今回も昨年の年末に鳴り始めた。
笑ったのが「muzik.gr.jpの社長の厨子 直人さんはいらっしゃいます
か」。
うちはいつの間に会社になったんだろうか、ま、いいか。
で、それを皮切りに、1週間に1度程度電話がなるようになった。
さすがに閉口したので、前からネタとして考えていたアレを家内に実行
してもらった。
セールス:「...はいらっしゃいますか?」家内:「直人は死にまし
た」
それ以降、電話は1度もかかってこない。
大成功じゃ、と思っていたら、先週末、家内宛に永代供養のDMが入っ
てきた。
# 死んで二代目はまずいってか。
# いいもん。うちは死んで屍拾うもの無しだから。
「○○さんのお宅ですか?△△さんおみえですか?」
「うちは○○ですけど、△△という者はおりません」
「……この名前って、なんて読むんですか?」
「知らない人に教えたくないです」
というやりとりを数えきれないくらいしている。
怒って切る人もいれば
気にせず小豆を買わないかと奨めてくる人もいる
(あの手って初回だけは儲けさせてくれるらしいと聞いた
何十万かで信用させといて……だそうな)
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オチがない
マンションや、株が大半だが、中にはおもしろいのが
あった。
今までで、一番おもしろかったのがインターネットの会員
勧誘だ。
その勧誘の電話の、話の切り出しはこうだった。
「出世の見込みのあるあなたにだけのお話します。内密に
してください。会社の幹部候補の方にだけこの教育を
するように、人事の方から名簿をいただいているんです。」
会社の人数人に、同様の内容の電話がかかってきていて、
内容はしっていたが、皆途中で電話をきったりして誰も
資料を目にしていなかったので、私は話に乗ってみた。
すると、電話口の向こうでは、かもが掛かったとでも
思ったのか、調子にのってIT産業の行く末から、果ては
世界経済の行く末まで語っていた。
話が長く途中で飽きてきたので、とりあえず、
資料を会社に送ってもらうことにした。
到着したパンフレットをみてみると、なぜか長島一茂が、
にこやかに笑っていた。
内容を確認すると50万ほど払うと、初級シスアドが取れる
知識が身につく教材とインターネットが3年間無料で使える
とのことであった。
同封のリーフレットに赤字で申込締切日と、ご丁寧に厳守!
という文字が印刷してあったが、初級シスアドはもっていたし、
既にプロバイダにも入っていたので、ほうっておいた。
その後も何回か電話がかってきたが、その後は不在ということに
して電話は取らなかった。
#しかし、ああいう人達のあの必死さはなんだろうか?
その情熱をもって他の仕事をしたらうまくいきそうなもんだが。