1作目は「羊たちの沈黙」や「天国と地獄」などの下手なパロディが鼻
についたのですが、今回はその手のネタはあまり使わず、純粋に話の面
白さで勝負してる姿勢も良いです。
例えば、秋田県出身の室井警視正(柳葉敏郎)の一言には、笑わしても
らいました。こーゆー小ネタが個人的には大好き。
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ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
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ISHIBASHI-san wrote:
> いや、予想以上に面白かったです。マジで。
確かに・・・。
> 前半はちとダレますが、後半、事件が佳境に入ると、がぜん盛り上がり
> ます。
でも、前半、、、というか、最初の3分の2くらい引っ張るだけ
引っ張っておいて、残り3分の1は、なんていうか、非常に
呆気ない、、、と云うか、そんな感じでした。
細かなところで、前作やドラマ版を観てる人達を楽しませる要素を
入れて、そゆとこはイイ!!って思ったのですが、残念ながら、
構成はあまり良くなかった気がします。
やっぱり、前作を超えるということは難しいのですねぇ・・・。
--
Takashi Sato(stak...@jaist.ac.jp)
私はこのシリーズの大ファンです。
『踊る~2』は、端役も含めて懐かしい顔が勢揃いしている
し、小ネタ満載で「お馴染みさん」にとっては楽しい作品だ
と思います。
でも、一本の独立した映画としてはかなり甘い作りだと思
います。もうちょっと脚本を推敲した方が良かったような。
たとえば、『性差別を撤廃するために私情を切り捨ててで
も上に行かなくてはいけない女性管理官の葛藤』といった
エピソードが盛り込まれていれば、もっと面白いドラマに
なったのでは.....。犯人も、あそこまで平坦な描き方
では嘘くさくなってしまうと思います。
それと、ちょい役でも味のある役者さんがたくさん出ている
のに、パンフレットにきちんと全員の名前が載っていない
のは残念です。
--
Yoshino
bucstu...@yahoo.co.jp
http://www.venus.dti.ne.jp/~hd-wired/index.html
なるほど、そうでしたか。
わたし的にはラストの犯人逮捕の場面なんかは、一番最初のエピソード
のネタフリが利いてて、なかなか良いんではないかい、と思ったのです
が…
> 細かなところで、前作やドラマ版を観てる人達を楽しませる要素を
> 入れて、そゆとこはイイ!!って思ったのですが、残念ながら、
> 構成はあまり良くなかった気がします。
> やっぱり、前作を超えるということは難しいのですねぇ・・・。
たしかに、構成の点ではそれほど良い作品ではないかも知れないです
ね。でも、最近の邦画にありがちな変に奇をてらった様なストーリー展
開ではなく、安心して見ていられるお気楽な娯楽作という点で、わたし
的には非常に満足できました。前作のような「どうだ、このパロディ面
白いだろ?」と言わんがばかりの稚拙なエピソードが無かったので、前
作よりも好きです。マジで。
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ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
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先ほど見てきました。
前作と同じく、「これでいいいのか、犯人像」と言いたくなるよな、
ショボイ犯人なのは致し方ないところ。
"ISHIBASHI" <m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp> wrote in message
news:bi2b19$hrk$1...@bgsv5647.tk.mesh.ad.jp...
> たしかに、構成の点ではそれほど良い作品ではないかも知れないです
> ね。でも、最近の邦画にありがちな変に奇をてらった様なストーリー展
> 開ではなく、安心して見ていられるお気楽な娯楽作という点で、わたし
> 的には非常に満足できました。前作のような「どうだ、このパロディ面
> 白いだろ?」と言わんがばかりの稚拙なエピソードが無かったので、前
> 作よりも好きです。マジで。
僕は、思ってしまいました。
また、「羊たちの沈黙」してるよ。しょーもねー、と。
もうひとつのネタとして、小西真奈美が「カメダはどうした」というディープな
セリフを言ったときには、思わず「お、今回はそうきたか」と笑ってしまいました。
#スーパーでタイアップ商品の「ザ・湾岸ラーメン」が売られていたので、
#買ってきましたが、まだ食べてません。
映画の感想としては、ごくごくふつうの面白さでした。
ところで、ラストのエピソード写真集ですけど、キャビアを食べに行った場面や
「2年前」の潜水艦事件などが挿入されていましたが、ああいう手法は「あの夏、
いちばん静かな海」が最初ですか? それとももっと前からありました?
「カメダはどうした」が、ディープなセリフ?
う~ん… どういう意味だろう?
もしかして、黒澤の「白痴」をパロってる、とかですか?
> ところで、ラストのエピソード写真集ですけど、キャビアを食べに
> 行った場面や「2年前」の潜水艦事件などが挿入されていましたが、
> ああいう手法は「あの夏、いちばん静かな海」が最初ですか?
> それとももっと前からありました?
私のつたない記憶では、本編では見せなかったエピソードを
最後のエンドロールで見せるというやり方は、
「あの夏、 いちばん静かな海。」で、初めて見たような…
「あの夏… 」を見た時、
あぁ、こういう手法は新鮮だなぁ、と感心した記憶があります。
#もちろん、ジャッキー・チェンの作品等のNG集は別として。
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ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
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いつもはROMばかりなのですが、ちょっと反応してしまいました。
ISHIBASHI wrote:
> "miyahara" <miy...@mx35.tiki.ne.jp> wrote in message
> news:bi7uf9$9fd$1...@nntp.tiki.ne.jp...
>
>>もうひとつのネタとして、小西真奈美が「カメダはどうした」という
>>ディープなセリフを言ったときには、思わず「お、今回はそうきた
>>か」と笑ってしまいました。
>
>
> 「カメダはどうした」が、ディープなセリフ?
> う~ん… どういう意味だろう?
> もしかして、黒澤の「白痴」をパロってる、とかですか?
映画は未見なのですが、この台詞は「砂の器」の台詞ですかね。
本当は「亀嵩(かめだけ)」なのに、出雲地方の人が発音すると
語尾がはっきりしないため「かめだ」に聞こえるというやつ。
映画の中では重要な台詞ですよね。
違っていたらすみません。
ちなみに「砂の器」では、ズーズー弁は東北だけでなく、山陰の
島根の一部地域でも話されていて、この地域の出身者が「亀嵩
(カメダケ)」を発音すると、「カメダ」と聞こえることから、事件解決
の糸口を掴んでいくというストーリーは、ISHIBASHIさんには、
いまさら不要だったでしょうね。
http://www.wangansho.com/
↑
湾岸くんが迎えてくれる、この掲示板の中を探っていくともっと
詳細に教えてくれます。
>
> > ところで、ラストのエピソード写真集ですけど、キャビアを食べに
> > 行った場面や「2年前」の潜水艦事件などが挿入されていましたが、
> > ああいう手法は「あの夏、いちばん静かな海」が最初ですか?
> > それとももっと前からありました?
>
> 私のつたない記憶では、本編では見せなかったエピソードを
> 最後のエンドロールで見せるというやり方は、
> 「あの夏、 いちばん静かな海。」で、初めて見たような…
>
> 「あの夏… 」を見た時、
> あぁ、こういう手法は新鮮だなぁ、と感心した記憶があります。
>
おお、そうですか。
気になるなぁ。
"miyahara" <miy...@mx35.tiki.ne.jp> wrote in message
news:bil0ng$2nrm$1...@nntp.tiki.ne.jp...
> 「砂の器」で「(東京都大田区)蒲田」にあるスナックのママが、
> 事件前のスナックにおける犯人と被害者の会話を聞いていて、
> 刑事の聞きこみに対し、「(2人は)『カメダはどうした』とか言って
> たような記憶があります」と証言していた箇所をパクっています。
なるほど、そうだったのですか。
宅野さん、みやはらさん、情報ありがとうございました。
「砂の器」と言えばかなり昔、1回観ただけなので、
その部分は全く忘れておりました。
いえ、観たときはもの凄く感動したという記憶はあるのですが…
今思い出せるのは、演奏会のシーン。
お爺さんが、どアップで泣くシーン。
刑事が線路わきを延々と歩くシーン。
ああ… その程度です。
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ISHIBASHI
m-ish...@mtb.biglobe.ne.jp
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