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Proposal for urban forest

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Jun Shirakura

未読、
2004/03/31 5:11:222004/03/31
To:
都市は華やかな一方でいまにも崩れそうで崩れない不思議な構造を持っている。
その構造の根源は人間の本能的欲求にある。しかし、現在の都市は金銭欲のみで
計算された商業効率を優先させ過ぎていて人間本来の本能的欲求を無視しがちで
ある。そのため活動度の高い部分と低い部分の二極分化が進んでいる。華やかな
部分はさらに華やかさを増す。崩れた部分は廃虚と化し、都市の空洞化を生むこ
とになる。都市の空洞化とは、換言すれば、生活の場としての都市の劣化であり、
子育ての場としての都市の劣化である。都市における生活と子育ての機能の劣化
により、人口構成が少子高齢化することになる。また、空洞化は治安の悪化を招
き、好ましくない。人が住まなくなった都市に未来は無い。都市の空洞化を防ぎ
都市を活性化させるためには、どうすれば良いであろう。都市の活発な自己組織
的成長を促すための行政の役割とは何であろう。

都市の現状について、生活、子育て、少子高齢化の3つの観点から簡単に分析し
てみよう。まず、生活の場としての都市はどうだろう。現在の都市においては商
業機能を集中しすぎているため地価が高騰し、住宅地として使いにくい。また、
衣食住と職業のための機能を持つ施設が分離されているため生活しにくい。これ
らの分離している機能を補完するために鉄道と郊外住宅地が発達しているが、職
業と住宅が分離しすぎたために都市中心部の夜間人口が減り、都市の空洞化を生
んでいる。次に、子育ての場としての都市についてみてみよう。現在の都市には
子供がお金を使わずに健全に安心して遊べる場所が無い。教育において自然環境
との共生を学ぶために子供と自然環境の触れ合いが重要であるが、現在の都市に
おいては教育環境と自然環境が分離されてしまっている(ここでの自然環境とは
人間を含むすべての生物から成る生態系のことをさす。)。現在の都市は商業に
重点を置きすぎた設計のため、教育のための環境が整いにくい。最後に、人口構
成が少子高齢化している問題と都市機能の関係について見てみよう。都市は老年
と少年の交流の場でもあるべきである。少年の非行を恐れて老年と少年を分離し
てはならない。老年と少年の融和がある都市が望ましい。老年が少年を見守るこ
とにより、少年への教育的な効果をもたらす。少年が老年を見守ることにより、
老年の介護に良い環境が都市に整うのである。

以上の問題点をふまえ、行政の責任として都市に森を整備することを私は提案す
る。生活の場としての森の意義とは、人にとって快適な住環境の整備であり、市
民の憩いの場の提供である。また、商業機能の過度な集中を防ぎ、地価の高騰を
押さえることにより、衣食住と職が接近した生活環境を市民に提供することが可
能になる。そして、貧困のため住居を持てない人たちの一時的避難場所としての
役割も否定してはならない。現実問題としてそのような人々も存在している。そ
のような人々を弾圧してはならない。子育ての場としての森の意義とは、子供の
健全な遊び場の提供であり、教育のための自然環境の都市への再回帰である。少
子高齢化対策としての都市の森の意義とは、老年と少年がともに楽しめる自然環
境を都市に整備することである。都市の森は人間の排泄物処理機能を持っている
ことが必要である。排泄物処理機能とは、つまり便所のことである。便所が無く
ては安心してお買い物が楽しめないし、安心して遊べない。仕事に疲れた大人た
ちが気軽に息抜きできる森が都市にあることにより、商業活動が活発化するはず
である。最後に注意しておきたいこととして防災対策がある。公園、都市緑地、
森は災害時の避難場所として必要である。現在の都市において不足しているもの
は森である。都市に森を整備することにより生活、子育ての場としての都市機能
が回復し、都市の空洞化を防ぐことができると私は考える。

--
Jun Shirakura <mailto:sira...@osa.att.ne.jp>

Shinji KONO

未読、
2004/03/31 9:53:432004/03/31
To:
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

こんな長いのずらずら書いても誰も読まないんじゃないですか? ビ
ラとおんなじだと思って分割して短く書く方がいいと思う。論文じ
ゃないんだし。

In article <310320041911222271%sira...@osa.att.ne.jp>, Jun Shirakura <sira...@osa.att.ne.jp> writes


> 以上の問題点をふまえ、行政の責任として都市に森を整備することを私は提案す
> る。生活の場としての森の意義とは、人にとって快適な住環境の整備であり、市
> 民の憩いの場の提供である。

あぁ、僕の友人の女の子が20年前に「鎮守の森プロジェクト」とか
いって都庁に提案していたのを思い出すなぁ。fj で屋上庭園とか
を「そんな小さいの作っても意味ない」みたいな批判もあったけど。

> ある。そのため活動度の高い部分と低い部分の二極分化が進んでいる。華やかな
> 部分はさらに華やかさを増す。崩れた部分は廃虚と化し、都市の空洞化を生むこ
> とになる。

これは経済が縮小している以上当然です。僕は「人間は都市に集中
して住むべきだ」と思ってます。廃虚があるのは集中が十分でない
からです。集中と公園や緑化は両立するというよりは、両立しなけ
れば集中することはできません。

> 都市の現状について、生活、子育て、少子高齢化の3つの観点から簡単に分析し
> てみよう。まず、生活の場としての都市はどうだろう。現在の都市においては商
> 業機能を集中しすぎているため地価が高騰し、住宅地として使いにくい。また、
> 衣食住と職業のための機能を持つ施設が分離されているため生活しにくい。

ちょっと古い分析だね。地価はかなり下がったし、都心部での住宅供給
は、むしろ増えています。地下鉄などの交通機関も増えたし。

(fj は言いっぱなしメディアという新しい分野を開拓しつつあるのか?)

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科

Jun Shirakura

未読、
2004/04/03 1:30:072004/04/03
To:
こんにちは。お返事ありがとうございます。

In article <3989567...@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>, Shinji KONO
<ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote:

> In article <310320041911222271%sira...@osa.att.ne.jp>, Jun Shirakura
> <sira...@osa.att.ne.jp> writes

> > 都市の現状について、生活、子育て、少子高齢化の3つの観点から簡単に分析し
> > てみよう。まず、生活の場としての都市はどうだろう。現在の都市においては商
> > 業機能を集中しすぎているため地価が高騰し、住宅地として使いにくい。また、
> > 衣食住と職業のための機能を持つ施設が分離されているため生活しにくい。
>
> ちょっと古い分析だね。地価はかなり下がったし、都心部での住宅供給
> は、むしろ増えています。地下鉄などの交通機関も増えたし。

確かに増えてはいます。しかし地価が高い状況はまだ続いており、その状況の下
で安い住宅をできるだけ多く提供するために住宅の高層化がやむを得ない状況で
す。高層化住宅にすむ人々は地域住民との触れ合いのない寂しい生活を送ること
が多いように感じられます。子育てのための環境が整っていない段階で住宅だけ
増やしても、高齢者だけしか住まない都市になってしまいます。

Jun Shirakura

未読、
2004/04/03 2:22:152004/04/03
To:
自分自身の投稿への返事でごめんなさい。

In article <030420041530075460%sira...@osa.att.ne.jp>, Jun Shirakura
<sira...@osa.att.ne.jp> wrote:

郊外の戸建て住宅に住んで、電車での長い通勤時間に耐えるより、都会の高層マ
ンションに住むほうが良いような気もしますね。どっちがいいんだろ。よくわか
らないや。ごめんなさい。

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