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Kamikaze Kaito Jeanne #41 (1/8)

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Keita Ishizaki

未読、
2000/01/10 3:00:002000/01/10
To:
石崎です。

神風怪盗ジャンヌ第41話『再会フィン!!劇的悪夢』の感想など。

 いよいよクライマックスが迫って来ました。ちゃんと全部説明できるのか?
 今月のアニメージュの放映予告欄で東PDがジャンヌのドラマCDと劇場版に
言及されていましたが、マジ?
 特に注の無い限り、台詞部分は本編よりの引用となっております。
 では、ゲームスタート!

 今回はノインが自分の正体をまろんの前で現し、まろんを襲う原作第18話の
話を中心に、第17話後半と第19話のフィンが正体を現す辺りを元にしている
と言えばそうなのですが、殆どオリジナルのお話でした。
 原作第18話が掲載された当時、ノインがまろんの純潔を奪うために襲いかか
るというふしぎ遊戯みたいな展開に、これをアニメでやる事は出来るのか? …
と話題になっていましたが、やっぱりやりませんでしたか。全君をしっかりと、
しかも原作と異なりわざわざジャンヌ自身の手で殺してくれたので、ひょっとし
たらやるのではと少し期待していたのですが(おい)。
 今回の話は、サブタイトルのフィンは最後に出て来ただけで、ノインとジャン
ヌ・ダルクの過去についての設定語り話でした。この手の話は冗長に感じられる
事が多いですが、今回はノイン役の山口勝平さんの迫真の演技によりその事は気
になりませんでした。もちろん、これは脚本の力も大きいのですが。今回の主役
はノインでしたね。
 ただ、原作とアニメの設定を大胆に変えているのにも関わらず、原作のストー
リーに沿って話を進んでいる関係で、少々「?」な部分もあった気がします。
 今回は仕事が早過ぎて一人で原画を描く(?)佐々門さんの作画監督回でした
が、回を追う毎に違和感が無くなっている気がします。過去の担当話と比較する
限り、本当は都ちゃんが出て来るシーンの辺りとか、Bパート当初のノインとま
ろんの辺りの絵とかが本来の作風なのではないかと思って見ているのですが、過
去の作品ではどうだったのでしょうね。

★桃栗町に季節なんてあったのか

アクセス「フィンちゃん。おいら、どうすればフィンちゃんを…」
(中略)
稚空  「どうするって…決まってる。まろんに真実を話すだけだ」

 真冬だと言うのに気温が33度に達している桃栗町。世界各地でも天変地異が
続発していると報じられています。
 稚空の部屋で外を見ながら悩んでいる様子のアクセス。その時、太陽に黒い影
が。苦しむアクセス。
 次回予告でアクセスがギャグ顔(点目)になっていたので、ギャグシーンがあ
るのかと思ったら、フィン降臨の影響を感じ取ったシーンだったんですね。
 稚空は、まろんに真相を話すことを決意します。

★ジャンヌの墓って本当にあんな感じなの?

裁判長 「判決を下す。神の教えは教皇にのみ下るもの。しかるにジャンヌダル
クは、神からのお告げを聞いたと言うが、そんな事はあり得ない。それは悪魔の
命令を受けたのだ。悪魔の甘言を神の教えと偽り、教皇の権威を貶めた罪は重い。
よって、ジャンヌダルクを火あぶりの刑に処す!」
(中略)
ノイン 「予定より早いのか? ならば直接この手で」

 稚空の部屋で雨の中の凱旋門が映っていましたが、そのフランスで、ジャンヌ
の墓参りをしていたノインは、過去のジャンヌの魔女裁判の事を回想しています。
 予定より早くクイーンが降臨することを感じたノインは、日本へと戻ります。

 *  *  *  第41話『再会フィン!!劇的悪夢』  *  *  *

★流石にここで良い眺めだとは言わないです

都   「ね、ホントおかしいわね。昨日まではさ、何でも無かったのに。今日
も真冬だってのにこの暑さだもの。世紀末よね…」

 まろんの部屋のドアを叩く稚空ですが留守。都の家にも来ていないようです。
 このシーンの都ちゃんのシャツとショートパンツ姿がなかなか良いです。シャ
ツがお腹出ている辺りも…。真夏の時に長袖を着ていたと言うのは、今年はもの
凄い冷夏だったんですね(違)。
 稚空は、都の家出初めて世界に天変地異が起きている事を知ります。フィンの
影響だと確認した稚空は、アクセスと共にまろんを探しに。

★そう言えば歴史教師でしたっけ

まろん 「何だか、最近、色々な事が起きて…だから、ジャンヌ・ダルクの事を
調べたら何か判るかなと思って」
聖   「フ…本など読んでも、本当のジャンヌ・ダルクの事など判りません
よ」
(中略)
聖   「言ったじゃありませんか。あなたを放ってはおけないと」

 桃栗図書館で、ジャンヌ・ダルク関連の本を探しているまろん。真夏並の暑さ
なので、第32話で着ていた種村有菜先生デザインの夏の私服を着ています。
 自分の前世なのに、とうとう今までちゃんと調べていなかったのですね。そも
そも最初はジャンヌ・ダルクの事すら知らなかったですし。
 そこに現れた聖先生。フランスで百年戦争の事を研究していたので、知ってい
る事を話すと言います。
 そうこうしている内に太陽に黒点が増えています。

★走れ稚空

稚空  「くそ、どこ行っちまったんだ」

 その頃、桃栗町をまろんを求めて探し回る稚空。第20話、第34話に続き、
まろんを探して走り回るのは、最早彼の宿命となった感があります(笑)。

★魔呪符

稚空  「とぼけるな! これ以上まろんに手を出したらただじゃ済まない
ぜ!」
聖   「そうですか…あなた方も気付いたようですね」
稚空  「何!?」
聖   「いえいえ。それより早く日下部さんを探さなくて宜しいんですか?」

 まろんと一緒に図書館を出ようとする聖は、稚空がやって来たのに気付くと、
まろんを地下の駐車場に先に行かせます。正面のドアから出て行こうとしたのに、
先に車の所で待っていてと言われ、駐車場への近道に行くまろん…と言うのはち
ょっと不自然に感じました。
 駆け込んできた稚空に、意味深な事を言った聖は、正面の扉をお札を使って封
鎖します。
 「魔呪鬼」と書かれていたこのお札、原作第16話(全君の話)で初登場した
ノインが使っていた魔呪符です。アニメでもやっと出て来ましたか。ちなみに原
作では「魔呪鬼生」と書かれています。元はフランス人なのに、漢字のお札…と
言うのは気にしてはいけないのでしょう。

★ノインの使い魔

アクセス「このドア、魔力がかかってるぜ」
(中略)
稚空  「まろん! 行くな、戻って来い! まろん!」

 図書館の中でまろんを探し回る稚空。
 正面ドアから出ようとして、入り口が開かないのに気付きます。魔力がかかっ
ている事に気付くアクセス。
 聖とまろんが車で出て行った事に気付くと、ブーメランでお札を両断してドア
を開きます。変身前から持っている所を見ると、これが変身アイテムなんでしょ
うか? 原作の彼はロザリオを持っていたんですけどね。
 稚空が追いかけてくるのに気付いた聖先生は、車から大量にお札を投げるとそ
れがシルクみたいな小悪魔の大群に変化して稚空を襲います…。小悪魔の大群に
押し倒され、何とか立ち上がるも押し合いへし合いになってしまいます。
 何か襲われているというより遊ばれているようにしか見えません(笑)。

★明かされたノインの過去

聖   「1430年、混迷を極めるフランスで、騎士としてジャンヌ・ダルク
の隊に配属された彼は、ジャンヌ・ダルクの右腕として活躍、やがて彼女を公私
ともに補佐するまでになっていったそうです」
(中略)
聖   「戦場では男として戦っていたジャンヌ・ダルクでしたが、彼には一人
の少女としか見えなかったそうです。自分を特別な存在でなく、一人の女性とし
て接する彼に、ジャンヌダルクも次第に心を許していき、そして、いつしか互い
に無くてはならない存在になっていったのでした。ある日、彼はジャンヌ・ダル
クに結婚を求めます。しかし、ジャンヌダルクは頑なに拒んだのです(中略)自
分には果たすべき、神から与えられた使命。敵軍に取り憑いた悪魔を封印する使
命がある。それを果たし終えるまで待ってと」
(中略)
聖   「神は、悪魔を封印し、世界を守る力を使えるのは、神に全てを捧げた
女性のみと告げたそうです(中略)神に全てを捧げる…それは自分が女である事
を…いや、人間であることすら捨てるという事です! 人としての喜び、怒り、
悲しみ、楽しみその全てを。彼は苦しみました。しかし、彼女が本当にそれを望
むのならばと、自分も彼女の側に居、彼女と共に戦い、守ることを決意したので
す。やがて、彼女の活躍によってフランスは勝利しました。しかし…フランスを
悪魔の手から守ったジャンヌ・ダルクを待っていたのは下らない魔女裁判と火あ
ぶりの刑。彼は必死に救いの祈りを神に捧げました。だが、あれ程神の使命に真
摯に働いた彼女を神は見殺しにした!」
(中略)
聖   「許せない! 決して許しはしない! 神の言葉に従い、全てを捨てて
戦った彼女に、神は最後の最後になっても救いの手を差し伸べなかった。私は神
を呪い、神への復讐を誓ったのです。彼女の亡骸を胸に抱き、神への千の呪いの
言葉と万の侮蔑の言葉と共に私は魂を魔王に委ね、闇の力を手に入れたのです」
(中略)
まろん 「ちょ、ちょっと待って下さい。今、私って」
(中略)
ノイン 「私がノイン・クロードですよ。日下部まろん。いや、ジャンヌ」

 今回はこのシーンに尽きると言っても過言ではありません。
 まろんの部屋で聖先生は、悪魔騎士ノインの過去の話を始めます。最初は
「彼」と三人称でノインの事を話していた聖先生が、話している内に激してきて
震え始め、テーブルの上のカップが音を立てて揺れている辺り、更にいつの間に
か「私」と一人称で語ってしまう辺りが良かったですね。
 原作と同じく、今までの話でくどい位に散々伏線を張っていたように、ノイン
はジャンヌの隊に所属していた騎士で、恋人同士でした。第33話で聖先生が渡
し損なったと言っている指輪も、プロポーズの時の指輪の事なのですね。ちなみ
に原作では一切伏線が張られておらず、ノインの告白は突然で、びっくりしたも
のです。
 今までの話で伏線を張りすぎて、原作のような衝撃度が無くなり、今更…と言
う意見も見ました。私もちょっと伏線の張り方がくどいかと感じていたのですが、
とある同人誌を読んだ時「週何十本も放映されている現状で数ヶ月前に張られた
伏線を覚えている子供などいない」という趣旨の文章が書いてあり、納得する事
にしました(笑)。
 原作でも、ノインとジャンヌ・ダルクは恋人同士で、神がジャンヌを独り占め
にした神を憎むという構図は同じですが、少し条件が異なっています。

(原作第18話より)
ノイン 「神は卑怯でした。悪魔を封印し、世界を守るその力、使えるのは純潔
の乙女だけだと告げたのです。(中略)私は嫉妬に狂いました。あなたを苦しい
ほどに愛しているのに、この腕に抱くこともできなかった…。神を恨む気持ち、
そこを悪魔に魅入られてしまったのです」

 原作もアニメも、良く考えると同じ様な事を言っているのですが、アニメの方
がより対象を広く取っています。けど、今のまろんを見ていると、とても神に全
てを捧げているようには見えないので、原作同様この条件は実際には少し違うの
では無いでしょうか。
 ジャンヌ・ダルクを守ると決意していながら、実際にジャンヌが火あぶりの刑
に処せられている時には神に祈っているだけのノイン…自分で助けに行けよとい
う突っ込みをしてしまいました。
 これが本当に彼が神に祈っていただけなのだとしたら、それは彼が「諦めてし
まった」という事なのかもしれません。恐らくシンドバットならそんな事はしな
い筈。
 それ以前にジャンヌを見殺しにしたのは、神だけでなくフランス王シャルル7
世も同罪な筈…。フランス王には復讐しなくて良いの?

 実は原作では、ノインはジャンヌを部下と共に助けに行こうとして、その途中
で悪魔に取り憑かれています。ですから、神が最後まで助けてくれなかった云々
という話は、原作では出て来ていません。

 まろんに「私」と言っていた事を指摘され、ついに聖先生は正体を現します。
聖先生が悪魔騎士になる時には、髪を解くと変身が解けるのですが、それは描き
ませんでしたね。

  *  *  *  ここからBパート  *  *  *

★シンドバットになれば一発なのに…

稚空  「一気に突っ込むぞ。ついてこれるか」
アクセス「おいらだって、やるときゃやるぜ!」
稚空  「よし、それでこそ、俺の相棒だ。行くぞ!」

 オルレアンの入り口まで辿り着いた稚空とアクセス。しかしそこにも小悪魔の
集団が待ちかまえています。意を決して突撃する稚空とアクセス。でも、戦って
いるというより、悪魔を引き剥がしているという感じですね。変身せずに排除出
来る位ですし。

★ノインの目的

ノイン 「私が何故あなたに近付いたのか判りますか? あなたの中に眠るジャ
ンヌ・ダルクの魂を取り戻すためですよ」
(中略)
ノイン 「ええ。神はジャンヌ・ダルクの魂を生まれ変わりの実験に使い(中
略)そして、あなたが生まれた」
(中略)
ノイン 「嘘なものか! ならば何故お前はジャンヌに変身できる。何故彼女と
同じように悪魔を封印できる!」
まろん 「それは神様がくれた…」
ノイン 「フ…そうだ。神は彼女の魂を玩具にし、お前を使って再び下らない行
為を繰り返そうとしている。だが、そんな事は絶対にさせない! あの日あの時、
彼女を見殺しにした神を私は許せなかった。彼女の魂を身勝手な神から奪い返し、
安らかにして差し上げる。そのために、私は魔王に魂を委ね、悪魔騎士となった
のだから!」

 正体を現したノインはまろんに迫ります。後ずさりするまろんは、リビングの
段差でシリモチをつき、その状態で後ずさりして逃げます。
 原作を読んだ人は、この状態を見て、行け~! 押し倒せ! …と、握り拳を
作っていたに相違有りません(嘘)。
 原作第17話ラストでまろんをソファに押し倒した聖先生はノインの正体を現
すと、自分の過去について話、続いてまろんの純潔を奪おうとするシーンがあり
ます。

(原作第18話より)
ノイン 「わたしはこの姿になって気づきました。神からあなたを解放する方法
を。少々手荒くなりますが、お許し下さい}
(中略)
まろん 「どうしてこんなことするの!?」
ノイン 「これが神からあなたを解放する方法ですよ」
まろん 「えっ?」
ノイン 「判りませんか? 純潔な乙女しか力を使えないと言うことは、純潔で
なければ用はないということです。神は人間界には手出しできません。ならば人
間界であなたの純潔を奪えばいいのです」

 ちなみにこの後で稚空が助けに来たので未遂に終わっていますが、その時のま
ろんの様子はブラのストラップが外れていたりしてなかなか危ないシーンでした。
 原作のノインは、魔王からシンドバットとジャンヌの仲を裂くという使命を引
き受け、その代わりに人間に変身する能力を貰い(シンドバットの口からフィン
の正体が知られるのを防止するのが目的)、シンドバットが全の病室の絵をチェ
ックメイトさせる事でジャンヌとシンドバットの仲を引き裂いて任務を達成した
と感じた後に、まろんに手を出していました。
 ノインは、ジャンヌの生まれ変わりであるまろんを神から解放する為に、ジャ
ンヌ=まろんが力を使うことが出来る条件=純潔な乙女を人間界で奪おうと、ま
ろんに襲いかかるのですが、アニメの設定ではまろんの純潔を奪う意味が無いの
で、残念ながら原作の当該シーンを再現するのは、放送コードの問題を抜きにし
ても難しいでしょうね。というか、そういうシーンを入れなくても良い設定にし
たとか(違)。

 壁際に追い詰められたまろんにノインは手を伸ばしますが、当然神のバリヤー
が展開されます。ノインは、神のバリヤーを強引に突き破ると、まろんの首を絞
めます。神のバリヤーに手を突っ込んだノインの白い手袋が黒くなっているのは、
神のバリヤーの影響で負傷しているという事なのでしょう。

 以前の話でも書いた通り、原作とアニメではノインのまろんに対する見方、目
的が異なっていて、原作のノインがジャンヌ・ダルクの生まれ変わりであるまろ
んを自分の愛したジャンヌと同一視して、まろんを神の束縛から解放しようとし
ています(そしてその為なら無理矢理純潔を奪うこともする)。
 アニメではまろんがジャンヌ・ダルクの生まれ変わりである事を認めず、ジャ
ンヌの魂を汚す存在として憎悪しています。これまでの話では、ノインがまろん
からジャンヌの魂を奪ってどうしたいのかが不明だったのですが、神様の玩具に
されているジャンヌの魂に安らぎを与える事が目的だった訳ですね。

★全てはまろんを傷つけるため

ノイン 「しかし、お前の周りにはお前を守る神のバリヤーがあり、流石の私で
も近付くことが出来なかった。外から壊せないのなら、内側から壊せば良い。そ
こで偽の手紙を使って信用させ、近づき、周囲の人間を傷つけた。お前の心を傷
つけ、弱らせるためにな!」
(中略)
まろん 「酷い。たったそれだけの為に、全君を、全君を…」
ノイン 「フ…当然だ。お前が傷つくことだけが私の望みなのだから。誰が傷つ
こうが関係ない!」
まろん 「こんな事をして、ジャンヌ・ダルクが喜ぶとでも思っているの? 彼
女はきっと最後まで神様を信じていた筈だわ」
ノイン 「黙れ! お前に彼女の何が判る! 結局、神は彼女に救いの手すら差
し伸べなかったでは無いか! 彼女は、身勝手な神によって殺されたのだ!(中
略)だから、神が愛したお前を殺すことが、神への復讐となり、そして、彼女の
魂は安らかな眠りにつく事が出来るのだ」
まろん 「う…違う、あなたが神様を信じ切れなかった、だけよ」
(中略)
ジャンヌ「あなたは神を信じられなかった。神の力は、信じ続けることで生まれ
るのです」
(中略)
ノイン 「違う。お前が私の愛したジャンヌ・ダルクである筈がない」
まろん 「辛かったでしょうね。愛する人と離れ離れになって。恨みや悲しみに
満たされて生きてきたって」
(中略)
まろん 「私は、あなたの言う通り、ジャンヌ・ダルクの魂を受け継いでいるの
かもしれない。でも私は、私は日下部まろんなの」

 ノインの目的が判明しましたが、神のバリヤーがあって近付く事が出来なかっ
たとか、周囲の人間を傷つけてという件はちょっと奇妙に感じました。
 聖先生の姿であればまろんに簡単に接触できていますし、周囲の人間を傷つけ
ていたのは、全君は別としてノインで無くミストの方だった訳ですから。
 聖先生のこれまでの行動を見ていると、まろんの心を傷つけるというよりも、
自分にまろんの心を向けさせる為の行動が殆どだったような気がします。心のど
こかでは、まろんがジャンヌの生まれ変わりだと気付いていて、まろんを求めて
いたという事でしょうか。
 原作のノインの設定であれば、ノインがジャンヌを直接攻撃しないのも、全の
命を奪ったのも、全てはシンドバットとジャンヌの仲を裂き、神からジャンヌを
解放して自分とジャンヌがくっつく為という事で納得が行くのですが。

 まろんの周りの人が傷ついたのが全てまろんのせいと決めつけられ、神のバリ
ヤーが不安定になります。両手を神のバリヤーの中に入れて首を締め上げるノイ
ン。
 ノインはまろんを殺すため、神のバリヤーを弱らせる為にまろんの心を傷つけ
ていたのでした。そのためには、全の命さえも平気で奪えるのでしょう。

 原作でも自分に近付いたせいで全が死んだと知ったまろんはショックを受ける
のですが、

まろん 「私と稚空の仲を引き裂くためだけに全君を利用したの!? それだけの
ために全君を殺したの!?」

 …とノインを叩いて怒ってから泣く場面です。首締められていたから仕方がな
いですけど、第34話で首を絞められて持ち上げられた状態から腹に蹴りを入れ
たのは誰でしたっけ。今回も、首を絞められ、持ち上げられているのにあれだけ
喋っているのは凄い。

 まろんの神様を信じ切れなかっただけよという言葉に、ジャンヌの言葉を思い
出し、まろんにジャンヌ・ダルクを重ね合わせて見ているノイン。でもそれを言
っているまろん自身、神様の事を本当に信じてます?
 まろんの涙がノインの手袋に落ちると、ノインの傷が消えています。これは原
作で言うところの「再生力」でしょうか。

 ジャンヌの魂を受け継いでいても自分は自分というまろん。原作でも同じ事を
言っています。ちなみにノインに押し倒された状態での台詞です。

まろん 「私はまろんよ! 日下部まろんなの」
まろん (確かにジャンヌ・ダルクはあなたの事を愛していたのかもしれない。
私はその生まれ変わりなのかもしれない)
まろん 「だけどきっと性格も顔も心も違う、別の人間よ。日下部まろんとして
はあなたを愛せない。稚空のことが、好きだから…」

 後にノインは、まろんがジャンヌとは異なっている事を認め、自分は(ジャン
ヌとはまた違う)まろんの事が好きだと言うことを自覚するのですが…。
 アニメでは、ジャンヌの魂を汚す存在として見ていたまろんをジャンヌと同等
の存在として見られるようになるまでを描いていくのでしょうか。正反対な描き
方です。


★堕天使降臨

ノイン 「彼は今まであなたにとても大事な事を隠していたんですよ」
(中略)
稚空  「まろん。これから俺が話すことは信じられないかも知れないが、最後
まで聞いて欲しい。実は…」
(中略)
まろん 「フィン、力を貸して。ジャンヌ・ダルクに私の声を…」
フィン 「い・や・よ」
まろん 「あ…」
フィン 「はろーん。まろん、今帰ったよ」
(中略)
まろん 「誰よ、あなた」
フィン 「何よ。もう私の事忘れちゃったの?」
(中略)
フィン 「フフフ…そうよ。私はフィン。堕天使フィン・フィッシュよ」

 まろんは、第35話ラストでも見せた神の光でノインを吹き飛ばします。
 そこに漸く稚空が現れます。原作だとノインがまろんをものにしようとしてい
る所に現れてノインをぶっ飛ばす所ですが(笑)。
 稚空はまろんに真相を話そうとしますが、その前に悪魔がまろんの部屋に続々
と現れます。ノインも驚いている所を見ると、かなり意外な出来事のようです。
 稚空はブーメランで悪魔を吹っ飛ばしていた所を見ると、かなり弱そうな悪魔
です。ところで逃げるのに何でわざわざ屋上に逃げるかなと思ったのですが、屋
上で戦おうとしたんですね。稚空が変身せずにここまで来たのも変だと思ったの
ですが、要するに人目につかないようにという事なのでしょう。
 悪魔を倒しつつ、屋上まで逃げて来た稚空とまろん。その時、前から黒点が増
大していた太陽が暗黒に包まれて、悪魔の大群が降臨して来ます。
 それを見たまろんは、変身して戦おうとします。稚空はその前に真相を話そう
としますが…。とうとうアニメでは真相を話す前にフィンが降臨してしまいまし
たが、原作では桃栗遊園地でフィンこそが魔王の手先であるとまろんに話してい
ます。
 変身しようとするまろんにフィンが拒絶の言葉を返すタイミングが絶妙。する
と、今までの変身の時の言葉はフィンには届いていたのかな?
 悪魔の大群を従えて、まろんの前に現れたのは、愛らしい準天使フィンとはあ
なりにも異なる堕天使フィンの姿でした。
 ノインの正体同様、アニメでは散々伏線を張りまくっていたフィンの正体です
が、原作ではやはり殆ど伏線が張られていなかったので、第19話ラストで正体
が明らかになった時には議論が沸騰したものです。
 …という所で次回へと続きます。

★次回予告

ジャンヌ「日下部まろん。貴方を長い間待っていました」
まろん 「あなたは…ジャンヌ・ダルク! 神風怪盗ジャンヌ『怪盗、時空を越
える!!』」
ジャンヌ「まろん、自分を信じるのです」

 原作第22話~23話辺りのまろんが過去に飛ばされる話が元になっているみ
たいですね。フィンちゃんが何故堕天使になったという話…ちゃんとやるのでし
ょうか? それ以前に何故墜ちたかの設定はどうなっているのでしょうか?
 では、次回もあなたの心にチェックメイト! …だと良いですね。

------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp

MURAKAMI Tomokazu

未読、
2000/01/10 3:00:002000/01/10
To:

村上 @奈良先端大です。

<2000011010...@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
kei...@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

> 石崎です。

> 神風怪盗ジャンヌ第41話『再会フィン!!劇的悪夢』の感想など。

>  今月のアニメージュの放映予告欄で東PDがジャンヌのドラマCDと劇場版に
> 言及されていましたが、マジ?

まだアニメージュは読んでないですが、劇場版を作るとするとテレビとの関連
はどうするんでしょうね。


処で、種村先生は少なくとも Web チャットを出来るくらいの環境は手に入れ
た御様子。ひょっとして News を購読してるなんて事は…ないよなぁ(^^;

>  今回の話は、サブタイトルのフィンは最後に出て来ただけで、ノインとジャン
> ヌ・ダルクの過去についての設定語り話でした。この手の話は冗長に感じられる
> 事が多いですが、今回はノイン役の山口勝平さんの迫真の演技によりその事は気

冷静に見ると設定を口でやり過ぎなんですが、見てる時はそんな事はありませ
んでした。

> ★桃栗町に季節なんてあったのか


>  真冬だと言うのに気温が33度に達している桃栗町。世界各地でも天変地異が
> 続発していると報じられています。
>  稚空の部屋で外を見ながら悩んでいる様子のアクセス。その時、太陽に黒い影
> が。苦しむアクセス。

フィンって一体どれだけの力を持ってるんでしょう。生粋の悪魔(自称(笑))の
ミストより強いんじゃ。

> ★流石にここで良い眺めだとは言わないです

きっとまろん以外はどうでもよいんでしょう。

>  このシーンの都ちゃんのシャツとショートパンツ姿がなかなか良いです。シャ
> ツがお腹出ている辺りも…。真夏の時に長袖を着ていたと言うのは、今年はもの


> ★魔呪符


>  「魔呪鬼」と書かれていたこのお札、原作第16話(全君の話)で初登場した
> ノインが使っていた魔呪符です。アニメでもやっと出て来ましたか。ちなみに原
> 作では「魔呪鬼生」と書かれています。元はフランス人なのに、漢字のお札…と
> 言うのは気にしてはいけないのでしょう。

原作でも気になってました。香港にでも修行に行ったんでしょうか(笑)


> ★ノインの使い魔

>  聖とまろんが車で出て行った事に気付くと、ブーメランでお札を両断してドア
> を開きます。変身前から持っている所を見ると、これが変身アイテムなんでしょ

変身しないでも使えるって便利ですね。

> ★明かされたノインの過去


> 聖   「戦場では男として戦っていたジャンヌ・ダルクでしたが、彼には一人
> の少女としか見えなかったそうです。自分を特別な存在でなく、一人の女性とし
> て接する彼に、ジャンヌダルクも次第に心を許していき、そして、いつしか互い
> に無くてはならない存在になっていったのでした。ある日、彼はジャンヌ・ダル

これって自分で言ってて恥ずかしくないんだろうか?(^^;

> 聖   「神は、悪魔を封印し、世界を守る力を使えるのは、神に全てを捧げた
> 女性のみと告げたそうです(中略)神に全てを捧げる…それは自分が女である事
> を…いや、人間であることすら捨てるという事です! 人としての喜び、怒り、
> 悲しみ、楽しみその全てを。彼は苦しみました。しかし、彼女が本当にそれを望

これって結婚の事かと思ってました。

> 「彼」と三人称でノインの事を話していた聖先生が、話している内に激してきて
> か「私」と一人称で語ってしまう辺りが良かったですね。

気づいた時おおっと思いました。良いですね。

> ★シンドバットになれば一発なのに…

意地張り過ぎ。

> ★ノインの目的


>  正体を現したノインはまろんに迫ります。後ずさりするまろんは、リビングの
> 段差でシリモチをつき、その状態で後ずさりして逃げます。

このアングルにドキドキしてしまいました(^^;

>  ノインは、ジャンヌの生まれ変わりであるまろんを神から解放する為に、ジャ
> ンヌ=まろんが力を使うことが出来る条件=純潔な乙女を人間界で奪おうと、ま

襲うのが女だったら純潔を奪う事になるんだろうか?(^^;

> ★全てはまろんを傷つけるため

> まろん 「う…違う、あなたが神様を信じ切れなかった、だけよ」

ここまで神を信じられるって凄いです。

> ジャンヌ「あなたは神を信じられなかった。神の力は、信じ続けることで生まれ
> るのです」

ではジャンヌが処刑されたのは神を信じられなかった所為と言う事になります
ね。実際一度処刑を免れようと神の声を聞いていないみたいな事を言ったみた
いですし。

>  まろんの周りの人が傷ついたのが全てまろんのせいと決めつけられ、神のバリ

ノインは「周りが傷ついたのはお前の所為」だと言いますが、今までのパター
ンだとまろんは「それは悪魔の所為」と考えるのに、今度はそうは思わなかっ
たようですね。

> ていたのでした。そのためには、全の命さえも平気で奪えるのでしょう。

それでこそ悪魔です。

> ★堕天使降臨
>  変身しようとするまろんにフィンが拒絶の言葉を返すタイミングが絶妙。する
> と、今までの変身の時の言葉はフィンには届いていたのかな?

おそらく聞いていて笑いころげていたんでしょう。

> ★次回予告

短いと思ったら、次の番組の宣伝が入ってました。思いっきり脱力しました…
--
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 村上 智一 ( TomOne ) 福田研究室 ┠┐
┃ 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 ┃│
┃ E-Mail: tomo...@is.aist-nara.ac.jp ┃│
http://fukuda.aist-nara.ac.jp/~tomoka-m/ ┃│
┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛│
└──────────────────────┘

hid...@po.iijnet.or.jp

未読、
2000/01/11 3:00:002000/01/11
To:
佐々木@横浜市在住です。

<2000011010...@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
kei...@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>> 石崎です。

こんにちわ。

>> 神風怪盗ジャンヌ第41話『再会フィン!!劇的悪夢』の感想など。

何だかノーマルなフォローが久しぶりに書けます。(爆)

>>  今月のアニメージュの放映予告欄で東PDがジャンヌのドラマCDと劇場版に
>> 言及されていましたが、マジ?

お子様向けアニメ短編集の中の一本になったりして。
# **まんが祭とか、そんな感じのやつ。

>>  次回予告でアクセスがギャグ顔(点目)になっていたので、ギャグシーンがあ
>> るのかと思ったら、フィン降臨の影響を感じ取ったシーンだったんですね。

やはり点目はギャグシーンを想像しますよね。
アクセスの表情の演技と話の展開が微妙に合わないシーンでした。

>> ★ジャンヌの墓って本当にあんな感じなの?

もし在るとすれば、ジャンヌ・ダルクは後世にて復権したと
聞いた気がしますので、もう少しマシな(小綺麗な)墓がありそうですね。
ただ、本作のストーリーからすると、亡骸をノインが持ち去って居る
という事らしいので、ノインだけの内証の募所であるという事かも。
# 誰も気付かない(とノインが思ってる)ド田舎の墓地の片隅とか。

>>  稚空の部屋で雨の中の凱旋門が映っていましたが、そのフランスで、ジャンヌ
>> の墓参りをしていたノインは、過去のジャンヌの魔女裁判の事を回想しています。

雨の凱旋門、そして雨中の墓参り。ここのシーンのつなぎ方って芸が細かいですね。
# という事に滅多に気付かない私の目は節穴。^^;

>>  このシーンの都ちゃんのシャツとショートパンツ姿がなかなか良いです。シャ

エエですなぁ。上から覗き込みたい。( <- バカ者 ^^;)

>> ツがお腹出ている辺りも…。真夏の時に長袖を着ていたと言うのは、今年はもの
>> 凄い冷夏だったんですね(違)。

今までが今までだけに、真冬なのに暑いとか言われても説得力ゼロ。

>>  桃栗図書館で、ジャンヌ・ダルク関連の本を探しているまろん。真夏並の暑さ

あんなデカイ字の背表紙なのに通り過ぎるなぁ!と思った人は多いはず。(笑)

>> なので、第32話で着ていた種村有菜先生デザインの夏の私服を着ています。

例の「ひもを後ろから引っ張りたくなる服」ですね。
# 終りも近い事ですし、他にも奮発して私服バリエーションとか
# 出ないかなと微かに期待。

>> まろんを地下の駐車場に先に行かせます。正面のドアから出て行こうとしたのに、
>> 先に車の所で待っていてと言われ、駐車場への近道に行くまろん…と言うのはち
>> ょっと不自然に感じました。

ですね。あっちのドアが近道なら普通最初から二人でそっち行きますし。
好意的解釈(また出た ^^;)では、まろんちゃんには図書館の表で
待っていてもらい、車を回すつもりだったともとれますが。

>> 作では「魔呪鬼生」と書かれています。元はフランス人なのに、漢字のお札…と
>> 言うのは気にしてはいけないのでしょう。

稚空)「おかしいじゃないか! なんで漢字なんだ?」
聖) 「別に変ではありませんよ。そもそも呪符というのは東洋の文化ですから。」
稚空)「じゃぁ何でフランス流の魔術アイテムを使わないんだ?」
聖) 「あなたはフランス流の魔術アイテムと言って何を思い浮かべますか?」
稚空)「知るか!」
聖) 「私も知りません。」

# という訳で気にしないほうが良さそうですね。^^;

>> れがシルクみたいな小悪魔の大群に変化して稚空を襲います…。小悪魔の大群に
>> 押し倒され、何とか立ち上がるも押し合いへし合いになってしまいます。
>>  何か襲われているというより遊ばれているようにしか見えません(笑)。

妙にコミカルですよね、ココ。小悪魔というかミニドラゴンというか、
奴等がちっとも凶悪そうに見えないのが最大の問題かも。^^;

>>  今回はこのシーンに尽きると言っても過言ではありません。

良かったです。
今まで、ノインの動機が何となくは判っていたのですが、
今回のノイン(聖センセ)の独白で完全に明かになったのみならず、
その気持ちまでもしっかりと伝わってきました。
もっと言ってしまえば、何だかノインに同情してしまいます。

>> とある同人誌を読んだ時「週何十本も放映されている現状で数ヶ月前に張られた
>> 伏線を覚えている子供などいない」という趣旨の文章が書いてあり、納得する事
>> にしました(笑)。

ちゃんと覚えている「大きいお友達」の立場は?(笑)

>> がより対象を広く取っています。けど、今のまろんを見ていると、とても神に全
>> てを捧げているようには見えないので、原作同様この条件は実際には少し違うの
>> では無いでしょうか。

まろんちゃんは神というよりはフィンの為って感じですからね。

>>  ジャンヌ・ダルクを守ると決意していながら、実際にジャンヌが火あぶりの刑
>> に処せられている時には神に祈っているだけのノイン…自分で助けに行けよとい
>> う突っ込みをしてしまいました。
>>  これが本当に彼が神に祈っていただけなのだとしたら、それは彼が「諦めてし
>> まった」という事なのかもしれません。恐らくシンドバットならそんな事はしな
>> い筈。

このシーンは見たままに解釈すると納得できないですね。
仰有るように祈ってるヒマがあるなら救けろよって感じです。
もしかしたらノインが祈っているのは別な(遠い)場所であり、
火刑が行われた場所には後で行ったのか?とも思ったのですが、
それだとジャンヌの亡骸云々の部分との繋がりがちょっと変になりますし。
あと、歴史的な事も加味すると(うろ覚えですが)ジャンヌを火炙りに
したのは敵軍(イギリスだったかな)だった様な気もするのですが、
そうするとフランス軍の騎士だったノインがその場に居られるはずもないので
ますます話が混乱して来ます。^^;;;;

>>  実は原作では、ノインはジャンヌを部下と共に助けに行こうとして、その途中
>> で悪魔に取り憑かれています。ですから、神が最後まで助けてくれなかった云々
>> という話は、原作では出て来ていません。

やはり、救けに行ったが間に合わなかった、ひざまずいて祈っているのは
祈りながら急いでいたという意味合いのイメージ映像である、
というあたりが良さそうな解釈でしょうか。

>> 集団が待ちかまえています。意を決して突撃する稚空とアクセス。でも、戦って
>> いるというより、悪魔を引き剥がしているという感じですね。変身せずに排除出
>> 来る位ですし。

ここの二人の掛け声も何だか緊迫感が無いのですが。^^;

>>  正体を現したノインはまろんに迫ります。後ずさりするまろんは、リビングの
>> 段差でシリモチをつき、その状態で後ずさりして逃げます。

危ないアングルだ、えへへへへ。と思ったのですが、

>>  原作を読んだ人は、この状態を見て、行け~! 押し倒せ! …と、握り拳を
>> 作っていたに相違有りません(嘘)。

どうやら正しい反応だった様で安心しました。(爆)

>> めます。神のバリヤーに手を突っ込んだノインの白い手袋が黒くなっているのは、
>> 神のバリヤーの影響で負傷しているという事なのでしょう。

ああ、そうか、そうですよね。
手袋が破けるとかしてくれれば、もっと判りやすい気がしますが。

>> ンヌの魂を汚す存在として憎悪しています。これまでの話では、ノインがまろん
>> からジャンヌの魂を奪ってどうしたいのかが不明だったのですが、神様の玩具に
>> されているジャンヌの魂に安らぎを与える事が目的だった訳ですね。

でも、まろんちゃんが死ぬとまた別な誰かがジャンヌの魂を
受け継いで生まれ変わるとか想像しないんでしょうか。
その前にノインが連れ去るのか。
愛するものと一緒に魔界に墮ちるのもいとわないと。

>>  聖先生のこれまでの行動を見ていると、まろんの心を傷つけるというよりも、
>> 自分にまろんの心を向けさせる為の行動が殆どだったような気がします。心のど
>> こかでは、まろんがジャンヌの生まれ変わりだと気付いていて、まろんを求めて
>> いたという事でしょうか。

自分に注意(心?)を寄せさせて、ノインという男のことを
思い出して欲しかったとか。

>> たのは誰でしたっけ。今回も、首を絞められ、持ち上げられているのにあれだけ
>> 喋っているのは凄い。

最初は爪先立ちだったのが後々には完全に持ち上がってましたね。
やはり重力制御はジャンヌの十八番なのでしょう。(違)

>>  まろんの神様を信じ切れなかっただけよという言葉に、ジャンヌの言葉を思い
>> 出し、まろんにジャンヌ・ダルクを重ね合わせて見ているノイン。でもそれを言
>> っているまろん自身、神様の事を本当に信じてます?

信じきっていてもやっぱり火刑にされたと思いますけどね。
殉教者として納得して死ぬ(死者を見送る)事が出来るかどうか
という差ぐらいでしょうか。違いがあるとすれば。
でもやはり残されるほうは納得できないと思います。

>>  稚空はまろんに真相を話そうとしますが、その前に悪魔がまろんの部屋に続々
>> と現れます。ノインも驚いている所を見ると、かなり意外な出来事のようです。

しかも、この悪魔どもはノインまで襲ってますね。
下っ端中の下っ端のバカ悪魔なのでしょうか。(笑)

>>  変身しようとするまろんにフィンが拒絶の言葉を返すタイミングが絶妙。する
>> と、今までの変身の時の言葉はフィンには届いていたのかな?

なんだかあっち(魔界?)で嘲笑ってるフィンを想像してしまって
結構、嫌~んなシーン(というか台詞というか)です。

>>  悪魔の大群を従えて、まろんの前に現れたのは、愛らしい準天使フィンとはあ
>> なりにも異なる堕天使フィンの姿でした。

オープニングのお姉さんとは微妙に雰囲気が違うように見えますねぇ。
本編の大フィンは小フィンをそのまんま拡大した感じです。

>> たいですね。フィンちゃんが何故堕天使になったという話…ちゃんとやるのでし
>> ょうか? それ以前に何故墜ちたかの設定はどうなっているのでしょうか?

最初から一貫して堕天使(落ちる前はナシ)という公算が大きそうな。^^;;;

では、また。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hid...@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Keita Ishizaki

未読、
2000/01/12 3:00:002000/01/12
To:
石崎です。

japan.anime.pretty,fj.rec.animation の
<85erhr$n...@infonex.infonex.co.jp> の
記事において 2000年01月11日(火) 18時01分47秒頃、
hid...@po.iijnet.or.jpさんは書きました。
>佐々木@横浜市在住です。

 こんにちわ。

>>> 神風怪盗ジャンヌ第41話『再会フィン!!劇的悪夢』の感想など。
>
>何だかノーマルなフォローが久しぶりに書けます。(爆)

 確かに(誘爆)。

>お子様向けアニメ短編集の中の一本になったりして。
># **まんが祭とか、そんな感じのやつ。

 同時上映はどれみだったりして(嘘)。

>>> ★ジャンヌの墓って本当にあんな感じなの?


>
>エエですなぁ。上から覗き込みたい。( <- バカ者 ^^;)

 都ちゃんがかがみ込んだ瞬間がチャンスです(つられる馬鹿)。

>>>  桃栗図書館で、ジャンヌ・ダルク関連の本を探しているまろん。真夏並の
暑さ
>
>あんなデカイ字の背表紙なのに通り過ぎるなぁ!と思った人は多いはず。
(笑)

 本の背の高さがみんな同じで、百科事典並の本ばかりなんだろうと言うのも気
にしてはいけないんでしょうね。第10話で桃栗図書館が出たときも同じでした。

>>> なので、第32話で着ていた種村有菜先生デザインの夏の私服を着ています。
>
>例の「ひもを後ろから引っ張りたくなる服」ですね。
># 終りも近い事ですし、他にも奮発して私服バリエーションとか
># 出ないかなと微かに期待。

 都ちゃんの今回の服はそう言えばお初でしたね。

>>> 作では「魔呪鬼生」と書かれています。元はフランス人なのに、漢字のお札
…と
>>> 言うのは気にしてはいけないのでしょう。
>
>稚空)「おかしいじゃないか! なんで漢字なんだ?」
>聖) 「別に変ではありませんよ。そもそも呪符というのは東洋の文化ですか
ら。」

 …ふと妄想してみました。

■突然妄想劇場 実は聖先生は…

稚空  「昔、中国にでもいたのか?」
聖   「そうですよ。少し前、香港にいた事がありまして、その時には西洋と
東洋の呪術をミックスして、魔法カード等を作っていました」
稚空  「どこかで聞いたような話だな」
聖   「その頃の私は、本名のノイン・クロードをもじって、クロウ・リード
と名乗っていました」
稚空  「まさか、そのカードがクロウカードとか言い出さないだろうな」
聖   「そうですよ。何で判りました?」
稚空  「じゃあ、今衛星で出ているエリオルとか言うのは…」
聖   「そうです。私の変化した姿の一つですよ」
稚空  「地上波の再放送でエリオルが出て来たらどうすんだ?」
聖   「大丈夫です。その為にジャンヌが終わるのですから」
稚空  「な、なんだとぉぉ!」

#意外な所にジャンヌ終了の真実が(嘘です)。

>妙にコミカルですよね、ココ。小悪魔というかミニドラゴンというか、
>奴等がちっとも凶悪そうに見えないのが最大の問題かも。^^;

 ノインの使い魔なので、実は量産型シルクだったりして(嘘)。

>今まで、ノインの動機が何となくは判っていたのですが、
>今回のノイン(聖センセ)の独白で完全に明かになったのみならず、
>その気持ちまでもしっかりと伝わってきました。
>もっと言ってしまえば、何だかノインに同情してしまいます。

 何だかノインの台詞を聞いている限りは、神様は自らの創造物の魂を弄んでい
る極悪人にしか見えません。
 特にノインが「また愚かな行為を繰り返そうとしている」と言っている辺り、
魔王のやっている事自体、神の策謀だったりして…。

>>> がより対象を広く取っています。けど、今のまろんを見ていると、とても神
に全
>>> てを捧げているようには見えないので、原作同様この条件は実際には少し違
うの
>>> では無いでしょうか。
>
>まろんちゃんは神というよりはフィンの為って感じですからね。

 実は力の源は神様に全てを捧げる事ではなく、信じる心なのかなと思います。
 だから、本当は信じてさえいれば全てを捧げる必要なんて無いのかも。

>それだとジャンヌの亡骸云々の部分との繋がりがちょっと変になりますし。
>あと、歴史的な事も加味すると(うろ覚えですが)ジャンヌを火炙りに
>したのは敵軍(イギリスだったかな)だった様な気もするのですが、
>そうするとフランス軍の騎士だったノインがその場に居られるはずもないので
>ますます話が混乱して来ます。^^;;;;

 詳しい方に突っ込んで頂きたいのですが、確かイギリス軍に引き渡されたジャ
ンヌは魔女裁判の末に処刑されますが、実はシャルル7世が身代金を払えば、ジ
ャンヌの命は助けられたと聞き及んでいます(だから聖先生が助けようと思えば
助けられたと言っていた)。

>やはり、救けに行ったが間に合わなかった、ひざまずいて祈っているのは
>祈りながら急いでいたという意味合いのイメージ映像である、
>というあたりが良さそうな解釈でしょうか。

 そこまで考えての演出とは思えない…(笑)。
 それから、原作では心の隙を悪魔に突かれたのに対し、アニメでは自ら悪魔に
魂を売った設定になっていますね。

>>> 集団が待ちかまえています。意を決して突撃する稚空とアクセス。でも、戦
って
>>> いるというより、悪魔を引き剥がしているという感じですね。変身せずに排
除出
>>> 来る位ですし。
>
>ここの二人の掛け声も何だか緊迫感が無いのですが。^^;

 ひょっとして、暗い展開の場を和ませようという演出なんでしょうか(笑)。

>>>  正体を現したノインはまろんに迫ります。後ずさりするまろんは、リビン


グの
>>> 段差でシリモチをつき、その状態で後ずさりして逃げます。
>
>危ないアングルだ、えへへへへ。と思ったのですが、

 流石第6話でまろんに危ない声を出させた演出の方だと思ったのですが(爆)。

>>>  原作を読んだ人は、この状態を見て、行け~! 押し倒せ! …と、握り
拳を
>>> 作っていたに相違有りません(嘘)。
>
>どうやら正しい反応だった様で安心しました。(爆)

 原作の設定が無理だとしても、別にあの状態のまま首を絞めても良かったと思
うのですが(おい)。

>ああ、そうか、そうですよね。
>手袋が破けるとかしてくれれば、もっと判りやすい気がしますが。

 ノインの状態の時はいつも手袋でしたよね。実は手袋を取ると人間の手じゃ無
いとか。
#004みたいに。

>でも、まろんちゃんが死ぬとまた別な誰かがジャンヌの魂を
>受け継いで生まれ変わるとか想像しないんでしょうか。
>その前にノインが連れ去るのか。
>愛するものと一緒に魔界に墮ちるのもいとわないと。

 原作では、まろんの持っている魂は、「唯一生まれ変わる事の出来る魂」とい
う事になっています。ですから、ジャンヌ以前にも、同じ魂を持った存在がいた
ようです。原作では卑弥呼と楊貴妃が描かれていました(笑)。
 恐らく、次回に堕天使フィンちゃんが解説して下さるかな。アニメでは設定が
異なっているかもですが。

>自分に注意(心?)を寄せさせて、ノインという男のことを
>思い出して欲しかったとか。

 ジャンヌの魂に安らぎを与える事よりも、本当は転生したジャンヌと共にあり
たいと言うのが彼の本心なのでしょうね。

>最初は爪先立ちだったのが後々には完全に持ち上がってましたね。
>やはり重力制御はジャンヌの十八番なのでしょう。(違)

 しかも、足が宙に浮いた状態で、ノインが手を緩めたのにも関わらず、まろん
が下に落ちる事が無かったという事も気にしてはいけないのでしょう。
 やっぱり重力制御だ(笑)。

>信じきっていてもやっぱり火刑にされたと思いますけどね。
>殉教者として納得して死ぬ(死者を見送る)事が出来るかどうか
>という差ぐらいでしょうか。違いがあるとすれば。
>でもやはり残されるほうは納得できないと思います。

 どうもジャンヌのテーマの一つとして「信じること」と言うのがあるみたいな
のですが、この場合ジャンヌが言っていたのは神様の事ではなくて、何か別のも
のなのかも。それが何なのかと言われると判りませんが。

>なんだかあっち(魔界?)で嘲笑ってるフィンを想像してしまって
>結構、嫌~んなシーン(というか台詞というか)です。

 実際笑っていたんでしょう。原作で出た、あの台詞は出るかな?

>>>  悪魔の大群を従えて、まろんの前に現れたのは、愛らしい準天使フィンと
はあ
>>> なりにも異なる堕天使フィンの姿でした。
>
>オープニングのお姉さんとは微妙に雰囲気が違うように見えますねぇ。
>本編の大フィンは小フィンをそのまんま拡大した感じです。

 書き忘れていましたが、原作であったフィンが大フィンに変身するシーンが省
略されたのは納得いかーん(自爆)。
#もちろん、変身シーンは裸です(笑)。

>最初から一貫して堕天使(落ちる前はナシ)という公算が大きそうな。^^;;;

 それは無いと思いたい。

 では、また。

------------------------------
石崎啓太(E-Mail:kei...@fa2.so-net.ne.jp

MURAKAMI Tomokazu

未読、
2000/01/13 3:00:002000/01/13
To:

村上 @奈良先端大です。

<2000011223...@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
kei...@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

> 石崎です。
> >佐々木@横浜市在住です。
> >>> 神風怪盗ジャンヌ第41話『再会フィン!!劇的悪夢』の感想など。


> >お子様向けアニメ短編集の中の一本になったりして。
> ># **まんが祭とか、そんな感じのやつ。
>  同時上映はどれみだったりして(嘘)。

りぼん祭とか言ってりぼんの他の漫画がアニメ化だったら嬉しいです。
『ミントな僕ら』だったら危なくなって、『パートナー』なら恐くなる…

>  詳しい方に突っ込んで頂きたいのですが、確かイギリス軍に引き渡されたジャ
> ンヌは魔女裁判の末に処刑されますが、実はシャルル7世が身代金を払えば、ジ
> ャンヌの命は助けられたと聞き及んでいます(だから聖先生が助けようと思えば
> 助けられたと言っていた)。

「不思議発見」ではシャルル7世はジャンヌを疎んじるようになり、側近を遠
ざけジャンヌが捕まる原因を作ってました。これだと間違っても助けるなんて
事はないかも知れません。

hid...@po.iijnet.or.jp

未読、
2000/01/14 3:00:002000/01/14
To:
佐々木@横浜市在住です。

<2000011223...@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
kei...@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>>  …ふと妄想してみました。

実はちょっとだけ、頭をよぎりました。
香港->大阪->桃栗町という聖センセの遍歴パターン。^^;
で、怪しい関西弁を駆使するノインという所まで行って止めました。(笑)

>> #意外な所にジャンヌ終了の真実が(嘘です)。

マントスタイルは似てますねぇ。(笑)

>>  何だかノインの台詞を聞いている限りは、神様は自らの創造物の魂を弄んでい
>> る極悪人にしか見えません。

ですです。それに聖センセのあの台詞の部分は感情がこもってる所為も
有るのでしょうがとても説得力があります。^^;

>> >というあたりが良さそうな解釈でしょうか。
>>  そこまで考えての演出とは思えない…(笑)。

得意なもので。好意的な解釈が。^^;

>>  原作の設定が無理だとしても、別にあの状態のまま首を絞めても良かったと思
>> うのですが(おい)。

そうですね。またがっていただいて ...(誘爆)

>>  ノインの状態の時はいつも手袋でしたよね。実は手袋を取ると人間の手じゃ無
>> いとか。
>> #004みたいに。

顔(首から上)以外はミイラだったり、ゾンビだったり、無かったりすれば
結構ホラーな感じで嫌~度アップなのですが。^^;

>>  原作では、まろんの持っている魂は、「唯一生まれ変わる事の出来る魂」とい
>> う事になっています。ですから、ジャンヌ以前にも、同じ魂を持った存在がいた
>> ようです。原作では卑弥呼と楊貴妃が描かれていました(笑)。

卑弥呼は悪魔退治ぐらいしてても違和感ないですが、
楊貴妃はどうなんでしょう。イメージとしては美味しいもの食べて
のんびり人世を送ったっぽいのですが。^^;;;;;;

>>  恐らく、次回に堕天使フィンちゃんが解説して下さるかな。アニメでは設定が
>> 異なっているかもですが。

ノインの発言からは、魂自体の属性として生まれ変われるとも
魂は平等なのだがジャンヌの魂だけ選ばれているともどちらとも
受け取れる気がします。つまり、その設定をナシにしても可と。

>>  どうもジャンヌのテーマの一つとして「信じること」と言うのがあるみたいな
>> のですが、この場合ジャンヌが言っていたのは神様の事ではなくて、何か別のも
>> のなのかも。それが何なのかと言われると判りませんが。

信じる事の対象として、わざと抽象的(胡散臭いとも言う)な「神様」を
設定して、実際の信じる対象は好きに解釈して下さいってなトコなのかも。
まろんちゃんの場合は「裏切らない誰か」なら誰でもいい感じ。(依存系)
でも、そんな都合のいい相手は居ないって事に気付いて大人になるのかなぁ。

>>  書き忘れていましたが、原作であったフィンが大フィンに変身するシーンが省
>> 略されたのは納得いかーん(自爆)。
>> #もちろん、変身シーンは裸です(笑)。

それは由々しき問題ですね。やはり原作は尊重しないと。(爆)

Eagle@Tokyo

未読、
2000/01/14 3:00:002000/01/14
To:
Eagle@biglobeです。

"Keita Ishizaki" <kei...@fa2.so-net.ne.jp> wrote in message
news:2000011010...@fa2.so-net.ne.jp...
> 石崎です。

ども。他方のスレッドは活発化する一方のようで。
私などは気力がついていかないので(^^;。

> 神風怪盗ジャンヌ第41話『再会フィン!!劇的悪夢』の感想など。

>  原作第18話が掲載された当時、ノインがまろんの純潔を奪うために襲いかか
> るというふしぎ遊戯みたいな展開に、これをアニメでやる事は出来るのか? …

あう、そういう展開多い漫画のようですねぇ(笑)。

>  今回の話は、サブタイトルのフィンは最後に出て来ただけで、ノインとジャン
> ヌ・ダルクの過去についての設定語り話でした。この手の話は冗長に感じられる

はい。ちょっとサブタイトルと前回の予告にだまされた気分です。

>  真冬だと言うのに気温が33度に達している桃栗町。世界各地でも天変地異が
> 続発していると報じられています。

スケート場やスキー場はさぞかし困ったことでしょう。

> 裁判長 「判決を下す。神の教えは教皇にのみ下るもの。しかるにジャンヌダル
> クは、神からのお告げを聞いたと言うが、そんな事はあり得ない。それは悪魔の
> 命令を受けたのだ。悪魔の甘言を神の教えと偽り、教皇の権威を貶めた罪は重い。
> よって、ジャンヌダルクを火あぶりの刑に処す!」

はぁ、なるほど。そういうことですか。単純に魔女だからかと思って
たのですが。

>  このシーンの都ちゃんのシャツとショートパンツ姿がなかなか良いです。シャ
> ツがお腹出ている辺りも…。真夏の時に長袖を着ていたと言うのは、今年はもの

ちょっとだれた雰囲気がグーです(^^;。

>  桃栗図書館で、ジャンヌ・ダルク関連の本を探しているまろん。真夏並の暑さ

さすがに、冷暖房完備なんですよねぇ。大昔はたまにお世話に
なっておりました。

>  そうこうしている内に太陽に黒点が増えています。

あれを観測していた人がいたんではないのでしょうか?

>  駆け込んできた稚空に、意味深な事を言った聖は、正面の扉をお札を使って封
> 鎖します。

あまり意味のない行動のような気がします。まぁ、時間稼ぎのつもり
なのでしょうけど。すぐ破られるのがわかってるはず。

>  稚空が追いかけてくるのに気付いた聖先生は、車から大量にお札を投げるとそ
> れがシルクみたいな小悪魔の大群に変化して稚空を襲います…。小悪魔の大群に
> 押し倒され、何とか立ち上がるも押し合いへし合いになってしまいます。

もっと強力なのないんでしょうか。まぁ、これも時間稼ぎにして
おきましょう。

> クに結婚を求めます。しかし、ジャンヌダルクは頑なに拒んだのです(中略)自
> 分には果たすべき、神から与えられた使命。敵軍に取り憑いた悪魔を封印する使
> 命がある。それを果たし終えるまで待ってと」

使命感に燃えてたんですねぇ。純粋であったと。
でもねぇ、恋愛と使命の両立もできないようではねぇ。

>  今回はこのシーンに尽きると言っても過言ではありません。

はい。まぁ、考えてたとおりともいえますが(^^;。

> に原作では一切伏線が張られておらず、ノインの告白は突然で、びっくりしたも
> のです。

その方がいいような気がします。

> とある同人誌を読んだ時「週何十本も放映されている現状で数ヶ月前に張られた
> 伏線を覚えている子供などいない」という趣旨の文章が書いてあり、納得する事
> にしました(笑)。

ターゲット年齢を考えるとそうなるでしょう。デジモンだってねぇ、
ですし。

>  ジャンヌ・ダルクを守ると決意していながら、実際にジャンヌが火あぶりの刑
> に処せられている時には神に祈っているだけのノイン…自分で助けに行けよとい
> う突っ込みをしてしまいました。

ナーイスな突っ込みですね。愛してれば当然の行為です。

>  それ以前にジャンヌを見殺しにしたのは、神だけでなくフランス王シャルル7
> 世も同罪な筈…。フランス王には復讐しなくて良いの?

既に死んじゃった人ですし。実は既にしたとか。
やはり、宗教裁判がらみの人には一通り復讐したのでしょうねぇ。

>  実は原作では、ノインはジャンヌを部下と共に助けに行こうとして、その途中
> で悪魔に取り憑かれています。ですから、神が最後まで助けてくれなかった云々
> という話は、原作では出て来ていません。

悪魔に取り付かれても行きそうな気がしますが。

>  オルレアンの入り口まで辿り着いた稚空とアクセス。しかしそこにも小悪魔の

しかし、何故ジャンヌの家に行ったのでしょう?
殺しの美学のためでしょうか。

>  原作第17話ラストでまろんをソファに押し倒した聖先生はノインの正体を現
> すと、自分の過去について話、続いてまろんの純潔を奪おうとするシーンがあり
> ます。

そういう話、好きなんですねぇ。原作書いてる人(笑)。

>  ノインは、ジャンヌの生まれ変わりであるまろんを神から解放する為に、ジャ
> ンヌ=まろんが力を使うことが出来る条件=純潔な乙女を人間界で奪おうと、ま
> ろんに襲いかかるのですが、アニメの設定ではまろんの純潔を奪う意味が無いの
> で、残念ながら原作の当該シーンを再現するのは、放送コードの問題を抜きにし
> ても難しいでしょうね。というか、そういうシーンを入れなくても良い設定にし
> たとか(違)。

当然でしょう(^^;。

>  アニメではまろんがジャンヌ・ダルクの生まれ変わりである事を認めず、ジャ
> ンヌの魂を汚す存在として憎悪しています。これまでの話では、ノインがまろん
> からジャンヌの魂を奪ってどうしたいのかが不明だったのですが、神様の玩具に
> されているジャンヌの魂に安らぎを与える事が目的だった訳ですね。

つまり、オリジナル至上主義なわけです(^^;。
要は、まろんを殺したいだけということで。シンプルでよいのでは
ないでしょうか。

>  ノインの目的が判明しましたが、神のバリヤーがあって近付く事が出来なかっ
> たとか、周囲の人間を傷つけてという件はちょっと奇妙に感じました。
>  聖先生の姿であればまろんに簡単に接触できていますし、周囲の人間を傷つけ
> ていたのは、全君は別としてノインで無くミストの方だった訳ですから。

それもありますが、一連の事件でまろんの心がちぃっとも弱く
なったと思えないあたりがなんとも。

>  聖先生のこれまでの行動を見ていると、まろんの心を傷つけるというよりも、
> 自分にまろんの心を向けさせる為の行動が殆どだったような気がします。心のど
> こかでは、まろんがジャンヌの生まれ変わりだと気付いていて、まろんを求めて
> いたという事でしょうか。

気を引くだけの行動とは思えないのも確かですが、印象付けを行って
いるのは確かかも。

>  原作のノインの設定であれば、ノインがジャンヌを直接攻撃しないのも、全の
> 命を奪ったのも、全てはシンドバットとジャンヌの仲を裂き、神からジャンヌを
> 解放して自分とジャンヌがくっつく為という事で納得が行くのですが。

これは確かにそう思います。

> まろん 「私と稚空の仲を引き裂くためだけに全君を利用したの!? それだけの
> ために全君を殺したの!?」
>  …とノインを叩いて怒ってから泣く場面です。首締められていたから仕方がな

妥当な展開ですね。

>  アニメでは、ジャンヌの魂を汚す存在として見ていたまろんをジャンヌと同等
> の存在として見られるようになるまでを描いていくのでしょうか。正反対な描き
> 方です。

描くだけの時間ありますかねぇ。と心配になりますけど。

> たが、原作では桃栗遊園地でフィンこそが魔王の手先であるとまろんに話してい
> ます。

それ、まろんは信じないんですよね。

>  悪魔の大群を従えて、まろんの前に現れたのは、愛らしい準天使フィンとはあ
> なりにも異なる堕天使フィンの姿でした。

ちなみに、最初から堕天使なんですか?
記憶の封印かなにかでしょうか。

>  ノインの正体同様、アニメでは散々伏線を張りまくっていたフィンの正体です
> が、原作ではやはり殆ど伏線が張られていなかったので、第19話ラストで正体
> が明らかになった時には議論が沸騰したものです。

最初からでてますからねぇ(^^;。

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