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アルゼンチン戦

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kaz hagiwara

未読、
2003/06/08 11:43:272003/06/08
To:
いい勉強だったみたいですね。(例によってまだ見てません)

大速報あたりでは、「パスの出し手と受け手の意図が合っていない」というよう
な言い方をしている書き込みがありましたが、大きな意味でのヴィジョンの共有
がまだできていないチームなんでしょう。共有ができていないから、判断が追い
つかない、パスが回らない、読みが遅れる、後手に回るということになった前半
だったかと。

パススピードとパス精度という点ではアルゼンチンの2点目はいいお手本になっ
たんじゃないでしょうか。

監督が変わってからまだ1勝。しかもホームでまだ勝ちがない。ということで、
どこからかジーコやめろという声が聞こえてきそうな雰囲気ですが、ジーコで行
くときめた以上、「終わりよければすべてよし」を信じるしかなさそうな気がし
ています。ジーコのやり方は、選手に自由にやらせる分、チームの戦力向上が結
局選手任せになるという意味で、本当に勝てるチームになるまでには、相当長い
目でみてやる必要がありそうです。

ところで、選手に自由にやらせつつ、その実力を引き出し、また、世代交代をい
きなりせず、実績ある選手を優先的に使うことで、そうひどい負けを喫しないよ
うにしつつ、徐々にチーム力を整えていくのがジーコの算段だろうとはおよそ察
しが付くんですが、一方で、私の頭の片隅には、ふと、これって加茂とどこが違
うんだろう、という淡い疑問が……

萩原@グリフィス大学

"片倉@OMA同盟参上"

未読、
2003/06/08 11:44:432003/06/08
To:

どうも片倉@OMA同盟参上です。

あまりネタばれも申し訳ないですが。

In article from <3EE3599F...@yahoo.co.jp>
kaz hagiwara wrote:

> パススピードとパス精度という点ではアルゼンチンの2点目はいいお手本になっ
> たんじゃないでしょうか。

都並さんが、日テレ系のスポーツコーナーで、実演しながら、
「ギャップを作ってはいけない、勇気をもってラインを上げろ」、
といっておりました。

まぁ、選手も当然、そのことに気づいていると思うんですが、
後半は、ラインをフラットにしながら上げていって、
タイミングを見て(大体ラインが相手の先頭と接触したくらい)、
1人が下がって、裏を見る、といった守備をしていたように思います。

韓国戦とは違って、後半戦だったので、修正がされなかったようで。^^;

#それはうがちすぎか?

まぁ、実力差通りの結果で、それほど腹が立たなかったです。

--
| 片倉@OMA同盟参上 ka...@vesta.dti.ne.jp ...愛してる? |
| しかし祭りの後には一体、 ...愛してないよ|
| オイラの手の中には、 しかし、求めるものは、 ...闘うの? |
| 何が残るというのだろう 遥か遠く、路は果てしない ...闘うさ!|

Mitsutaka Nakamura

未読、
2003/06/08 13:34:132003/06/08
To:
In article <3EE3599F...@yahoo.co.jp>,
kaz hagiwara <kazha...@yahoo.co.jp> wrote:

>監督が変わってからまだ1勝。しかもホームでまだ勝ちがない。ということで、
>どこからかジーコやめろという声が聞こえてきそうな雰囲気ですが、ジーコで行
>くときめた以上、「終わりよければすべてよし」を信じるしかなさそうな気がし
>ています。ジーコのやり方は、選手に自由にやらせる分、チームの戦力向上が結
>局選手任せになるという意味で、本当に勝てるチームになるまでには、相当長い
>目でみてやる必要がありそうです。

まだ1年ですから結果を求めるのは酷かと思いますが、
2年目で進歩が出ないようなら手を打つべきかと思います。

>ところで、選手に自由にやらせつつ、その実力を引き出し、また、世代交代をい
>きなりせず、実績ある選手を優先的に使うことで、そうひどい負けを喫しないよ
>うにしつつ、徐々にチーム力を整えていくのがジーコの算段だろうとはおよそ察
>しが付くんですが、一方で、私の頭の片隅には、ふと、これって加茂とどこが違
>うんだろう、という淡い疑問が……

加茂監督の方がプレスに関してのコンセプトっていうか意思統一はされていた
と思います。今はそれが足りないし、取ってからの約束ごともないみたいだし。

それと「実績のある選手」っていうより、「実績のあった選手」なのがねぇ…。
4点目は名良橋のミスにしか見えなかった…。

コンフェデ杯恐いですね。


/* (カンガルーはおこっています)
* 中村充タカ ( http://www.st.rim.or.jp/~minaka/ )
*/

Kaz Hagiwara

未読、
2003/06/09 4:46:412003/06/09
To:
Mitsutaka Nakamura wrote:
> In article <3EE3599F...@yahoo.co.jp>,
> kaz hagiwara <kazha...@yahoo.co.jp> wrote:
> >ジーコのやり方は、選手に自由にやらせる分、チームの戦力向上が結
> >局選手任せになるという意味で、本当に勝てるチームになるまでには、相当長い
> >目でみてやる必要がありそうです。
>
> まだ1年ですから結果を求めるのは酷かと思いますが、
> 2年目で進歩が出ないようなら手を打つべきかと思います。

ジーコのチームの場合、この「進歩」というのは、選手本人、あるいは、
チームを構成する選手間での「気づき」によるほかないというのが、前任
者のチームとはだいぶ違う部分なんですね。だから時間がかかる。無論、
「気づき」は一瞬にして起こるわけで、そういう意味では、あっと言う間
にチームが成長する可能性はないわけではないですが、逆にまったく気づ
かない選手がいる可能性もあるわけです。さらに、気づいたら次にどうす
べきかということも、分かっている選手とまったく分からない選手、分かっ
ていてもできない選手、といろいろいるわけで……。

"片倉@OMA同盟参上" wrote:
> まぁ、選手も当然、そのことに気づいていると思うんですが、
> 後半は、ラインをフラットにしながら上げていって、
> タイミングを見て(大体ラインが相手の先頭と接触したくらい)、
> 1人が下がって、裏を見る、といった守備をしていたように思います。

あと、前任者のトルシエの場合、この時期戦術的にはディフェンスの約束
事の徹底に費やしていましたが、ジーコの場合、逆に守りのこまかい約束
事は選手同士で決めるようにということでやっているように見えます。そ
れは、まあ、トルシエの築いた基礎の上にやっているということだから、
悪くはないんですが、だからといって、試合前の合宿でシュート練習を延
々やるというのも、ちょっと違うんじゃないかという気がします。

で、ジーコについて今一つ見えないのが、精神面での強化を具体的にどう
やるかという部分なわけです。

そりゃ、攻撃の意識を徹底しようということで、シュート練習をやったり
したんでしょうが、それ以外は、「頑張れ」「恐れるな」「自信を持って
いけ」と言うだけで、トルシエみたいに、「(自己表現の苦手な小笠原に)
もう、帰れ」と言い放つような挑発的な精神鼓舞行為まではしないんです
ね。

ジーコは基本的に優しい人なんでしょうが、それ以前に、精神的な面での
強化が必要だと認識したときに、そのやりかたを習っているトルシエあた
りのコーチングスクール出の監督と違って具体案がない。ジーコのスタッ
フに、サイコロジストいるという話も聞きませんし。

だから結局、精神主義で行くしかないというのがジーコの限界でしょう。
無論、だからといってジーコに精神力の強化ができないというわけではあ
りません。強いチームとの試合をしていくなかで、「慣れ」と「反省」を
通して強い精神を身につけていくことは勿論できます。しかし、このやり
かただと、合宿を精神力強化の場として使うことはできないので、当然時
間がかかるわけですし、これもまた、選手の「気づき」に頼るという意味
では、効率的ではないわけです。

Mitsutaka Nakamura wrote:
> 加茂監督の方がプレスに関してのコンセプトっていうか意思統一はされていた
> と思います。今はそれが足りないし、取ってからの約束ごともないみたいだし。

この「約束事」もジーコのチームでは自分達で作っていかなければならな
いわけで、「そのためにはコミュニケーションが必要だ」ということから
して、自分達で気づいていかなければならないわけですね。これは大変。

このチームに関しては、だから、一試合、一試合の結果に一喜一憂せず、
大会毎のノルマも課さず、気長に、暖かく見守ってやることがどうしても
必要になるわけです。しかし、暖かく見守ったからといって、ドイツ大会
に出られる保証もないなかで、マスコミも、ファンも、耐えられるかどう
か、協会がジーコを守りきれるかどうか。そのあたりは注目したいところ
です。

> コンフェデ杯恐いですね。

「コンフェデには期待しない」というのが、ジーコの日本代表チームを支
持する立場としては、正しい態度でしょうね。

萩原@グリフィス大学

iizuka

未読、
2003/06/09 5:55:002003/06/09
To:
 飯塚(東京都)です。

"片倉@OMA同盟参上" <ka...@vesta.dti.ne.jp> wrote in message
news:3EE359EB...@vesta.dti.ne.jp...


> まぁ、選手も当然、そのことに気づいていると思うんですが、
> 後半は、ラインをフラットにしながら上げていって、
> タイミングを見て(大体ラインが相手の先頭と接触したくらい)、
> 1人が下がって、裏を見る、といった守備をしていたように思います。

 今回のアルゼンチン戦の注目点は「ディフェンス」でした。
 片倉さん最終ラインにしか言及していませんが、それだとほとんど何も
語ってないのと同じだと思います。
 というのもラインとボランチの関係がそこになければ、ラインはラインの
動きで守備をして、ボランチはボランチの動きで守備をすることになって
しまうからです。
 で、今回ここのギャップが起きた、というのが都並氏の言葉でした。
#ですよね?
 要するにボランチが前に出ているのに、ラインが上がらずそのスペー
スを使われてシュートを撃たれて失点している。

 この点を選手の言葉から確認すると、

中田ヒデ「ボールの取りどころも定まらなかった」

 と、プレスの意思疎通に問題が出てることになります。
 しかも、ここが一番問題なんですが、その練習をそもそもやっていないので
意思疎通が後退していることです。試合の中で成熟していない。

中田浩「11月の試合では組織で守っていたが、今日は個人勝負になってしま
ったのが敗因だと思う。こんなに通用しないんだということがよく分かった」

 11月はトルシエの遺産で守備をしていたが、それが消えつつあり、守備
が混乱していることがわかります。
 自分に自身を持っていた稲本ですら、

稲本「レベルの差を感じたし、すぐに埋まるというものではない。教訓にしたい」

 と言っていますから、いかにやられたかがわかります。もちろん個人だけでも
組織だけでも現代サッカーはダメで、双方の高度な融合があってこそ強いチー
ムになるし、アルゼンチンも組織あっての強さでした。個人の能力に組織を取
り込みつつあるアルゼンチンと、組織の力に個人の能力をプラスしつつある日
本では、目指すところは一緒でも課程が違うので、簡単にはレベルの差で片付
きません。
 しかし今回の稲本の言葉は、その課程を無視して必要以上に「世界との壁」
を意識させる結果をもたらした可能性があります。その点が気がかりです。

 この日本が築いてきた強さを失いつつある点は、アルゼンチンから見ても
同じで
ビエルサ監督「昨年の試合の日本の方が強かった」

 と言及しています。
 つまりプレスサッカーをしていないので、昔ながらのマンマーク守備に近く
なり、結果個人プレーでちぎられたのが今回の結果となります。

 さてギャップが見えているのは、プレスのタイミングだけではありません。
 意思疎通の問題での中田を中心とする攻撃陣と守備陣との考え方の違い
が出ています。
 中田ヒデや中田浩などは、前述の通りプレス全体に問題を感じていますが、
対して

秋田「自分たちのボール支配率をもっと上げるようにしないと守備のライン
も上げられない」

 と、秋田はキープ率を問題視しています。要するに攻撃でボールが収まら
ないから、ラインも上げられないんだというわけです。
 試合後のプレスルームで引き合いに出された
ジーコ監督「今、思えばあの最初のプレーがすべてを象徴していた」
 という、キックオフ直後の中田ヒデの秋田へのバックパスが、大きくズレた
ケースのように亀裂は試合中にも出ています。
 再三ディフェンスラインのアップを指示する中田に対しても、試合後に
秋田「「考え方が違うからね」
 と語るなど、雰囲気的にあまりいい状態を感じさせません。

 また練習場面でも、

GK川口「このチームは練習中に笑ってるヤツが多すぎる」

 という形で、ジーコの優しさが緊張感のなさにつながってきているようです。
 この試合に出ていない川口の言葉が外に出てきている点も含めて、攻撃
陣と守備陣。先発と控えに「意識のギャップ」が生まれ始めていると思います。

 単純に「選手達で気づいていかなければならない」限界を超ようとしている
ようですし、
「試合を重ねれば良くなる」というのは、楽観的過ぎる、というのが私の感
想です。

--
 東京都 飯塚顕充
 iiz...@comp.metro-u.ac.jp

Mitsutaka Nakamura

未読、
2003/06/09 9:35:522003/06/09
To:
In article <bc1lgp$el4$1...@swallow.comp.metro-u.ac.jp>,
iizuka <iiz...@comp.metro-u.ac.jp> wrote:

>中田浩「11月の試合では組織で守っていたが、今日は個人勝負になってしま
>ったのが敗因だと思う。こんなに通用しないんだということがよく分かった」
>
> 11月はトルシエの遺産で守備をしていたが、それが消えつつあり、守備
>が混乱していることがわかります。

このあたりについて、元川悦子氏のコラムでは
「11月は山本監督代行が急作りで約束ごとを作った」
というような話がありました。なので、11月はちょっと特別
(ジーコ監督不在だったので)だったのかもしれません。
山本監督代行ならば確かに「トルシエ時代の遺産」と言えますが。


> 単純に「選手達で気づいていかなければならない」限界を超ようとしている
>ようですし、
>「試合を重ねれば良くなる」というのは、楽観的過ぎる、というのが私の感
>想です。

最初っから予感してたことですけどね(^^;
まさに「オールスター戦のチーム」ですから。

Mitsutaka Nakamura

未読、
2003/06/09 9:29:372003/06/09
To:
In article <3EE44970...@yahoo.co.jp>,
Kaz Hagiwara <kazha...@yahoo.co.jp> wrote:

>この「約束事」もジーコのチームでは自分達で作っていかなければならな
>いわけで、「そのためにはコミュニケーションが必要だ」ということから
>して、自分達で気づいていかなければならないわけですね。これは大変。

自分達で作っていかなければならないんなら、「監督って何するの?」
って聞きたくなります。必要ないんじゃないでしょうか。
監督が1から10まで約束ごとを押し付けてやらせるのもいけませんが、
全く提示しないのも困ります。基本的な考え方は提示して、
応用は選手達が練習や試合の中で見つけていく。
その応用の中には、約束ごとを守りつつ、時には崩して、創造的な
プレーを出すというのも含めてです。

今のままでは宝くじ買ってるようなもんだし、
時間がもったいないですよ。代表の試合はそんなに多くはないし、
海外組はなかなか合流できないし。


>このチームに関しては、だから、一試合、一試合の結果に一喜一憂せず、
>大会毎のノルマも課さず、気長に、暖かく見守ってやることがどうしても
>必要になるわけです。しかし、暖かく見守ったからといって、ドイツ大会
>に出られる保証もないなかで、マスコミも、ファンも、耐えられるかどう
>か、協会がジーコを守りきれるかどうか。そのあたりは注目したいところ
>です。

結果が出ない監督が切られるのはこの世界では当たり前ではないでしょうか?
もちろん、結果だけではなく、試合内容も含めての判断でですが。

kaz hagiwara

未読、
2003/06/09 11:19:252003/06/09
To:
いや、ジーコの弁護をしているわけじゃないんです。どちらかというと最初から
かなり懐疑的。

Mitsutaka Nakamura wrote:
> 今のままでは宝くじ買ってるようなもんだし、
> 時間がもったいないですよ。代表の試合はそんなに多くはないし、
> 海外組はなかなか合流できないし。

いつだったか古本屋で見つけて買ったやつで、偶然、こんな本を持っています。
「ジーコのリーダー論」(ごま書房1993)

弱小住友金属を一流プロサッカーチームに変身させたのを見込んだ出版社が、ジ
ーコに語らせて、それをゴーストライターが本にしたてたビジネスマン向けの本
です。内容はしょうもない自慢話の羅列で、当時はあきれてそのまま部屋の片隅
に積んであったんですが、ちょうどジーコの監督としての適性の話になってきた
ので、引っ張り出してもう一度読んでみると中にこんなことが書いてありまし
た。

  強い組織を作るために、指導者がしなければならないことは多いが、
  部下の持つ潜在能力を十分に引き出し、それに磨きをかけてやるこ
  ともその中のひとつだ。そのためには、まず部下一人一人の個性を
  把握して、特徴をつかまなければならない。私の場合、アントラー
  ズの選手たちの個性や特徴をつかむために、まずできる限り自由に
  プレーさせるように心がけた。

   もちろん試合ごとに目標やポイントなどテーマは与えたが、細か
  いことには目をつぶり、あえて選手たちの自主性にまかせた。
  
これを読むと、十数年前にアントラーズで成功したやりかたを、代表チームでも
試してみているんだろうということがわかりますが、これを代表チームでやって
いるとするとやはりいかにも悠長な話です。

ジーコの本は、買って読んだ当時も、読み返してみた現在も、具体的な話がひと
つも書いてないことに、やっぱり不満を覚えました。これに比べると、同じころ
読んだベンゲルの「勝者のエスプリ」(NHK出版1997)の方が、話が哲学的かつ
具体的で、共感させられる部分が多かったような記憶があります。二流の選手か
ら出発してきっちり学んで指導者の道をたどったベンゲルと比べて、選手として
天才だったジーコの方は、結局その指導理論が経験と勘の域を出ていないんです
ね。

また、ジーコは「今回の敗戦は、すべて選手を選んだ私の責任だ」と、アルゼン
チン戦後に語ったわけですが、この言葉は、ジーコの考える「監督の仕事」を象
徴的にあらわしています。彼の仕事の大半は「選手を選ぶ」ことで終わってしま
っているんですね。「すべては……私の責任だ」という言葉とはうらはらに、こ
れでは選手に責任を押し付けているようなものです。

そんなこんなで、私はこの監督に関して、なんだか変な気分を、就任以来ずっと
持っているわけです。


> 結果が出ない監督が切られるのはこの世界では当たり前ではないでしょうか?
> もちろん、結果だけではなく、試合内容も含めての判断でですが。

ですね。

萩原@グリフィス大学

"片倉@OMA同盟参上"

未読、
2003/06/10 12:00:032003/06/10
To:

どうも片倉@OMA同盟参上です。

おっしゃりたいこと、重々理解できる上で、あえて。

In article from <bc1lgp$el4$1...@swallow.comp.metro-u.ac.jp>


iizuka wrote:
>  単純に「選手達で気づいていかなければならない」限界を超ようとしている
> ようですし、
> 「試合を重ねれば良くなる」というのは、楽観的過ぎる、というのが私の感
> 想です。

かつて、トルコ戦について、「日本の選手は戦い方に幅が無い」なんて話をしたのを、
覚えてらっしゃいますでしょうか?

暴論なのは承知ですが、誰かが教えてくれた戦術をうんうんと言ってやるんではなく、
やはり自分で振り絞って考えて、自分で意思疎通を図って、
その上で、チームを作らないと、
「戦い方に幅のあるチーム」なんてのはできないと思うんですよ。

そのためには、上意下達で戦術をすえつけてくれる監督より、
はっきり戦術面では無能な監督のほうが好都合だと。^^;

ひょっとしたらつぶれちゃうやつが出るかもしれないし、
ドイツ大会予選突破も難しいかもしれないけど、
タレント的にも、ある程度完成された組織を経験したことがある、と言う点でも、
今の代表は、このチャレンジをするのに、絶妙なタイミングだと思うわけです。

で、実際に、アルゼンチン戦の後半あたりは、
自分たちで何とかしようとする意図が見え始めたわけで、
もう少し様子をみてもいいじゃないか、と思うんです。

このぼろぼろの状況で、フランスまで遠征して、長期の合宿を張るわけです。
何にも作れなかったら、それこそ、選手だって問題あり、じゃないですかねぇ。

#と思ったら、次戦はそうとっかえらしいけど...

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