ずっと以前に読んだ本の中で、作者が紹介していた作品を読みたいのですが、
探してもキーワード不足で見つけることができません。^^;
「父親が息子に本(絵本?童話?ジャンルがわかりません/モリ)を買ってやったが、
その本は終わりの方が落丁していた。 息子はそのため何回も何回も読み直し、
父親が気づいた時は、息子の精神は病んでいた。。。」
というような内容だったと思います。
簡単な説明で恐縮ですが、どなたか、おおこれはあの話だな、と思い当たる方が
いらっしゃいましたら、どうぞ教えてくださいませ。
よろしくお願いいたします。<(_ _)>
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メメン党のモリ~men...@yahoo.co.jp~
メメン党のモリ wrote:
> こんにちは、モリです。
> 「父親が息子に本(絵本?童話?ジャンルがわかりません/モリ)を買ってやったが、
> その本は終わりの方が落丁していた。 息子はそのため何回も何回も読み直し、
> 父親が気づいた時は、息子の精神は病んでいた。。。」
> というような内容だったと思います。
別役実がやりそうなことかも、と一瞬思いましたが
この戯曲家/小説家は精神を病んで…というケリのつけ方をしないよな
ということで結局わかりません。お役に立てなくてすみません。
読んだことあるような気もするのですが…
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mailto:shi...@dd.iij4u.or.jp 渋谷伸浩
メメン党のモリ wrote:
> 「父親が息子に本(絵本?童話?ジャンルがわかりません/モリ)を買ってやったが、
> その本は終わりの方が落丁していた。 息子はそのため何回も何回も読み直し、
> 父親が気づいた時は、息子の精神は病んでいた。。。」
> というような内容だったと思います。
曾野綾子の「長い暗い冬」でしょう。
作中で落丁していた絵本は「カチカチ山」。
和製ホラー小説としては有数の傑作の一つで、筒井康隆(編)『異形の
白昼』や中島河太郎・紀田順一郎(編)『現代怪奇小説集』など、数々
のホラー小説アンソロジーに収録されています。
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吐普加美◇久留賢治 ◆hisa...@aecl.ntt.co.jp ◇寒言神尊
依身多女◆HISADOME KENJI◇hisa...@lares.dti.ne.jp ◆利根陀見
"HISADOME, KENJI" wrote:
> 久留です。
>
> メメン党のモリ wrote:
> > 「父親が息子に本(絵本?童話?ジャンルがわかりません/モリ)を買ってやったが、
> > その本は終わりの方が落丁していた。 息子はそのため何回も何回も読み直し、
> > 父親が気づいた時は、息子の精神は病んでいた。。。」
> > というような内容だったと思います。
>
> 曾野綾子の「長い暗い冬」でしょう。
> 作中で落丁していた絵本は「カチカチ山」。
>
> 和製ホラー小説としては有数の傑作の一つで、筒井康隆(編)『異形の
> 白昼』や中島河太郎・紀田順一郎(編)『現代怪奇小説集』など、数々
> のホラー小説アンソロジーに収録されています。
夫が、本から抜けられなくなってしまった妻を精神科に連れてきて..
と言う、ほぼ似たような筋のショートショートを読んだ記憶があります。
星新一作だったような記憶もありますが、もしかしたら別の人の作だった
かもしれません。
菊地英治 ke...@akita-pu.ac.jp
"HISADOME, KENJI" <hisa...@lares.dti.ne.jp> wrote in message news:3F193F25...@lares.dti.ne.jp...
> 曾野綾子の「長い暗い冬」でしょう。
> 作中で落丁していた絵本は「カチカチ山」。
この人の作品でしたか。。。ちょっと以外です。ホラー小説も書かれるのですね。
(といってもこの人の著作は、数える程しか読んでいないのですが^^;)
> 和製ホラー小説としては有数の傑作の一つで、筒井康隆(編)『異形の
> 白昼』や中島河太郎・紀田順一郎(編)『現代怪奇小説集』など、数々
> のホラー小説アンソロジーに収録されています。
どちらも手に入り易そうな本ですね。早速探してみます。
「。。。有数の傑作の一つ。。。」という言葉に、今からどきどきしています。
どうもありがとうございました。(^_^)
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メメン党のモリ~men...@yahoo.co.jp~
"Nobuhiro Roaming Shibuya" <shi...@dd.iij4u.or.jp> wrote in message news:3F1928BE...@dd.iij4u.or.jp...
> 別役実がやりそうなことかも、と一瞬思いましたが
> この戯曲家/小説家は精神を病んで…というケリのつけ方をしないよな
> ということで結局わかりません。お役に立てなくてすみません。
> 読んだことあるような気もするのですが…
曾野綾子さんの作品のようです。 思い出しましたか?(^^)
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"菊地英治" <ke...@akita-pu.ac.jp> wrote in message news:3F1C77E0...@akita-pu.ac.jp...
> 夫が、本から抜けられなくなってしまった妻を精神科に連れてきて..
> と言う、ほぼ似たような筋のショートショートを読んだ記憶があります。
> 星新一作だったような記憶もありますが、もしかしたら別の人の作だった
> かもしれません
そういえば、私も遙か昔(20年位前?)に、そんな作品を読んだような。。。
星新一さんだったか、筒井康隆さんだったか。。。?
どうも思い出せませんね。(^^;)
お二方にはまとめてのフォローで失礼します。
いろいろと考えてくださって、ありがとうございました。
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メメン党のモリ~men...@yahoo.co.jp~
メメン党のモリ wrote:
> "HISADOME, KENJI" <hisa...@lares.dti.ne.jp> wrote in message news:3F193F25...@lares.dti.ne.jp...
>>和製ホラー小説としては有数の傑作の一つで、筒井康隆(編)『異形の
>>白昼』や中島河太郎・紀田順一郎(編)『現代怪奇小説集』など、数々
>>のホラー小説アンソロジーに収録されています。
> どちらも手に入り易そうな本ですね。早速探してみます。
出版芸術社の「ふしぎ文学館」から出ている、曽野綾子さんのミステリ
/ホラー系統の短編をまとめた『七色の海』でも読むことができます。
"HISADOME, KENJI" <hisa...@lares.dti.ne.jp> wrote in message news:3F1DC0D0...@lares.dti.ne.jp...
> 出版芸術社の「ふしぎ文学館」から出ている、曽野綾子さんのミステリ
> /ホラー系統の短編をまとめた『七色の海』でも読むことができます。
今日図書館で探してみたら、この「七色の海」がありました。
早速借りてきて読みました。。。。。暗い。暗いですね。(^^;)
かの地E国の北部の、寒い長い冬の様子がひたひたと伝わってきます。
そして追い打ちを掛けるかのようなラスト。。。。
ほかの作品も不思議な味わいがありますね。
曾野作品に、こんなにミステリアスな短編が沢山あったとは知りませんでした。
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メメン党のモリ~men...@yahoo.co.jp