電気料金の値上げ

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yona

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Oct 14, 2010, 1:48:31 AM10/14/10
to 屋久島再生
屋久島の電気料金は本土と比べて割高になっています。
世界的にも稀な降雨量による水力発電でまかなわれていて、
ほとんど燃料費不要のはずなのにおかしなことです。
しかも更なる値上げの恐れが出てきているそうです。

昨年末、発電業者の屋久島電工から配電業3者へ
売電価格を1.5円/kWh値上げしたいとの申し入れがあったそうです。
理由は渇水時対応のための火力発電施設の老朽化とのこと。
その更新に巨額の費用が必要になったのだそうです。

それを受け入れたら住民に価格転嫁しなければならない、
ただでさえ高いのに住民が納得するわけがないと、
配電業3者は交渉を続けてきたそうです。
屋久島電工は総費用の半分を住民負担としてきたのですが、
その割合を減らすよう申し入れるとのことです。

聞くところによるとこうした取りまとめをしているのは、
種子屋久農協の小脇清治常務だそうです。
上屋久電気組合の日高十七郎組合長は協議会にも出てこなかった。
そのためなかなか協議も進まなかったのだそうです。
値上げは町長の了解が必要との規定があるので
責任を取りたくないために逃げ回っているとの噂です。

ところでそもそもここは自然エネルギーの島として売り出しています。
そして電気自動車のモデル地区などに指定されています。
しかしそれが住民の過分の負担で成り立っているとしたら、
根本的におかしいと思います。

屋久島電工は長引く不況で本業の方が思わしくないそうです。
もしその穴埋めに住民のお金が使われでもしたらたまりません。
ここは屋久島電工の経理すべてを厳密にチェックして、
純粋に売電にかかる費用を計算して、
現在の価格が妥当かどうか追求する必要があります。
私企業といっても電気は公共事業です。

そして今までのいきさつがあるのですぐには難しいとしても、
将来の屋久島の電気事業のあり方を明確に描いて、
一歩一歩それに近付くよう努力するのが行政の責任といえます。
今は全くビジョンなしで行き当たりばったりです。
将来展望などなく右往左往するばかりです。
その結果、どんどん本土との格差が開く一方です。
今度の町長選ではこの課題にも、
正面から取り組む人を選ばなければなりません。

yona

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Oct 14, 2010, 8:58:32 PM10/14/10
to 屋久島再生
電気料金は計算方法が違うので簡単には比較できませんが、
屋久島で月5000円払っている人だと、
本土では3500円ほどで済むようです。
高い高いと言われているガソリンよりも大きな違いです。

この差は発電事業から来ているのでしょうか。
それとも配電事業からでしょうか。
上屋久電気施設協同組合が配電事業でかなりの利益をあげて、
それが町の収入になっていることを
旧上屋久エリアの一部の住民が問題にしているそうです。
そもそも協同組合が利益を上げること自体がおかしいはずです。
価格を下げるべきだし利益を組合員に分配するべきです。
こんなことがなぜ今まで問題にならなかったのか不思議です。

屋久島電工の値上げ申し入れは、
ここに付け込まれたのだと説明してくれた人がいます。
値上げ分は配電者で十分吸収できるはずだ、
住民には値上げにならずに済むのではないかという訳です。

tami yakuno

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Oct 15, 2010, 1:16:51 PM10/15/10
to 屋久島再生
電気料金については、たしか合併前に旧上屋久町が利益が出た電気会計を一般会計へ算入させた問題がありましたね。
利益分については、「町民へ還付するべきだ!」と看板などを立てて抗議したのは渡邊議員だったと思います。

今回の町長選に出馬を考えているある人物は、屋久島電工とかなり親密な関係だと聞いています。
そのため、実は今回の値上げ話が「渇水時対応のための火力発電施設の老朽化」が真の理由ではなく、
すでに、次期町長選挙のための布石として昨年から利用されているのではと、ついつい勘ぐってしまいます。
もちろん、これはあくまでも私個人の仮説ですが、このタイミングで出されると……う~んと考えてしまいます。

少し考えただけでも、この話は選挙へのさまざまな画策へとつなげられますね。

住民としては、停電がほとんどない安定した質のよい、そして価格の安いクリーンな電力を求めているのですが、
質の悪い電気のせいで、電気釜やPC、エアコンなどが壊れやすいと言われている世界自然遺産の屋久島の電気事情を
屋久島の議会や行政はどう考えているのでしょう……

ため息ばかりが、出てしまいますね。
屋久島の行政と議会議員の皆さん、世界は動いていますよ。

もう少し屋久島外ですでに取り組まれているエネルギーについて勉強してください。

yona

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Oct 16, 2010, 9:57:19 PM10/16/10
to 屋久島再生
渡邉博之議員は、最近もこの問題を議会で取り上げていました。
旧上屋久エリアの住民だけが払ったお金を町に入れる、
つまり全島で使うのはおかしいということだったと思います。
町長からは相変わらず明確な回答はなかったはずです。

ところでこれは、旧上屋久エリア出身の議員全員が一致して
問題にしなければならないことです。
しかし賛同する議員は一人もいないようです。
これは出身地の住民に対する裏切り行為といえます。
(それともどうぞ使ってくださいという博愛主義者でしょうか)。

ともかくこの島では、発電者、配電者、行政、議会、
それぞれ自分のことだけで住民のことなど何も考えていません。
しかしそんな中で、
安房電気利用組合は岩山光清組合長になって改革されたと聞きました。
また種子屋久農協もつい最近常務になった小脇清治氏が、
きっと変えてくれると期待します。
けれども最後は行政(町長)が住民の味方になって、
全体の改革を主導しない限り希望は持てないですね。

yona

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Oct 17, 2010, 9:33:25 PM10/17/10
to 屋久島再生
屋久島の電気は昔は本土より安かったと聞きました。
そこで50年前の1960年代と比較してみました。
屋久島電工の販売単価は約3.8倍になっています。
比較のため東京電力の電気代を調べたら、
同期間で1.7倍ほどにしかなっていません。
これではべらぼうと言ってもいいくらいの値上げですね。
屋久島の人はこうした事実を知らされていて、
その上で納得してきたのでしょうか。

ところで設備更新のための値上げというのは、
考えてみると原理的におかしいですね。
今の施設を作った時、その費用が料金に上乗せされたはずです。
その分は償却の終った時点かどこかで、
元に戻されなければならなかったはずです。
それをそのままにして、更に新規に上乗せするのは2重取りですね。
しかもこのところデフレ続きで物価は下がり、
また歴史上稀な超低金利の時代ですから、
総費用は前回より少なくて済むはずです。
どうも値下げ要因ばかりで値上げの必然性は全くないと思われます。

yona

unread,
Oct 18, 2010, 8:34:52 PM10/18/10
to 屋久島再生
電気料金というのは全国どこでも累進的になっています。
しかし屋久島ではいくら使っても一律の単価です。
従って一般住民にとってはかなり割高なのですが、
大口需要者にとっては本土より安かったりするそうです。
これはエコを売り物にする島としてはおかしいですね。
浪費する人を優遇して、節約する人に負担を強いているのですから。

昔は料金計算が大変でこうなったのかもしれません。
しかし今ならどんなちゃちなパソコンでも
こんな計算など即座にできます。

それでも放ってあるのは、
町や組織のお偉方はお金持ちで、たくさん電気を使うので、
彼らにとってはこのままの方が良いということなのでしょうか。
貧しい一般住民のことなど誰も考えていないという証ですね。
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