしょう。
行政改革は家産官僚機構を監視する別系統の機構を構築する、あるいは
官僚任期制にする等の権力の腐敗に拮抗する策がなければできません。
省庁の統廃合の問題ではない。

減税は、消費増加の手段。
行政改革を小さな政府にするとかいう古典派経済学の、市場は政府が何も手出しせず
放って置けばよいという考えが、行政改革ではありません。

> だが、価格を決める市場は自由でなければならない。独占や、投機はいけない。
> > 情報を公開して消費者や株主には正しい情報を提供しなければならない。ウソは
> > 許されない背信行為。完全情報公開が近代資本主義の理念。民主主義は、この
> > ような近代資本主義の精神と表裏一体をなす。
>

> 時代遅れ。100年遅れてますね。搾取の対象が実は地球環境だった
> りするのにも思い至らないか。

百年前に、近代資本主義精神が日本にありましたか？
今もない。遅れているのは日本です。いまだ一度も通過していない。
あなたのような、利潤追求が善でないという発想は、中世の暗黒時代のものです。
近代資本主義の精神で行う利潤追求は
限りなく正しいものであり搾取は限りなく正しい近代資本主義の精神です。これを
悪という発想は、まさに家産官僚制と同質のものですね。統制経済思想です。
地球環境は、一切の資源を使用しないのが、理想だとでも？
資源の使用なくして人間の存続はありません。炭焼き小屋に丸木舟に、毛皮をまとっ
て竪穴式住居なり横穴式住居にすめとでも？

人類の生存様式は不可逆性です。二酸化炭素の規制等の努力はあっても、工業の生産
をしないことはできません。あなたのいう環境保護も、コストをかける原資なくして
は一切出来ません。
原始生活に戻るなら話は別ですが。ジリ貧の、先細りのただ座して死を待つそんな
人類史構築が人類の生きる道ではありません。研究、努力、これらの合理的な精神で
取り組んでいかねばなりません。

社会主義であっても、失業は実質あるのです。社会主義でも利子を取らない社会主義
は無駄の積み重ねで、また、効率の悪い管理と労働で、倒産します。
何経済だろうと、利子がまわらないと機能しない。消費と投資が有効需要であり
それが国民の総所得であり総供給であるという原理にのっとらない限り
破綻します。経済は有効需要でと成り立つものです。
クリーンエネルギーの開発やリサイクルは科学の発展を渇望するもの。人類の合理的
な取り組みがいるところです。　

科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)はもっともっと近代資本主義を勉
強すべきだと思います。400年くらい遅れてますね、河野さん。

[kentlong1]

"Muraki" <mura...@doglover.com> wrote in message news:<3f759...@news.premium-news.net>...

年金天国日本もあとすこしで年金地獄になりますよ。

[yam]

"Shinji KONO" <ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3989001...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...

> > 金儲けという利潤追求、搾取という利潤追求、これが近代資本主義精神に
> > のっとってなされることはまったくの善であるという理解にかけていると思い
> > ますね。
>
> 時代遅れ。100年遅れてますね。搾取の対象が実は地球環境だった
> りするのにも思い至らないか。

　ＫＯＮＯくん、たまにはいいことを言いますね。
　結局、従来型の人類の幸福の追求と言うのは
　破綻してしまうことが運命つけられているわけです。
　まあ、ぶっちゃけた話が今の価値観を持ち続ける限り
　人類は破滅するしかないという事ですね。

[yam]

"Junya Suzuki" <PP6J...@asahi-net.or.jp> wrote in message
news:3f75490f$0$8437$44c9...@news3.asahi-net.or.jp...
> 本来、公共投資とは利用してナンボです。

　作ってナンボの人たちが動かしている以上、
　どうしようもありませんね。諦めなさい。