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プラネテス 第1話

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Keita Ishizaki

未読、
2003/10/04 0:42:312003/10/04
To:
石崎です。

NHKBS2で始まりました、プラネテスについてちょっと書いてみようかと。

 原作はモーニングで不定期連載だとか。
 冒頭のシーンは漫画でも見た記憶があり、話自体も好印象だったのですが、実
際のストーリーはほぼ忘却。^^;;;; 記憶とは大分雰囲気が違う様な……???

 宇宙に憧れ実際に上がってきたタナベが見た、宇宙の現実と理想のギャップ。
はみ出し者の集まった現場といった感じのデブリ課の連中。その中に放り込まれ
て怒りつつも、ハチマキ達の働きぶりを見て段々と溶け込んできて…といったス
トーリーをコミカルに、そして時代背景についてはシリアスに、宇宙に関しては
非常に細かく描かれているのが好印象。
 製作はサンライズ故、その辺りはお手の物といったところでしょうか。


Phase 1 『大気の外へ』

# Phaseとか書かれるとどうしても某種を思い出してしまいます。サンライズだ
# し。

■冒頭

 2068年、高高度旅客機が飛んで来たネジによる事故。高高度旅客機の事故をきっ
かけにスペースデブリの危険性が認識されるようになり、デブリの処理が行われ
る様になった時代。

# 冒頭事故の犠牲となった飛行機で大写しとなった黒髪の女性。ドアの外へと出
# て行った男性をわざわざ映していたり、後の話で意味があった様な記憶が微か
# に。

■夢と現実

 宇宙に憧れ宇宙開発関連企業、テクノーラ社へと入社し宇宙勤務となり宇宙ス
テーションほとやって来たタナベ。配属された第二事業部デブリ課と間違え管制
課に堂々と入っていたりとドジっ娘という雰囲気。同期の中でも成績はビリだっ
た様子だが、そんな彼女も実際のデブリ課の連中の様子を見て幻滅。それに止め
を刺したのは宇宙服の上だけ着たハチマキのオムツ姿。

# エレベーターの中で重力が表示されていたり、宇宙服の中はおむつだったりと
# 宇宙に関する細かい描写が良いです。

# デブリ課の面々はやる気のない課長補佐と宴会芸の特訓に余念のない係長補佐、
# そしてぶすっとした眼鏡っ娘の派遣社員エーデルに加えて実働部隊のユーリ、
# フィー、ハチマキですか。宇宙空間故禁煙なのか、事務室内に宇宙服? か何
# かのカプセルを利用して喫煙ルームを作っているフィーに苦笑。そこまでして
# 吸いたいですか。どうして補佐ばかりなのかと思ったら、人数が半分しか配属
# されていないからだということが後で明らかに。

■実戦は最高の訓練

 宇宙服を用意され、配属当日にデブリの処分任務に行かされることになり、宇
宙船「トイボックス」に乗り込んだタナベ。その理由がとマナンガ国から平和の
象徴として20年前に打ち上げられたプレートが連合軍の軍事衛星にぶつかりそう
になったからで、プレートの方を軌道上に突入させ燃え尽きさせると聞いて不満
たらたらのタナベは、任務途中に暴走、回収艇(仮名)を逆噴射させてしまう。
しかしタナベはそのプレートが実は連合が、マナンガの(連合が仕掛けた)紛争
を実力で平定した宣伝であったと知り唖然とする。プレートの処分予定時刻を15
分遅らせていたタナベ達。落ちて行くプレートを見ながら、自分がどうしてここ
まで来たのか、考えてしまうタナベの目の前で、プレートは美しく燃え上がる。
仕事を遅らせていたのは、プレートをマナンガの上空を通過させて、燃え尽きる
様をマナンガの子供達に見せてやろうという思いやりだと聞かされ、タナベ達を
見直すタナベだったが…。実は、特別超過手当を貰うためだと知り、呆れるタナ
ベなのだった。

# どうやらこの世界は世界連合とやらに半端支配されている様な様子らしい。仕
# 事が軍事衛星を守るためだと知り、人殺しの道具だと反発するタナベ。日本人
# だから当然の反応か。衛星を燃え尽きていく様子を見ているマナンガの子供達。
# 宇宙に出て1世紀以上立つのに、貧困地域は貧困地域のままだと言うのがやっ
# ぱりという感じ。

# デブリが増えることに嫌悪感を抱いているハチマキ。何か過去にあったんだろ
# うか。

# 宇宙に対する理想と現実のギャップに困惑し、自分の無力さを実感しつつも、
# やる気を取り戻したタナベ。最後に仕事を遅らせて怒り出すオチと、新入隊員
# が到着するというネタの第1話といった王道の話をきっちりと描いてくれまし
# た。描写はリアルなのですが、さりとてそんなこと意識せずとも気楽に観るこ
# とが出来るのが良いです。継続視聴決定。

■次回は…

Phase 2 『夢のような』

# 公式サイトには、キャラクター紹介も各話紹介も無いんですね。

では、また??

--
Keita Ishizaki mailto:kei...@fa2.so-net.ne.jp

Miyakoshi Kazufumi

未読、
2003/10/04 7:52:282003/10/04
To:
ども、みやこしです。

Keita Ishizaki wrote:
>  原作はモーニングで不定期連載だとか。

聞いた話では、そもそも第一話は読み切りとして描いたとか。

>  冒頭のシーンは漫画でも見た記憶があり、話自体も好印象だったのですが、実
> 際のストーリーはほぼ忘却。^^;;;; 記憶とは大分雰囲気が違う様な……???

記憶は確かなようです(^_^;
原作では、タナベが登場するのはもっと後ですし、「デブリ課」等の設定も
ありませんし。
でも、タナベの「愛が無い」は健在ですね。

>  宇宙に憧れ実際に上がってきたタナベが見た、宇宙の現実と理想のギャップ。
> はみ出し者の集まった現場といった感じのデブリ課の連中。その中に放り込まれ
> て怒りつつも、ハチマキ達の働きぶりを見て段々と溶け込んできて…といったス
> トーリーをコミカルに、そして時代背景についてはシリアスに、宇宙に関しては
> 非常に細かく描かれているのが好印象。
>  製作はサンライズ故、その辺りはお手の物といったところでしょうか。

宇宙が「日常の生活と仕事の場」となった近未来、といった雰囲気、特に、
日常の「猥雑さ」を描いていたのがお見事でした。
#でも、あそこまで大雑把でいいのか、という気がしないでもないかもないかも(^_^;

> # 冒頭事故の犠牲となった飛行機で大写しとなった黒髪の女性。ドアの外へと出
> # て行った男性をわざわざ映していたり、後の話で意味があった様な記憶が微か
> # に。

後の話、というか、原作第一話のエピソードですね。
あの話、アニメでもやるのかな。

> # エレベーターの中で重力が表示されていたり、宇宙服の中はおむつだったりと
> # 宇宙に関する細かい描写が良いです。

おむつ…(^_^;
でも、実際の宇宙飛行士もおむつを着けてるらしいし、脱いだらあんなもんかも。
#「下だけ」脱いだりはしないでしょうけど。

> # どうやらこの世界は世界連合とやらに半端支配されている様な様子らしい。仕
> # 事が軍事衛星を守るためだと知り、人殺しの道具だと反発するタナベ。日本人
> # だから当然の反応か。衛星を燃え尽きていく様子を見ているマナンガの子供達。
> # 宇宙に出て1世紀以上立つのに、貧困地域は貧困地域のままだと言うのがやっ
> # ぱりという感じ。

あちこちの国に口出しして火種を撒いては自分で刈り取って、撒いた責任は取らず
刈り取った功績ばかり強調する、どこかの国みたいです(^_^;

> # デブリが増えることに嫌悪感を抱いているハチマキ。何か過去にあったんだろ
> # うか。

「ケスラー・シンドローム」になりかねない事を言う、「判ってない」新人に
腹が立ったんでしょう。でも、蹴飛ばすのはやり過ぎだと思う(^_^;
#「ケスラー・シンドローム」については、テクノーラ社のサイトの、専門用語集を
#参照のこと。

> # 宇宙に対する理想と現実のギャップに困惑し、自分の無力さを実感しつつも、
> # やる気を取り戻したタナベ。最後に仕事を遅らせて怒り出すオチと、新入隊員
> # が到着するというネタの第1話といった王道の話をきっちりと描いてくれまし
> # た。描写はリアルなのですが、さりとてそんなこと意識せずとも気楽に観るこ
> # とが出来るのが良いです。継続視聴決定。

何がリアルって、「宇宙空間で音がしない」というのが何よりリアル(^_^;
聞こえるのは、通信機を通した会話や、物理的な接触で伝わる音ぐらいという。
落ちていくプレートが燃える音が聞こえるのは、返って効果的な演出に見える
ぐらいです。
姿勢制御の細かい噴射や、グローブの掌で操作するインターフェース等々、
なかなか凝ってて見応えがありました。動画枚数もかなり使ってるようですが、
スタッフは大丈夫なんでしょうか(^_^;

> # 公式サイトには、キャラクター紹介も各話紹介も無いんですね。

それは、テクノーラ社のオフィシャルサイトで。

> では、また??

では、また(^_^;

--
宮越 和史@大阪在住

Miyakoshi Kazufumi

未読、
2003/10/04 8:24:162003/10/04
To:
ども、みやこしです。

#自己フォロー。

Miyakoshi Kazufumi wrote:
> なかなか凝ってて見応えがありました。動画枚数もかなり使ってるようですが、
> スタッフは大丈夫なんでしょうか(^_^;

てな事を書いた直後、こんなん見ました。

http://www.asahi.com/culture/animage/inter030926.html
谷口監督の弁
「例えば僕は、このアニメの仕事でスタッフがつぶれても構わない。
 逆に僕がつぶされることもあり得る。」

…期待していいのか?(やる方は大変だが)

--
宮越 和史@大阪在住

佐々木 英朗

未読、
2003/10/05 4:59:022003/10/05
To:
佐々木@横浜市在住です。

<bllj3l$iul$1...@news01cj.so-net.ne.jp> において、
Keita Ishizaki <kei...@fa2.so-net.ne.jp> さんは書かれています。

> 石崎です。

こんにちわ。

> NHKBS2で始まりました、プラネテスについてちょっと書いてみようかと。

あいこふぃ。
# と聞こえる。^^;

>  原作はモーニングで不定期連載だとか。

そういう作品があるという事だけは知ってました。

> # エレベーターの中で重力が表示されていたり、宇宙服の中はおむつだったりと
> # 宇宙に関する細かい描写が良いです。

宮越さんも書かれてますが、音がしない宇宙空間ってのが素晴らしい。

> # デブリ課の面々はやる気のない課長補佐と宴会芸の特訓に余念のない係長補佐、
> # そしてぶすっとした眼鏡っ娘の派遣社員エーデルに加えて実働部隊のユーリ、

眼鏡っ“娘”なのかどうかに関しては異議あり。(笑)

それとデブリ課で沢山飼っている動物の利用目的が知りたいなぁと。
# 実験動物なんでしょうけど、何故デブリ課に。

> # どうやらこの世界は世界連合とやらに半端支配されている様な様子らしい。仕
> # 事が軍事衛星を守るためだと知り、人殺しの道具だと反発するタナベ。日本人

青いな。(笑)
# 新人のくせに思ったことを言うってのは日本人っぽく無い気が。^^;

> # デブリが増えることに嫌悪感を抱いているハチマキ。何か過去にあったんだろ
> # うか。

単純に仕事増やすな!って事かも。

> # 宇宙に対する理想と現実のギャップに困惑し、自分の無力さを実感しつつも、
> # やる気を取り戻したタナベ。最後に仕事を遅らせて怒り出すオチと、新入隊員
> # が到着するというネタの第1話といった王道の話をきっちりと描いてくれまし
> # た。描写はリアルなのですが、さりとてそんなこと意識せずとも気楽に観るこ
> # とが出来るのが良いです。継続視聴決定。

宇宙が特別では“無い”人々の働く場になった世界をこれから更にどうリアルに
見せてくれるか期待しています。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hid...@po.iijnet.or.jp ■■■■
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ayumu oshimi

未読、
2003/10/05 15:38:532003/10/05
To:
佐々木 英朗 <hid...@po.iijnet.or.jp> writes:

> 宇宙が特別では“無い”人々の働く場になった世界をこれから更にどうリアルに
> 見せてくれるか期待しています。

職場のシーン見ると、原作と比較して随分と非現実的な
設定にしたもんだと思いますけどね。

何故あんな騒がしいアニメにする必要があったんだろう。


--
ayu

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